Archive for 6月, 2021

数日前に、突然割れたグラスの代わりに買ったポリカーボネート(以下、PC)のタンブラー(遠藤商事 JB-8520)が届いた。他の物と一緒に買ったのだが、予想外に簡素な梱包だった。プラのせいか、緩衝材が巻いてなくてビニル袋だけで入っていたので、「これは(他の物と擦れて)傷付いてるかなあ・・・」と心配しながら開けたら、無傷だったので ほっとした。やっぱりPCは強いのだろうか? しかも、予想以上に透明で綺麗で、ガラスのようだ。たった400円くらいでこれなら、全くいい買い物だと思った。

商品紹介の写真どおり、外観がシンプルなのが良い。サイズは数値(特に、口径が6cm以上)ではちょっと大き目かなと思って居たが、実際には小ぶりで、期待していた大きさで良かった。小さく見えるが測ってみると数値どおりなので、錯覚みたいなものなのだろうか。全体の形で小さく見えるのだろうか。実際、350mlの缶と並べると、数値どおり、同じような大きさだ。

意外に底が小さいので倒れやすそうに感じるが、今のところは大丈夫だ。形がカップヌードルの容器に似ていて、あれも意外に倒れないから これも安定しているのだろうか? (そんなことはない?w) あと、なんか見覚えがあると思ったら、Macのごみ箱に似ている(Macを使っていた頃の話なので、今はどうか知らない)。他にはUSのソーダのカップ(当然、もっと大きい)を連想するが、実際に見たことはないw

使ってみると、大きな問題はないのだが、飲み口の滑らかさがわずかに足りないところにガラスとの違いを感じる。口を見るとちゃんと削ってあるので、削り方が微妙に足りないのかもと思って使っているうちに、段々気になって来た。

嫌というほどではないが、唇に当てるとわずかに違和感がある(音でもそうだが、僕の細か過ぎるところだろう)。それで、更に良く見ると、口の一部に段差があり(写真: 横の光る線)、そこで飲むと違和感が起こることが分かった(材料を型に入れる時にムラができたのだろうか? 単に口を削る時のムラか?)。その段がバリのように感じられたようだ。

そこで、(例によってw)試しにその段差を紙ヤスリ(#500)で※慎重に削ってみたら(「削る」よりは「磨く」のほうが合ってるかも)、違和感がなくなった。まだ段はあるが、表面が滑らかになったので感じなくなったのだろう。慎重に作業したので、幸い、傷などは付かなかった^^

削っている時、段々、飲み口が いびつに見えて来た(真円でなく、厚みにもムラがあるように見えた)が、錯覚なのか実際にそうなのかは不明だ。

※手持ちには#300辺りのもあったが、いかにも荒い感じだった。また、車用のコンパウンドもあったが、細か過ぎそうだった。結果的には#500で丁度良かった。仕上げにはコンパウンドが良さそうだが、面倒なのでやってない。光沢が出るのだろうか? でも失敗すると、他のところに付いたまま擦って傷になりそうだ。

他には、さすがにプラなので、いくら似ていてもガラスのような重さや冷たさはない。それが物足りない人には受けないだろうけど、僕は丈夫さを求めたので、これで良い。一方で、濡らした時に、ガラスとは違う ちょっとしっとりとした手触りがある(そのうちなくなるのかも知れない)。あとは、どのくらい綺麗さを保つか(傷が付かないか)が気になるが、まあ、使ってみる。

それから、実際にはそういう余裕はないだろうけど、これなら災害時に持ち出して普通に使えるのもいい。(全然したくないけど)入院した時にも気軽に使えるなw

 

PS. なぜ、DVDのケースの背なんてあるのかというと、このためにわざわざ切った訳ではなく、アンプの部材に使おうとした余りである(当初の目論見(アンプICの押え板)は外れたが、最終的には ちゃんと使えた)。

  •  0
  •  0

先日、突然電話が掛かって来て(まあ、電話は常に突然だが)、「うるせーな。掛けて来んなよ・・・」と思って相手を見たら、車のディーラーのおっちゃんからだったので、結構うれしくなって出てしまった。

以前も書いたように、僕は筋金入りの反電話派で※、堀江とか ひろゆきが言ってることにはほとんど賛成で、掛かって来てもまず出ない。なのに、おっちゃんのには出たという矛盾。

余談だが、他に、仮に床屋のおっちゃんから掛かって来ても出るだろう。なんか「好きなおっちゃん」が居るんだろうなw

※どのくらいかというと、電子メールがない頃から電話は使いたくなかった。その頃は、手紙や葉書を愛用して居た。FAXは持ってなかったし、面倒だし、(図がある場合は別として、)文字をわざわざ画像にして情報を落としてしまうところが馬鹿らしいから嫌だ。

FAXの余談になるが、ブロックしまくるらしい肝っ玉の小さそうな大臣は官庁でのFAX廃止を打ち出したけど、メールに画像やPDFを添付とかの下らないオチになりそうだ。結局、ハンコ廃止と同様に、手段そのものしか目に入ってなくて、本質が分かってない気がする。

なんだかんだ言っても、題に書いたように、相手次第なんだろうと思った。いくら「電話はこっちの都合を考えない暴力だ」とか「効率が悪い・低下させる」とか言っても、親しいとか好きな人からなら、怒りもせずにホイホイ出るのだ。(堀江などもきっとそうだろう)

それから、電話は駄目だけどLINEなどは いいというのもおかしい。あれだって、通知が鳴って割り込みもいいところではないか。しかも、すぐに読まなくても読んで返事しなくても悪い印象を与えるようだから、電話より たちが悪い気がする。そういう人は本質を分かってないんだろうな。まあ、僕は使ってないから関係ないけど。

人間は勝手なものだな。

 

