いやぁ、話が弾んで楽しい面接だった! 社長たちと妙に馬が合ったせいか(面接の長さは2時間を優に超えていた)、なぜか、僕にしては珍しく、俄然やる気が出てしまったよw
思い起こしてみれば、月曜にアナクロオヤジに落とされ(落ちてから一週間も経ってないのに)、その後(記録では8/21)に見付けた会社に採用されたとは、我ながらすごい。一体なんなんだろうと思う。「リーチ一発ツモ」? (ただし、最初から納得していたけど、「役」は低いw)
きっかけは、ふと思い付いた条件で検索したら、結構下の方にその会社の求人があったことで、そこのwebを見た途端にグッと来て、すかさず質問を出したら話が進み、その日のうちに応募書類を送って、今日面接で採用され、来月から仕事となった。
後で気付いたのだが、社長は送った業務経歴書(履歴書も?)を余り読んでいないようだった(前に受けた会社もそんな感じだった)。せいぜいサマリー程度ではないか。というのは、面接の時に経歴の説明を求められ(それは良くあることだが)、内容について初耳のような顔をすることが多かったからだ。その割には、面接が始まる前から概ね決まっているようなことを言っていた。ということは、最初のメールでのやりとりだけでほとんど決まっていたのだろうか。僕がwebを見ただけでグッと来たのと似たようなものかも知れない。お互い、ビビッと来たのかなw
半ば勢いで応募した感もあるのにスパっと決まってしまって、(今までの仕事と少しだけカテゴリが違うので)期待される仕事ができるか不安になっているくらいだ。でも、試用期間中の実績で給与を見直すことになり(つまり、本当に「トライアル」・「お試し勤務」)、これは僕がいつも思っている(去年、そういうのがあったらいいのにと書いた)ことで、理想的だ。僕は、一旦入ったら仕事ができなくても、なぜか高給でのうのうと居座り続けるとかいうのがまったく嫌なので、これでいい。
問題は、僕がやったことを、彼らがちゃんと評価してくれるかだが、今日話した感じでは大丈夫そうだ。お互いの立場の違いで認識が食い違う可能性はあるだろうが、少なくとも、社員の稼ぎを私物化して浪費するような人たちには見えなかった。でも、もし不当な評価をされたら、その時は考える。その時点で辞めてもこちらには何もロスはない(「キャンセル料」はない。逆に、試用期間中の給料が利益になるくらいだw)のだ。
たった一年で遊民生活が終わりになるのだが、実はそれほど残念ではない。去年コメントしてくれた方がおっしゃっていたように、平穏で自由過ぎる毎日は飽きるのかも知れない。そして、そういう生活を何十年も続けるのは結構怖く感じてきた。それで、僕にしては本当に珍しく、たまには人と接する(例: 会話する)必要があるのではないかと思ったくらいだ。会社に勤めれば、親しくはならなくても、人と接する機会はできるから、まさに一石二鳥だw ただ、定年後に再び同じ問題が生じるだろうが(もしかしたら継続雇用されるかも知れないし、定年が延びるかも知れない。でも、いつかは退職するだろう)、その時にまた考えよう。
ちなみに、詳しくは書かないが、就職はしたけど基本的に出勤は不要だ(もちろん、必要な時は行く)。これがすごく重要だ。今までを考えてみると、出勤はハードルが高く、結構エネルギーを必要とするため、調子が悪い時は「(定時に)出勤できないから休む」ことがあった(休んだり遅刻したりして文句を言われて、更に休みたくなることもある)のだが、出勤が不要なら「休む」必要も遅刻(で怒られる)の可能性もなくなるのだ。まあ、そもそも調子が悪い時は仕事ができないという話はあるが、家で自由な時に仕事ができるなら、調子が良くなってから始めることも可能だから、体力的なハードルは低いだろう。
