Archive for 2月, 2022

先日、あるところにクソみたいな人が居た。そいつに攻撃されるのが面倒(攻撃されても いいけど、イライラするのが馬鹿らしい)なので、例えで書く。

近頃売れているらしい、ある製品の うたい文句が誤解を生む気がしたので そのことを書いたら、そいつは その製品(カテゴリ, 総称)の定義を持ち出して来て、そのうたい文句は正しいというようなことを書いた。

例えば、「ガソリンも軽油も電気も要らない車」というキャッチフレーズで売っているのは、普通の車(自動車= 原動機付きの2・3・4輪車)じゃなくて、自転車、キックボード、人力車、馬車、etc.なのだ(最も上の製品に合うのは馬車だろうか?w)。それで、「それは実際には「車」じゃないから、飛びついてがっかりする人が出そうだ」のように書いたら、そいつは、「車とは車輪が付いている乗り物のことだから、車で正しい」とか書いて来た。

そいつが低レベルだと思うのは、僕は「車」と「」付きで書いた意味を理解できなかったことだ。が、そういうことを書いても理解できない頭だと思うので、議論を避けた。

政治家の「ご飯論法」同様、字面が正しいだけで全く意味がないうえに、実際(「実用上」とか「日常生活上」の意味)には正しくない。※ そういうクソみたいな話・論法を真面目にする人が居たので結構驚いた。本当かは分からないが、学生みたいな属性だったので、若くして政治家や役人のようになってしまった可哀想な奴だと思う。

※そもそも、上のキャッチフレーズに ひかれた人で厳密な車の定義を知りたい人なんて ほとんど居ないだろう。更に、知って「ああ、そうか。これも車だったんだね。じゃあいいか」などと納得する間抜けな人は、概ね0人だろう。

そういう輩が世の中に結構居て、上のような論理を何の疑問も恥ずかしさもなく使って居るとしたら、なかなか頭が痛い。

 

PS. 元の話には、伏線というか隠された落とし穴的なものがある。例え話での馬車なり人力車には燃料代は当然ながら、自動車税、重量税、燃料税、その他の車関係の税金が掛からないのが好評でヒットしたとすると、取り立て側の国が黙っておらず、そのうちに、「そういうのも「車」だから」という強引な論理で課税する可能性がある。そして、上の「「正しい」ことを言う人」の主張は そういう論理に近いから、そうなっても きっと文句は言わないどころか「当然だ」とか言いそうだと想像する(というか、「そうなっても文句とか泣き言言うなよ!」って言いたい)。 (2/20 17:53)

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僕にとって、ブラウザでBackspaceでページが戻れるのは かなり重要だ。それができないと、いちいちマウスジェスチャするかAlt+←を押さなければならず、煩雑だ(パッとできない)。更に馬鹿なことに、Firefoxはショートカットキーを変更できなくしてしまった。他の件(例: アドオン切り捨て)も合わせて 一体誰のために何をしているのか分からず、とにかく早く他に移りたかった。

そして先日、Chromeのメモリ使用量が少なくなったことに気付き、更に、VivaldiはBackspaceが使える(それどころか、ごく当たり前のことだが、ショートカットを自由に変更できる)ことに気付いた(思い出した)。そして数日前にVivaldiが更新され、Chrome同様にメモリ使用量が少なくなった可能性があるので測ってみた。

その結果、最新のVivaldi(5.1.2567.46)はFirefox(97.0)と比較し得るくらい少なくなったことを確認したので、移ることにした。参考までに、以下にVivaldiとFirefoxの1タブ当たりの平均メモリ使用量を示す。

