先月から久し振りにドライブに行きたくなって居たのだが、天気や体調や寝不足で眠いなどの条件が合わなくて延期していた。昨日はたまたま良かったので、行けそうだった。ただ、寝不足気味だったし今一つ疲れていたので、軽く近場にした。いくつかの候補があったが、最終的には古峰ヶ原(古峯ヶ原古峯神社)と霧降高原が残った。先月なら後者が涼しくて良かったが、今は寒そうだった。それでも、前者は今一つおもしろみに欠ける感じなので、霧降高原にした。
9:40頃出発した。別の稿に書きたい(と思って居たがまだ書けてない)が、近頃は、なぜか、車に落とされるコウモリの糞尿が少ない(関係あるかは不明だが、鳩の声も全然聞こえなくなった)。それで、昨日はいつもの乗る前の車掃除は不要だった。
以前、鳥のものと思って居たのはコウモリのもののようだ。夏頃は数日で車の上に何個か(十個近く)糞や尿の跡があって、出掛けるたびに拭って居て結構面倒だったのだが、近頃は少なくなった。居なくなる訳でもないだろうから、寒いと活動が不活発になるのだろうか。
(書いてから思ったこと) それから、考え過ぎだろうが、これって大地震の前兆?? (嫌だなあ・・・)
いつもと同様、のんびり走るのが気持ち良かった。季節のせいか、暑いような寒いような感じで、ヒーターやエアコン(冷房)の調整が頻繁だった。あと、例によって眠くなった。そのため、ナビの地図のスケールのせいもあったのだろうか、休憩後に出る方向を間違えて少し遠回りになったりした(おそらく、経路上部のM字の部分)。
11:45頃、目的地の霧降高原のキスゲ平園地に着いた。いつのもように、上りは老人の車が前に居てつかえていた。途中に ぽつぽつと綺麗な紅葉があった。涼しいというか肌寒く、気温は11℃だった。曇っているうえに霧だった。
駐車場のトイレ(写真奥)は、自分でシャッターを開けるのが珍しかった。ただ、実は、その上のレストハウスに普通のトイレがあった。
特に目的もなく来たので、この先(北上して大笹牧場から栗山に抜け、国道122号線に出て帰る)は結構遠いうえにバスや老人の車などで混みそうだから、ここで引き返すことにした。ただ、折角なのでちょっとぶらぶらすることにした。あと、お腹が空いたので、レストランが空いていたら食べようと思った。
入ってみると空いていたので、ビーフカレーを食べた。出て来るのがやけに早く、一気に期待がしぼんだが、実際そうだった。外見は綺麗ではあるが、まあまあで、ルーよりもご飯とそれに載ったスパイスだかハーブのようなものがおいしかった。ここにはサラダすらなく、良くありそうな、「綺麗なスキー場のレストラン」て感じだった(実際、ここは昔はスキー場だったようだ)。値段も千円と、それらしかったw
食べたら少しパワーが出て来たので、遊歩道を歩いてみることにした。ここがスキー場だった頃のリフトの跡に階段が作られて居るようで、ところどころ、階段の両脇にちょっと周遊するような小道があった。開放的で気分は良かったが、少し登っただけ(100段目辺り)で息が切れた。そして、いくらでも来るオバさんたちが いつでもどこでもうるさくてちょっと興醒めだった。なぜ、場所をわきまえずに大声でしゃべるのだろうか。
それでも、木の匂いが良かった。ただ、風は冷たかった。あと、熊は出ないのか、ちょっと心配になった。動物よけのフェンスはあるが、ビニル(鳩よけ網の目を荒くしたような物)なのですぐに破られるだろう。昼は出なさそうだが、朝晩は油断できない気がする。
結構疲れたので、頂上らしきところは近かったが行くのは止め、途中で引き返して来た。いい運動だった。それにしても体力が落ちた。30分くらいしか歩いていないのに、息が切れた。春頃からずっと部屋にこもっていたせいか(そのせいか、自分でもちょっと心配になるほど太ももが細くなってしまった)。それで、息切れが収まるまでレストハウスで休んだ。
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霧降高原 キスゲ平園地の第3駐車場にて
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昼食にカレー
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霧降高原 キスゲ平園地にて。遊歩道の入口
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延々と続く、遊歩道の階段
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まさにリフトの跡を通っている感じ。
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まだ階段は続くが、ここまでで引き返した。(H地点)
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竜胆 (これしか見られなかった)
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ゲレンデの跡。向こうにレストハウスや駐車場
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ちょっと綺麗な紅葉も。
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反時計周り、霧降高原は左上の角
レストハウスのストーブの前に色白のお嬢さんが佇んでいた。なぜか、ストーブの真ん前にずっと立って居た。昔のなっちゃん(田中麗奈)のように顔が鋭いが、こんな子も そのうち やかましいオバさんになってしまうのだろうかと思ったが、全く余計なお世話だw
そのあとでレストハウスに入って来た若い女性たちが、妙に昔(バブル期あるいは80年代)の都会的にキャピキャピしていて(当時はそういうお姉さんのことを何と呼んでいたっけ? 「ギャル」は違う気がする。全然縁がなかったから分からないw)、わざわざ花の図鑑(ちゃんと見るのだろうか?)を買ったり、その時に、「途中で見た草刈りの人(「お兄さん」)が感じ良かったからお伝え下さい」などと言っていたが、なんだか今どき珍しかった。装備からして「山ガール」ってやつなのか?
