珍しく「まさにそのとおり!」と言える意見(記事)を読んで、胸がスカッとした。「使えない「自称エンジニア」と重宝する「本物のエンジニア」を見分ける方法」である。参考になるので、以下に重要な項目を引用する。

1. 自分で手を動かせるか(指示するだけではなく実際にプログラムを書けるか)
2. プログラミングにおいて、アマチュアとプロの違いを理解しているか
3. 柔軟な仕様変更に対応できるか

残念なのは、日本の、特に大手IT企業では、こういう素養とか能力などは全く評価されず(そもそも必要とされていない)、1とは真逆の、自分で手を動かさない人、ITプロジェクトのマネジメント(企画や仕様検討、進捗管理、顧客との折衝など)しかできない人が重用されているのだ※。リンク先の記事の元になった本が出るくらいだから、中小でもそうなのだろう。そして、下請け(子、孫、・・・)にしわ寄せが行って、散々お金と手間(管理など)を掛けてできた物を見てがっかりすることになる。。。 まあ、実際には、見てがっかりするほどのセンスがある人はマシなのかも知れないが。

※僕自身の経験として、最初の会社の最後の職場や、2番目の会社ではたびたび(経営陣の方針の変化に翻弄されていた)、自分(社内)でプログラムを作らず、仕様検討や設計だけして外注しろと言われた。そんなことをいっても、自分(たち)で作らないものの設計などをまともにできる訳がない(要は机上の空論)ので、仕様の過不足や設計上の問題が生じて、業者に変更依頼することは茶飯事だった。そんなことを繰り返しても、まともなものができる訳がなく、スケジュールにも間に合わず、費用も増大する。しかも、発注する側はそういうつまらない事務作業だけなのに楽なんてものでは全くなくて大変だったし、ストレスもすごかった。ものすごく無駄でつまらないやり方だと思った(→ 参考(僕と同様の意見))。

だから、オフィスの光景を見て、スーツを着てエクセル、ワード、パワポ、MS Projectの類をいじって、電話とかメールとかチャットとか大勢で会議ばっかりする人たちとか、流行のカタカナ言葉を連発する人しか居なかったら、立派な自称IT企業(「ゼネコン」とか「土建屋」と呼ばれているようだ)と言えよう。

(7/8 19:15追記) 書いた時には、「じゃあ、どんなのが『本物のIT企業』なの?」と聞かれた時のいい例がなかったのだが、今日見付かった。僕は特別にUS(シリコンバレーとかその次とか)とかGAFAを崇拝するつもりはない(むしろディスりたいw)が、それでも、Amazonの光景(ページ中2枚目の画像)はいい感じがする。写真中にスーツの胡散臭いかっこいいお兄さんなんて全く居ないし(紹介されている人が一番近いくらいだ)、エクセルなんてのもまずなさそうだし、記事を再度読んでみると、「チームは10名ほどで、全員自社社員です。」とあるから、外注の手間とストレスなんてないだろうし、「必要に応じてビデオミーティングを行います。」とあるので、「会議ばっかり」でもなさそうだから、上に書いた自称IT企業とは全く逆=「本物」なことが確認できる(これはすごく説得力がありそうだ)。これならちょっと行きたくなった(本当に無理だが)w ただ、下手をすると、下記の「本物かどうか怪しい」人たちになってしまうので、注意が要る。そして、ノートPCにシールをベタベタ貼るなんてのは愚の骨頂だから止めとけと指摘したいw

そして、僕の2番目の会社の初期はこんな感じで、まさに天国だったwのだが、会社の成長(成功)につれて変質(劣化)してしまったのが悲しかったし、やり切れなかった。こういう会社は日本のどこかにあるのかねぇ??

かと言って、四六時中(移動中でも!)エディタやIDE(開発環境)やターミナルに向かってキーボードを叩き続けて、何か聞かれると流行の言葉や難しい用語を連発して煙に巻く人も、本物かどうか怪しいものだ。

え、僕? もちろん1, 2, 3全部OKのつもりだよ。ただ、2に関しては、たまに(結構?)汚いコードになってしまうが、それは、スケジュールに間に合わせるとか、工数を減らすとかの、(趣味でなく)プロの考えで(仕方なく)やっているのだ。リンク先の記事によれば、そういうエンジニアはまれであり高額になることが多いそうだが、その証明ができないせいなのか、儲からない以前に引き合いがないなあw

(7/17 9:01 仕様検討・設計だけでは無理なことについての参考リンクを追加)

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