ちなみに、その電話は車検の誘い(営業)だった。普段は掛けて来ないのに(車検や整備では今まで一度もなかった)、コロナで暇になったせいか、たまたま思い出したのか。もう少しあとに こっちから電話しようと思って居たので、丁度いいから予約した。そういう抜け目ないところに、あのおっちゃんのうまさを感じ(しかも、全然嫌らしい感じがしない)、まったく すごい人だと実感した^^

  •  1
  •  0

予想どおり、iPhoneからはSMSなどが有料になるだの(これはAppleのせいのようだが)、ユニバーサル料他を取られるだの、6か月使わないと停止だのと面倒なことが増えたので、予定どおり、無料が終わる1年経過時に解約しよう。

いや、支払い額としては安いんだろうけど、いろいろ(今後も増えるであろう)詰まらないこと(この場合はこう、その場合はこう, etc.)に神経を遣うのは嫌なのだ。楽天市場だって同様で、メリットを感じない。

お前、面倒クセーんだよ!

 

PS. その解約でイライラしたくないのだが、どうなんだろうね・・・

  •  1
  •  0

製作中のアンプの音・性能に関しては もう最後の詰めの段階、実際にあるのかどうか知らないが、「最後のレンガ」を差し込みつつあるって感じだ。

 

アンプの置き場所と雑音の謎

近頃は変更・調整するたびに特性を測っているのだが、先月末頃、なぜか歪みが増えたと思って調べたら、特性測定用コードに雑音(最初はPCからだと思った)が入っているためであることが分かった。歪みと雑音は別のものなのになぜ関係しているかというと、測定に使っているソフトREWはTHD+NでなくTHDを測っているはず(明示されていない)で、雑音があっても歪みは独立に測定できるはずだが、雑音があると その周波数の歪みも増えてしまうようだ。

おそらく、歪み測定の前か後に無音時の雑音を取得して差し引いているのだろうが、雑音の量が変動すると差し引く量が不足して歪みが多くなるのではないか。

それで、なるべく雑音が少なく(「静かに」)なるようにしようとした。

調べたら、PCよりもAC電源の周波数(50Hz)とその高調波の雑音が多く、アッテネータや接続コードから入っていることが分かった。その他には他の部屋のインバータかららしき7kHz辺りの雑音が広い山として入ることがある。更に、USBかららしき8kHzや、PCかディスプレイかららしき15kHzの雑音が鋭い山として入ることがある。試行錯誤したら、コードの置き方を変えると雑音の量が結構変わるが、それ以上に、アンプ本体の置き場所や置き方で随分変わることが分かった。もちろん、時間による変動は大きい。

なお、アンプ内部のDC-DCコンバータも雑音源ではあるが、意外に影響は少ない。また、それに電源を供給する電源コードからの雑音も意外に少ない。ただ、もちろんそれらに特性測定用コードを近付けると雑音は入る。

コードの置き方は、なぜか、床に置くよりも、いかにも雑音が多そうなPCの上に置くほうが雑音が少ないことが分かった。

アンプの置き場所については、当初予定していた右のスピーカーの下はなぜか雑音(50Hzとその高調波)が多くて駄目だった。そして、コード同様、(コードで思い付いた)PCの上一番良かったのが不思議だ。想像だが、PCのケースは結構厚い金属(鉄)で、そのすぐ上にコードやアンプを置けば雑音(主に床から来る?)がアンプに入るのを防げるのではないだろうか。アンプのケースはプラなので、基本的に雑音が入りやすいのだろう。PCの雑音は(意外と言ったら悪いが、)ケースできちんと遮断されているようだ。

PCのケースで雑音が遮断されるとなれば、「もしかして、PCの中に入れれば完璧?」と思いもしたが、きっと中はPCの雑音の嵐だろうから、まあ止めておく。

置き方も結構シビアで、90°回転させるだけで雑音の量が変わるので、好きには置けず、雑音と使い勝手をうまく調整する必要がある。結局、PCの上で入力端子を手前に、スピーカー端子が左に来るように置くことにした(ほぼ確定)。

その時、入力や特性測定用コードはきっちり堅くまとめるのは良くなく、ふんわりさせるくらいがいいようだし、なぜかPCの左側に垂らすのは駄目だし、PCの下に押し込んでも良くなく、写真のように、右に垂らして床にだらしなく置くのがいいようだ。ちょっと「なんだかなぁ」であるw

その他に、PCのマウスを操作するどころか、マウスに触るだけで雑音が増えるので、正確に測定するのはなかなか大変である。

いずれにしても、上記のすべては聞こえないレベルの雑音なので(もし、聞こえるような雑音が出たら、星一徹のように全部捨てるくらいの勢いだ)※、そこまで厳密に測ってセッティングする必要はないのだが、自分で作ったものなので一度は最高の性能(限界)を測りたいと思ってやっている。* 実際に使っている時は、そういう最高の性能は発揮されないし、されなくても分からない(から問題ない?w)。

※無音時にアンプから出る雑音(残留雑音)の総量は、例えば-98dBFS RMS(最新の、一番「静か」な時の値)で、電圧にすると15μV程度である。一方、スピーカーに出ている音は例えば150mV程度だし、部屋の暗騒音の音圧は分からないものの-40dBFSとすると、余裕は58dB(振幅は約800倍、パワーは約6.3万倍)となるから、無音時でもまず聞こえないだろう。(実際に聞こえない)

*要するに、作ってできたら ただ聴いて、証拠もなく定性的に、「やっぱり いい音だ!」と満足・ドヤ顔するのでは、技術者として全く失格・あり得ないと思っているのだ。少なくとも、いい音だと思ったら、どうしてそうなのかを考えなければいけない。

 

なお、「雑音」と言っても、その量はとても小さく(サウンドカードの限界に近い、というか越えていそう※)、上記のように耳では聞こえない。 だから、正確には「雑信号」だろうし、「ノイズ」と書くほうが通りやすそうだが、日本語では同じことなので「雑音」と書いている。

