Archive for the ‘オーディオ’ Category

「魔改造」と言うのはおこがましいかも知れませんが、こんなのできましたw

メディアのイジェクトの様子

この数日間の成果です。ドリフのために作りました(嘘)

 

(以下に本文を書きます。: 手違いで10/15の午後に書き掛けを公開してしまったので、一旦非公開にしていました)

概要

寿命のせいか、デスクトップPCのBDドライブがほとんど使い物にならないので、死蔵している小型PCのBDドライブ(スリムドライブ)を移植・交換した。それに伴って、ちょっとした細工をした。ついでに、PCの中に入れているアンプの台やカバーの前面パネルなども改良した。

きっかけ

「PCにも笑いを!」をスローガンに、ギャグPCの開発をしようと思った。のではなく、どうしてやることになったかは、良く覚えていない。暇つぶしにPCいじりでもしようと思ったのだろうか? (10/11頃開始)

そして、以前から、たまに使おうとしてもトレイが開かないうえに書き込みできないBDドライブ(パイオニア BDR-S06J= 「ドジでノロマな亀」?)※にイライラしていたので、友人にもらったまま滅多に使わない小型PC(ASRock Vision HT)のBDドライブ(Liteon DL-4ETS)を移植しようと思った。サイズが小さいだけで機能は同じはずだと思った(実は、良く確認していないw)。

あとで知ったことだが、パイオニアのドライブはメディアを挟む磁石が強過ぎて、トレイが開かないトラブルが多いらしい。なるほどと思うが、時間が経ってから発現するのが不思議だ。磁石を剥がす機構(ソレノイド?)が弱るのだろうか?

ただ、心配なのは、以前調べて知ったのだが、通電したままだと(レーザーの)寿命が縮まって、また書き込みできなくなることだ。それで、最初に、電源のon/offが容易そうなUSBでの接続を検討した。手持ちのUSB-HDDアダプタは光ドライブでも使えることが分かったが、いろいろ煩雑で美しくないので却下した。次に、SATAの電源をスイッチでon/offすることも検討したが、スイッチを買うか作る(部品はないので買う)必要があって面倒なので止めた。

それから、電源をoffにしなくても、ドライブをスタンバイ状態にすればレーザーは停まるのではないかと思って試したが、なぜかスタンバイ状態にできなかった。

なお、HDDはhdparmコマンドでスタンバイ状態にでき、そうするとかなり温度が下がって(モーターが回転していないため? ただし、全体的な動作騒音は変わらなかった)寿命が伸びることが期待できそうだが、しばらくすると何かのプロセス(調べたが不明)がアクセスしてアクティブ状態に戻るので、(モーターの起動・停止やヘッドの移動回数が増えるため、)寿命の点では逆効果である。

そもそも、ドライブの電源が入っていても、使っていない状態ならレーザーは光っていないはずで(実際、Vision HTの光は前から見えるのだが、光っていなかった)、通電だけでレーザーの寿命が縮むことはないと思う。が、他の部品の寿命は縮まるだろう(書き込みできなくなったのはレーザーの電源が劣化したのではないか? 上述の磁石を剥がせない問題も電源ではないか?)。ただ、ずっと使わなくても次に通電した時に壊れることはある(特にコンデンサ)から、どちらでも同じこと(どちらの確率が高いかは不明)ではないかと考えた。それで、電源制御は止めて単に移植することにした。

準備

Vision HTからドライブを取り出した。数本のネジが普通の長さのドライバーでは届かない場所にあって、苦労した。ついでに、以前開けた時に切れてしまった、Wi-Fiのアンテナ線(2本のうち1本)を直した。ただ、繋げても電波強度は変わらなかった(4/5のまま)。ルータが近いので、アンテナを1本しか使っていないためだろうか? また、切れの原因となった、中を開く時にアンテナ線に引っ張り力が掛かってアンテナとの接続(半田付け)が切れるのを防ぐため、線をホルダーに接着した。

それからドライブの動作確認をした。後で気付いたのだが、もし壊れていたら取り外しても無駄だから、外す前にしておくべきだった。まったく気が付くのが遅いw 動作はOKだったが、以下の点が気になった。

  • イジェクトボタンの位置が通常の(大きい)ドライブと異なるし、トレイ式でない(スロットイン式)ので、ケース付属の前面ドアの開閉ができない。ドアを付けないと、メカがむき出しになって不格好になる(それもまたかっこいいけどw)。
    • とりあえず、ドアを閉めるバネを外して、手で開閉できるようにした。その後、磁石で閉じるようにし、更に、イジェクトボタンを押すと開くようにした(詳細は後述)。
  • 強制イジェクトのためにピンを挿す「穴」がないので、できなさそうだ(前面の板を動かすのかも知れない: 検索しても分からなかった)。
  • イジェクトが強力過ぎる・・・
  • SATAコネクタが小さい("Slimline SATAコネクタ": これは"Mini"とは違う)
    • データ側は同じだが、電源側(写真のコネクタの左側)が小さくなっている。
    • → Slimline SATA変換ケーブル(OWL-CBPU031)を買った(約400円)。

移植作業

変換ケーブルが届くのを待つ間に作業を開始した。もしケーブルが駄目だったら無駄になる心配はあったが、おもしろそうだったので始めた。

まず、スリムドライブを5インチベイに固定する詰め物を作成した。買うと高いうえに外見や機能がイマイチだった(例: Silverstone)ので、得意の段ボールで作ることにした。

次に、ドライブ用の電源(変換ケーブルは4ピンコネクタを使う)が足りなそうだった(SATA用が多い)ので、分岐ケーブルを作った。が、接続時に良く見たら足りていたので無駄だった。。。 しかも、4ピンを2つに分岐すべきだったのに、なぜか片方をSATAにしていた・・・ 寝ぼけながら作ったのだろうか??

ついでに・・・

別件だが、以前からちょっと気になっていたので、PC内に設置したアンプも改良(補修)した。アンプをPCのベイに設置するための台は、CDケースを重ねてビニルテープで貼って作っていたため、力が掛かって(スピーカーケーブルが太いため、そうなることがある)ズレてしまったので、台の接着を強力にして、多少の力ではズレないようにした。ついでに、先日買ったUSBオーディオインタフェースScarlettを台にできないか試したが、大きさ(高さ・奥行き)が合わなかった。何とも惜しい気がするが、そもそもScarlettを中に入れる必要は全くないw

更についでに、音量つまみ(オリジナルが小さくて回しにくいので追加したもの)が緩くてズレることがあるので、軸のスペーサーを薄い段ボールで作り直してしっかりさせた。また、やっているうちに思い付いて、前面パネルをFDD用にして見栄えを良くすると共に強度や耐久性を増した。この時、パネルを少し加工したが、意外にうまくいった。それに伴い、音量つまみのスペーサーを再度作り直して長くした。また、作業中にスピーカーケーブルの端部がイマイチなものがあるのに気付いたので、直した。直したものの、4本とも端部の処理に無理があって今ひとつ気に入らない。

台風の通過後、変換ケーブルが届いた。動作確認したところ問題なかった。が、予想に反して、ケーブル長が足らなくてマザーボードのSATAコネクタまで届かなかった(35cmもあれば充分だと思ったのだが、ちゃんと確認すべきだった)。買い直すのは馬鹿らしいので、データ用ケーブル(写真中央の銀色)は手持ちのものを使うことにし、コネクタを切断することにした。

切る前は、モールドが厚い(約4mm)からかなり大変だと思って居たのだが、意外に簡単だった。断面を見ると、どうも、2つのコネクタ(電源とデータ)をモールドで一体にしているようだ。それで、それらの間に切り込みを入れればスパっと切れるのだろう。ラッキーだった。ただ、切る位置がズレると切りにくいうえに片方の幅が大きくなって、もう片方のコネクタが挿さらなくなってしまうので、注意が要る。今回はちゃんと両方のコネクタが挿さった

それから、上述のように気になっていた、ドアの開閉を容易にしようとギミックを作った。まず、(手でドアを開けてメディアを出し入れできるようにするために、)ドアのバネを外すとドアが閉じたままにならないので、磁石を使って閉じた状態を維持できるようにした。この時、ドアは強く固定されている訳ではないので、メディアのイジェクト時に押されて自動で開く(もちろん、自動では閉じないw)。この仕組みには、ポータブルライトの固定用のすごく強力な磁石(写真左)と、余っていた無印の本棚の棚板固定用ピン(写真中央)を使った。後者の部品の選択や設置位置および磁石とピンの距離を決めるのに、かなり試行錯誤した。

なお、磁石が強力なので、磁気の影響を検討した。スマフォで磁気の強さを測定したところ、近くでは結構強い(例: 約1300μT (磁石がない場合、45μT前後))ことが分かった。例えば、うっかりPCの上に財布を載せると怖い。それで、磁石と天板との距離を取ることにし、ドライブを2段目に設置することにした(距離が約3倍になったため、磁気の強さ(磁界?)は最上段の約1/10になった)。

更に、ドアのイジェクトボタンを押すと開くようにした。小型の金属製壁掛けフックを切って、ドア下部を押す爪にした。ドアはプラスティックなので、摩耗しそうで耐久性は余りなさそうだが、ほとんど使わないから大丈夫だろう。また、イジェクト時にメディアがドアに強くぶつかるのと、ドア裏のリブ(横長の突起)に引っ掛かって出なくなったので、クッションと引っ掛かり防止を兼ねて、隙間テープを貼った

それから、ドライブを詰め物(自作スリムドライブアダプター)にセットしてPCのベイに入れ、ケーブルを接続し、動作確認してOKだった。最後に、メディアを挿入する際に間違ってドライブ上部の空きスペースに入れてしまうことがあるので、上部のカバーを長くして隙間を埋めた。実際には、隙間は途中で塞がっているのでメディアが入ってしまうことはないのだが、良く確認しなくても「適当に」※挿入できるようにしたかったので、直した。