13:15頃、帰路に就いた。結構疲れたので、帰りは日光宇都宮道路を使い、14:40頃、無事に帰宅した。ただ、家に近くなったら疲れが溜まったせいか、注意が散漫になってしまった。もちろん、疲れはすぐには抜けず、今も脚(特にふくらはぎ)や首などが痛い。
約5時間、117km。
毎度のことながら、車はエンジンが軽く回り、車体が軽いせいか走りが軽快だし、その一方で、剛性が高いせいか挙動が安定しているので、スピードを出さなくても走るのが楽しく、運転が楽だ。MTだけど、年数が経ったせいかスパッと軽く入って、渋滞しない限り何の苦もない。
それで気付いたことがある。: 仮に次に乗り換えるとしたら、アルトワークスは駄目だ。おもしろいとは思うが、きっと こんなにのんびり走れないので(パワー・トルクが小さいので余裕を持った走りができず、常に高回転をキープしなくてはならないので、多分イライラすると思う)・・・ だから、次も今くらいのがいい気がする。
でも、以前なおきさんに試させてもらったコペンは、ターボのおかげかそこまで高回転型ではなかった気がするから、実際のところは分からないw
イライラや危険はほとんどなかった。せいぜい以下だった。
- 行きの山道で遅目の老人車(AQUA)が、帰りの下りでも前に遅目のLEAFが前に つかえていた。ものすごく遅くはないからムカつきはしなかったが、なんか手持ち無沙汰になってしまった。譲ればお互いに気楽なのにと思う。意地でも譲りたくないのか、譲ることを知らないのか、後ろを見ていないのか、僕に威圧感がなかったのか(これはいいことだがw)。
- 帰りの日光宇都宮道路の料金所で、追い越し車線にETCのゲートがないのに気付いた車が(慌てて)2台前に入って来た。予想したので危なくはなかったが、2台はちょっと・・・ あとの方は昔のコルベットで排気音がドドドドしてた(こいつは前の動きを見ているはずなのに更に突っ走って来たので、馬鹿だと思った)。
- そういう僕も、家の近くで曲がろうとしていた信号の手前が工事で、その手前でも曲がれるのか分からず躊躇していたら、右車線に入るのが遅れてしまい、後ろの車に迷惑を掛けた。
あと、日光宇都宮道路をのんびり走っていたら、レガシーか何かのSTiが抜いて行ったのに、ETCが付いてないのか、料金所のあとでまた後ろから来たのが笑えた。
昨日は音楽を掛けないことが多かった(疲れのせいか うるさい気がしたのと、運転に集中するため)。すると、エンジン音や走行音が聞こえて来てなかなか良かった。ただ、買った時からだが、ダッシュボード辺りから結構ビビリ音がするのがちょっと不満で、何とかならないものかと思った。まあ、あのジジイ(会長?)の言う「貧乏人のための」車なので良しとするw
上述のように、車はまだ調子良く、(写真で気付いたが)遠目に見ると綺麗だが、実は汚れている。しかも、年数が経ったせいか、塗装が劣化して来ており、コウモリの糞掃除をすると布が黄色くなる。まあ、仕方ない。屋根にべとついた汚れがあるので洗車してもらいたいが、それも面倒だ。
帰りにガソリンを入れたら、夏場は10km/lを切っていたのが11.4km/lにまで回復した。総走行距離は約57000kmになった。
IXY Digital 3000ISとAQUOS sense liteで撮影。