Archive for the ‘耳の不調’ Category

午前中は血圧で内科に行った。血圧は定常状態で、非常に簡単な診察だった。血圧の値すら聞かないのは手抜きのように思えるが、もしかしたら、顔色を見ただけでいろいろ分かるようなすごい人なのかも知れない。あるいは、単に、月曜の朝で混んでいて面倒なのか(前回も同様だったので、今回は週明けを避けようと変更しようと思っていたのだが、面倒だったので止めた。でも、次回はそうした)。いずれにしても、僕は自分で管理していて、おかしかったら自分から言うから、大きな問題ではない。いつものように明るい医院で良かったのだが、なぜか妙に疲れたので、昼食後に少し寝た。

それで、午後に行こうと思っていた耳鼻科(耳の不調の件)は延期しようと思ったのだが、延々と延ばしていたので、頑張って行った。数年前に行ったきりだったので、すっかり場所や勝手を忘れて居たが、受付の方に見覚えがあって、雰囲気もその人らしくて懐かしかった。顔がどことなく鳥居みゆきに似ている(でも、あそこまで変ではないw 単に、色白とか顔の形が似ているとか美人的なだけなのかも知れない)。あと、雰囲気が大昔の知り合いにどことなく似ていたのも、良かった。

聴力検査*をしてもらったところ、左耳の低域の聴力が落ちていた(確かに、他より長く音が聞こえず、なかなかボタンが押せなくてちょっと焦った箇所があった)。ただ、病的というほどではないとのことで安心した。そのグラフは、以前測定した時却下したものに似ていた。ただ、そこまで曲がっておらず、中高域はその時の仮のオージオグラム2のように平坦で、左の最低の音(おそらく、125Hz辺り)だけ低く、20dBの「正常な線」より少し下がっていたから、以前の測定の後に状態が変わったのかも知れない※。

*ちなみに、聴力検査装置の防音は結構ちゃんとしていて、無音の時は鼓動や呼吸の音が聞こえて邪魔だった。「お前らのせいで聞こえなかったらどうするんだ」って感じだったw

※その投稿では右の聞こえ方がおかしいとあるが、実は左のせいだったのか、やっぱり状態が変わったのか。

結局、メニエール病ということで、以前罹ったものが再発したようだ。そう言えば、その医院には数年前に行ったのだが、その時も耳鳴りだった(すっかり忘れて居た)とのことだから、そういう火種はあったのだろう。あと、耳閉感は左右の聴力の差によるらしい。おそらく、夏に就職活動だの退職だので疲れたあとで、オーディオの配置で更に疲れ、しかも、悪い音に曝露したのが原因ではないかと思う。

なお、医師や看護師さんに、オーディオの配置とか「悪い音ガー」とか言ってもまず理解されないと思ったので、言わずにおいた。

ここは朝の内科とは違って、(コスプレじゃなく)至って普通ではあったが、受付の方や看護師さんが丁寧で良かった。あと、年始めに行った眼科のように、診察室に助手だか看護師さんたちがずらっと並んで居た。依然としてその理由は不明だし、僕は余り好きではないが(恥ずかしいとかいう訳ではなく、意味不明なのが嫌なのと、なんか無駄な気がするのだ)、まあ、そういうやり方があるのだろう。

そして、久し振りに、「まずい」と定評の薬(メニレットゼリー)を服用することになった。でも、僕は全然余裕で、(八名さんのように)おかわりできるくらいだw ブラックコーヒーを少し甘くした感じ、あるいは、コーヒーゼリーをちょっと苦くした感じで、もっと苦くたっていいくらいだ。それより、薬が一気に4種類に増えたのが面倒だ。飲み忘れないように、PCに定期的に「予定」を作った。

短距離だったが、久し振りの車の運転が とても気持ち良かった。耳鼻科に定期的に通うことになったので、乗る用事ができたのは好都合だ。

帰宅してから、なぜか耳の調子が良い。久し振りに、曲が綺麗に(しかも、耳閉感が起こらず、疲れもせず)聞こえるのがうれしい! 少し休ませたせいか、病名や原因が分かって安心したせいか、車に乗って気分が良かったせいか、医院のはしごで元気が出たせいか?w

