Archive for the ‘アルバム’ Category

非常時に備えて、滅多に使わないデータをクラウドのストレージにバックアップ(アーカイブ)する作業をしていて※、アップロードの待ち時間(平気で12時間とか掛かる)に、そのデータが必要になった時にリストアすることを考えたら、前提条件によっては なかなか難しいことに気付いた。

※今までに、約250GBの音楽データをアップロードした。

そのクラウドのバックアップが必要になる最悪の場合は、部屋にあるPCとバックアップHDDが全部駄目になった場合だ。例えば、震災や火災だろう。

なお、いずれの場合でもクラウドサーバは安全(壊れない)と想定する。そこが駄目な時は世界戦争とか地球が終わりなので まあいいかって気がする。

そのあとで(気を取り直して)PCのハードを手に入れてセットアップし、回線を繋げてデータをクラウドから戻そうとする時、クラウドの認証情報(パスワードの類)が必要になる。その時、僕はパスワードは全部ランダムに作り(当然、記憶できないのでパスワードマネージャに入れている)、更に、可能な場合は2要素認証にしている(ほとんどの場合、2要素目はTOTP(最初にQRコードを読ませるもの)である)ので、「パスワードを思い出して接続する」なんてことは全く不可能だ。

では、どうすればいい(しなくてはいけない)かというと、まずは以下だ。

  • パスワードマネージャのデータ(DB)を手に入れる。
    • これのマスターパスワードは覚えている。
  • TOTPのデータ(DB)を手に入れる。
    • これのマスターパスワードも覚えている。

今までは、それらはスマフォやUSBメモリに入れているから何とかなると思って居たが、最悪の場合(身体一つだけになった場合)は それらもなくなるから駄目だ。

上のデータを自分のファイルサーバに入れておくにしたって、サーバの認証も2要素認証だし、サーバにSSHで入って何とかするにしたって、鍵のファイルがないとログインできないようにしているから身体一つだけでは無理だ。

となると、なかなかいい方法が浮かばない。今思い付くのは、せいぜい以下のようなものだ。

  • 自分のファイルサーバに非常用の場所を作り、その認証はパスワードだけにする。
    • そこに上記データを保存しておく。
    • データは暗号化されているとはいえ、脆弱である。
    • 書いたあとで気付いたが、これのパスワードもランダムにしたら覚えられないという問題があるし、覚えやすくするにしても、既に上の2個(+α)があるから無理な気が・・・
  • 自分のファイルサーバでTOTPでない2要素認証をサポートする。
    • 例: 生体認証(指紋)
  • サーバのプロバイダに頼んで、仮想コンソールに入れるようにしてもらい(≒ パスワードの再発行)、そこで何とかして上記データを手に入れる。
    • あらかじめ、サーバに上記データを保存しておく。
  • 2要素認証のバックアップキーを紙に印刷して、肌身離さず持ち歩く。
    • これが可能ならスマフォやUSBメモリだってできるので、余り意味がない。

完璧ではないが手軽で現実的な方法としては、非常用持ち出し袋に予備のUSBメモリまたは(認証可能な)スマフォを入れておくとかだろう。ただ、これは情報の更新や常に充電しておくといった保守が欠かせないから、やっぱり弱い。

→ とりあえず、SDカードに上記データを保存し、財布のカード入れに挿し込んで持ち歩くことにした。さすがに避難する時に財布は持つだろうし、外出中に災害に遭った時も財布は持っているだろう。このSDは、定期的に上記データをバックアップしているUSBメモリと一緒にバックアップすることにする。これで少しは安心だ。

普通の(大きい)SDとmicro SDで迷ったが、microは薄く・小さくて いつの間にか財布から滑り落ちてなくなりそうなので、大きいSDにした。

→ その後、やっぱり小さくて薄いほうがいい気がしたので、クレジットカードサイズの、micro SDを嵌め込んで収納するケースを作った。国保の保険証のビニルケース(ちょっと大きくて使わないうえに、毎年もらえるので余っている)と厚紙を使った。ケース表面の片側が開くようにして、micro SDを出し入れできるようにした。

これなら、micro SDが窪みに収まっているうえに財布に入れている時は表裏両面から押されているので、滑り落ちることはないだろう。また、左右方向に曲げの力が掛かる可能性を考慮し、micro SDの たわみが小さくなることを期待して縦に置いた。 (10/7 9:04)

折角なので、これの前に作ったプロトタイプ(あるいは習作)の写真も載せる。クレジットカード型USBメモリ(→ : このデザイン、OKなの??)にインスパイアされて(実際には、ちょっと欲しかったけど、意外に高かったので)作った。

micro SDが脚(または腕)でケースに繋がったままアダプタに挿せ、脚を折ってmicro SDをケースの窪みに収納できるようにした。想定どおりに使えたが、どうも綺麗でないし、いろいろな部分が弱い感じだし、表面はmicro SDが剥き出しで嫌なので、上の正式版に作り直した。 (10/7 14:59)

まあ、身体だけになるのは まずないことだけど、最悪でそうなった時のための準備をしているので、イザという時に準備したものが使えないのであれば、単なる自己満足になってしまうし、その時に「あーーーー」(いろいろやったけど、無駄だったじゃないか・・・)と呻いて立ち直れないことになる。

とりあえずはプロバイダに頼むのが一番可能性が高そうだ。(日本の会社なので、)手間や時間は掛かるが何とかなるだろう。その時に本人確認の情報が要るだろうが、それは他にも必要なので、アナログな方法で何とかするのだろう。よくある、名前、住所、生年月日とかでいいかも知れないし、運転免許証(これも再発行してもらう)の写しが要るかも知れない。

他には、携帯電話回線(番号)に紐付いたストレージをキャリアやプロバイダが提供してくれれば、上記データを保存するのに使えそうだが、そのスマフォ(SIM)がなくなったら難しそうだ。ただ、上と同様にアナログな認証で再発行してもらえばいいのか。

基本的には、キャリアがこういう余計なサービスをするのには反対だが、非常用なら意味があると思う。容量なんて10MBくらいあれば充分だ。

書いたあとで思い出した。Googleなどは携帯電話(SMS)でアカウントを復活できるはずだから、まずスマフォを復活させれば※、ストレージ(例: Googleドライブ)にアクセスできるようになるはずだ。そこから あらかじめ保存しておいた上記データを取得すればいい。ただ、Googleのパスワードもランダムなので、覚えられない。これもリセットできるのだろうか? あと、アカウント名もランダムにしているものがあるので、おいそれとは復活手順にすら進めない。できそうな感じではあるが、なかなか難度が高そうだw

※これにしたって、Androidを最初に使う時にGoogleアカウントを入れる必要があり、そこで つまづきそうだ。 → まずはPCからGoogleのアカウントを復活させ、それでAndroidを初期設定することになるのか。いや、それだとSMSが受け取れない。鶏と卵の問題かな・・・ 電話での復活もできたっけ?

アナログな認証をクラウドにも使えればいいが、Googleなどは融通が効かなそうだし、海外の会社に事情を分かってもらうのは大変そうだし、名前や生年月日とかで信用されたら、いくらでも乗っ取りができてしまう。電話代も高いw

あとは、例えば眼鏡にメモリが内蔵できれば、単体のUSBメモリよりは可能性が高い。それから、身体にNFC対応のメモリを埋め込むとかバックアップキーをタトゥーで彫るのは確実そうだが、ちょっと遠慮したいw

代わりに、バックアップキーを印刷した布をすべての衣類(下着も含む)に縫い付けるほうが、痛くないし更新可能だから まだ良さそうだ。さすがに素っ裸で避難するってことは ないだろうw

 

書いたあとで思い付いたのは、データを文章にして(あるいは、文章に埋め込んで)、マスターキー(これは覚えている)でデータを抽出できる方法(昔のゲームの「呪文」みたいなもの?)だ。他人が読んでもなんでもない(けど、例によって随分長い?w)ブログのエントリ(あるいはサイト全体)だけど、僕だけは分かっていて使えるってのは おもしろそうだな(画像はステガノグラフィが有名だが、テキストでもきっと既にあるだろう。あと、MQAみたいに音のファイルに入れるのもできそうだ)。ただ、AIに見破られる可能性もありそうだw

 

考えれば、他にもいい案が ありそうだ。すぐにできる必要はないが、何か用意する必要はある。「必要」とは書いたが、(今はその事態になっていないので、)「いろいろ考えて楽しんでいる」と言うほうが正しい。ただ、「あーーーー」と呻きたくはないな。

まあ、これらが必要にならずに終わるのが一番だ。

  •  0
  •  0

2週間くらい前から、久し振りにドライブに行きたくなり、候補地は挙げていたものの天気や体調などが合わずに うだうだしていたが、昨日は珍しく「行けそう」な気分だったので行って来た。予定では、以前(2015年)も行ったことのある白河の関所跡に行き、途中で(、地図を見ていて見付けた)那須町の蓑沢(みのざわ)彼岸花公園に寄るつもりだった。※ ただ、何となく、体力が持たなくて彼岸花公園までで帰ることになる気はしていた。

※もちろん、彼岸花が好きとか観たかった訳ではなく、例によって たまたま目にしたからだけだ。関所跡にしても同様。まだ紅葉には早いので、行って歩くだけだ。

8:40頃出発した。通勤時間帯だったが、宇都宮を出てからは空いていて、気持ち良かった。外は涼しいが、車内は暑かった。ただ、冷房すると寒くなるが停めると暑くなり、0.5℃の温度刻みですら広く、オートエアコンなのに頻繁に設定を変えていた。もっとうまいエアコンはないものか。高い車のは もっと快適なのだろうか?

ただ、家のエアコンでも似たようなことをしているので、僕が贅沢なだけっていうオチの気はする。

車のマナーは概ね良くなかった(信号無視(赤になっても余裕で1-2台通る)、遅い車にぴったり つけて煽る、ちょっとしたところでウインカーを点けないなど)・・・

まあ、実際には駄目な連中が目立つだけで、平均すれば ちゃんとしているとは思うが、「いまだに ああいうのが居るのか」って感じで何とも情けなかった。

9:30頃、道の駅 きつれがわで休憩した。休んでいたら、以前来た時も掛かっていた、テーマソングらしき変な歌(というと失礼だが)が流れ出した。

なぜか、ここを出て少ししてから車内が煙草臭くなってしまって、なかなか抜けなかった。ヘビースモーカーの車が前に居たのだろうか。

10:30頃、生活の館 くろばねで休憩した。少し疲れて来た。また、例によって空腹かつ眠くなった。天気は良かった。

ここを出てすぐのところで、ネズミ捕りの準備をしていた。レーダー(可搬型オービス?)を設置したり距離を測ったりしていた。道の脇に ちょっとした駐車場(休憩・退避所?)的な場所があり、パトカー数種類や覆面らしき車も居て、なかなかフル装備な感じだった。珍しくて眺めたが、あと10分遅かったら捕まって居ただろう。田舎だけど一応国道(294号)だからなのかと思ったが、(あとで知ったが)今は交通安全週間なので、その関係なのかも知れない。

そう言えば、帰路に、(別の場所だと思うが)反対車線から ここらのタクシーにしてはあり得ないくらい遅いのが後ろに列を作っていたが、この関係かも知れない。

11:20頃、公園近くの駐車場の旧美野沢小学校跡に着いた。トイレに行きたかったが、(調べて知っていたとおり)なかった。小学校設備(例: 旗の台、鳥小屋、池、教室のOHPのスクリーン)は、僕が通っていた小中学校を思い出させた。廃校になって結構経っているのに、田舎のせいか全然荒れていなかった。まあ、こういう駐車場にしているから随時管理・整備しているせいか。

彼岸花の時期が ほぼ終わり、また、コロナの関係か「彼岸花まつり」は中止になったため、人はほとんど居なかった(駐車場の車は他に1台だけ、客は他に1組だけだった)が、静かで却って良かった。

確かに花の時期は過ぎていたが、遠目では赤が青空に映えて綺麗だった。あと、田んぼの黄緑も綺麗だった。こういうところに絵を描いたりするのだろう。でも、ああいうのは、見事だとは思うものの、人工的、あるいは、技術・技巧がメインになって居る感じなので余り好きではない。

余談: 建物の写真の水平が難しい。あとで調整または確認したつもりだが、特に最初の2枚は傾いて見える。基準とする線の見当の付け方が悪かったようだ。

 

ここまでの走りや ここでの散歩と景色に満足したし、予想どおり疲れたし、トイレにも行きたかったのでw、関所跡に行くのは止めて12時頃帰路に就いた。12:20頃、道の駅 伊王野でトイレと昼食にした(近くて良かった^^)。以前の会社の同僚に似た人を見たが、まあ別人だろう。髪型や顔の雰囲気や服装が随分似ていたが、平日にあんなところに居る訳がない。

妙なのは、たまに、家の近くで その人と同じ車種(「旧車」ではない程度に古い(R32の頃?)けど、結構速かったらしい)を見ることだ。やっぱり、その時間にそこに居る訳がないし、運転は荒く騒音は大きいから違うとは思う。昨日は その人に似た人が居たので、ハッとした。

高いせいか平日のせいか、昼時だけどレストランは空いていた。お腹が空いたのでカツカレーにした。1250円と高かった。当然、カツは揚げたてじゃないが、「まあ」おいしかった。意外にボリュームがあったようで、夕飯を軽くした。ただ、帰ってから服に油の臭いが残っていることに気付いて、あとからちょっと嫌な気分になった。