  • Vivaldi: 201MB/タブ
  • Firefox: 200MB/タブ

測定条件

  • バージョン
    • OS: Linux Mint 20.3
    • Vivaldi: 5.1.2567.46
    • Firefox: 97.0
  • 測定方法
    • 21個のページ(僕が良く使うニュース、買い物、地図など。どちらのブラウザも同じ)を数分間隔で開いたあとのメモリ使用量の増分を求め、ページ(タブ)数で除算して1タブ当たりのメモリ使用量を求めた。
    • メモリ使用量は、ブラウザのプロセスのpsコマンドのRSS(resident set size)の合計とした。

メモ

  • Vivaldiは、ページ(タブ)を開いてから少し経つ(1-2分)とメモリ使用量が減ることが多い。
    • また、ガベージコレクションなのか、タブを開いたあとのメモリ使用量が開く前より減ることもあった。
  • Firefoxも同様だが、全ページを開いたあとで何もせずに居たらメモリ使用量が増えた。メモリリークがあるのではないか。
    • 以前(2018年)はFirefoxは70MB/タブくらいだった(その時はVivaldiは217M/タブだった)が、いつからか浪費するようになってしまったようだ。
      • 今回は途中までは それほど大きくなかった(10タブで154, 20タブで186 MB/タブ)が、全部を開いてから時間が経ったら増大して上の値となった。
    • 近頃、何も特別なことをしていないのにFirefoxやシステムのメモリ使用量が増大することがあって不思議だったのは、メモリリークのせいだと分かった。
  • 仮にメモリリークが直ったとしても、Firefoxに移った当初の2倍以上になってしまい、Vivaldiとの比が当初の1/3から1/1.3まで上がったので、今となっては使う意味が完全になくなった。

Vivaldiは、何もしなくてもタブバーが縦に出せることだけでも充分僕好み(僕に言わせれば、正しい・正しく ものを作っている、あるいは「分かってる」・「筋がいい」)だが、以下をカスタマイズ・調整した(したい)。

  • 「新しいタブ」(Ctrl+T)でアドレスバーにフォーカスしない。→ Quick commandsという機能を使って対応できた(以下にその処理を書く)。それをCtrl+Tに割り当てた。
    1. New Tab
    2. Focus Address Field
  • ウインドウに名前を追加するアドオンがない? → "Window Namer and Restorer BETA"で「概ね」できる(不満はあるが、できないよりは良い)。
    • 複数のウインドウを開いていると、最小化した状態から戻す時に区別できなくなるので、ウインドウ名にそのウインドウのカテゴリを追加して区別を容易にしている。
  • [未解決] タブバーのタブの幅(高さ)が少し高く、タブが増えるとスクロールが要る。 → アドオンで何とかなる?
    • 今は、関連するタブをスタックさせて、見えるタブ数を減らして緩和している。
  • [未解決] カレンダーは どうにか動くが、今ひとつ。: betaのためか。
    • これがちゃんと動けば、Seamonkeyは要らなくなる。
  • [未解決] メールも動かない。: TLSハンドシェイクエラーになる。 → (StartTLSでなく)SSL/TLSならOKだった。
    • これがちゃんと動けばEvolutionも要らなくなる。
    • (2/18 10:44) その後更に試したら結構惜しい。: 最初に使えなかったのは、IMAPがStartTLSに対応していないためのようで、思い付いてSSL/TLSのポートを指定したら使えるようになった。
      • ただ、アドレス帳がCardDAVに対応していないので、まだ実用には向かない。が、ちょっと使った感じは悪くないので、「もう少し」の感じはする。

ちょっと使った感じでは、Firefoxより ずっと柔軟で良い!

