副題: 腐った革袋に良いワインか・・・

昨日行ったラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2019へのいろいろな文句を、怒涛のようにぶちまける。その他に、いつものように、その日にあったことで気になったことなどを列挙する。

全般

何が「音楽祭」だよ! あんなのストレスを溜めるだけの苦行だ。音楽を楽しむ以前にイライラしたり疲れてしまって、そういうのに耐えて精神を鍛える修行とか、何かの罰ゲームだ。

東京国際フォーラム(以下、TIF)の問題

TIFの全ホールを使っているようなので、ものすごく大勢の人が来ていた。全ホールの収容人員を1万人とすれば、ピーク時にはその数倍から十倍は来ていたはずだ。人が多過ぎて、食事やトイレなど、普通のことすら何一つまともにできない。何でも行列だし、人が多い所(棟の間の広場)ではその行列で通路も塞がってしまって、まともに歩くこともできない。椅子もテーブルも空いている訳なくて、休むことも満足にできない。都心だけど土地は無駄に広いので、何をするにしてもとにかく歩くばかりだった。

まさに、阿鼻叫喚の地獄絵図だった。毎日満員電車で通勤している人は慣れているのかも知れないが、休みの日まであれでいいのだろうか?

ホールのある棟は階段やエスカレーターばかりで、どこに何があるか分からない。表示はあっても分からない。エスカレーターの前で、係員が「R(扉)は手、L手」(左右逆ではない)と連呼していたくらいだ。他には、トイレの表示を頼りに階段を降りたら、突然表示がなくなり、実は真後ろにトイレがあったりする。ここに比べれば、以前懲りた文京シビックホールの方がまだマシだった。

トイレについては、小さいの(小が数個、大が1室しかないのが多い・・・)が分散していて、そのせいかどれも混雑してしまって、すごく不便だった。女の人はどのトイレも長い行列で、更に大変だっただろう。。。

レストランは高いうえに行列※、周りも高級な店か飲み屋。なぜか、コンビニがほとんどない。これの客以外に、はとバスの観光客や有楽町やビックカメラなどの客も多くて、外も競争率が高そうだった。

※その中にはSizzlerもあった。それを見て、大昔(90年代半ば)、横浜かどこかに行って昼食の時だったか、どこも混んでいて、Sizzlerですら行列ができていて、「なんでSizzlerなんかに並ぶ必要あるの!?」とブチ切れたのを思い出した。一緒に行った方には大変申し訳ない・・・

結局、僕は、昼食は食べられず(探し回っているうちに最初の公演の時間が来てしまったため)、飲み物も買えず(気力がなくなった)、トイレで水を飲んだだけで最初の演奏を聴き、その後、地図アプリで何とか見付けたコンビニでおにぎり2個を買って食べた。一個の具は筍だったのだが、次の演奏の時に、なぜか湿った竹の匂いがして不思議に思ったら、自分だったw

ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2019(以下、LFJ)の運営の問題

クラシック音楽を知らない人が運営しているとしか思えない。とにかくうるさい。あれは、映画とかポップ音楽の乗りだった。というのは、ホールAのステージ両脇にはディスプレイがあるのだが、開演前に延々と うるさい音を出しながら動画広告(要はCM)が表示されていたのだ。興ざめだし、演奏前に集中を高めたいのに全く落ち着かない! あと、このCMはベレゾフスキーの調律中にも流れていたのだが、邪魔じゃなかったのだろうか?

同じくステージだが、視覚的にもうるさい。ディスプレイの下にはきらびやかで悪趣味なライトが点灯していた。演奏中もずっと! このライトはステージの背にも同じ色で光っていた。もちろん、演奏中も。

ホールに入って椅子に座って、このありさまを見たら、本当に嫌気が差した。それでも演奏を聴きたかったので耐えたのだが、最初の演奏は前に書いた通りの惨憺さだった・・・ もしかして、ベレゾフスキーが本気を出さなかったのは、この醜態のせい? (まあ、そんなことは全くないと思う)

それから、前の稿にも書いたが、ホールAは広過ぎて後ろの席の音が醜悪だ。音が悪すぎて苦痛のレべルではなかった。企画・設定する時に聞いて確認していないのだろう。多くとも収容人員を半分にすべき(サントリーホールだって2000人だったと思う)だが、それでは儲からないのだろう。逆に、5000人で3000円(最後列でも2500円)も取ったら、主催者は「割安」どころかすごく儲かるはずだ。

