(2017/3/6 22:06 追記)

その後、僕は大間抜けだったことに気付いた。使っていたブラウザのフォント(Noto Sans CJK JP)の漢字がプロポーショナルじゃなかったのだ(英字がプロポーショナルだから、漢字もそうだと思い込んでいた)。それで、試しにIPA Pゴシックに変えたら、次のように理想的な表示になった。(行間が狭いのは、フォントのせいかブラウザのせいか、CSSのせいか ← フォントのせいのようなので、Noto Sansをベースにしている、源真ゴシックPというのにしてみた。もちろん、僕のPCでしか有効でない。)

 

確かに、昔(概ね1990年代前半まで)はプロポーショナルな日本語フォントは一般的でなかったけど、近年は改善されたということだろう。いろいろ考えたが、今回も事前の検討や確認が不足していた。

なので、以下は余り意味がなくなった。

(3/7 6:31 追記) 特に、美意識を疑うのは、業界の中でも(フォント作りで手を抜いていた)PC関連の一部であって、印刷関連はちゃんとしていたのだろうと思う。


あとで文章を書きますが、とりあえずこれを。

何のことか(何を言いたいか)分かった方は、僕と同類ですw (もし、そのような方がいらっしゃったら、この後に書かれるであろう文章を書いてくださると、大変助かります^^)

[3/4 18:32 本文を追記]

上の左側を見ると分かるが、(日本語の)"、"などには、右側に空白が付いている。一方、右側の(英語の)","などにはない。個人的には、日本語フォントのそういう余計な空白(お節介?)が嫌いだ。が、これはそれ程単純な問題ではない気がするので、少し考えた。

高校生(あるいは中学生?)の頃、タイプライターを買ってもらった時、それに付いていたと思われる、打ち方(タイプでの文章の書き方)の冊子を読んだ。それには、「.や,などの後には空白を入れること」とあった。僕は今でもそれにならっていて、常識のように思っているが、普通の人はどうしているのだろうか? それはともかく、そういう伝統があるので、英語のフォントには余計な空白は付いていないのだろう。

一方、印刷された日本語の文字は等間隔が基本になっている。その経緯を想像すると、大昔使われていた漢文は漢字だけなので、全部等間隔で良かった(複雑な字は大きく書きたいが、見栄えが悪い)。それで、その後に出来た、漢字かな交じりの日本語もそれにならった(日本のお家芸?)のではないだろうか。しかも、当時の縦書きだと、必然的に"、"などの狭い文字の横(おそらく左)には空白が入る。その空白は、実際には存在しないものなので、削除することは、どうしたってできない。

それを(表面だけ)引き継いで、横書きになった今でも、プロポーショナルでない普通のフォントは等間隔になっているのだろう。だから、"、"などの右には(ないものをあると誤解して生じた)空白が入っているのだろう。

ということは(今、上を書いていて気付いたのだが)、実は、あの余白は意図されたものでも必要なものでもなかったのだ。単に、縦書き用と横書き用のフォントを区別しないために生じていたのだ。

もちろん、長い歴史を持つ、組版の伝統はあるのだろうが、やっぱり、そんな余計な空白はなくした方がいいと思う。余談だが、これは、「おもてなし」とか言って余計な世話をし過ぎる日本人の性格が出ているというのは、言い過ぎか?

まあ、実際にそういうちゃんとしたフォントを作ると、(見た目は変わらないにも関わらず)英語のように、"、"などの後に自分で空白を入れる必要が出て来てちょっと面倒になるが、(西洋かぶれの)僕はそれでいいと思う。それに、タイプじゃないんだから、処理システムが自動で入れることだって可能だ。

いや、そもそも、"、"は","じゃないから、というのは、日本語は英語と違って、空白で単語を区切る必要がないので、その後に空白は入れる必要はない気もする。でも、入れないと詰まり過ぎて見にくいかも知れない。結構深い問題の気がする。

だから、naokiさんにならって、","や"."(この場合は半角)を使うのもいいかも知れない。

PS. 今気付いたが、縦書きの場合には、"、"の上の余白も気になって来る。漢字かな交じり文を手書きしていた時代は、上下はプロポーショナルに書いていたから、その余白は、昔はなかったものだろう。でも、今の普通のフォントを縦書き用にしたら、下に出来る。日本の近代のコンピュータ技術の闇(というか、いい加減さ)かも知れない。

PS2. とても些細なことだが、"、"に空白が付いていると、もう一つ良くないことがある。行の最後が"、"の場合、行末の文字の領域に、(両端揃えの場合、)普通の漢字だったら付かない余分な空白が付くことだ(下図参照)。この空白は全く意味がない。

これも、日本語フォントができてから、ずっと看過されてきたようだ。プロもそうしてきたようだから、日本の業界の美意識を疑う。(3/5 6:27)

