ちょっと思い付いて、(普段使わないから全然減ってないが、いざという時のため)モバイルバッテリーを充電しようと思ったら、なぜかケーブルが挿さらなかった。見ると、バッテリーの受け口はmicro B、使おうとしていたのはCだ。サイズは似ているが違う。大量のケーブルを放り込んでいる箱を探したが、普通の(A-B)以外はA-mini Bしかなかった。

更に探したら、缶コーヒーか何かの景品だったと思われる、しょぼいケーブル(長さが15cmくらいしかない)があった。一抹の不安はあったが、他にないのでそれで充電した。日本の飲料メーカーなら、景品だって簡単に発火するようなものは出さないだろうと期待した(でも、今は全然甘いかもね)。

それにしても、確かに整理はしたが、少しは残したはずだ。きっと、知らないうちに捨ててしまったのだろうと思い、仕方ないから買おうかと通販サイトを探したら、300円くらいのがあった※。ケーブルの他にB→micro Bの変換コネクタもあったので、それなら邪魔にならないし、安い(150円くらい)からポイント利用で0円で買えると思って決めたのだが、やっぱり物を増やしたくないので、もう一度探してみた。

※別件で100円ショップに行ったら、探していたmicro USBケーブルがいろいろあった。まさに灯台下暗しだ。たまに充電に使うくらいなので、わざわざいいものを買わなくても良さそうだ。ただ、さすがにB→micro Bの変換アダプタはなかった。あれはいかにも特殊だ。でも、あれば便利なのに、ほとんど売ってないのが不思議ではある。 (13:09)

すると、あった! 古いスマフォをまとめて入れておいた箱に入っていた。ケーブルをぐちゃぐちゃに入れている箱に一緒にすると壊れたり捨てたりするとか、使う時や手放す時に素早くまとまるので好都合だと思ってそうしたのだろうが、すっかり忘れていたw 何をどこにしまったかのメモをEvernoteなどに書いておくといいだろうが、毎回書くのはどうも面倒だ。

それにしても、まったく野放図にコネクタ(下記参照)を作り出して来た連中(USB-IF)に、「どうしてこんなに多いんだ?!」と小一時間問い詰めたい。

参考: USBコネクタの種類

  • Type-A, B
  • mini Type-A, B
  • micro Type-A, B
  • USB 3.0(SuperSpeed)のType-B, micro B
  • Type-C

余談: 今のところ合計9種類だ。一見、莫大ではないように思えるが、異なる種類間を繋げる要求があり、しかも、それぞれの端にはM(プラグ)/F(ジャック)の種類もあるので、そういう変換コネクタ・ケーブルの種類は膨大になる。どういう計算をすればバリエーションの数が出るのかは、僕には分からない。(9!)2だと恐ろしい数になるが、そこまでは行かないだろう、きっと。でも(9!)×2だって72万だし、(2×9)!なんてとてつもなさそうだ・・・ まあ、部品業界への需要を生み出すという点では役立っているのか?

(15:06) 余談その2: リストを見ると、今となっては余計とも思えるminiとSuperSpeed用のコネクタがなければ、いくらかはマシだったと思う(それでも5種類は多いが)。A, B, Cだけだったらベストだが、無理だっただろう。それにしても、すぐに廃れさせられてしまった(= 半ばobsoleteになった)miniやSuperSpeed用のコネクタを出したのは全く思慮に欠けていたとしか言いようがない。SuperSpeed用のBなんて、美しさのかけらもない。おそらく、携帯機器への対応や高速化で競合に負けたくなくて泥縄的に出したのだろう。

そして、Cは便利だけどやっぱり角度(回転)は合わせなければならない。そこで、半分冗談だが、更に楽にするために、イヤフォンプラグ・ジャックのように360°どの角度でも本当に「ただ挿せ」ばいいようにできないものかと思った。そのままやると、電気では一瞬ショートする可能性があるが、光なら全く問題ない。不可能ではなさそうだ。そうすると、将来は今しきりに除け者にされているイヤフォンジャックが復活することもあって、結局、「林檎は間違っていた」と言われるかも知れない。なんてことを考えて、ほくそえんでいるw

結局、賢そうな顔(見たことないがw)しているけど、全く先見の明がないバカだったと思う。コネクタだけじゃなく、仕様だってすごく増えたじゃないか。今は、外見はCでも中が違うから調べないとちゃんと使えないとかいうこともあるらしい。これでは、我田引水的な規格をドヤ顔ででっち上げては捨てる林檎社やMS(ソフト面)と似たようなものだ。だいたい、最初のコネクタ(A, B)からして、どうして、いつも逆に挿そうとして失敗してしまう(しかも、直そうとして反対にしても挿さらず、やっぱり最初が正しかったことすら多い)形をしているのかと思う。

実は、USB関係の仕事もしたことがあるのだが、その時はこんなことは全然思いもしなかった。「USBはいい・すごい! 是非広めよう」、「レガシー(シリアルなど)は古いから駄目」とかいう純朴な気持ちだけ(= 技術馬鹿)だったしw、そもそも、仕様で逆に挿さらないことを知っていたから注意していたし、開発の時はコネクタが見やすいところに機器を置くせいもあって、挿し間違いすることはまずなかった。が、やっぱりただ作るだけでは分からないことが多いものだ。

