Archive for 1月, 2021

(第1番を聴いているが、)やっぱり「残念そのもの」(あるいは、少し和らげて「ふがいない」)だ。曲としてはまあ悪くないが、ピアノマニアの観点からは「ただピアノを弾いている」印象しか受けない。(無理だけど、)ショパンにはもう少し頑張って欲しい・・・

ピアノの音の良さが全然出ていないのだ。単に、「オケと一緒にピアノを弾いてます」だ。もったいない。

 

まあ、このあとに、数々の素晴らしいソロ作品を出したからいいけど、それなら協奏曲はちょっと引っ込めて欲しい・・・ (無理だけど)

引っ込めるのは無理だが、未だに決勝は金科玉条として これらの協奏曲で審査するコンクールって、全くどうよだよ! それは果たしてショパンの気持ちに沿っているのだろうか。参加者だって、最後がそれで楽しいのだろうか? 大きな疑問だ。

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アンプ(SAYA SP192AB)の「ガリボリューム」を退治するのに一番いいのは※、前回も書いたように、アンプのゲインを使いやすいレベルまで下げて(アンプの)ボリュームを最大に(= バイパスできるように)し、外部ボリュームで音量調整することだ(要するに、アンプを弱目のパワーアンプにすることである)。その実現性・実用性の確認のため、とりあえずは外付けアッテネータで音量を下げて居たが、下げた音量をアンプで再び大きくするなんて愚の骨頂だと思って、忸怩たる思いだったw

※もう一つ、ボリュームを「いいもの」に交換する 抜本的な策はあるが、お金が掛かるうえにアンプにボリュームが付いているのは操作しにくく、僕の大前提に合わないので却下した。

ただ、アンプはオペアンプで構成されているので、理論的には抵抗(のR1またはR2)の値を変えるだけでゲイン(増幅度)を変える(→ 下げる場合はR2を小さくする)ことができる。それから、前回はリスクとして書いたが、ゲインを下げることで特性が変わる可能性は なさそうな期待をした。というのは、アンプは2段階の構成で、前段と後段が密に結合していないように思えたからだ。

もう一つの心配は、ゲインを下げるとオペアンプのパワーバンド(帯域)幅が広くなって、高域で発振するかも知れないことだったが※、そもそも使われているオペアンプ(AD812)はビデオ用なので、何もしなくても数十MHzまでの帯域があり、それが数MHz広がっても「似たようなもの」で大丈夫だと考えた。それくらいで発振するなら、元からしているはずだ(耳に聞こえないところで発振している・する可能性はあるが、測定しようがない)。

※詳しくないのでそう心配していたが、実際には帯域が広いのは「安定」ということで、発振しないのかも知れない。単に、入力に不要な高周波があれば、それがそのまま出て来るだけのことなのかも知れない。

それに関連して(というか こっちが先だが)、ゲインを下げると初段のフィードバック量が変わる(増える)。この影響は分からないが、一般的には静特性が良くなる方向ではある。実際、帯域幅が広がるし、歪が減る可能性が高い。かといって、音質が向上するかは不明だ。そして、設計で意図された音(それがあるのなら: 僕はない・無色透明と思っているが)と変わってしまう可能性はある。: この点については、実際にやってみて判断することにした。

それなら抵抗を変えるだけでいい。が、元の抵抗(チップ部品: 写真下部の赤いコードの下辺りの、白枠に囲まれた(2x1mmくらい)の四角い物)を外して別のに取り替えるのは大変リスキーで、容易には元に戻せなくなる。それで保留していた。

が、寝ている時だったか、すごいアイデアが出た。

ゲインを下げるには、オペアンプのフィードバック抵抗(のR2)を小さくすればいいのだが、元の抵抗に並列に抵抗を追加して、合成抵抗を所望の値にすればいいのではないか。

これなら元の抵抗を外す必要はなく(もちろん、パターンカットも不要)、抵抗を追加すればゲインが下がり、追加した抵抗を外せば元の動作に戻すことができる。

早速やりたくなって、作業手順や内容を検討したら できそうな気がしたので、作業を始めた。

ケースを開けて基板のパターン(配線)を調べて、入力から初段までの回路図(推定)を描いた。元のフィードバック抵抗は予想どおり(以前に撮った写真(下側, "8"の左の四角)では値が見にくかったのだが、仕様のゲインと値の読めた もう一つの抵抗(のR1: 100Ω(上の写真の上側の"101"))から推測した)の1.3kΩだった。これに350Ωくらいを並列に繋げれば、ゲインは、元の23dB(約14倍)から約10dB減って12-13dBくらいになるはずだ。