食券の自販機で前の老人が何やら困っていた。しばらく困って居たがギブアップして、後ろの僕に聞いて来たので教えた。どうやら、コインを入れるところが分からなかったようだ。ただ、質問が良く聞こえなかったので、本当にコインの投入口を聞かれているのか分からなかったが、勘で答えたら合っていた。

バリアフリーと思われる、コインを横に滑らせて入れる口は ある人にはバリアフリーでないようだ・・・ 昔の常識(縦長、銀色)と全然違う場所・入れ方・形・色だと、戸惑うのも仕方ない。文字で書いてあったのかも知れないが、老眼だと見えないのかも知れない。僕も、結構こういう感じで戸惑うことは多い。

帰り道に危ないワーゲン(ビートル。関係ないけど、車体が古かった: オリジナル版?)が居た。ほとんど常にセンターラインを踏むか はみ出して ふらふら走り、対向車が来ると急に戻るのを繰り返していた。遅くてイライラしそうだし、怖かったので別の道に逸れた。高齢者だろうか。

15:30頃、無事帰宅した。約145km, 約6.5時間。

気持ち良かったが、帰路で結構疲れが出て、帰ったら疲労困憊だった。なかなか体力が落ちている。室温は26.3℃と低いが、暑かった。

近頃は多いのだが、今回も運転中に ほとんど音楽を掛けなかった。まず、流れるだけで聴けないし、気が散るし、渋滞などの時に好きでない曲が掛かるとイライラするからだ。逆に、無音(エンジン+排気音、クラッチペダルのバネなどの音※、外の音)は結構いい。

※余りにもマニアックだが、普通の「ギリギリ」という感じの きしむ音もいいけど、たまにピアノのダンパーペダルを踏むか離す(= ダンパーが弦から離れる/に付く)時のような「シャーン」て音がして、それがなかなかいいのだ。それに、今気付いたが、クラッチペダルの加減の微妙さは、まさにダンパーペダルのそれに近いではないか。

 

相変わらず車の調子は良い。気になるのは、先日気付いたフロントガラスのフィルムの劣化程度(まだ運転には差し支えない)だ。劣化といえば、塗装は結構劣化しているが、自然なことなので気にならない。ただ、先日のディーラーのいい加減な作業のせいで左半分だけ艶が違うのは(注視しない限り分からないのと、そのうち戻るだろうとしても)、気に入らない。

帰りに久し振りにガソリンを入れた。久し振りのせいか値上がりのせいか5千円近くなったので、ちょっとびっくりした。買い物などでしか乗っていなかったので、燃費は12.4km/lと それほど良くなかった。それでも、買った時から全然落ちてない気がするのは すごいことだ。

(AQUOS sense liteで撮影。以降、記載しない限り同じ。)

  •  1
  •  0

結構前から床の傷が気になって居た。最初からあった訳でなく、僕の作業(去年、換気扇を塞ぐシートを切っている時)中に、気付かずにカッターの刃が床まで達していて付いたものだ。結構長い(20-30cmくらい)ものが2本あり、フローリングの表面の木目のシート※が切れているので、そこからシートが剥がれたり中の木が劣化しないか気になって居た。

※賃貸なので、本物の木目でなく印刷である。結構出来がいいのだが、なぜか、余計な木の継ぎ目を印刷していて(例: 写真左上の縦の1枚分の継ぎ目っぽい線)、そこが窪んでないためにバレるのが惜しい。そんなことしなければいいのに・・・

補修方法を検討し、以下が候補となった。それぞれを検討した結果も書く。

  • フローリング補修用品(ペン類)で塗る。
    • 樹脂染料・塗料
    • 検討
      • 手軽だが、樹脂成分が少なそうで皮膜がそれほど厚くなさそうで、保護効果が弱そうだから却下した。
      • クレヨンタイプの補修材は始末が悪い(あとでワックスなどが乗らない)ので、候補に入れなかった。また、ずっと乾かないものも同様。
  • フローリング補修用ワックスを塗る。
    • 色付きの樹脂ワックス(カラーワックス)
    • 検討
      • 耐久性が気になるが、ウレタンが含まれるものは強いという情報があったので、そういうものなら良さそう。
  • オイル(机用に手持ち)を塗る。
    • 植物系油性塗料
    • 検討
      • すぐに試せるが、旧居の床(窓際の表面が剥げた部分)に塗ったら、合板に染み込んだせいか黒くなってしまって怖いので、却下した。
  • ステインを塗る。
    • 水性樹脂塗料
    • ホームセンターでニスの近くにあった。
    • 検討
      • 扱いやすそうだったが、主な機能は保護でなく着色なので今回は却下した。
  • 色付きニスを塗る。
    • 水性樹脂塗料(ウレタン系)
    • 検討
      • 保護効果も耐久性も高いが、塗る技術が要るのと、簡単には除去できないとのことで、失敗した場合や退去後に問題になりそうなので却下した。
  • 木部補修用パテで埋める。
    • 検討
      • 傷に詰め込めば保護効果が高く、見た目も分からなくなると思ったが、そもそも大きい凹みなどが対象で細い傷にはほとんど入らなそうなので却下した。

結局、カラーワックス(以下、ワックス)にした。製品は余り選択肢がなかったのだが、ウレタンが含まれている※ リンレイ 床の手なおし 色つや復元コート 濃いブラウン系 にした。Amazonでは安かったが、ヨドバシやホームセンターでは高目だった。結局、ヨドバシのポイントを使ってAmazonより安い約千円で買えた。色も迷ったが、想像より薄く出るという口コミがあったので、床より濃そうだけど「濃いブラウン」にした。ただ、この製品は色が少ないので、それほど迷うことはない。ニスだったら色が多くて迷った。

※Amazonのページでの成分はメーカーページのと異なって居て、最初は候補外にしてしまった。そういうのは他にもあったが、コピペミスなのだろうか。

昨日の朝届き、早速やってみることにした。まずは目立たなそうなところ(直射日光が入らない部屋)で試した。入居時から付いていた傷※に塗ってみたら、意外にうまく行った。白く見えていた傷が、ほとんど分からないくらいになった(ただし、光が反射している場合は分かる)。

※今考えると、他の古い傷の上には入居前に塗られたワックスかニスが付いていたので、引越しの時に付いた気がする。何となく、業者(当時、いい加減でムカついた)がやった気がするが、証拠はないので そうとは決め付けない。でも、あの体では「傷付けて知らん顔」だとしても納得できる。

ワックスは床全体に塗ることを想定しているので、大きなスポンジが付いているが、それは使わず、エアコンのファン掃除に使った小さいブラシ(柄付きスポンジ)で塗った。塗ったままだと色が濃いよう※なのと泡立つので、布で軽く押さえるようにして拭いた。塗ったあとは傷が見えにくくなることが多いが、塗り重ねる(全2回が指定されている)する時に場所が分からなくなるのを防ぐため、マスキングテープ※でマークした。

※どこかの車ディーラーと違い、剥がしたあとはちゃんと確認したし、ましてや糊が残るなんてことなんてなかったw

なお、液はさらっとしていて、塗ったあとは盛り上がらない(少し盛れると うれしかったが)。使用量は少なく、ほとんどの場合、1箇所で1mlも使わなかったと思うから、500mlだと十年以上持ちそうだw

※色は、薄く感じることが多いのだが、周囲に付いた部分は若干濃く見える(減色混合のせいか)。そのうち擦れて落ちるのではと期待している。また、フローリングの溝に入ると濃くなって目立つ。

なかなか良さそうなので、今回の「メイン」の切り傷に塗った。こちらは傷が細く深いため、仕上がりはまあまあ(写真: 左: 作業前, 右: 後。以下同)だった。注視したり光が反射しなければ分からない程度には なった。そもそも見た目(色)は重要でなく、表面や木の保護をしたいのだが、その点は様子を見るしかない。

ワックスが傷とその下の木に染み込んで、そこに樹脂の皮膜を作り、表面のシートと一体化して木の保護とシートの剥がれを防ぐのを期待しているが、どうだろうか。また、傷に染み込んだ部分は表面からは下がっているので、通常の使用では擦れず、長く持つことも期待している。都合のいい期待が多いが、駄目だったらニスかパテかな。

ワックスがふんだんにあることなのでw、ついでに他の傷も補修した。床の傷は木目と同化してしまって、ライトなどを当てたり注視しないと見つからず、終わったと思ったら次々と出て来て(だから、今後も ちょろちょろ出て来るだろう)、夕方まで掛かった。切り傷も上の2本以外に他の場所にもあった。思い出してみると、換気扇を塞ぐシートは作り直したので、それで想定より多かったようだ。

更についでに、入居時からあって気になって居た(気に入らなかった)、ワックスかニスの塗りムラにも塗った。作業後の見た目は余り変わらない感じだったが、写真で比べると随分良くなったようだ。また、昼に見ると(光が反射しない限り)場所が分からないので、成功のようだ。

うまく行く場合が多かったが、そうでない場合もあった。僕の作業の仕方に雑さやムラがあったことはあるが、どうやら、フローリング表面の木目シートが削れたりして下の木が露出している場合やシートの表面がザラザラな場合には色が付きやすいが、そうでない場合は色が付きにくいようだ。また、シートが変色している場合はうまく隠せない。(例: 作業後: 通常, 変色を強調した場合) その場合、変色した部分だけに丹念にワックスを塗り重ねれば良さそうだが、なかなか面倒だ。あと、ワックスの色は透過性なので、濃く変色している場合は直らない。

ワックスの注意書きにあったように、乾くと色が落ちにくい(ブラシなどの道具は濡れているうちに洗うと良い)。塗って乾いた床を布で擦っても(容易には)落ちない。そして、意外にもプラ(PET)にも着色した。※ だから、フローリングの木目シートにも着色はできそうなので、変色部も補修できそうだ。ただ、上に書いたように、丹念な色合わせ・塗り重ね作業が必要だし、材質にもよるかも知れない。これで他の何かに色を付けられそうだが、特にあてはない。

※それで、床ではないが、以前、ドアの枠の壁紙(?)が割れているのに気づいたので接着剤で補修したけど見た目が悪くなっているところに塗ったら、なかなか良くカバーできた。

これの唯一の欠点は臭いだ。化粧品みたいな臭い(いわゆる「フローラル」的な、色で言うとピンクw)が(キツくはないが)今ひとつで、なかなか抜けない。材料の臭いなのか、わざわざ付けたのか。とりあえず、道具一式を袋に入れて仕舞い、時々換気扇を回している。

おもしろかったのは、前の人(または管理会社)が補修した跡が数箇所見付かったことだ。今までは気付かなかったが、作業で床に顔を近づけて見たら分かった。床まで切ってしまうのは僕だけはでないようでw、細長い傷もあった。塗料が塗られていたり、パテみたいな硬目のものを使って表面が ざらついていたりした。上にも書いたように、その上にワックスかニスが塗られているので、入居前ということが分かった。

それから、塗るところを清掃していたら、フローリングの溝から(アンプ製作時に飛び散ったであろう、)赤や青のリード線の被覆の切れ端(長さ約2-3mm)などが出て来て、苦笑した。掃除機でも吸えないようだ。

 

これで、また一つ部屋のTODOがクリアできた。繰り返し しゃがんで作業したせいか、脚(特に太腿)が痛い。次にも別な作業(外からの異臭関係)が控えて居るが、少し休む。

  • リンレイ

    リンレイ

    リンレイの床ワックス、住まいのおそうじお手入れ、カーケア製品等の製品サイトです。

  •  1
  •  0

近頃使わなくなったデジカメ(IXY digital 3000IS)を使おうとしたら、焦点が合わなくなっていた。それどころか、何度かいじっているうちに「レンズエラー」になって、レンズが動かなくなってしまった(なので、電源をoffにしても出たまま)。記念というか「お疲れさま」に最後の写真を載せる(もちろん ぼかしておらず、小さくした以外は撮ったままである。 ← これ、AIで復元できてしまうのだろうか? まあいい?)。

調べると、キヤノンのコンデジはレンズ関係のフレキシブルフラットケーブル(以下、FFC)が切れてレンズエラーになることが多いようで、これもそれかと思ったのだが、しつこく電源をon/offしたりすると たまにレンズが動くし、その時は焦点を合わせようとするモーター音も聞こえるので、メカ系がおかしくなったのかと思っている。

いずれにしても、もう僕の手に負えないから、修理はできない。まあ、2009年に買ったもので、もう12年くらいになるから充分諦めは付く。

今はほとんど(99%以上)の場合はスマフォで済むのだが、今日のように、たまにデジカメが要ることがある。※

※今日は以前手術した患部を撮りたかったのだが、スマフォだとなかなか難しいのでデジカメを出した。

それで、新しいものを探してみたが、以前同様ほとんど選択肢がなかった。そもそも、今は安いコンデジの需要がないため、新製品がほとんどない。それでも、候補になる可能性のある製品を探したら、以下のようになった。

  • キヤノン IXY210
  • コダック WPZ2
  • ニコン Coolpix W150

ちなみに、条件は以下のとおりである。

  • レンズが明るい(暗くない: せめてF3以下)。
  • ズーム(ただし、無駄に高倍率でない: 大きくて4倍くらい)
  • マクロ: 近距離可能であること。
  • (光学)手ブレ補正
  • 小型・軽量: 200g以下
  • フラッシュ内蔵
  • (USBでのPCへの転送がPTP): 自作取り込みソフトはMass storageでも可能なはずなので、USBなら概ね良い。
  • 耐久性があること。
  • 現行製品であること。
  • 高くない。: 2万円くらいまで
  • メーカー: ソニー、ニコン(カメラを止めたため)、オリンパス(同)、カシオ(同)、(パナ)以外

