「日本人は礼儀もアップデートできていない。礼儀2.0世代が感じる「相手の時間を奪う」非効率なマナー」という記事を読み、全く同感だと思った。何度でも書くが、日本は遅れている。まだ時間の無駄遣いがいいと思っているのか。
苦笑したのは、VRエヴァンジェリスト(余談: 僕は、「エヴァンジェリスト」なんていう肩書が大嫌いだ) GOROmanという人の
(前略)
礼儀2.0
相手の時間を奪わないようにする(電話しない、リモートで済むものはリモート)
とか、記者の
「相手の時間を使わせるのが失礼」というマナーは、ミレニアル世代には遺伝子レベルでしっくりくる考え方だと改めて思った。
だった。いやいや、僕なんてバブル世代だけど、最初から(遺伝子レベルで?)「礼儀2.0」だったんですがw だから、電話なんて掛かって来たら、それだけでムカっとしていた(る)。(それはそれで問題だが・・・) あとは、カタログ請求した程度で、大した情報もなしにのこのこ「挨拶に」来る営業も大嫌いだった。時間ばかり食って全く逆効果だ。他には、展示会なんて、多くの場合、行くのも出すのも時間と体力の無駄だと思って来た(でも、行け・出せと命令されれば、そうするしかなかった)。会場にのこのこ行かずに(リモートで)済めば・済むようにすればいいではないか。
電話についての僕の言い分はこうだ: 仕事なら、まず論理的に、理路整然とこちらの話を伝える必要がある。そして、お互いに記録も残すべきだと考える。そうすると、電話のメリットなんてないに等しい。受ける側は、仕事を中断させられ、(大抵、要点のはっきりしない長々とした)話を聞いて、自分でメモして、その場で対応を考えて返答しなければならない。多くの場合、会話は論理的でも理路整然ともしていないので、あとから誤解や問題に気付くことがある。全く時間の無駄だ!
これがメールなら、一石五鳥くらいだ。事前に推敲するから、論理的・理路整然とするし(しかも、書く時に自分の認識不足や誤りに気付くことがある)、メールは記録そのものだし、仕事を中断しなくて済むし、対応は自分のペースで考えられるし、誤解や問題の有無について充分に考えることができる。ものすごく効率的だ。
とは言え、相手が遅れた連中(例: 丁寧さは 対面 > 電話 >> メール と思っている)とか、日本語が読めない連中(驚くべきことに、書いたことと逆に受け取る人が本当に居る! そういう人に、改めて書いたままを話すと、なぜか理解される。。。)だと、途端にメールの効力が失われるから、とても歯がゆい。
余談: 僕は、メールが出る前から電話は使わないようにしていた。その頃は、可能な限り、葉書や手紙を書いていた。文章の方が確実にこちらの意図が伝わる(気がした)し、妙に神経を遣う(ドキドキする)必要がないので楽だったのだ。今だって、メールが使えない相手には手紙を書くだろう。要は、遺伝子レベルで会話が苦手なのだw
まあ、でも、会社の連中はまだまだ礼儀1.0で、例えば、「メールしてから電話する」なんていう、「えぇ、江戸時代ですか?」wっていうのが多いから、世の中はようやく2.0になりつつあるのだろう。いいことだが、僕にはちょっと遅すぎた。
Himajin: 2018-07-16 12:41
こんにちは。
私も「日本語が読めない連中」には困らせられました...
まずは、リアルに日本語が読めない外国人のオペレーター。
昨今は大企業でも人件費削減が目的なのでしょうけど、
リアルに日本語が分からない外国人にオペレーターを任すのは、
いかがなものかと...
外国人のオペレーターとのやり取りで上手くいったケースは、
皆無といっていいぐらいです(笑)
日本人のオペレーターでも日本語が読めない連中は多くいます。
こちらの伝えたい事が伝わらない時のじれったさは、
何事にも変えられない不快感があります。
私も休み明けにはそんな連中と付き合わないといけないので、
今から心の準備をしている最中です(笑)
それでは、お体に気をつけて無理をなさらないでください。
PiuLento: 2018-07-16 14:43
●こんにちは。確かに、そもそもサポート自体の解決率が低いですが、外国の方ではまず無理です。最初は調子いいのですが、日本語が不得意でこちらの意図を理解できない(ふりをする?)のと本質的な問題を混同する(ごまかす?)人が多くて、まず何も解決しません。時間ばかり掛かります。
日本人でも、再起動・再インストールの一点張り、問題のすりかえ、逃げ(例: 他社の製品との相性は知らない)、詳しくない(ふりをする?)人が多くて、全く嫌になります。技術者(特に製品を作った人)だと、一発で分かることがあって気持ちいいのですが、そういう人は今はサポートに出ませんね・・・
ありがとうございます。Himajinさんも、余りサポート対応(??)に疲れないようになさって下さい。