Archive for 4月, 2021

次期アンプBA3886の中心部分は概ね出来ていて、毎日使っており、体感的(例: 気分的なものの気がするが、良く書いている、「初めて聞こえた音」が多い)には前のアンプよりずっといい印象だ。もちろん、特性も良さそうだ(まだ ちゃんと・気合を入れて比較していないので、確定していない)。

と言うものの、別件(DCサーボ基板: これについても追って書きたい)の問題の調査中に目にして気になった、偶発的な故障で電圧の高い直流(オフセット)が出力されてスピーカーを破損する事態(本当に起こるのかは不明w)を避けたいと思ったがために、予想以上に厄介な脇道に入り込んでしまって悪戦苦闘して居たが、今日、どうにかうまく行って ほっとしている。

(我ながら書き出しが長い。ここまでで疲れた・・・)

目指したスピーカー保護機能の方針・条件・理由とその実現案は、以下である。

  • たまたま左右で符号が逆の直流が出力されても、ちゃんと検出・保護できること。
    • 元々起こる可能性の低い事象に備える機能なので、可能な限り、「想定外」の事態を避ける。「片チャネルからしか直流が出ることはないだろう」などのような、都合のいい想定はしない。
      • 左右チャネルは独立のアンプICを使っているが、何らかの問題(例: 製作の誤り)で同時に直流が出力されることはあるだろうし、正負の電源を使っているので、それらの符号が逆になる可能性は低くないと想像する。
    • → 左右のオフセットを独立に検出し、どちらかが起こったらミュートする。
  • 可能な限り、音質を劣化させないこと。
    • 滅多に起こらない事象に対応するために、通常使用時の性能を劣化させないのは当然のことである。
    • → 例えば、オフセットを検出した時、スピーカー出力を切断する(スピーカーの経路に接点・スイッチを追加する)のでなく、アンプの電源を切ることでミュートする。
  • もちろん、電源on/off時に雑音を出さないこと。
    • 音質を劣化させないため、本保護機能ではアンプの電源を制御するが、そのために雑音が出るのは良しとしない(全くあり得ないことだ※)。上と同様、通常使用時の性能を劣化させては意味がない。
    • → アンプIC LM3886には元々電源on/off時のミュート機能があるので、それを利用する。
      • ※以前買った有名オーディオメーカーD社の定番アンプが、(何が原因かは不明だが)電源on/off時に「パチッ」という雑音を平気で出したので、ものすごくがっかりした。クソだと思ったので、即座に返品した。
  • なるべく、自分で保守・修正・改良できる(理解可能な)構成であること。
    • 「ただ組み立てただけで、中身は分かんなーい」だったら、何も考えずに既成品を買って安心している方がいい。いや、それだったら付けなくたっていいと思う。
    • → 理解できる構成を選び、自分で構成や(一部の)回路を考えた。

 

(疲れているうえに酔って居るので、今はここまでとする。以下は書きたかったことのいくつか+α。)

  • ブレッドボードでの試作が思ったより大変だった。
    • ジャンパ線もミノムシクリップ付きコードもブレッドボードの面積も足りなかった・・・
    • ブレッドボードは意外に載せられる部品数が少なく、仕舞いには、ツイスターみたいに配線に苦労するようになり、気付かずに線が抜けたりショートしたりして、作業効率を低下させた・・・
      • ミノムシクリップ付きコードも経年劣化で接触不良になり、それに気付かずに動作がおかしくなって悩ませられた。駄目になるものが多く、仕舞いにはコード不足で実装・確認が満足にできなくなってしまった・・・
    • 「デジタルじゃないから、そんなに使わないよ」と高をくくって、電源とGNDのないブレッドボードを選んだのも失敗だった。
      • それらだけでも、随分多くのジャンパ線を使った・・・
    • 出来たものは盆栽? 前衛生花?www
    • BA3886のスピーカー保護回路をブレッドボードに実装し、確認・調整中