※でも、この「適当」があとで思わぬ災害をもたらすことが多いw

完了

細かい調整や整理の後、「ドジでのろまな亀」(パイオニアのドライブ)は亀以下で電気を食うだけだと思い、予定より早く外してひとまず完了となった。(10/15朝) 我ながら、すっきりしていい感じだ。

気になるのは、いつまで壊れずに使えるかということだ。移植したドライブは2011年製なので、そのうち寿命が来そうだ。それから、スロットインなので、中に埃やゴミが溜まりやすそう(しかも、掃除はまず無理)だ。ただ、仮に壊れても、この前買ったポータブルドライブの中身を移植できそうだ(ノウハウは得られたし、自作アダプタがそのまま使えるかも知れない)。

雑記

作業中に以下のことに気付いた。

  • PC内部(主にケーブル)を整理したら、HDDの温度が1℃くらい下がった(単に室温が低くなっただけかも知れないが)。
  • PC内に怖いケーブル・コネクタがあった。12Vのピンがむき出しで、ショートの危険があった。見付けた時に、なぜそんな物があるのか分からなかった。ずっと知らずに(あるいは「あとで直そう」と思って忘れて)使っていたのだろうが、全く運がいい・・・

光ドライブ移植の写真

ドア開閉の様子 (プロトタイプ)

PC内アンプ関係の補修・改良の写真

感想・雑感

(文章にするのが面倒なので、ここは列挙で・・・)

  • けっこう疲れたけど、おもしろかった。
    • いろいろ新しく知ったことがあった。
    • 仮に今回のドライブが壊れても、今後もスリムドライブ(例: この前買ったポータブルドライブの中身)を内蔵化するノウハウが得られた。
    • たった400円で、数日間エキサイティングに楽しめたw
  • いつものように、いろいろ事前確認が不足していた・見通しが甘い。手順も悪い(作業をしても無駄になる可能性がある)。
    • 元々、注意力散漫なのだろうw まあ、元々暇つぶしなので良いwww
  • 段ボールは友達、ボンドは最高!
    • 今回、プラスティックにも「お近付きに」なれたw
    • 例の(全然付かない)強力接着剤は、今回は効いた感じ。でも、外側が柔らかくて不安。
    • あと、例のオレンジ油のシール剥がし剤は効く。アルコールでも石鹸でも駄目だったシール(ピンの台の素材に付いていた。元々何だったかは忘れた)のベトベトが落ちた。いつ買ったか忘れたが、すごい!
  • 歳を取って、工作能力が向上した?
    • (僕にしては)綺麗にできることが多い。
    • 細かい加工もできる。
    • 滅多に怪我をしないw 今回は指の皮が剥けたのと切り傷がそれぞれ一箇所できた程度。
      • 力の入れ方が分かって来た? まさに「学習」か。
    • がっ!、老眼のため、眼鏡を外して至近距離で作業する必要があるwww (いつか危ないことになりそうだ・・・)
  • スマフォにはいろいろな機能が入っていて、すごい。
    • 今回はコンパスアプリで磁気を測れた。値段以上の価値がある。
    • いろいろなデバイスが安くなったこともあるだろうし、スマフォの普及によるものもあるだろう。
  • 折角アンプも改良したのに、なぜか、ちょっと前から右耳の調子が少し悪くて、あまり(気合を入れて)音楽が聴けない。台風(低気圧)のせいかと思ったが、そうでもなさそう。突発性難聴の再発だろうか?

 

(10/15 20:43 本文を記載; 10/16 0:20 細かい修正・訂正・補足)

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先日買ったUSBオーディオインタフェース Focusrite Scarlett Solo (以下Scarlett)のファームウェアは、制御アプリ(Focusrite Control、以下FC)で自動確認・ダウンロードしている訳ではなく、ユーザが適宜webサイトを見て更新に気付いたら、自分でFCをダウンロード・インストールする必要があり、それを実行すれば通知が出ることが分かった。また、更新されたファームウェアはFCのインストール時に展開されることも分かった。

自分でwebサイトを見て更新をチェックするのは面倒だし(絶対に忘れる)、僕は基本的にWindowsを使っていないから、FCを動かすこと自体が面倒だ。とはいえ、ファームウェアはそれほど頻繁に変わらないだろうし、問題に気付いた時にチェックする程度で充分だろう。そもそも、僕はScarlettをたまにしか使わないw それでもおもしろそうだったので、自動で更新チェックとダウンロードができるようにしてみた。

もちろんFocusriteのサイトにAPIがある訳でもないので、いつもながらの古色蒼然としたスクレーピングなどを駆使して更新をチェックすることにした。以下に手順を示す(いつもと同様、こういうニッチなことに需要があるとは思えないので、概要とか概念(、そしてLinuxがいかに便利かw)の紹介に留めた)。

  1. Focusriteのダウンロードページ(製品ごとにURLが違うので、指定しやすい)をダウンロードする。
    • Scarlett Solo(3G)の例: https://customer.focusrite.com/support/downloads?brand=Focusrite&product_by_type=1365&download_type=software
  2. ダウンロードしたページ(HTML)を解析してFCのバージョンを調べる。
    • FCバージョンの記載例: <h3>Focusrite Control Windows - 3.4.0</h3> : 太字がFCのバージョン
  3. あらかじめ保存しておいた現在のFCバージョンと異なっていたら、あるいは、現在のFCバージョンが保存されていなかったら、FCをダウンロードする。ダウンロードURLは上記ページ中にある。
    • FCのダウンロードURLの記載例: href="/sites/customer/files/downloads/Focusrite%20Control-3.4.0.exe"
  4. ダウンロードしたFCを展開し、中のデバイス記述ファイル(XML)を取得する。
    • FCのインストーラーは(今のところ、)Inno Setupというプログラムで作られているので、Linuxでは(実際にインストールしなくても、)innoextractというプログラムで中身を展開できる。
    • デバイス記述ファイル名の例: app/Server/Resources/Devices/Scarlett Solo (3rd Gen).xml
  5. デバイス記述ファイルを解析して、ファームウェア(以下、FW)のバージョンを調べる。
    • FWバージョンの記載例: <segment name="App_Upgrade" nickname="App" version="1552" file="SctG3_Solo.bin" encrypted="true"> : 太字がFWのバージョン
  6. あらかじめ保存しておいた現在のFWバージョンと異なっていたら、あるいは、現在のFWバージョンが保存されていなかったら、FWが更新されていると通知する。
  7. FCとFWのバージョンが変わっていたら、どこかに保存する。

ページのURL、スクレーピング、HTMLの解析、インストーラーの展開、ファイル名の決め打ち、XMLの解析など、多くの点でひ弱(Focusrite側の変更に弱い)ではあるが、他に方法がないので仕方ない。まあ、変更が頻繁でない限りは便利だろう。今は動作確認中だが、問題なかったら、4日に1回程度チェックするようにcrontabに設定しようと思っている。

なお、もしFWが更新されていた場合には、(試行錯誤の挙句ノートPCにインストールした)本物のWindowsにFCをインストールし、それにScarlettを接続してFWを更新しようと思っている。

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終わったはずのヘッドフォン補修に続編があったw 前回の最後に書いた、スピーカーと本体(バッフル?)の隙間を埋めるスポンジが劣化していて、触るだけでボロボロ落ちるのを何とかしたくなった。スポンジがなくてもいいなら外すし、必要なら何かで覆うことを考えた。

それで、まず、スポンジを外したり覆ったりした場合の音質への影響を調べた※。結論としては、スポンジは必要だが、(通気性のない素材で)覆っても問題はなさそうだった。スポンジを外すと背面の音が干渉するのか、低域が10dBくらい下がってしまう(グラフ: シアンの線)。一方、料理用ラップで覆っても特性に大きな変化はなかった(グラフ: ベージュの線)。

※ヘッドフォンは頭に装着する(耳に被せる)ことを前提に特性を調整しているためか、最初の写真のように開放で測定すると特性が悪い(低音が減り、高域が増える)。それで、暫定的に、イヤーカップとマイクをタオルで覆って耳に近づけてみた。覆い方によるようだが、6-8dBくらい低域が向上した。高域は変わらなかったが、ダミーヘッドならいいのだろう。

→ 少し調べてみたら、本当に耳などの特性に合わせて特性を調整しているようだ。参考ページのグラフ("Historical Target Response Curves"など)を見ると、おぼろげながら今回測った特性が似ているので、高域が変な形になっているのは問題なさそうだ。ただ、同サイトの測定結果のページでのAH-D5000の測定結果とは結構異なっているので、測定環境の問題またはヘッドフォンの劣化がありそうだ(どちらも仕方ない)。

ラップは手軽だと思ったのだが、思わぬ時にくっついてしまう(しかも、剥がれにくい・・・)うえに切れやすくて、実際には不便だった。事前の測定で通気性がなくてもいいことが分かったので、ダンボールなどで作るのもあり得るが※、工作が難しい。そこで、以前目を付けた不織布を試した。今回は、ワイシャツのクリーニングのカバーを切って使った。不織布を仮に巻いて特性を測ったが、当然ながら、問題はなかった(グラフ: オリジナル: 紺(L), 赤(R); 不織布: 水色(L), 紫(R))。

※書いてから気付いたが、この部品はスピーカー背面の音による干渉を防ぐ以外に、背面からの重低音で振動して(あるいは前面に伝えて)、増強しているのかも知れない。だから、通気性はともかく、部品(あるいは材質)を変えない方がよさそうだ。とはいえ、特性を見ても重低音が増強されているフシはなく、重低音を前面に伝えるのと干渉を防ぐのをどうやって両立しているのかも謎なので、何でもいいのかも知れない。