 

PS. カテゴリ名と親子関係を、以下のように変更・更新した。

  • 高血圧? → 高血圧
  • 突発性難聴 → 耳の不調 (+「過去の話題」の子からトップレベルへ)

PS2. 低域の聴力が低いということは、バスレフポートを調整したら低音がわずかに減った(「すごく」はなくなった)ように感じたけど、実はそれでも充分なのかも知れない。いずれにしても、状態が落ち着くまでは余計なことを考えない方がいいだろう。

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この投稿の完結編を公開しました。 (11/20 12:19; 11/25 19:03 「完結編」に更新)


からやっている、音質向上のための聴く位置やスピーカーの位置変更。本当はもっと早くさくっと終わって、投稿だってとっくに完成しているはずだったのだが、まだだ。最後の辺りで、以前から問題・謎になっていた耳痛が出てしまって、膠着状態になっている(いた)。原因が分からず、まさに手探りで試行錯誤していたところ、どうやら、今回は二種類の異なる症状・問題が起こったことが分かった。

症状と問題(考えられる原因)

  • 耳閉感(高山に登った時のような感じ)
    • イコライザの設定が不適切
  • 耳鳴り(低音が聞こえ続ける)
    • 耳・身体の不調(疲れ、酷使、持病、寝不足、降圧剤の副作用、その他)

二つが独立なのか、片方がもう片方を誘引するのかは分からない(どうも、後者の気がしている)。ただ、今回、イコライザ(JACKのソフトのパラメトリックイコライザ)で大幅な補正をするのがいけなさそうなことが分かったのが、大きな収穫だ。

現象は、低域で約10dB以上減らして(約0.3倍以下にして)曲を聴くと、耳閉感やそうなる兆候が現れることだ。おもしろいのは、10dB以上の補正を複数のフィルタで分割して実現しても症状が起こることだ。例えば、-12dBを同じイコライザ内の2つの要素で-9dBと-3dBに分割しても、別々のイコライザに分割しても起こるのが妙だ。きっと、この辺りに原因のヒントがあるのだろう(今は誤差の蓄積を疑っている)。問題が起こる周波数は、補正しようとしていた低域(数十〜200Hz付近)だけなのか、中高域もそうなのかは分からない(耳が痛むので、安易には試せない)。

ちなみに、補正量がそこまで大きくなった経緯は、聴く位置やスピーカーの位置を変えたために、それまでとは音響特性が変わってピーク(山)が大きくなったために、下げ幅が10dBを超えたのである。それまでも山はあったのだが、たまたま下げ幅が10dBを超えていなくて、耳閉感が起こらなかったようだ。ただ、別のイコライザでは起こったので、イコライザの種類によっては、下げ幅が大きくなくても駄目な場合はありそうだ。

おそらく他の方は分からないと思うが、設定が「駄目」な場合は、聴いていると耳閉感が起こる「雰囲気が漂って」来て、そのまま聴き続けると本当にそうなる。そうなったら、聴くのを止めない限り治らない。止めれば、早ければ数十分で回復するが、それまではとても音楽が聴けない状態だし、同じ設定で聴いたら再発するので、とても困る。

それに比べれば、耳鳴りは全く可愛いものだ。耳閉感と違って「痛い」のような苦痛や不快な感じはしなくて、ただ雑音(僕の場合は、モーターがうなるような、小さい低音)が増えるだけだから、音楽を聴けなくなることはないのだ(子どもの頃からあったので、慣れているせいもあるだろう)。今回は、音質のチェックのために真剣に聴いたり、その準備に頭や身体を酷使したので、疲れて起こりやすいようだ。更に、イコライザの設定が不適切で音がおかしい(ちょっと聴いても分からないのだが、きっとそうなのだろう)時には耳閉感が起こり、それにつられて耳鳴りも起こりやすくなる気がする。

