Archive for 12月, 2020

早くも楽天モバイルのポケットルータ(Rakuten WiFi Pocket)が届いたので早速試したが、早くも数時間でお払い箱になりそうだ。

何が良くないって、彼らはサービス・商品の設計が全くできていないことだ。ユーザが何を期待しているか、どういうのが「いい」のか全く分かってない。安けりゃいいと思っているのか。そんな連中では、いくら「仮想化」したって"5G"(いつ、本当に使えることやら・・・)とか言っても全く無意味(次元・階層が違う)で、箸にも棒にも掛からない。「プラチナバンドくれ」よりも、まず、基地局を増やして真の(本当に使える)サービスエリアを広げないことには、どうにもならないよ。このままではユーザは増えない(無料期間の終わりとともに退会ばかり)だろうな。

そういえば、昔koboをもらったけど、やっぱり、煮ても焼いても食えなくて捨てたなあ・・・

 

楽天モバイルのサービスエリアを調べて、うちは範囲内だったから入ったのだが、その電波が激弱(バー1-2本)だった。それだけならまだいいが、ルータが勝手にパートナー回線(au, バー5本w)に切り替えてしまい、繋がっている回線を調べる方法も楽天に戻す方法もないし※、接続先を楽天だけにすることもできない。そんなクソなことは全然予想していなかった。全く斜め下からの攻撃だったw

※楽天回線に戻すには、せいぜい、楽天が入る(入りそうな)ところにルータを置いて再起動することだが、使っているうちに変わってしまうので、なすすべがない。

最初は上のようなことは全く分からずに、楽天の回線(= データ量無制限)だと思って、何度も位置を変えつつ速度測定をしていたら、いつの間にかauで使えるデータ容量(5GB)を使い果たしてしまった。

容量不足の通知メールが来た時、数年前のやっぱり年末に、スマフォをイオンモバイルに切り替えた直後にPCの感覚で速度測定をしていたら、容量を使い果たしてしまったのを思い出した。

確かに、最初におかしいと思ったのは、事前にスマフォで調べた時は窓際でないと楽天の回線が見られなかったのに、今日は机の上に置いても繋がったことだ(ルータのディスプレイや管理画面に"Rakuten"と出たので騙された)。いろいろ調べたら、窓際(-114dBm前後、回線が変わってしまって正確には測定できなかったが、ダウンロードが10Mbps程度か)よりも机上のほうが電波が強く、速かった(-80dBm前後、ダウンロードが40Mbpsくらい出ることもあった)。速いのは楽天でなくauだったのだ・・・ 広義の羊頭狗肉??

 

結局、回線がいつ制限あり(au, 5GB/月)に変わるか分からず、それを防げないのでは、「無制限」てのはほとんど詐欺だと思う。彼らはユーザの側に立って考えない習慣でもあるのだろうか? 全く理解できない。

やっぱり、タダほど高い物はないようだ。今回は1円しか失っていないが、楽天モバイルとそのルータのためにPCやスマフォの設定変更をして戻すのに結構な手間が掛かった。

 

という訳で、今年は年明け(iVideo)から大晦日まで大容量モバイルの幻想に振り回され、最後は「時期尚早」で終わりとなったwww 来年も期待できないな。

 

PS. Rakuten WiFi PocketはやっぱりiVideoのiV501と同等だった。が、日本人らしくやっぱり余計なことをしていて、いくつか変更できない設定(例: LAN側のIPアドレス)があった。安物に更に手を加えてゴミにしてタダで配っている・・・ 余程、暇とお金が余っているのかな。

PS2. 事前には、ルータが駄目だったら余っているiPhoneで試そうとも思っていて、実際そうしようとしたら、6s(もちろんSIMフリー)は非対応で、非公式の面倒な手順が必要とのことだったので諦めた。これも全くの予想外のことだった。普通は「プロファイル」の追加で対応できると思うのだが、au回線を気付かせずに使えるようにするために難しいことをしているのだろうか?