このフィルタに掛けるとIXY210しか残らなかった。大きいのは、WPZ2とW150は手ブレ補正が光学式でないことだ。あと、WPZ2は厚さが5cmくらいで大き過ぎるし、(ニコンではあるけど残した)W150は動作が遅いのと おもちゃみたいだという口コミがあったので却下した。撮影可能距離もIXY210が一番良かった(1cm-, 他は5cm-)。特にキヤノンが好きということはないのだが、今までの数台はずっとキヤノンになっている。まあ、僕がカメラに求める条件がマッチしているのだろう。

ただ、残ったIXY210も、現行ではあるものの発売が2009年と古く(壊れたものと同じ年ではないか!)、更に、上に書いたFFCが切れる問題が起こりそうで長持ちしなさそうなので、買う気が萎えてしまった。

それで、スマフォでは駄目な理由は、メイン(リア)カメラを被写体に向けた時に、画面のタッチでしかシャッターを切れない(その時は画面が見られない向き・体勢になっているから、押すべき場所が分からない)ことで、それが何とかなればいいと考えた。※ そして、多くのカメラアプリは音量ボタンでシャッターが切れることを思い出し、使っているAQUOSのカメラアプリで試したら、やっぱり音量ボタンでOKだった。

※サブ(フロント)カメラなら画面が見えるのだが、僕のスマフォのフロントカメラはAFでなかったり、フラッシュがなかったりして今ひとつ写りが悪くて、今回のような用途には向かない。今回はデジカメが駄目だったので、サブで何とか写した。

なので、次に そういう場合になったら、音量ボタンで撮影してみる。それで駄目だったら買おう。

 

そして、カメラとは全く関係ないけど、敷き布団も寿命だ。数か月前に表面の布が破れているのに気づいた。今日、布用ボンドで当て布を貼って応急処置をしたが、長年(おそらく、1995年頃から)使っているので、いつ他の部分が破れるか分からない。

駄目になったものを買い換えるのはいいのだが(でも高い)、今のが気に入っているので、仮に変な物を買ってしまった時に嫌な気分になるのが嫌で躊躇している。枕も同様だ。掛け布団は使う期間が短いせいかまだ破れていないが、敷き布団と同時に買ったので劣化はしているだろう。

布団で思い出したが、ベッドもその少しあとに買ったもので、そのうち板が割れて痛い目に遭いそうだと不安に思っているのだが、湿気ないように注意しているせいか、この十年くらいは問題ない。

想定外の出費が かさむ時期が来たようだ・・・

  •  0
  •  0

AD・DA・センサモジュールYL-40の温度センサで室温を測れるように苦労していた時、しばしば、YL-40での温度と基準に使っていた温湿度計(シチズン(リズム) 8RD200, 以下、「シチズン大」)の温度が合わない現象が起こっていた。特に、室内に風がない・弱い時に差が出たまましばらく一致しなかった。試行錯誤しているうちに、その原因は、双方の熱容量の差ではないかという結論になった。

書いたあとでシチズン大の情報ページを見たら、なんと、精度は±1℃と想定・想像・記憶より随分悪かった。ここで問題にしている温度差は大きくても0.5℃程度なので、仮にYL-40の温度が正しいとしても、シチズン大としてはそれとの差は仕様に収まっていて、何も問題はない。つまり、以下の努力は ぜーんぶ無意味だった。

と、自己ちゃぶ台返しになってしまったw やっぱり、何をするにも まず正確な情報を得る・確認するのは重要だな(と毎回思うが、いつも忘れている)。

だったら、なぜ、シチズン大は0.1℃単位で表示するのだとは思うが、以前も書いたように、それは「分解能」で、精度とは違うから(論理的には)問題はない。ただ、分解能は高いけど不確かな値を表示するのに意味があるかは、疑問だ。

それでも、全然意味がないとは言えない。例えば、実際の温度が25.5℃のように1℃の区切りでない場合、1℃未満が表示されないと(誤差を考慮・切り捨てまたは切り上げして)24(または25)から27℃の間で表示される(おそらく26℃が一番確率が高いだろう)だろうが、0.1℃単位で表示する場合には24.5から26.5℃の間の値で表示される(おそらく25.5℃付近が一番確率が高いだろう)から、実用上の意味はある程度ある。

けど、1℃単位での表示だって、見た時に誤差を考慮して、例えば表示が26℃だったら「25-27℃の間」と読み替えれば似たようなものだ。ただ、面倒だ。

想像だが、シチズン大はケース(筐体)が大きいから熱容量が大きく、ケースの温度が変わりにくく(変わるのに時間が掛かる)、その熱で温度センサ(サーミスタ)周囲の空気の温度も保温されてしまって、センサが温度変化に応答する速度が遅くなり、(ケースが小さく熱容量の小さい)YL-40での温度との差が生じるのではないか。

ケースには通気口があるが※、風がなければ、基本的にケース内外の対流でしか空気が動かないし、室温が安定していれば対流は起こらないだろうから、小さい穴から出入りする空気の量は少なく、結局、ケースも中の空気もセンサの温度も、室温に追従するにはケース自体の温度が室温になるのを待つ必要があり、かなりの時間が掛かるのだろう。

※ずっと、シチズン大がスピーカーの音の妨げにならないように、良く考えずに脚を畳み、代わりに低い脚(カセットガスのキャップ: 写真の赤い物)を付けて机上に ほぼ寝かせて使っていたが、実は脚の収納部にも通気口があり、それを塞いだために通気性が悪化したのも(、寄与は大きくはないが)良くなかったようだ。

そして、シチズン大の温度応答性を高めるには、可能な限りセンサ周囲のケースをなくして(「ケースなし」が最高)、センサが直接外気に触れるようにすればいいのではないかと考えた。

その考えを発展させて、センサを基板から外して外に露出させることも検討したが、外す時にセンサが壊れる可能性、線が長くなって本来の回路と微妙に異なって精度が変わる(誤差が生じる)可能性、外に出したセンサの保護をするのが面倒、その保護で精度が変わる可能性を考慮して却下した。

試しに、センサ付近のケース側面の開口部を拡大し、ケース背面に穴を開け、更に、センサの脚を少し曲げてケースから離したら随分応答速度が上がったのだが、敏感になり過ぎて温度変動が激しくなって安定しなくなってしまった。風がセンサに直接当たると良くないようだ。

それで、側面の開口付近、センサの手前に防風板を付けてみたら(写真: 横長の白い板。側面の穴からセンサが見えないので、センサに直接風が当たらなくなっただろう)温度が安定した。ただ、再び反応が遅くなった気がした。* それで、センサが背面から見えるくらいに背面の穴を拡大した。※

*まあ、それはそうで、センサに風が当たらなければ、センサの温度変化はやっぱり周囲の空気の温度変化に依存するわけで、温度追従速度は遅くなってしまうだろう。ただ、風がない場合は、防風板の影響は少なそうだが、微妙に熱容量が増えるのだろうか。

※この様は、近頃良く目にするゲーミングマウスを連想させる。そして、全く細かい話だが、あれには「肉抜き」と書かれているけど実際には「皮切り」?なのではなかろうか。

これでもまだ充分ではない(反応が遅い)気がするが(やっぱり、背面のケースを撤去して開放するのが一番良さそうだ)、今は(上のようなことから、シチズン大とYL-40の温度差はYL-40の本質的な問題ではないことが分かったので、)YL-40で測った室温をメインに使うことにして、シチズン大は離れたところに置いて補助的な役割(+湿度用)にしたので、「まあ良し」としている。

ついでに、(というか作業中に力を加えてしまって)電源コードが切れてしまったので交換した。元のコードが短めだったので、少し長くした。あと、半田が今ひとつ雑・変な感じだった。

 

それにしても、温度計(湿度計も同様と思う)は やたらに大きいものを選んでも良くないというのは思いもよらなかった。まあ、物理法則から考えれば確かにそうなのだが、つい、大きければ見やすいし、精度面でも良さそうだ(回路に余裕ができそうだから: 実際には小さいのと同じ回路だと思う)と思ってしまうではないか。

これは車にも似ている。大型車は急加速・停止や急旋回は苦手だが、小型車は得意だ。

一番いいのは、センサが分離できるものだろう。もちろん、何を目的に・重視するかにもよる。時間が掛かっても・遅くてもいいから、安定した温度・湿度が知りたいのなら(ただ、「その値は一体いつのものか」という問題があり、僕にすれば意味があるか疑問だ)、大きいほうがいいだろう。

  •  0
  •  0

先日(8月上旬)、車が事故に遭ったのだが、昨日 ようやく終わり(多分)、一息付いた。事故といっても、駐車中にちょっと傷付けられてしまった程度で、当然 僕(の身体)には何も被害がないし、車も無事なのでご安心を。

ただ、その後始末で なかなか疲れた・・・

以下に経過などを書く。

  1. 駐車中に側面を傷を付けられた。 → 修理すれば つつがなく終わると思いきや・・・
    • ちょっとした傷だが、意外に大きかった。凹みは長さ5cm(深さ1mm)くらい、相手の車の塗装による汚れは30-40cmくらいか。
    • ちゃんとした方で、連絡先を書いたメモを残してくれたので良かった。
      • そのため、怒リの感情が全然起こらなかった。
    • 連絡が付き、ちゃんと修理代を払ってくれるとのことなので、ディーラーで修理することに。
  2. 修理した。 → 「綺麗に直った」と思ったが・・・
    • いつものディーラーに行ったら、板金は本店でやっているとのことで、そこに行った。
    • 修理後は、傷のあとが全然分からず、修理前から気になっていたが、再塗装部と周囲の色の違いも分かなくて感心した。
      • 修理代は意外に高く、5万円を軽く超えていた(僕は3万円くらいかと予想していた)。
        • だから、僕も不注意で傷付けたりしないようにしないと、出費が大変だと思った。
        • 傷をそのままにしていたり、タッチペンで見苦しく直している人の気持ちが分かった。
        • 相手は保険は使わないそうで、等級が上がると保険料がもっと増えるのか。
  3. 修理から帰ったら、フロントガラスの ゆがみを発見 → 経年劣化?
    • 助手席側の下のほうに点々と、像が ゆがむ丸い部分がある。 (下に、気付いた時の写真を追加した。 (15:08)) → その後 良く調べたら、点以外に縦の筋状の ゆがみもあった。
      • 触っても、膨らみなどは感じられなかった。
    • 修理のあとに気付いたので、修理の時に何か貼っていたとかクリア塗料などが付いたせいかと思ったが、良く見ると運転席側にもあるので、違うようだ。 → フロントガラス(合わせガラス)かIRカットフィルムの経年劣化?
      • これについては、仮に修理のせいだとしても諦めることにした。再度ディーラーに行った時(後述)に聞いたが、「ガラスには何もしていない」とのことなので。
        • ただ、その人が今ひとつ実作業に詳しくないようなので、疑念は残った。
    • 突然出た気がするのだが、余り乗っていないのと、暑さで劣化が進んだのだろうか?
    • 詳細は後述。
  4. 数日後、テープの跡を発見 → 再度ディーラーへ。
    • 前から後ろまで断続的に薄黒くなって居た。 (これが、以前 「ガクッとしていた」と書いた件)
      • 塗装時の養生用のマスキングテープと推測し、当たっていた。
    • 残った糊に埃が付着したようだ。
      • 修理直後は見えなかったが、時間が経って埃が付いた?
    • すごくがっかりした。塗装が駄目になって、直らないかもと心配した。
    • こっちが悪くないのに、またディーラーに行くのも面倒だった。
    • ディーラーに行ったら、その場で綺麗にしてくれた。
    • ただ、そういういい加減な人(修理は別の人だったのかも知れない)が施工したのなら、他にも何かあるような気はしていた。
  5. その数日後、修理した側のドアの取っ手の窪みの角に白い傷のようなものと、修理した側のヘッドライト上部にテープの糊の残りのような汚れを発見・・・ → いい加減にしろ(するな)!!!!
    • どっと疲れた。怒る元気も出なかった。
    • 結局、白い傷はコンパウンドのカス(拭き残し)だった。
      • テープ跡の清掃直後はなかったように思えるが、乾いて現れたのかも知れない。
      • その時は雑巾で拭いても落ちなかったが、水が浸み込めば柔らかくなって取れやすくなるかと思って、雨のあとに拭いたら見事に落ちた。
        • 爪で大半が落ち、他にクリアフォルダーの切れ端と雑巾を使った。
      • コンパウンドの跡だと分かったのは この時で、それまでは塗装が剥げたのかも知れないと、気が重かった。
        • それで、まず最初に、それが傷か汚れかを指で触って確かめた。 → 凹んではいなかったので、汚れだと考えた。
        • まあ、ドアの取っ手が近いから そんな器用な剥げ方はしないが、いい加減な人は何をするか分からないので。
    • ヘッドライト上部の汚れも、上と同時に雨の水分を利用して擦り取った。
      • 普通、テープの糊を清掃する時に、作業工程を考えて関連するところもチェックすると思うが、そうではないのか。やっぱり見えなかった?
    • ここまでテキトーだと、他にも何かあるような気がして、すごく気持ち悪い。

 

スズキのディーラーの修理が いい加減で、すごくがっかりし、疲れた。プロなら後始末までちゃんとして欲しい。確かに、時間が経たないと・乾かないと分からない汚れではあるが、そこは経験で押さえるものでは? (じゃなかったら素人と同じでは?) (テープの跡は)糊なんだから、触れば分かるのではないだろうか?