PS3. 朝、(実際にやるかは別として)自分でフォントを修整する(例: "、"の余白を削る)のはそれ程難しくないと思ったのだが、良く考えたら、ものすごく大きな落とし穴があった。自分のPCで綺麗になっても、他の人が見たら全く関係ないのだ。それでは逆効果だ。改良したフォントを全世界(少なくとも日本中)に広めなければ、目的は達成されない。PDFならフォントを埋め込めばいいし、今はwebフォントとかいうのはあるけど、問題はそれだけじゃないから、実現不可能な話だ。。。(3/6 19:33)

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9件のコメント

  1. naoki:

    同類ではないんでしょうが,私は数学の教科書にならって「,」と「。」です。だから私の書いた文章は,職場で大体分かりますね。だから逆に「、」を使って欺いたこともありましたがw

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  2. PiuLento:

    ●やはり数学でしたか。そう、高校の教科書だったか、,と.でしたね。おや、.じゃなくて。でしたっけ? そこはちょっとうろ覚えです。

    欺くと言えば、そろそろ、AIと膨大な情報収集で、こういう文章を誰が書いたか分かる時代になりそうです。なかなか欺けなさそうで、結構怖いです・・・

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  3. naoki:

    そう。実は,句点は「,」読点は「。」なのです。
    実は私も「,」「.」(←全角ピリオド……笑)を使っていて,教員時代に生徒から指摘されて「。」にしたという恥ずかしい思い出が。

    嘘だろ? と思って大学時代の教科書も見たんですが,たまたま私が持っていたのは全て「,」「。」でしたね。

    なので,もしも私のブログで「、」を使っている時は,携帯端末からです。

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  4. PiuLento:

    ●へえ、なぜ"。"なのか不思議です。"."の方がバランスがいいと思うのですが。多々ある日本の教育の謎のひとつかも知れません。

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  5. wataru@example.com:

    日本語フォント、仮名漢字を学んだのが、小学校の、升目付きノートとか原稿用紙だったので、等幅等高にあまり違和感がなく、だったりです。(わけあって、英語の文字から先に入ったので)
    書道の時間に縦書きをやるようになって、可変高・可変幅の文字に少し馴染みがでてきた、という感じです。
    アルファベットは逆に、最初が横罫線ノートだったので、等高ではありますが、等幅ではなく、でした。
    アルファベットも、升目ノートから入っていたら、等幅等高が当たり前に思っていたかも、と思ったりします。
    さらに、自分の場合、文字は、脳に入れるための形式(ビット列?)で、可読性は求めるが、美的なものをあまり求めないから、等幅等高(位取り表記表的な)が頭に入りやすいのかも、とは思います。なので、いまだ、プログラミングは、半角:全角=1:2幅のフォントを使っています。(これが頭に染み入りやすいので・・・)

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  6. PiuLento:

    ●wataruさん、美しさを求めるかどうかは、状況に依ると思います。(手書きの)メモとかエディタには不要ですが、わざわざ両端揃え、均等配置にしている場合などには必要と思います。そんな場合に、余計な空白のある文字などは大変良くないと感じます。

    昔から時々、プログラミングで使うエディタでもプロポーショナル文字を使おうと頑張っていますが、どうしても無理があるので、諦めています。

    まあ、昔見たMacの文字画面の美しさにすごい衝撃を受けたことが、まだ忘れられないのかも知れません。

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  7. PiuLento:

    ●wataruさん、訂正です。

    仕事ではないですが、今は、プログラミングで使うエディタでもプロポーショナル文字を使えています。jEditで"DjaVu Sans"というフォントにしたら、なかなかうまく行っているので、すっかり忘れていました。

    あと、今日からAtomも試そうと思っています。

    更に訂正です。フォントは"DjaVu Sans Mono"でしたので、実際には等幅でした。失礼しました。(3/11 2:32)

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  8. wataru@example.com:

    あ、美しさを求められる人が、すごいなぁ、と単純に思っていました。
    自分は、美的なものに対する感動が低い(=自分の中での優先度が極端に低い?)んだろうな、と・・・
    自分の場合は、どうしても、可読性が気になってしまい、日本語でも、「単語毎に空白が後ろにほしい」とか思ってしまったりしています。英単語は、空白で、単語が判読できますので・・・orz__

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  9. PiuLento:

    ●なるほど。確かに、可読性が最優先だと思います。その次に、(それを目指す場合は)美しくありたいです。

    日本語の区切りの問題は、僕もいつも悩んでいます。「、」を入れすぎるとリズムがおかしくなって読みにくいですし、入れなくても読みにくいですね。人によりますが、プロの方は、とてもうまく書いていると思います。

    昔は空白も使っていましたが、どうも一般的でないようなので、今は余りやってません。でも、どうしても「、」が使えない場合に入れることがあります。

    ちなみに、日本語をプロポーショナルフォントにしたら、時々、「、」や「。」の後に空白が欲しくなります。勝手なものですw

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