Archive for August, 2018

(他にいくつか書きたい題材はあるのだが、手軽ではないので、こっちを先に)

今使っているPCはもう8年目だが、全然壊れる素振りがないので感心している。でも、「もし壊れたら・・・」と考えることはある。今は、その時はCPUにARMを使いたいと思っている。

Windowsなんて絶対に使わないので(実際には、Windowsでしか動かない機器(ScanSnapだけ!)があるので、「絶対に使わない」というのは言い過ぎで、「絶対に使いたくない」が正しい)、Linuxが動けばいい(実際に、ARM版Linuxのシステムは数多く動いている)。

僕は、今はCPUは本質でないと思うから何でもいいのだが、大昔(8086が出る前)から80系(x86)CPUは好きではなかったし、近頃のIntelはバグだのセキュリティ欠陥だのでしょうもないことばかりだし、AMDはまだマシとはいえ同じ穴の狢で、「遺物」であることには変わりない。どちらも(大分減ったとはいえ)電気を大量に食うのも嫌だ。

ARMだって最高とは言えないが、構造はx86よりはまともだし、しがらみが少ないからバグも少なそうだし、古いけどまだ遺物にはなってないし、もちろん消費電力はとても少ないから、比較すれば随分マシだ。嫌なのは、あのソフバンのおっちゃんの配下にあることだけだw

"ARM PC"に移行する時に気になるのは、ハードウェアやドライバの類だ。そもそも、ARM版Linuxが動く、本格的デスクトップPC用マザーボード(Raspberry Piみたいなちゃちいのを拡張して無理して使うのは嫌だ)があるのか分からないし、デバイスにしても、LANとかUSBのようなオンボードのものは大丈夫だろうが、サウンドカードのドライバがあるのか不明だ。まあ、もしなかったら外付けDACにしてもいい。

でもまあ、今のPCが壊れず使い続けられるに越したことはない。ハードがなんとかなったとしても、ARM版Linuxへの移行はかなり面倒そうだ(Windowsからの移行の時同様、「このソフトがある/ない・動く/動かない」の繰り返し)。それに、時間と違ってお金は潤沢ではないからw、実際には、宅内サーバになれずに眠っているコンパクトPCで(それが壊れるまで)お茶を濁すことになるかも知れない。

移行の手間を考えると、PCの実物を持つことにこだわらず、本体はクラウド(でもどこでも、「どこか」)にあって、手元にはキーボード・マウス・ディスプレイ程度ってのがいいかも知れない("DaaS"というらしい。今思いついたが、スマフォにキーボード・マウス・ディスプレイをつなげて、「どこか」にあるPCが使えれば良さそうだ。ハード類が全部無線接続なら最高だ)。それならまず壊れることはないし、データのバックアップすら不要だ。ただ、月々のお金は高そうだ。あと、その時はDACはどうなるのか・・・w

ちょっとだけDaaSの料金を調べてみたら、(個人には)すごく高い。サービスとしては、Amazon WorkSpacesのようなものがいくつかあるが、僕の希望する仕様(メモリ: 16GB以上, ローカルストレージ: 100GB以上など)を実現しようとすると、月額1万円は下らない(例: US$111/月)。最も安い2GBメモリの構成でも、US$34/月だ。DaaSではないが、さくらインターネットのVPSでは、メモリを増やすと途端に高くなって、16GBでは1.6万円/月程度になる。更に、音楽などを入れる大容量ストレージの料金も別に掛かる。僕の希望が常識外れなのかも知れないが、まだまだ実物を買った方が安い。でも、そのうち、オンラインストレージでのBackblazeのような価格破壊者が出て来て普及するのではないだろうか。でも、その前にPCの需要がなくなってしまうのかも知れないが・・・

一方で、確かに個人の趣味には高いのだが、企業にはいいと思う。開発者のようなパワーユーザー用でなければそれほど高価ではない(アプリ付きでUS$34/月から)し、長期間使い続けても故障しないし、故障に備えたバックアップは不要だし、本当に世界中どこからでも使えるし、ノートPC紛失などの情報流出は防げる(可能性が高い)し、(細かいことは知らないが)固定資産にならないし、使う時だけ柔軟に用意・破棄できるし、仕様変更も柔軟にできそうなので、まったくいいことずくめだ。買ったりリースするよりずっといいから、今すぐ採用しましょう! (でも、考えが古いオジさんが偉い日本企業ではなかなか採用されないんだろうし、開発者は「自分好みの構成じゃなきゃ駄目だ!」とか「ファイルをローカルに保存したい!」とか文句を言うんだろうし、事務の人は「なんか分かんないけど、面倒臭いー」とか文句を言うんだろうな・・・)

いいことずくめとはいえ、実際には欠点もあって、DaaSにアクセスするための端末は必要で、それは大抵は(安い)PCだったりするから、故障するし、設定も要るし、(いくら「安いPC」とは言っても)今一つ安くならないし、場所も食うということか。昔のX端末みたいなのが安くなればいいのかも知れないな。一番近いのはスティックPCだろうか。それから、上に書いたように、スマフォにディスプレイやキーボードなどを付けられるとすれば、会社の(電話を撤廃して)個人用スマフォと共用できるから、なかなかいい。他には、サービス業者がアクセス用端末込みで提供すれば良さそうだ(AmazonのFireとかKindleみたいなもの?)。 (でも、考えが古いオジさん(以下略)w)

(・・・ 軽く書き始めたつもりだったのだが、なぜか本気になってしまった。これは、うなぎを焼く匂いやたれだけでご飯が十杯は食べられるようなものだろうかw)

 

PS. 今のスマフォの高性能ぶりを見ていると、(故障や紛失の問題を抜きにすれば、)DaaSじゃなくて、(ハイエンド)スマフォ自体をPCとして使えるような気もして来た。AndroidのベースはLinuxだから、Linuxも動くだろう。これなら、家でも外でも同じPCが使える。すごくコンパクトで省電力だから、それでいい気がして来た。ちゃんとしたDACがつながればw