PS3. どうにも使えない楽天モバイルであるが、せめて何かに使えないかと考えたら2つあった。ACアダプタ(何個あってもいい)と白い緩衝材(ウレタン? TP-LINKのWi-Fiブリッジのと同じもので、工作する時に詰物などに使えるのがなくなっていて、丁度欲しかった)だw なお、USBケーブルは短か過ぎて使えない。 (1/1 6:48)

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小中学校の頃、「環境委員」とかいう係があった。面倒そうだからやったことはない気がするし、何をやるのかは忘れてしまった(もちろん、北欧のあの可愛いらしい子のように「脱炭素」や「プラ削減」などを叫んで居た訳ではなかったw)が、近頃は家で「一人環境委員」的なことをしていた。(改善はしたものの未解決の異臭問題を除いて)なかなか効果があった。異臭問題についても大分発見があり、「そろそろかな」的な気がしている。

細かいものばかりだが、以下に列挙する。

光編: レースのカーテンを二重にして、昼間に机横の厚いカーテンを開けられるようにした。 → 結構効いた。

  • 机の脇の窓は常に眩しくて、ずっとカーテンが開けられなかった(写真のように、窓に明るさを合わせると室内が暗く見えるほど明るい)。
  • また、冬になってから日の射す角度が小さくなって、朝は机から離れた窓も眩しくなった。
  • → 旧居で使っていた小さい(短い)レースのカーテンを安全ピンで上下に繋げて、元のレースのカーテンの内側に付けてみた(取り付け用フックで引っ掛けた)。
  • → 机横はまだ眩しいが、我慢できるレベルになった。
    • 明るいと気分が良くなるので、厚いカーテンを締め切っていた時よりも精神的にいい感じがする。
    • 晴れていれば、昼間の照明が不要になった。
    • 外が暗い時は手前側を開ける
  • 見栄えは少々難ありだが、タダなので良しとするw

空気・肌編: アンプラグド加湿器(「手拭い加湿器」)wを作って加湿してみた。 → 意外に結構効いた。

  • この建物は乾燥するようで(後述の常時換気も関係していた)、暖房していると湿度がほとんどいつも20%未満("LL")になり、そのせいか、手荒れやあかぎれがひどかった。
  • ただ、加湿器を使って壁などに結露してカビるのが嫌なので、使わずに居た。それにしても手荒れが厳しいので、弱い加湿をしてみることにした。
  • → 駄目元で「手拭い加湿器」(V1, V2)を作ってみた。
    • 風呂桶に水を入れ、それに布を浸して持ち上げて、水を蒸発させるようにした。
      • あと(V2)で水入れを(使っていない)食品洗い用のボウルに変えた。また、倒れないようにボウルを箱の中に入れた。
      • 本当は、布の表面積を稼ぐために平らなバットみたいなのが良かったが、適当な物がなかった。
      • 発泡スチロールとストローの簡易な水位計も付けた。
    • 布の湿る部分の面積を大きく、通風を良くして水が発散しやすくなるようにするため、アルミ板(元レンジカバー)とストローと割り箸と発泡スチロールの骨組みで布をアーチ状にした。
    • 使う布は、今のところ、スズキのディーラーにもらった手拭いがベストだ。
      • アーチの上部まで乾くことがないので、吸水力が高そうだ。
      • 最初は不織布が良さそうだと思って試したが、吸水せず全然駄目だった。発散はしやすいのだろうが、水は吸わないようだ。ポリエステルも同様だった。
      • また、タオルは厚過ぎるようだったし、ハンカチは薄すぎるようだ。
    • 布を選ぶ時に「布 吸水性」で検索したら、小中学生の自由研究だろうか、熱心・丁寧で感心するレポート(PDF)があった。
      • 残念なことに、今開こうとしたら親ページ(筑波大の「科学の芽」という賞のもの)に飛んだ。検索にも出なくなってしまった。近頃直リンを禁止したのだろうか?
        • 手書きで、今にしては珍しかった。
        • 書いた生徒の名前も出ていたので、大丈夫かと思って居た。
        • 日付が書いてないのが惜しい。(応募する時に用紙には書いたのだろうが、本文にも書いて欲しかった。受理した時にでも記入するとか、webで公開する時に追加すべきだと思う。)
      • ただ、今検索すると、このテーマは自由研究にはポピュラーなようで、他にも小中学生の結果が出て来た。
    • 扇風機の近くに置くと通風のために加湿度(蒸発速度)が加速するようで、水の減りが速くなった(→ 湿度が高目になった)。 (→ 参照)
      • 500mlの水が2日くらいで蒸発する(1日で1cmくらい減る)。
  • → 湿度は少なくとも20%以上がキープされ、30%を超えることもあるようになった。
    • 手荒れが随分緩和され、あかぎれも起こりにくくなった。
    • また、同じ室温でも暖かく感じるようになった。それまでより1-2℃低目の設定温度でいいようになった。
      • それでも、冷え性なので、足は寒い。
    • この程度なら、窓ガラスは結露するものの、壁や玄関のドアは問題ないので、カビの心配はなさそうだ。