※使っているサウンドカード(ASUS Essence STX II)のダイナミックレンジは、入力は118dB(A)、出力は124dB(A)。

 

特性測定用アダプタを作った。

そのように微小な信号(雑音)を測って比較するためには、測定に使うコード類は、それまでのテキトーなミノムシコードなどでは雑音が入りやすいうえに安定性や再現性がなくて駄目なことが分かったので、特性測定用アダプタを作った(もったいないので、汚くて却下したピンジャックを使った)。これをアンプとスピーカー保護基板を繋ぐコネクタの間に挟めば、いつでも測定できる。

ついでに、特性測定時のスピーカーの代わりの負荷抵抗の安定性を向上させるのと着脱が容易になるように、バナナプラグを平らにして接触を改良(希望)したもので負荷抵抗を作ったり、大量の抵抗(10Ωを10本)を並列に繋いで力技で消費電流測定用アダプタも作った。アナログテスターしかないので大雑把にしか測れないが、有効数字2桁くらいで消費電流が測れそうだ。

試しにBA3886の消費電力を測ったところ、アイドル時は約4.6W(24V 0.19A)と、以前AC電源用の測定器で測った時の値(約6W)に概ね合った。また、10W(片チャネル)出力時は約18Wとなった。この時、DC-DCコンバータの損失を差し引いた損失は約4.6Wで、エコではないが、僕は許せる。

 

謎の雑音

そうして測っていたら、変な問題に気付いた。時々、2kHz以下の広い帯域で雑音が瞬間的にかなり(10-20dB)大きくなる(グラフ: 青と赤)のだ(「平坦な雑音」と呼んでいる)。アンプの回路や実装に何か問題があるかと心配になって いろいろ調べ、試行錯誤したのだが、原因は分からなかった。

その過程で、スピーカーに振動が加わって電力が発生して起こっていることも疑ったが、違っていた。確かに、スピーカーの前面を紙などで叩くとスペクトラムが近い雑音は出る(グラフ: 水色とオレンジ)が、アンプにスピーカーを繋げていなくても起こったので関係ないことが分かった。それに、そこまで大きい振動なら体感するはずだ。

そして、そのスペクトラムの形状から、どうやらパルス状の雑音(信号発生器で試したら、矩形波(デューティ比50%)で15Hz, -65dBFSが最も近い形状となった(グラフ: ベージュ))で、パルス幅は約33ms、振幅は約0.7mV程度のようであることが分かった。

想像ではアンプからそういう雑音が出ることはなさそう(出るとしたら正弦波的だと思う)*なのと、僕の部屋の機器が原因でないことは確かめたので、外部の機器(例: 水道のポンプ)からAC電源経由で入っていると想像している。オシロスコープがあれば確認できるが、ないので確証はない。※

*一つ気になったのは、アンプ出力のオフセットが大きくなり、それがDCサーボで補償される時にパルス状になることだが、オフセットが突然急激に増減することは余り考えられず(なだらかに変化するのではないか)、また、サーボのLPFの周波数を下げて応答速度を下げても効果がなかったので、違うと考えた。

※理論的には、ちゃんと分圧すれば(例: 1/100)、PCのサウンドカードでも見られるが、さすがにそれをする勇気は全くない。ただ、AC電源のコード(片方)に入力のコードを隣接させれば波形が見られるかも知れないが、他の雑音が混ざる可能性はある。

スピーカーから出る雑音の大きさ(振幅)は-83dBFS程度(約85μV)で大きくはないが、パルス性なので聞こえるかも知れない。今気付いたが、もしかすると、以前起こっていた「ポツポツ」雑音はこれが原因だったのかも知れない。ただ、近頃聞こえないのが不思議ではある。残留雑音を少なくしようとしていろいろ改良したので、以前より出るレベルが小さくなったからかも知れない。

(6/12 7:53) その後、更に調べたところ、アンプの電源on直後(例: 2分以内)に雑音が出やすいことが分かった。ただし、しばらくoffにしていて温度が低くなっている時にonしないと起こらない。ということから、アンプの温度が急に・大きく変化する時に起こるのではないかと推測した。確かに、日中はほとんど起こらず、朝と夕方に起こることが多い。

雑音の発生元は以下を推測している。

  • DC-DCコンバータ
  • アンプ基板

DCサーボ基板やスピーカー保護基板なしでも雑音は起こったので、それらは関係ない。今はDC-DCコンバータが怪しいが、それを確定させるのはなかなか大変だ。あと、アンプICの電源変動除去性能(PSRR)は高いのに、除去できないほど大きな雑音が出ているというのも考えにくい(当初疑っていたAC電源経由だったとしても同様)。そもそも、PSRRはリップルが対象で、パルス性雑音には関係ないのかも知れない。

(6/13 9時) 更に調べて、雑音が出ない時は同じ状況で何度繰り返しても出ないので、アンプの問題ではなさそうな感じだ。怪しいのは、サウンドカード(ASUS Essence STX II)のADCである。時々不調になって、何かの雑音が入ったりACの雑音を拾ってしまうのではないかと想像している。以前、過電圧を入れたのが悪かったのか。

残念なのは、もう一個のオーディオインタフェースのScarlett Soloは、(何度比べても)サウンドカードより性能が数段(歪みは1桁大きく、雑音は2倍以上多い)悪いので、アンプの特性の測定には使えないことだ。

 

残留雑音を減らそうとしたら歪みが減った。

残留雑音、特に50Hzとその高調波が大きくて(グラフ: 青)気になるので減らそうと思い、検索して見付かった情報※を参考に試行錯誤した。影響が大きいのは、いわゆる「グラウンドループ」だと思われた。昔読んだ、「オーディオの線はまとめないほうがいい」という説を信じて ばらばらにして居た線の引き回しが悪いように思えたので、対処した。