  • 案の定(作る前の心配が当たった)、電源でミュートする(オフセット発生時に、アンプの電源を切って音を停める)構想が うまく行かなかった。
    • 電源onで盛大に「パチッ」とショック音が出(て、ショックを受けw)た。
      • (オシロなどがないから、実際の状態が見られないので)想像だが、正負電源をリレーでonする場合、正負がonになる時間差(正負の線を別々の接点でon/offするため、どうしても時間差が生じる)やバウンス・チャタリング、それらの組み合わせでアンプICが発狂して本来のミュート機能が働かずに雑音が出るのではないか。
      • だから、アンプの電源をリレーでonしないようにした。
        • オフセット発生時のoffはリレーでするが、そもそも緊急で音を停める場合なので、その時に雑音が出ても仕方ない。
    • その回避に随分手こずった。
      • スピーカー保護IC μPC1237(以下、1237)の電源onミュートが余計なのだが、無効にできずに苦労した。
        • データシートを見て、それを設定する(と書かれている)抵抗やコンデンサの値を調整して無効にしようしたら、まともに動かなくなった。
          • あとで分かったのだが、それらの素子は電源onミュートだけでなく、他の幅広い機能に影響していた。
      • それで、随分いろいろ考え・試して、僕なりの「スゴい手」を考えて実装した。
        • (4/17 13:11) そのスゴい手を簡単に書くと、電源onミュートは1237のピン7のコンデンサが充電されるまで続くので、電源on直後からコンデンサへの電流を制限する抵抗(ピン7-8)をリレーでショートして急速充電※したあとに開放して抵抗を有効にするものだ。
          • ※個人的には「プリチャージ」と呼んでいた。
        • 1237の仕組み上、コンデンサを付けなくても抵抗を0Ωにしても本来のミュートをしなくなるので、少々強引だけど、こうすればいいと考えて、試したらちゃんと動いた。
        • ただ、折角考えた手だが、追記したように電源onミュートを使うことにしたので、お蔵入りとなった。
  • 1237は、きっと、熟練したアナログ技術者が開発したのだろう(「職人技」?)。なかなかすごいとは思うが、僕に言わせれば、モジュール化されておらず(各機能が分離していない)、何とも使いづらいクソ残念なICだ。まあ、「前々世代の作」って感じかねえ・・・
    • 資料(データシート)も、英語版はいかにも日本語を直訳したもので全く分かりずらいうえに脈絡がない(何か端折って居る気がした)し、近頃見付かった原典らしい日本語版を見たら随分謎が解けたものの、「いかもに技術者が書いた」ような、何とも分かりづらいものだった。アナログの話なので分からないことも多かったが、それ以前の問題は多い。
    • そもそも、データシートなのに必要な情報が載ってないってどうよ?
      • 例えば、絶対最大定格で「最大電流」とか書いてあっても、内部抵抗が書いてなかったらどうやって制限すればいいのだろうか? 0Ωを想定するのだろうか? そもそも、この電流は正がICに入るのか出るのかすらも分からない。アナログのプロは分かるのだろうか?
      • それから、電源電圧は最大60Vとあるのに、電源ピン(ピン8)は最大8Vって どういうことだろう?? 全く、「教えてお爺さん」だよw
      • こういう点では、NS社(今はTI)のLM3886のデータシートは神のレベルと言えようw(それでも分からないことが ちょっとあるが)。
    • それにも関わらず代替品や「新作」がないのは、もう、こんなニッチな物は使われないのか(アンプICに組み込まれている?)、作れる人が居ないってことだろうか?

ようやく、BA3886のスピーカー保護回路が動いた。 (左: BA3886本体、右上: 保護回路(試作版)、右下: リレーx2)

 

(4/17 13:06) 寝ると新しい考えや心配が浮かんで来る。今朝、電源on時のミュートを回避する機能の実現方法が今ひとつ「ちゃんとしてない」ことに気付いた。具体的にはリレーの使い方がマズい(メーカーの「べからず集」みたいなのに載っている)。昨日は、思いつくままプロトタイプ的に作って動いたが、そもそも安全性を高めるためのものを いい加減に作るのは良くない。

何が駄目だったというと、電源on時のミュートを回避するためにした、以下の二つである。

  • ミュート用リレーを常時off(NC接点(電源offで閉じている接点)が繋がっている状態)で使おうとしていたが、接点を全然動かさないと、(まずないとは思うが)固着してミュートすべき時にできなくなる可能性がある。
    • 電源on直後からアンプの電源をonにしておくためにそうした。
  • ミュート用リレーの動作を反転させるため、プルアップした。直感的にまずそうだと思ったが、やっぱり良くなかった。コイルに常時弱い電流を流し続けるのは良くないとのことだ。
    • 上記のようにミュート用リレーを常時offで使うため、ミュート時にリレーをonさせる必要があるので反転させた。