ちなみに、ゲインは以下のような計算で求められる。

オペアンプの非反転増幅回路 (東芝デバイス&ストレージ(株) 「オペアンプを使った基本増幅回路にはどんなものがありますか?」より)

オペアンプの非反転増幅回路のゲイン: G= 1+R2/R1

元のR1= 100Ω, R2= 1.3kΩ → 元のゲイン: G= 1+1300/100= 14倍 (23dB)

R2に抵抗(350Ω)を並列接続した場合の合成抵抗: R2'= 1/(1/1300+1/350)= 276Ω
→ 新しいゲイン: G'= 1+276/100= 3.8倍 (11.5dB, 元からのゲインの差: -11.5dB)

それで、手持ちのいくつかの抵抗で どれくらいゲインが下げられるか試してみた(追加抵抗は写真下部の赤と黒のワニ口クリップの間の水色)。※ すると、330Ωではゲインが(計算どおり)11.7dB下がり、ほぼ希望のゲイン11.3dBが得られた。もうそれでいいのだが、ゲインの切り替えが容易にはできないため、最大音量に少し余裕を持たせようと500Ωを使うことにした。この場合のゲインは4.7倍 (13.4dB, 元からのゲインの差: 約-10dB)となる。

※抵抗は、幅が広くて一番付けやすそうな、オペアンプのピン1(出力)と2(-入力)に引き出し線を付けてワニ口クリップで仮付けした。

値の決まった追加抵抗を「ちゃんと」付けるにあたり、聴感などの結果からゲインを変えたくなったり(抵抗値を変更する)、問題があった場合に無効化(元のゲインに戻す)がしやすくなるように、ICソケット(写真下部の黒い長方形)に抵抗を挿すことにした。これなら、抵抗を差し換えればゲインを変更できるし、抵抗を抜けば元のゲインに戻る。ただ、コードが長くなるのと長期的には接触不良になる可能性があるので、しばらく使って問題なければ ちゃんと半田付けするつもりだ。

細い線の半田付けに苦労しつつも、比較的スムーズに作業が終わり、ちゃんと期待通りの音量で音が出て、周波数特性は問題なく※、聴いた感じも問題なさそうだ。もちろん、想定以上の爆音が出てサングラスを掛けてギターを持ったまま数m後ろに吹き飛ばされることも まだないwww

※グラフはかまぼこ状だが、縦軸をかなり拡大しているためである。20-20kHzで1dBくらいしか落ちていない。ただ、左右にわずかな音量差(グラフの水色(左)とピンク(右)で左が約0.3dB大きい)があることが分かった。元々なのか、追加抵抗の誤差によるのかは分からないが、聞いても全く分からないレベルなので問題はない。

それから、ゲインを落としている場合、高域でグラフの線がわずかにギザついているが、抵抗を変えたせいか、出力が小さいせいなのか、それ以外に原因があるのかは分からない。ただ、変動量はとても小さいので、音に影響があるとは思えない。

それから、ついでに欲張ってICソケットにジャンパ線を挿すことでボリュームをバイパスできるようにしたのだが、検討不足のために失敗した(やっぱり、パターンカットが要りそうだ)。そのため、まだボリュームを最大で使う必要がある。

これに関しては、あとで入力切り替えスイッチを流用し、スイッチでボリュームの有無を切り替えられるようにして、従来どおりの使い方(本当に使うかは不明だが、外付けボリュームがない時には必要だ)もできるようにしたい。

なお、随分ゲインを下げたものの、外付けボリュームの位置はポップ音楽の場合は8-9時辺りで、僕(と僕の環境)には充分な音量が得られている。※ これなら、静かなクラシック音楽でも大丈夫だろう。また、ポップ音楽の場合は比較的回転量が小さい8-9時辺りで小幅に調整することになるが、外付けボリュームの品質がいいせいか 大径つまみを付けているせいか、全くスムーズでストレスは全然ない。

※ゲインの減少率から計算すると、最大出力は(6W/(14/3.8)=)1.6W程度だ。それでも、おそらく最大の半分の音量(出力)も出していないだろう。(うるさくない)家庭でスピーカーの近くで聴くのなら、アンプのパワーなんて本当に全然要らないのだ。