次回、何かの用事で いつものディーラーに行って聞かれたら、顔を曇らせながら「(溜息) ああ、あの時は ちょっと参りました・・・」などどチクリと言いたい。詰まらないので、聞かれなければ言わないし、強く言うつもりもない。

↑ ささやかな復讐・憂さ晴らしにGoogleマップの口コミに「たれ込む」ことを思い付いたが、弊害もありそうなので ちょっと考えている。 (15:55)

↑ そんなことをしたって、車は決して元には戻らず、何の得にもならず、単なる自己満足だな・・・ だが、そもそも主な被害は精神的な苦痛なので、それをわずかに減らすには意味があるかも知れんね。 (18:06)

 

事故は本当に面倒で疲れる。前回(2015年)同様、こっちが全く悪くなくてもそうなので、時間や労力の損・無駄以外の何ものでもない。起こらないに越したことはない。

ただ、車自体の調子は良くて、乗れば気持ちいいので救われる。

 

それから、再塗装での色の違いは分からないが、テープの跡を取る時に磨いたせいか、ボンネットの半分くらいで左右の艶が違う。乾いていれば分からないが、雨などの水滴があると分かる。ただ、そのうちコンパウンドなどの艶成分(界面活性剤?)が落ちて同化すると思う。ただ、長期間経ったあとで色艶に差が出ないかは分からない。

 

フロントガラスの ゆがみについて

内側に貼っているIRカットフィルムの寿命(概ね5年くらいとのこと)かと思って調べたら、それ以外に、フロントガラス自体が劣化することが分かった。また、フロントガラスは合わせガラスなので、内側に挟んでいる物が劣化することもあるのではないかと思う。

更に、劣化どころか、新車時から ゆがんでいる場合があるとのことだ。 (例: スイフトスポーツ(ZC33S), フィットハイブリッド) 左の前者は ゆがむ位置は近いものの状態が分からないが、後者は、うねったように見える(道路の白線が波打った様に見える: 写真)とのことで、僕のに近い。

以上のことから、気分は悪いが、フィルムにしてもガラスにしても経年劣化なら仕方ないし、(今のところ)運転には支障ないので諦めることにした。ただ、車検に通らない場合は、フィルムを剥がすのもガラスを交換するのも出費が大きい(おそらく、そこまで厳しくチェックしないとは思うが)・・・ まあ、その時に考えよう。

(15:08) 参考のため、最初にゆがみに気付いた時の写真を載せる。

(9/16 9:31) IRカットフィルムを施工してもらった店に聞いたところ、フィルム・糊の劣化とのこと。やはり、寿命は5年くらいが目安のようだ。それに加えて、暑さで急に劣化したようだ。確かに、今年はすごく暑かった気がする。

 

余談

  • ディーラーの担当が若いのに幹部みたいな役付き(「*務」)で、なんか闇を見た気がした。
    • 最初は、「若いけどすごいんだなあ」と思ったが、そうでもない感じだ。
      • 外見も名前も、以前 離婚だか不倫だか薬物だかで有名になった国民的アイドルグループの元メンバーの弟に似ていた(それで評価はしていない。単に「偶然? 意識している?」と思って居ただけ)。
    • 知識や技術がすごいのなら分かるが、テープ跡の対応ではそうでもなかった。分かっていれば、話を聞いて、あるいは、見ればすぐに分かるはずだが、見せても今ひとつピンと来ず(分かれば、「あ、テープです。済みません」とか言うはず)、板金の人が来て やっと分かった感じ・・・
  • 代車の普通のスイフト(「素イフト」)のハンドルが(例によって)グニャグニャだった。
    • だから、仮に乗り換えるにしても、素では満足できない感じだ。デザインは好きじゃないが、RS辺りならいいのかな。
    • その割には しっかりした感触もあって、不思議だった。ハンドル自体はしっかりしているが、車体やサスが柔らかい? タイヤ?
    • あと、車内が臭くて(芳香剤系)参った。強くはないのだろうが、身体に付くので なるべく乗りたくなかった。
  • 代車の保険が充分でなかった。最低限しか入ってないとのこと。
    • 良く考えるとそうだが、今までは知らされていなかったので、ゾッとした。

 

(13:17 若干補足, 14:49 わずかに変更・修正, 15:08 フロントガラスのゆがみの写真を追加, 15:44 わずかに加筆・修正)

  •  0
  •  0

随分手こずったが、ようやく、センサモジュール(YL-40)で温度(室温)が まともに測れるようになった。量が多くてちゃんとした文章にするのが大変なので、下書きの箇条書きを少し手直しして載せる。そのほうが却って読みやすいかも知れない・・・

なお、番号の箇条書きは時間順である。

YL-40の温度センサ(サーミスタ)での温度測定(計算)の調整・較正

  1.  サーミスタの温度が合わない(おかしい)。
    • ある温度に幅広い抵抗(その逆も)が対応するため、どうしても合わない場合ができる。
    • ただ、それ以外に変な挙動があった。: 温度計と全然合わないことがある。 (例: グラフ: 13時辺りの水色の線(温度計での室温)や13:30辺りのベージュの線(センサでの温度)の凹んだところ) → 後述の「センサ(サーミスタ)と温度計がズレたまま直らない問題」だった。
      • ADCの変換誤差、温度・電源変動かと思って調べたが違うようだった。
  2. 体温計のサーミスタを試す。 → やっぱりYL-40のでもいいんじゃない?
    • 古い体温計分解してサーミスタを取り出して、YL-40に繋げてみた
    • ある程度、それらしい温度が取れるようになったが、敏感過ぎるのか変動が激しい(グラフ: 赤線)。一方、YL-40は小さいケースに入っているせいか、温度変化速度が適度な感じ(グラフ: オレンジ)。
      • 近似式のパラメタが今ひとつのせいか、不安定なこともあるようだ。
      • ただ、YL-40も、サーミスタの仕様(B, R0, T0)がわからないと、正しい温度を得るのは難しい。
    • 体温計とYL-40のサーミスタの挙動(温度変化)が近かったので、YL-40でも行けそうな気がした。
    • 室温(温度計)との差は、計算誤差以外に気流や温度計の熱容量の影響もあることが分かった。
      • 場所でも異なる。たった20cmくらいでも、0.2℃くらい違う。
    • 体温計のサーミスタと取り付け基板を見て、マジンガーZみたいなアニメの操縦機とかボスボロットを思い出した。
  3. やっぱり、YL-40のサーミスタも合わないことがある(惜しい)。
    • 24℃台が駄目(低過ぎる)。
  4. → 近似式(Steinhart-Hartの式)を止め、通常の式(B係数を使うもの)に戻した。 → 25-26℃台はなかなかいい? (→ グラフ: ベージュ)
    • ただし、係数を試行錯誤で決めた。
    • 一番の決め手は、(Bでなく)R0(一般的に25℃での抵抗値)が仕様(と思われる: 参照したページより)の4.7kΩと異なっていたこと(約5%大きい感じ)。
      • 以前は直列抵抗を変えたが、それよりもちゃんと効く。
    • この頃は寒くなってしまったので、高温での確認ができなかった(が、後に充分できた)。
      • 過去データでシミュレーションはできて、それでは悪くない結果になっている。
    • 電源on後は、サーミスタや基板やケース全体が温まる(?)まで、約30分間は温度が低目になる。 ← 実はPCやアンプやサブディスプレイの熱の影響で、それらが温まるのに時間が掛かっていたのだ。(後述)
  5. 温度分解能を上げる(温度ステップを小さくする)ため、サーミスタの直列抵抗を5.7kΩに変更したが、全く効果がなかった・・・
    • 元の抵抗1kΩの代わりに付けていた4.7kΩを元の抵抗に直列に繋いだ。
    • スプレッドシートで試算しての経験則だが、温度分解能(温度レンジでの最大・最小電圧の比に関係する)を最大にする直列抵抗は、上限と下限でのサーミスタの抵抗値の相乗平均になるようだ。
    • ただし、電圧はADCで量子化されるので、その電圧ステップ・温度ステップと区切りの電圧・温度を考慮する必要があり、その結果、分解能の変化が吸収されてしまい、効果がなかった。
    • 現状の温度ステップは15-30℃の範囲では約0.36℃で、想定される温度誤差は約±0.36℃。
      • なお、オリジナルの温度ステップは約0.65℃。
    • その後、サーミスタの非直線性による量子化誤差のバラつきを減らすため、15-30℃でリニアライズできる抵抗4.1kΩに換えた。
      • リニアライズの原理を良く理解していないし、通常の直列抵抗とどう違うのかも分からない。ただ、AD変換の出力の区切りの温度がなるべく均等になりそう(→ 量子化誤差のバラつきが減る)だと思って試した。
      • 温度ステップは約0.36℃で変わらず。
    • その後、4.1kΩを構成する2本の抵抗の片方の精度が悪くて(5%)気分が悪いので、1%の20kΩに交換して4.06kΩにした。
      • おそらく、温度を計算する時に抵抗値を補正すればそのままで良かったのだろうが、精度が悪いものは温度特性も悪いかも知れないので交換した。
      • ところが、あとで試算したら、誤差に効くのは値の小さいほう(精度1%)だったので、無駄なことだった。が、戻すのは面倒なのでそのままにした。
    • 更に温度分解能を上げたくなり、ADCの基準電圧(VREF)を5Vから3.3Vに下げて分解能を上げることを検討し、サーミスタの直列抵抗を調整することで、現在の約1.5倍の分解能の0.23℃にできそうなことが分かったが、分解能と精度は異なるので、単に無意味に細かい数字が出るだけの可能性があるので、やっぱり止めた。(でも、やってみたいw → 結局実施した(後述)。)
  6. その後、高温(最大約29℃)で測ったら温度が合わず、試行錯誤してR0を調整して5040Ωで計算するようにしたら(Bは想定される仕様どおりの3977)、なぜかうまく合うようになった。
    • 5040Ωは元の値と思われる4.7kΩ+約7%。 → その後測っていたら、27℃で4.7kΩになることが分かり、サーミスタの仕様は「R0は(通常の25℃でなく)27℃で4.7kΩ」だったのかと思っている。
      • あるいは、R0は25℃で5kΩ(上の5040Ωとほぼ同じ: 誤差0.8%)なのかも知れない。計算上は同じ特性・曲線になるはずだ。
    • それからは なかなか「いい感じ」になった。高温(最大30℃)でも問題なかった。 (→ グラフ: オレンジ, R0調整前はベージュ)
    • 合わない原因として、温度による電源電圧の変動による影響を疑い、別の電源(USB)を使って電源(VGAの5V)の電圧を測ったが、余り関係なさそうだった。 (→ グラフ: 赤の前半。後半はVGAから電源を取って測ったので余り意味がない。)
      • 基板の電源に使っているPCのVGA端子の5VはPCの他の5Vと共通だろうから、大きく変動することはなさそうだ。
  7. つい魔が差してw、上記のADCの基準電圧(VREF)を5Vから3.51Vに下げて分解能を上げた。
    • ADCは一定の段階(YL-40は256ステップ)で区切って電圧を数値に変換するので、全体に割り当てる電圧範囲を狭めれば(= VREFを下げる)、1ステップ当たりの電圧が小さくなる。一方、サーミスタの温度は抵抗の電圧から求めているので、結果として温度ステップも小さくなる(= 温度分解能が上がる)。
      • 電圧ステップは元の19.5mVから13.7mVになった。
      • 温度ステップは元の約0.36℃から約0.25℃と、約1.4倍に向上した。
        • オリジナルは約0.65℃だったので、約2.6倍にまで向上した。
    • 予想以上に大変だった。
      • サーミスタの直列抵抗を測定可能温度範囲と15-30℃での直線性と分解能で調整した。 (参考: 直列抵抗とADC出力のグラフ)
        • 測定可能温度は5Vの時(グラフ: 青実線)は0℃以下でも可能だったのが約11℃以上と狭くなった。が、そもそもPCは10℃以上で動かすべきとのことなので、大きな問題はないとした。
          • ↑ 書くまでは7℃以上だと思い込んでいたが、グラフを見て「おや」と思って再確認して約11℃と分かった(VREFが5Vの場合と取り違えていたようだ)。ちょっと気になるが、まあ、室温が11℃のまま我慢できることもないだろうから、今のところは良しとする。
            • もし、7℃くらいの低温から使うなら、直線性は低下するが、抵抗を6kΩくらいにすれば良さそうだ。
          • なお、オリジナルの抵抗1kΩは、分解能は低く、直線性も悪くて何もいいことがない、まさに「テキトーに付けた」としか思えないものだ・・・ (グラフ: 黄実線)
      • 基板の改造量が「半端なかった」。 (後述)
        • 動作確認するまで忘れて居たが、光センサ(CdS)の直列抵抗も変える必要があった。
        • ジャンパピンで元の構成(Vref= 5V, 光・温度センサの直列抵抗)に戻せるようにしたせいもある。
      • 間違って(勢い余って)切ったパターンもあって、その修正もした。
      • ソフトの対応(光・温度センサの出力レベルの変換)や再較正も手間が掛かった。
  8. 当初の設置場所の机右側はPCやアンプやサブディスプレイの熱が影響する可能性があることが分かり、新たな位置を探した。
    • PC・アンプとセンサの電源onから数十分すると、測定される温度が上がるのが証拠(上記の「約30分間は温度が低目になる」)。
      • 当初はセンサ(サーミスタ)が定常状態になったと思って居た。が、それには長過ぎる。
    • 机から少し離れた本棚辺りだと影響が少なくなり、サーミスタの抵抗値と温度との相関が高まった(移動前に比べ、移動後は抵抗値に対応する室温の幅が狭くなった)が、まだ完全ではなかった。
      • 一方、影響のない離れたところ(壁際)は机の温度と異なるので体感に合わず、実用性がない・・・
    • 机の左端にした。
      • 前に障害物がないため今までより明るいので、その補正式を作った。
        • 明るさに応じて明るさを減らす。比例ではなく、とても明るい場合は より減らす。
          • l': 補正後の明るさ, l: 明るさとすると、
            • l'= m(l) * l
            • m(l)= k * l + m0
          • 現在のパラメタ: k= -0.0025, m0= 0.95
        • 当てずっぽうで作ったのだが、結局、2次関数での補正となった。CdSの特性は対数なのに、どうしてこれでいいのかは分からないが、使ってみると悪くない。
          • 使っている明るさの範囲でのCdSの抵抗値の曲線と2次関数の形が似ているのだろうか?
          • 対数・指数関数での補正も試したが、うまく行かなかった。式が間違っていた(対数と指数の順序が逆だった?)のかも知れない。
  9. 「センサ(サーミスタ)と温度計がズレたまま直らない問題」が勃発(再発)
    • センサの温度が温度計より低い・高いままの状態がしばらく継続する。 → 例: グラフ: 13時辺りの水色の線(温度計での室温)や13:30辺りのベージュの線(センサでの温度)の凹んだところ。
      • 例えば、暑くて冷房を強くしたあと、エアコンの風が弱まった場合に起こる。
    • なぜか、温度計(センサの場合もある)内部に熱・冷気が溜まることがあるようだ。
      • (1分くらい)ファンで送風すると温度計の温度が本当の室温に合う。
        • 手であおいでも、なかなか効果が出ない。
      • センサと温度計の反応速度差(熱容量による)もあり、なかなか原因が分からなかった。
      • そういうことがあるのか まだ疑問だが(普通は、時間が経てば熱は拡散するので)、この場合は温度差が1℃未満(0.5℃など)と小さいので、温度計のケース内の空気で長く保温されてしまうのだろうか。
    • センサは通風がいいように設置することが重要そう。
      • 何か(柱など)にくっつけると良くなく、孤立させたほうが良い。 → センサを台に直接付けず、スペーサーで約1cm離した
        • スペーサーは、PCケースのスロットの未使用レールを保持する部品を加工して作った。: 適当な大きさに切ったものを上下に貼り合わせて、センサのケースと台が貼れるようにした。
      • 温度計もその必要があるが、そういう作りではない。: サーミスタは浮いているが、ケースの中なので今ひとつな気がする。
    • 調整と測定の日々・・・
      • 場所や設定を変えては、日がな室温を変えつつ※温度計とセンサの値を記録してチェック・一喜一憂していた。
        • ※室温を変えるのは冷房のoff/onでやるので、なかなか身体には悪そうだ。が、まあサウナだと思えばいいかw
      • ADCの温度特性による変動も疑い、電池の電圧の測定もした。
        • 試しにドライヤーで35℃くらいに熱して冷ましたら、一時的に電池の値が1cnt上がったが、その後戻った。温度変化でADCの出力が変動したのか たまたまかは不明だが、温度の値がずっと変わったままになる(器用な)現象とは異なると考えられる。 (→ グラフ: ベージュ: 温度, 紫: 電池(電圧ではない))
        • → 結局、通常の状態では電池(電源とは無関係に電圧がほぼ一定)の電圧値は全くと言っていいほど変動せず(→ グラフ: 紫の線)、ADCの温度特性は問題ないことが分かった。
        • 最初は、定電圧を生成する部品(ツェナーダイオードやLDO)はないので、(無意味そうな気がしつつも)電源から抵抗で2.5Vを作って測ったが、ふと、「電池でいいじゃん」と気付いた。電力を消費しなければ、数時間くらいは問題なく一定電圧を保つだろう。
    • 結局、この問題と温度計とセンサの反応速度差、それからPCなどの熱のために温度計とセンサの値がずれて、計算式を何度も変えたり体温計も諦めたようなもので、なかなか意外なところに落とし穴が いくつもあった。