これが分かるまでに、まったく半端ない量の試行錯誤をした。以下のような、再生に関するあらゆる要素を疑い・(可能なものは)試して、ようやく(ほとんど偶然のような切っ掛けで)分かった。

  • 自分の問題 (耳などの疲れ、持病、新しい音への慣れ)
  • スピーカーの設置の問題 (ディスプレイの影響、左右のアンバランス、聴く距離が近過ぎる、設置台が悪い、床・天井間の共鳴が強い、環境が良くなって、低域のパワー過多や高域過多になった)
  • スピーカー自体の問題 (経年劣化による音質の悪化)
  • 他の機器の問題 (JACK(ソフト)の不具合, ADC・アンプの劣化・故障, スピーカーケーブルのまとめ(巻き)方)
  • イコライザの問題 (設定が悪い)
  • 音源の問題 (音の作り・マスタリングなど)
  • 再生の仕方の問題 (スピーカーとの距離が近くなって、相対的に音量が大きくなり過ぎたなど)
  • 環境の問題 (未知の超低域・超高域の雑音など)

分かった切っ掛けは、補正が合わなくて音が悪くてもいいから、ダメ元で(作業前の、耳が痛くならなかった)元々のイコライザ設定で試したら、耳閉感が起こらなかったことだ。そして、双方の設定を比較したら、近頃のは10dB以上減らしている帯域があることが分かった。どうしてそうなるのかは分からないが、以前起こって散々苦労させられた耳痛(今回の耳閉感と同じことだと思う)も、これ類似・関連しているのだろう。上にも書いたが、大きな補正をすると誤差が蓄積して音がおかしくなるのではないか。同様に、数オクターブに及ぶ幅広い補正も駄目な気がしている(こちらは未確認)ので、そういう設定は止めた。いずれにしても、問題が起こる設定の特性を測定しても、特に異常がないのが謎だ。これが「数値に現れない音の違い」なのだろうか(いや、違うと思う。単に測定の仕方や結果の見方が悪いのだろう)。

(以前も書いたかも知れない) 大学では信号処理も学んだので、デジタルフィルタについても詳しいはずで、中の処理はどうなっているから、どういうことをすると結果がおかしくなるかなんてピンと来てしかるべきなのだが、デジタルフィルタとかその理論(z変換など)が苦手だったので、全然分からない。それにしたって、普通のグライコでもパラメトリックイコライザでも、10dBくらいは調整できて当たり前だと思うのだが、ソフトのものは何か違うのだろうか? (といっても、普通のグライコなどだって、中はソフトなのだが・・・)

まあ、それ以前に、10dB以上も下げなくちゃならないこと自体が良くない(音楽を聴く部屋としては破綻している)とは思う。本来は、そうならないように設置しなくてはいけない。が、普通の部屋なので、なかなかそうも行かない。

上のようなことが分かる前は、低音障害型感音難聴や耳管開放症、そして、昔罹ったメニエール病(または突発性難聴)が再発したかと思って、休み明けに耳鼻科に行こうと思っていたのだが、降圧剤の副作用で耳鳴りが起こる可能性があることも分かったので、まずは、少しの間降圧剤を止めてみようと思っている。それで耳鳴りが減ったら、内科に相談しようと思う(ただ、分かってもらえるかは不明だ。結構な労力と時間が要るかも知れない)。

 

PS. ちなみに、これを書いている間もずっと音楽を掛けていたが、全然耳閉感が起こらなかった。し、ついでに耳鳴りもしなくなった。 曲を停めたら耳鳴りはするが、それでも全くありがたい。

PS2. 降圧剤の副作用に「腰痛」はなかった。ちょっと期待したが、さすがにそれはないようだw

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ヘッドフォン手直し後のチェック中に、右側の聞こえ方が違うのに気付いた。左に比べて低音が出ていない(聞こえにくい)感じだった。昔の突発性難聴の後遺症かと思ったのだが、悪化していないか知りたくなって、聴力を測ろうとした(あくまでも簡易なものである)。