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結構前に、それまで使っていた地銀がセコいことをした(特定のコンビニのATMは無料で使えていたのが、突然、手数料を取るようになった)ので、別の用途に使っていたネット銀行に完全移行しようとしたのだが、そこはコンビニのATMが一定回数まで無料で使えるから便利なものの、公共料金引き落としに弱いことが分かって、泣く泣くその地銀も使っている。

一方、先日退職したので、支出が想定どおりか定期的に確認する必要があり、今朝、そのために、毎月の残高を記録するスプレッドシートを作っていたら、ふと、「これは自動化できないか? (何かのwebやアプリで『スパっ』と表示できないか)」と思いついた。「そういえば、そういうサービスがあった気がするなぁ」と思って調べたら、「アカウントアグリゲーション」というサービスのようで、いくつか見つかった。調べてみると、僕が使っている銀行やクレジットカードなどに対応しているものがいくつかあったので、さっそく試してみたのだが、寂しい結果になった。

最大のガンは、またしても例の地銀だった。各サービスのページには対応しているように書いてあるのだが、どこで試してもエラーで接続できなかった。なお、MoneyForwardはキャッシュカードの暗証番号まで登録するようになっていて、さすがに非常識で恐ろしいので止めた(他のサービスは、ログインに必要な情報だけで暗証番号は入れない)。それから、MoneyLookはサーバにログイン情報を格納しないので、セキュリティの面で一番いいと思うのだが、そのための管理アプリがWindows用なので、全く使えなかった。アプリがLinuxで使えないのは仕方ないが、折角ブラウザを使っているのだから、自由なパスワード管理ソフトが使えれば更に便利になると思うのに、残念だ。結局、試しに入ったサービス全部から退会した。

余談だが、こういうところでOAuthが活用されるのだろうと思った。試していないが、僕が使っているネット銀行なら、OAuthでスマートに(ログイン情報すら登録せずに、「承認」ボタンを押すだけで)接続できたのかも知れない。

その地銀について補足すると、通常のネットバンキングはIDとパスワードでログインするが、そこでは、ログインのたびに、IDとパスワードに加えて乱数表に書かれた数字を何個か入れる必要がある。一種の2要素認証なので、セキュリティの点では万全で何も間違っていないのだが、いかんせん面倒だ。しかも、紙を見てワンタイムパスワードを入れるなんて、全く時代遅れだ。老眼なので、小さい数字を読むのは結構辛いものがあるのだw アカウントアグリゲーションサービスを検討したのも、この手間やイライラが省けないかと思ったからだが、やっぱり乱数表の数字を入力させられたあげくにエラーだった。サービス会社と銀行がうまい連携をしているのかと期待したが、そういうものはないようだ・・・

余談: ということは、各サービス会社は、全部に対してではないだろうが、各ネットバンキングのAPI(実際には、まず公開されていない)を使っている訳ではなく、一種のリバースエンジニアリングで、ブラウザの振りをしてページを取得して文字を読んで(用語があったが思い出せない → 「スクレイピング」だ)、ログインして残高を読んでいるのだろうか? もしそうだったら、素人的なやり方(僕だって作れそうだ)で、本当にそれでいいのかと思う。あと、MoneyForwardは暗証番号を入れたってログインできないはずだが、そこだけは違うやり方なのだろうか?

また、例の地銀でどのサービスで試してもエラーだったのは、近頃(接続用のプログラムの作成後に)ネットバンキングのページの仕様に何か変更があったために、うまく行かなくなったのかも知れない。

更に余談: こういうのも、AI(機械学習)が発展すれば、苦労してスクレイピングのプログラムを作らなくても、何度か学習させれば自動でログインできるようになるのかも知れない。ちょっと期待したいw

その地銀に更に嫌気が差して、全く別の銀行を検討した。が、ここら辺の公共料金(国保や水道・ガスなど)が引き落とせるところはかなり限られ、可能性があるのは、もう一つの(この辺りの)有力地銀かゆうちょ銀行程度になる。そのもう一つの地銀は、以前母を騙して保険を売りつけたので、検討するまでもなく却下し、ゆうちょ銀行を検討した。

そうしたら、学生の頃、親から仕送りしてもらうのに使っていた郵貯の口座を思い出した。それを復活させれば使えるかと思ったが、カードはあったものの通帳も印鑑もないし、登録してある住所もどこか不明なので、かなりハードルが高そうだった(新規開設の方がずっと楽そうだった)。が、サイトを見ていたら、ネットバンキングの申し込みはできそうな感じだったので、試してみた。が、エラーになって駄目だった。おそらく、長期間使ってなかったので口座が凍結されているのだろう。

良く考えると、郵便局より例の地銀のATMの方が家の近くにあるから(しかも、退職した今は、そのATMが追加手数料なしで使える時間に行ける)、感情に任せてゆうちょに移ってもメリットがないことに気付き、結局、「現状維持」にした。まあ、これも前回書いた、「こだわり過ぎは良くない」のひとつなのだろう。ただ、もし、その地銀が口座維持手数料を取るようになったら、移動を考える必要がある。

そして、またしてもローテクな作業(毎月、スプレッドシートに預金残高を手入力)を実施することになったw こういう具合に、いくらITが進歩しても事務の人の手作業は減らず、効率化もできないのだろうかと、今想像した。

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先日、来年頭にする確定申告のことをちょっと考えていて、提出する「紙」をどうするかが気になった。プリンタを持っていないので、これまでは会社ので印刷していた(本当は良くないのだが、まあ、「(こっちだって、勤務時間などを誤魔化されているんだから、)少しくらい見逃してくれよって」感じだ)。でも、今は遊民なので使えない。それで、いくつかの案を考えた。

  1. コンビニのプリントサービスを使う。
  2. プリンタを借りる。
  3. e-Taxなるもので出す。
  4. 安いプリンタを買う。
  5. 紙の申告書をもらって手書きする。

コンビニが一番手軽そうだった。借りるのは、身近に誰も持ってないから無理だ。インターネットカフェにもあるようだが、高く付きそうだ。あと、図書館にはなさそうだったし、田舎のせいかKinko'sのようなところもない。e-Taxはセンスが悪いので全く使う気がなかったのだが、紙は不要だし、趣味で作って放置状態のマイナンバーカードを使うという点では意味がありそうだ。プリンタを買うのは、ほとんど使わない(近年は、確定申告の時や免許証のコピーを出す時くらいしか印刷しない)から維持費ばかり高く付くので駄目だ。手書きは、一回だけなら大変安く済むのでいいと思ったが、何度もやるようなら面倒だ。仮に一回だけにしたって、僕は大抵間違うから避けたい(途中の計算を間違えたら大変なことになる)。

