さっき、KEFのQ300が届いた。早速設置して音を出している。前の(ALR/JORDAN Entry M)とほとんど同じサイズだが、奥行きが少し長い。そして、バスレフポートの径が太い。色は、淡色系がなかったので"European Walnut"にした。今度は、高域の低下を抑えるため、真正面に向けるのでなく、自分に向けて少し(10°程度)内向きに置くことにした。まずは自分の耳で確かめるべく、まだ特性の測定はしていない。

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最初は、The Beatlesの"Come together"だ。まあ、悪くない。中域は自然だが、高域は控えめだ。そして、低音はやっぱりブーミーだ。そこで、付属のスポンジでバスレフポートを塞いでみたが、まだ幾分ブーミーだ。でも、前のよりは素直だと思う。これなら、聞き続けても大丈夫な気がする。この低音は生かしたい。

次は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番(ブロンフマン/サロネン)だ。ゆったりとした感じが良く出ていていいのだが、シンバルが弱い。結線を間違えたかと思って調べても、問題ない。良く言われるように、エージングが要るのかも知れない。今は、同じくラフマニノフのピアノ協奏曲第3番(ブロンフマン/サロネン)を聴いている。第2番と同じ傾向だ。高音が物足りない感じがする。が、第2楽章冒頭の管の高音は、なかなかいい雰囲気だ。第3楽章に入る頃から、少し高音が出るようになった気がする。

そして今は、Queenの"A night at the Opera"だ。手を掛けて作り込んだ音がそのまま聞こえる感じ。1曲目で、ちょっと低音がボワンとなった箇所があったのが気になるが、元々の音なのか、スピーカーのせいなのか分からない。"Seaside rendevous"の効果音がリアルだ。"Bohemian rhapsody"辺りになると、高音が大分出て来た感じがする。そして、コーラスが綺麗だ。

次はELOの"Discovery"だ。高音が出て来た代わりに、低音が作り物っぽく、若干こもって聞こえる。"Confusion"の中高域は、馴染みの音になっている。

ここで一旦特性を測って、調整してみた。まずは、素の特性(バスレフポートは開/閉):

Q300 port close open cmp

白がポート開、緑が閉である。前のスピーカーと同様、ポートを開くと低音にピークが出るので、閉じることにした。定在波によると思われる、90Hz付近の深い谷が気になる。

次に、グライコとPEQで調整した特性:

Q300 Eq off on cmp

白が調整前、緑が調整後の周波数特性である。調整の結果、70Hz~15kHzで約±3dBとなった。ただし、90Hzの谷はどうしても補正できなかったので、一旦諦める。

調整後の特性を、前のスピーカーと比較してみた。

Q300 and ALR cmp 3 (EQ on)

白が前のスピーカー、緑が新しいスピーカーである。調整したため、余り差が無い。新しい方の深い谷が惜しい。何とかしたいものだ。

実際の曲を聴くと、高音が見違えるように良くなっている。素の特性の2.5kHzの山、あるいは3.5kHzの谷のせいで、高音が少ないように聞こえていたようだ。とりあえず、これでしばらくエージングをしてみよう。

以下、GEQとPEQの設定を示す。

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メモ: この調整のメモリ名は"14-TW"。

 

PS. スピーカの直前(約10cm)で測定したところ(調整off、ポート閉)、定在波の影響は出なかった。

Q300 and ALR cmp 4 (near)

緑が前のスピーカー、白が新しいスピーカーである。新しい方は本当に素直な特性だ。同軸型でスピーカー同士の位相が合っているから、干渉がなくて、谷や山ができないのだと思う。また、ネットワーク回路もちゃんとしているから、クロスオーバー周波数で凹んだりしないのだろう。返す返すも定在波が憎い。

PS2. 周波数から推測したところ、定在波は机の天板と天井の間で起こっているようだ。

天板と天井の距離= 1.7m → 定在波の起こる周波数f1= 346/(2×h)= 102Hz (気温= 24℃)

スタンドでスピーカーを天板より高くしたせいか。。。

その通りだった。スタンドを元々の低い木箱に戻したら、この通り(調整off):

Q300 low high stands cmp 2

緑: 高いスタンド(高さ: 60cm)、白: 木箱(高さ: 37cm)。凸凹はあるが、深い谷はない。背に腹は代えられないので、木箱を使うことにして、グライコで調整した。

Q300 low high stands cmp 3 (EQ on)

緑: 高いスタンド、白: 木箱。木箱は、約70Hz~9kHzで約±3dBに収まっている。深い谷は無い。高域が落ちているのは、スピーカーとマイクの角度が急なためである。GEQで増幅できるが、不自然になりそうなので止めた。

実際の音は素晴らしいと思う。

この構成ではGEQだけの調整で済んだ。

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メモ: この調整のメモリ名は"15-TW"。→ 高域と低域を若干補正して、"15-TW-1"とした。

スタンドが無駄だったのは悔しいが、いい音のためには仕方がない。。。

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PS3. それにしても、スタンドでスピーカーを机より高くして、いい音が聞こえるようにしたつもりが、逆に音を悪くしていたとは、全くの予想外だった。音って、かなり奥が深いな。(16:40)

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