※雑音対策に関しては いろいろな説があり、1点GNDがいいのか悪いのか書いている方によって異なり、どういう方針にするか迷ったが、下に書いたように1点GNDを止めようとしたら大出力時の歪みが増えたので、基本的には今までのやり方(= 使用したアンプキットのもの, 入力以外は1点GNDする)を継続した。

具体的には、+とGNDの線を離すとコイルやアンテナになってしまって、そこに外から雑音が入るということなので、可能な限り、信号や電源の+とGNDが隣接するようにした(くっつけた)。可能な場合はツイストした(撚った)。以前は、クロストーク(セパレーション)に良さそうだからとLとRを離したが、それもGNDと一緒にくっつけた。気になるのでクロストークを測ったが、悪化はしていないようだった。

ただ、それらの対策の効果を測ったところ、残念ながら今ひとつだった。逆に悪くなったかも知れない(実は、上に書いた、コードの置き方の影響で悪化したように見えたのかも知れない)。ただ、一つ、思わぬ効果があった。

以前は、電源の線(22AWG)が充分太いのとコネクタ(XH)の容量も充分なので、GNDを線1本でコネクタ経由で1点GNDと繋いで居たのだが、試しにコネクタを通さずに直接繋ぐ線(太目にした)を追加したところ、大出力時(例: 14W)の中低域の歪みが随分減った(グラフ: 青・赤 → 水色・オレンジ)。どうやら、GNDの容量が足りなかったようだ(インピーダンスが高かったということなのか)。まあ、こんな大出力は実際に出すことがないので、雑音と同様に体感できないのだが、やっぱり、作ったものはちゃんとしたいので、改善できて良かった。

あと、妙だったのは、以前、基板の銅箔が破れたと思って補修として接続したのが逆効果だったことだ。実際には、元々パターンはそこで切れていて(写真: 黄色の枠内)破れておらず、一方で別の箇所では繋がっている(写真: 赤の破線)のに、切れていると思ったところを接続した(写真: オレンジの破線)ら歪みが増え、その接続を外したら歪みが減った。

なぜか、寝ながら、「(あそこの)パターンは元々切れていたのでは?」と思い付いて、配線前の写真を見たら確かにそうだった。すごく不思議だ。

その辺りはパターンを作る技なのか、僕がまだ見落としているところがあるのか、分からない。

似たようなこととして、(1点GNDは良くないという説を信じて、)電源のGNDと信号のGNDを基板上で接続したら(1点GNDへの線は減らしていない)、大出力時の歪みが増えた。1点GNDの効果・重要性が示されたのだろうが、まだ良く理解できていないので、どうも腑に落ちない。

あと、アッテネータから雑音が入る(ケースを触ると雑音が増大する)ので、ボリュームと一体化した。ボリュームのケースは金属なので、今度は触っても大丈夫になった。

 

コードの交換が効いた・・・

逆に、雑音に意外に効果があったのは、PC(サウンドカード)との接続に使うコード(ピンコード)だった。それまでは、「コードなんてなんでも同じだ」と思って居たが、雑音が入りやすいものとそうでないものの違いがはっきり出た。コードの作り(外側の網線の濃さ?)の差が出るようだ。手持ちだとオーディオテクニカの太いものが一番良く、ソニーのは結構良かったが、出所不明なコードは金メッキで太くても雑音が多かった。あと、JVCのは外見はいいけどイマイチだった。一つ言えるのは、プラグの金メッキは雑音の点ではコードの品質とは関係ないことだ(「あんなの飾りです」?)。

それで、オーディオテクニカのは50cmくらいで短くて不便なので、長くて良いものを探したところ、ヨドバシなどのレビューでエイトワンという謎の会社のが良さそうだったので試したら、本当に良く、あっさりとオーディオテクニカを越えた。値段は数分の1だろう(買ったものは1.5mのもので500円くらいだった)。それに気を良くして測定用コードもそこのにしたが、残念ながら大きな違いは出なかった。だから、アンプの入力から入る雑音の影響が大きいのだろう。

なお、手持ちのオーディオテクニカのコードはシェルが金属だが、どこにも繋がっていなくて、単に物理的な強化(と見栄えの向上)にしかなっていない(浮いているので、抜け止めにすらなっていない)。ただ、これをGNDに接続すると、触った時に雑音が入るので難しい。普通にプラスティックで絶縁するのが(、安っぽく見えるけど)一番良さそうだ。

いずれにしても、これはあくまでも数値の話であって、聞いて雑音が減ったことが分かるかというと分からないしw、音質の改善の有無・違いが分かるかも疑問だ(僕はないと思う)。

 

そんな訳で、「いかにもオーディオマニア」な、意味あるのかないのか分からない微細な改良作業をしていた。効果は数値だけで実際には違いは分からないはずだが、広い帯域で雑音があると音が濁るのか、雑音が減ると見かけ上の歪み(THD+N)が減るので、それで印象が良くなっている可能性はある。実際、何度も書いているように、音がいい・良くなった(正確には、忠実度が上がった)、あるいは変わった感じはする。

 

現在の残件は、最終的な特性を測る(→ 完成!)以外では、ピンジャックの中心電極がプラグと一緒に回ってしまって(接着などいろいろやったが、どうしても解決できない)、線に力が掛かって いつかは切れるので交換する(以前、シンプルで良さそうだと書いたものを見付けた: WTN-20-1263Gのようだ)ことと、そのついでに注文した電解コンデンサで、粗悪コンデンサの代わりに付けたタンタルコンデンサを換えること程度だ。

タンタルコンデンサ自体は悪くないのだが、故障時にショートするとのことなので なるべく避けたいと思う。あと、本来の容量に戻す意味もある。

なお、今までに費やした金額は、約3.6万円(楽天などのポイント利用約5千円を除く)となった。

 