ところで、完全に出勤しないことにすると、上に書いた、人と接する機会がなくなってしまうので、時々出社することを自分から提案した。そういうことを言う自分に驚くし、実際には出るのは面倒ではあるが、今は不思議と許容できる。
今度の会社はかなり小さい。社員数は前の会社より1桁少ない。職場は大学の研究室のような雰囲気でワクワクしたし、僕が初めて行ったというのに、社員の人たちがみんな気さくに接してくれたのが、すごくいい感じだった(これ、県民性もあるのかな?)。まあ、仕事でずっと付き合うとなると そうも行かなくなるだろうが、少なくとも第一印象に関しては、今までで一番いいのではないかと思う。それから、去年の夏に考えた、したい仕事・勤めたい会社の条件(概要: 小型機器のソフト開発、まともな会社、自社開発)にほとんどマッチしていたのは驚くべきことだし、もちろん、仕事がおもしろそうだ。 (と、今は手放しで褒めておくw)
※これにて、カテゴリ 「新しい仕事」、「遊民中」は終わりとなる(はず)。
PS. 以前、「新幹線は快適」と書いたが、あれは間違いだ。座れば快適だけど、自由席だと延々と立って待たなければならず、今日なんて汗だくになってしまった(冬は凍えるだろう)。だったら、たとえ運転で疲れても、中に居る限り涼しい(暖かい)車の方がいいと思った。
PS2. 以下、こぼれ話。
- 前回もそうだったのだが、前の前の会社で友人と3人で一緒に良く飲んだ女性に似た人を見た。昔の女子大生的な雰囲気で、今でもああいう人は良く居るのかも知れないw
- 昼食の鴨せいろは、肉とネギがたっぷりで、いつも地元で食べるのと全然違って良かった。汁も蕎麦湯も濃かった。ただ、値段は約1800円と倍近かった。あと、肉が結構硬かったので、地元の店の方が肉質はいいのかも知れない(でも、少ない・・・)。
- 蕎麦屋の後ろの席で、「スニーカーが14万円」とかしゃべるおばさんたちが居た。ファッションのブランド名もいろいろ飛び出していた。僕には理解できない世界だ。でも、こっちが、「スイフトスポーツは200万円しなくて割安だ」とか言うのが理解されないのと同じことかw
- 前回もそうだったが、やっぱり、スマフォの地図はGoogleマップがいい(それまで我慢して使っていた、データ使用量が少ないやつは使い物にならない)。いくらデータ量が多くても、現地で便利に使える方がいい。
- 帰りの電車で、若い外人男と女が離れた入口から日本人のように小走りで来て、「2人」とか言って、僕が座ろうとしていた席に割り込んで来た(他にも空いている席はあったが、隣り合った席はなかったようだ)。西洋人だからといって全員マトモな訳ではなく、何人でもクソは居るようだ。当たり前か。ちなみに、そいつらは次の駅で降りていった。アフォそのもので、早く消えてくれとしか言いようがない。
- やっぱり都会は綺麗な女性が多くていい。無駄とは思うが、目を肥やすのも重要だと思うw
PS3. 今回の仕事探しの数値的情報
- 活動期間: 2018年7月中旬-8月下旬 (約1.5か月)
- 検討した会社: 約77社
- 大企業(社員数 >= 1万人): 4社
- 中企業(100人 <= 社員数 < 1万人): 22社
- 小企業(社員数 < 100人): 24社
- 社員数不明・未調査・未記録: 27社 (非公開の会社や、早期に却下したために一覧に記録しなかったなど)
- 評価が悪くなかった(≒ 候補にした)会社: 38社
- 質問を出した(≒ 接触した)会社: 約14社
- 回答が来た会社: 約7社
- 最後まで候補に残っていた会社: 4社 (不採用で1社減ったので、本当に最後まで残っていたのは3社)
- 応募した会社: 2社
- 採用された会社: 1社
各段階の会社数が概ね1/2ずつに減少しているのが、おもしろい。そういう法則でもあるのだろうか?
(8/24 11:34 わずかに補足; 8/25 3:37, 6:52 PS3を追加)