それで、不織布の正式版を作ることにした。最初は手軽だと思って事務用スティック糊で接着したのだが、どうも剥がれそうで不安なので、木工用ボンドで補強した。余分な部分を切る前は焼売みたいだったw※ 接着剤が固まってから、整形して元の場所に嵌めた。不織布自体やシワの厚みのために無理はあったが、何とか収まった。

※不織布の巻き方・覆い方には きっといい方法があって、ここまでシワとかにならないとは思うのだが、面倒なので何も調べずにやった。そうしたら、期せずして焼売になった。

実際の音を確認して問題がなかったので(自慢ではないが、やっぱり音はいい)、ようやく完成となった。これで、当分カスに悩まされることはなさそうだ。

 

と思いきやw、更に"One more thing"なのか、新たな劣化の兆しが見付かった。一箇所だけだが、イヤーパッドのコーティングが剥がれていた(写真の円内)。作業時に何かに引っ掛けたのならいいが、そうでなかったら、数年後に交換だろう。今度は布で覆ってみたいが、ハードルは高そうだ。でも、おもしろそうではある。

イヤーパッドはもうそろそろ寿命かも。

今回の一連の作業で、ヘッドフォンをいじるのが妙におもしろくなってしまった。贅沢なことに、特別に愛着がある訳でもないのだがw

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ヘッドフォン手直し後のチェック中に、右側の聞こえ方が違うのに気付いた。左に比べて低音が出ていない(聞こえにくい)感じだった。昔の突発性難聴の後遺症かと思ったのだが、悪化していないか知りたくなって、聴力を測ろうとした(あくまでも簡易なものである)。

最初は、昔測ったようにスマフォ用アプリを探したが、良く考えればPCの方が特性がいいに決まっているから、Linux用のアプリを探したが、もちろんそんなものはなく、web版とWindows版が見付かった。

Web版(→ )はインストール不要で手軽なのだが、粗くて満足できない。周波数や音量のステップが僕には大き過ぎるのだ。Windows版はwineやVirtualBoxで動いたが、有料でないと測る範囲が狭かったり、使い勝手が悪かったり、動作が不安定だったりした。例えば、高周波聴力検査ソフトは使い勝手は良かったが、しばらく測定していたら、途中で音が出なくなってしまった。耳の保護なのかと思ったが、何もメッセージは出なかったし、そういう記述もなかった。

それで、いつもスピーカーの再生特性の測定に使っている、REW(部屋の音響特性測定ソフト)のジェネレータ(発振器)を使って、自分で測定することにした。正弦波の周波数を変えながら、ぎりぎり聞こえる(感じる)音量を記録していくのだ。測定は たやすく終わった(ただし、間違って大きな音を出さないように注意が必要だった)。

ただ、測定した数値(閾値)をどのように聴力の値(いわゆる「オージオグラム」のデータ)に変換するのか分からなかった。最初は、等ラウドネス曲線で補正する必要があると思ってやってみた※のだが、良く調べたらその必要はなさそうだった(結果は後述の等ラウドネス曲線で補正した仮のオージオグラムと同様)。(注: 左の「必要はなさそうだった」という結論は間違いだったので、取り消しにした。)

※等ラウドネス曲線で補正するのに、曲線の元データが見つからなかったのだが、グラフ(このサービスはすごく便利だ!)から得た。 (データに著作権はないから、セーフだよね?w)

(注: 以下の「というのは」から「でも、良く考えれば」までは間違いだったので、正しい部分を除いて灰色にした。)

というのは、聴力検査の解説(→ )によれば、単純に、各周波数でどこまで小さい音が聞こえるか(聞こえ出す音量)を記録するだけのようで、特別な補正はなさそうだ※。つまり、僕が測定した方法と同様だ。違うのは、オージオグラムは基準となる音量(0dB)が較正されているはずだが、僕のはそうでないことだろう(もちろん、防音室など、機材の問題はある)。

※それはそうで、聴力検査は各自の耳の聞こえ方(絶対値)を調べるのが目的であって、音響製品の出荷時検査のように「標準」からの差(相対値)を測る訳ではないからだ。仮にオージオメーターが等ラウドネス曲線で補正していたとしたら、近頃その曲線が修正されたから、測定器の入れ替えはもちろん、それまでの測定結果が無効になってしまって、耳鼻科界は大騒ぎになったに違いない。

それで、測定した数値の最大値からの差分を(仮に)「相対聴力レベル」とした。それで、オージオグラムもどきを作った。先に書いたように、基準となる音量(0dB)を較正していないので、「相対」である。実はもっと広い周波数(30Hz-13kHz)で測ったのだが、余り意味がないので、通常のオージオグラムの範囲に合わせた。

仮のオージオグラム1 [未補正] (左: 青, 右: 赤, 左右: 緑; 120Hz-8kHz): 測定日: 2019/9/23

グラフを見ると、右(赤)の中高域が低いのと、両方の低域が悪い(超高域も悪いが、加齢のせいだろう)。右は昔の突発性難聴の影響だろうか。低域は室内の環境雑音の影響や突発性難聴かヘッドフォンの特性だろうかと思った。ただ、ヘッドフォンの特性で低域が出ていないのなら、低音がスカスカの印象になりそうなので、余り考えられないだろう。

それで、上に挙げた耳鼻科のサイトを更に読んだところ、両耳とも軽い低音障害型感音難聴の可能性があることが分かった。更に、右はメニエール病(突発性難聴の再発時にそういう診断になったのを思い出した)の進行に伴って、中高域も下がったのかも知れない(その後特に症状は出ていないので、当時から進行していないのかも知れない)。

ただ、低域は環境雑音の影響でマスクされていたことが考えられるので、更に確認が要るだろう。

でも、良く考えれば、人の耳は(各自で異なるものの)等ラウドネス曲線(下図)の特性があって、それは低域で感度が悪く(例: 閾値(図で音量が"0 Phons")の場合、125Hzで1kHzの-16.6dB)、高域で感度が良い(例: 同4kHzで1kHzの+8.5dB)。一方、実際のオージオグラムは平坦なものが標準(健康)のようなので、そうするには補正が要るだろう。であれば、オージオメーターはやっぱり等ラウドネス曲線での補正をしているのだろうか? (→ 等ラウドネス曲線が修正された時、耳鼻科界は大騒ぎになった? 知らん顔? 「直ちに影響はない」? → 調べたら、最小可聴域ではほとんど違いがなさそうだ。良かったねw)

※オージオメーターについて調べたら、オージオメーターは音が聞こえ出した音圧レベルをそのまま出している訳ではなく、正常値(「正常耳の聴覚閾値のレベル」)との差を「聴力損失」として出力していることが分かった(→ 参考1)。だから、何らかの補正をしているはずだ。

具体的な補正内容は、参考1ではIEC 645とかISO 389などを参照しており、それらは有料のために確認できなかったが、別の資料(→ 参考2: 鈴木他 「最小可聴値と等ラウドネス曲線をめぐる最近の話題」, 2002)によれば、最小可聴値はISO 389-7で規定されており、その形状はラウドネス曲線に近いようだ(下の中央に参考2から図を転載した)。なので、最新のオージオメーターでの補正はISO 389-7に基づいているのだろう(古いものは若干違うようだが、実用上の差はなさそうだ)。: すべて素人の推測である。

そして、今回の測定値を等ラウドネス曲線で補正した、仮のオージオグラムを作ったところ、中高域(概ね1.5-4kHz)での左右の感度差(最大約7dB)を除いて大きな問題はなさそうだ(なお、8kHzで10dBの大きな差があるが、誤りかも知れないので、再確認が要る)。

いずれにしても、最初の問題の、右での聞こえ方が違っていたのは、(左右の差は等ラウドネス曲線には依存しないため)右の中高域の聴力が左より低いことが原因のように思う(ただ、なぜそれを低域不足に感じたのかは不明だ。もしかして、100-120Hzの最大約6dBの差が効いているのだろうか?)。まあ、何にしてもこればかりはどうにもならないので、違いの原因が分かったので良しとする。

そういえば、昔から右だけで聞くと音質がちょっと違って聞こえていたことや、左右の音量を同じにしても左が強く(中心が左に寄って)聞こえたことや、電話は左耳で受けることが多い(右だとなんか変に感じる)のを思い出した。なるほど。

と書きつつ、グラフを良く見ると、むしろ右の方がフラットに近くて、特性としてはいいことに気付いた。他の要因もあるのだろうか? まあ、これ以上考えてもどうしようもないので、そういうものだとしよう・・・ 結局、左右の違いが問題なのには間違いない。

ここまで書いて、ふと心配になった。突発性難聴は左だった気がしたが、調べると確かに右だった。どうも腑に落ちないが、まあ、最初の記憶が正しかったのだからいいかw

(9/24 9:05) 昨夜寝る前か寝ながら気付いた。聴力(オージオグラム)は「聞こえる最小の音量」での特性なので、実際の日常生活や音楽を聴く時の音量での特性は違うだろう。耳や脳の特性がリニア(比例的)であればオージオグラムの形状と同じとしてもいいが、おそらく違うだろう。実際、等ラウドネス曲線は音量によって若干形状が変わっている。だから、オージオグラムの特性から(上述のように)日常生活での聞こえ方を考察するのは正しくないのかも知れない(まあ、音量によって聞こえ方の傾向まで変わるとは考えにくいので、定性的な考察はできそうだが)。