それで、早速対処を考えた。

まず、固着については、(苦労して回避するようにした)電源on時のミュートを復活させることにした。そうすれば、電源を入れるたびに動くから、固着する心配はない。動作音で正常性の確認もできる。

ただ、そうすると、リレーでアンプの電源をonするためにショック音が出るので、それを回避するため、起動時(電源off時から)はアンプの電源を強制的にonしておき(ミュート用リレーがoffにするのを無効にするため、並列にもう一個のリレーを繋ぎ、onで「上書き」する)、電源on時のミュートが終わった頃合いを見計らって上書きを止めてミュート用リレーに引き継ぐことを考えた。

なかなか大変そうだったが、何とかなりそうだ。ついにトランジスタを使うことにした。いろいろ調べて回路(1237のリレー出力の反転、リレーの遅延on)を作り、シミュレーションは うまく行った。更に、例によって「ちょっと試したく」なって、どこかに丁度いいトランジスタはないものかと血眼で探しw、運良く古いルータの電源部に付いていた2個※を引っ剥がして試したら、シミュレーションどおりに動いた。超簡単な回路とはいえ、トランジスタが使えるようになったなんて、我ながらすごい進歩だ^^

※チップ上面のコードで調べたら(→ 検索ベージ)、PMBT4401というもので、データシートによれば買おうと思って居た(日本では超定番の)2SC1815の代わりにできそうだったので、外して試すことにした。

トランジスタを使えば、リレーの動作を反転させるのに余計な電力を消費しないのも うれしい。これがちゃんと出来たら、逆転満塁ホームラン級ではないかw

この場合はリレーの動作を反転させる必要はないが、リレーを2個使うので、そのうち1個を常時offにして消費電力を抑えようと思っている。まあ、新しいリレーは1個150mWなので、無理して抑える必要はないのだが・・・ → この回路では安定性が重要なので、動作に問題がない限り反転せず、「普通」に したほうが得策な感じだ。 (4/17 17:13)

 

ただ、「ミノムシ不足」で機能全部は試せず歯がゆい思いをしているので、以前あるのを目にしたホームセンターにちょっと買いに行こうと思っている。でも、割高な気がするので、通販のほうがいいかな・・・

結局、だるくて、他の部品と一緒に通販で買うことにした。届くまでは休憩だ。 (4/17 17:13)

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テイラーちゃんの歌は なんか合わないけど、その「人」はなんか好きだ(いかにも、「若い元気なアメリカ人女性」でいいのだ)。 でも、近頃はがっかりだ。昔の作品の再録なんて無意味なことなんてしなくていいから、新作に力を入れればいいのに。まあ、それも本人の芸術活動だから 仕方ない。でも、がっかりしているのは確かだ。

と、ちゃんと聴いたこともないオッサンが申しておりますwww

 

(以下は、結構前に書いたが長くなって完結させるのが面倒になった草稿。残った「※」は、確か、森高のセルフカバーも無意味だったという話だったか。)

先日、テイラー・スウィフトが過去作を再録しているという記事を読んで、がっかりした。版権を失って、自分の作品を奪われたように感じているのだろうし、悔しい気持ちも分かるが、再録したら なにになって、なにがうれしいのかなと思う。

結局、金ではないのかと想像してしまう。

というのは、著作権は譲渡していないだろうし、再録できるくらいだから、当然コンサートでも歌えるだろうから、実害は、過去のアルバムの収益や、それらを自分の意志で再発できないことや、過去のヒット曲をベスト盤に入れられないこと程度だろう。それは単に「お金」の話ではないか。

どういう方針でやっているのか分からないが、過去作を再録するなんて無意味だから止めたほうがいいと思う。※ 過去作はリリースした時点で固まったもので、再録するのはそれを蒸し返すことだ。毎年掘り返す道路工事みたいなものだ。

そんなことをするよりも、新作を出すほうがずっと生産的じゃないか。そうして更にお金を得て、版権を取り返せばいいのに。

まったく つまんないことするな・・・

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昨日、Linuxのメモリ消費が多くなって来たので※再起動したら、青天の霹靂。なぜかSpotifyアプリが激変してしまった。

