前回同様、細かい工夫的なものを。良くある「裏技」と違い、どれも必ずしもうまく行くとは限らない。
1. 眼鏡のネジロック(になるか?)
運転用の眼鏡は構造が今一つなのか、右側のネジが緩みやすい。今までに2回、危うくネジが外れそうになったことがあった。車内で掛けるので、外れて落ちたら まずネジは見つからないだろうから、ネジロックで固めたかった。
しかも、2回目は運転中に、右側に虫みたいなものが見えると思ったらネジが緩んで抜け掛かっていたので、結構危なかった。
が、それだけのために安くないものを買いたくなかった(どうせ、しばらくしたら乾いて固まる気がしたし)。そこで考えたら、木工用ボンドが浮かんだ。
強度が弱そうだし、水にも弱そうだが、ガッチリ固まらなさそうなのは好都合かも知れないので、緩む側のネジの上下に塗って試してみた。それから、緩みが分かるように、マジックで印を付けた。 → それから約4か月経ったが、印はズレていないので、まだ緩んでなさそうだ。また、塗ったボンドは剥がれずに残って居るようだ。でも、1年は見ないと駄目な気はする。
- 眼鏡のネジの緩み止めに、木工用ボンドを塗ってみた。
- 木工用ボンドを眼鏡のネジロック替わりにして4か月後: まだ緩まず。
- ボンドは残って居るようだ。 (色を強調)
2. PCケースのリセットボタンを修理した。
今のPCケース(Antec P150)は元々プラ部品が弱かった※うえに10年以上使っているため、ある時リセットボタンを押したら、脚(支え兼バネ)が折れて中に落ちて(入って)しまった。
※例: 買ってほどなく、光ドライブベイのイジェクトボタンのバネ(プラ)が折れた。
リセットボタンは滅多に使わないから そのままでも問題ないが、外見が良くないので、ちょっと直した。
折れた脚をどうするかだが、2本のうち残って居る側は折れたところを接着剤で貼り、取れてしまった側は、柔軟性と耐久性のありそうな結束バンドの切れ端を貼ってみた。
いかにも弱そうで、すぐ剥がれそうだが、数回押した限りでは大丈夫だったので、これで様子を見ることにした。まあ、滅多に使わないので、見た目が良ければ問題ないw
- 壊れて外れたPCケースのリセットボタン
- 壊れたリセットボタン: 穴に入れた状態。折れが分かるように回転させてある。上は電源ボタン
- 壊れたリセットボタンを修理した。: 結束バンドの切れ端を折れた脚の代わりに貼った。
3. (即席)ヘッドフォン掛けを作った。
ヘッドフォンはPCの上に載せていたのだが、アンプの改良をしていて場所がなくて置き場所に困ったので、PCに掛けるようにした。作ったあとに見た、こういう製品※に似たイメージである。
※いちゃもんになってしまうが、これだと、ヘッドフォンが重いとディスプレイが傾く気がする・・・
ヘッドフォンが邪魔にならなければ充分なので余り手間を掛けたくなかったのだが、結局 3回作り直した。
最初のプロトは、アンプに使ったリレーが入っていたレール(プラ)※を安直にPCケースに載せて、針金と耐震ジェルシートで固定した。: 実用上は充分だったので、この線で見栄えを良くすることにした。
※プラだけど、パイプになっているうえに溝があるせいか、それほど弱くないようだ。
次はレールの代わりに竹製の菜箸を使った。ナチュラルな感じは良かったが、箸は丸くて安定しないのと、滑り止めに使ったコードの被覆(灰)が若干目立つのが気に入らなかった。
そこで、レールを復活させ、針金を銀(ステンレス)に、ジェルを透明なものにして目立たないようにした。: まずまずで、改良したい点はある(例: ヘッドフォンが滑り落ちないようにしたい)が、まあ これで良かろうw
- PCにヘッドフォン掛けを付けた。 (プロト)
- PCヘッドフォン掛けの第1版
- PCヘッドフォン掛けの第2版
4. 「ワセリンをハンドクリームに」を試し始めた。
去年、白色ワセリンをハンドクリームなどの代わりに使うことを書いたが、少し前まで本物のクリームが残っていたため、近頃ようやく試し出した。
今のところは悪くない。使用量はクリームより少量で いい感じだ。ただ、硬めなので、均等に伸ばす(広げる)のは少し面倒かも知れない。
心配していたベトつきは ひどくない。逆に、顔に関しては本物のクリームよりいい気がしている。本物は帰宅したら顔を洗わないとベトつきが嫌だったが、ワセリンはそれほどでもない。
5. 複数の店で どこが安いか分からない時に (ドル・コスト平均法の実生活応用版?)