とはいえ、実際の音量での耳の特性を測るのは至難の技(人は音量を「数値」で表すことができない。それどころか、2つの音が「同じ音量」かを正確に判断するのも難しい)だ。いろいろやれば分かるとしても、それこそ(PSに書いたように)耳に悪いから全く遠慮したい。まあ、等ラウドネス曲線の形状は音量によって異なるとはいえ、概ね似ているから、それほど大きな違いはないのかも知れないが、個人によって変わり方は変わりそうだ。

今思い付いたのは、等ラウドネス曲線の音量による変化をもとにオージオグラムを変形させて、実際の音量での耳の特性を生成(推定)することだ。具体的にどう処理すればいいのかは分からないが、できそうではある。マッピングのようなものだろうか? 最低の音量での等ラウドネス曲線の形状と目的の音量での形状の「差」(倍率?)を求めて、それをオージオグラムに「掛け」ればいいのか。もちろん、これは平均的な人での変化を求めているだけなので、各自での違いは分からない。探せば、こういう研究はいろいろありそうだ。

(9/24 13:19) 実際の音量での耳の特性の推定を試してみた。恥ずかしながら、推定値を求めるのに加算と乗算のどちらがいいのか分からなかったので、とりあえず加算にした。つまり、以下のようになる。

周波数f、音量vでの等ラウドネス値をEv(f)とする。なお、最低の音量はv=0とする。
この時、周波数fでの等ラウドネス値の音量vと0の差は以下になる。

v(f)= Ev(f) - E0(f)

それで、オージオグラム(音量は0相当なので、R0(f)とする)から、音量vでの耳の特性(Rv(f)とする)は、以下のように推定できるだろう。

Rv(f)= R0(f) + ⊿v(f)

上のようにして、音量40phons(音楽を聴く音量は50phons程度だろうと考えたが、そのデータがないので40にした)での耳の特性の推定値をグラフにした。比較のため、オージオグラム(仮)も点線で載せた。

オージオグラム(仮)(点線)より推定した、40 phonsでの聴力特性(実線)

傾向には大きな違いはなさそうだ。が、どちらの音量でも高域(8kHz付近)が妙に高い(感度がいい)うえに、左右で10dBくらいも差があるのが気になる。以前問題になった、音質補正に使うイコライザによっては耳が痛くなる現象(→ 参照)は、これに関係しているのかも知れない(左のページでは6kHz付近を下げて耳痛を和らげていた)。

感度が良くて大き目に聞こえるうえに左右で音量がバラついていたら、脳が悲鳴を上げそうな気はする。ただ、耳が痛くならないイコライザもあるし、当然ながらイコライザを使わなければ痛くならないので、そうならない何か(→ 音の良さ?)があるのだろう。位相(時間差)だろうか? 耳の痛いイコライザは左右(左右での設定の違いに起因する)なり周波数での時間差の出方がおかしくて(例: 不自然)、脳を痛めるのだろうか?

誇張して書けば、ただでさえ耳が痛くなるような高い音を、左右同時ならまだしも、(微妙な)時間差攻撃で左右からダダっと入れられたら、さすがに音を上げるのではないかと思う。

 

PS. 聴力チェックのせいか、左耳の調子がちょっと悪くなった。大音量で聴いた訳ではないが、長時間小さい音に集中するので耳に良くないのだろう。だから、むやみに測るのはお勧めしない。

PS2. 別件で過去の投稿を見ていたら、5年くらい前(2014/10)にも測定していた。グラフの表現が異なるので簡単には比較できないが、概ね大きな変化はなさそうだ。あとで詳しく比較してみたい。おもしろいのは、そこに「また5年後とかにやってみたい。」と書いてあって、すっかり忘れていたのに、本当に5年後に測定したことだ。 (10/9 15:34)

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先日、「とりあえず」バンドを手直ししたヘッドフォン(AH-D5000)だが、製品自体の問題や年季のせいか、いろいろと手が掛かっている。以下に経過を書く。

  1. 包帯のような不織布は汚れやすそうだし、微妙に気に入らないので、熱収縮チューブ(電線などをまとめるもの)に換えようと思い、その準備の(あるいは、裸でも大丈夫か試す)ためにバンドを洗ってカスを取ろうとしたが、
    1. バンドのネジが馬鹿みたいに堅くて回らず、分解(バンドとスピーカーを分離)できない。潤滑スプレー"CRC"(今は"5-56"のようだ)の類似品を掛けても駄目だった。
    2. 一方、バンドを布や爪で擦ったら、簡単にカス(コーティング)がほとんど取れて綺麗になった。ただ、裸の状態だと、かなり弱そうに見える。
  2. → そのままでは使えず、保護しようとしても分解できないために、熱収縮チューブなどの筒状のものは使用不可になった。また、粘着包帯などは剥がすとベト付きそうなので、止めた。 → 現状(不織布を巻いた)と同様の方法でカバーすることにし、布を汚れにくく見栄えのいいものに交換することにした。
  3. 100円ショップの巾着(ポリエステル製で色や手触りのいいものを選んだ。また、(もう懲り懲りなw)PUコーティングされていないものにした)を分解して作った紺色の布交換した。基本的には色しか変わっていないのだが、(しわや細部を除きw)大分良くなった気がする(参考: 元の状態)。
  4. 作業中にケーブル保護用のゴムブッシュが折れてしまった。 → 材質のせいか、なかなか接着できない。。。 (ちなみに、スピーカーを固定しているネジは嘘のようにスルッと外れた。均等にしろよっ!w) → 2回目の接着に挑戦中(駄目なら別の手を考える)。 (この項の以下は9/23 13:48に追記) 

    1. どうしてか、「万能」をうたう強力接着剤でも瞬間接着剤でもブッシュは接着できなかった(どちらも固まらない)。両方とも非対応の材質だったのだろうか? シリコンゴム? (後者は対応しているはずだが・・・)
    2. 結束バンドで固定(抜け防止)しようとしたが、スペースが狭すぎて、スピーカーが嵌らなくなった。。。
    3. → 仕方ないので、ブッシュを固定せず、押し込んだだけにした(写真では接着剤が固まっているように見えるが、実際には柔らかいままで、動く)。なに、抜けたら押しこめばいいのだw
    4. 組み立て直して音がちゃんと出て、ひとまず完成したのだが、左右チェックの時に右側(右耳)の聞こえ方が違うことに気付き、昔の突発性難聴の後遺症かと思って聴力チェックをし出したw (→ チェック結果を投稿した)
  5. スピーカーの周囲を埋めているスポンジが劣化していた。おそらく音質に関係するので、外したり安易な物には換えられない。ただ、そもそも大したことに使ってないし、スポンジと共に音質も劣化しているはずで、それでも気にならないので、何にしても問題ないのかも知れない。(いずれにしても、交換するためのスポンジを用意するのは困難なので、放置する予定) → (9/25 10:31) その後、不織布で覆った

バンドに布を巻く作業は、およそ手芸や裁縫とは程遠い、「工作」の世界だったw 布は、素材(汚れにくいこと)や色や手触りが重要だったので、Amazonでは買わなかった。手芸店に行けばいろいろありそうだったが、入るのはなかなか勇気が要るし説明も難しい(店員のおばさん(推定)に「ヘッドフォンのバンドを覆いたいんですが」とか言っても「は?」でしょうw でも、実際には、店員さんはプロなので、根気よく説明すれば結構分かってくれるとは思う。ただ、それが面倒だったのだ)。

それで、大き目の安い衣料店の手芸コーナーを当たったら、端切れなどはあったのだが、材質(ほとんど綿)や値段が手頃なものはなかった。それで100円ショップに帰着した。巾着の1/3程度しか使わなかったが、(「残りは(棄てずに)スタッフがおいしく頂いた」訳ではないがw、)汚れがひどくなったら、あと一回は作れそうだ(残りの1/3にはロゴが入っているので、裏返しなら使える)。

しわが少なくなるようにバンドを広げて布を巻いたが、余り効果はなかった。おそらく、引っ張りながら縫うといいのではないか。でもまあ、市販のヘッドフォンでも、この部分にしわがあるようなものがあった気がするので(→ イメージ)、これはこれでいいのではなかろうか。

※経過とともに更新する予定。 ← 9/23 13:48 一旦完了。

 

PS. 巾着の表に書かれた、"At holiday time, display an easy grace"ってどういう意味なんだろうか? 「休暇では安易な気品を示せ」?? そもそも、graceは不可算では? (可算の意味とすれば、「休んでいる時には、だらしないお偉いさんを出せ」?) 下に続きがあるが、面倒なので止める。 やっぱり、ネイティブが見たら笑うのだろうか。

PS2. 接着できないブッシュがシリコンゴムだったとして、検索したら、それ用の接着剤表面の改質処理をすれば可能とのことだった。不思議なものだが、次回(もしあれば)試してみたいw でも、接着剤は高いな。 (9/23 14:13)

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いつの間にか、イヤーパッドを交換してから約3年、購入してから約7年経っていた。ヘッドフォン(DENON AH-D5000)のヘッドバンドの表皮の劣化が甚だしくなったので補修した。触るだけでボロボロ落ちて、とても汚ならしい状態だった。これは、パッドもそうだったが、バッグの内張り(PUコーティング)と同様の現象なのだろう。

音には全く問題ないし、そもそも、近頃はスピーカーで聴くのがメインで、ヘッドフォンは大したことに使ってないから、買い換えるのはもったいない。その割には新製品に興味はあるようでw、紹介記事を見て「でも、こんなの買ってもすぐに(パッドとかが)駄目になるんだよな・・・」と気付いて、手直しすることを思い立った※。

※以前、皮に張り替えて補修してくれる会社を見付けたが、数万円と高い(手作業だから仕方ない)のと、その会社のスタンスが気に入らなかった(他の製品がいかにもな「音質改善(を実現しそうでしなさそうなw)パーツ」で怪しかった)ので却下していた。

