来年でブログ10周年。ブログを続けているのには、もちろん、これを読んで下さる方との交流が楽しいとか、技術的な興味を深めるという面はあるが、その前に、そもそも「なぜ書こうと思ったか」を考えてみる。

ブログの存在は、jに教えられた。最初は例によって、それ程やる気はなかったのだが、好奇心と暇つぶしで書き始めたのだと思う。それが段々、「後で読んで、昔を懐かしめるかも知れない」と思うようになって続いている。でも、今は昔のエントリを読み返すことは滅多にない。そのため、昔書いたことかも知れないことも重複して書いている。それでもいいと思う。音楽でも、"reprise"とか"revisited"とかあるように(それとはちょっと違うが)。昔書いたかどうかは気にせず、とにかく書くことに面白みがある。膨大な草稿集だ。おそらく永遠に「完成版」になることはないと思うが。

それから、「忘れるために書く」という意味も大きい。日々のいろいろなことを、右から左へと流してしまうのはもったいないから、書く。書いておけば、安心して忘れられる。

あとは、文章を書く力の維持とか、書き方を試行錯誤する楽しみもある。文章には興味があって、昔はいろいろな作家の「文章読本」を読んだ。今でも文体を真似する(しているつもりの)作家が居る(とは言え、近頃は余りまとまった文章は書かずに、断片になってしまっているのだが)。

そういうことなら、非公開の日記でもいいのに、なぜ公開しているのだろうか? やはり、人に読んでもらって、何らかの反応を得たいのだろう。音楽でも絵でもスポーツでもそうだが、一人でやっていてもつまらないし、上達しないのと一緒ではないかと思う。僕は、基本的に、集団で各自が発表したり感想を言い合ったりすることは好きではないのだが、こういうのはしっくりくるのだ。

ひとつの問題点は、何かしながら、それをどうブログに書くか意識してしまうことがあって、それは嫌らしいと感じている。何と言うか、芸能人とかが常に写真写りを意識しながら行動するような感じだ。自分を冷静に第三者的に見るのはいいことだが、それとは少し違うように思う。

最後に、なぜ、Facebookを止め、twitterをやらないのか? ― Facebookを止めたのにはいろいろな理由があるが、まず、実名故の息苦しさがあるからだ(いわゆる「ソーシャル疲れ」)。実名だから書けることもあるのだが、息苦しさの方が大きくなった。それに加えて、「友達」になっているだけで、結局何の交流も生じない人がほとんどなのも嫌になった。

twitterはつまらなそうだから、やらない(昔、ちょっとやったがすぐに止めた)。例えば、今何をしているかリアルタイムに「報告」する必要はないと思うし、文字数が限られているのが嫌だ。文章はじっくり書きたい。あと、政治家とかの道具になっている感じもあるので、乗らないことにした。

政治家の道具といえば、FacebookもLINEもそうだな。僕はその意味が分からない。どちらも、メンバーにならなければ情報が取れない訳で、広く平等に情報を行きわたらせることが重要な、政治の道具には不向きだと思うのだ。きっと、そんなことは考えずに、流行だから使っているんだろうけど。

(うーん、これくらい文章をベタっと書くと気分がいいな)

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6件のコメント

  1. j:

    私が紹介したかw めっきり書かなくなったな。たまにここからのリンクで、自分のブログを見に行ってます。見るだけ。

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  2. PiuLento:

    ●うん、そうだったよ。たまには書きなさいww

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  3. yuno:

    忙しくても体の具合が悪くても
    れんとさんは書き続けてらっしゃるところがすごいと思います。
    エキサイトから撤退された時は心配しましたが、これからも続けてくださいね。

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  4. PiuLento:

    ●ありがとうございます。励みになります。何かしら書くのは、楽しいんです。
    エキサイトは広告が入るようになったので嫌になりましたが、今は自分のサーバーなので、ずっと続けて行きたいと思います。

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  5. JS:

    「膨大な草稿集」のロバスト性に関してはどうでしょう?デジタルデータは消える時にはあっという間ですからねぇ。

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  6. PiuLento:

    ●データ保存の冗長性についても、お任せください。PCのハードディスクと、バックアップ用ハードディスクと、クラウドの3箇所にバックアップしております。

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