それで、一応e-Taxを調べたら、当然Linuxでは無理で、Windowsを(仮想環境で)動かす必要がある。一方、カードリーダーは意外に安く、1000円前後のもあり、2000円も出せばちゃんとしたものが買えるようだった。昔、地デジを観る時に使ったリーダー(今は持っていない)が使えるようだったので、懐かしかった。

なお、ID・パスワードを登録する方式もあり、それだとカードリーダーは不要なのだが、登録に税務署に行く必要があるので面倒だ。確かに無料で済むが、なんか馬鹿らしい気がした。仮に行くにしたって、組織は全然違うけど、最寄りの市役所や出張所でできたっていいではないか。そもそも、こういう馬鹿げたことを減らすためにマイナンバーカードがあるのではないだろうか? (実際には、まあ、鶴の一声とか利権なんかで始めたのだろうが・・・)

それで、上記の「簡便化」なる施策(一体何が簡便なのか、良く考えると不明)が来年頭に実施されたら、安いカードリーダーを買って試してみようという気分になった。

補足: e-Taxの簡便化とは、2019/1より開始予定で、本人確認にマイナンバーカードを使い始める時の手続きが省略されるものと、ID・パスワードを使って本人確認を行えるようになるのの2種類がある。本文では思い違いをしていて、ID・パスワード方式はマイナンバー(カード)とは無関係だった。前者の利点は単にe-Tax開始の届出書を送付しなくていいということだけで、今頃感が大きく、後者の利点はマイナンバーカードがなくてもe-Taxが使えることだが、本末転倒なうえに、前者のようなマイナンバーを普及させる思惑に反する。こんなのは現場の負担を増やすだけではないだろうか?

リンク先の説明を読むと、未だにカードリーダーを使うことを諦めきれていないようで、役人の頭の硬さとか時代遅れ加減にがっかりする。笑えるのは、「スマフォなどでも申告できる」と書いておきながら、それらではカードリーダーなんて使えないものだから、ID・パスワード方式を勧めていることだ。最初からセンスが悪かったのだから、早くそれに気付いて修正すればいいものを、本当に往生際が悪い! (8/29 8:11追記)

ところが、その後、最寄りのスーパーでの買い物の後、ふと店内の(いい場所にあるのに誰にも見向きもされないようなw)マルチコピー機(本来は、コピーとデジカメなどの写真印刷用らしい)を見たら、それで普通の印刷もできることに気付いた。しかも、料金が安い! コンビニは白黒で20円/枚なのに、そこは10円/枚だった。更に、コンビニは「ネットプリント」なるものでなんか面倒で、ちゃんと印刷できるか不安(例: コンビニに行ったらデータがないとか、「このデータは印刷できません」とか)だし、セキュリティにも不安があったのだが、そのスーパーでは自分のUSBメモリ内のPDFファイルをプリントできるので、手軽で確実・安心だ(細かいことを言えば、そのプリンタ内にデータが残って漏洩するとか、USBメモリにウイルスが入るとか、いろいろなリスクが考えられるが、手軽なのは確かだ)。

それで、そのスーパーで印刷することに決めた。カードリーダーを買うお金で、100-200枚程度は印刷できるから(もしプリンタを買うとしたら、1000枚以上)、1年分が10枚とすれば10年分以上(プリンタなら100年分以上!)だ。その間にe-Taxも改良されて、スマフォでマイナンバーカードを読むとかスマフォに内蔵させるとかできて、カードリーダー(やWindows)なんて不要になることを期待している。

まったく、技術でもなんでも、こだわり過ぎるといいことがないな。当たり前に誰でもしていることだろうが、その時々で最適(≒最安)なものを選ぶのがいいようだ。(でも、趣味は除くw)

PS. みんなやっているとは言え、最適なものを選ぶのは、実は結構難しい。例えば、数円安い物を買いに車で10kmくらい先のスーパーに行く、しかも、最安の店を目指して何店も回ったりするのはペイしないと思う。他には、ペットボトルの有料回収(1本数円分のポイントがもらえるのだと思う)は、かさばるものをわざわざ持って行って、(今なら暑い中、)行列に並んで、体力を消耗したりストレスを溜めるほどの価値があるのかと思う。時給換算だと全く割に合わないと思う。

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余りにも車に乗っていないので、たまには乗らないと悪いような気がして、今日は実家近くのデニーズに昼ご飯に行った。それから、行く気があれば、ちょっとドライブしようと思った。

運動不足のせいで、車を運転しただけで身体が痛くなった。平日だというのに、デニーズは意外に混んでいた。そのせいで、店内はうるさかった。大変残念なことに、小泉(仮)さんは居なかった。ボタンを2回押しても店員は来ず、結構イライラした。まったく、あと30秒から1分来なかったら出るところだったが、ギリギリで来た。申し訳なさそうにしていたので許した。

冷麺とねばとろご飯を頼んだ。意外にドリップコーヒーがおいしかった。全体としてはおいしかったが、セットのシーザーサラダは野菜がしなびているうえに少なくて、今ひとつだった。それでも、満腹になった。サラダとドリンクバーまで頼んだせいか、1600円くらいにもなった。レジの店長らしき人はぶっきらぼうだった。だから店もあんな感じだったのかも知れない。あれでは、これからは余り行きたくない気分だ。

地図を見て、安直に道の駅を探した。いろいろ迷ったが、道の駅喜連川にした。南は先日足利に行ったし、北はそもそも少ないうえに、先日福島に行ったし、東は自宅を通過して行くのがなんか嫌だったし、西にはなかったので。

距離は約40kmで、1.5時間くらいで着いた。いつものように、途中はすごく眠かったが、すごく気持ち良く走れた(気持ちいいから眠くなる気もする)。途中、今では良く見る光景だが、太陽電池のパネルがかなり広く張り詰められているために、小さい山の片斜面が真っ黒になっていたところがあった。あんなのが果たして「環境にいい」のか、すごく疑問に思った。少なくとも、人間の精神には悪そうだ。