バッグと違って洗ってカスを除去する訳にもいかないので(でも、今気付いたが、分解すればできるかも知れない)、何かですっぽり覆うことにした。布が良さそうだったが、適当なものがなかったので、梱包材だったと思われる不織布を切って使うことにした。試したら、長さは丁度良かったので、ちゃんと巻いた。端は両面テープで貼った。作業はすぐに終わった。遠目で見れば白いバンドのように見えなくもないが、近くで見ると、なんか包帯みたいだ。が、まあ仕方ない。家でしか使わないから問題ない。

問題は、使い続けると、頭の脂が不織布に付いて(染みて)、また別(例: オヤジサラリーマンのワイシャツの襟)の感じに汚ならしくなるのが確実なことだ。あと、隙間(特に両端)からカスが出てくるかも知れない。が、その時に考えよう。次はビニールでも巻くか、上に書いたように、洗ってカス(とその素)を剥がしてみるか。。。

それにしても、メーカーはいかにも良さそうなヘッドフォンを次々と出すのはいいけど、消耗部品が劣化したら交換・補修できるようにして、長く使えるようにして欲しい(その点ではソニーのモニター用なんかは部品がありそうで、いいのだろう)。あるいは、バンドやパッドにウレタンやビニール系の劣化しやすい材質でなく、布や皮などの劣化しにくいものを使って欲しい。ケースに木材を使うなら、布や皮も使えるだろう。バンドは金属をむき出しにしてもいい気がする。

 

PS. 分解方法を少し調べたら、別製品用だけど丁度いいヘッドバンドカバー(しかも安い)が売っていることや、皮を縫って巻かれた方(尊敬する!)が居ることが分かった。次回はそういうのも参考になりそうだ。

PS2. パッドは、交換して少したらリングから外れるようになってしまった(リングに嵌める幅が狭過ぎた)ので、両面テープでリングに貼り付けたら、まだ大丈夫だ。あと、バッグの内張りも、今のところは大丈夫な感じだ。

PS3. 分解方法を調べた時に知ってしまったのだが、これは随分偉そうに広告を出していて高価だったのに、実は別会社のOEMだったようで、大きなメーカーはやっぱり大したことしないと実感した。信じた僕もアフォだったが、そんなことだから、吸収とか合併とか名前だけ残ったり潰れたりするんだよ。

PS4. 半分冗談だが、黒い伸縮包帯なら巻くのに丁度良さそうな気がした。でも、一体そんなものはあるのだろうか? あ、コスプレ用にあるかも知れないなw → 山ほどあったよw もしかしたら、裏に粘着剤の付いたもの(「包帯」ではないだろうが)もありそうだから、期待できそうだ。 → それもあった!!w しかも安い。これはいいことに気付いた。でも、例によって何か落とし穴がありそうだ。

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僕にしては珍しく、衝動買いをした。今買う必要は全くなかったのだが、まあ、クソ(が社長の)会社に入ってしまって速攻で辞めたストレスの解消や、気分転換のためということにしておこうw

発端・製品選び

先日書いたように、マイクでの録音時の雑音(テープのヒスノイズのような感じ)の多さにがっかりして、雑音の小さいマイクアンプが欲しくなった。また、録音の音量も大きくしたかった。それで、最初は(マイク用)電源内蔵のマイクアンプを探していたのだが、どうも、電源・マイクアンプ内蔵のUSBオーディオインタフェースのほうが使い勝手が良さそうだし、製品の種類が多くて良さそうな気がした。それで、以下の候補から選んだ(概ね、上から下の順に価格が高く、仕様・性能も良い)。また、調べた限りでは、どれもLinuxで使えるとのことだった(ただし、正式対応のものはほとんどない。が、いわゆる「クラス・コンプライアント」をうたうものは大丈夫なようだ。一体、どんなデバイスクラスなのかは不明だがw)。

  • Behringer UMC22
  • ZOOM U-22
  • TASCAM US-1x2-CU
  • Focusrite Scarlett Solo (3rd Gen)

一番重要なのは雑音が小さい(かつ性質がいい)ことだったので、(先日DEQ2496の雑な作りを見てがっかりしたこともあって、)Behringerは安くて手軽だけど落とした。ZOOMは問い合わせ対応が今ひとつだった(具体的には書かないが、ITリテラシーが昭和時代のように低かった。それ以外に、「クラス・コンプライアント」と書いてあるからUSBの対応クラスを聞いたのに答えないって、クソだいかがなものかと思う)ので、落とした。残ったTASCAMとFocusriteは、仕様・性能ではほぼ同等だったが、使い勝手がポイントになった。

TASCAMは、実際に使う状況を考慮せずに作ったふしがあるので落とした。というのは、マニュアルには「マイクの抜き差し時は電源をoffにするように」などとあるが、電源スイッチはなく、USBバスパワーなので、抜き差し時にUSBコネクタを抜く必要がある。それがそもそも面倒だし、コネクタは背面にあるから更に面倒だと思った(でも、今気付いたが、PC側のコネクタを抜く手もある)。それにしても、PCからUSBを抜くのは いろいろな問題が起こるので、論外だ。

TEACの技術者はいつもPCを使っているだろうに、そういうことに気付かないのだろうか? 不思議だ。それに、これは家電やPCじゃなくて楽器系の製品なんだから、多少手荒に扱ってもいいように作らなかったらいけないだろう。ステージやスタジオでは、電源を入れたままマイクのコネクタを抜き差しすることだってありそうではないか(いくら気を付けたって、忘れることはあるだろう)。その時に、音量を落とすように気を付けるのは当たり前だとしても、電源を切れ(しかも、「切らないと壊れる」と脅す)ってのはどうかと思う。

その時、コンデンサマイクは電源(ファントム電源)がなければ音が出ないので、本体の電源を切る代わりに、(音量を最小にして)ファントム電源を切るという次善の策もあるのだが、TASCAMはファントム電源のスイッチも背面にあるので、簡単には切れないと来ている。まったく最高の作りだw

その点、Focusriteは楽器系の常識に沿っているようだった。最初は、(本体色の)赤は目立って嫌だとか使いにくそうだとか誤操作しやすそうだと思ったのだが、上のようなことを考えると理に適っている。マニュアルを見ても、「マイクの抜き差し時は電源をoffにするように」なんてことは書いてない。ゲイン(入力ボリューム)を絞るとかファントム電源を切るようにとか、常識的なことだったように思う。そして、ファントム電源のスイッチが前面にあるので、簡単にon/offできるのはポイントが高い(最初は誤って操作しそうだと思ったが、これでいいと思う)。

実際には、そうやってFocusriteを使ったら壊れるかも知れない。逆に、TASCAMは壊れないかも知れない。でも、逃げの姿勢の会社は嫌いだ。壊れないように作ったんだったら、そう言えばいいのだ。

(大変長くなったがw、)そういう訳で、Focusrite Scarlett Solo(以下、Scarlett)を買うことにし、一番安かったサウンドハウスに注文した。約1.3万円(税込み)だった。実は、ポイント還元を含めれば同様な価格になるヨドバシと迷ったのだが、サウンドハウスには3年保証が付いているのでそっちにした。それが(例によって)思わぬ苦労をもたらしたw

受け取りに一苦労

注文した翌日に届くはずだったが、朝8時頃から夜9時頃まで(トイレすら気を遣ってw、)丸一日待ち続けたのに、不在票すら届かなかった。S川のwebに騙された。朝、「配達に出た」という表示が出たら、普通は午前中には来ると思うが、S川はそうではないらしい。ただ、配達日時を指定した訳ではないから、自分で勝手に期待していた訳で、怒りようがない※。次の日に「届きそうで届かないんですが・・・」と妙な連絡をしたら、荷物が多過ぎて配達できなかったらしい。なかなか大変そうだ・・・ ただ、忙しいドライバーの方には悪いけど、次回からはなるべくそこを使う店は避けたい。あるいは、日時指定するか、指定できない時は(webなど見ずに)待たない(再配達を依頼する)かだ。

※電話受付の方が品のいいおばさん(昔、みのもんたの番組に出ていた女性アナウンサー(この方?)のイメージ)のように落ち着いていて、偉そうとかつっけんどんでなくて好印象なのと、それでいて声や話し方が妙に(若い頃の)戸川純的な不思議な雰囲気だったので、怒る気が起こらなかった。一度会ってみたい気がしたw

ようやく受け取ったあとに開梱したら、海外メーカーの製品にしては珍しく梱包が丁寧だったので感心した。製品の箱が、それとぴったりのサイズの段ボール箱の中に入っていたのだ。最初は、その素っ気ない段ボールが箱なのかと思ったら、中から本物の箱が出て来て驚いたw

動作確認

早速動作確認したら全く問題なかった。Linuxでもちゃんと認識でき、マイク・ライン入力の録音や再生ができた。雑音の質は従来(マイクアンプ= AT-MA2)より良かった。従来あった、電源系(50Hzの倍音)の雑音はなかった(マイクなしでケーブルを接続した場合を除く)。雑音のグラフは、従来と同様右上がり(高域が多い)だった。根拠は忘れたが、それが自然だと思う(DEQ2496はやっぱりおかしい)。また、スピーカーの再生特性を比較したところ、超低域以外は一致した。AT-MA2は超低域の特性が悪いようで、40Hzで約4dB低かった。

PCのスリープ対応も問題なかった。よく、スリープしたら(抜き差ししないと)使えなくなるという情けないデバイスがあるが、そんなことはない。電源off/on時の雑音は、残念ながらわずかにある。JACK(Linuxのサウンド系の一つ)には通常の出力デバイス指定(例: "hw:USB")かalsa_outコマンドで対応できた。ただし、当然ながら、USBを抜くと、再度挿しても使えなくなってしまい、JACKの再起動が要る。

