去年の引越し後に、100円ショップでキーホルダーライトを買った。それまでは、車の鍵にはディーラーにもらったライトを付けていたのだが、部屋の鍵にも付けたくなったので買った。なるべく小さくてポケットに入れていても邪魔にならないものが良かったので、本体前部をひねって点灯させるものにした(調べたら、「ミニマムライト」という名前だった)。あと、色が気に入ったのもポイントだった。この手のものは普通は黒や銀だけだが、これにはピンク(しかも、「いかにも」とか安っぽくない色)のがあった。
ただ、そのひねる部分は、電池交換用に何回転かさせると外れるようになっているので※、(買う前に)使っているうちに 知らずに回転して外れる気がしたのだが、まあ気を付ければいいだろうと、それにした。
※高い製品だと、ラッチみたいなものでカチッとなって簡単には外れないようになっているだろうが、いかんせん100円なので そんな上級な仕組みはないと予想した。
それから一年半。悪い予想はやっぱり当たった。気付いたら、ライトがなくなっていた。気付くどころか、間抜けなことに車の鍵に付けていたライトがそれだと思い込んで、いつの間にか部屋の鍵のキーホルダーから車の鍵のに移ったと思って、何とも不思議に思いつつも、部屋の鍵のほうに戻した。
が、少しして、そうではなく、それとは別のライトがあったことを思い出して、どこかに落としたかと探したら、運良くズボンのポケットの中にあった。キーホルダーの付いている側は鍵と一緒に残るはずなのに、なぜか、キーホルダー側も含めてバラバラになって入っていた。運のいいことに、電池も含めて全部の部品があった。
それで、再発防止に、ライト前部が勝手に何回転も回って外れないようにした。とりあえず、前部に小さい結束バンドを付け、それにリード線を付け、そのリード線の反対側をキーホルダーの金具に留めた。リード線の色は合わせたものの、例によって見た目は今ひとつだ。

キーホルダーライトに回り止めを付けた。
自画自賛だが、リード線がない側を遠目で見ると、結束バンドの黒がアクセントになって、結構格好いい^^
見栄えの悪いリード線の代わりに、薄く しなやかで伸縮性のあるベルトのようなもの(そういう物があるかは不明)の両端を結束バンドで固定すると もっとかっこ良くなりそうだ(ベルトに結束バンドの長い部分を検討したが、硬いので駄目だと思う)。写真を見て思ったが、せめて、リード線が本体から浮かないように付ければ良かった・・・ あと、結束バンドの頭が大きくて邪魔だ。少し切ったけど、まだ大きい。
見てくれは良くないものの、意図した回り止めの効果は ちゃんとある。ただ、キーホルダー側のリード線の固定は縛ってあるだけなので、そのうち外れそうだ。もう少し何とかしたいが、そのうち忘れそうだw
書いたあとで思い付いたが、これがぴったり嵌まり、かつ、少し回せる、透明なゴムとかシリコンのチューブが良さそうだ。ただ、そんな都合のいいものがあるかは不明だw
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(8/21 8:58) やっぱり改良したくなって、した。チューブはなさそうなので、回り止めベルトにしてみた。カードケース(PP? 塩ビ? スチロール?)を切ったものと、台所などに貼る吸盤(ウレタンゴム?)を外すタブを候補にした。カードケースは見た目は綺麗なのだが、点灯するために回すと折れるような感じで無理があったので、吸盤を外すタブにした。厚いのでちょっと目立つが、柔軟なので点ける時に多少引っ張っても伸びるから大丈夫そうだった。
結束バンドが2本になって目立つのが惜しいが、まあ、遠目に見ればアクセントになっていると言えなくもないし、眺めて愉しむものでもないから いいか(だったらリード線でも良かった気がwww)。(持ってないけど)透明な結束バンドに換えたり、ベルトの片方を接着すれば少しは良くなるが、うまく付くか。それに、そもそもそこまで手を掛ける物でもなさそうだ。
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キーホルダーライトの回り止めベルトの候補: カードケースを切ったもの(下), 吸盤を外すタブ(中)
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回り止めベルトにカードケースを切ったものを試したが、点灯時に無理がある感じだった。
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回り止めベルトを吸盤を外すタブにして仕上げた。: 消灯している状態
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同 点灯させた場合
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(8/21 18:51) 実は、これでも満足せずw、更に全く新しいやり方で改良した。もっと「シュッ」と、あるいは、シンプル、あるいは、タイトまたはソリッドにしたかったのだ。今は接着待ちなので、そのあとで追記したい。
(8/21 19:32) 僕の物の好みの大きな傾向として、「ふわっ」ととか「ぐにゃっ」としたのは嫌で、タイトまたはソリッドなものがいい。なぜ嫌かというと、そういうのは使用感がストレートでなく、はっきりせずに悪いだけでなく、比較的短期間で駄目になるからだ。前者はゴムとかテープとか、物が動き、摩擦を生ずることを前提とし、物の柔軟性に依存するもので、今回のライトの改良では最初と次のものの やり方がそうだ。
一方、タイトまたはソリッドなものというのは、柔軟性に依存しないハードコンタクトなので、使っている物が破損するまで機能が持続するという点で、長持ち・メンテナンスフリーだ。そもそも、(何もしなくても)機能が物理法則で保証されているという、確実性・永続性がある。そこが好きなのだ。
ここで思い付いた一句: テープより、接着・ネジ止め・半田付け。
(8/21 21:01 無事、接着できたようだ) どう改良したかというと、結束バンドを切った先端でストッパー(爪)を作り、それが相手側の結束バンドの留める部分に当たって、それ以上回らないようにした。ストッパーは、もう片方の結束バンドの留める部分の底部に接着した。これなら いかにも「シュッ」としているし、何もふわっとしていないのから気分がいいとともに、寿命が長そうだ(まあ、そもそも100円のものに耐久性を求めるのは間違って居るが)。
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結束バンドの先端でストッパー(爪)を作り、それが相手側結束バンドの留める部分に当たって回らないようにする仕組みを考え、動作を確認した。
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余分な結束バンドを切って。
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出来上がり: 消灯時
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同 点灯時
なお、結束バンドと本体は接着していないので、電池交換の際は※強く回転させれば、バンドも回って外れそうだ。あるいは、後部のバンドを後ろにスライドできるかも知れないし、ストッパーを上に持ち上げて回す手もある(これが一番楽そう)。
※新しい電池を買うのと同じものを買うのと、どちらが安いかは検討の余地がありそうだw もちろん、同じものが売って居るかという問題もある。