ステージ脇のディスプレイだって、細かいところが見えるのは確かに便利だが、視点が動くし、明るいから演奏への集中を削ぐ。遠くの人のためという建前だろうが、そもそも人を入れ過ぎるから要るので、客を減らしてディスプレイはなしにすべきなのだ。

とにかく、LFJは最低だった。

しかし、今思うに、実は僕の方が場違いで、趣旨や中身を確かめずに安易に行ったのが大間違いだったのではないだろうか? LFJは、純粋にクラシック音楽を楽しむ人に向けているのではなく、

連休だし、近くで気軽に時間つぶしができ、しかも、家族とかパートナーと一緒に行けて、いかにもセンスがあって文化的で意識高そうで、(若い人なら)彼女とかにうんちくなどを傾けられ、帰りにおしゃれなレストランで食事したい。

とか思う人たちに適当な、「テキトーなお祭り騒ぎ」だったのではないだろうかw

実際、若い人や家族連れ(赤ちゃん連れも)が多かった。しかも、曲や作曲家に特別に興味がなさそうな人が多そうだった。でも、そうであれば、どういう考えでクラシック音楽を、しかもその曲(僕が聴いた曲なんて、「運命」とか「別れの曲」などとは違って、どれもそんなに有名ではないと思う)を、聴きに行ったのだろうか。そこが理解できない。普通のポップ音楽とか映画でいいじゃん。そっちの方がずっと分かりやすいよw 確かに幅広い人に興味を持たれるのはいいけど、聴いたあとで「綺麗だ(すごか)ったね」などで終わって何もしなければ、余り意味がない気がする。まあ、それでも、低い確率ではあるが、これを機会に継続して聴きたくなる人が居るかも知れないから、紹介とか裾野を広げるという意味では価値があるのだろう。

良かったこと

そんなしょうもない催事ではあったが、わずかながら良かったことがあった(もちろん、演奏自体は概ね良かったが、別に書いたのでここには書かない)。

  • スタッフがちゃんとしていた。多くは学生のアルバイトだと思うが、みんなきちんと対応していた。ただ、かなりスタッフが多かったから、経費が掛かってそうだ。まあ、5000人のホールに客を詰め込んで総入れ替えで回転させれば、充分に元が取れるのだろう。
  • 人ばかりの外に比べて、ホールの中は涼しかったことw あと、椅子の幅や間隔が広めなのは良かった。