YL-40基板の改造

  1. 上記の温度センサ(サーミスタ)の直列抵抗を変更した。
    • 抵抗で直線性と温度分解能が決まる。
      • ADCを使う場合、直線性がいいほうが温度ステップが均等になるので良い。
    • 最初は4.7kΩにし、次に5.7kΩにし、その後約4.1kΩにした
  2. ボリュームを外し、パスコンを交換・追加した。(それらの温度変化による、電源・ADCへの影響を疑ったためだが、そうではなかった)
    • パスコンは元のを外し、タンタルとセラミックにした。
    • タンタルは大きいので、外したボリュームのところに付けた。
    • 味気なかった基板にオレンジと青が加わって、カラフルになった。
  3. ADC/DACの基準電圧(VREF)の変更: 温度分解能を高めるため、PCF8591のVREF(ピン14)の電圧を5Vから3.51Vにした。
    •  その電圧は抵抗で電源(5V)を分圧して作った。
      • VREFピンの入力抵抗がそれほど高くないせいか、最初に大きな抵抗を使ったら電圧降下したので、1/10(2kΩ+4.7kΩ)にした。
    • 当初は3.3Vを考えていたが、3.5Vのほうが手持ちの抵抗で作りやすく、3.3Vは おぼろげに浮かんで来ただけの値でw、ぴったりにする必要はなかったのでそうした。
    • 新しいVREFに合うように温度センサ(サーミスタ)と光センサ(CdS)の直列抵抗を変更した。
      • サーミスタは5.1kΩに、CdSは7.8kΩにした。
        • CdSの抵抗を換える予定はなかったが、CdSの電圧がADCに対してオーバーフローするので変更した。
    • VREFと各センサの直列抵抗を、ジャンパピン(P4,5,6)をショートすることで元の状態に切り替えらえるようにした。
      • CdSの抵抗も換えなくてはならなくなってジャンパピン3個を全部使ってしまったので、当初の計画だった、ジャンパピンで電源LED(D2)を暗く光らせるようにするのはできなかった。
        • それ以前に、ここまでの改造で疲れて する気も起こらなかった。
    • DACの出力も小さくなるので、そのままのプログラムからの出力ではLED(D2)が光らなくなったので、出力する値を調整した。
    • 思って居たより大掛かりな改造になった。: 基板表面は余り変化が分からないものの、裏面はジャンパ線と抵抗で一杯になった。
      • ジャンパピンからのパターンを切る時、思い込みでGNDを切ったり、勢いで、切らなくていいパターンまで切ってしまったので、その修復のための線が増えた。

※参考までに、最新のハードウェア構成図と改造後のYL-40基板の回路図を載せる。

スタンドやコードをちゃんとした。 → 光・温度センサのハードが完成した。

  • センサをスタンドのポールに取り付ける延長ポール付き台を作った。
    • 延長ポールは半田のケース(丁度、スタンドのポールに嵌まる)を、ポールと台の角度を付けるのにはスピーカー保護キットで使わなかったターミナルを挟んで接着した。
    • センサを取り付ける台は猫のカレンダーのベースを使った。
  • VGAコネクタをちゃんとした。
    • シェルの前側(コネクタを囲む部分)の前半分を後ろ半分に半田付けした
      • 元々は固定ネジ用の穴の内側からハトメのように固定されていたが、分解・改造するためにそれを外したため。
    • シェル本体(後側)の上下部は結束バンドで留めた。
    • シェル本体(後側)は前側の後ろ半分に爪で引っ掛かっているだけなので、コネクタを抜く時に引っこ抜けないか心配・・・ → あとでダクトテープを巻いた。

ソフトの拡充・改良

  • 部屋の明るさ、ディスプレイ輝度、室温をsensors(改造版)(図の"YL-40"以下)やMuninで出せるようにした(→ , )。
    • 「改造版」と言っても、元々Muninのカスタマイズ用にsensorsの出力を加工して出すものを作っていて、それにYL-40の値を追加しただけである。
    • Muninでは、明るさを1/2にして、温度変化を分かりやすくした。
    • Muninのグラフを比較して、マザーボードの温度は室温に比例することが確認できた。: マザーボードの温度= 室温+約6℃。
      • ただ、マザーボードの温度は1℃ステップなので、室温計の代わりにはならない。
  • Xfceのパネルに測定した温度(室温)を出せるようにした(図の"Room"の下)。
    • つい、湿度や外気温も ずらっと出したくなる・・・
  • センサ値を読む時にADCから値を連続して数回(現在は4回)取って平均することで、精度や分解能を少し改善できるようにした。
    • 雑音的な変動の影響が減らせる。
    • いつもではないが、センサの値がADCのステップの中間で変動している場合に中間値が取れる。
      • 例: ADCのステップでの温度27.76℃と28.01℃の間の27.82℃などが出ることがある。
  • 他にもいろいろしたい細かいことはあったが、基本的にちゃんと使えるので、まあ「おいおい」とした。

仕上げ

センサのケースの蓋を、結束バンドを成形したもので閉じた。固く締めておらず、引けば横に抜けるので、メンテも容易である。また、上述のように、センサの温度追従性を高めるため、スペーサーで台と離すことにした。

それを再度ちゃんとスタンドに付け設置して完成。 ・・・ だったらいいな^^

なお、下の写真を撮影したあとに、メインディスプレイ(EIZO CX241)の熱の影響を避けるため、センサをもう少し左、机の左奥の角辺りに移動した。サブディスプレイ(同S170)と違ってメインディスプレイの側面はほとんど熱くならないが、それでもわずかに熱を持つことが分かった(気がした)ためである。

ちなみに、今日(8/29)のYL-40での室温測定結果は問題なかった。既知の「熱・冷え溜まり」による温度差は一回あった(11:30頃)ものの、全体的に良く温度計に合っていた(温度計との差は概ね±0.25℃以内だった)。

雑感

  • 最初は、サブディスプレイの輝度の自動調整がしたかったから明るさが取れればいいと思って居たのに、いつの間にか温度がメインになってしまった・・・
  • 温度は意外に細かく測る必要があり(でないと体感に合わないことがある)、今の0.25℃ステップでも不満なくらいで、0.1℃ステップにしたいくらいだ。
    • もちろん、分解能だけ高くしても駄目で、その分の精度を確保する必要はある。
  • 冬になると今は測れない低い温度になりそうなので、また確認と調整が要りそうだ・・・
  • ついでに外気温や湿度も測りたいが、全然「ついで」には行かない。測れたって、「おもしろい」以外に特にメリットはない(それでいいんだけどw)。
    • 外気温は体温計のセンサが使えるが、そもそも較正がクソ面倒なうえに、接続ケーブルが長くなるのでトラブルが起こりそうだ。 (でも、おもしろそうではある・・・)
    • 湿度はセンサがない。あっても、サーミスタと違って抵抗値で測れる訳ではない。
  • まあ、いつものように随分横道に逸れて なかなか大変で疲れはした(+暑かったw)が、おもしろかったし いろいろな知識が得られ、体験ができた(という書き方は意識高そうで嫌だ)。
    • たった数百円(新たに買ったものはYL-40基板だけ)でここまで遊べたのは、なかなか「コスパがいい」^^
    • YL-40は やっぱりいろいろ甘く、熟練者が見たら「お前、何考えてんだ! 常識ないぞ!」とか どやしそうだが、まあ、こうやって遊び・考え・苦しみながら「どうにか使える」ようにするのも一興だ(とは、余裕があるから言えるw)。

 

かくして、久し振りに再び作業机が片付いた。

 

PS. いつの間にか、シチズン小(または大)の湿度計も劣化していた。大と小の差が大きく、8%くらい違う。

  •  0
  •  0

去年の引越し後に、100円ショップでキーホルダーライトを買った。それまでは、車の鍵にはディーラーにもらったライトを付けていたのだが、部屋の鍵にも付けたくなったので買った。なるべく小さくてポケットに入れていても邪魔にならないものが良かったので、本体前部をひねって点灯させるものにした(調べたら、「ミニマムライト」という名前だった)。あと、色が気に入ったのもポイントだった。この手のものは普通は黒や銀だけだが、これにはピンク(しかも、「いかにも」とか安っぽくない色)のがあった。

ただ、そのひねる部分は、電池交換用に何回転かさせると外れるようになっているので※、(買う前に)使っているうちに 知らずに回転して外れる気がしたのだが、まあ気を付ければいいだろうと、それにした。

※高い製品だと、ラッチみたいなものでカチッとなって簡単には外れないようになっているだろうが、いかんせん100円なので そんな上級な仕組みはないと予想した。

それから一年半。悪い予想はやっぱり当たった。気付いたら、ライトがなくなっていた。気付くどころか、間抜けなことに車の鍵に付けていたライトがそれだと思い込んで、いつの間にか部屋の鍵のキーホルダーから車の鍵のに移ったと思って、何とも不思議に思いつつも、部屋の鍵のほうに戻した。