のだが、例によって いいことずく目ではなく、以下の問題が出た。

  • サイト・ページとの相性問題
    • Twitter: 日本語入力(Fcitx+Mozc)が駄目。
      • ツイートの入力で、文字抜けや順序の乱れだけでなく それまでに入れた文字列がすっぽりなくなることがある。
        • → Linuxのアプリ(Choqok, Cawbird)は今ひとつだったので、とりあえず、Seamonkeyのブラウザを使っている。
        • → SeamonkeyはFirefox系のためか、やっぱりメモリリークするので、Epiphany(GNOME Web)を試している。 (2/19 5:28)
        • → Epiphanyはページ内の動画が再生できないので、Falkonを試している(Ubuntuのパッケージのものなので少し古い(3.1.0))。これも省メモリ(起動直後で約300MB)だ。 (2/19 9:29)
        • → なぜか、Falkonは すごく重い・遅いことがあるので、Epiphanyに戻した。 (2/20 3:24)
        • → 動画が再生できないのは不便なので、Falkonの余計そうな機能をoffにして再度試している。 (2/21 8:46)
          • なお、その前にEpiphanyの最新版を試そうとしたが、Flatpakなのに ちゃんと動かなかった(「WebViewがクラッシュ」とかいうエラーの連続で表示できない)ので止めた。
        • → Falkonには隠れたプロセス(QtWebEngineProcess)があり、それを合わせたメモリ使用量は約940MB(300+640MB)とFirefox(起動直後にtwitterを表示すると約1.1GB)と同様で わざわざ使う意味がないことが分かったので、twitterだけはFirefoxを使うことにした。 (2/20 18:58)
          • Falkonが重かったのはQtWebEngineProcessのため かも知れない。
      • その他のサイト・ページの日本語入力は、Twitterに比べれば問題ない。
        • WordPressのクラシックエディタは、文字抜けはないが、未確定文字の下線(Fcitxを改造して出るようにした)が出たままになることがある。
        • 「普通の」テキスト入力フィールドは問題なさそう。
    • [暫定対処] Ceron: スレッドを開くとハングすることがある。解決策が分からず、どうしたものか・・・
      • マウスカーソルがブルブル震えて操作できなくなり、強制終了するしかなくなる。大丈夫なこともある。
      • JSの動きの違い? ただ、検索しても出て来ない。 → 何かのアドオンが悪い?
        • → 試しに、CeronではuBlock Originを無効にしたら、その後は起こらなくなった。たまたまか効いているのかは不明だが、これで使ってみる。 (2/17 5:51)
          • Vivaldiには広告ブロック機能があるので、それを有効にしてCeron中の広告をブロックできている。
    • [Vivaldiの問題ではない] Impress watch文字が太い。 ← ページのスタイル設定(CSS)が太字のため(ひどいデザインだと思う。とは言え、比較したITmediaも別の点で ひどい・・・)。それでもFirefoxが細いのは、「太字」(bold)に使う種類(weight?)が違うのかも知れない(逆に、太字なのに太く見えないのは どうかと思う)。
      • 以下に、太字に設定しているソースを示す。
.news-headline-block ul>li {
    border-bottom: 1px dotted #aaaaaa;
    font-size: 81%;
    font-weight: bold;
    width: 100%;
}
      • 実際、ほとんどのサイト・ページでは同じように表示された。(→ 例: ITmediaVivaldi, Firefox)
        • なお、なぜかVivaldiにはtweetのボタンが出てないが、細かいことだし使わないので問題ない。
  • 時々挙動不審。。。
    • 素がいいので、今後段々良くなるのを期待したい。

 

なお、実際に使用している時のVivaldiのメモリ使用量は、5ウインドウで約100個のタブを開いている(ただし、アドオンThe great suspenderで しばらく使っていないタブを休止させている)場合、例えば4-6GB程度と、Firefox(メモリリークしていない場合)の時と大差ない。

そして、Firefoxと同様にメモリ使用量10GBで警告を出すようにしているが、普通に使っていて まだ出ていないから良さそうだ。Chrome系は随分省メモリになったものだ。と書いたが、そうではなく、「Firefoxは随分大喰らいになったものだ」が正しい。

 

PS. 書いてから気付いたが、僕はFirefoxの前はVivaldiを使っていたので、約3年ぶりに戻った。なお、その前はFirefoxだったようなので、行ったり来たりだ。

 

(2/20 8:08 一部の書式を変更、わずかに加筆・修正)