PS. こういう技術的な稿を書く時は やたらに疲れるが、原因が分かった。自分の意見(や文句や愚痴w)を書くのなら厳密な証拠・根拠は不要だし、必ずしも理路整然とする必要もないが、技術的な場合は全然そうではないので、それが大変なのだ・・・

意見なら、「僕が間違っていた・嘘だった」で終わるが、技術的な場合はそうは行かない。

  •  0
  •  0

先日、グラス(水やジュースを飲むもの)を洗ってから うっかりして水切りかごにぶつけたら、どうしてか割れてしまった。疲れで無意識に余計な力が入っていたのか、長く使って(といっても数年)、歪みや金属疲労のようなものが溜まっていたのだろうか。

で、最寄りのスーパーやドラッグストアを見たのだが、近頃は100円ショップに譲ったのか、ほとんどない。あっても、僕に言わせれば、ゴテゴテして趣味が悪くて、とても毎日使う気になれないシロモノしかない。それで、今日は、100円ショップやショッピングモールに行ってみたのだが、惜しいものはあっても、形や素材や大きさで満足できるものがなかった。

形はごく普通の、何も飾りがないシンプルなものが良く、素材は、今度はぶつけたり落としたりしても割れないようにプラスティックが良く、容量は250mlくらい(200mlを入れて少し余裕があるもの)がいいのだが、全部を満たすものはなかった。一番良さそうだったのは、グラスではないが、透明な調味料入れなどだった。ただ、材質がPETやPSで ちょっと弱そうなので止めた。プラだとPPがいいように思う。あとはPC(ポリカーボネート)ならベストな感じだが、そこら辺にはないだろうなw それからCFRPやAFRP(ケブラー)ならイザという時や宇宙でも使えそうだけど、もちろん冗談ですwww

正確には、プラだと「グラス」ではないから、タンブラーなどと書くのが正しいが、流れでグラスと書く。

意外に うまいものがないものだ。何となく、無印ならありそうだが、それは昔の話で、今は変質してしまった気がする。あと、やたらに高そうだ。でも、見てみたいので、あとでwebを見てみよう。

→ 早速見たが、やっぱり駄目だった。彼らは何も分かってねえ。「まあ許せる」と思ったのは子ども用のマグだけだ。ただ、容量が200mlと小さいし、口が広がっているのがちょっと許せない。あと、色ももう少しベージュだったら・・・

なんて思うから買えないのだ。

 

そして、こういう時はさすがに玉石混交、味噌も糞ものAmazonだ。ちょっと見てみたら、ポリカーボネートのがサクッとあった。が、デザインが、喫茶店にあるものそのものなので気に入らなかった。それに関連して表示されたもので、アデリアグラスのが結構許せる。6個組みなので、PS2に書いたように、しばらくは困らなそうだw

似たようなので東洋佐々木ガラスのもあったが、それは「ちょっと違う」のだ。

そして、なんと、上に書いた条件をすべて満たすものもあった。: ナガオ 片手コップ 220ml ホワイト プラスチック No.7041Wである。ただ、、、これの気に入らないところは、飲み口に縁があるのと持ち手の形だ(我ながらマジで細かいなw)。

なんてやってるから、アンプもなかなか完成しないのだ。

 

なぜ、たかがグラスにそこまでこだわるかと考えると、僕は朝起きたら、まずそのグラスで野菜ジュースを飲むので、それが気に入らないものだったら、朝から気分が悪くなり、一日が(、てことは毎日が)台無しになる気がするからだろう。

(6/10 14:47) あれから一晩迷い・悩んでw、ヨドバシで見付けた、業務用らしいポリカーボネートの(遠藤商事 No.8520 [JBポリカーボネイト タンブラー])にした。口が広がっているのは余り好みでなかったが、それほど広くなさそうだし、すっきりした外観なので許せる。それ以外は希望どおりで、値段も安くはないが馬鹿高くもない(JB ProductsのMLV S002 ホリデーハイボール (2個入り)はすごく綺麗なようだが、余りにも高いので見送った)。(ガラスでなく)ポリカーボネートなので、丈夫な反面 写真ほど綺麗ではないと思うが、ちょっと期待したい。

次点は、リビーというUSのブランドのストレートサイド スプリット No.77 (6個入り)など(容量や形で何種類もある)が、もう、すっごく気に入って迷ったのだが、ガラス製のうえに、一見しただけで壊れやすそうな構造だったので、いくら6個入りでも見送った。

Amazonには、佐々木硝子の単品(→ )もあったが、やっぱりガラスだし、割高なので止めた。あと、ステンレス製(→ )は丈夫でかっこいいけど、口当たりや使い勝手が違うので止めた。白などで不透明なマグカップ(→ )も良かったが、透明なほうが綺麗なので見送った。

 

PS. 当然スペアがないから、仕方ないので、無印の広口のマグカップで水やビールやお酒を飲んでいる今日この頃・・・

PS2. だから、もし気に入ったものが見付かったら、1ダースくらい買って、ジョブスのように もう迷わないで済むようにするかwww

PS3. 書いて気付いたが、上に書いたグラスへの要求はアンプと似ている。ごく普通の、音に何も飾り付けない、透明でシンプルなものでないと駄目だし、出力は常用する音量から少し大きいだけで良いのだ。

  •  1
  •  0

(去年の年末に書こうとして、おもしろくないから題までで放置して居た話)

良く、あるいは たまに、AWSやGoogleなどの大手クラウドサービス・サーバが落ちて悲惨なことになって居る(今日もそうらしい)。意外に弱いものだと思うが、まあ、サーバなどを構成する個々のハードは強いのだが、インターネットも含めて数多くの物・サービスが組み合わさって動いているから、信頼性はそれらの掛け算になって、全体としては弱くなってしまうのだろうか。