だから、どういう理由かは知らんけど、100Wとかの超大出力アンプ(と そのために必要な弩級電源や超ヘビー級の筐体)が当然必要かのように涼しい顔をして売りつける大手メーカーは、ドクソとってもお利口さんだ。きっと、僕などには想像も付かないような、すごいことを考えているに違いない。

 

アナログ回路は全く苦手なのだが、オペアンプは(基本は)分かりやすく、(仕様の範囲内では)計算式のとおりに動くので、文字どおり「計算どおり」にうまく行って、なかなか気分がいい^^

 

PS. 音の小さい演奏での音質の確認に「月光」を試したら、なんか軒並み音が悪い。音が「ぼわん」と ぼやけて居る感じだ。いろいろ試したが、ルガンスキーの(2005)は辛うじて大丈夫だった。ポリーニの(2001)の再生履歴(Mlhi)の過去ログに「長い音がくすんだ感じ」とあったので、おそらく録音のせいではないだろうか。もともと かなり音が小さい曲を残響の多い部屋で録音しているせいではないか。

あと、以前から感じている「ピアノソロの録音は音が悪く聞こえる現象」なのかも知れない。これは僕だけなのか、そもそも仕方ないのか知りたいところだ。

個人的には、ピアノは残響の少ない部屋で鍵盤の位置でのダイレクトに身体にぶつかって来る音が一番好きだし、最もいい音だと思う。(異論は認めるけど内心では認めないw) グールドはそういう音だ。そして、そういう音は曲を選ぶ。

そして、もしこれがゲイン変更のせいだったら、また「ゴールの見えない長い旅」が始まってしまいそうで、それは かなり避けたい・・・

ちなみに、ポップ音楽で小音量のPink Floydの"The dark side of the moon"(2011 remt)の"Speak to me"は問題なかった。はっきり聴くためにかなり音量を上げていたので(12時辺りにしていたが、次の"Breathe (In The Air)"では慌てて9時くらいまで絞った)、鼓動の音の広がりがすごかった。

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近頃、いろいろなことが収束したりしつつあるので、それらをまとめて書いて一旦閉じる。 (何かしたら終わりとか結果を明確にするのは重要だと思っているので、まずは自分用に書いておく。) ただ、量が多くなってしまったので、それぞれを別の稿に分けたほうが良かったかも知れない(なぜか、新しく稿を立ち上げるのが面倒だ・・・)。

 

手拭い加湿器 → 問題発覚、撤収・・・

思わぬ結果となった。: 手拭いの上部が乾くようになったので、改良しようとして手拭いを外したら、割り箸に黒カビ(写真右下)が生えているのに気付き、良く見たら、手拭いにも黒い斑点がいくつも出来ていた。これではとても使い続けられないので、一旦全部洗って、別な布や方法を考えていた。

すると、不思議なことに、そのあとは加湿しなくても部屋の湿度が30%前後、少なくとも20%以上に保たれていることが分かった(今もそうである)。一般的には30%でも低いほうだが、僕の手などが荒れないのには充分なので、手拭い加湿器は止めることにした。

結局、湿度が低くなり過ぎた原因は、風呂などの換気扇を常時回していたために、外の乾燥した空気が入り過ぎていた、あるいは、部屋の湿度を含んだ空気が排出されてしまっためだと考えられる。手拭い加湿器にしたのとほぼ同時に、(異臭対策で)風呂などの換気扇を常時回す代わりに洗面所にPCのファンを付けたために部屋の湿気が減りにくくなり、それが手拭い加湿器の効果だと誤認していたようだ。

そして、残念なことに、手拭い加湿器の効果は大きくなかったことが分かった。せいぜい2-3%の増加だろうか。。。

ただ、外気は乾燥しているのに、室内ではある程度の湿度が保たれるのは不思議だ。人体からの排出・発散(摂取する水分に由来?)が効いているのだろうか? ただ、そこまで多いのかは疑問だ。あとは、建物(室内、主に床(フローリング)?)や家具などに吸収されている湿気が発散するのだろうか? でも、そういう水分はいつ補給されるのだろう? それから、外気は絶対的には乾燥しているものの、結露するほどの湿気(相対湿度は100%)はあるので、それが室内に滞留すれば湿度が上がるのだろうか? こういうのを調べるのは、おもしろそうだ。

 

