オーディオ装置が、いまだかつてない程いい音を出していて、大変喜ばしい。

音の記憶というのは曖昧だが、昔に比べて低音も高音もちゃんと出ているのは確実だし、中・高生や大学生の頃は、今ほど曲の細部まで聞こえなかったと思う。何度も書いているように、ここ数年、それまで聞こえなかった音が聞こえ出しているのだ。

もちろん、音源のデジタル化やグライコによる補正の効果は大きいだろうし、スピーカーを内向きにして真正面かつ近距離で聞いているせいもあるだろう。ただ、ハード的な要因以外に、経験によるものもあるような気がしてならない。

音楽を何十年も聴いて来たことで、音を聞き分ける能力が高まったような気がするのだ。それを「進化」と呼ぶのは少し大げさだが、耳(と脳)が変わったのではないだろうか。

だから、今でも、ずっと昔から聴いている「聞き古した曲」を聴いて、「あ、こんな音も入ってたんだ」と、新たな音を発見するのが楽しみだ。

PS. 発見は、いいことばかりではない。馴染みの曲の音質が悪かったり、音作りがずさんだったりすることに気付いて、「あれ、こんなだったのか」とがっかりすることもある。でも、それも含めて「その曲」なのだ。(11/8 8:24)

PS2. 昔聞こえなかった音が聞こえるのは、おそらく、耳が未発達だったのに加えて、先入観で聴いていたためではないかと思う。「この曲のここはこういうフレーズ・音だ」と、自分の好みや希望に合わせて脳内で音を加えたり・削除したりしていたのではないだろうか。それはそれでちょっとクリエイティブな気もするが、まあそう単純なものではないだろう。(11/8 8:30)

PS3. 近頃印象が変わった対照的な例:

  • Wings "London town": 曲によっては(例: "Cafe on the left bank")低音がブーミーなことが分かった。船の上でレコーディングした関係か、ポールのベースを聞かせたいのか。
  • Every little thing "Every Best Single+3": 以前感じていたほど低音がブーミーでないことが分かった。グライコの補正で特性が平坦に近くなった効果だろう。

(11/8 12:46)

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2件のコメント

  1. wataru@example.com:

    ◆「昔聞こえなかった音が聞こえる」は、ある種の心のゆとりが持てるようになってきてことの表れかも知れないですね。
    ◆そういえば、74HCU04アンプ、手持ちのノートPCの入出力で周波数特性を測ってみました。定番と思われる、WaveSpectraとWaveGeneというソフトを使いました。アンプを入れた時の周波数特性からBack-to-backの分を引いてみたところ、20Hz~20kHzで、ほぼ、フラットでした。
    ◆思い込みといえば、手持ちのusb-audioデバイス(48kHz,16bit止まりの古いもの)をいくつか比較してみたのですが、96kHz,32bitのノートPCの入出力が一番フラットだったことがわかりました。(笑)

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  2. PiuLento:

    ●なるほど。確かに、心のゆとりも関係してそうですね。

    HC04アンプ、フラットなのはいいですね。WaveSpectraとWaveGeneは定番のようです。ひずみ率(THD+N)も測れます。ただ、どうやって計算してるか不明ですし、どこまで正確なのか分かりませんが。

    確かに、PCでも意外に周波数特性はいいようです。雑音はちょっと多そうですが。ただ、経験上言えるのは、高価なDACを使っても余り効果がなさそうだということです。

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