雑記

  • 若者(概ね2人連れ)の会話が楽しそうだった。映画の話(例の「ピカチュー」や長澤まさみが出ている作?)とか、本に書いてあったらしい音楽のうんちく(ホールの音を調整する人の仕事の話: 「調律師」と言っていたが、実際の名称は違うと思う)とか。うらやましかったし、後者の話には興味があったが、さすがに割って入る訳には行かなかった(それなことをしたら、良く居る、昔取った杵柄オジさんだ)w なので、微笑ましく聞いていた。
  • 写真を見て気付いたが、近頃は聖子ちゃんカットが復活した?? 単なるミディアムボブ? 服装も80年代っぽい気がする。
  • いまだにCD販売をやっていて、それを買う人が多いのが不思議だ。
  • (都内は)さすがに綺麗な人(女性)が多い。あんなにバッチリにして疲れないのか謎だ。慣れなんだろうが・・・
    •  でも、綺麗なのに性格が悪い人も居る。
    • でも、田舎は綺麗でなくても性格が悪い人が居る・・・ (そうだったか)
  • 年寄りは素直でない。
    • 行きのバスで、バスのカードが止まってしまうので手で押さえないように言われても、例によってムスっとして返事もしない。しかも、このババアは降りる時も同じことをして手間取っていた。
  • 連休のせいか、行きのバスは珍しく満員になった。
  • 行きの宇都宮駅で、今更指定席を取ろうとする人が多いようで、券売機は混んでいた。しかも半分くらい停まっていて、更に混んでいた。釣り銭切れだったのか?
  • 新幹線でもSpotiyは問題なかった。ただ、行きは疲れていたのと、帰りは聴いた演奏に満足して、ほとんど聴かなかった。脳内演奏や本物の音楽の方がいい・充分な気がしている。あと、近頃は無音もいい。
  • 新幹線の通路の反対側の列に、熱心に勉強する若い女性が居た。隣席のババアに嫌がらせ(荷物が邪魔だとか)をされても、丁寧な受け答えをしていたので感心した。集中したのか、最後はあぐらをかいていた。そういう人は結構好きだw
  • 演奏中に奇声を発する人が居た。最初の2公演で居た。子ども? 精神障害者?
    • あと、老人は例によってビニール袋をごそごそ。あれ、なんなのかねぇ・・・ やっぱり、飽きたんだろうか。だったら、曲名を見て分かる(分からない)んだから、来なければいいのに。
    • もちろん、隣には、演奏中にパンフを取り出して読みだす人も居たw あれはなぜ??
  • どの公演でも、席の周囲の女の人の匂いがキツかった。いい匂いの人は居なかった。ただ、いい感じの人は無臭だった気がする。その方が好印象だ。
  • 演奏が終わって下の階に降りる時、平然と横から列に割り込む(仲間内で「列になってるのねー」とか話しながら、しばらく列と並行に歩いて、おもむろに(僕の前に)割り込んだ)ババア数人が居た。オバさんて、なんでマナーを守らないのだろうか? まあ、ジジイも一緒か。
  • その後階段で、近くを歩いていた女性が連れに「隣の人が・・・」と言い出したので、もしや、隣に座って居た人で、「リズムに合わせて頭とかを動かして鬱陶しかった」とか言われるのではないかと、ちょっとドキッとした。だが、「煙草臭くてー」だったので、ほっとしたw
  • 疲れのせいか、帰る頃には視力が落ちた。暗いせいもあって、良く見えなかった。
  • なぜか口内炎ができていた。疲れなのだろうが、飲んでいるビタミンB剤が効いてないようだ・・・
  • 帰りの新幹線の通路で: 席に向かう時に反対側からも来たので、数人を通し、切れ目ができたから進んだら、ババアとガキが来て、避けずに(こっちを無視して)平気な顔で通って行った。譲り合いすることを知らないのだろうか。すごく疲れていたし、頭に来たので、少しぶつかったけど僕も無理して通った。それが結構後味が悪かった。
    • 僕は、車でのやり方のように、交互に行こうと思ったのだが、「普通の人」は、行列がなくなるまで、延々と待つものなのだろうか??
    • ババアはやっぱり・・・
  • 宇都宮駅に、いかにもアメリカンな白人女子が居た。「Youは何しに?」w
  • DQN車が駅前ロータリーを結構通っていた。連休のせいか。あんなに居たとは知らなかった。あと、バス用のレーンに入って、停留所に停めて邪魔になっている馬鹿も多かった。
  • なぜか、駅のコンビニは人が多くて列が分からなくて面倒だったので、何も買わずに帰った。吉野家も、最終バスの時間まで余裕がなくて入れなかった。結局、夕食もまともなものが食べられず・・・ さすがに、僕もそこまでストイックではないw
  • 帰りのバスは丁寧な運転手さんで怖くなかった。珍しい。
  • 珍しく何の忘れ物(持参し忘れも)もなかった。
  • かなり歩いたせいか疲れたせいか、今朝は1週間前に比べて体重が1kg減った。そして、ふくらはぎが痛い。

てな訳で、メモしたことや思ったことをほとんど全部吐き(掃き)出したので、すっきりしたw

AQUOS sense liteで撮影

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2件のコメント

  1. naoki:

    いや~、何の苦行ですかw

    れんとさんほど僕は音楽に詳しくないですが、それ以外のものの感じ方が似ていますよね。まず、人混みが我々には向いておらず、れんとさんもエントリ中で触れてらっしゃいますが、家で音楽聞いてるほうがストレス少なくていいです。

    これで隣の席の人に貧乏ゆすりなんてされた日には……w

    なんか、我々にとって周りの人はストレスになることが多いですね。バイアスがかかってるのかも知れませんが。

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  2. れんと:

    ●どういう訳か、大金払って苦行させられて来ましたw 賛同して下さって、うれしいです。

    そう、人が多いのはストレス源ですね。日本人は、同じ人でも、少ないとまだまともなことが多いのですが、集まって多くなると、途端に民度が低下する印象です。

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