なお、Scarlettは本来はLinuxはサポート対象外で、WindowsかMac用のソフト(Focusrite Control)で初期設定やユーザー登録をする必要があるのだが、マニュアルに書いてあるとおり、(最初に)電源を入れた直後に48Vボタンを5秒押し続ければ、初期設定のフェーズをパスして通常動作モードになる。そうしないと、USBで繋げた時に、毎回Scarlett内のストレージ(ガイドが入っている)がマウントされてしまう。

それを読み飛ばして、「いつもストレージがマウントされてしまって鬱陶しい」などと文句を書いた外人が居た。注文後にそれを読んで心配になったのだが、ちゃんとマニュアルに書いてあった。外人にありがちな間抜けさ(しかも偉そう: でも、僕はそれでいいと思う)だと思ったw

制御ソフトを動かすのにも一苦労・・・

それから、興味があって試してみたのだが、Windows用のFocusrite ControlはどうしてもWindowsでないと動かない(VirtualBoxでもWineでも駄目)ようなので、ファーム更新は難しそうだ※。まあ、更新が必要な時は、どこかにWindowsが起動するPCがあるだろうから、それを使えばいい。あ、ネットカフェとかでもいいのかも知れないな。

※もちろんそれ以外の機能もあるが、主にミキシングなどのようで、僕の使うSoloは2チャネルしかないから、(そういう機能に対応しているとも思えず、)手でボリュームやスイッチを動かせば充分だから問題なさそうだ。サンプリング周波数などの設定についても、Scarlettを使うソフトですればいいようだ。

(9/16 18:29) その後、調べていたら、ALSAがサウンドデバイス(この場合はScarlett)を使っているためにFocusrite Controlが動かない可能性があることを知って試したが(参考01, 参考02, 参考03)、サウンドデバイスのモジュール(この場合はsnd_usb_audio)の依存関係が多岐に渡っていてアンロードできないせいか、駄目だった。だから、もし最初の推論が正しくても、Linuxのサウンドを完全に無効にして起動させないと無理そうだから、余り手軽でなく、一時的に本物のWindowsを使った方がいい気がする。

(9/17 20:16) いろいろ試したのだが、USB HDDにWindowsをインストールするというようなうまい手はことごとく失敗し、結局、ノートPCのHDDを交換して(交換が簡単なのと、このノートを使う機会はほとんどないので、大きな問題ではない)Windowsをインストールして、ようやくFocusrite Controlが動いた。インストール以外にWindowsの更新にかなり時間が掛かって、ほとんど丸一日費やした。

ようやく、Focusrite Controlが動いた。

Scarlettを接続してFocusrite Controlを起動したら、早速ファーム更新の通知が出た。買ったばかりで出るのは、頻繁に更新があるのか、(製造後の最初の更新で、)もうほとんどないのかは分からないが、ちょっと気になるので、Focusrite Controlに繋げる以外でファームの更新時期を知る方法がないか質問した(多分、無理だとは思う)。

(9/18 10:27) 回答がないので更に調べたら、どうも、ファームウェアは(Focusriteのサイトではなく)Focusrite Controlアプリの中に入っていて、それとScarlettのバージョンが異なっている場合に通知・更新するような感じだ。というのは、WindowsでFocusrite Controlを動かした時の外部サイトへのアクセスを(Wiresharkで)キャプチャしても出てこないし、Focusrite Controlアプリのディレクトリにファームウェアのファイル(Server/Resources/Firmware/SctG3_Solo.bin)があり、別のファイル(Devices/Scarlett Solo (3rd Gen).xml)にファームのバージョン番号が書かれていたからだ。

だから、Scarlettのファームを更新する際は、各自が新しいファームの入ったFocusrite Controlを(Focusriteのサイトから)ダウンロードして更新して、それを実行して行うのではないかと想像している。実際、Scarlettを使う場所で必ずしもNWが使える訳ではないだろうから、この方法の方が確実だ。

ということは、新しいファームの有無を知るには、Focusrite Controlの更新を調べれば良さそうだ。なかなかいい感じだ。

(9/18 14:28) メーカーから回答があり、想像通り、ファームはFocusrite Controlと一緒になっているとのことだった。

(9/19 14:13) 数日ごとにFocusrite Controlのダウンロードページをチェックして、バージョンが更新されていたらダウンロードするスクリプトを作った。これにて一件落着だろうか。

買った意味・価値があったか?

残念ながら、一番の目的だった録音時の雑音は消えなかった(音量が大きくなったせいか、却って増えた感じだ)。対象の音量が小さくてダイナミックレンジが小さくなっているせいか、マイクがいい(高域の感度が良過ぎる)のか悪い(雑音が多い)のかは分からない。音量が小さい(= 感度が悪い)のもマイクの仕様なので、結局は安いマイクだったから仕方ないということかも知れない。まあ、演奏を録る予定は全くないので、これ以上雑音が増えたりしなければ問題ない。そして、マイクには寿命があるようなので(そろそろなのだろうか?)、次を買う時には良く調べよう。もしいいマイクを買えば、雑音を減らすことが期待できそうだ(是非期待したい!w)。

雑音は駄目だったものの、Scarlettを買ったことで、以下のようなメリットがあった。

  • 大きな音量で録れる。: マイクゲインを最大にすると、従来より7dB(2倍強)くらい大きくなる。
    • ただし、ゲインを大きくすると雑音が急激に増えるので、注意が必要だ。僕の使い方では、通常は4時の位置(最大の少し手前)が良さそうだ。
  • 雑音の質がいい: 上述のとおり、電源雑音(50Hz系)がとても少ない。
    • 下の写真のように、従来構成はAC電源が近いために雑音が増えている可能性は高いが、ScarlettはUSBだからAC電源が不要なので、その点では有利だ。
  • 超低域の特性がいい(おそらくフラット。AT-MA2は超低域が低目だった)。
  • コンパクト(面積比: 約1/6, 体積比: 約1/12?)、接続が楽(マイクとUSBケーブルの2本だけでいい)。

こんなにコンパクトになった! (段ボール箱: 従来(マイク電源+マイクアンプ+ACアダプタx2+ケーブル)、赤い箱: Scarlett)

DACとして使ってみる

ちょっと思い付いてしまってw、Scarlettで再生する(DACとして使う)ことも試した。Scarlettの音は、一番最初は若干薄目に感じ、それから低音が強目に聞こえた(矛盾している気がする・・・)ものの、しばらく再生していたら、従来より音がよりリアルな印象になった。が、こっちの方が音がいいとかエージングとかそういうことは全然なくて、全部気のせいだと思うw

それでも、折角買ったことだし、サウンドカードの代わりにメインのDACとして使えるか試してみたのだが、USB接続のために、以下のようなさまざまな問題があったので、残念ながら、常用の再生デバイスにするのは保留した。そもそも、再生音質に(大きな)違いはないし、使い勝手が特にいい訳でもないので、無理に使う必要はないのだ。

  • スリープ中にも電源が入っている(本体が暖かい・・・)のが気に入らない。
    • 常時onでは寿命が短くなる気がする。
    • でも、PCだって電源が常時入っている箇所があるが、それはいいのか?
  • → USBハブの機能を使って、USBデバイスごとに(正確には、ハブのポートごとに)電源をon/offすることができることが分かった(参考1, 参考2)。
    • ただし、on/offできるかはハブの仕様に依存する(普通の安いハブではまずできない)。
    • PC(マザーボード・チップセット)内蔵のハブは可能なことが多そうだ(僕のPC内蔵のハブではできることが分かった)。
      • だから、上記参考ページでは対応ハブが要るように書いてあるが、デスクトップPCを使うなら買わなくても済むことが多そうだ: これは知らない人が多いかも)。
  • → スリープ時に電源を切ると、復帰後にJACKの再起動が要る。また、電源をoff/on時に(小さな)雑音が出る。
  • ScarlettのUSBを抜いて挿した場合もJACKの再起動が要る。
  • ScarlettのJACK対応にalsa_outを使うと、JACKアプリ起動時や接続・切断時などに雑音が出る。

問題は多いのだが、今のサウンドカードが壊れた時やPCを換えた時に、(上記の問題に対処すれば)ScarlettをDACとして使えることが分かったのはいいことだ。Scarlettを使うことにすれば、次のPCではPCIeスロットやサウンドカードが不要になるから、コンパクト化が可能だ(ただし、HDDは要るので、ものすごく小さくはならない)。そして、今気付いたが、サウンドカードが不要だから、(そのドライバも不要になり、)USBが使えさえすれば音が入出力できるので、CPUがx86でなくてもいい可能性が出てくる(ただ、他の要素で制限はありそうだ)。

思わぬ失敗が発覚

Scarlettで試しに測定していたら、過去の思わぬ誤りに気付いた。測定ソフト(REW)の設定をミスしたようで、8月以降に測定したデータの低域(100Hz以下)がカットされていたのだ。Scarlettと過去の測定結果の低域が大きく違っていたので気付いた。全く気を抜いていたのか、グラフを見ても気付かなかったのがイタい。今思えば、測定時、低音が出ているのに入力のメーターが振れていなかったのが、ちょっと変だとは思った。。。誤りの影響が大きい投稿を再測定して訂正した。

それにしても、低域がカットされる仕組み・原因は全く謎だ。一体どこにそんなフィルタがあるのか? それ以外にも、Linuxのサウンド関係(JACK, ALSA, PulseAudio, REW, Audacity, etc.)は謎が多く、ちょっとヘマをすると音がおかしくなってしまう。。。 まあ、(更に)真面目に調べれば分かるのかも知れないが、とにかく複雑なので、そこまではやっていない。