※いろいろなアプリがメモリリークしていて、長期間動かすとそれが溜まるせいだと思う。

今考えると、おそらく少し前にアプリが更新されていた※のだが、アプリを再起動していなかったので更新が反映されなかったのではないかと思う。そういえば、3月末辺りに"Made for you"が変わったのは、これの関係だったのかも知れない。その変更の時は、「なかなか良くなった」と喜んでいたのだが・・・

※問題のバージョンは1:1.1.55.498.gf9a83c60

少しいじっただけで、以下のような違いに気付いた。

  • なくなったショートカットキーがある。
    • 例: 前・後ページ(表示内容)への移動 (Alt+←, Alt+→)
  • 設定のAboutがなくなったので、バージョンが表示できない。
    • 細かいことだけど、「どうよ」と思う。
    • 前の版に戻して(後述)気付いたのだが、実はAboutはあったけど気が動転して気付かなかったのかも知れない。
  • ライブラリにMade for youのタブがなくなった。 → Homeから表示しろってことだろうか。
  • 画面のデザインが煩雑になってしまった。
    • Web版に近い気がする。
  • 起動時にdevilspieでの位置指定が効かない。
    • 起動後は効くので、起動時のアプリ名が変わったのだろうか?

ショートカットキーがなくなったのは とても不便だ。今までは、マウスジェスチャ(右クリック+左/右ドラッグにAlt+←/→を割り当てた)でページ切り替えしていたのができなくなってしまった。

すごく不便なので、何とか対処したいが できないだろうか? xdotoolで試したが、それらのショートカットキーの対応自体がなくなった感じだ。

デザインはまさに劣化と感じる。その劣化度は、以前のがどうだったか思い出せないくらい強烈だ。。。 一番嫌なのは、再生中の曲の左のアイコンがちょろちょろ動くことだ(画像の黄色い円の中)。ひょっとしてアニメGIF? 90年代じゃねーんだよ!! そもそも、ページに画像や色が無駄に多くて全く鬱陶しい!!! 鬱陶しいので余り表示させたくない。

以前のが簡素過ぎたのかも知れないが、目障りでない点ではずっと良かった。

それで、試しに(、デザインがどうだかは分からないが、)Winodws版アプリをWineで動かそうとしたら、「管理者アカウントではインストールできない」というエラーとなって、諦めた。。。

 

不思議なのは、この劣化を検索しても出て来ないことで、誰も気付いていないのか、多くの人は新しいデザインが好きなのか、Linux版を使っている人がすごく少ないのか、僕の環境がおかしいかのどれかだ。

想像だが、Linux版のメンテが面倒になって、UIに関しては基本的にweb版を表示するようにして手を抜こうと思ったか、逆に、下手に頑張っちゃってLinux版をWindows版に寄せたか共通化してしまったのかも知れない。

 

今はまだ耐えられるけど、更にLinux版の手抜きが進んで、消滅(Evernoteのように「Web版を使ってね!」)という憂き目になったら すごく困るな・・・ その時はまた「移動」かも知れないな。もちろん、行く先があればだが・・・

とりあえず、(クソな状態で使いたくないが、そんなのに対応するのは時間の無駄だし そんなパワーもないので、)アプリを前の版に戻したら(コマンド例は下記)、当然ながら元の表示・動作になった。ただ、いつか使えなくなりそうだ。

sudo aptitude install \
spotify-client=1:1.1.42.622.gbd112320-37

Spotifyアプリを前の版に戻して、平和が戻った。

即座に更新マネージャが更新の案内を出したが 「無視」にして、しばらくは これで お茶を濁そう^^

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二つ以上投稿(予定)を飛ばすが、作成中のアンプBA3886が完成してもいないのに、それに付随する新たなプロジェクト的なものが始まってしまった。

もとはと言えば、アンプ基板のオプションのDCサーボ基板(以下、サーボ基板)の特性に疑義があるので良く考えたり調べたり試したところ、僕がサーボ基板に求めていた、スピーカー保護(入力系やアンプの異常でスピーカーに大きな直流が出て、コイルを焼く)が余り(ほとんど)実現できないことに気付いた。

確かに、買う前に聞いた時も そんな話ではあったが、例によって数値が何もない(例: 何Vまでは補償可能)のに期待してしまったのが大バカだった。

それから、サーボ基板のメインの機能であるオフセットの自動調整に関しては、確かにちゃんと働いているのだが、個人的には馬鹿らしいと思うようになった。というのは、LM3886(以下、3886)のほとんど変化しない(温度で緩やかに変わる程度)オフセット電圧を四六時中監視して調整し続ける必要なんてないからだ。そんなことをしたら、再生する音の超低音成分によって常にアンプの出力が変動して(フラついて)却って音が悪くなる可能性がある。つまり、「痛くもない腹を探るな」ってことだ。