水編: 流しの水切りトレイを旧居の時のように、90°回転させて横に置いた

  • トレイの後ろ側を流しの奥の高くなった部分に載せ、手前側が水を入れた大きいペットボトルに載せた。
  • また、旧居で使っていた樋を復活させ、水が流しに流れるようにした。
  • トレイの脚を滑り止めシートなどで固定したため不安定ではないが、大地震ではどうなるか不明。
  • → 流しが広くなって作業しやすいし、気分がいい。
    • 水が流れるのを眺めるのが楽しいw

空気・臭い編: 換気扇で常時換気するのを止め、手持ちのPCのファンで弱く常時換気するようにした。 → 「それなりに」効いている。 (詳細は追って別の稿に)

  • 常時換気のために本物の換気扇を回しっぱなしにするのは、強力過ぎて良くないことが分かった。
    • 暖房の効きが悪くなって寒い。
    • 部屋が乾燥し過ぎる。
    • 負圧によって、外(特に、臭いがひどい南側)の空気が隙間などから漏れて来やすいため、臭うことがある。
  • 最初は、タイマーなどで本物の換気扇を間欠動作させようと思ったが、お金が掛かるので、手持ちの物で試そうと思い、洗面所の吸気口(風呂の換気扇からのダクトに繋がっているようだ)にPCのファンを付けてみた。
  • → 暖房の効きの向上と過乾燥防止には効果があるようだ。外の臭いは、今のところはほとんどしないが、まだ分からない。
    • 換気能力・効果を調べるため、CO2の濃度を観察しているが、大きく減りはしないものの大きく増加もしないので、全く効果がない訳ではなさそうだ(定常状態が保たれるようだ)。
      • ファンを回さない場合、僕の呼気のためにCO2は約16ppm/h増加するが、回すと増加率が約2ppm/hくらいに減る(ただし、変動が大きい)。
      • なお、本物の換気扇の減少速度は約470ppm/hと、かなり強力だった。 → やはり、間欠運転するといい。
    • ダクトが長いのと合流のため(風呂場からも弱く風が出る)、排気効率は悪いようだ。
      • ファンの特性も関係していると思う。「静圧」とかいう値が高い物がいいのかも知れない。
    • 天気や風の影響なのか、日によってCO2の定常値が変わる。また、昼はCO2濃度が低くなる。
  • → 更に、トイレの換気扇を消し忘れて外気が入り過ぎるのを防ぐため、試しに、旧居で使っていた人感センサスイッチで遅延offするようにして、消し忘れて外気が入り過ぎて臭ったりするのを防ぐようにした。
    • 結果的に、換気扇を疑似間欠動作にできた。: 僕がトイレを使う時(部屋に居る限り、ほぼ定期的に使う)に回り、少し経ってから停まる。
    • 今は、約5分で停まるようにして試している。
    • これで良ければ、ちゃんとした物(タイマー: )にして本当の間欠運転にするか、綺麗にしてそのまま使うかする。

「換気扇の回しっぱなし」は良かれと思ってしていた(最初は、湿気やCO2や臭いを溜めないためにしていた)が、却って問題を生んで居たことが分かった。なかなか難しい。ただ、南側の空気が臭くなることがあるのは確かなので、今までにした壁の吸気口や窓や台所の換気扇を塞ぐのは意味があるし、それらを気軽に開けることはできないのは確かだ。

臭いは今は緩和されているが、休み中で喫煙する人が居ないために、そもそも臭いがない可能性があるので、「これでOK」と油断はできない(今まで何度もそうだった)。こっちの苦闘は、来年ももう少し続きそうだ。

 