最初は、昔測ったようにスマフォ用アプリを探したが、良く考えればPCの方が特性がいいに決まっているから、Linux用のアプリを探したが、もちろんそんなものはなく、web版とWindows版が見付かった。

Web版(→ )はインストール不要で手軽なのだが、粗くて満足できない。周波数や音量のステップが僕には大き過ぎるのだ。Windows版はwineやVirtualBoxで動いたが、有料でないと測る範囲が狭かったり、使い勝手が悪かったり、動作が不安定だったりした。例えば、高周波聴力検査ソフトは使い勝手は良かったが、しばらく測定していたら、途中で音が出なくなってしまった。耳の保護なのかと思ったが、何もメッセージは出なかったし、そういう記述もなかった。

それで、いつもスピーカーの再生特性の測定に使っている、REW(部屋の音響特性測定ソフト)のジェネレータ(発振器)を使って、自分で測定することにした。正弦波の周波数を変えながら、ぎりぎり聞こえる(感じる)音量を記録していくのだ。測定は たやすく終わった(ただし、間違って大きな音を出さないように注意が必要だった)。

ただ、測定した数値(閾値)をどのように聴力の値(いわゆる「オージオグラム」のデータ)に変換するのか分からなかった。最初は、等ラウドネス曲線で補正する必要があると思ってやってみた※のだが、良く調べたらその必要はなさそうだった(結果は後述の等ラウドネス曲線で補正した仮のオージオグラムと同様)。(注: 左の「必要はなさそうだった」という結論は間違いだったので、取り消しにした。)

※等ラウドネス曲線で補正するのに、曲線の元データが見つからなかったのだが、グラフ(このサービスはすごく便利だ!)から得た。 (データに著作権はないから、セーフだよね?w)

(注: 以下の「というのは」から「でも、良く考えれば」までは間違いだったので、正しい部分を除いて灰色にした。)

というのは、聴力検査の解説(→ )によれば、単純に、各周波数でどこまで小さい音が聞こえるか(聞こえ出す音量)を記録するだけのようで、特別な補正はなさそうだ※。つまり、僕が測定した方法と同様だ。違うのは、オージオグラムは基準となる音量(0dB)が較正されているはずだが、僕のはそうでないことだろう(もちろん、防音室など、機材の問題はある)。

※それはそうで、聴力検査は各自の耳の聞こえ方(絶対値)を調べるのが目的であって、音響製品の出荷時検査のように「標準」からの差(相対値)を測る訳ではないからだ。仮にオージオメーターが等ラウドネス曲線で補正していたとしたら、近頃その曲線が修正されたから、測定器の入れ替えはもちろん、それまでの測定結果が無効になってしまって、耳鼻科界は大騒ぎになったに違いない。

それで、測定した数値の最大値からの差分を(仮に)「相対聴力レベル」とした。それで、オージオグラムもどきを作った。先に書いたように、基準となる音量(0dB)を較正していないので、「相対」である。実はもっと広い周波数(30Hz-13kHz)で測ったのだが、余り意味がないので、通常のオージオグラムの範囲に合わせた。

仮のオージオグラム1 [未補正] (左: 青, 右: 赤, 左右: 緑; 120Hz-8kHz): 測定日: 2019/9/23

グラフを見ると、右(赤)の中高域が低いのと、両方の低域が悪い(超高域も悪いが、加齢のせいだろう)。右は昔の突発性難聴の影響だろうか。低域は室内の環境雑音の影響や突発性難聴かヘッドフォンの特性だろうかと思った。ただ、ヘッドフォンの特性で低域が出ていないのなら、低音がスカスカの印象になりそうなので、余り考えられないだろう。

それで、上に挙げた耳鼻科のサイトを更に読んだところ、両耳とも軽い低音障害型感音難聴の可能性があることが分かった。更に、右はメニエール病(突発性難聴の再発時にそういう診断になったのを思い出した)の進行に伴って、中高域も下がったのかも知れない(その後特に症状は出ていないので、当時から進行していないのかも知れない)。