それから、日光サーキットというところの近くで、「いかにも」な車を見た。公道を走る車で、なんであんなに羽根を無駄に大きくするのか、僕には理解できない。でもまあ、個人の趣味なので構わない。単に笑えるだけだ(お互いさまかも知れない)w 僕の車は、今が旬なのかこれかもずっとそうなのか分からないが、これからは今までほどは乗らないだろうから、この調子良さが続くことを期待している。

道の駅では、変な歌(ここかこの町のテーマらしい)が繰り返し掛かっていて耳障りだった。その歌は、「サン・トゥワ・マミー」に似た箇所があるが、余りセンスがいいとは思えなかった。今思えば、地名を連呼するところや、曲のぼわっとした雰囲気が、昔のオ○ム真理教の歌に近い雰囲気があった。それから、正面に「来場者100万人達成」という垂れ幕が掛かっていたが、そこまでの何かがあるのだろうか。それに、どうやってカウントしたのだろうかと、今になって疑問に思う。

調べてみたら、例の歌は道の駅のリニューアルの紹介に出てくるもののようだ(→ 試聴: 既に記憶が曖昧なので、曲名などは書かない)。そして、YouTubeの検索結果を見ると、ご当地(だかB級)アイドルのステージが盛んなようで、それで100万人になったのかも知れない(あくまで推測)。ただ、それにしても、去年のリニューアルから100万人と書いてあったので、「マジで?」って気はしないでもないw

ケチをつける訳ではなく、いつもの探究心で、可能性みたいなものを計算してみる。リニューアルは去年の7月だったようなので、1年で100万人来場したとすると、1日に約2700人が来たことになる。人が来るのには波があるから、12時間で来場したとすると、228人/時だ。車1台に4人乗ったとして、1時間に57台が来続けたことになる。果たしてこれは可能なのか? やっぱり、アイドルのおかげでピークがすごかったのだろうか。ただ、57台/時とすると大体1台/分なので、道の駅なら普通にありそうな気がする。そういう計算なのかも知れない。

(8/25 6:52追記) なんと、例の歌(かもしれない歌)がSpotifyにあった(昨夜は歌手名を漢字で入れて出なかったのだが、平仮名にしたら出て来た)。とりあえず聴いてみたが、現地で掛かっていたものかどうかは確かでない。なんか違う気がする。まあ、これだとしてもそうでなくても、従業員の方たちは、一日中同じ歌を繰り返し聞かされていたら、例えそれがすごくいい曲だとしたって、ストレスが溜まるし、洗脳されてしまいそうだ・・・ 僕だったら一日で辞めると思う。

食堂で休んで居たら、向こうでお母さんと小さい子ど3人が食事していて、のどかだった。今では、3人も子どもが居る家庭は珍しくなってしまった。それにしても、3人も面倒見るのは、さぞかし大変そうだ・・・

それにしても、首や肩、腕も痛かった。運動不足が結構深刻な気がする。会社に行っているだけでも、わずかには運動になっていたようだ。まあ、今は暑いから散歩できないが、そのうちできるだろう。

それから帰路に就き、15:30頃、無事に帰宅した。家の辺りは暑かった。約79km、4:50(食事約1時間込み)と、結構乗った。

通勤に使わないせいか、燃費が14.4km/lと、約2-3km/lも向上した。やはり、渋滞は良くないようだ。

AQUOS sense liteで撮影 (Footej cameraと純正カメラアプリ使用)

PS. カメラアプリは、純正のがどうしても気に入らないので、再びFootej cameraを使うことにしたのだが、測光方式のせいか、逆光がどうしても苦手なようで、そういう時は純正を使わざるを得ない。その都度、ズームするか露光補正すればいいのだが、戻し忘れたりするので面倒だ。

 

(8/25 18:09 わずかに変更)

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頻度は減ったものの、相変わらず自作のSpotifyミニプレーヤー(minisp)の改良・デバッグもやっているw 昨夜辺りだったか、ブラウザなどのフォントをいじっていて、ふと、minispの文字の大きさのバランスが気になった。僕としては、タイトルは大き目にし、演奏者とアルバム名などは少しだけ小さ目にしたい。一度気になるとどうしても我慢できないので、文字のサイズを調整してみたのだが、微妙なところでうまい設定ができない。

というのは、Tcl/Tkは作りが古いせいか、フォントサイズを整数(例: 10pt)でしか指定できないため、サイズを変えても同じような大きさに見える場合があるせいだ(例: 13ptと11pt: この時、後者を10ptにすると小さくなり過ぎてしまう)。

が、僕の理解では、今はTrueTypeなどのベクターフォントが使われているので、整数でないサイズ(例: 10.5pt)も使えるはずだ(実際、MS Wordでは10.5ptがデフォルトだった)。しかし、Tcl/Tkにはそのサポートがない。それで、そこを「なんとか」してみた。

検索したら、やり方そのものは見つからなかったが、ヒントがあった。tk scalingコマンドを使うと良さそうな感じだった。つまり、それに適正な値の数倍の値を指定して、文字などを小さ目に描画させる一方、その分、フォントのサイズを大きく指定すればいいと考えた。例えば、10.5ptは2倍なら"21"ptと整数で指定できるから、10.5pt相当の大きさで表示できるはずだ。

やってみたら、(ちょっと手間取ったものの)うまくいった。1/2だと単位(ステップ)が荒そうだったので、1/4で描画する(tk scalingに本来の4倍の値を指定)ようにして、4倍のフォントサイズを指定した。

本当にわずかな差で、ちょっと見ただけでは違いが分からないのだが、タイトル以外(演奏者とアルバム名など)が小さ目になっている。これだと、日本語がまだわずかに大きく見えるのでもう少し小さくしたいのだが、10.25pt相当は効かないようだった(10.5ptと同じ大きさで出た)。内部で丸められるのか、ベクターフォントといってもどんなサイズでも生成できる訳でなく、可能なサイズにステップがあるのだろうか。まあ、これでも充分満足できるから、良しとする。