例えば、DNSシステムが落ちたらクラウド(その他諸々全部!)は使えなくなってしまうし、DNSもCDNも誤動作したらとんでもないことになる(CDNは良くあるね。以前、某Amaz○nは うやむやにしてたけど)。

それでも、ハードの信頼性は充分に高そうだ。一方、以前見たトラブルの原因は設定誤りだったが、そういう人に起因するトラブルが一番多そうだ(設定以外にソフトも含むし、ハードも間違った回路を作ったら駄目だ)。基本的に、機械は人が設定・プログラムしたとおりに間違いなく動くのだが、人が誤った設定などをすれば、結果はおかしくなる(もちろん、誤った設定どおりに動いているので、機械としては何もおかしくない)。それを「コンピュータ・機械にも間違いはある」と言っている(「コンピュータ」などに、それを設定した人間も含めれば、その表現は正しい)。

まあ、近頃はAIが発達しているので、人が間違っても自動でカバーするようになるのだろうか。そうすると、やっぱり、「暴走AIを誰も停められない!!!」っていう映画のような悪夢を思い付くのだが、考え過ぎだろうか(だったらいいね・・・)。

 

PS. クラウドが良く落ちるからと言って、「だったら・だからオンプレミス(≒ 自社内サーバ)にしよう」とは思わない。一般的(= 平均値)には、そっちのほうがずっと信頼性が劣る。よほど強固なセキュリティが必要で(とはいえ、自分・自社で実現できるかは疑問)、「何があっても自分たちでメンテする!」という強い覚悟がない限り、やらないほうが楽だし得策だと思う。

例えば、ハードが壊れるたびにメーカーの人を呼んで交換してもらってデータをリストアするとか、ビルの点検などで停電のたびにサービスが停まるとか(多地点にサーバを置けばいいが、なかなか大変だ)、面倒もいいところではないか。寿命でのハードの交換だってお金が掛かるうえに面倒だし、マシン室の空調だって高いんじゃないか?

大きいところは そういう面倒(「お守り」)を全部丸投げ(それが子・孫と多段に連鎖している)するんだろうけど、そういうのが今の日本の技術力低下に繋がっているのかも知れないね・・・

まあ、セキュリティについてはクラウドも同じことではあるが、提供されるパッケージをちゃんと設定して使えば、自分でやるよりはマシだろうと思う。それができないから、トラブルが多いのであるが・・・

PS2. それから、今ではクラウドが落ちるのはおかしくないことが分かっているのに、いまだに落ちて大騒ぎになるのは、サービスする会社、あるいは、使う側が手を抜いて・費用をケチって問題発生時の代替処理が充分でないからだと思う。だけど、そうは言わずに、直接の原因となったCDNなりを挙げて・叩いて誤魔化している気が・・・ (6/9 11:31)

  •  0
  •  1

昨日、懸案だった、自作アンプBA3886に付けてしまった粗悪電解コンデンサ(ただし、証拠は なし。あくまでも、全く別の地平の個人の自主的研究発表であるw)を交換した。部品が込み入っていて大変だったが、何とかできた。気付かずにしていた致命的な間違いなども見付かって、驚いた。

以下の7本を日本メーカーのものに換えた。

  • アンプ基板
    • 電源平滑コンデンサ: 2200μF x2
    • ミュート用コンデンサ: 100μF x2 → 47μF x2
  • スピーカー保護基板
    • 電源平滑コンデンサ: 100μF x2 → 10μF x2
  • 電源基板
    • 起動時のミュート防止用コンデンサ: 10μF

ミュート用コンデンサとスピーカー保護基板の平滑コンデンサは、手持ちに同じ容量のものがないので小さいもので代用した。アンプの平滑コンデンサを買う時に一緒に買えば良かったのだが、すっかり忘れて居た(折角送料が高いのに、全く馬鹿だった)。電源基板のものは最初は忘れていて、別件(断線の修理)の時に気付いた。うっかりすると どこにでも入り込んで居て、恐ろしいものだw

いつも頭に来て居るのだが、基板の銅箔が厚過ぎて半田こての熱が通らず、アンプ基板の平滑コンデンサの脚を抜くのが大変だったので、元の脚を短く切って それに継ぎ足した。インダクタンスとかありそうだが、いずれにしても短くは付けられないので仕方ない。

今になって気付いたが、新しいものは粗悪品より直径が細くて背が低いので、もしかしたら直立で付くかも知れない。また、余計なことに気付いてしまったようだ・・・

↑ そもそも、直立させると下側のコンデンサがアンプICの押え板に当たるから斜めに付けたので、直立させられないことを思い出した。

ミュート用コンデンサの交換後にミュート時間を確認したら、想定よりずっと短かった(数秒のはずが、電源on直後に音が出た)ので、アンプIC(LM3886、以下、3886)のデータシートを良く読んだら、ミュート時間の設定が想定と違っていた。コンデンサと抵抗の時定数で決まると思い込んでいたのだが、そうではなく、ミュートピンから流れ出る電流が規定値より大きい時間だった(以前にも読んでは居たが、時定数と同じと思い込んでいた)。

シミュレートしてみたら、確かに数百msにしかならず、一瞬で音が出るのも納得が行った。それで、シミュレートで見付けた、ミュート時間が最も長くなる(430ms)抵抗に変更したが、それも一瞬で音が出た。

更に、元々の標準的な設定(100uF+15kΩ)では1秒近い(約760ms)はずが、やっぱりほとんど一瞬で音が出ていたので、何かおかしい気がした。が、電源on時にポップ音などはせず目的は達成しているので、現状のままで良しとした(というか、疲れて諦めた)。

(21:54) どうにも納得行かず、電源on時のミュート時間を測定したら、やっぱり100ms未満で、一瞬もいいところだった。気になってデータシートを更に良く読んだら、ミュートの機能や動作仕様が思って居たのと全く違っていた。

