積年のストレスが爆発寸前だったので、このブログのドメイン名(piulento.net)の登録業者(レジストラ)をお名前.comからGoogle Domainsにした。

移管先の検討

今までのお名前.comへの不満を以下に書く。

  • ウマシカ仕様で、すべてのことにイライラする。
  • 料金: 安くない(.netドメインの更新料: 1598円/年 (税込み、以下同))。
    • 最初(1年目)は少し安かったのでここにしたのだが、2年目(更新)以降は値上がりした(価格表には書いてあったが、その後値上がりした気がする)ので騙された気分になった。
  • 設定画面(web)が分かりにくいうえに遅い。
    • どこをどうすればいいか、とにかく分からず(直感的でない)、設定する時はいつも不安になるし、間違いやすい。何も考えないで作っていそうだ。逆に、人をイライラさせようとして作ったのなら、天才の作品だ。
    • 無駄な装飾(例: プログレスで丸いのが延々とぐるぐるする。ログインするだけでも、これで何秒も待たされる。一体何をしているのか知らないが、「そんなことする暇があったら1秒でも速く表示しろ!」って言いたい)が鬱陶しい。余程センスのない人が作っていそうだ。
      • ↑思い出した。OCNの管理画面(マイなんとか?)も同様に遅くてイライラするから、なるべく使いたくない。ガラパゴスの似たもの同士なのか。
    • ドメイン名の更新時期が近いせいか、ログインすると勝手に更新ページが開かれるのも鬱陶しい。全くセンスが悪い。
    • 有料サービスでも料金が書いてないことが多い(例: ボタンを押すと料金が発生する時に、料金が出ない)ので、うっかり課金されそうになる。
  • 連絡メールが紛らわしい。さらっと有料サービスに誘導する。
    • 「【重要】[2件]の管理状況について」という題のが来て、詐欺か、本物なら一体何があったかと思ったのだが、中身は単に「登録情報の確認しろ」だけ。最後にそれに絡めた有料サービスの広告(有料とは書いてない)がある。実際、「へえ、便利そうだからやるか」と思って設定し掛けたら、有料なことが分かって止めたことがある。
    • 「【要確認】ご登録情報を至急ご確認ください」という題だが、これも内容は上と同じ。最後にやっぱり有料サービスの広告。
    • 近頃こういうのが頻繁に来て、堪忍袋の緒が切れた。
  • ちょっとした追加機能が有料で高い。ドメインロック(不正操作の予防機能)すら有料※。(← ドメインロックについては、下記のように誤解だった)
    • ※お名前.comの設定画面を見直したら、ドメインロックの名前は「ドメインプロテクション」だと思っていたが、実は「ドメイン移管ロック」で、こちらは無料だった。説明はないし、ドメインプロテクションが先に出ていて(しかも、ドメインロックと場所が別)目立つし、メールの宣伝ではドメインプロテクションに飛ばされたので、とても誤解しやすい。 (4/16 5:43)
  • いまだに2要素(段階)認証でない。

ドメイン名登録業者を検索して、以下が候補になった。もちろん、お名前.com(GMO)系の業者は除外した。

  • さくらインターネット
    • 高い(1852円/年)。
    • いろいろなサービスを使っても、全然割引きがない。
    • 信頼感はある。
    • 設定画面(web)は「昔ながら」の様相で、使いやすくはない(お名前.comよりはずっといいが・・・)。
    • 2要素(段階)認証かどうか不明(サービスによって、そうだったりそうでなかったり・・・)。
  • スタードメイン
    • 安くはない(1490円/年)。
    • 事前にポイントを買って支払う(プリペイド)ので面倒。
    • プリペイドのため、自動更新でないのも面倒。
  • Xdomain
    • 安くはない(1490円/年)。
    • 良くも悪くもないが、リセラー(元はスタードメインらしい)なので継続性が不安。
  • Google Domains
    • 信頼感はあるが、突然終わる心配がある。
    • 設定画面が使いやすそう。
    • 安くはない(1512円/年)。
    • DNSサーバ(8.8.8.8)は高速。
  • FC2
    • 安い(1,180 円(税込みか抜きか明記なし))が信頼性はかなり疑問。
    • Webページに重要なことが書いてなかったりする(例: 料金が税込みかどうか不明: ただ、Googleも不明だった)。
    • アダルト系のイメージで印象悪い??
  • 海外の業者(namecheap, Uniregistry): 特に安くなく(1500円/年前後)、メリットが感じられなかった。

