去年もいろいろありましたが、歳とともに加速度が付いて*1、あっという間に2017年となりました*2。
そろそろ新年という時に思い出すのは、ジョンの"Happy Xmas (War is over)"です。クリスマスの歌ですが、冒頭の"So this is Christmas. And what have you done?"が、何とも年越しのような気分にします。
そして、こうして(ある年のように雪国の病院ででなく*3、またある年のように脚が不自由でもなく、)のどかに新年を迎えられるというのも、ありがたいことです。今年はどうなるのか分かりませんが、できるだけ楽しく行きたいです。皆さんも、今年一年、楽しくお過ごし下さい。
去年は、一言で言えば、出会い・再会に恵まれました。旧友に数十年ぶりに会えたり、不思議なご縁から、音楽の好みが近くて楽しくお話ができる方に出会ったり、まったくの偶然(何気なくコンビニのポスターを見て)から、コンサートに行く気が復活し、好きな演奏家が見つかったりと、世の中はどこに何があるか分からないものです。ただ、何もせず内に篭っていたら、そういう機会はなかった訳で、やっぱり、失敗するかも知れないけど、いろいろやってみる価値はあるなと、今は思っています(でも、失敗すると、やっぱり落ち込みますけど)。
などと、年に一度くらいは殊勝なことを書くのも、いいですかね。。。
今年も気の向くままに書いて行きますので、ご興味のあるものをお読み頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。
PiuLento / れんと
戸川純 「昭和享年」(1989)を聴きながら
*1 正しくは加速度は増えません。加速度は一定で、その加速度のために年々速度が増しているのです。もちろん、加速度が増えることもあり得ますが、その場合は一瞬で年老いそうです。
*2 実際には、これを書いている時点では、まだ2016年です。もし地球が疲れ果てたりして、「2017年は中止!」ってことになったら、どうしましょう?
*3 クリスマスや年末年始をも含んだ病院生活は、当時の行き詰まった状況に変化をもたらしたという点で、今となっては結構楽しかったのですが、「ま(以下略)」などと書くと、言霊となって本当に起こりそうなので、そうは書かないことにします。
以下、例によって余談です。
- 以前も書きましたが、上の賀状は、実は第3候補です。すごく気に入っていた第1候補(→ ご参考まで)は、季節が合っていないことに気付いて不採用とし、本来ここに出す予定だった第2候補を葉書にしました。でも、上の絵柄も気に入っています。ちょっとくだけているので、年賀状には向かないかも知れないと思ったのです。
- それから、イラスト(フリー素材を利用)は、猫がお酒をねだっているから正月らしいなと思っていたのですが、実はご飯でした。
- 猫といえば、どういう訳か、世の中は猫好きが増えてきたようで、根っからの猫派としてはとても誇らしいのですが、いつものように一過性のものになってしまわないかと、ちょっと心配です。
- そして、去年は多くのブログ仲間の猫が亡くなりました。寿命はどうにもならないことですが、何とも悲しいです。でも、みんな天国で楽しく暮らしていると思います。黒猫の優作も居ますよ。
- 仕事は待ちぼうけばかりでした。が、年末になって、ようやくいろいろ始まり、今度は年度末に締め切りが重なって大変です。もうちょっとまともに管理して欲しいのですが、まあ、お客さんの都合もあるし、常に忙し過ぎて疲れ果てるよりはいいです。
- 車は(縁石に擦ってしまったものの、)相変わらず調子良く、PCは(6年が経過しようとしていますが)Linuxが快調に使えています。Linuxは、どうしても無理なことがあったり、時々「補修・改良作業」が要りますが、前者は割り切ればいいし、後者は自分でできることばかりなので、問題ないです。
- そのLinuxの改良作業は、信じられない程ペースが遅いです。でも、大きな問題がある訳ではないので、昔と違い、「まあいいか」と思えています。そのようにして、やみくもに完璧を求めないことで、昔ほど気力・体力を消費しなくて済むようになったのは、歳をとったメリットであり、良くない点でもあるように思います。
- 一方、身の回りには嫌なことや心配事がいくつかあり、世の中、特に日本は大変雲行きが怪しく、悲観しているのですが、どうにもならないことが多いので、案じても仕方ありません。
- 今年はゆとりがあったのか、この投稿の修正回数は、31日の朝の時点で200を超えました。「やみくもに完璧を求めない」と書きつつも、手を抜けないところはあるようです。
j: 2017年1月6日 22:08
200回!!
確かに冬の入院性格ありましたね。非日常だからか、楽しそうだった。
PiuLento: 2017年1月7日 04:54
●そう、非日常だからだね。しかも、逃げられないので、いろいろ吹っ切れるものもあったな。