お引越しのお祝い返しも済まないうちに
引っ越す訳じゃないけど、数日前に、どうにかエアコンからの臭いの回避策が(完全ではないが)見付かり、有効性を確認していたのだが(今までのところ、なかなか良かった)、今日、無事、エアコンを交換してもらえることになった。連絡がないのでこっちから連絡したら、そういうことだった。忙しかったのだろう。その人は、体型も性格も以前の会社の現場担当の人に似ている感じでなかなか親しみが持てたのと、現象が分からないながらもちゃんと対応してくれたので、連絡が遅くてもあまりムカつかなかった(でも、「実は、大家が拒否して取り止めになって、このまま知らん顔じゃないよな?」と疑心暗鬼になって ちょっと嫌な気分になったので、やっぱり催促したw)。
思うのだが、こういう時にメール(LINEなどでもまあいいけど)でも連絡できるようにしておけば、お互いに随分精神的負担が軽くなると思うのだが、特に田舎は、まだそういうのを「一般的でない」とか「丁寧でない」と思い込んでいるのか積極的に使わず、まだまだ電話を主流・フォーマルな連絡手段にしているフシがあるようだ。自分ではスマフォを持っているのにね・・・ そこら辺の、都会から数十年遅れた、ねじれた社会・精神構造は いつか改善するのだろうか? (昔から他のことでもそうだったので、無理な気はする)
昔の僕は、半ば強制的にメールで連絡をしようとしたが、大抵期待外れに終わったので、今はそういう手段が公開されていない時は、仕方なく大嫌いな電話を使う。
何かの参考になるかも知れないので、その、臭いへの対処方法(効果確認中)について以下に書く。
前回書いたように、うちのエアコン(パナソニック製)から出る臭いは、主に以下の2つある(カビによるものは除く)と考えている。
- フィン(プレコート材)などに吸収された屋外や部屋の臭い
- フィン(プレコート材)自体の臭い
コンプレッサーの動作(消費電力を見た)、臭いの状況、室温、湿度などを観察したところでは、パーシャルな冷房(インバータ式でコンプレッサーが弱く動いている場合)や冷房中の送風時に臭いが出るようなので、それらを避ければいいと考えた。
いろいろ試したところ、エアコンのモードを自動や除湿にすると良さそうだった。説明書には、自動モードは単に冷房と暖房を温度によって切り替えるように書いてあるだけだし、小さくしか書いてなかったし、大抵の場合、自動はうまく動かないのでw 最初は全然試さなかったが、意外に良かった。全く灯台下暗しだ。「だったら そう書いておいてくれよ」って言いたい。
自動モードでは、臭い抑制機能(「におい除去」と書いてあるが、特にそういう装置はないので抑制が正しいだろう)により、臭いそうな場合になるべく送風しないようにしているようだ。送風しなければ、臭い原因物質はフィンの結露水と一緒に流れるから臭わない。また、同様にパーシャルな冷房も少ないようだ(しても送風を抑制するため、臭うことが少ない)。
使い始めた頃は そういうことまで気付かず、単に風を出さないから臭いがエアコンの近くにしか出ないだけの気休めだと思っていたのは、大きな誤りだった。でも、やっぱり、「だったら そう書いておいてくれよっ!!」って言いたい。
結局、「におい除去」機能はメーカー自身が臭うことを認識しているにも関わらず、小手先の対処でしのごうとしている証拠だ。そういう態度や、自業自得な問題に対処するだけのネガティブな機能をいかにも いいもののように うたうのは好かんなあ・・・
除湿モードは、自動ほどではないが、普通の冷房モードよりは送風やパーシャルな冷房をしないようだ。この機種はエセ除湿(再加熱しない)なので、動作としては冷房なのだが、主にファンの速さ(風量)で効きを変えているようで、結果的に、パーシャルな冷房が起こりにくかったり、そういう時の風量が少なくなっているために、臭いが出にくいのだろう。
上記の対策が分かったヒントは、別のメーカーのエアコンで、臭いが出るのを防ぐために、設定温度に達した時などにファンを停めて送風しないモードがあるのを知ったことだ。それで、うちのエアコンもそういう動作をさせられないかと思い、試行錯誤して たどり着いた。
という訳で、新しいエアコンがパナでないことを切に願っているが、なんとなく なってしまいそうだ(普通は「失敗」を避けるため、既存の物に合わせるから)。でも、まあ、今のより十年くらい新しいから少しはマシになっていることを期待する。あと、新しければ、過去の臭いは蓄積されておらず、また、当面は蓄積しにくいと期待する。更に、今は窓の隙間や台所の換気扇を塞いでいるので、屋外の臭いが蓄積される量・可能性も少ないだろう。そして、仮に新しい機種でも全然進歩がなかったとしても、自動モードで「におい除去」機能をonにして使えば何とかなるんじゃまいか?w