これに関して、似たようなことを書かれていそうな方が居た。ただ、検索結果の見出しだけで本文は読んでいないので、実際にはどういう考えかは分からない。

更に、オフセットの調整については、充分ではないながらも、サーボ基板なしでもできている。フィードバック回路にコンデンサが入って居て直流付近のゲインを下げているので、アンプが故障しない限り大きなオフセットが出力されることはない(外から直流が入った場合は不明だが、ゲインが低いから大惨事にはならないのかも知れない)。実際、僕の場合はサーボ基板なしでもオフセットは左右ともに-3mV程度でしかない。

ただ、未確定ながらも、そんな小さい電圧でも耳閉感・圧迫感の原因になるような感じで、なかなか馬鹿にできない。もし、こういうことを僕のキットを作った方が考えていたのなら、(いくら技術者としてあり得ない、いい加減な奴だとは言え、)オーディオ機器の作り方に関しては大したものだと認めざるを得ない。

(書き疲れたので、某宇宙戦艦の帰路のように「ワープ」したいが、そうも行かないw)

上のような経緯で「サーボ基板は不要」という考えになったのだが、それに関して調べているうちにスピーカー保護の重要性が分かって来た。上にも書いたように、もしアンプが壊れたら、あるいは、入力機器(僕の場合、PC)のトラブルで、大きな直流がスピーカーに出る可能性は0ではないのだ。そうなると、スピーカーが焼けて壊れてしまって数万円の出費になるから、すごく痛い。であれば、ちょっとの出費で事前に対策をしたほうがずっといい。

調べていて、こういう安全策に無頓着な人が多いのを実感した。僕のキットを作った人もそうだ。もうすこし危機感を持つとかマジになったほうがいいと思うが・・・

それで、スピーカー保護のための物(キットや基板)を調べた。実は今のキットを買う前にも調べて良さそうな物はあったのだが、そこは問い合わせへの態度がいい加減だったので止めた。さらに、そこも使っている、一般的なスピーカー保護用IC μPC1237(以下、1237)の一般的な使い方だと左右チャネルを合算しているので、左右から符号が逆の直流が出たら正しく検出できないという情報を目にした(もちろん、前述のキットもそうだった)。

まあ、確率的にはそういうことが起こる可能性は低いが、そもそも「アンプの故障などでスピーカーに直流が出る」という低い確率のトラブルに対処するのに楽天的な想定をするのは、どうしても許容できないのだ。そんな想定をするなら、その物自体の存在価値がなくなるのではないだろうか?

例えば、車に前後から同時に衝突した時に開かないエアバッグは許されるだろうか? そんなことが起こる確率は低いから想定しないのは許されるだろうか?

それにしても、僕の調べた限り、上に挙げたたった一人の方以外誰も気にしていないのが不思議だ。もしかしたら、回路の作りがうまくて実は大丈夫というオチがあるのか。 (ないと思う)

まあ、誰もちゃんと考えず(回路をコピペ?)、詳しい検証をしていないのだろうと推測する。それでも問題ないのは※、3886がしっかりしていて、(回路の不備でなく)故障で直流が出ることが滅多にないからだろう。

※メーカー製品はちゃんとスピーカー保護をしているとのことなので、そうでないのは個人の自作などに限られるから問題が公にならないこともあるだろう。

随分調べたが、1237を使うもの(市販品)では左右チャネルの直流漏れを独立に検出できる物がなかった。一方で、トランジスタ式なら可能そうだった。

ただ、僕はトランジスタに滅法弱くて全然いじれないので(そもそもアナログに弱い)、1237のキットなり基板を買って改造することにした。いろいろ調べて、Amazonにキットを注文して もう届いている。千円くらいだった。

このキットは、どういう経緯かは分からないが、元々はClover pro-5.5 speaker protectorという名前のようだが、販売ページにその名前は出ていない。少し高いが完成品も売っている。

 