ただ、低域は環境雑音の影響でマスクされていたことが考えられるので、更に確認が要るだろう。

でも、良く考えれば、人の耳は(各自で異なるものの)等ラウドネス曲線(下図)の特性があって、それは低域で感度が悪く(例: 閾値(図で音量が"0 Phons")の場合、125Hzで1kHzの-16.6dB)、高域で感度が良い(例: 同4kHzで1kHzの+8.5dB)。一方、実際のオージオグラムは平坦なものが標準(健康)のようなので、そうするには補正が要るだろう。であれば、オージオメーターはやっぱり等ラウドネス曲線での補正をしているのだろうか? (→ 等ラウドネス曲線が修正された時、耳鼻科界は大騒ぎになった? 知らん顔? 「直ちに影響はない」? → 調べたら、最小可聴域ではほとんど違いがなさそうだ。良かったねw)

※オージオメーターについて調べたら、オージオメーターは音が聞こえ出した音圧レベルをそのまま出している訳ではなく、正常値(「正常耳の聴覚閾値のレベル」)との差を「聴力損失」として出力していることが分かった(→ 参考1)。だから、何らかの補正をしているはずだ。

具体的な補正内容は、参考1ではIEC 645とかISO 389などを参照しており、それらは有料のために確認できなかったが、別の資料(→ 参考2: 鈴木他 「最小可聴値と等ラウドネス曲線をめぐる最近の話題」, 2002)によれば、最小可聴値はISO 389-7で規定されており、その形状はラウドネス曲線に近いようだ(下の中央に参考2から図を転載した)。なので、最新のオージオメーターでの補正はISO 389-7に基づいているのだろう(古いものは若干違うようだが、実用上の差はなさそうだ)。: すべて素人の推測である。

そして、今回の測定値を等ラウドネス曲線で補正した、仮のオージオグラムを作ったところ、中高域(概ね1.5-4kHz)での左右の感度差(最大約7dB)を除いて大きな問題はなさそうだ(なお、8kHzで10dBの大きな差があるが、誤りかも知れないので、再確認が要る)。

いずれにしても、最初の問題の、右での聞こえ方が違っていたのは、(左右の差は等ラウドネス曲線には依存しないため)右の中高域の聴力が左より低いことが原因のように思う(ただ、なぜそれを低域不足に感じたのかは不明だ。もしかして、100-120Hzの最大約6dBの差が効いているのだろうか?)。まあ、何にしてもこればかりはどうにもならないので、違いの原因が分かったので良しとする。

そういえば、昔から右だけで聞くと音質がちょっと違って聞こえていたことや、左右の音量を同じにしても左が強く(中心が左に寄って)聞こえたことや、電話は左耳で受けることが多い(右だとなんか変に感じる)のを思い出した。なるほど。

と書きつつ、グラフを良く見ると、むしろ右の方がフラットに近くて、特性としてはいいことに気付いた。他の要因もあるのだろうか? まあ、これ以上考えてもどうしようもないので、そういうものだとしよう・・・ 結局、左右の違いが問題なのには間違いない。

ここまで書いて、ふと心配になった。突発性難聴は左だった気がしたが、調べると確かに右だった。どうも腑に落ちないが、まあ、最初の記憶が正しかったのだからいいかw

(9/24 9:05) 昨夜寝る前か寝ながら気付いた。聴力(オージオグラム)は「聞こえる最小の音量」での特性なので、実際の日常生活や音楽を聴く時の音量での特性は違うだろう。耳や脳の特性がリニア(比例的)であればオージオグラムの形状と同じとしてもいいが、おそらく違うだろう。実際、等ラウドネス曲線は音量によって若干形状が変わっている。だから、オージオグラムの特性から(上述のように)日常生活での聞こえ方を考察するのは正しくないのかも知れない(まあ、音量によって聞こえ方の傾向まで変わるとは考えにくいので、定性的な考察はできそうだが)。