が、少しして、そうではなく、それとは別のライトがあったことを思い出して、どこかに落としたかと探したら、運良くズボンのポケットの中にあった。キーホルダーの付いている側は鍵と一緒に残るはずなのに、なぜか、キーホルダー側も含めてバラバラになって入っていた。運のいいことに、電池も含めて全部の部品があった。

それで、再発防止に、ライト前部が勝手に何回転も回って外れないようにした。とりあえず、前部に小さい結束バンドを付け、それにリード線を付け、そのリード線の反対側をキーホルダーの金具に留めた。リード線の色は合わせたものの、例によって見た目は今ひとつだ。

キーホルダーライトに回り止めを付けた。

自画自賛だが、リード線がない側を遠目で見ると、結束バンドの黒がアクセントになって、結構格好いい^^

見栄えの悪いリード線の代わりに、薄く しなやかで伸縮性のあるベルトのようなもの(そういう物があるかは不明)の両端を結束バンドで固定すると もっとかっこ良くなりそうだ(ベルトに結束バンドの長い部分を検討したが、硬いので駄目だと思う)。写真を見て思ったが、せめて、リード線が本体から浮かないように付ければ良かった・・・ あと、結束バンドの頭が大きくて邪魔だ。少し切ったけど、まだ大きい。

見てくれは良くないものの、意図した回り止めの効果は ちゃんとある。ただ、キーホルダー側のリード線の固定は縛ってあるだけなので、そのうち外れそうだ。もう少し何とかしたいが、そのうち忘れそうだw

 

書いたあとで思い付いたが、これがぴったり嵌まり、かつ、少し回せる、透明なゴムとかシリコンのチューブが良さそうだ。ただ、そんな都合のいいものがあるかは不明だw

(8/21 8:58) やっぱり改良したくなって、した。チューブはなさそうなので、回り止めベルトにしてみた。カードケース(PP? 塩ビ? スチロール?)を切ったものと、台所などに貼る吸盤(ウレタンゴム?)を外すタブを候補にした。カードケースは見た目は綺麗なのだが、点灯するために回すと折れるような感じで無理があったので、吸盤を外すタブにした。厚いのでちょっと目立つが、柔軟なので点ける時に多少引っ張っても伸びるから大丈夫そうだった。

結束バンドが2本になって目立つのが惜しいが、まあ、遠目に見ればアクセントになっていると言えなくもないし、眺めて愉しむものでもないから いいか(だったらリード線でも良かった気がwww)。(持ってないけど)透明な結束バンドに換えたり、ベルトの片方を接着すれば少しは良くなるが、うまく付くか。それに、そもそもそこまで手を掛ける物でもなさそうだ。

(8/21 18:51) 実は、これでも満足せずw、更に全く新しいやり方で改良した。もっと「シュッ」と、あるいは、シンプル、あるいは、タイトまたはソリッドにしたかったのだ。今は接着待ちなので、そのあとで追記したい。

(8/21 19:32) 僕の物の好みの大きな傾向として、「ふわっ」ととか「ぐにゃっ」としたのは嫌で、タイトまたはソリッドなものがいい。なぜ嫌かというと、そういうのは使用感がストレートでなく、はっきりせずに悪いだけでなく、比較的短期間で駄目になるからだ。前者はゴムとかテープとか、物が動き、摩擦を生ずることを前提とし、物の柔軟性に依存するもので、今回のライトの改良では最初と次のものの やり方がそうだ。

一方、タイトまたはソリッドなものというのは、柔軟性に依存しないハードコンタクトなので、使っている物が破損するまで機能が持続するという点で、長持ち・メンテナンスフリーだ。そもそも、(何もしなくても)機能が物理法則で保証されているという、確実性・永続性がある。そこが好きなのだ。

ここで思い付いた一句: テープより、接着・ネジ止め・半田付け。

(8/21 21:01 無事、接着できたようだ) どう改良したかというと、結束バンドを切った先端でストッパー(爪)を作り、それが相手側の結束バンドの留める部分に当たって、それ以上回らないようにした。ストッパーは、もう片方の結束バンドの留める部分の底部に接着した。これなら いかにも「シュッ」としているし、何もふわっとしていないのから気分がいいとともに、寿命が長そうだ(まあ、そもそも100円のものに耐久性を求めるのは間違って居るが)。

なお、結束バンドと本体は接着していないので、電池交換の際は※強く回転させれば、バンドも回って外れそうだ。あるいは、後部のバンドを後ろにスライドできるかも知れないし、ストッパーを上に持ち上げて回す手もある(これが一番楽そう)。

※新しい電池を買うのと同じものを買うのと、どちらが安いかは検討の余地がありそうだw もちろん、同じものが売って居るかという問題もある。

  •  0
  •  0

プロトが動いたあと、正式版にするため いろいろな作業をしていたが、意外にうまく行っており、今は実際に使ってみて問題がないか確認中である。

光センサで取得した部屋の明るさに基づいて自動調整されるサブディスプレイ(EIZO S170)の輝度は、概ねメインディスプレイ(同CX241)に合っている。微妙に明るさが違うことはあるが、同じウインドウを二つのディスプレイに またがって表示して比べたりしなければ気にならない。(自分の性格のため、一旦気にし出すと気になってしまうのだが・・・)

ただ、視覚特性の影響や階調特性や発色の違いなのか、色や表示の明るさによって明るさの差が違って感じることがある※(例: 無彩色(白・グレー系)でも、ある色(明るさ)がCX241とS170で同じ明るさに見えても、それより暗い色が なぜかS170のほう明るく見える場合がある)ので、完全に合わせるのは無理そうだ。

※これは実は明るさでなく、色の違いによるなのかも知れない。二つのディスプレイの発色・色温度などが異なるので、無彩色でも、明るさによって色が違って見え、それが明るさの違いと認識されるのではないだろうか?

それから、センサ基板(YL-40基板: 以下、「基板」)に載っているので「ついで」に試した温度センサは、誤差(真の室温が分からないので、正確には「本物の温度計との差」)はあるものの、「それなりに」室温が取れるようになった。

 

今回の一番大きな改良は、基板をケースに入れ、それをスタンドに付けて設置を安定させたことだ。また、さまざまな部屋の明るさで画面の明るさの違いをチェックして、センサの明るさ値からS170に設定する輝度を求める近似式を改良した。

不思議と、近似式はグラフの形状から予想した指数関数でなく、3次の多項式が合った。指数関数(ただし、輝度がほぼ一定な暗い領域(概ね、明るさが30以下)を直線近似にした)のパラメタをいろいろ調整しても、明るい領域(概ね、明るさが60以上)で輝度が大きくなり過ぎてしまう。画面の輝度は無限に明るくできないから、CX241は指数関数を使っていないのだろうか。あるいは、指数関数は処理が大変なので、多項式にしたのだろうか。いや、そうでなく、視覚的に現状の特性がいいから こうなっていて、それがたまたま3次に近いのだろう。

 

今回使ったハード(物)は全部手持ちのものの再利用で済ませた。基板のケースはエーモンの部品(車用電装部品? 古過ぎて何だったかは不明w)が入っていた小さいプラケースを使った。基板を支えるスタンドは、オーディオの特性測定・調整を始めようとした時に買ったけど、小さ過ぎて今ひとつで使わずに死蔵していて何度も捨てようと思って居たマイクスタンドを使った。基板をスタンドに付ける台は、2年くらい前の猫のカレンダーのベース(台)を使った。そのカレンダーを挟む溝の幅がスタンドのポールの直径に近く、丁度良かった。※ ただ、ポールだけだと少し低かったので、以前エアコンの温度の微調整に使おうとして断念した灯油ポンプのパイプ(この直径も丁度良かった)の切れ端(写真上部の半透明の筒)で延長した。

※スタンドに添付のマイクホルダーがあれば、角度が自由に変えられて更に都合が良かったのだが、捨ててしまったようだ。

なお、基板を垂直に設置したら若干明るさが弱くなったので、プロトのように少し(15°くらい?)上に向けて取り付けた。※ 角度を付けるための台には、楽天モバイルのポケットWi-Fiの緩衝材が役に立ったw

※光センサが多少暗くても輝度の自動調整は可能だが、折角調整(較正)した明るさから輝度への変換式のパラメタが変わってしまうので、なるべく合わせたかった。

基板とPCの接続ケーブルはUSBケーブルの両端のコネクタを切って作った(本当は、電話線のような もっと細くて柔らかいものが良かったが、手持ちにはなかった。電話線は余るほどあったが、随分前に全部捨ててしまった)。基板とケーブル間のコネクタは、アンプで余ったXHコネクタの延長コードを使った。

ケースはいろいろ迷った。最初はSDカードケースを考えていたが、基板の部品の背が高くて入らず、エーモンの薄目(高さ約1.2cm)のケースを試したが まだ無理があったので、同じくエーモンの厚目(高さ約1.7cm)のケースにした。それでも幅が少し足らなかったので、右側のPC接続用ピンに挿すコネクタのカバーを切り詰め(写真右側の黒い長方形。ただし、その後 気が変わって使わなくなった)、左側のアナログ入力用のピンを少し上に曲げて収めた

ケース(基板)の取り付け方(オリエンテーション)もかで迷った。最初はコードの引き回しの関係で縦にしたが、光センサがジャンパピンのカバーの陰になる(左側からの光が遮られる)気がしたので(写真: カバーは中央辺りの赤い四角、そのすぐ上に光センサ)、カバーを外して「肉抜き」した。(写真: ケースの中央左端にピン、そのすぐ右の丸が光センサ) ただ、この状態だとピンの保持が完全でなくて外れやすいので、あとでちゃんとする必要があった。そうこうするうちに、やっぱり横に戻したので、カバー付きのものに戻した(が、それもあとで使わなくなる)。

それから、ケースでなくても基板をカバーすればいいのではと思って、少し厚手のビニルで覆ってみた。が、ビニルを台に付けるために折って居るところに埃が溜まりそうだったので止めてケースに戻した。更に、厚いケースは不格好に思えたので、いろいろ無理して薄目のケースに収めた出来上がりは、なんとなく(実物を見たことはないが)可搬式オービスを連想させる。

※上記のアナログ入力用のピンとジャンパピンを2-3mmくらい切り詰め、ボリュームの脚を折って付けて低くした。ボリュームを低くしたあと、なぜか抵抗の両端(電源とGNDに繋がっている)がショートしてしまって起動しなくなったが、付け直したら直った。電源側がGNDのパターンに繋がってしまったのか。

更に、ジャンパピンはピンのカバーが高いので、光と温度センサのジャンパのパターンをリード線でショートしてピンを不要にした。ボリュームは滅多に使わないので信頼性はなくて良いから、ジャンパはカバーを外したピンの上部を折って低くしたものを使った。

また、幅を狭めるため、PC接続用ピンとコネクタは使わず、コードを半田付けし、外にコネクタ(XH, プラグ)を付けた。なお、電源スイッチは無意味なので付けないことにした。漏れ電流のせいか、なぜかoffでも動いてしまうので・・・

あと、温度センサ(後述)の室温への追従性を向上させるために、左右両端に通気口を開けた。まあ、気休めの気はするが・・・

それから、試している時に気付いたが、ケーブルの力が掛かって、ブルタックでケースに固定した基板の上部が浮いてしまうので(下部はボリュームなどがあって隙間がないので、動かない)、蓋に届く厚さの緩衝材(上記の楽天のもの)で上の角を押さえた

 

輝度自動調整プログラムは、基本的な動きは最初の長ーいコマンドと同様で、さまざまな明るさで確認して近似式の係数を調整した程度である。現状の、YL-40基板で測定した部屋の明るさとCX241の画面輝度(青)、それに合うように本プログラムで設定したS170の輝度(赤)のグラフを次に示す。

YL-40の明るさとCX241, S170の輝度

通常使っている明るさの領域は点が密集した辺りで、S170の輝度が変化する範囲は約15-22%と大きくないが、昼にカーテンを開けて明るくすると、右側の明るい領域になる。また、夜に照明を消した場合などの暗い領域(左側: グラフにはないが、その領域での確認もしている)ではCX241が自動調整する輝度に下限(約50cd/m2)があるため、S170も14%までしか下げられない(まあ、際限なく下げたら見えなくなるがw)。あと、前回も同様なことを書いたが、CX241はOSDで表示している輝度と実際の輝度が異なることがある(グラフで、同じ明るさで点が上下にあるところ)ようで※、その場合にはS170の輝度は合わず、「わずかに違う」状態となることがある。

※想像だが、CX241が輝度の調整速度が遅く(ユーザに急変を感じさせないため?)、OSDで見た時には まだその輝度に達していないのかも知れない。

輝度の調整以外では、随分 機能追加・改良した。例えば、測定値の移動平均(4点、約2分分)を取るようにして、頻繁・無駄に輝度を変更しないようにした。また、ディスプレイのOSD(メニュー)で手動で変更した輝度を自動調整に加味できるようにした(具体的には、変更分を加算して設定する)。その際、PCの省電力機能(DPMS)やスリープからの復帰時にディスプレイが消灯状態から点灯した時に自動的・一時的に画面が明るくなって輝度が大きくなっているのを、手動での変更とみなさず無視するようにした。