移管先を選ぶ際には、可能なら料金を安くしたかったが、そもそも年間2千円未満とすごく高いものではないので、それよりも、安定性(信頼性)や使いやすさを重視した。

最初は、今までの経験から、信頼性が高く既に使っているVPSなどのサービスと一本化できるのが便利そうなので、さくらにしようと思っていた。しかし、割引きがない(いつも、なんでやらないのかなと思う。「VPS使ってたらドメイン半額」とかいいと思うが。商売下手なのかな)し、設定画面もイマイチそうだし(実際、今使っている他のサービスのはイマイチ)、いくら信頼性があるといっても一社に依存し過ぎるのは良くないので、Googleにした。もちろん、全然好きじゃないのだがw

上にも書いたように、彼らの習性で突然終了になる心配があるが、レジストラのサービスはコストは安いし、彼ら自身も使っていそうだから、まず大丈夫だと期待した。それに、終わりになる時は早期に予告されるだろうから、また移管すればいいのだ。

それから、Googleはユーザーの個人情報を収集する悪癖があるが、ドメイン名の場合、登録者の情報を登録時にしか取得しないので、大きな問題はない。そもそも、僕はAndroidを使っている時点でいろいろな個人情報を渡しているから、現状以上の問題はない。あと、DNSサーバは使う人が選べるから、Googleが嫌な人は使わなければ良い。そして、デフォルトではプロバイダ・キャリアのサーバが使われるので、ほとんどの人は何もしなくてもGoogleのDNSサーバに関わることはない。

移管の準備

移管に際して、ひとつ大きなハードルがあった。移管前に、元の業者(お名前.com)でWHOIS情報(ドメイン所有者の名前、住所、電話番号、メールアドレスなど)を公開する必要があり、移管が終わるまでその状態が続くことだ。通常は、「WHOIS情報公開代行」という機能で、ドメイン所有者の情報の代わりに代理(例: レジストラ)の情報を公開しているのだが、移管中は自分の本当の情報を全世界に公開することになる。移管に掛かる時間は未定(通常は数時間だが、数日間掛かる場合もあると説明されている)なので、なかなか恐ろしいものがある。僕としては数時間でも嫌だ。

どうしても公開が必要そう(移管先からの連絡ができないためのようだ)なので諦め掛けたのだが、いろいろ調べるうちに、さくらに移管した方の情報が見付かった。そこには、以下のようなさくらの説明が引用されていた。

登録者名はプライバシーを重んじる方は、ハンドル名・ニックネームなどのプライバシーに影響のない名称をご検討下さい

プライバシーを重んじる私は、上の記述を柔軟に解釈して、公開されても不都合のない情報に変更した。一番重要なのは、メールが届くことだ。詳しくは、「分かってるな」 → 「私、すごく物分りいいんです」ってことでw

それ以外は特別大したことはなかった。念のため、現状のお名前.comのDNS設定などをメモした程度だ(実際には、自動でGoogleに移行された)。

移管作業

作業前に再度確認したところ、1点だけ準備に抜けがあった。WHOIS情報の管理担当者と経理担当者が変わっていなかったので、修正した。WHOIS情報には4つのカテゴリがあり、そのうちの3つを変更する必要があった※(WHOIS情報を検索すると全部は出ないようだが、念のため、全部変更したかった)のだが、最初の1つ(登録者)しか変更していなかったのだ。危ういところだった。お名前.comの設定画面が分かりにくく・使いにくく、必要最低限以上は1μ秒だって使いたいと思えないので、設定変更後の確認を充分にしなかったせいだ。

※今、仕事用ドメインを見たら、4つ目の技術担当者も変更する必要がある場合があるようだ。piulento.netでは技術担当者情報はGMOになっていたので不要だったが、仕事用ドメインでは自分になっていたから、全部確認・変更する必要がある。まったく良く分からないシステムだ。 (4/16 5:31)

