Spotifyの純正アプリがメモリーリークする件だが、どうしても直らず、自動で再起動する処理を追加したものの、ほぼ毎日再起動する感じで、いつ再起動したらいいか気を遣わされるという腐れ具合がどうにも嫌になくなってしまった。

それで、ダメ元でLinux用Spotifyアプリを検索してみたら、Nuvola(正確には、Nuvola Apps Runtime + Spotify script。以下、Nuvola Spotify)というプレーヤが出て来た。以前も試したことがあるのだが、GPMのプレーヤ同様、webページをアプリにしているだけなので、意味がないから止めた。ただ、今となっては、そういうしょうもないものでも、メモリーリークさえしなければ使う価値はあると思った。実際、検索する前は、(一見それなりに使えそうな)web版Spotifyを自作のミニプレーヤ(minisp)に繋げられないかと考えていたほどなので、もし、Nuvola SpotifyにDbusの機能があれば、純正アプリと同様に繋げられる可能性が高いので、再度試すことにした。

結論としては、機能は期待以上のものだった。Dbus(MPRIS2)に対応しているし、純正アプリが実装していなかった音量取得・設定機能すらある。あと、ウインドウを閉じても終わらないようにできるのがうれしい。更に、少し動かしてみてもメモリーリークする気配はなかった。

それで今日、Nuvola Spotifyをミニプレーヤとリモコンにくっつけてみた。が、いつものように予想外のことがいろいろあって、結構な作業になり、丸一日掛かった。それでも何とか動くようになった。

そして、いくつか問題点や気に入らないことがある。多くは元々のweb版Spotifyの欠点であるのだが・・・

  • Web版Spotifyの問題
    • ジャケットが表示されていると、ウインドウの背景の色が勝手にジャケットの系統の色に設定されて、趣味が悪いだけでなく、ものすごく見難い。しかも、変更できない。
    • プレイリストの曲操作が使いにくい(例: 複数曲の選択ができない)。 → とても不便。
    • 曲のジャンプができないことが多い(曲名をクリックしてジャンプできず、前か次にしか行けないことが多い)。 → とても不便。
    • クレジット(演奏者など)の表示機能がない・・・ → とても不便。ミニプレーヤに追加しようか?
    • プレイリスト(Daily mix)の再生が進んでも、表示が更新されない(現在再生中の曲が見えなくなる)。 → キューを表示すれば、再生中の曲が見える。
    • 純正アプリと同様、頑固に、検索などに日本語が入らない。NuvolaやNuvolaが使っているブラウザの問題なのかも知れない。
  • Nuvola Spotifyの問題
    • 表示をズームできるのはいいのだが、倍率を変えた時の品質が汚くて実用にならない。 → 結局、等倍で使っている。
    • Dbusで来るイベントの内容・タイミングが純正アプリと違う。 → なんとか対応した。
    • 動作が遅い・重い? → 要改善
      • 曲の切り替わり通知タイミングが純正アプリより遅い。そのため、音量正規化の音量設定タイミングが遅れて、一瞬大きな音が出ることがある。: GPMと似たようなもので、ブラウザを使っているから仕方ないのかも。
      • 子プロセス(ValacefSubprocess)が若干重い。
    • 音量の設定が謎
      • 以前も書いた、0..1あるいは%だけど、実態は対数のような感じ。 → 暫定対応したが、要調整(較正)。

こうして書くとさまざまな問題があって、作っている最中にも、何度か「あ”ー面倒臭い、止める!」と放り出して純正に戻したい気にもなったのだが、使用メモリ量に関しては、約6時間で10MB程度しか増えていないので(最初は全然増えていないと思っていたのだが、良く見たら増えていたので、ちょっとがっかりした。僕としては、この程度だって増えて欲しくなかった。時間が経てば解放処理が動いて減ることに期待している)、その点では充分に価値がある。しばらく使ってみて、どっちがいいか決めたい。ただ、今までの経過を見ると、純正アプリは今後も修正・改良される可能性はないので、Nuvola Spotifyに期待(、あるいは自分で改造)する方が良さそうな気はする。

まあ、「根はいい人なんだけど、雑なのよねえ」と言われる人と「美人だけど、素直じゃないし、何もしないのよねえ」と言われる人の選択だろうかw

(10/15 21:54追記) 今日もほとんど一日掛かりっきりで修正・改良し、タイミングずれを改善した。Dbusのイベントの仕様が違うために曲の切り替わりを落としていたのが大きかった。あと、音量の設定もdBから設定値(0..1)への式(結局、10のべき乗のようだ)を導けたと思ったのだが、なぜか期待する音量にならないことがある。どうも、Nuvola Spotifyの音量の式や曲線が違うのか、音量設定処理が不安定なのではないかと思う。仕方なく、純正アプリと同様にPulseAudio側の音量を変えるようにした。

が、そこまでしたにも関わらず、web版Spotifyのひどさに全く我慢できなくなり(あれはゴミとしか言いようがない。本当に使うことを考えていないし、メンテされてない)、純正アプリに戻ろうかと思っている。純正アプリの更新はないと思っていたが、以前出たsnap版とかいうののバージョン番号が更新されていたので、そっちを試している。が、若干の変更・修正はあるものの、やっぱりメモリ・リークは直ってなさそうだ。

賢くて性格は悪くないけど大食いでデブな人と、化粧が濃くて高い服を着ていて目をひくけど、実際にはセンスが悪く、スリムだけど頭も顔も性格も悪い人の、究極の選択かw

(10/16 7:24 若干追加・修正)

 

PS. 測定して比較した訳ではないから証拠はないのだが、どうも、Nuvola Spotifyは音質が悪いように思う。今、純正アプリで聴いていると、普通に「すっ」と聴けて、音は全然悪くないのだが、Nuvolaの時は何となく嫌な感じがしていた(明らかに変ということはない)。Nuvolaのベースはweb(ブラウザ)なので、音を出す仕組みも「それなり」のもの(Widevineというアドオンが関係している?)だろうから、音質(特に時間軸の精度(=ジッター)か?)が劣化しているのかも知れない。 (10/16 16:17)

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