(9/16 11:58) その後ちょっと調べてみたら、低域がカットされる原因が分かった。測定ソフト(REW)の設定ミスではなく、PulseAudioの"LFE Remixing"という機能(フィルタでサブウーハー用の低音を抽出するらしい。PulseAudio 7.0のリリースノートの"LFE channel synthesis with low-pass filtering"の項を参照のこと)を有効にしていると、PulseAudioの入力から低域がカットされるようだ。たまたまREWの入力をLFE Remixingの対象になるもの("default [default]")にしたために問題が発現したようだ。そのクロスオーバー周波数は120Hzで、今回の現象に合っている。どうしてLFE Remixingが出力でなく入力にも効くのかは不明だが※、止めたら問題が起こらなくなった。詳しくは別に書きたい(書くかも知れない)が、とりあえず、以下に対処方法を書く。

  1. PulseAudioの設定を修正し、LFE Remixingを無効にする。
    • /etc/pulse/daemon.confに以下の行を追加する。
      • enable-lfe-remixing = no
    • もし、"enable-lfe-remixing = yes"の行があったら、削除するか無効にすること。
  2. PulseAudioサーバを再起動する。
    • pulseaudio --kill → 勝手にPulseAudioサーバが起動するはず。
    • 起動しない場合は、pulseaudio --startを実行すること。
  3. JACKを再起動する。: 手順は各自異なるので、省略する。

※想像だが、PulseAudioはマルチチャネルで動いていて、出力する時には単一チャネルをメインスピーカー用とサブウーハー用などに分けるのと同様に、入力が単一チャネルの場合には、メインチャネル用とサブウーハーチャネル用に分けるのではないだろうか? そうだとすれば、PulseAudioを単一チャネルで動くように設定すれば根本的に解決しそうだが、なかなか面倒そうだ・・・ (というか、Linuxでマルチチャネルで使ってる人なんて居るの??)

低域がカットされる問題に対処できた: 対処後(PulseAudioのenable-lfe-remixing= no): 青(JACKで直結), 緑(アナログ接続); 対処前(enable-lfe-remixing= yes): 赤(JACKで直結)

まとめ

普通に使うならまあ問題なかったし、買った意味もあったが、例によって僕の凝りのためにちょっと四苦八苦した(それもおもしろかったがw)。しかも、それで本末転倒になり掛けた。でも、気付かなかった問題に気付いたり、新しい技術(ちょっと大げさだ)を知ったり、将来のPCの選択肢が広がる可能性が見付かったりと、副次的なメリットは多かった。そもそも、おもしろかったから良しとするw

 

PS. あと、「増税前なら少し安そうだ」と思いもした(「駆け込み」)が、後で考えたら、値段が1万円ちょっとだと、増税分はたった240円程度と、ほとんど誤差だったw 皆さんも、車とかでない限りw、スーパーなどで買い溜めしても全然ペイしないので、よく考えましょうw

PS2. 参考2の著者は、2番目の会社の時に名前を見たことがある人で、時々、「あの(威勢の良さそうだった)あんちゃんは、今どうしてるのかなあ」と思っていた。それが思わぬことで再開(?)できて、なかなか不思議だった。さすがに今は、それほど強烈なことをしてないようだ。でも、やっていることは、昔から趣味的なのは変わらないw そして僕は、ああいう乗りの人がずっと好きでないwww

なんで名前をGNUもどきにするかねえ・・・ いくら好きだって、「それじゃ単なるフォロワーでしょ」と思う。

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先日、なおきさんにちょっと音(彼のBoseのスピーカーと僕のの比較)を送ろうとして録音したら、その音が予想外に悪かったのでがっかりした。この「がっかり」には、録音した自分の声を聞いた時のような違和感(実際には自分の声を録音した訳ではない)もあると思うが、雑音が多いのが主因だと思った。そこで雑音を何とかしようと思った。

音の経路は以下のようになっている。

マイク → ケーブル → マイクの電源 → マイクアンプ → PCのサウンドカード

途中の各要素を順次なしまたはoffにして雑音量の変化を調べ、それぞれの要素で生じる雑音量を推定した。詳しくは省くが、マイクアンプによる雑音が約30dBと多かった。他に、ケーブルによる雑音もあったが、マイクなしで開放しているために雑音を拾っているようだ。それから、サウンドカードをマイク入力(モード)にして"MIC Boost"(ブースト)をonにすれば、音量は大きくなるものの雑音が多くなった。ただ、通常はライン入力(モード)を使っているので、今回は関係ない。

雑音に加えて、元々マイクの音量が小さく感じていたこともあって、マイクアンプを換えたくなった。調べたら、マイクの電源(コンデンサマイクなので、電源が要る)はもちろん、USBで出力できるもの(例: ZOOM U-22, Behringer UMC22)があって、それを使えば以下のように要素数が減る(3→1)うえに、デジタルで直接PCに入力できるようになるので、欲しくなった。

マイク → ケーブル → マイク電源・アンプ内蔵USBオーディオインタフェース → PC(USB)

ただ、もちろん安くない(安いものでも5千円前後)し、製品によってはLinuxで使えない可能性もあるので、安直には買えない。いろいろ考えているうちに、もう使わなくなったグライコ(Behringer DEQ2496)のRTA(特性測定)用マイクアンプの特性が良ければ使えるかも知れないと思った。ただ、これは測定用なので、アンプの出力が外に出ている訳ではないから、すぐには試せない。

そこで、時間はあるしおもしろそうだったので、基板や回路を調べて、アンプの出力が取り出せるか検討してみた。回路図については、もちろん公開されていないので、昔入手した別製品(DCX2496)のを参考にした。基板については、最初にメイン基板を見たところ、DAC, ADC, コーデックは見つかったものの、アナログ系のアンプなどが見つからなかったので、不思議に思った。

まず、どのチップにRTAの信号が入力されているか調べた。それらしいチップは3個あった。基板の左から右に、以下のようだった。

  • コーデック(ADC+DAC): AKM AK4524 (IC4) → RTA入力とAUX出力?
  • DAC: AKM AK4393 (IC3) → Main出力?
  • ADC?: 謎(Cirrus Logic製, 型番読めず) (IC2) → Main入力?

もちろん、位置関係やチップの性格から、RTAはコーデックに繋がっているらしいことは間違いなさそうだったのだが、謎のチップが何か知りたかった。MAIN入力端子の前にあることからしてADCだとは思うのだが、検索すると、DEQ2496のADCはAK5393(AKM製)とあり、Cirrus Logicではなく形状も違うので、不思議に思った。更にCirrus Logicで調べたら、どうやら、基板のバージョンによって以下の2種類が使われているようだ。

  • 古いもの: AKM AK5393
  • 新しいもの(僕のもの: V2.5?): Cirrus Logic CS5381

それで、謎チップの写真を画像処理してみたが、やっぱり判別不能だった(辛うじて"38"らしき数字が見える程度。OCRプログラムを使うと分かるのだろうか?)。印刷が経年劣化しているようなのと、表面の擦り傷か鉛筆の跡のようなものがかなり邪魔だ。

マイクアンプの出力は、上記のコーデックチップ(AK4524, IC4)の入力ピンから取れそうではあるのだが、ピンが細くて半田付けに失敗しそうだし、LRどちらの入力ピンを使えばいいか不明だったから、避けたかった。それでマイクアンプ(のチップ)を探したのだが、上記のように見当たらなかった。コーデックの中で増幅している(= 外に出せない)のかと諦めかけたのだが、検索したら、実はアナログ系の部品は入出力端子が載っている基板の裏面に実装されていることが分かって、その基板を外して、RTA入力端子付近パターンをテスターで探り、(以前検索して見付けた)DCX2496の回路図も参考にして、どうにかマイクアンプの回路を推定した(他に、RTA入力がLINEレベルの場合にコーデックに直結する経路もあったが、省略した)※。なお、回路を推定するよりもドローアプリで回路図を描く方が大変だったw

※この回路図はあくまでも推定で、誤りがあるかも知れないので、注意すること。

オペアンプによる増幅回路を直列接続して増幅率を稼いでいるようだ。倍率は約42倍(= 約32dB; 前段: 約6倍, 後段: 約7倍)と推定したが、計算方法はうろ覚えなので間違っているかも知れない(ただ、調べると、マイクアンプの増幅率としては妥当な感じだ)。

早速、マイクアンプの出力が取れる箇所(オペアンプ4580(IC6)のピン1)とGNDにケーブルを接続して、PCのサウンドカードの入力に接続してみた。

特性を調べたところ、残念ながら、DEQ2496のRTAのマイクアンプは今ひとつだった。主な問題は以下のとおりである。

  • 通常構成より雑音が多い: 低域: 約+3dB(120Hz), 高域: 約+5dB(4kHz), 最大: 約+10dB(15kHzの山) (AC電源系雑音を除く)
  • 雑音の出方が良くない(素直でない)。(15kHz付近に山があるなど)
  • 通常構成より音量が増える訳ではない。

なお、通常構成のマイクアンプは、オーディオテクニカ AT-MA2である。

参考のため、DEQ2496のRTAのマイクアンプおよび通常構成で、マイクがない場合の雑音の特性を以下に示す。DEQ2496では入力を開放にしたためにAC電源系の雑音(50Hzの倍音)が増えていたようだが、それ以外の雑音量も多く、雑音の分布(電源系を除けばフラットだからいいとも考えられる)や15kHz付近の山※が好ましくない。

※15kHzの雑音源は不明だが、MIDI(送信レート= 31.25Kbps → 1/2は15.6kHz)のクロックに関係があるのかも知れない。MIDIの信号も(デジタル音声信号も!)アナログ入出力と同じフラットケーブル(写真中央の灰色の帯)で繋いでいるのは、余りにも無神経に思える。