それ以外には大きな問題はなく、つつがなく終わった(実際の作業内容・手順については、ここを読まれる方で実施する方が多いとは思えないので、割愛する。検索すればいくらでも出て来る。逆に、調べてできない方はしない方がいい)。一番心配だったのは、お名前.comからの移管承認と移管終了の通知メールが遅かったことだ。それぞれ約1時間くらい掛かった。その間、「もし、どこかに不備があって処理が停まってしまったら、お名前.comもGoogleもサポート依頼は面倒そうだな・・・」とか思っていた。

大体、2時間くらいで作業が終わった。

それから動作確認し、問題なかった。代理のWHOIS情報(→ 検索ページの例)はGoogleのものに代わり、IPアドレスはちゃんと検索でき、ブラウザでのアクセスも問題なかった。ただし、ドメイン情報の伝達には時間が掛かるので、すぐに試しても意味がない場合があるので、数時間後に再度確認してOKだった。

感想・その他

やっぱり、お名前.comは論外かつぼ●たくりだと思った。ほとんど何もしないのにお金を取り(これは他社も同様)、追加機能は、例え必要な機能だってほとんど有料だ(しかも、平気で千円/年とか取る)。昔からやっていたらしい功績は認めるが、余りにも阿漕ではないだろうか。これでは、ひどい目に遭った人が止める(辞める)一方ではないかと思う。実際、「ドメイン移管」で検索すると、「お名前.comから*に移管」というようなのが沢山出て来る。ただ、そこは数多くのレジストラ(例: ムームードメイン)を吸収しているから、それでも余裕があるのだろうか(検索すると、「お名前.comからムームーに移管」というのも多くて、(それにはちゃんとした訳があるのだが、)苦笑する)。

Googleでは、設定画面(web)は見慣れた単純明快なもので分かりやすく、使い勝手がいい。設定に当たっていくつか不明な点はあったが、不安は全くなかったし、すぐにしたいことができた。そのうえ、いくつかの付加機能(例: メール転送)が無料で使える。もちろん明朗会計で、勝手に有料サービスに誘導されるなんてことはないw

それから、移管する前に心配していたのだが、ドメイン名の有効期間は移管しても全く減らない。移管時に、新しいレジストラに1年分の料金を支払う必要があるが、それは今の期限に追加される。期限前に移管しても残りが消滅する訳ではなく、移管した日が期限の開始になる訳ではない(だから期限ギリギリまで移管を待つ必要はない)。これは良心的だ。というか、下に書いたように、レジストラはドメイン名を登録するだけなので、(今までの)レジストラの関与がなくなったからといってドメイン名の有効性が消滅する訳ではないのだろう。

なお、レジストラは常日頃ドメイン名の管理をしている訳ではなく、単に登録しているだけ(要は取り次ぎをするだけで、付加的にDNSサーバの提供などをしている)なので、基本的には登録や変更の時しか仕事をしていない。だから、DNSサーバを持っていれば自分だってできる(しかも無料で)はずだが、実際には登録先の団体(レジストリ)は契約(認証?)済みのレジストラからの要求しか受け付けないので、自分で登録するのは現実的でない。でも、そのうち、GoogleあたりがSSL証明書のLet's Encryptみたいに、もっと手軽にドメイン登録できるようにしそうな気がする(ただ、そうしても、Googleには今以上の利益はなさそうだ)。

僕のドメインは、もう一個、休眠状態の仕事用のがあるのだが、期限切れで失効させようと思っている。でも、もし幸運にも使う宛てができたら、Googleに移そう。どっちにしても、年内にはめでたくお名前.comからサヨナラできる。

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2件のコメント

  1. naoki:

    >彼らの習性で突然終了

    ホントこれですw
    こんなことをしていたら、
    いつか滅びる日が来ると思いますw

    それにしても、結構いろいろな苦労があるものなんですね。
    移管、お疲れ様でした。

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  2. れんと:

    ●そう、あんないい加減なことでは、いつか滅びるでしょうね。それは、そう遠くない気がします。でも、その時は次に乗り換えるだけですw そのためのオープンな規格なんです。

    ありがとうございます。毎度、いろいろな落とし穴があるものです。手こずりながらも半ば楽しんでますがw

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