とはいえ、実際の音量での耳の特性を測るのは至難の技(人は音量を「数値」で表すことができない。それどころか、2つの音が「同じ音量」かを正確に判断するのも難しい)だ。いろいろやれば分かるとしても、それこそ(PSに書いたように)耳に悪いから全く遠慮したい。まあ、等ラウドネス曲線の形状は音量によって異なるとはいえ、概ね似ているから、それほど大きな違いはないのかも知れないが、個人によって変わり方は変わりそうだ。

今思い付いたのは、等ラウドネス曲線の音量による変化をもとにオージオグラムを変形させて、実際の音量での耳の特性を生成(推定)することだ。具体的にどう処理すればいいのかは分からないが、できそうではある。マッピングのようなものだろうか? 最低の音量での等ラウドネス曲線の形状と目的の音量での形状の「差」(倍率?)を求めて、それをオージオグラムに「掛け」ればいいのか。もちろん、これは平均的な人での変化を求めているだけなので、各自での違いは分からない。探せば、こういう研究はいろいろありそうだ。

(9/24 13:19) 実際の音量での耳の特性の推定を試してみた。恥ずかしながら、推定値を求めるのに加算と乗算のどちらがいいのか分からなかったので、とりあえず加算にした。つまり、以下のようになる。

周波数f、音量vでの等ラウドネス値をEv(f)とする。なお、最低の音量はv=0とする。
この時、周波数fでの等ラウドネス値の音量vと0の差は以下になる。

v(f)= Ev(f) - E0(f)

それで、オージオグラム(音量は0相当なので、R0(f)とする)から、音量vでの耳の特性(Rv(f)とする)は、以下のように推定できるだろう。

Rv(f)= R0(f) + ⊿v(f)

上のようにして、音量40phons(音楽を聴く音量は50phons程度だろうと考えたが、そのデータがないので40にした)での耳の特性の推定値をグラフにした。比較のため、オージオグラム(仮)も点線で載せた。

オージオグラム(仮)(点線)より推定した、40 phonsでの聴力特性(実線)

傾向には大きな違いはなさそうだ。が、どちらの音量でも高域(8kHz付近)が妙に高い(感度がいい)うえに、左右で10dBくらいも差があるのが気になる。以前問題になった、音質補正に使うイコライザによっては耳が痛くなる現象(→ 参照)は、これに関係しているのかも知れない(左のページでは6kHz付近を下げて耳痛を和らげていた)。

感度が良くて大き目に聞こえるうえに左右で音量がバラついていたら、脳が悲鳴を上げそうな気はする。ただ、耳が痛くならないイコライザもあるし、当然ながらイコライザを使わなければ痛くならないので、そうならない何か(→ 音の良さ?)があるのだろう。位相(時間差)だろうか? 耳の痛いイコライザは左右(左右での設定の違いに起因する)なり周波数での時間差の出方がおかしくて(例: 不自然)、脳を痛めるのだろうか?

誇張して書けば、ただでさえ耳が痛くなるような高い音を、左右同時ならまだしも、(微妙な)時間差攻撃で左右からダダっと入れられたら、さすがに音を上げるのではないかと思う。

 

PS. 聴力チェックのせいか、左耳の調子がちょっと悪くなった。大音量で聴いた訳ではないが、長時間小さい音に集中するので耳に良くないのだろう。だから、むやみに測るのはお勧めしない。

PS2. 別件で過去の投稿を見ていたら、5年くらい前(2014/10)にも測定していた。グラフの表現が異なるので簡単には比較できないが、概ね大きな変化はなさそうだ。あとで詳しく比較してみたい。おもしろいのは、そこに「また5年後とかにやってみたい。」と書いてあって、すっかり忘れていたのに、本当に5年後に測定したことだ。 (10/9 15:34)

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先週くらいから、右耳で耳鳴りがする。何キロも痩せたのに無理があったのか、仕事の疲れなのか。突発性難聴の再発かも知れない。だとしたら、約4年振りだ。

そして、昨日思い出した。痩せると体力が落ちるせいか、風邪をひきやすくなったり、耳鳴りがするようになるから、太るようにしていたのだ。メタボの指導では、そんなことまで気にしてくれない。何が健康なんだか。。。

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