例によって、今回も全部タダで済ませた(以前買って仕舞っていた物を使った)。最初の会社で、他の部署の人が廃棄した物(大から小まで)を再利用できる制度※があり、たまに使って遊んでいたが、そういうのは なかなかおもしろい。

※これ、税法上はどうだったんだろうか? 別にうるさいことは言わないが、一旦廃棄処理した物の登録を復活させるのか、それとも、廃品引き取り業者から無料で購入したことにしたのか。あるいは、その展示が終わるまでは廃棄手続きを延期していたのか。

 

今年はコロナの関係と風邪気味で帰省しないので、まだ次に投稿するかも分かりませんが、来年もよろしくお願いします。

皆様、良いお年を。

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どういう訳か、僕は年末にモバイル(携帯)に申し込んだり、キャリア・プロバイダを移ったりすることが多い。そして、そのために多少開通時期が遅れたりトラブルがあったりしたのだが、それでも同じことをしがちだ。年末ってのは何かあるのだろうか?

今回は、何度も「時期尚早」と書いているものの、再び、PCを含めた通信をモバイルに一本化するのに挑戦する話だ。

発端は、何かの記事で、「楽天モバイルは大丈夫か(来年が正念場)?」みたいなのがあって、読む前は はなから「あんなの駄目に決まってる」と思っては居たものの、読んだら意外におもしろかった。何がおもしろかったかは忘れたがw、データ量無制限で一年間無料なのは(以前から知っては居たものの)なかなか魅力的だった。

それで、「でも、どうせエリアじゃないよね」と思いつつも、駄目元でうち辺りのサービスエリアを調べてみたら、入っていたのだ!

もう終わってしまったwww (はい。あとは ご想像どおりですw)

 

更に、サイトを見てみたら、ポケットWi-Fi(モバイルルータ)が1円(実質0円)で買えるというキャンペーンがあった(始まったばかりらしい)のにも、なかなかひかれた。確か、加入と同時に申し込むと1円になり、アンケートに回答すると1円が楽天ポイントで還元されるとのことだった。まあ、楽天はほとんど使わないから1ポイントもらっても何にもならないが、1円で買えるのは魅力的だ。たとえ楽天モバイルが駄目でも、あとで何かに使えそうだ。

ルータの仕様などを調べたら、以前止めたiVideoのiV501と同様のもののようだ(外見や内部はディスプレイが追加された以外は同様だし、管理webのページが全く同じだったし、メーカー(「Shenzhenなんとか」とかいうところ)も見覚えがあった)。

それで、少しだけ良く考えて、申し込んだ(MNPでなく、新規加入: 本当に全部移る時は、再度申し込むつもりだ)。

すると、さすが楽天らしく(分かりにくく)てイライラ感心しつつ、すごく手間取った。あそこの人たちは何か変わった考え方でもしているのだろうか? それとも、これが日本なのか??

具体的には以下だ。

  • 一番最初に、申し込みページに ふんだんなキャンペーン情報とともに「楽天モバイルと楽天カードと楽天銀行を一緒に申し込む」とかいうボタンがあって、苦笑した。「どんだけだよ!?」って感じだ。まあ、それもいいけど(僕はカードは落とされるだろうが)、全部一緒に申し込む人ってすごいと思う。ポイント還元を見て、「これは得だ!」とか思うんだろうな。
  • 楽天のSIMは"nano"と書いてあるけど申し込んだポケットWi-Fiは標準SIMで、それに関しては何も説明がなく、自動的に標準SIMが来るのか、"nano"とは書いてあるけどマルチカットSIMが来るから問題ないのか、あるいは自分で交換する必要があるのか不明で少し心配だ(まあ、前の二者だとは思うが)。
  • 「交換保証プラス」(端末故障時の交換サービス, 約700円/月)の解除が分かりづらい。: 申し込み時に勧められて、そのままだと申し込まれ、(分かりにくいながらも)解除しても項目と金額が出たままで、グレイアウトで「追加する」というボタンが出ていて、一体、入っているのかそうでないのか分からなかった。申し込んでいないのなら、普通は、「申し込んでいません」と出し、金額は「0円」あるいはグレイアウトで出し、「追加する」をグレイアウトしないと思う。
    • これに関しては、最終的な支払い額が「1円」、かつ、「交換保証」を解除しないで試した場合は約700円と出ていたので大丈夫と踏んだ。
  • 支払いのカード情報入力の有効期限を何回入れてもエラーになったが、閉じて再度開いて入れたらOKだった。 (これはバグだろう)
  • 支払いのカードは、最初は忘れていてデビットカードを入力して通ったが、あとで楽天系のみ使えることが分かったので、入れ直した。 (これもチェック漏れのバグだ)
  • さまざまな情報取得・提供・・・
    • 位置、通話・通信履歴が取得され、同意すれば楽天系で利用されるとのこと。
      • 最初は後者に同意しないのも可能なことが分からなかったし、結局同意したかどうか不明(チェックボックスにチェックせずに「次へ」を押したら、何も表示されずに進んだので)。