異臭(外からの煙草臭)事案 → 停戦・休戦?状態

去年の年末以降、ほとんど臭うことがない。今までのさまざま対策が効いているのだろうが、最後の決め手は、壁の隙間塞ぎと風呂などの換気扇を常時回すのを止めたことだったように思う。

ただ、薬品臭はすることがあるので、天気の関係(雨の前後に臭うことが多い)かと推測している。そして、そういう臭いがするということは、まだ、どこからか外気が入って来ているということだ。と言っても、完全に塞ことは不可能だし、そうしたら窒息してしまう訳で、臭いのする側からの流入量が少なければいい。そして、薬品臭は煙草臭とは異なって辺り一帯でするようなので、臭いのしない側から入って来ているのだと推測(期待・希望)している。

前者は、壁板の継ぎ目などに隙間があるという訳ではなく、正確には、壁のコンセントなどのパネルの隙間とエアコンダクトの隙間である。そして、開口面積から、おそらくエアコンダクトからの漏れが大きかったのではないか。

そういう隙間から外気が漏れるのは、この建物の構造が関係している。建物の外壁に湿気抜きと思われる細いダクトが付いており、そこから外壁と内壁の間に外気が入って来る(道理で、壁の吸気口や台所の換気扇を塞いでも駄目だった訳だ・・・)。そして、換気扇を常時回していると室内が負圧になって、入って来る量が多くなるのだ。臭った時に、「もしかしたら」と思ってコンセント周りの臭いを嗅いでいたら、TVアンテナのパネルの隙間から風が結構強く吹き出ていたので分かった。

建物はコンクリート造なので、以前良くあった埃っぽい臭いは、本当にコンクリートの臭いだったのではないだろうか。壁の内側は特に処理していないだろうから、コンクリートの臭い・埃(?)がそのまま出て来るのだろう。あるいは、内壁の石膏ボードの石膏の臭い・埃なのかも知れない(シャンプーみたいな臭いは石膏由来??)。

エアコンダクトの外部はパテで塞いでいるが、内側は塞がれていないため、外壁と内壁の間からの風が筒抜けになっていた。普通は室内側も塞ぐと思うし、そもそもダクトには枠となるパイプを通すと思う(使っていないダクトはそのように綺麗に処理されている)のに、手抜きかと思ってしまう。ただ、普通に塞いでもダクトとホースの微妙な隙間から漏れるだろうから、対処は必要だったと思う。

それで、風が漏れるパネルと室内側のエアコンダクトの開口部をビニルなどで塞いだら、効果があったようだ。

エアコンダクトを塞ぐのはなかなか大変だった。大量のビニルを詰めた。また、気休めだろうが、壁に沿わせてクリアフォルダーを付けた

あとで調べたら、こういう目的かは不明だが、コンセントのパネルなどは気密性の高いものがあるようだ。

今までにした対策と効果は以下である(概ね実施順)。

  • 壁の吸気口を閉鎖した。 (効果大)
    • 代わりに玄関の郵便受けを常時少し開けておき、吸気できるようにした。
      • 玄関側は臭くないことが多いため。
  • 台所の換気扇を閉鎖した。 (効果大)
  • 窓の隙間(パッキンがあまり効かないため)を塞いだ。 (効果中?)
    • 今は暫定的に、ポリ袋(スーパーの無料の薄いものが良い)やビニル(厚いせいか、ポリより気密性は悪い)やゴムスポンジを詰めている。
  • エアコンを交換してもらった。 (効果なし)
    • エアコンの劣化や内部に溜まった臭いやフィンのコート剤の臭いではなかったようだ。
  • エアコンダクト(外側)の隙間を塞いだ。 (効果中?)
  • エアコンのドレンホースに逆止弁を付けた。 (効果小?)
    • エアコンを停めていても臭うことがあったのは、ドレンホースからではなく、ダクトからだと思われる。
  • 窓の高さ・傾き・回転の調整 (効果小?)
  • 外壁のコンセントの穴を塞いだ。 (効果小)
  • 壁のパネル・エアコンダクト(内側)の隙間を塞いだ。 (効果小・大)
  • 風呂やトイレの換気扇を常時回さないようにした。 (効果大)
    • 代わりに洗面所にファンを付けて、弱く常時換気するようにした。
    • また、トイレの換気扇を消し忘れて臭いが入って来る可能性を減らすため、人感センサスイッチで一定時間後に停まるようにした。風呂場も遅延offにしたいが、検討中である。