中国製らしく大変アバウトな包装・梱包(全部品がひとつのビニル袋にごちゃまぜで、緩衝材なしで、普通の紙の封筒に入って来た)で、過不足のチェックをしたら部品がいくつか余ったが、足りないよりはずっといいし、むしろ得した気分だw あと、脚が曲がっている部品もあって、レビューで文句を言っている人が居たが、僕は気にならなかった。直して折れたら別だが、それよりはずっとマシだw ただ、説明書類が何もないのは、あらかじめレビューで読んだけど、「本当だったか・・・」と思った。が、基板のパターンが読みやすいうえに、解析したのか回路図動画を出されている方が居たので楽だった。

部品の過不足確認以外に、上の動画を観て「はっ」として、一応 リレーの動作確認をしてOKだったが、他の部品、例えば、メインの1237が不良とか偽物、そして、他の細かい部品(抵抗やコンデンサなど)が不良とかいう心配もあるがw、作ってみないと分からない。まあ、いくらアバウトでも、中国製が全部駄目だったら、今や世界中がうまく行かなくなってしまうから、「ほとんどの場合は問題ないけど、ちょっと(?)悪い連中が居る」って理解をしている。

が、それこそが自分でもけなした「楽天的」な態度なのかも知れない・・・

いろいろ検討・シミュレートし、当初からの要求事項である、左右独立の直流漏れ検出はできそうな気がしている。他にもいくつかアイデア・やりたいことがある。例えば、直流を検出した時に出力を切るのにスピーカーの線をon/offしない(リレーを通さない※)ようにして音質を劣化させないことだ。他には、直流を検出して出力を切ったら、電源を切るまで切ったままにして危険な出力を断続させないこと(オリジナルは一定時間後に自動復帰するが、それだと却ってひどいことになりそうだ・・・)や、オリジナルは1237の用例にならって交流電源で12Vだが、僕はBA3886の直流15Vで動かす。自由に改造できるから、キットにして良かった(ちゃんと動けばね・・・w)。

※これについても無頓着な人が多いのに驚く。キットに添付されているのはパワーリレーで、常時100Wくらい出しているならいいけどw、家庭で普通に聴くには粗雑過ぎるだと思う。オムロン製(本物ならw)だから物はいいだろうが、電力用なので音を扱うにはちょっと心許ない。

なお、リレーについては、パナにオーディオ用リレーがあったようだが、今はディスコンらしい。他にオーディオ用とか小信号用を探せば、あるのかも知れない。

ただ、そういうアイデアを試すためには、是非ともブレッドボード(半田付けしないで回路が組める板)が必要な気がしたので注文し、休みながら届くのを待っている。 (今ここ)

なお、今の勢いだと、あまりにも変更箇所が多い(部品だけ使っている感じ)のでキットの(本来の)基板は使わず、ユニバーサル基板に組みたい。ただ、手持ちの基板が小さいので、載り切らない時は元の基板をパターンカットしまくって(部品を載せるだけ)、ある意味魔改造的にしようとは思っている。

→ ちょっとユニバーサル基板に載せてみたが、大きな部品を全部載せる前にフルになってしまい、無理がありそうだ。ただ、リレーを外に出せばいい気はする。 (4/6 22:16)

スピーカー保護機能の大きい部品をユニバーサル基板に載せてみたが・・・

 

どこで足を踏み外したのか(最初から?w)、なんか、休む暇がないな・・・

 

(4/6 18:21) その後、考えたり調べたりしているうちに、上に書いたディスコンになったパナのオーディオ用リレー ALA2シリーズ以外で良さそうなリレーが見付かった。オムロンの信号用のG6AやG5Aのシリーズだ。仕様的にはALA2と遜色ないと思う。それで、スピーカーのon/offに使えそうなので、とりあえずG6A(の高感度型)を2個注文し(1個660円だった)、早速回路図なども変更した。

しかし、それから更に考えてみたら、接触抵抗が50mΩ(ALA2も同じ)なのが気になった。最初は かなり小さいから問題ないと思ったのだが、ダンピングファクター(以下、DF)への影響は小さくなさそうだ。

例えば、仮にアンプの出力インピーダンスを0Ωとした時、それとスピーカーの間に50mΩのリレーを入れた場合のDFは、

8/(50/1000)= 160

となる。それなりにいい(普通の?)アンプは100以上あるというから、影響は見過ごせないと思う。接点を2個(並列)使えば320となって まあいいが、やっぱり、何か気に入らない。