あと、本人確認に運転免許証の画像を送ったら、最初はリジェクトされた。どうも、見やすくするために色補正をしたのが良くなかったようだ。機械でチェックしているのだろう。補正していないものを送ったら連絡がないので、大丈夫なようだ(明日来るかも知れないがw)。駄目だったら健康保険証にでもしよう。マイナンバーカードでもいいよw

 

という訳で、あとはポケットWi-Fiが届くのを寝て待つだけだ。それを来年いっぱい試し、良ければ光回線を止める(あわよくば、スマフォのモバイルも止める)魂胆だ。

→ 意外にも、申し込んだ翌日の夜に発送通知が来た。Webには「発送はいつになるか分かんないです・・・」みたいに書いてあったけど、予想以上に速くて、「ここまでは」好印象だ。 (12/31 5:52)

・・・ とは言え、まあ、少し使って、「楽天モバイルはクソ!」、あるいは、「やっぱり時期尚早だった・・・」とか書いて止めるのが目に見えているw が、金銭的には失うものがない(個人情報などはいろいろあるが)ので問題ない。それどころか、ポケットWi-Fiという、新たなおもちゃすら手に入る。

でも、やっぱり「タダより高いものはない」のだろうか??

 

その後、試しに、電波が入るかスマフォで楽天モバイルのMNCという番号("440 11")が出るか調べたら(→ 参照)、室内では入らず、窓際に移動したら入った。iVideoと同様に、窓際に台を置いて調整することになりそうだ。 (12/31 5:52)

窓に近付けたら、楽天モバイルのMNC(440 11)が出て来た。

 

PS. それまで疑わしく思って居た、楽天の「仮想化ネットワーク」は、どうやら、「モバイルの基地局などの装置が高いから、安いハードとソフトで実現している」みたいな話で、どこまで安くなるのかは分からないし、安定性も疑問だが、まあ理解はできた。

PS2. 少し調べたら、"Rakuten Link"はRCSを使っているとのことだった。知らなかったが、RCSはSMSだけじゃなくて、音声(動画も!)通話もサポートしているとのこと。それを読んで感心したし、それまでは「どうせしょうもないIP電話だろう」と思って居たけど、俄然、「もしかしたら大丈夫かも」と思えるようになった。

あと、裏技だが、テザリングでも使えるかも知れないとのこと。それが出来たらすごく便利なので、来たら早速試したい。

少なくとも、RCSにそういう機能があるのに、実装も公表もせずに何食わぬ顔でテキトーに拡張版SMSだけをサービスしている3大キャリアよりはずっとマトモだと思う(それを垂れ流すメディアもひどいね・・・)。そういうのがガラパゴス化の原因なんだと思う。技術者としては終わっている。

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この夏くらいから、サーキュレーターとして使っている扇風機が調子悪くなり、朝、最初に動かす時は回転を速くしないと動かず、夕方には疲れたかのようにのろのろ運転、あるいは、停まってしまうようになった。調べたら、モーターの軸受に染み込んでいる油が切れるとそうなるようだったので、早くも寿命かと思って諦めていた。

最初は、サーキュレーターはなくても良さそうだから、捨てて終わりにしようかと思ったのだが、ないとやっぱり暖房の効きが違うような気がした。ただ、修理も買い替えも結構高いし面倒なので、とりあえず自分でなんとかしたかった。それで、軸受の油が不足した分、グリースでも注せばいいかと思って検索したが、どういうのが適当なのか分からないし買うのも面倒なので、まずは手持ちの「"CRC 5-56"もどき」のスプレーを試そうと思った。