データシートの"Electrical Characteristics"には以下のように書かれている。

Pin 8 Open or at 0V, Mute: On
Current out of Pin 8 > 0.5 mA, Mute: Off

3886のミュート機能は、ミュートピン(ピン8)から流れ出る電流を0にすることで有効(ミュート状態)になる。一方、良く見る回路ではピン8には(データシートのサンプル回路のような)ミュートスイッチはなく、大きなコンデンサと抵抗だけが繋がっているので、電源on時にコンデンサに充電される時に大きな電流が流れたあとは定常状態になって、ミュート解除する電流が流れ続けるだけで全く無意味だ。つまり、3886のミュート機能は電源on時のミュートには使われていない。コンデンサの値は、ミュートスイッチがある場合にミュート状態になるまで・解除されるまでの時間を決める。だから、そこに大きなコンデンサを入れても、まさに「あんなの飾りです」だ。

そして、電源on時のミュートは3886の"Under-Voltage Protection"(UVP)で行われる。

僕が期待していた、3886のミュート機能を使って電源on時のミュート時間を長くするには、以下のような追加回路が要りそうだ(あくまでもコンセプトである。これでピン8から電流が流れ出るはずだが、データシートにあるように、ピン8は負電圧でなければならないのかも知れない。: 要確認・調整 ← 等価回路を良くみたら、ピン8はトランジスタのエミッタで、ベース(GNDに繋がっている)-エミッタ電圧で判定するのだろうから、負でないと駄目なことが分かった)。この場合、シミュレーションでは約1.3秒のミュート時間となった。

LM3886のミュート機能を使って電源on時のミュート時間を長くする回路 (コンセプト)

謎が解けた気がした。そして、今まで勝手な思い込みで随分馬鹿らしいことをしていたことが分かった。が、追加回路を作るのは面倒だし(疲れたし、場所もないし)、現状でもUVPによって電源on時の雑音は出ないから、問題が起こらないかぎり実装はしない。

ちゃんとした回路でなく、電源スイッチの余り回路を物理的なミュートスイッチにしても良さそうだが、チャタリングなどの問題がありそうだし、ステレオの場合に2個を共通にしていいのかという疑問があるし(これはリレーを使えばいいが、だったらトランジスタのほうがいい)、今は困っていないので まあ止めておく。

そして、ミュートには役に立たないことが分かったコンデンサ(47uF)をスピーカー保護基板に移す(相互に交換する)といいが、やっぱり面倒だし困っていないので、これも止めておく。

恐ろしかったのは、ミュート用コンデンサを交換する時に回路図やデータシートを再確認したら、今まで極性を逆に付けて居たのに気付いたことだ。。。 負電源に付けるので、GNDを+極に繋げるべきところ、つい、いつもの習性でGNDを-極に繋げてしまって居た。電流が小さいせいか、粗悪コンデンサでも破裂しなかったのは幸いだ。極性が逆でも、交換するまでそれなりにミュートが働いていた(ただ、上記のように時間は短い)ように思えるのも謎だ。回路が何かおかしいのかも知れない。あるいは、電流が小さいと極性が逆でも動くのかも知れない。

極性が逆だったことが、以前あった「ポツポツ」の雑音の原因だったかも知れないが、粗悪品に交換する前はどいういう極性で付けていたかが分からないので何とも言えない。

交換後、特性や残留雑音を測ったら、なぜか残留雑音(200Hz辺り)がわずかに(総量で< +1dB, もちろん全く聞こえないレベル)増えたが、雑音は変動が大きいので実際には変わっていないのかも知れない。振幅と位相はもちろん問題なく、歪みも変わらなかった。

詳しい測定結果は、アンプが完成した時にきちんと出したい。

聴いてみると、(粗悪コンデンサだった時は、ちょっと「やり過ぎ」な感じがしていたのだが、)最初は「普通に良く」、以前より落ち着いた感じ(高音が控え目)がした。その後、時々音が変な感じがすることがある。部品か(以前書いたように、)耳が落ち着くまで時間が掛かるのか。一種のエージング? もちろん、いつもと同様に、いい音と感じることも多いし、初めて聞く音も結構ある。

ということは、特性は変わらなくても音が変わった可能性がある(思い込みの可能性もある)。変わったとしたら、複数の音が混じった場合や動特性が変わるのだろうか。

以下に、昨夜から今朝の、印象が変わった例を示す(Spotifyで聴いたものにはリンクを付けた)。

  • 少女A - 30th anniversary mix」: 高音(シンバルなどの響き方)が全然違って聞こえる。
  • 瞳はダイアモンド」: 音が悪く聞こえる。詰まった感じ。
  • ルガンスキー: ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第3番-1: 何となく音が違う。ピアノの中高音のうなりのような音が、より本物の音に近い気もする。
  • 勝手にしやがれ」: 音が落ち着いて来た感じ。(耳が慣れた?) 音の良さは感じる。特に高音がクリア。
  • 青い夜の今ここで」: なぜか低音が強い。今まではなかった。

 

それから、使っていた別の粗悪コンデンサのメーカー名(Ch*gx)で検索してみたら、やっぱり悪い情報(体験談)しか出て来ない(下に例)。"crap"などと書かれていることもあった。ということは、本当に良くないのだろう。ただ、そういうモノ(が使われた製品)を買って使う人が大量に居るにも関わらず世界が破滅して居ないってことは※、全然使えない訳ではなさそうだ。定格(例: 耐電圧、温度)に充分過ぎるマージンを取ればいいのだろうか? 僕は、例えば、耐圧を使用電圧の2倍以上で選んでいたが、それが効いたのかも知れない。それでも寿命は短かったのだろう。

※ニュースで良く見る、突然発火・爆発した物は こういうのが原因だったりするのかも知れないが、まだ、連日至る所で爆発炎上事故が多発というような地獄の様相には なって居ないので、駄目なものは少ないようだ。

粗悪コンデンサの体験談: いくら いいコンデンサだって、耐圧の3/4以上で使うなんて、随分なチャレンジャーという気がするが・・・ まあ、最初のチェックは必要か。

My only experience with Ch*gx was rather a disappointment. From what I recall they didn't work up to the rated voltage, the leakage increased dramatically around 3/4 of the voltage marked on the can. I wouldn't touch them again.