「これで一件落着」と思って、くつろいで聴いていたら、思わぬことに気付いてしまった。文字数によってバランスが変わるせいか、文字の大きさが違って見えるのだ。以下はどれも同じ文字サイズなのだが、タイトルとその他の文字の大きさが異なって見える。

タイトルの文字数が少ない時は、タイトルが小さく見え、タイトルの文字数が多い時は、逆にタイトルが大きく見える(はじめは、プログラムがおかしくて毎回サイズが変わっているのかと思っていた)。後者を見ると、ちょっと「うっ」という感じ(圧迫感がある)になって、小さくしたくなる。。。 今まで調整がうまく行かなかったのは、これで右往左往していたことがあるのだろう。プロには常識なのかも知れないが、錯覚の一種なのかも知れない。漢字はアルファベットに比べて面積が大きいのも関係してそうだ。

さすがにこれは配置や構成だけの問題ではなく、感覚が関係しているし、仮に文字種(例: 日本語/英語)や文字数でサイズを自動調整するにしても、設定可能な文字サイズに制限があって解決できないだろうから、「適当」なところで諦めるしかないだろう。そういうことを考えると、デザイナーやDTP職人(?)の方たちの苦労が偲ばれる・・・

(8/23 16:27追記) 昨夜の思い付きの「タイトルのサイズを自動調整」を試してみたら、意外にうまく行った。文字種を調べるのは面倒なので、タイトルの長さに応じて3段階にサイズを変えてみたら、意外にも、かなりいい感じになった。

ただ、やっぱりうまく行かない場合はあって、下段の最後の2個のような時がちょっと気に入らない。が、文字種での判定やタイトル以外のサイズ変更処理も必要で面倒なので、保留にした。

 

 

PS. オーディオの「測定できない音の違い」って、こういうものもあるのかも知れないと思った。要は、本当に測定値は同じで、感覚的な問題で違って聞こえる、「錯覚」(??)ではないかと。

PS2. 視覚的なことと言えば、さっき、「Twitterでも気になっている人が多数「Spotify」のロゴの傾き」というニュースを目にしたが、僕は全然気付いてなくて、アイコンを見てようやく分かったw なかなか妙だし、おもしろい。

今、Spotifyのロゴを見て気付いた(気になった)のは、線と枠の間隔が左右で違う(右に寄っている)ように見えることだ。でも、じっと見ると同じようにも見えるし、それよりも、色遣いが良くないせいか、目がおかしくなる・・・

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先日の富騒動の時に、ついでも明朝体フォントも替えようと思い、あまり乗り気ではなかったのだが、源ノ明朝にしてみた。いろいろ試したが、許せるものが他になかったのだ。なお、以前はIPA P明朝だった。すると、そもそも明朝体を使うサイトはほとんどないのだが、使っているサイトではすごく綺麗になって、まさに見違えたので、びっくりしている。以下に、(最初に綺麗さに気付いた)なおきさんのブログからキャプチャさせて頂いて例を示す。

IPA明朝を作った方には申し訳ないが、やる気のなさが伝わって来る。この、ぼてっとした締りない形は、何か元のフォントを変換しただけの気がする※(調べるとそうでもないようだが)。一方、源ノ明朝の(特に漢字の)形には言うことがない。キリッとしていて、見ていて気持ちいい。印刷なら、活版とオフセットの違いみたいなもの? ビールで言ったら、ギネスとスーパードライの違いのようなものか。ちなみに、僕は、オフセットは好きだがスーパードライは嫌いだw

※昔話になるが、大昔はX Window SystemやUNIXで使える日本語フォントのバリエーションがほとんどなくて、元になるフォントを変換して無理に作っていた。しかも、その頃はTrueTypeなんてないからビットマップフォントで、変換のせいで線が波打っていたりして、とても汚かった。IPA明朝を見るとそういうのを思い出すのだ。

では、なぜ乗り気でなかったのかというと、源ノ明朝の先に出た、源ノ角ゴシック(今使っている源真ゴシックの元)は、句読点などがプロポーショナルでないのと、僕のブログで使った時に行間(正確には、文字の上下の隙間)が若干広過ぎたためだ。それで、おそらく源ノ明朝もそうだろうと思い、(源真ゴシックの姉妹品となるであろう、)「源真明朝」が出るのを待って試さずに居た。

源ノ明朝が出てから1年以上待ったが、残念ながら、源真明朝は出なさそうだ。サイトを見ると、数年間更新がないので・・・ それに、今気付いたが、そもそも作者はゴシック体だけしか作っていない。でも、いつか出して下さるのを期待している。

実際、源ノ明朝の句読点もプロポーショナルでなかった(CSSの設定が関係するせいか、行間は大丈夫だった)が、それを補って余りある綺麗さだ。

 

PS. 掲示板のLinuxを勧める投稿への反論コメントで、「Linuxは文字が汚いから駄目。(Macは綺麗)」という書き込みを何度か見たが、僕はこれで充分綺麗だと思っているけど、それ以上なのだろうかといつも思う。実際、僕もMacを使ったことはあるが、ものすごく美しいとは思わなかった。ジジイが大昔の話をしているのか、プロレベルの出版などの話なのだろうか? 一般的な場面で(そういう条件を明示せずに)それを言うのもおかしいと思うが。

いずれにしても、そもそも今のOSはフォントを自由に入れられるのだから、「文字が汚い」という批判は的外れだと思う(綺麗さに違いがあるとすれば、文字の描画処理やディスプレイドライバの違いだろう)。本当に違いがあるとしたって、自分で確かめずにそれを真に受ける人も多いようなのは、残念だ。

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一度は止めた宅内サーバだが、やっぱりおもしろさやコストダウンが魅力的だったので、昨夜、再度検討した。結果としては、やっぱり止めることになった。一番大きいのは、コストがペイしないことである。以下に検討結果を書く。

宅内サーバのHW(PC)は壊れる。24時間稼働だと寿命は短くなるので、5年が目安。HWを5万円程度とすると、宅内にしたことでVPSより7000円/年安くなるとしても、元を取る(償却する)のに7年は掛かる。4万円としても6年掛かる。更に、使おうとしているPCは既に10年くらい経っているから、24時間稼働させたら短期間で壊れる可能性が高く、すぐに買い換えが発生する可能性が高い。

