GPSロガーアプリの評価を目的としたドライブだったが、山と違って、結構のどかに走れて良かった。特に朝は(7時頃出発した)車が少なくて気分が良かった。午後の帰路は、「ドキュン」が増えて来るのか、特に遅過ぎずに走っているのに煽られることがあった。そういう車は、ワンボックスか軽かプリウスかアクアだった。
経路は前の投稿にも書いたが、自宅→ 渡良瀬遊水地 → つくば → 自宅 だ。今回は3つのGPSロガーアプリを使ったため、すべての経路を一つの地図で表示できない。帰ってからカーナビの画面を写しもしたのだが、デザインが今一つなので載せない。
渡良瀬遊水地には初めて行った。田中正造で有名だし、昔読んだ小説に書いてあったりしたので、前々から興味はあったのだが、今まで行く機会がなかった。とにかく広かった。30分くらい歩いただけでは、全く全貌がつかめなかった。その広さは八郎潟と似た雰囲気があった。どっちが広いのだろう? 広過ぎて比較できない。
風景も良かった。鴨が居たりして、のどかだった。ランニングや自転車の人も居た。皇居の一周とどちらが長いのだろうか? これもイメージが湧かない。
- 渡良瀬遊水地にて: 毎度、元気な車
- 案内板。遊水地の形になっている。
- つくばにて: 黒胡麻ドッキング麺
遊水地はのどかで良かったのだが、それ故に感じたことがある。ここは元は谷中村だった訳で、そこに暮らす人を追いやって足尾の鉱毒を溜めたのは、果たして良かったのかということだ。そして、現代の放射性廃棄物の「貯蔵」なり「処分」も同じことじゃないのかと思った。昔から、時の政府のエゴなり恣意なり欺瞞で、問題に何の関係も落ち度もない住民が迷惑を蒙らされるのだと思った。
重い話はそこまでで、この後は懐かしのつくばに向かい、以前仕事で行った時に教えてもらった、おいしいラーメン屋(さいらい亭)に行った。酸辣湯麺か黒胡麻ドッキング麺(黒胡麻担担麺と餡かけラーメンのミックス)で迷ったが、黒胡麻が食べたかったのでそっちにした。いつもながら、熱くて辛くて、暑く満腹になった。喉が渇いたので、ノン・アルコールビールがおいしかった。
もう一つ迷ったのは鉄板焼きそばだったのだが、カウンター(というか、相席用の広いテーブル)の横の人が頼んだのを見て、止めて良かったと思った。量がものすごかったのだ。あれは食べきれないだろう(その人は更に半ライスまで頼んでいたが)。でも、焼きそば好きな僕としては、いつか挑戦したい(ただ、僕はソース焼きそばが好きなので、あそこの餡かけ焼きそばはそれ程でもない)。
横の座敷に居た集団の女性たちのしゃべり方が、「場末のスナックの人」みたいだと思っていたら、本当にそうだったのでびっくりした。店主に「ピ○ロ」という店名を言ったので分かった。「場末のスナック」という表現は差別的かも知れないが、実際にそうなのだから仕方ない。現代は使える言葉がどんどん減っているが、まだ許されるだろう。
それから、筑波大の周回路を周った。昔はとても無謀な走りをしていたのだが、今はそれが嘘なくらい、安全運転をした。それでストレスがないのだから、自分の成長がすごい。大学の駐車場の入り口にはゲートが付いて、決まった車しか入れないようになっているようだ。時代は変わる。
帰路は疲れが出て、眠くなって困った(そりゃあ、200km近く走ったら疲れるね)。途中の真岡の工業団地のコンビニで少しうたた寝した。そこで食べたチョコ(ガルボ)がおいしかった。お腹は空いてなかったのだが、チョコを食べたおかげで、眠気が減った。そうして休んでいたせいで、帰路だけ所要時間が1時間くらい長かった。
- 自宅からつくばまで
- つくばから自宅まで
約186km、約7.5時間。
IXY digital 3000ISで撮影(ラーメンはiPhone 6s)。
PS. 実は風邪をひいていて、直前まで行くかどうか迷っていたのだが、部屋に籠っていても眠れないし、退屈なだけなので行くことにした。それで良かった。体調は良くも悪くもなっていないが、明日はどうだろうか・・・
j: 2015年11月29日 23:25
ドッキング麺うまそうだなあ。
PiuLento: 2015年11月30日 05:04
●j、うん。黒胡麻の香りがいいし、餡の具もおいしい。普通の担担麺も黒胡麻担担麺もいいし、あそこはなかなかいいよ。でも、車でないと行けないのがちょっと不便。