一段落したので、臭いセンサでの測定は止めた。センサは安い物だったが、長期間の連続運用に耐えた点はすごい。ただ、値の信頼性はどうだか・・・

結局、換気扇を常時回していたために、大量の外気が吸い込まれるために、外の臭いが入りやすくなっていたようだ。だから、もしかしたら壁の吸気口や台所の換気や扇窓の隙間を塞がなくても大丈夫かも知れないが、風が吹き付けた場合には入って来るので、やはり必要だろう。

この件では かなりいろいろなことを学んだ。それがあとで何かに役立つかは分からないがw、何かの謎を究明する時の論理的なやり方が少し分かった。あと、建築・設備とか空気の通り方(風の出来方)とか湿度やCO2などの豆知識・豆スキルも増えた。それらもあとで何かに役立つかは分からないがw

あと、依然として煙草臭の発生源は分からないが(分かっても、喫煙は合法なので何もしようがない)、何度も「あそこか?」と思うことはあったけど、実は違うことばかりだった。だから、証拠なしに思い込みで決めつけて、文句を言ったりそれ以上のことをするのは全く良くないことを実感した。世の中はそういう いざこざ・紛争が多いのではないだろうか。

 

洗面所のファン → 改良した。

洗面所に付けたPCファンは、換気効果は大きくはないものの、ない訳ではないので(逆にそれくらいでないと、外気が入り過ぎて良くない)、正式に付けた。吸気口のカバーをファンの下に付けてファンが見えにくくなるようにし、電源コードを白いもの※(以前、廊下の人感センサーランプに使っていたものを転用)にして目立たなくした(写真は実際よりも綺麗に見える)。

※ACアダプタとファンの間(12V)を延長した

それから、排気効率を高めた。調べたら、洗面所の吸気口の先は風呂場の換気扇の吸気口(ファンの下部)に繋がっており(2部屋用というらしい)、そこに付いている風量調節板で洗面所からの吸気量を調節できるようになっていた。そこで、洗面所のファンからの排気が風呂場に出ていかないように、シャッター(弁)を付けた(換気扇のマニュアルで風量調節板を見て思い付いた)。

クリアフォルダーを切って、風呂場の換気扇の吸気口のファン側に付けた。通常は閉じているため、洗面所のファンからの排気はダクトに入って外に出る(ことを期待しているw)。一方、換気扇を回すと、クリアフォルダーは柔らかいので、風で持ち上がって自動的に開いて風呂場の空気を吸い込む。

電気も操作も不要で自動で開閉するなんて、我ながらすごいアイデアだ(特許出願中(嘘))。これはトイレの換気扇の外気の逆流防止にも使えそうだ。ただ、いつものように、何か落とし穴がありそうだ。

 

玄関・廊下の照明 → 改良した。

以前、玄関に人感センサースイッチを付けて、玄関と廊下の照明が自動で点灯するようにした。ただ、玄関が蛍光灯で点灯が遅いので、LEDランプに交換した(諸般の理由で詳細な説明は控えるw)。また、廊下に使っていたLEDランプ※は人感センサースイッチと相性が悪いのか ちらつくので、別の物に交換した。

※やっぱり安物(ダイソー)は良くないようだ。

 

楽天モバイル → 無事終了(放置)と思って居たが、新たな希望?

あれから全然使う・遊ぶ気が起こらず放置していたが、昨日、新しい料金プランが発表され、1GB/月までは無料になるようなので、(光の代わりは無理だが)メイン回線の移行先としては良さそうだ(僕の使い方なら、基本的に無料になる)。ただ、サービスエリアが狭いのと※、多くの人が流入してトラブルが起こりそうなので、最初の契約の無料期間が終わる年末までは様子見とする。

※ただ、auのエリアでも2GBまで使える(その1GBまでも無料と想像する)ので、大きな問題ではなさそうだ。

これに触発されて他のキャリアやMVNOが同様のプランを出すとうれしいが、どうだろうか。それにしてもMVNOは苦しいだろうな・・・

IT速報: 「楽天モバイル「2980円です」大手3社「2980円です」楽天モバイル「割安プランも用意しました」」より

 

