なんか、マンションのポエム的キャッチフレーズのようだがw、さっき本当に思ったのだ。僕が好きな曲種(特にピアノ協奏曲)だけなのかも知れないが、モーツァルトの曲には木のぬくもりを感じる。そして、僕はそれが大好きなことに気付いた。だから、聴いていて安心するのかも知れない。
もちろん、(当時も今もヨーロッパにはないであろう)木造建築ではない感じで、では何かといってもあまり思い付かないのだが、強いて言えば、僕が使っている机のような、木製の調度品なのだろうかと思う。そういうのはヨーロッパにも多いだろう。
この感じがどこから来るのか考えると、まずは曲の雰囲気なのだが、楽器では、オケの木管(クラリネットとオーボエ)だろう。次はバイオリン(実際にはビオラかも)だろう。ピアノにも(音によっては)感じる(この点は、同じ楽器を使っているのにラフマニノフには全く感じないのがおもしろい)。当時使われていたフォルテピアノなら、もっと感じるような気がする(でも、僕はフォルテピアノは余り好きではない)。
だから、同じモーツァルトでも、ぬくもりを感じさせない演奏は好きになれないようだ。おもしろいのは、同じ人でもそれを感じる演奏とそうでないのがあることだ。例えば、(後でも書きたいが、)昨日聴いたCasadesusという昔の人の演奏(ピアノ協奏曲)は、曲によって随分印象が違っていた。
同様に、年代によっても印象が違う。どういう訳か、昔の演奏(1950-1960年代など)より、現代の方が「木質的」で好きだ。昔は工業化が著しかったせいで音も無機質だったが、今は木の良さが見直されたせいということは全くないだろうが、謎だ。
ついでに、その他の好きな作曲家と素材・材質の連想を以下に書く。(前にも似たようなことを書いた気もするが、自分でも忘れているので良しとする)
- バッハは石!
- ベートーヴェンは鉄?
- ショパンはガラスか。
- ラフマニノフは鋼鉄か強化ガラス?
- ストラヴィンスキーはプラスティック??
ほとんどテキトーであるがw、バッハは当たっている気がする。あと、「布」の人が居ないか考えたが思い付かない。きっと、余り好きでないとか聴かない人なのだろう。 → ドビュッシー辺りかな?
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