他には、起動時に基板やS170の接続をチェックし、接続されていなかったらエラーで終了するようにした。

あと、全くの お遊びだが、起動時と毎回の測定後にLED(基板のIC PCF8591のDACに繋がっている)を一瞬弱く点灯させて、動いているのが分かるようにした。LEDに関しては、電源LEDが明る過ぎて目障りかつケース内面に反射して光センサに影響を及ぼしそうなので、パターンカットして点灯しないようにした。当初はLEDの上にハリ玉を被せて見えないようにしたのだが、明る過ぎるためか光が通ってしまうので、点かないようにした。

 

「ついで」の温度測定については、前回参考にしたGayの本に書いてある計算式(下記)を用いて、センサ(サーミスタ)の値から実際の温度を計算するようにした。※ 恒常的な誤差が約1℃*あるのと**、部屋の気流が かなり影響するが、定常状態になれば概ね(本物の)温度計の値に近い温度が得られることが分かった。

サーミスタ(NTC)の温度T(K)を求める式: 1/T= 1/T0 + 1/B * ln(R/R0)

定数・係数

    • R: 温度Tでのサーミスタの抵抗 (Ω)
    • B: サーミスタの「B定数」
      • 試行値: 3947
    • R0: 温度T0(「室温」)での抵抗 (Ω)
      • 試行値: 当初: 4700 → 現在: 5000 (Ω)
    • T0: R0の温度, 「室温」 (K)
      • 試行値: 25℃ (= 298.15 (K))

※明るさと同様に移動平均(8点、約4分分)して、値の変動を抑えた。

* その後、いくつかの室温と比較し、恒常的な誤差(オフセット?)を1.44として補正すると、更に(本物の)温度計に近い値となった。上の式を見ると、このオフセットはR0の仕様との差で生じているのではないか。実際、上の式で、Rを元の4.7kΩと別の情報で見た5kΩで比較すると、現在の通常の室温約28℃での差は約1.4℃と上のオフセットに合うので、現在はR= 5kΩ, オフセット= 0で試している。

なお、別品種のBやR0でも試したが、良い結果は得られなかった。 (8/7 10:30)

**書いたあとで気付いたが、基板に載っているサーミスタの仕様が分からないので、別のページに書かれた値("YL-40 #1"の、25℃での抵抗値=4.7kΩ, 係数B=3977)を使って計算しているのだが、実はそれも正しくないために温度の差が出ている可能性は否定できない。

ただ、ADCの量子化ステップ(室温では約0.6℃相当)の関係で※、室温との差が、大きい時(例: 室温がじわじわ上がっている時)には1℃近くなるので、エアコンの微妙(「自分にとって快適な」の意味)な調整には向かなそうだ。とは言え、そもそも、室温を正確に測っても、それでエアコンの微妙な調整ができる訳では全くない(物理的な温度よりも体感温度が重要)から仕方ない。まあ、大まかな室温が分かって自動的に記録できれば、何かの役に立つかも知れない。

※この点は、回路を変更して狭い温度レンジにADCのレンジ(0-255)を割り当てるようにすれば(要するに、「倍率を上げる」)、もう少し分解能(精度と同じではない)が上げられると思うが、具体的にどうすればいいかは まだ分かっていない。

→ その後検討して、サーミスタに直列に接続されている抵抗(R1, 1kΩ)を大きくすれば、ある程度 分解能を上げられることが分かった。

使用する温度範囲でセンサ出力をADCの入力レンジに最適化するには、ADCの前で増幅する必要があるが、アンプを入れるのは面倒だし、「ついでに」やっていることなのに、そこまでする意味がない。もしかしたらADCにPGA(プログラマブル・ゲイン・アンプ)が入ってないかと思ったが、さすがになかった。

計算では、R1を4.7kΩにすることで、通常の室温(10-40℃)でのADC出力レンジは元の46から82(cnt※)に広がり、分解能(上記の量子化ステップと同じ)が約0.7℃/cntから約0.4℃/cntに改善できることが分かり、実際に抵抗を換えて(限られた室温であるが)試してみたら、確かに分解能が向上したようだ。

※特定の単位がないADC出力の単位の書き方が分からないので こう書いたが、何かの個数ではない。

分解能を調べるのと同時に精度も調べたのだが、やはり固定した誤差(偏差)が気になり、計算式を検討したら、サーミスタのB定数と直列抵抗の誤差が考えられた。試算では後者のほうが効くようだったので、いくつかの値を試したところ、今のところ、-0.3%の補正(抵抗が0.3%大きいと想定)が良い感じで、限られた室温での短時間での評価ではあるが、本物の温度計との差は概ね±0.4℃以内となり、冬など条件が異なる場合でもこれなら、充分に満足できそう(「許せる」)だ。 (8/7 17:18)

ところが、いつものように、そう やすやすとはうまく行かない。温度の誤差が大きくなる場合があるのだ。通常は大きくても0.4℃なのだが、なぜか0.8℃くらいになることがあって、どうも許せない。観察していると、起こりやすい温度範囲がある。温度が上がる場合と下がる場合に(起こりやすい温度範囲はそれぞれ異なる)しばらく起こる。いろいろ検討し、試行錯誤しているが、何となくADCの性能(精度)に依存するような気がしている。 (8/9 7:55)

その後、自動測定・記録しているセンサなどの値をグラフにすればおもしろいと思い、Linuxの管理ソフトMuninで取り込んでグラフにするようにした。最初は温度(室温)だけだったが、ついでに部屋の明るさとそれに合わせて設定したS170の画面の輝度も出すことにした。今までのグラフを下に示す。

明るさ(グラフの緑線)は外(天気や日照)やカーテン・照明の状態によってダイナミックに変わるので、結構おもしろい。当然ながら、画面の輝度(グラフのオレンジ線)は 明るさに合わせて変わる。室温(グラフの青線)は上記のように調整・確認中である。 (8/7 17:18)

 

というところで、あとはケースやスタンドやケーブルをちゃんとする(接着・固定や補強や外見の改善)こと、プログラムの細かい改良などである。これ以上買うものはなさそうだから、結局150円くらいでできた。

書いて気付いたが、「細かくない」問題として、CX241の輝度(自動調整のベースとなる輝度)を手で変更した場合には、当然ながらS170の輝度が合わなくなってしまう。S170の輝度を手で調整して合えばいいが、非線形なので、そうも行かない気がする。CX241の輝度を変更することがないので実害はないが、気分的には良くない。

この辺りは近似式の較正・調整の話に関連し、例えばディスプレイの設置位置や向きを変えたら再調整が必要になるかも知れない。マウスでグラフィカルにできると手軽だが(→ イメージ)、そういうものを作る気合いは なかなかないw

 

結局、今回の一番の効果は、寿命になったサブディスプレイ(M170)をスペアだったS170に交換するに あたり、格安で同等の機能(自動輝度調整)にできたことだ^^ そもそも、今はスクエア型のディスプレイは入手困難なので、(自分のスペアだから無料で)交換できたことだけでも良かった。

そして、PCにI2CのADC/DACを繋げられたので、今後はRaspberry PiやArduinoなど用のI2Cのセンサ類(既にADCがあるので、なんならセンサの素子単体でも)が容易に使えそうだから、楽しみが増えた。何をするかは別としてw

 

PS. YL-40基板は手軽でいいんだけど、僕にしてみれば いろいろ甘い。例えば、本文に書いたように、LEDが明る過ぎるとか、サーミスタの分解能など、抵抗の値の決め方が安直だ。抵抗が小さくて(ほとんど1kΩ)、流れる電流が大き過ぎる。電源スイッチを切っても電源LEDが付いたり回路が動作するなんてのは、その証拠だ。確実には動くんだろうけど、僕の好みではない。

PS2. 上を書いたあとで回路図を見ていて、電源スイッチがoffでも(電源を供給していなくても)動く理由が分かった。I2Cのclockとdataが、(プルアップのためだろうけど、)それぞれ10kΩでVcc(電源)に繋がっており、VccとGNDには平滑コンデンサが繋がっている。そうすると、clockやdataの電圧は変動するだろうが、コンデンサで平滑化されて「電源」になってしまって、IC PCF8591が動くのだ。PCF8591の動作電圧は広く、低消費電力であろうから、そういう弱い電源でも動いてしまうのではなかろうか。

まあ おもしろいけど、「ちょっと」だ。だったら無電源で(clockとdataの電力で)動くようにすればいいのに・・・

とは言え、10kΩならプルアップとしては適当な気がするから、ちゃんと対処するのは難しいのかも知れない。33kとか47kΩくらいにする? それでも動いちゃうかもね。

  •  0
  •  0

と、ベタな文句しか出て来ないジジイと成り果てて居るが、ディスプレイ輝度の自動調整システムのプロトタイプが動き出したので、ちょっとうれしい。

先日検討して注文した光センサ基板(正確にはPCF8591 AD/DA基板, "YL-40"。以下、「基板」などと書く)が、数日前に届いた。中国からだが、今回は意外に速く、1週間くらいで届いた(と思ったが、実際には注文から2週間近く掛かった。1週間というのは、発送されてからだった)。EMS(かどうかは不明だが、郵便扱い)だと速いことがあるのかも知れない。

例によって非常に簡素な梱包で、基板の入ったビニル袋が汚くて、以前の汚ねえピンジャックを思い出したが、中身の基板はピカピカだったので安心した。これなら全然問題ない。早速電源を繋いでみたら、ちゃんと電源ランプが点いたので更に安心した。

ただ、一つ謎がある。電源スイッチ(下記の暫定接続ケーブルと一緒に付けた)を切った状態でも電源ランプが薄く点くのである。おそらく、I2Cの信号線(DataとClock)の電圧がIC PCF8591経由で漏れている(一種の逆流)のだと思う。余り良くない気がするが、壊れることはなさそうだ。

それに気を良くして、暫定版の接続ケーブルを作って※PCのVGAコネクタに繋いだら、Linuxのi2cdetectコマンドで以下のように基板のアドレス(0x48)に表示が出て、I2Cデバイスとして認識できていることが分かった。

$ sudo i2cdetect -y 2
     0  1  2  3  4  5  6  7  8  9  a  b  c  d  e  f
00:          -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 
10: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 
20: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 
30: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 
40: -- -- -- -- -- -- -- -- 48 -- -- -- -- -- -- -- 
50: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 
60: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 
70: -- -- -- -- -- -- -- -- 

※当初は、容易に延長できることやケーブルの細さ・柔からさなどを考えて、電話用のモジュラーコードを使おうと思って居たのだが、システム構成を確定させ、ある程度「行ける」ことが分かってから そこら辺をちゃんとしようと考え、まずは手持ちの長い(約3m)バラ線4本を(切らずに)そのまま使った(切ったら端切れが出来てしまって、最後に無駄になるので)。

同様に、VGAコネクタ(これを用意するのには なかなかの苦労があった。 → 下の「おまけ1」を参照)に電源スイッチを組み込もうと思って、結構苦労して付けられるようにしたのだが、実際にはコネクタがPC背面の込み入ったところにあるためにスイッチが操作しにくいから あっさり却下して、基板側のコネクタに仮付けした。

次に、I2C経由で基板上のADCとDACを動かしてみたら、これもあっさりとできた。i2cget, i2cset, i2ctransferコマンドを使うことで、基板上のADC(光, 温度, ボリュームが繋がっている)の値が読め、DAC(LEDが繋がっている)にアナログ電圧の出力ができた。

中国製品は当たり外れが激しいというのが常識だが、今回は当たりだった。きっと、この基板は、どこかのちゃんとした人が設計したもの(メーカーの評価基板?)が回り回って手に入るようになったのだろう。で、ADCやDACとは言ってもしょぼい簡素なものなので*、部品を載せて半田付けするだけで調整なしで動くから、部品が壊れてなくて半田が付いている限り、ちゃんと動くのだろう。

*簡素とは言っても、これがあれば、サウンドカードではできなかった、直流電圧が入出力できるから、PCでできることが格段に増える、超優れものだ。

基板に書かれている"YL-40"という型番(写真左下)がポイントで、Amazonで検索した時に()その番号が見え、"PCF8591 YL-40"で検索したら、Raspberry Piなどで使っている人が多いことが分かり、その関係の資料や情報が結構あったので、これを買うことにした。

ちなみに、買ったのはAmazonでなく、残ったポイントを使うために楽天にした。Amazonより高くて約700円だったが、ポイント利用で150円くらいになった。PCF8591が載っていて、外観が希望のものと同じで、一応 基板に"YL-40"が見えるものを選んだ。ただ、それには何の保証もなく、一種の賭けではあった。

余談ではあるが、明らかに勝算がなく、失敗した時の損失なども検討せずに 大言壮語してむやみに賭けをする大馬鹿者が居るが、言語道断だ。今回は150円だったから安心して賭けられたw

なお、基板には説明書も回路図も何も付いていないので、上のような情報がないと使うことはできないだろう。謎の多い基板だが、情報が多い点で当たりだった。ただ、これを何も知らない一般の方が買って どうにかできるものとは思えず、Raspberry Piなどで使った経験者が書いたものを参考にして使っているのだろうが、最初の方はどうしたのかなど、興味深い謎は多いw

それから、基板から取得した明るさの値からS170に設定する輝度を求めるための関係を調べるため、基板の光センサ(CdSセル)の特性を調べた。CdSセルの型番はもちろん分からず、データシートを参照できないためだ。基板はビニル袋に入れてS170の脚の上に設置した。ここだと机に向かった時に見えないのと、ディスプレイの熱が当たりにくいので良い。また、基板を垂直に近くして埃が溜まりにくくした。また、電源ランプが明る過ぎるので、テープを貼って隠した。

