先日HMVの広告で見た、Viviane Chassot(ヴィヴィアンヌ・シャッソ)という人の新作がSpotifyに入っていた。今回は丁度発売日だ。見付けてから結構日が経ったので、曲が何だったか忘れていた(「ゴルトベルク」と思い込んでいた)のだが、モーツァルトのピアノ協奏曲 第27番などだった。

それだけでは全く変哲がなく、広告を見たって待ってまで聴く気にならなかったのだが、なんと、楽器がアコーディオンなのだ。もう、それを見た時から、怖いもの見たさでw出るのを待っていたのだ。

今は先日書いた、再生履歴を自動記録するプログラムのプロトタイプを作っていて、そのテストがてら、今朝から聴いている。

掛ける前は、「どうせ、例によって『がっかり』のパターンだろうな・・・」(「ゴルトベルク」のピアノ以外の演奏に多い)と、全然期待していなかった。そもそも僕はアコーディオンが好きではない(嫌いでもないが、オルガン系なので余り積極的に聴かない)。

が、掛けた途端に、「これはいい!」と思った。最初の曲はピアノ協奏曲 第11番で馴染みがないし、頭はオケだけだが、アコーディオンが出る前からいい予感がした。オケ(Camerata Bern)の音がすごく綺麗なのは確かだ。相手がアコーディオンだからといって手加減している感じがしないのがいい。

で、アコーディオンが始まったら、これがなかなかおもしろくていい。アコーディオンの、暖かい、ヨーロッパの街角で演奏されてそうな(見たことはないw)、ちょっととぼけた音がいい。ちっと聞いただけだとヘタウマだと思いそうだが、音が絶妙だからそう聞こえるだけで、実際にはすごい腕だ。

気に入ったので聴き続けて、今は最後の曲、第27番(→ ライブでの演奏(一部): アルバム(→ プロモ)はこれよりずっといい)の終わりの辺りで、完全に気に入った。アコーディオンも悪くない。強いて言えば、最初の頃は音が少し弱い感じがしたが、聴き続けたら慣れた。アコーディオンがいいのはもちろんだが、上にも書いたように、オケがすごくいい。そして、HMVの広告にも書いてあったが、アコーディオンの音は木管楽器とすごく相性がいい。聴くまでは全然想像していなかったが、そこがすごく気に入った。

そして、選曲がうまい。収録されている曲は第11, 15, 27番で、どれも暖かい感じの曲だからアコーディオンの音が合ったのだろう。だから、第20番などは全く無理な気がする(それでも聴いてみたいし、彼女ならうまくやりそうだ)。選曲をちゃんとするのは当たり前のことなのだが、身の程知らずとか、自分の得意なところを分かってない人も多い気がする(挑戦するのは意味あるが・・・)。

いやぁ、アコーディオンだからといって馬鹿にしてはいけない。あと、こういう演奏とか雰囲気だったら、まさに音楽祭に持って来いではないだろうか。一方、系統が近いとはいえ、オルガンだったらイマイチな気がする。理由はすぐには出て来ないが、そういう気がする。好みの問題は大きいだろう。

 

PS. 再生履歴の自動記録は、Spotifyのミニプレーヤーがかなり複雑になっていて、改造するのが面倒だったので、別にプログラムを動かすことにした。プロトタイプなので、多少効率が悪くてもいいと考えたのだ。そして、たまたま、ミニプレーヤーがSpotifyから取得した、再生中の曲情報がファイルに格納されるようになっているので、それを参照すれば概ねうまくいくことが分かった。昨日から作り出してどうにか動き出し、Spotifyで再生した曲の情報が自動的にDBに記録されるようになった。DBなので、SQLというコマンドのようなものを入れれば、自由な条件で履歴を抽出できる。下に例を示す。

自動記録したSpotifyの再生履歴を抽出した例 (評価が良くて、コメントがあるもの)

もちろん、実際に使う時はSQLを打ち込むなんて面倒なことはせず、webなどから簡単に条件を指定できるようにするつもりだ。

ちなみに、記録し出してから1日も経っていないのに、エントリ(曲・トラック)数が150近くになった。今のDBのデータ量は約65KBで、1曲辺り0.5KB未満と小さい。それでも、10万曲だと50MBくらいになるので心配はあるが、画像管理ソフト(XnViewMP)のDBは180MBにもなっていて、それでも起動や処理が遅いことがないから、大丈夫そうだ。

次は、Spotifyの検索と上述の再生履歴を統合するプログラムのプロトタイプを作りたい。Spotifyの検索結果を再生履歴の条件(例: 「1度も再生したことがない」、「評価が悪くない」)でフィルタリングするイメージだ。その後は、ミニプレーヤーに、「初めて再生する」とか「今までの評価がいい」とかいうマークを出せるようにしたい。夢はふくらんでおもしろいが、作るのは楽しいけど楽ではないw

PS2. 丁度、「いかにもアコーディオン」でがっかりするいい例があった。これも今日HMVで見付けたのだが、Nikola Djoricという人の「展覧会の絵」(2019)だ。これは、いかにも「アコーディオンだったら、まあ、こんなものだよね」的だ。。。 まさに、Chassotを聴く前に予想していて、外れたことだ。彼女がすご過ぎたようだ。そもそも、こちらは選曲が悪い。音が甘く・丸くて、曲に全然合ってない(僕の好みが大きいとは思うが)。 (19:20)

(19:31 加筆)

  •   0
  •   1

コメントを書く

名前    

メール 

URL