ひとまず分解したら随分埃が溜まっていたので、面倒だし、「どうせ関係ないよ」と思いつつも掃除機で綺麗にした。それで、「もしかしたら」と思って、スプレーを掛ける前に試してみたら、なんと、直ってしまった。相変わらず朝は駄目だが、そのあとは寝るまで停まらなくなった。そうだったか・・・ 埃が軸に挟まって抵抗になってい居たのか、埃で通風が悪くなってモーターが過熱して停まっていたのか。

そして、もし下手にグリースを注したら、硬くて却って回らなくなったのではないかと思う。そこら辺の油の選択は、プロでないとなかなか難しいと思う。今回は余計なことをしなくて良かった^^

あと、ケースの中には結構な量の油が垂れていた(買って1年後くらいから外に垂れていた)ので、いつかは軸受の油が不足してまた駄目になる気はするが、その時は「5-56もどき」でお茶を濁したいw

その後、予想どおり サボりが再発してしまったので、軸受周りに「5-56もどき」(潤滑剤)をたっぷり吹き掛けたら復活したようで、寒い朝でもちゃんと起動した。が、長持ちするかは不明だ。ただ、見たところ軸受は油が染み込む材質(セラミックみたいな外観)のようなので、ちょっと期待したい。 (1/11 12:28記)

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以前ちょっと書いたように、Androidスマフォでの自動処理などに便利に使っていたAutomagicが終了になってしまったので、他の同等なアプリに移るか使わないで済むようにしようとしていた。具体的には、それまで使っていた2つの処理: スマフォ内の画像のPCへの自動転送とWriteNoteの代わりのメモ作成・送信が対象だった。

調べてみると、有名なTaskerは余りにも操作性が悪いとのことだったし(あと、デモ版がない)、ちょっと試したAutomateは まあ悪くなかったが、またいつか使えなくなる可能性があるのは嫌だし、電池を食う可能性があったので、そういうアプリを使わないで済む方法を考えた。

WriteNoteの代わりについては、以前も書いたように、比較的容易にBNoteという自分用サービスができた。自分のサーバでノートを記録するサーバプロセスを動かしておき、スマフォのブラウザで書き込むものである。

残ったのはスマフォ内の新規画像(動画、音声も可能)のPCへの自動転送だが、これがなかなか難しかった。技術的には全然高度ではないが、Automagicなどのようなアプリなしでスマフォを外から状態取得・制御することは不可能なので、そこを「なんとか」するのが難しかった。具体的には、スマフォ内に新規画像が出来たことはスマフォしか知っていないが、AutomagicなどがないためPCに通知することができないのだ。

それでも、いろいろ考え、試行錯誤やAndroidの動作を確認して、以下のような処理にした。スマフォ側アプリは使わないので、全部Linux PCからの処理だが、念のため、処理の主体として"[PC]"と書いた。

  1. [PC] スマフォがLANに接続され、sshが通じるまで待つ。(= スマフォが室内に入ったか、スリープが解除されるまで待つ。)
  2. [PC] スマフォ内の新規画像の有無を調べる。
  3. [PC] 新規画像があれば取り込む。
  4. [PC] 少し(今は3分)待つ。
  5. [PC] スマフォがLANに接続されていてsshが通じていたら、2へ。
  6. [PC] スマフォにsshが通じなくなったら、1へ。

最初に書いたように、元々Automagicのプログラムからの通知を契機に画像をPCから取得するプログラム(システム)があったのだが、それを上のような処理もできるように変更(機能追加)した。従来のはサーバーモード、今回のはpull(またはポーリング)モードと呼んで居る。今回は、上の処理の3以外の部分を作った(正確には、共通部分=3は同じものを使いたかった)。

なお、「スマフォ側アプリは使わない」と書いたものの、実際にはsshサーバアプリ(SimpleSSHD)を使っている。これにより、PCからスマフォに接続してコマンド(多くのLinuxコマンドが使える)を実行したり、スマフォのストレージにアクセスしたりする。sshサーバ(sshd)はとても汎用的なので、Automagicのようにディスコンになって困ることはまずない。ある製品がディスコンになっても、互換の別のものに置き換えることが容易なためだ。

