先日、寿命で壊れたマウス(Microsoft Comfort Mouse 6000)の左ボタンのスイッチを、全く使っていない横ボタンのと交換して修理することを考えた。その時は、ネジに合うトルクスドライバーがないので分解できなかった。そして昨日、ホームセンターで精密ドライバーセット(藤原産業)を買って来た。トルクス9本を含めて32本セットで約千円と、手頃だった。そんなに安くてちゃんと使えるか心配はあったが、マウスのネジ程度なら大丈夫だろうと思った。
昨夜は疲れていたので、今朝、作業をした。ネジはT6が合った。分解は、(いろいろ準備はしたが)トルクスドライバーと細いプラス・マイナスドライバー程度で充分だった。外装、特に上部カバーはなかなか外れなかったが、コツがあったようで、底面を外すのでなく上部を外そうとしたらうまく行った。ホイールを外すのもコツ(勇気)が要った。軸を折らないか心配だったので、ここのビデオを参考にした。
中にはゴミ(埃)が溜まっていた。どうしてか、ホイールは傾いて付いていた。ホイールをクリックする関係かも知れない。あるいは、右利き用だからか。それとも、人間工学的な外形(右に傾いている)に合わせるためか。あと、緑の基板に付いたケーブルのコネクタがどうしても外れなかったので、断線させたり壊したりするのが怖かったので、外さずに進めることにした。
そして、スイッチの交換作業だ。まず、壊れた左ボタンのスイッチを外し、横ボタン(手前側)のと交換した。この時、古いもの(壊れたもの)を再度付けないように、細心の注意を払ったw 一旦PCにつなげて、交換した左ボタンを押したら、ちゃんと動作した。念のため、右ボタンのも横ボタン奥側のに交換した。
それから、中のゴミを古歯ブラシで取り除いた。ホイ―ルを戻す時、バネをどう付けるのか分からなくなったが、それまでに撮影した画像を見たら分かった。長く使ったせいか、ホイールの縁の一部が削れていた。
外装を戻して、動作確認をして問題なかったので、完了!と思いきや、ネジが1本余った。撮影した画像や参考ページを良く調べたら、場所が分かった。
最後に、滑るシールを底面に貼り、外側を掃除して、完了だ。運良く、何も壊れず1本のネジも余らずに済んだ。横のボタンにはバネが入っているせいか、ぐらついたり凹んだりせず、外見は全く問題ない。掃除したせいか、ホイールが軽くなった。ポインタの動きも軽い感じだ。約1時間で終わった。
これで、あと数年は使えるはずだ。もしまた壊れたら、今回外した右のスイッチを使おう。
- スイッチ交換のイメージ
- 精密ドライバーセット
- トルクスドライバー (T6を使用)
- 作業前 (滑るシールは剥がしてある)
- 外装を外した。
- 中に溜まったゴミがすごい。
- ホイールや基板は傾いて付いている。
- 外した左ボタン(左)と横ボタン手前側(右)のスイッチ。
- まず、左ボタンのスイッチ(矢印)を交換した。
- 元の右ボタンのスイッチ
- ホイールが削れている。
- 無事、動いた。
- このトルクスネジを忘れていた。
- 滑るシールを貼って、
- 完了!
PS. いろいろ検索したけど、横のボタンのスイッチを外して使う人は居ないようだ。まあ、スイッチなんて安いし、普通の人は横のボタンも使うのだろうな。
PS2. あれ、壊れたスイッチはどこに行った??
PS3. 題を変えたら、医学の投稿みたいだw