例えば、DF=100(出力インピーダンス= 80mΩ)のアンプの保護に上のリレーを使った場合、接点1個だと

DF'= 8/((80+50)/1000)= 61.5

と、約39%も低下してしまう。接点を2個使っても約24%低下する。

もちろん、DFは高ければ高いほどいいというものではないが、普段は何もしない保護機能のために折角の性能を落としてしまうのは どうも嫌だ。DFでなくても、リレーの接点の増加や配線の引き回しで音質はわずかにでも劣化するはずで、そういうのは できるだけ避けたい。

それで、(G6Aの注文は止めずに、)元々考えていた方式(アンプの電源を切ってミュートする)で、キットのパワーリレーの代わりに使うことにした。メリットは、消費電力が小さくなることと、背が低くなって設置の自由度が増すことだ。消費電力は約1/3(約520mW → 約150mW)になり、背も約1/3(約25mm → 約8mm)になる。

今気付いたが、オリジナルのキットどおりリレーを2個使ったら、1W以上にもなるではないか。それが、音を出している間(アイドル状態でも)ずっと消費され続けるのは すっごく嫌だ。常時100Wも出す人は別だがw、僕のアンプはアイドル時の消費電力は5-6Wなので、1W増えるのは結構大きい。

実は、常時掛かり続けるリレーの消費電力が大きいのが嫌で、ミュート処理の動作を負論理(リレーのコイルを常時offにし、ミュート時だけonにする)にしようとしたのだが、まだ(検討でも)成功していない。単にリレーへの出力を反転させる方式でも可能そうだが、やっぱり成功していない。

あと、ラッチ式のリレーでも消費電力を減らせるが、起動時に1度だけセット(電源またはスピーカーを繋げる)する処理(おそらく、1237のリレー出力の立ち下がりでリレーのセットコイルをonすればいいはず)が必要で、実現するのが大変そうなので止めた。

上のような処理はデジタル・マイコンなら容易だが、アナログ回路なのでハードルが高い。シミュレーターでいろいろ挑戦したが、うまく行っていない。もしかしたら、今もあるのか分からないが、(耐圧の高い、)昔のCMOSのロジックICを使えばいいのだろうか? あと、僕がトランジスタから逃げているのも大きい。トランジスタやFETを使えば、リレーへの出力を反転させる回路ができる気がする。

そして、僕の予定ではリレーを1個だけ使うので、オリジナルに比べて消費電力は約1/7(約1.0W → 約150mW)だ。それならコイルが常時onでも許せるし、なかなか気分がいい^^

ブレッドボードが届いたら、僕のミュート方式を実装して問題がないか確認し、駄目だったらスピーカーを切るようにしようと思っている。

今のところ、問題が起こる可能性が見つからない。というのは、3886は(ミュート機能をちゃんと実装していれば)電源on/off時にポップ音が出ないので、一般的なアンプのように電源on/off時のミュート(1237の機能の二つ)はそもそも不要だし、直流が出て危ない時には、ポップ音が出ようが出まいが(この場合は出ると思う。でも、リレーで切っても同様だ)、電源を切ればとにかく直流は出なくなるはずだからだ。

ただ、ちょっと気になっているのは、改造版保護回路の作りが悪くて、起動時などに電源on/offが頻繁に起こるとか、電源on/off時のリレーのチャタリングで雑音が出たりアンプが壊れる可能性だが、知識も経験もないので、どちらも「やってみないと分からない」としか言えない。後者については、アンプの電源入力に大き目のコンデンサが付いているから何とか大丈夫な気はする。

更に細かいことでは、リレーの2つの接点のon/offの微妙な時間差で正負電源がon/offするタイミングがずれて3886が壊れる可能性もありそうだが、そこまで弱くないと期待する・・・

始めの頃に考えたのだが、もし、3886のミュート機能を使ってスピーカー出力を停めるなら、上のような心配は不要なのだが、そもそも3886が壊れて直流が出る可能性への対策なのに3886の機能を使うのは矛盾しているので、止めた。

また、DC-DCコンバータのリモートコントロール端子を使えば手軽に電源を落とせるのだが、その場合は保護回路は元電源で動かすことになる。一方、1237のオフセット入力などのGNDが電源GNDと共通のため、元電源(= DC-DCコンバータの入力側)とスピーカー出力(= DC-DCコンバータの出力側)が絶縁されなくなってしまい、元電源の雑音の流入の点で劣化するので止めた。1237の仕様はいろいろ惜しい・・・

 

(4/6 20:48 若干加筆・修正, 4/7 7:49 若干加筆・修正)

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春になり、近くで鳩の鳴き声が聞こえるようになった。きっと、飽きもせずに巣を作っているのだろう。それにしても、コウモリもそうだが、冬の間は見なかったが、彼らはどこに居るのだろうか?