そして、すぐ壊れる機器ってのは、こうこう粗悪コンデンサが使われているのかも知れない。※ 更に、粗悪コンデンサの中にもいいものがあって、ちゃんと使える・長持ちすることがあるのかも知れない。それが「当たり」ってやつ?

※実は、あの「ソニータイマー」もこういうことなのだろうか。それであれば充分腑に落ちる。本当に、ぴったり1年で壊れるのも可能そうだ。

逆に、粗悪コンデンサの情報を調べると、必ず、「(安物のゴミなんて止めて)日本メーカーのにしておけ」っていう意見があって、こういう分野ではまだ日本の立つ瀬があることに気付いて、ちょっと見直した。

参考: コンデンサのメーカー序列 ("Capacitors Manufacturer Tier List") (c. 2015)

 

不思議だったのは、以前買ったスピーカー保護キットに日本のものが入っていたことだ。実は偽造品というオチなのだろうか。ロゴや色などを信じてミュート用に使ってしまったが・・・ もしや、それでミュート時間が短い??? (うむ。余計なことに気付いてしまったようだ)

そして、手元には電子部品セットなどで大量に粗悪コンデンサが残ったが、ちょとした実験には使えそうだ(使う前にちょっと確認すれば、腐っているかは分かりそうだ)。

 

それから、抵抗などでも粗悪品がある可能性はあるが、電解コンデンサと違って化学反応はしないから、「普通に」作ればおかしなものはできず、せいぜい、値が違うとかだろうと高をくくっているが、実際のところはどうなんだろうね・・・ (さすがに、抵抗を全部交換ってのは できない相談だ・・・)

あと、トランジスタとかICのような半導体はどうなんだろう。化学反応の有無で大きく違うのだろうか? あるいは、同じ国・地域でも、そういうのはちゃんとしたメーカーなのか。謎は多い。

 

PS. 書いたあとで「バイバーイ、粗悪コンデンサくん。」という題も思い付いたが、元の題以上に古過ぎるので止めるw (これのCMが出て来ないのが残念だ・・・)

  •  0
  •  0

数か月前にHMVで宣伝を見て発売・公開を待っていた、アンスネスのモーツァルトのピアノ協奏曲のアルバム("Mozart Momentum - 1785" (2021))がSpotifyでも公開されたので、先日早速聴いてみたのだが、(プレビュー的に公開された第20, 21番の各第2楽章での悪い予感のとおり、)残念ながら気に入らなかった。

一番嫌だったのは、彼の癖が出ているのか、あるいは、余計なことをしている(ように感じる)ことだ。一番嫌なのは、装飾の付け方が普通でなくて、まどろこっしいとか煩雑なのだ。他に聴きながら感じたことは、同音連続や3連符が単調とか、引っ掛かるような弾き方とか、切れるように弾くとか、素っ気ないとか、イントロから ちょっと大げさとか、カデンツァが気に入らないとか、彼ならもっと「普通に」かつ良く(つまらなくなく・平凡でなく)弾けるはずなのに、

なんでそうするかなあ・・・

って感じである。

ただ、いいところもあって、基本的にはなかなかシンプルで素直な感じだった(それが貫かれているなら、すごく気に入ったと思う)。それなのに、上のように変さもあって、どうにも不思議だ。ただ、気に入らないながらも乗れるので、やっぱり、彼はいい演奏をしているのだろう。実は彼なりの斬新な解釈なのかも知れない。

そして、オケは綺麗だし(イントロで期待が盛り上がる楽章がある)、ピアノの音も綺麗だから、決して悪いアルバムではない。僕が気に入らない演奏なだけである。

結局、彼は好きだけどこのアルバムは"like"にはできない。そして、メインの上記の2曲だけで聴くのを止めた。

とはいえ、買った当初(2014年)は気に入らなかったラフマニノフのピアノ協奏曲 第2, 3番(2005)※のように、数年後に気に入るかも知れない。だから、まあしばらく温めておこう^^

※今では当時ほど悪く感じないけど、やっぱり速過ぎるとか気に入らないことがあり、ルガンスキー(2005, 2003)のが最高ではある。

  •  0
  •  1

僕の耳が悪いという話に関連して、少し前に ちょっとすごいことが分かった。

アンプの特性測定後だったか、気付かずに音を左右逆に出していたら変な音に聞こえた(それで調べたら逆だった)。出ている音自体は何も変じゃなく、左右逆というだけなのにだ。それで、これがたびたび起こっていた「いままで聞こえなかった音が聞こえた現象」に関係あるのかと思った。

僕は左右の耳の特性(聞こえ方)が違うから※、慣れとか脳内で補償されているのが、逆になるとおかしくなるのではないか。

※確か、左耳の低音の感度が悪い。昔の突発性難聴の後遺症か、子どもの頃に中耳炎を何度もしたせいかは分からない。

そして、アンプやスピーカーに何かして音(の構成・成分)が変わった直後にも その補償がうまく行かなくなって、耳閉感などが出るのかも知れない。

と思ったが、単に左右逆の場合には音自体は変わっていないから、補償に関しては変わらなくていいはずで、おかしく感じたのは、それまで何度も聴いて慣れている音(記憶?)と違うからではないか。例えば、左右の耳で聞こえ方が違うままで(バランスの悪い状態で)記憶された音とはバランスが違うだろうから、それで変だと感じたのか。

ただ、後者は本当に音が変わるので、補償との関係がありそうだ。

  •  1
  •  0