この原因は、マイクの信号レベルがかなり小さいのに、パターン※や配線(上記)や配置や部品*(他と同じオペアンプを使っている)に気を遣っていないからではないかと推測する。まあ、マイクの音を再生する訳ではないし、これでも雑音量は-70dB前後に収まっているから、スピーカーからの再生特性測定用としては許容できる範囲ではあろう。

※今気付いたが、MAIN入出力に付いているGNDのジャンパ線(写真右側の縦の黒いケーブル4本)のような対策が効くのかも知れない。

*部品に関しては、確かにこういうところなら、流行りの「オペアンプ交換」は効きそうだ。もし、同じ仕様でローノイズ型のものがあれば、改善されるかも知れない。ただ、15kHzは無関係なので、焼け石に水かも知れない。

仕方ないので、諦めてケーブルを外して元に戻した。この時、フラットケーブルの雑音防止のフェライトコアの止め金を固定する樹脂が剥がれて金具がすぐに外れるようになってしまったので、マスキングテープに替えた(写真の右側の黄色。中央は剥がれた樹脂)。

結論としては、DEQ2496のRTA用マイクアンプを使っても音量が上げられる訳ではないうえにアンプの特性が悪い(雑音が多い)ので、苦労してまで使う意味はないということになった。そして、(そもそもやろうと思っていた、)マイクアンプを換えたりマイクアンプ内蔵のUSBオーディオインターフェースにしても、音量が上がらない可能性はありそうだ。それでも性懲りもなくw、マイクアンプ内蔵のUSBオーディオインターフェースを試したい気はしている。

 

PS. 先日そそくさと片付けてしまった作業机があった方が、こういう時には便利なことに気付いた。が、こういう作業は余り頻繁にしないので、どうするか迷っている。

PS2. 作業した日(昨日)は、昼頃に思い付いて、空腹にも関わらずやりたくなって すぐに始めてしまったものだから、昼食を食べ損ねたw

PS3. サウンドカードのMIC Boostは、雑音が多過ぎて本当に使えない。まあ、限られた部品でやっているから(もしかしたら、ソフトでやっている?)仕方ないのだろう。

PS4. 最初は、RTAのマイクアンプの出力をDEQ2496のアナログ(MAIN)入力に入れて、MAIN出力をPCに入れることも考えていたが、疲れたのと、仮に音量が上がったとしても雑音の点で意味がないので止めた。

(11:41 加筆修正)

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メイン机(「仕事用がメインじゃないのか」というツッコミもありそうだがw)の左に並べた作業机だが、その後、メインの椅子にちょっとした問題(欠点)が見つかり、作業机と共用したくなった。「は?」な書き方だが、以下のような経過である。

  1. 今までは、(ちょっとした事情で)メインの椅子にテンピュールのクッションを重ねていた。
  2. 作業机用の椅子(無印)を使うので、そこにテンピュールを移した。
  3. メインの椅子の座面と尻との相性が今ひとつなのか、座っていると尻が痛くなることに気付いた。
  4. やっぱり、メインの椅子にテンピュールを重ねたくなった(「腐ってもテンピュール」w)。
  5. 無印の椅子にクッションがなくなったので、作業机用の椅子にはメインの椅子を共用したい。

椅子を共用するには、(椅子をゴロゴロと横に移動するのは面倒なので、)メイン机と直角に作業机を置く必要があるが、前回書いたように、左だと眩しいとか収まりが悪いとかでイマイチなので、右に置いてみた。右なら眩しくはないだろうし、奥にPCや棚が来るので収まりもいい。更に、作業用椅子用の床面保護用のラグも不要だ。欠点は、棚やPCへのアクセスがちょっと面倒になることとメイン机の右側が混雑することくらいだ。棚やPCは、使いやすいところに移動してもいいだろう(そうすると、収まりは悪くなるが)。

気になるオーディオの再生特性は、なぜか(作業机がスピーカーの直前でないから?)、左に並べた時と違ってほとんど変化がなかった。右と左右が143Hzで1dB上がった程度である。だから、イコライザも作業机なし時のままで良い。実際に曲を聴いても特に問題はなかった(若干低音が強い気がするが、作業机をどかしても同じように聞こえたので、きっと、音量がちょっと大きいとか「気のせい」だろう)。

なぜかは分からないが、いろいろ「ウマー」な結果になったw

その後、なおきさんからお教え頂いたのだが、作業机にノートPCやディスプレイを置いた場合(手持ちの予備で試した)、窓からの光が画面に反射して、若干まぶしいことが分かった。耐えられないほどではないのだが、やっぱり嫌だ。いろいろ考えたのだが、結局、作業机をメイン机の右隣に並べて置くことにした。それに伴い、棚をメイン机の左側に移動した。また、PCの置き方に迷ったのだが(メイン机の下に置くと足がぶつかる)、机の間を開けて置くことにした。

なお、オーディオ特性は、なぜか・やっぱり、机なしの場合や右に直角に置いた場合と変化がなく、問題なかった。しばらく様子を見て問題なければ、ラグを追加する(椅子を共用する場合)か無印椅子用のクッション(テンピュール?)を買うことにする。背もたれ用テンピュールを座面に敷く手もありそうだが、どうなんだろう?w (8/29 16:13)

 

PS. 143Hzの山は、扇風機とかエアコンのファンの音が机で増幅されているのかも知れない。50Hzの3倍が143Hzとして出ているのだろうか? ただ、テスト信号の音量は結構大きいのに、それに勝つほどファンの音が大きくなっているとは思えない。が、いずれにしても、測定機材を仕舞ってしまって測るのが面倒なので、確認はあと回しにするw (8/29 10:12)

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随分久し振りに掃除をした。大掃除の先取りと言えようw ずっと埃が溜まっていて嫌だったのだが、延々と延ばして来た。でも、来月から家で仕事をすることになり、そのための実機・機材が来るはずなので、その作業用の机を用意したくなったのだ。

今の机でもいいが、傷付いたり(場合によっては、半田で焦げたり)するのが嫌なので、今の机に換えた時にリタイアして電子レンジの台になっていた(→ 参考)、無印良品の古い机を使ってみることにした。

まず、その机を置きたい場所は まさに埃の吹き溜まりになっていたので、掃除をした。気合いを入れて、足掛け二日(約3.5時間)で風呂場を除く全部屋を綺麗にした。綺麗になってすごく気持ちいいが、すごく疲れた。汗びっしょりになったし、買い物に行く時、脚がへろへろだったw

古い机は今の机の横に置こうと思った。置き方として、最初は今の机と直角に置こうと思っていた。というのは、身体を90°回転させることで椅子を共用できるからだ。しかし、置いてみると、ちょっとかっこいいものの、何とも収まり(場所の効率)が悪い。しかも、正面にある窓からの光が眩しい。それで、普通に今の机の隣に並べることにした。さすがに収まりは良く、しかも、偶然、天板の高さが同じでいい感じだ。

これで作業場はできた。のだが、大切なことが残っている。オーディオ(スピーカー)の再生特性を確認し、調整することだ。こんな大きな板(作業机の天板)が増えたら、天板での反射できっと変わるだろう思った。実際に測ったら変わっていて、左だけ143Hz辺りが5dBくらい強くなっていた(の中央のグラフの青線の左側の山。作業机なしは緑線)。調べると、143Hzは天井・床面間を波長とする周波数のようだが、なぜか机によって強調されたようだ。まあ、オーディオには謎が多いので、とりあえずイコライザを追加してそこを下げてみた(補正結果はの上・中央のグラフの赤線。作業机なしはどちらも緑線)。なお、位相差の関係なのか、左右合わせて測ると作業机の影響が少なくなったので、143Hzを下げる量を2.5dBに減らした。また、バンド幅はイコライザの最小の0.125(単位はオクターブだと思う)にした。特性のグラフを見る限り、うまく補正できている。

実際に曲を聴いて確認しても、特に音質の劣化・変化は認識できなかった。ただ、不思議なことに、補正のために追加したイコライザを切っても違いが分からない。山が急だから、影響が少ない(瞬間的にしか効かない)のかも知れない。

それから、細かいことだが、古い机の手前の床を椅子のローラーから保護するラグ(チェアマット)を買う必要がある。ところが、Amazonなどを調べても、今使っているもの(住江織物製)のような丁度いいものが少なかった。そこで、とりあえず、やっぱりリタイアしていた古い無印の椅子を使うことにした。これはローラーでなく固定脚で、脚の下にフェルトが貼ってあるので、床を傷付ける心配はないだろう。それから、その椅子用に買った(かなり古い)テンピュールも載せた。これで完成だ。

ただ、仕事をする時間は長いはずなのに、(今のに比べて)座り心地の良くない椅子を使うのは、ある意味主客転倒で、本当はちゃんとした椅子ですべきだ。しばらく試して疲れや効率低下を感じたら、ラグを買おうと思う。

さて、どんな実機が来て四苦八苦する羽目になるのかねぇ・・・ (初日に会社に行ってみたら、「しばらく実機はないです」とか言われる気がしないでもないw) それから、そのうち機材が増えたら、作業机の前にリタイアさせた本棚を置いて、そこに収納することも考えている(機材は随時返すので、起こらなそうではある)。そうなると、ちょっとした研究室や実験室って感じになりそうだ。

 

(予想に反して、カテゴリ「新しい仕事」が続いた。家で仕事をするから、今後も続くのかも知れない。さすがに、実機などの写真は載せられないが。)

 

PS. やっぱり無印はいい。丈夫で長持ちするし、シンプルなので部屋に馴染む。机なんて、水拭きしたら木の香りがした。近頃は高くなってしまったようなのが、残念だ。それにしても、当時(20年前後前)は机・本棚からベッドまで買い込んでいて、随分バブリーだったなあ・・・w

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