それは仕方ないとして、検討中に呆れたことがある(呆れた内容は最後に書く)。VPS(≒クラウド)から宅内にサーバを移した場合の大きな問題の一つは、カレンダー、アドレス帳、家族への緊急時情報の災害時の継続性なので、そのバックアップあるいは移行先として、無料・有料のサービスを検討した。前の2者についてはいくつか見つかった(最後のは、Dropboxなどのファイル共有でいいと考えた)。以下に例を挙げる。

  • fruux
    • CalDAV/CardDAV
    • 2つの機器までは無料、Proは€4/月
    • CalDAV/CardDAVのモジュール、sabre/davを開発したところ。
    • 試したら、ちゃんと使えて結構良かった。
  • servermx
    • メール、CalDAV/CardDAV
    • €1/月
  • posteo
    • メール、CalDAV/CardDAV
    • €1/月
  • mailbox.org
    • メール、おそらくCalDAV/CardDAV
    • €1/月
  • GMX
    • メール、おそらくCalDAV/CardDAV
    • 無料

更に、ダメ元でGoogleとApple(iCloud)も検討した。どちらも無料(iCloudはiPhoneを持っている必要がある?)で物理的に堅牢だろうから、使える間は使って、彼らの都合でサービスが使えなくなったら、移せばいいと思ったのだ。

Googleは独自プロトコルだが、PCなら、Thunderbird/Lightningにアドオンを入れれば簡単に使えそうだった。もちろん、Androidスマフォなら標準の機能で使えるのも便利だ。

(8/31 12:29追記) Googleカレンダー用のLightningにアドオン"Provider for Google Calendar"をインストールすると、予定のアラームのデフォルトが「なし」になってしまい、設定では直らないので、Googleカレンダーも使えない。僕の環境だけの問題なのかは不明。

(8/31 17:25追記) その後、GoogleカレンダーはCalDAVに対応していることが分かり、上記アドオンなしでLightningから接続できたが、TODOは別URLらしかった。また、予定も同期できなかった。これは、別件で試行錯誤したため、APIの呼び出し回数上限に達したためかも知れない。また、アドレス帳もCardDAVに対応しているが、LightningがOAuthに対応していないため、接続できなかった。結局、Googleは使えなかった。

一方、Appleにはいつものようにがっかり、いやイライラさせられた。カレンダーは標準プロトコル(CalDAV)をサポートしている(中で使っている?)にも関わらず、面倒な裏技(→ )を使わないとアクセスできないのだ。もちろん、Thunderbirdのアドオンなんてない。だから、アドレス帳については調べるのすら止めた。

なんだいこの閉鎖性は!

20世紀じゃないんだよ! せっかく標準プロトコルを使っているのに、一体、どういう理由でこんなに不便なことをしているのか分からない。標準プロトコルを使って自分たちの開発を楽にしたのだから、それをみんなに使ってもらって、社会(ユーザー)に還元したっていいじゃないか(Googleは、囲い込みたかったのかどうか分からないが、標準プロトコルを止めて自分で作ったし、それでもちゃんと第三者がアクセスできるから、この点ではすごくまともだ)。まあ、センスが悪い・頭が硬い・性格が悪い、一言で言えば、カスだ。

駄目なものは駄目で、わずかにでも期待して検討しただけ無駄だった。腐ったものは捨てるしかない。

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Spotifyのリコメンド(Daily mixなど)も大分落ち着いて、曲目に♥が連続する状態が頻発するようになってしまったので、新しいものを聴きたくなって新作を見ていたら、例の、妙に惹かれる「逆立ちお嬢さん」のアルバムが目に入ってしまった。正直言って、曲には全然期待できなかったから聴きたくはなかったのだが、暇だったしw、惹かれた(一種のジャケ買いだろう)のは確かだったので、試しに聴いてみた(以前もテイラー・スウィフトを試した気がする。そういうことが簡単にできるのが、Spotifyのいいところだろう)。すると、意外なことが起こり、大きな疑問が湧いた。

ちゃんと書くと、アリアナ・グランデの新作、"Sweetener"(2018)を聴いた。

想像通り、良くある現代の歌(いわゆる「ヒップホップ」なのだろうか)って感じだ。(こう書くと、年寄りの的外れな形容になりそうだが)浜崎あゆみとかUtada(海外向けの曲)とかテイラー・スウィフトと同じ系統に思えた。でも、声は悪くなく、乗りも良かった(だから、曲も良かったのだろう)。

(8/18 13:20追記) 彼女のジャンルを調べたのだが、ヒップホップ(≒ラップ)とは違うが、検索しても、どうもピンと来る表現がなく、コンテンポラリーR&Bとかポップなどと書いてある。まあ、ポップで外れてはいないが、広過ぎる気がする。ちなみにテイラー・スウィフトは、カントリー(これには背景があるらしい)とかポップらしい。今のポップ音楽は、ああいう感じの曲が主流だってことだろうか?

そして、信じられないことに、結局、最後まで聴いてしまった。正直言って、好きな音楽ではないが、(何度も試してくじけた)スウィフトと違って、途中で止める気にならなかったのがすごく不思議だ。Utadaがギリギリで受け入れられたのと似たようなものかも知れない。人気があるのは、こういうところにも関係しているのかも知れない。

そして、大きな疑問は、

こういう歌は口ずさめるものなのか?

