先日の気持ちよさを思い出して、ルガンスキーのラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番(2005)を掛けたのだが、音が全然リアルでなくてなんか乗り切れず(人ごととかまがい物のような感じ)、がっかりしてしまった。。。録音は確かにクリアで良く聞こえはする(ピアノがオケに負けたりしない)のだが、クリア過ぎてリアルでないというのか、バランスが全然なってない。僕がピアノ(あるいは、その時にメインとなる楽器)の真ん前(1mくらい)に居るようなのだ。。。 迫力がないのは仕方ないけど、この不自然さは音質とか音量以前の問題だ。どうしたって解決出来ない気がする。マズい。

本物が聴きたい!!

 

それにしても、これは単にミキシングがクソなだけなのだろうか? もっといい録音はあり得るのだろうか? 多分ないと思うが・・・

 

PS. これは「レコードの音がいい」とか言う人とも共通している、単なるマニアのたわごとのように思われる方も居るだろうが、たわごとである以外は全然違う。もう一回書きます。90°とか180°、全然違う。レコードなんてCD以下で、本物の演奏とは全く別の何かだ。それが聴きたいなら、ご自由にとしか言えない。

PS2. 続けて(気を取り直したくて)、大好きな同第3番(2003)を掛けてはみたものの、やっぱり同じで、がっかり感がひどい。第1楽章で終わりにしたい感じだ。好きなアルバムでがっかりすることで、更にがっかりしてしまう。音もひどく聞こえる。ピアノがペラペラだ。昔お世話になったピアノの先生がCDを余り持っていなかったのは、こういうことも一因だったのかと想像した。

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