ティシューホルダー → 壊れたので新たに作った。

数か月前に、ペットボトルを加工したホルダーで机の脚にティシューを取り付けたのだが、もう壊れてしまった。それで、(近頃良くある、ディスプレイ上部の小物置きのアイデアを拝借して、)段ボールと厚紙で台を作って、メインディスプレイの後ろ・上部に設置してみた。ティシューの(安っぽいデザイン※の)箱が見えないようにしたので見栄えは悪くないが、机の奥行きが深くて箱が遠いので、手を伸ばすのがちょっと辛い。 (でも、ちょっとした腕と体側のストレッチになるかもw)

※いつも思うのだが、普通の生活消耗品は なぜいかにも安っぽいデザインにするのだろうか? そんなのにお金を出して作るくらいなら、無地にしたほうがずっといいと思うのだが・・・ いったい、どういう理由でそうするのか、小一時間問い詰めてみたい(嘘) 日本の街並みが醜いのと根は同じなのだろうか?

細かい配慮として、ディスプレイの放熱を妨げないよう、台の前面や下部を(ゴムスポンジのテープで)ディスプレイの放熱口から少し離した。

 

おまけ

  • 仕事探し: 前の稿のとおり、ちょっと期待している。
  • 市のLRT: 近頃市が配布した冊子のLRTのPRに開業時期が書いてないと思ったら、案の定、延期のニュースが出た(議会での質問で発覚したようだ)。オリンピック同様w、お金もかさんでいる。そりゃあ、素人がやればそうなるよ。最初から分からなかったのだろうか?
    • そういうことなら、もっと早く知らせたほうが絶対に心証がいいと思うが、国同様隠蔽体質なのか・・・
    • 開業しても、赤字続きで市の財政を圧迫 → 無事終了 ってことにならなきゃいいが・・・
    • もちろん、焚き付けたコンサルはお金をもらって無事逃亡済み?www
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いろいろなことが一段落しつつあるが、少し前に思い付いて、アンプ(SAYA SP192AB)の「クソガリボリューム」(回すとガリガリ雑音が出ることがある)を何とかしようと思った。

少し前に、暫定対処として、アンプのボリュームは動かさないようにし、別なボリューム(FOSTEX PC-1e改)を外付けして音量を調節していた。使い勝手はすごく良かったのだが、アンプのガリボリュームを通るのが どうしても気に入らなかった。というのは、つまみを回してガリが出るということは、スライダーが接触している点付近の導通が均一でないということで、何らかの原因でボリュームが振動すると、わずかに導通性・抵抗値が変化する可能性がある。それが、耳には聞こえない音量変動や雑音(ガリ)になって音質を劣化させると考えるからだ。※ 振動しないまでも、気温などの変化でスライダーが微妙に動き、それで接触が悪くなって音質が劣化する可能性がある。

※これは、(一部のマニアが気にする)ケーブルやコネクタやアンプの筐体の振動よりずっと影響が大きい。

そこで、アンプのボリュームを撤去して(無効にして)固定抵抗(アッテネータ)に置き換えることを考えた。※ 具体的には、ボリュームの代わりに、今良く使う音量に合う値(≒ 現在のボリュームの値)の抵抗にすればいい。アンプのブロック図や内部の外観から現状の回路を推測し(写真の黒字。赤字は検討中の変更案)、固定抵抗に置き換える回路を考えた。なお、ボリュームがないので、いざという時のために音量のレンジを2段階(レンジ1と2, 2は1の2倍)に変えられるように、入力切り替えスイッチで2種類の抵抗値が選べるようにしたい。

※もう一つの案として、アンプの初段(ボリュームの直後、プリアンプ部)のゲインを下げることも検討した。固定抵抗で小さくした信号を また増幅するよりは、最初から小さく(適量だけ)増幅するほうが音質的にはずっと得策だ。そして、このアンプはオペアンプで構成されているので、片チャネルおよそ2本の抵抗の値を変えるだけで実現できそうだが、それで設計時と特性が変わって音が変わってしまう可能性があるので、却下した。また、僕がチップ抵抗の扱いに自信がないこともある。

アンプのボリュームは全体で10kΩ, A("15A": 中点で全体の抵抗値の15%)特性のようで、現在使っている位置(時計の9時付近)での抵抗値に近い抵抗値を、理論計算と実測と実際に聴いた感じで選んだ。現状は、全体(写真のR1+R2+R3)が14kΩ、R1は10kΩ、レンジ1(R3)は2kΩ、レンジ2(R2+R3)は4kΩとした。(写真のメモのとおり、)抵抗による入出力比rn (nはレンジ: 1, 2)は次の式で求められるはずだ。

r1= R3/(R1+R2+R3)
r2= (R2+R3)/(R1+R2+R3)