スマフォ内に新規画像が出来たことをスマフォから通知できないので、PCから定期的に調べる(ポーリング)ことにした。この方法はほとんどいつも無駄にファイルを検索するので好きでないが、仕方ない。頻繁にストレージにアクセスすることで電池消費率が増えなければ良しとしたが、今のところ問題なさそうだ。Androidの仕様なのか、スリープ状態の時は処理が遅くなる(例: 新規画像の検索(の開始)に1分以上掛かることがある)ので、GUIでないプログラムも省電力化されているようだ。

それから、外から帰って来た時などに、スマフォへの接続がなかなかできない問題があった。いろいろ調べたら、スマフォがルータに接続していないためで、当たり前のことだった。Androidはあまり頻繁にWi-Fiをチェックしないようだ。帰宅して画面を点灯しないでいると数十分は繋がらないので、15-30分間隔だろうか(それで、以前は即座に繋げるようなフローをAutomagicで作ったのだが、電池を食うので止めた)。

もう一つの問題は、やはり省電力化に関係すると思われるが、sshで繋がっても、コマンドによって処理が遅いものがあることだ(速いコマンド・場合があることが謎である)。具体的にはrsync(新規画像の取得に使う)が遅くなることが多かった。また、find(新規画像の検索に使う)も遅くなることがある。正確には、どちらも実行が遅いのでなく、起動するのが遅いようだ。rsyncは数分間掛かることがあり、普通の設定だとタイムアウトしてしまう。かといって、タイムアウトを10分などにするのも今ひとつだ。

それで、試しに、sshfsでスマフォのストレージをPCにマウントして画像取得してみたら、マウントされるのが遅いことがあるものの、その後は高速に処理できたので、画像取得はsshfs+rsync(スマフォのストレージをローカルととして扱う)で行うことにした。

ただ、そんなことは(今まで使っていて、今回も使っている)画像取得プログラムは想定していないので、いろいろな対処(「調整」)をした。それらを場当たり的でなく、なるべく汎用的にするのが大変だったが、「まあまあ」だ。

その他に、スマフォの処理状況をPCは分からないので、書き込み中の中途半端な画像を取り込んでしまうのを防ぐことにした。これも どう実装するか悩んだ。結局、ファイルの更新時刻が新し過ぎるものは取り込まないようにした。※ 具体的には、ファイルの更新時刻が現在時刻より1分以内のものは次回(約3分後)に取り込むようにした。

※他の方法として、画像ファイルなどの中身(が正しいか)をチェックすることも可能だが、既存のプログラム(例: ffmpeg, ImageMagickのidentify)で最後の数バイトが欠けても分かるものはなさそうだったので、止めた。

ただ、3分待たずに画像を取り込みたいこともあるかも知れないので、以前同様に手動取り込みもできるようにした。スマフォ側からは、ブラウザでPC側のサーバに(従来と類似の手順で)アクセスする(通知を送る)ことでできるようにした。PC側からは、上の2と3の処理を(周期的なタイミングでなく、)僕のしたいときにするような処理にしている(従来と同じ処理)。

細かい工夫として、スマフォのIPアドレスはルータの設定や交換などで変わる可能性があるが、そのたびにPCの画像取得の設定を変えなくても済むように、スマフォをMACアドレスで管理し、通信する時にarpコマンドでIPアドレスを調べるようにしている。なお、スマフォやPCが起動直後などでarpテーブルに登録されていない場合は、broadcast pingなどで調べるようにした。

 

作って(正確には既存プログラムの改良)出来て、それなりにちゃんと動き出した。手前味噌だが、スマフォで写真を撮影したり画面キャプチャして少しすれば(忘れて居たりするw)勝手にPCに来て、digiKamで"New"のタグが付けられていて一目で分かるので、かなり便利だ。

 

という訳で、めでたく(というか、多くの場合と違って何も問題はなかったので、めでたくはないのだが)Automagicを使わなくすることができた。

 

(バックグラウンドで動く、純然たるサーバプログラムなので全く画像がない。出すとしたら、(ハッカー映画みたいな)ターミナルにデバッグ文字列が流れる動画?w)

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