Archive for 8月, 2020

少し前に、ナゾロジーというサイトがCeronに出ていて、初めて知る奇想天外な(だけど、本当の)話が頻繁に載っているので(ムペンバ効果の話が最初だったか。あと、いい意味で引っ掛かって書きたくなって、ネタの種として貯めていたのが、「思い込みで薬が効く「プラシーボ効果」は”偽薬とわかって使っても”効果がある」だった)、なかなか感心している。しかし、今は微妙な不安がある。

これ、嘘じゃないの??

大半は本当だけど、いくつかの記事は嘘だとか、記事の一部に嘘が書いてあるってことはないのかと、疑っている。というのは、このサイトはGoogleで検索して知った訳ではないから、その不安が少し多い(まあ、Googleで検索して開くと「おめでとうございます!」になることもあるから、信用し切れないがw)のだ。

そのサイトの目的は、日本とか世界の国の人の洗脳である。誰がやっているかや その先はどうなのかは分からないが、なんとなく末恐ろしい計画があるような気がしないでもない。

が、まあ、いつものように考え過ぎだろう。

 

だけど、このサイトでなくても、そういうサイト(それどころか、世の中のメディアなどさまざまなもの)は結構ありそうなので、これからは今まで以上に真偽の判定力が重要になりそうだ(まさに、「うそはうそであると見抜ける人でないと難しい」w)。今は、「良く読めば・考えればいい」とかいうのは まず無力だし(例えば、数万の「いいね」が付いたツイートはまず疑われないし、上に挙げたサイトのような専門的な内容は、容易に判定できない)、普通のツールでは判定できないから厄介だ。

まあ、どういう訳か、みえみえの嘘すら信じてしまう日本のほとんどの人は、それ以前だろうけどね・・・

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気付いたら、Spotifyのクラシック音楽のDaily mixのひとつが、ほとんど「春の祭典」、「展覧会の絵」、「パガニーニの主題による狂詩曲」の中の曲ばかりになっていた。

Spotifyのクラシック音楽のDaily mixの選曲が偏っている・・・

たしかにどれも好きだが、ここまで続けられると飽きるし、それぞれの曲は繋がっているからバラバラにされては困るし、ジュースじゃないのでミックスされるのも困る。

 

今気付いたが、その原因は、それらの曲はどれも短い曲・楽章・変奏が集まって一つになっており、当然ながら、僕はそれぞれの曲をいつも通して聴き、いろいろな演奏者のを取っ替え引っ替え聴き、しかも、好きな演奏の各小曲に♥(Like)を付けているので、僕がそこら辺を「すごく好き」とみなされて、このように推奨されている気がして来た。うむ。

そして、SpotifyはGoogleとかじゃないので、ここら辺のAI的な処理があまり賢くないのだろう。まあ許せる。

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サーキュレーターとして、ほとんど年中扇風機を使っていて疲れたのか、近頃、サボるようになって来た。この夏から、どういう条件なのかは分からないが、夜などに、気付くと回転が遅くなっている。とにかく大好きなサボり先輩を見習っているのか?w

だいたい、風量スイッチで一段階くらい遅くなる感じで、「弱」なのに「ゆっくり」になることが多いが、ひどい時は止まりそうになる(逆に、良くそんなに遅く回せるものだと感心する)。そして、しばらく停めていたあと(朝など)は、ちゃんと回るようになる。発熱はしていないので、発火することはなさそうだ。が、回転が遅いのは発火の前兆という警告があるので、油断はできない。

モーターの劣化なのかと思うが、買ってからまだ6年くらいで それほど長く使っていない(設計寿命の10年にも達していない※)のに、全く根性がない。大事な事業を全部売ってしまった、根性なしの東芝製のためか?w

※良く考えたら、この「設計寿命」は夏だけ使う想定と思われる。そうすると、年中使っていたらほぼ半分になって、もう寿命になってもいい頃かも知れない。それにしてもきっちりしているな。

原因が分かればなんとかしてみたいが、強電とかモーターとか機械とか、僕の手が出る領域でない気はする。 → 調べてみると、軸の油切れの可能性が高そうだ。そういえば、買った翌年に なぜか油(白いクリーム状だった)が垂れて来た。それで少なくなっているのか??