ここで、R2= R3なので、

r1= R3/(R1+2*R3)
r2= 2*R3/(R1+2*R3) → r2= 2*r1 (レンジ2は1の2倍)

理論上はレンジ1では約-17dB減衰する(約1/7になる)はずだが、実測では約-20dB減衰した(約1/10になった)。また、レンジ2では測定していないが、理論上は約-11dB減衰する(約1/3.5になる)はずである。

理論値と実測値の差の-3dB(約1/1.4)の原因は分からないが、DACとADCのインピーダンスとアッテネータの抵抗値との関係によるのかも知れない。あるいは、抵抗値の誤差かも知れない(デジタルテスタがないので、確認できない)。 → 別のADC(Scarlett Solo)で測ったら理論値に近い値になったので、サウンドカード(ASUS Essence STX II)のADCのゲインが-3dBくらいなのか、JACKからPulseAudioに入る時に3dBくらい下がるようだ。

いきなりアンプを改造するのは怖いので、まずは、アンプのボリュームを最大にし、仮組みした抵抗(アッテネータ)を外付けして試すことにした。

ただ、アンプのボリュームを最大にしたままにすると、何かの拍子にすごく大きな音が出る可能性がある※のがすごく怖いのだが、アンプの構成は、ボリュームでアンプのゲインを変えているわけでなく、(ボリュームのあとの)アンプは常に100%のゲイン(フルボリューム)で動いているので、アッテネータとアンプの間に雑音が入ったりケーブルが抜けたりしない限り、大きな音は出ないはずだ。

※音が出た途端に強烈な音でふっ飛ばされかねないので、大変危険だwww

また、このアンプの出力は数Wなので、仮に大きな音が出続けても、うるさいだけでスピーカーが壊れる可能性はなさそうだ。

よって、理論上はアンプのボリュームを最大にしたままでも大きな問題はないことになった。

昨夜から試しているが、今のところ問題はない。音はおかしくないし、以前起こっていた耳閉感や耳の痛みもない。プラシボ効果だとは思うが、音(特に高音)が少しクリアになった気がする。左右の音量バランスも問題ない。また、気になっているPCのスリープ時と復帰時にも雑音は出ない。念のために周波数特性を測ったが、当たり前のように全くフラットである。

一週間くらい試して良さそうなら、アンプ内部に組み込もう(ボリュームを無効にする)と思うが、パターンカットがあって怖いのと、部品の置き場所によっては雑音が入るかも知れないので、とりあえず半田付けしてちゃんと作って、外付けのままにするかも知れない。

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なんか、受託で作った金融機関用のプログラムを(自分のものだと思ったのか、)無意識にGitHubに上げた香ばしい方※が居るようで、今後の動向を慎重に見守るw必要がありそうだ。(→ 6:10: 早くも"GitHub"がtwitterのトレンドになっているよ?) それを読んで、その事件とは直接関係ないけど少し前に感じた怖さを思い出した。

※その人は、それを指摘されても事の深刻さに気付かなかった。「著作権がどうのこうの」と、まるで見当違いのことを書いていた・・・ こういう輩が居るから、どんどん管理が厳しくなって仕事が し辛くなるんだよなぁ。

git(ソースコード管理システム)には過去の修正履歴(コメントなども全部)が保存されているので、最初は参考にどっかからコピペして、あとでちゃんと書き直したとしても、自分で履歴を消さない限り、最初の版が残って居る(閲覧できるし、Googleの検索にも出る)。コメントやコミット(変更確定)時のログも同様だから、変(不適切)なことを書いていたらバレる。ローカルだけで管理するならいいが、それに気付かずにGitHubとかGitLabで公開すると、そういう危ないものが全世界に広まってしまうのだ。

全世界でなくても、依頼元にgitのリポジトリも納品したら マズいこともあるかもね・・・w

以前のマウスホイール加速プログラムの公開後に、そのことに気付いた。ちょっと見た感じでは、一番最初の土台に使った元のプログラム(リモコン)が含まれているものの、大きな問題はなさそうだ。が、履歴が多いので全部は分からない。履歴の消し方も分からないが、消すとするとローカルとGitLabの二重管理になりそうで(アップロード時に何とかできるのかも知れない)、煩雑なので そのままにしている。

まあ、世の中には いろいろな落とし穴があるものだ。

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