近くの複数の店で同じもの(例: ペットボトルのコーヒー)が売っていて、どちらが安いか分からない時の案である。
いくら店が近くても戻るのは面倒・無駄なので※、一方通行・一筆書きで考える。また、ものは多少多目に買っても良い(保存の効く消耗品)とする。
※もちろん、このために その店に行くのでなく、全部の店で それぞれ買うものがあって、ついでに買うというスタンスである。
その時、それぞれの店で1個(同じ数であれば可)ずつ買えば、どちらが安くても大きな損はしない。常にそれらの店の平均価格で買える。ただ、最安では買えないので、すごい得もしない。
なお、本当のドル・コスト平均法は一定の額での購入を繰り返すので、この場合なら、いつ安いか分からないものは、連日のように同じ数(本当は額)ずつ買うことになる。が、頻繁に店に行くのは面倒ではある。
と書いて気付いたが、定額購入ならガソリンは これに向いているのだろうか? 一月なりに使う量が分かっているなら、それを分割して小まめに定額で(例: 隔日で千円ずつ)入れ続ければ いいのか? なんか怪しいし、面倒だ。。。
しょうもない(セコい)w: 実際に迷った時に、投資で良く言われている方法を思い出して使えそうだと思ってやってみている程度である。本来は、事前に それぞれの店の価格が分かればいいが、スーパーなどはチラシでしか分からないから仕方ない。
強引かも知れないが、ここから言えるのは、「sin, cosなんて実生活で使うことなんてないから、教える必要ない!」とかいうのは間違っているということだ。いろいろな理論や技術の使い方が分からない・分かろうとしないだけで、使おうとすれば いくらでも応用できて、便利になる(かも知れない)のだ。
実際、前にも書いたかも知れないが、やり玉に上げられるsin, cosを使えば、例えば、ディスプレイの対角線や縦横の長さの概算が できる。他には、精度は落ちるが、ある程度距離の分かる遠方にある物の大きさ(例: 高さ)だって求められるし、逆に、大きさが分かっていれば距離が求められる。
そういうことを考え・想像もせず、一見分かりやすそうな極論を言う輩は、まあ、(いつも書いてるので略w)
そして、そういう技術を使って何かの値を導き出すには、それらの式に入れるための値が必要だ。その結果の精度を上げるためには、どうしても、入れる値を正確に測定すること必要なのだ。それが僕が測定マニアである原因の一つだろうか?
おまけ: 臭(くさ)い食べ物の後始末
きっと みんな知っているとは思うが、近頃気付いたこと。: ニンニクとか豚骨とかの臭いのキツい食べ物の容器を そのままゴミ箱に入れると、例えゴミ箱に蓋が付いていても、そのゴミを捨てるまで部屋に臭いが漂い続けてしまうが、スーパーの薄いポリ袋に入れて口を縛れば大丈夫だ。
他に、焼魚の残った部分や刺し身の つま は時間が経つと臭くなる(特に夏)ので、同様に袋に入れると良い。
良くある消臭スプレーは不要!
臭いを封じ込めて出さなければ臭わないのは当たり前のことだが、今まで数十年気付かなかった。
まあ、僕は近頃 臭いなどに過敏になったようなので、そういうのが より気になるのかも知れないから、普通の方は気にならないのかも知れない。
PS. 全く関係ないが、おまけに書いた臭いという点では、柔軟剤か芳香剤か分からないが、部屋の外にまで臭いが出て来る人が居て(部屋の近くを通ると臭うことがある)、(嫌ではあるけど文句を言うつもりはないが、)良く「大丈夫」だと思う。
まあ、大丈夫(というか、そういう臭いが好きなのだろう)だから使っているのだから、何も問題はないのだろう。が、何十年か経って問題が出ないのだろうか? 例えば、大音量に曝され続けると耳は難聴になるから、鼻は「難臭」になるかも知れないし、脳や神経が おかしくなるかも知れない。
(3/1 13:47 わずかに加筆)
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