PS. そういう点では、例えば、Ethernet(*base-TX)のモジュラーコネクタ(RJ-45)はすごく優秀だ。確かに、初期のEthernetのコネクタは2-3種類あったが、10base-Tが出てからは何十年も同じものが使い続けられている。「ギガビットだからコネクタが違う」ってことはない(と書いたら、実は違うコネクタもあるし、高速なものは中のケーブルの本数や品質が違うことはあるが、一般人が使うものは大体同じだ)。固定電話のコネクタも同様だ(そろそろ固定電話自体がなくなってしまうがw)。そもそも、例えケーブルが違ったって、上下(裏表)の向きを間違えて挿さらないことがまずないだけでもありがたい(しかも、C以外のUSBと違ってケーブルの方向(A/B)もないから、合計で4倍?ありがたい)。

あの系統(RJコネクタ)はちゃんと考えられたのだろうか? コンシューマ系と違って通信系の人は(頭が)堅い(無駄かも知れないのに何十年も先のことまで考える)から、いろいろ考えたのが(これについては)良かったかも知れないな。ちょっとかっこ悪いけど、USBだってあれにすれば良かったのに・・・

そして、「USBが出たばかりの頃は、分からないことが多かったからああなった」とは言えない。そのずっと前からRJコネクタはあったのだから。そういう経験を軽んじた業界が馬鹿だったのだ。

まあ、将来は無線になって、こういうつまらないイライラはなくなってほしい(実は、USBは昔無線の規格を出したが、なぜか失敗している。次は別の団体が別の規格でやればいいだろう。同じことの繰り返しかも知れないがw)。

PS2. USB-IFはカスだが、それよりも更にカスなのは、某国の国営だった電話会社だ。USではとっくにRJコネクタを電話機に使っていた(らしい)頃でも、延々とバラ線でネジ止めしていて、それをやるには資格が要るから、「お前らは勝手にやるな!」、「勝手な電話機も許さん!!」とのたまわっていたのだから。外圧に負けてようやくモジュラージャックを認めた頃が懐かしい。

それ以外にも、さまざまな役に立つのかどうか不明な独自規格を制定していたようで(これが「ガラパゴス化」の発端の一つかも)、ある時、現場の経験が少ない人が、特殊な工具がないと電話線を端子に接続(挿入)することらできないのを知らずに現場に行ったら大変慌てたが、偶然、古参の人が持っていて助かったという話があるかも知れないし、ないかも知れないw

PS3. とはいえ、「つまらないことでこんな長い文章を書く気力があるなら、その時間で『どこに何があるかリスト』でも書けっ」てのはごもっともですw

そして、つい、スマフォやバーコードとかでリスト作成を自動化したくなってしまうという技術馬鹿精神が出て来ると(爆)

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2件のコメント

  1. noir:

    うちの充電台はいろいろなコードでごちゃごちゃです。仕事用のiPhoneやiPadもあるし、車に乗る時用の短めのコードもさまざま用意してあって、どうにも整理整頓ができません。
    向きについては私も常々同じこと思ってました。逆に刺してささらず、やっぱり戻してまた刺さらず、などと毎回不快な思いをしています。なので、スマホをかえてCになり、どっち向きでもいいことがわかった時はとてもうれしかったです。なんで最初からこうしなかったのかなーと思いますね。
    れんとさんの作り手側の意見はたいへん興味深く読ませていただきました。

    あ、あと、いかにも頭の良ろしい技術者が独りよがりで作ったのでは、と疑うような素人に全く理解ができない分かりにくい取説みる度に、ゴミ箱に投げ捨ててやりたくなります(笑)

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  2. れんと:

    ●そう、僕も、充電だのPC接続だので、同じようなケーブルが何本もあって気に入りません。そして、それらを間違える(例: 充電のつもりでPCに繋ぐ)のも癪に触ります。PC接続(スマフォからの画像転送)はWi-Fiで自動でできるようにしてケーブルを減らそうと思っていたのですが、なかなかやる気が起きません^^

    そう、Cはいいですね。今のスマフォはCなのですが、これだけはまったく気楽です^^ (それでも、PCと充電の区別は要る)

    説明書はそうですねぇ・・・ ベースを書いた経験もあるので両方の気持ちが分かるのですが、書く側は技術しか分からない(興味がない)人が多く、しかも掛けられる時間がないうえにリライトする人も居なかったりして、「仕様書やメモを適当にコピペして、形だけ作ろう」って場合もあると思います。そういうのは使う側のことなんて全然考えてないので、普通に読んでも何も分からない(こっちもかなり考えて解釈・想像しないと分からない)ですね。

    僕は子どもの頃は、親が感心するほどマニュアルを熟読していた(そういう変な趣味だったのかも^^)のですが、近頃は、工事や設定が要る時以外はほとんど読まないです。どうも意味がない気がするのです。

    直感的に思ったように使えれば、最初から読む必要はなく、そうでない時だけ調べる。読んでも知りたいことが書いてないことが多く(実際にはその機能がなくてがっかりすることも多い)、ネットで調べるか試行錯誤する方が有益だったりするのもありますね。

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