だ。どの曲も乗りはいいけど、ああいう、ドコドコした連続性に欠ける曲では、口ずさめるメロディーがないような気がする。そもそも口ずさむ歌ではないのか。あるいは、僕が現代に追いついていないだけなのだろうか。若い子たちは普通にカラオケで歌っているのだろうか? 是非聞いてみたいw

一方、ロックなら、かなりすごいパンクでも口ずさめる(→ : 今日、グランデとは別に聴いたバンド、Duncan's Divas。Spotifyにはないので、手持ちで聴いた。初めて映像を見て、バンドに女性が居たのを知ったw 可愛いと思っていたコーラスは、彼女たちだったのだ)ので、妙な感じがする。どうせだったら口ずさめる方がいいと思うが、まあ、好みの問題だろう。

(8/18 0:57追記) 口ずさめるという点では、宇多田の歌はヒップホップ的なものでもできることに気付いた。例えば、"Automatic"や"time will tell"(どちらも1998)だ。やっぱり彼女には才能があったのか、あるいは、詞が日本語だからできたのだろうか? だから大ヒットしたのかも知れないし、僕が気に入ったのも、そういうところが良かったのかも知れない。

 

PS. 細かい話だが、曲名がほとんど小文字なのは結構意外だった。なんか、日本で言えば昔のギャル文字みたいで、逆に古い気がするが、今でも小文字は「いい」のだろうか? それとも、もう、すっかり普通になってしまったのか?

PS2. 新作と言えば、ポールのは全然聴く気になれない。ジャケットもつまらないし、シングルで出た1曲だけちょっと聞いたが、良くある彼の近頃の曲といった感じで、「で?」って感じだった。さすがに彼は「最新」ではないのだろうし、僕の中ではグランデに負けたw

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先日、SpotifyでTRF(trf)の「寒い夜だから・・・」が掛かって懐かしかったのだが、どうも何かが違う気がした。その時はミックスが違うのかと思った。曲名に"1994 Version Original Mix"と付いていたのが、違う原因かと思っていた。調べると、初出は1993年なので、1年後に再ミックスして出したのかと思ったが、それにしては短期間なのでおかしい気はした。

そして今日、オリジナル(1993)が掛かった。「これが本物だ」と思った。が、歌い出しのフレーズなんて、当時はもっとスピード感や突き抜け感がある歌い方だった(それが印象的だった)と思っていたが、今聴くと、なんかじれったいくらい遅く感じる。あと、声が細いのもイメージと違う。

が、掛かったのは紛れもなく本物なので、僕の記憶が違うのだろう。当時は若かったし、自分の気分や状況や流行りの音楽や世の中が今とは違っていたから、上のような強烈な印象を受け、それを覚えていたのだろう。

そして、実際には、最初に書いた"1994 Version Original Mix"も今日の1993年のと同じもののような気がする(上に挙げたYouTube(1994年のが僕が最初に聴いたのと同じと仮定して)で比べたら、違わない気がした)。しかも、YouTubeだと声が太く聞こえたし、スピード感もあった。(今回の)最初は随分久し振りに聴いたので、頭が混乱したのかも知れない。何回か聴くとイメージが復活するのだろうか。

こういうことは結構ある。クラシック音楽でもあるが、ポップ音楽の方が多いように思う。ちょっと気に入った曲を時間が経ってから聴くと、「あれ、違う曲?」とか「あの(気に入った)フレーズが出てこない?」とか思うことがある。脳内で、自分の曲・アレンジを作ってしまうのだろう。そういえば、時間が経ってなくても、ピアノを自分の勝手な思い込みや解釈や乗りで弾いて、先生に「違う」と言われたこともあったなw

 

PS. 最初に聴いた時に調べて思った余計なこと: 今は、メンバーは全員50代なので、笑ってしまった(当時から続いているから当たり前なのだが、"trf"って言ったら若いイメージなので)。しかも、ダンスとかDJとかの人が多くて、ボーカルの人以外はレコーディングに参加しているのか謎だ。

PS2. (1995年頃に)最初に聴いて十年くらい経ってから、たまに行っていた近所の中古CD屋でtrfのベスト(1998)を見て、当時を思い出して懐かしくなって、思わず買いたくなった。が、冷静に曲目を見たら、この曲しか知っているのがなかったので、長考の末、止めた。当時はYouTubeはなかったか今ほどのレパートリーではなかったから、こういう曲を手軽に聴くことができなかったのが懐かしい。

全くの昔話だが、当時はfinetuneやimeemという無料音楽配信サービスがあった。今のSpotifyの無料版に似ていたと思う。僕は、それを苦労して「ダビング」(ダウンロード)して、好きな曲を集めていたものだ。そんなことをブログに書いたら、「良くない」とか言ってご指導下さった友人が居たw 聖人君子でもあるまいし、昔から、つまらないことで人の揚げ足を取って得意になる人は居たものだ。 (どうも、いつものように、最後に余計なことを思い出してしまったなw)

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[注: 文字の表示のされ方の話ですが、(Linuxで)Chrome系ブラウザで特定のフォント(例: 源真ゴシックP)を使い、特定のズーム表示(例: 110%)にしている方以外には、何のことか分からないと思います・・・]

ある事件の記事を読んで、こち亀だったかに出て来た間抜けな警察署長の名前(「富田ゴメス」とかいったと思う)を思い出したつもりだったのだが、検索しても出てこなかったので、何かの思い違いなのだろう。

それはともかく、その時、(今までも気になってはいたのだが、)「富」という字のうかんむり(宀)に点がない(→ わかんむり(冖)になっている)のはおかしいことに気付いた。今までは、使っているフォントの仕様のせいとか(知らないうちに)当用漢字表のようなものが更新されて、点のない字形(例: 冨士山)に統一されたのだと思い込んでいたのだが、実際には、点のある字形(例: 豊富)は依然として有効なのだ。実際、「富」をワープロ(LibreOffice Writer)でブラウザと同じフォントを指定して表示すると、ちゃんと点がある。

今まで僕のブログを自分のブラウザ(Vivaldi)で見ると、投稿を書く時には両者を区別していたのに、表示するとどちらも点のない字形になっていたので、(何か変だとは思いつつ、)トンでもない思い込みをしていたのだが、「富田ゴメス」の検索結果には点があり、念のため「冨士山」を検索したら点がないので、やっぱりおかしいことが分かり、開発者ツールで見たりスタイルシートを調べたら、どうもフォント指定が良くないようだ。

今までは、自分好みに表示されるフォント(源真ゴシックP)を指定していたのだが、フォント名を漢字で指定するのは駄目なようで、その後に指定していたメイリオ(Meiryo)が有効になっていたせいだと推測している。

そして、今になって気付いたのだが、そもそもスタイルシートでフォントまで指定するのは押し付けがましく、見る側が好きなフォントを自分のブラウザで指定すればいいし、Linuxで余程の物好きでない限り源真ゴシックPなんて入れてないから、全く無意味だった。

そこで、さっき、最も安全であろう、"Sans-Serif"に変更した(無指定でもいいのだが、明朝のようにセリフ付きになると、自分の意図とは雰囲気が違ってしまうので、一応指定した)。

が、どうも僕のブラウザには反映されない(本文では依然として点がない)。FirefoxやChromeやAndroidのOperaでは大丈夫なので、Vivaldiの問題だろう。ブラウザの再起動も効果なかったので、OSを再起動しないと直らないのだろうか?

