(話題不足なので、過去(去年の8月頃)の話を書く)

数十年前のテープからPCに取り込んだ曲で、音が結構ひどいものがあって、それをなんとかしたいと思ったので、Audacityのグライコで調整してみた。

1. "Another Let it be"

映画"Let it be"を映画館で録音したテープ。ブーミーな音になっているのと、館内の残響がある。

調整前(曲: "Let it be"):

let it be-before

100-400Hz辺りが山になっている。また、高域が弱い。

グライコ:

let it be-EQ

グライコ適用後:

let it be-after

映画館の残響は取れないが、大分クリアな音になった。少し高音が強いので、高域の強調を減らした。

高域調整後:

let it be-after2

大分いい感じになった。

2. 「ビートルズ日本公演」

TV放送を録音したテープ。音域が狭い感じ。

調整前(曲: "Rock'n'roll music"):

Beatles at Budokan-before

700Hz付近に山。高域と低域が小さい。高域の直線的な下り方は、昔のTVの特性だったのかも知れない。

グライコ:

Beatles at Budokan-EQ

グライコ適用後:

Beatles at Budokan-after

グラフはいい感じになったのだが、聞いた感じは余り変わらなかった。高域を強調しなかったせいか。

暇だったので思い付きで始めたことだが、(Audacityのグライコが不安定で結構手間が掛かったが、)意外に効果があっておもしろかった。本当のリマスタリングも、こういうこと(だけではないだろうが)をやっているのかと思った。

難しいのは、グライコの調整に使う曲の周波数特性がなるべく平坦でないと、補正結果がおかしくなってしまうことだ。実際、曲ごとに周波数特性は異なっていた。だから、テープにホワイトノイズなどが録音されていない限り、ある程度以上は耳で調整することになるのだろう。

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