 

ただ、この扇風機は(割高なDCモーターではないのに)静かなのがいい(だから、遅くなっても見ない限り分からない)。あらかじめ口コミで調べて選んだのだが、そこは当たりだった。が、いかんせんスタミナが・・・

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文系より冷酷と勘違いされる「理系人間」の悲哀 「あまりに正確すぎる態度」は人のウケが悪い

まさにそうなんだけど、そこで「駄目な理系」と「使える理系」が試されるのだ。

駄目な理系は、相手が誰であろうと構わず上の記事のような正確無比な言動をする。もちろんそれは正しいのだが、全く受けが悪いうえに何の成果・効果も生まない。一方、使える理系は、それまでの経過や相手の言動などから瞬時に相手の「理解できるレベル」のようなものを識別して、それなりの(相手が良く理解できる、しかも、誤りや嘘ではない)答えを生成する。

でも、注意しなくてはならないのは、理系の仮面を被った(最初は本当に理系だったけど、いつの間にか変質することが多そうだ)詐欺師だ。これが実に多く、理系の面汚し以上に世の中を混乱させている。某ホ○エモン氏とか? (僕は彼が理系なのか文系なのか知らないが) あるいは、コロナでTVに出ずっぱりだったという(どうしてそこまで暇な時間があるのか謎な)栃木にあるらしい大学の先生とか? あと、ST○Pの女史は(本物の理系の学生だか研究員だったはずなのに)一体何だったんだろうねぇ・・・

今思うのは、そういう連中を区別する方法は、(技術的な文脈で)「絶対」(とか「ありまーす」)とかいう断定的な言動をするかどうかだろう。これは上の記事のとおりだ(僕も全く同感だ)。

 

まあ、それはともかく、意識していなかったことを気付かされておもしろかったのは、僕のかかった皮膚科の医師はもちろん理系だけど、一般人向けの対応をしているから、「全く大丈夫!」みたいな物言いをしていたのかと気付いた(想像した)。そう考えれば、あの人の言動は全く納得が行く。普通の人は、「大丈夫だ」と言い切られれば(いろいろ思うにせよ、)「ああ、(先生がそういうのだから大丈夫だ。)良かった!」と安心するのだろうか。ただ、僕は理系なので、そんなのは全く信用できず、却って不安になってしまうのだろうw 一種のギャップだが、これを埋めるのはなかなか難しい気がした。

こっちの言い分としては、世の中の医師がもっと謙虚・虚心坦懐になって、素人ともディスカッションすればいいのだが、これはまあ、ほぼ絶対にないねwww でも、それはなぜなのか、ちょっと知りたい。「医師しか正しい知識を持っていない。患者は何も知らない」みたいな権威主義を完全に捨てた、謙虚な医師が居たっていいではないか。何も損はしないし、逆に得すると思うのだが・・・

↑これ、医師だけでなく、「先生」と呼ばれる人は大抵そんな気がする。本物の先生の教師もそうだけど、教師でもないのにこの呼び方をされるのが、どうも良くない感じだ。

とはいえ、欧米でも、音楽だったら「マエストロ」、あとは"Dr."とか"Prof."とか偉そうな呼び方をされるから、それは仕方ないのか。

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内田の「安倍政権の7年8カ月」を読んで、膝を打った。僕が日頃、日本をけなし、(さまざまな反感を持ちながらも)欧米を持ち上げる理由・根拠は、彼の書いている「倫理的インテグリティ(廉直、誠実、高潔)」の有無だったのだと気付いた。

まあ、言葉とか表現の問題なのだが、自分が感じていたことをスパっと表現する言葉が見付かった感じだ。あと、果たして同じかどうかは分からないが、それを僕が感じていた別の言い方をすれば、「客観性の有無」だ。自分の言動を(友達でも仲間でも狭い「世間」でもない)第三者として、言い換えれば、絶対的な立場から見られるかどうか。見てその良し悪しの区別を付けられるかどうかだ。こういうのは倫理の分野だと思うので、きっと、「倫理的インテグリティ」に通じるのではないかと思っている。

ただ、最後に彼は「誰の責任でもない。」と書いているが、それは違うと思う。自分たちに得があるからにしろ、諦めたにしろ、ああいう政府・政権をずっと(おそらくこれからも)、直接的でも間接的でも、積極的にでも消極的にでも支持して来た、あるいは真似して来た日本全体が悪いのだ。

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