手元に光量(「照度」などいろいろあるが、正しい呼び方は不明)の分かる・設定できるライトなどないので、日光(カーテンも併用w)や部屋の照明(明るさが調整できる)を使い、基板から取得した明るさの値と、輝度が自動調整されるメインディスプレイ CX241のOSDに出る輝度と、それに合うサブディスプレイ S170の輝度を記録して、それらの関係を調べた。

足掛け2日くらい測って、関係が大体分かった。基板の明るさ値とS170の輝度(正確にはCX241の自動調整輝度に合う輝度)は2次曲線とか指数関数のような感じ(グラフの青線)だった。※ のだが、使ったLibreOffice Calcのそれらの近似では合わないので、とりあえず、イメージに近くなる3次の近似を使った。ただし、誤差や ばらつきの影響で、測定したデータを全部使うとまともな近似にならないので、「良さそうな」もの(イメージした曲線に乗っているもの)だけを選んで、その近似式を「作った」(近似式の実体は、グラフ上部の式か下記のコマンドの"be="以降を参照のこと)。

「なんだかなあ」だが、ちゃんとした使い方をすればできるのかも知れないし、自分で指数関数なりの近似式を求めればいいのだが、指数関数だと kAbx+C + D のように、底(A)や係数など(b, C, k, D)求めるべき項がいくつもあるし、そもそも底は何が適当なのか(e? 10? その他??)分からなかったのでパスしたw

※当初は、基板の明るさの値とS170の輝度の関係は単純な式(例: 直線)にはならないと思ったので、いくつかの測定値を用いて、LUT(変換テーブル)と線形補間にしようとしていた。が、線形補間が面倒なので、できれば単純な式にしたかった。それで測定を重ねてグラフを眺めたら、上のように指数関数的なことが分かった。

なお、CX241のOSDで表示される画面輝度(グラフの赤線)は遅延やバラつきがあるのか、今ひとつ基板の明るさ値との相関が悪かった。特に、基板の明るさ45-55辺りに対応する輝度に変化がないように思ったが、今見るとS170も同様の形状なので、基板の光センサ(CdS)の特性なのかも知れない。CdSについて調べた時に、前歴依存性というのが出て来たが、それだろうか? それとも、単にCX241の輝度調整特性(この辺りだけ、明るさへの追従が鈍い?)の問題だろうか?

試行錯誤の末にできたのが、この渾身の(怒涛かつ笑える)コマンドだ。たった(?)1行で、S170の輝度を、30秒ごとに、YL-40基板から取得した周囲の明るさに合わせて、CX241に合う明るさに自動調整する。

sudo sh -c 'proc_int=30; i2c_ch=2; yl40_addr=0x48; s170_hid=0; s170_FB=0x21; usbmc_cmd=~xxxxx/misc/usbmonctl/usbmonctl; sleep_t=0.2; while true do; date; d0=`i2ctransfer -y $i2c_ch w1@$yl40_addr 0 r1`; sleep $sleep_t; d=`i2ctransfer -y $i2c_ch w1@$yl40_addr 0 r1| sed -n "s/^0x//p" | tr a-f A-F`; echo "D0=$d" > /dev/null; di=`echo "ibase=16; $d"| bc`; echo "di=$di" > /dev/null; d2=`expr 255 - $di`; echo "L=$d2"; b_s170_e=`echo "be=0.0001972222 * $d2^3 - 0.009486435 * $d2^2 + 0.1930219 * $d2 + 13.56602; scale=0; bf10= (be*10)%10; if (bf10 >= 5) {bf= 0.5} else {bf= 0}; scale=3; be2= be - bf10/10; be2= be2 + bf; scale=1; be2/1.0" | bc -l`; b_s170=`$usbmc_cmd -g "F,$s170_FB" /dev/usb/hiddev$s170_hid | sed -nr "s/^([0-9]+) .+/\1/p"`; echo "Cur. S170 B=$b_s170"; echo "EB_S170=$b_s170_e"; b_s170_e_set=`echo "scale=0; $b_s170_e * 2 / 1.0" | bc -l`; echo "New S170 B=$b_s170_e_set"; $usbmc_cmd -s "F,$s170_FB=$b_s170_e_set" /dev/usb/hiddev$s170_hid; t0=`i2ctransfer -y $i2c_ch w1@$yl40_addr 1 r1`; sleep $sleep_t; t=`i2ctransfer -y $i2c_ch w1@$yl40_addr 1 r1 | sed -n "s/^0x//p" | tr a-f A-F`; ti=`echo "ibase=16; $t"| bc`; t=`expr 255 - $ti`; echo "T=$t"; echo; sleep $proc_int; done' |& tee -a ~/tmp/yl-40-lt-2021-07-30-1.log

※「プロト」だというのを免罪符に、シェルスクリプトにすらしていないし、無駄な処理が多い。 → さすがに起動が面倒なのでスクリプトにした時に、無害だけど誤りも見付けた。 (← 修正した。: 8/1 11:14)

簡単に処理の内容・動作の説明を書く。

  1. 動作条件などを設定する。: proc_int=30; ..の箇所
  2. 以下を繰り返す。: while true ..の箇所
  3. 現在の日時を表示する。: date; の箇所
  4. ADCの光センサを読む。: d0=`i2ctransfer と d=`i2ctransfer .. di=`echo の箇所
    • 光センサのチャネル(AIN0)を読む。
    • i2ctransferコマンドを使い、読み出すチャネルを指定してから読む。
    • 変換時間の関係か、PCF8591のADCは前回変換した値が読み出されるため、少し(約0.2秒)間を開けて2回読んで現在の値を得る。
  5. 取得した値から明るさを求める。: d2=`expr 255 ..の箇所
    • 値は反転している(明るいほど小さい)ので、最大値(255)から引いて反転させる。
  6. 明るさの値を表示する。: echo "L=$d2"; の箇所
  7. 明るさから近似式でS170に設定する輝度を求める。: b_s170_e=`echo .. be2= be2 + ..の箇所
    • 設定する輝度は0.5単位なので丸める。
  8. 参考のため、S170の現在の輝度を取得する。: b_s170=`$usbmc_cmd ..の箇所
    • usbmonctlコマンドを使う。
  9. 現在の輝度を表示する。: echo "Cur. S170 B= ..の箇所
  10. 上で求めたS170に設定する輝度を表示する。: echo "EB_S170= ..の箇所
  11. MCCS(DDC/CI)でS170に設定する輝度の値に変換する。: b_s170_e_set=`echo "scale= ..の箇所
    • MCCSでの値は上の値を2倍した整数。
    • MCCSとは書いたが、実際にはS170(M170もCX241も)は準拠していなくて、Featureの番号が全然違う。
  12. S170に設定する輝度(変換後)を表示する。: echo "New S170 B= ..の箇所
  13. S170に輝度を設定する。: $usbmc_cmd -s ..の箇所
    • usbmonctlコマンドを使う。
    • S170の輝度はFeature 0x21で取得・設定可能。
      • また、バックライトの輝度(推定)はFeature 0xceで取得可能。
      • それらはM170では異なるし、CX241では不可。
  14. ついでにADCの温度センサを読む。: t0=`i2ctransfer -y .. ti=`echo "ibase=16 ..の箇所
    • 光センサと同様に、温度センサのチャネル(AIN1)を2回読み、値を反転させる。
  15. 温度センサの値を表示する。: echo "T=$t"; の箇所
  16. 約30秒待つ。: sleep $proc_int の箇所
  17. 4から繰り返す。: done の箇所

実行すると、以下のように、基板から取得した明るさ("L=")、現在のS170の輝度("Cur. S170 B=")、明るさから計算したS170に設定する輝度("New S170 B")を表示する。なお、"EB_S170="はS170のOSDで表示・設定する輝度(上の測定や近似式を求める時に使った値)、"T="は基板に載ったサーミスタからの値(温度に依存する: ついでに出しているだけで、輝度設定には無関係 → この値と室温の関係は「おまけ4」を参照)である。

Fri Jul 30 21:00:12 JST 2021
L=33
Cur. S170 B=32
EB_S170=16.5
New S170 B=33
T=48

これを昨日の午後から試していた。周囲が明るい場合にS170が少し明る目だったので使うデータを調整して近似式を改良したあとは、夕方近くも朝も概ね問題なく調整できて居たので、あとは(本当の)昼間も大丈夫なら、予想より楽に動いてしまったことになる。

ちなみに、普通に使っていて設定されたS170の輝度の範囲は15-23%程度で、カーテンを開けて明るくすると40%くらいになった。また、CX241が自動設定する輝度には下限があるようで、夜 照明を消しても15%程度だった。

まあ、それから「ちゃんと」作る訳で、そうすると途端に面倒なことがいろいろ出て来るので、いつものように誰かに「あとは頼んだ」と言いたいところだw

参考資料

主に以下が役に立った。

 

おまけ1: VGAコネクタの5Vピンを「何とか」した話

以前も書いたように、EIZOのディスプレイに添付のVGAケーブルには5Vのピン(ピン9)がないので、この用途には使えないことが分かった。が、VGAケーブルもコネクタも安くない。大体500円くらいする。中古屋も見たが、新品はやっぱりそのくらいだったし、ジャンク品ですら300円くらいだったので馬鹿らしくなった。テキトーな中古VGAケーブルなんて高くても100円くらいで買えると思ったが、今は世知辛いのか・・・

何とかならないものかとコネクタを眺めていたら、180°回転させればピン9が「できる」気がした。調べたら、180°回転させた状態でも、GNDやI2Cに使うピンも大丈夫そうだった。

早速工作した。それまでに、何とかしてピン9を追加できないかと思い、すごく苦労してコネクタをモールドから取り出して居たので、そのコネクタをシェルから外し、D形状の上部左右の角を削り、180°回転させてもシェルに入るようにした。更に、回転させたために中段の左端のピン(元のピン6)が余るので切った。どうにかできたものをPCに挿したら、見事に5Vが出た。

回転させたことで嵌ったのは、基板へのコードを繋ぐ時に中段のピンの番号を1つずらしていたために、最初は電源が出なかったことだ。上述の切ったピンに相当する「幻のピン6」を考慮していなかったためである。

それから少し綺麗にして、とりあえず完成となった。

なお、本文に書いたように、コネクタに電源スイッチを内蔵させたくて、モールドの一部を切ってスイッチを嵌め込めるようにもしたが、使いにくいので却下した。まあ、いくら苦労したって、「駄目なものは駄目」と捨てる勇気は重要だ。

おまけ2: モジュラージャックを「何とか」した話

当初は電話線でVGAコネクタと基板を繋ぐことを考えていたので、モジュラージャック2個が必要だった。これは100円ショップで延長アダプタを買えば安いが、暇に飽かせて何とかした。

手持ちに電話用の3分岐のアダプタがあったので、それを「イッコニ化」wした(2個のジャックに分割した)。3分岐のために、丁度、2個のジャックからの線が使えるので良かった。ケースを切断し、少し綺麗にしVGAコネクタに接着できるようにして完成となった。

これはまだ却下ではない。最終的に電話線で繋ぐ場合には生きる。が、何となく、そこまでする必要はなく、もっとテキトーに(例: 今のバラ線を少し綺麗にする。USBケーブルの線だけ使う。VGA側のジャックはなし)繋いでも充分な気がしている。

おまけ3: M170の光センサ基板を単体で動かした話

寿命になったサブディスプレイ M170は、光センサ辺りが壊れたと思って居たが、実際には生きていた。ちょっと試してみたら、明るさに従った電圧が出るのを確認した。

接続コード(FFC)は6芯だが、2本ずつGND、電源、出力になっていた。電源は何Vか分からなかったが、基板にツェナーダイオードが載っていたので、多少高くても壊れないだろうと思って5Vを入れたら、ちゃんと動いた。: テスターで測ったら、明るさに比例した電圧が出て、光センサ(フォトダイオード)を塞いだ場合はほぼ0Vが、ライトで照らすとほぼ5Vが出た。

あの回路はフォトダイオードがLDOの電圧調整らしきピンに繋がっていて何とも謎なのだが、そういう使い方があるのか、実際にはLDOでない(I-V変換や温度補償素子?)のか。

光センサ基板が届く前は これを使おうと思って居たが、基板のセンサ(CdSセル)が結構使えそうだし、こちらだと温度特性が不明だしシステムのサイズが大きくなってしまうので、ひとまずは保留とした。

 

おまけ4: YL-40基板の温度センサ(サーミスタ)を試した。

輝度調整コマンド(その後、スクリプトにした)で ついでに表示していた温度センサ(サーミスタ)の値と その時の室温をグラフにしてみたら、測っている時からそんな気がしていたが、今ひとつ相関が悪い。

YL-40の温度センサの値と室温

何となくリニアには見えるが、ばらつきが多い。ディスプレイの近くなので、その熱の影響があるのかも知れない。あと、サーミスタは電源ランプ(LED)のすぐ隣なので(ランプはCdSにも近いし、この配置は ひどい)、LEDの熱に影響されているのかも知れない。

まあ、これには期待して居なかったし、もう少し様子を見たり試してみたい。 (8/1 11:03)

 

PS. 気付いたら、前回の投稿から結構日が経っていた。何をしていたか記憶がないことはないが(とは言え、すぐには思い出せない)、意外に空いた。そうやってブログは廃れて行くのかも知れない・・・

  •  0
  •  0