表示が今までと変わった場合は、上が原因です。もし、ものすごくおかしくなってしまった場合は、ご指摘下さい。

分かった! フォント指定は悪くなかったのだが、ブラウザの表示設定が悪かった(正確には、フォントとブラウザの表示処理との相性?)。老眼+近眼なので表示のズームを110%にしていたのだが、それだと点が潰れてしまうようだ。100%130%以上なら問題なく、ちゃんと点が出る。このフォントが好きで、110%の大きさが丁度良かったのに・・・ これを意識して良く見ると、2つは微妙に形が違う(微妙に富の形が崩れている)ので、それで区別はできるが、何とも難儀な話だ。

まあ、富は簡単には手に入らないってことなのだろうw (21:29)

問題の原因となっているフォント、源真ゴシックが改良されていないかと思って配布元を調べてみたら、改良はなかったが、「Mgen+」(ムゲンプラス)というフォントがあったので、試してみた。すると、良かった。問題となった110%ズームで富と冨が区別できるうえ、作成者が同じせいか、源真ゴシックにした理由の2つ(「。」などがプロポーショナルになっている字体がある、適度な文字周りの間隔)が満たされている。気のせいか、源真ゴシックより更に丸い(柔らかい)印象で、本当はもっと角ばっている方がいいのだが、他にないので仕方ない(実際には、キャプチャを見比べてもどこが違うか分からないので、本当にわずかな差なのだと思う)。いくつかバリエーションがあったので、一番気に入った"Mgen+ 1pp"にした。執念の甲斐があった。 (8/16 8:03)

更にしつこく調べたら、Mgen+よりいいフォントが見つかった。Mgen+より源真ゴシックやオリジナルの源ノ角ゴシックに近い、「源暎ゴシックP」である。Mgen+よりは堅く、ちょっとフォーマルな感じなので、僕のイメージに近い。あと、源ノ角ゴシックに近いせいか(高さが高目?)、文字の横線の間隔が若干広くて読みやすい(例: 富と冨)。もちろん富と冨は区別でき、「。」などがプロポーショナルになっている字体があり、文字周りの間隔も適度だ。これで決まりか。あとはこれに合う明朝体もあるといいのだが、滅多に使わないからいいか。 (8/16 10:28)

源暎ゴシック、どういう訳か、微妙に「薄い」とかかすれ気味の感じがするのが惜しい。キャプチャをちょっと見比べただけでは分からないのだが、ページ全体を見続けると分かる。これは、「富」のかんむりの点がなくならないことや、横線の間隔が若干広く感じることに関係しているのかも知れない。線がわずかに細いのだろうか。Vivaldiではフォントの太さ(ウェイト, RegularやHeavy)が指定できないので、デフォルトを使うしかない。その濃さでは源真ゴシックがいいのだが・・・ まあ、これ以上は無理だろう。オーディオ同様、僕にはシビアな領域があるようだ。 (8/16 16:23)

少し使っていたら、源暎ゴシックは縦の隙間(≒行間)がわずかに狭いために窮屈に感じた。それで、やっぱり源真ゴシックに戻すことにした。ただ、更に検索して、富の点への対処方法が分かった。「フォントヒンティング」というものの設定を変えればいいようだ(→ 参照)。フォントに含まれるヒンティング情報を使わず、アンチエイリアスだけをするようにしたら、無事、富の点が表示されるようになった(源真ゴシックのヒンティング情報が今一つ良くないのだろうか?)。

源真ゴシック, ズーム110%でも富が正しく表示された。

ただ、この設定(~/.config/fontconfig/fonts.conf)はデスクトップ全体に反映されるので、今一つ気に入らない。本当はアプリ個別の設定ファイルで設定できるはずなのだが、できなかった。とりあえず使ってみて、他のアプリに問題が出たら対処することにする。 (8/17 10:03)

調べたら、特定のフォントの設定を変えることができることが分かった。それで、源真ゴシックではヒンティング情報を使わないようにした。以下に例(~/.config/fontconfig/fonts.conf)を示す。 (8/17 13:41, 8/18 8:50 実際にはアプリとフォントの両方は限定できないようなので修正)

<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
<fontconfig>

<!-- Disable hinting of 源真ゴシック. -->
<!-- Ref.: https://www.bountysource.com/issues/29473437-how-to-render-notocoloremoji-on-linux 
  and http://6nw.im/p/3N8LTD -->
<match target="font">
    <test qual="any" name="family" compare="contains">
        <string>源真ゴシック</string>
    </test>
    <test qual="any" name="family" compare="contains">
        <string>Gen Shin Gothic</string>
    </test>
        
    <!-- <edit name="antialias" mode="assign"><bool>true</bool></edit> -->
        
    <edit mode="assign" name="hinting"><bool>false</bool></edit>
    <edit mode="assign" name="autohint"><bool>false</bool></edit>
    <edit name="hintstyle" mode="assign"><const>hintnone</const></edit>
</match>  
</fontconfig>

(8/18 21:35追記) ヒンティングを有効にしても、autohintを無効にしてhintstyleを"hintmedium"にすれば、大丈夫なことが分かった。

<edit mode="assign" name="hinting"><bool>true</bool></edit>
<edit mode="assign" name="autohint"><bool>false</bool></edit>
<edit name="hintstyle" mode="assign"><const>hintmedium</const></edit>

 

PS. 調べたら、署長の名前は合っていた。「屯田五目須」で、字が違うだけだったw こういう名前は読み(音?)で覚えているようだ。当たり前か。

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