昨夜、久しぶりに大学時代の友人AとTと飲んだ。調べたら、1年ぶりだった。前回と同様、彼らとの心理的な距離感は縮まらなかった。まあ、仕方ないのだろう。
ちょっと嫌だったのは、何となく自己顕示欲あるいは勝ち組意識が強い(と感じる)Tが、「(いいことが多いから)パートナーを持つべきだ」とかしきりに言っていたことだ。それは、まあ間違っていないだろうが、単なる自慢に聞こえる。金持ちが「お金は持つべきですよ」と言うのと五十歩百歩で、鼻白む。それに、一人で生きることを選んでいるのだから、それをいかにも普通でないとか可哀想とかいう目で見るのは偏見だ。
それから、お互いに酔っていたせいか、僕の言ったことの意味が変に誤解され、何度真意を説明しても理解されず、腹立たしかったこともある。話でも文章でも、意図を理解してくれない相手というのは結構居る。その人と背景が違うからなのかも知れない。
そういうちょっとした反感もあったが、全体的には楽しかった。18時頃から飲み始めて、いつの間にか23時を過ぎていた。驚いたことに、代金は一人一万円以上になった。酔っていたせいもあるが、会計の紙に、(合計額を3で割った額が)"13000"と書いてあったので、一人1300円かと思ってしまった。別に高くてもいいけど、それほどまで価値のある店とは思えなかった。
今回はホテルが意外に良かった。五反田のアリエッタという所に泊まったのだが、最初はいろいろな欠点が目について、「これはダメだ」と思っていた。が、時間が経つにつれていろいろ分かって、結構いい印象になった。
- バスタオルがなかった。 → 分かりづらいところ(棚の上)にあった。
- 部屋にお茶などのティーバックがなかった。 → 自販機コーナーに給茶機(無料)があった(ただ、味はそれ程良くない)。
- シャワーの水栓はサーモスタット付きで、(良くある、HとCの独立水栓でないので)温度調整が簡単で良かった。
- 朝食はパンと飲み物だけのように書いてあったが、実際にはサラダもあった。しかも、食べる場所(ロビー)は混んでなかった。
- 珍しく、床がちゃんとしたフローリング(単独の細い板が並べられている)だった。
ただ、なぜか時計はなかった。でも、いつもホテルのは使わず、自分で目覚ましを持って行くので、問題なかった。
二日酔いはしなかったが、昼近くまで胸やけがした。東京駅のホームの階段の手前で、転んだのか、顔から出血している女性が居て、駅員に介抱されていた。新幹線では、行きも帰りも空いていたのに、なぜか隣が埋まって居た。「2人掛けの通路側(D席)」を選択すると、こうなってしまうのだろうか。次回はC席(3人掛けの通路側)にしてみようか。
宇都宮駅に着いたらお腹が空いたので、吉野家に行った。でも、食べたかったベジカレーは終わっていたので、トマト牛鍋の大盛りにした。結構おいしかったが、トマトは付け足し的で、余り意味がない感じだ。満腹になった。珍しく、バスの時間が丁度良かった。バスの運転手は、挨拶をしない無愛想な人だった。
人が多くて賑やかな都内は刺激的で、たまに行くのは楽しい。が、基本的には、宇都宮のような人の少ない街の方が、落ち着いて好きだ。
- 往路
- ホテルの床
iPhone 6sで撮影。
Movesで経路を記録。
PS. その他の雑記 (19:37)
- 行きの新幹線で、テクニクス("Technichs")のショルダーバッグの人が居た。いつの物だろうか?
- 同じく、行きの新幹線の窓から以前住んでいた戸田公園の建物が見えて、懐かしかった。
- 恵比寿で、ウコンを飲む若い女性。
- 行き帰りの道端に、水仙や梅が咲いていた。春は近い感じだ。