さっき、食事中にベランダに張った網の外に鳥の影を見て、「鳩が入れずに諦めたか。学習できない馬鹿な奴め」とほくそ笑んでいたら、少ししてからもまた姿が見えたので、何かおかしい気がした。良く見たら、鳩より小さ目の灰色の鳥(ムクドリ?)が、なんと、網の中に居て、出ようとしてパニクっていた。

その姿を写真に撮ってもおもしろそうだったが、早く出したい気分だったので、撮っていない。

網の上方の張りが緩めのところから入ったのだろうか、そこは内側に折り返しているので、入ったら出られない。他からも無理だ。面倒だけど、そのままにしていたら、声や物音がうるさいし、(パニックのせいか)糞を撒き散らすし、そのうち死んでしまって厄介なので、面倒だが、煙草臭対策のために塞いでいる窓の詰物を外して開けて、掴んで出してあげた。出すのは、網の下を少し持ち上げればいいので容易だった。

まさか、僕が自分の手で生きて居る鳥を掴む・掴めるなんて、思っても居なかった。

ムクドリの身体は意外に あたたかく柔らかく、妙にいい(悪くない)感じだった。なるほど、ダウンが暖かいのもこういうことだろう。しばらく触って居ないが、猫にも近い気がする。

 

なお、再び入られないように対策をしたいが、今はアンプ作りで疲れ果ててパワーがなくてできないので、もう一度入って来たらすることにした。※ 上部の網の折り返しを外に出せばいいのかと思うが、新たな問題があるかも知れないので、そう簡単ではなさそうだ。

※ただ、たまたま僕が部屋に居ない時に入って来たら ひどことになるが、その時は仕方ない。

 

PS. 題でちょっと触れた本(川上弘美 「蛇を踏む」(1996))は、当時読んだ気がするのだが、手持ちにはなかった。読んだけど手放してしまったか、読まずに見送ったのか。今、あらすじや口コミ(理解不能みたいなのが多いw)を見ると、なかなかおもしろそうで読みたくなったが、やっぱり最初の1ページで停まってしまいそうなので止める。

そうか、気付いたら、台所に「ムクドリです」とか言って女性が立っているかも知れないな。鶴の恩返しにも似ているがwww

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次期アンプBA3886のアンプIC(LM3886)を冷やそうと思って買ったヒートシンクの冷えが今ひとつだったので、葬り去るつもりではあったが、いつもいつも余計な考えが浮かぶ性質なので、DC-DCコンバータの放熱に使うことを思い付いた。ちょっと試してみたら結構冷えたので、乗り気になった。ただ、上にカバーが被さっていると冷えが悪いことが分かった。それで、禁じ手とも言えるので「それだけはしないようにしよう」と思って居たのに、ヒートシンクをカバーの上に出してみた

さすがに冷えは悪くない。あと、やる前はちょっとワイルドになり過ぎないかと心配だったのだが、色が黒で目立たないのと、出す量(約8mm)が適当だったせいか、それほど目立たなくて良かった(仮止め用のダクトテープを除く)。ただ、そもそも、カバーの上には何も載せられないし、放熱のために上を開けるのが前提だから、これで何も問題なかったのだ。きっとwww

ちなみに、カバーの下の状態で、それまでの放熱板に比べて3℃くらい低くなり、カバーの上に出したら約1.4℃下がった。更に、風が当たるようにしたら約0.5℃下がった。

なお、冷えるようになったとは言っても、今の時期でも軽く40℃を超えるので、「市販品だったら、温泉みたいなマークと"Hot surface. Avoid contact."なんてシールを貼る必要があるんだろうな」と思った。

これで、BA3886の天面をヒートシンクの部分以外は全部閉じることができて、中に埃が溜まる心配が少なくなった(PCのファンで送風しているため、0でない)。

今気付いたが、ヒートシンクの冷えが悪かったのは、カバーの下で通風が悪かったのもあったのだろう。ただ、外見とか手触りは良かったのに期待外れではあった。それでも、今、(2個組みのうち)一個は使えたので良しとしよう。

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