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換気扇の間欠運転システムのタイマー、あるいは周期的on/off制御回路を自作しようと試行錯誤していたのだが、うまく行かないのと柔軟性がないために諦めて、市販のタイマーを使うことにした。

確認のために短いon/off周期にしていた時は さまざまな無茶がありながらも動いて居た感じだったが、実際のon/off周期(例: on: 15分, off: 1時間)にするとうまく動かなくなった。

後述の「非安定マルチバイブレータ版」では、実際の設定でも最初の「一瞬」(1周期= 約1時間)は うまく行ったのが謎だ。たまたまとか勘違いだったのだろうか。そのあとに「改良」しようとして いじったのが悪かったか。あるいは、無茶のために素子(トランジスタ、コンデンサ、抵抗)が壊れるとか特性が劣化して、動かなくなったのだろうか。

確かに、何度か試している時に過電流で抵抗が焦げて異臭がしたから、その前後のコンデンサやトランジスタも駄目になったのかも知れない・・・

その後もいろいろ試したがモノにならなかった。後述の「コンデンサ+リレーでのラッチ版」だけは ちゃんと動いたが、リレーを2個も使うのは綺麗でないので却下した。そのリレーを1個に減らそうとしたら、トランジスタが増えるうえに ちゃんと動かなかった。

試した回路と簡単な説明を、シミュレータまたは実際に組んで試した順に列挙する。

  1. 元々の案 (コンデンサ版)
    • コンデンサを充放電し、その電圧でリレーをon/offさせようとした(イメージはグラフを参照)が、後述のように、充放電をヒステリシス処理していないために期待どおりには動かなかった。
      • 具体的には、充分放電する前(放電開始から0.7Vくらい下がった程度)に充電が始まってしまい、on/off周期が想定より随分短くなった。
  2. コンデンサ+しきい値回路+フリップフロップ版
    • しきい値回路(図の左側, 使用したシミュレータのサンプルのSchmitt Triggerを参照した)とフリップフロップ(図の下部)で充放電の制御をしようとしたが、フリップフロップではヒステリシス処理(後述)にはならないために、うまく動かなかった。
      • このしきい値回路はシュミットトリガと書いてあるものの、期待するようには動かなかった。グラフを見ると、縦線の幅が狭い(= 僕の設計不足)せいだろうか?
  3. 非安定マルチバイブレータ版 (シミュレーションのみ。実際の回路では試さなかった。)
    • 非安定マルチバイブレータ(参照)の左右のトランジスタのon時間(幅)をリレーのon/off時間に対応させることを考えて、シミュレーションではうまく行った(の下部の一番右のグラフのon/off時間が希望の約1:4になっている)が、さすがに無理がある気がしたのでシミュレーションだけで止めた。
  4. コンデンサ+フリップフロップ版
    • 2のしきい値回路は不要な(効果がない)気がしたので省いたが、動かないことに変わりはなかった。
  5. 非安定マルチバイブレータ版
    • マルチバイブレータの左右の回路の(CRの)時定数を別にするのには無理があるようで(論外?)最初は動いたものの、実際の条件・設定(on: 15分, off: 1時間)で試したら動かなくなってしまった。
  6. コンデンサ, コンデンサ+フリップフロップの改良版
    • ちょっと思い付いたことをしてみたが、本質的でなく効果はなかった。
  7. 非安定マルチバイブレータの改良版
    • 5はトランジスタの過電流や電源が不安定とか接触不良などの問題で動かなかったかと思って改良したが、同様の結果だった。
  8. コンデンサ+リレーでのラッチ版: これだけは成功した(と思って居たが、実はシミュレーションのみだった)。
    • リレーを1個追加し、それに充放電の制御を補助させた(後述)。
    • また、PNPトランジスタのコンパレータ回路(参照)で充放電のしきい値を検出するようにしている。
  9. コンデンサ+トランジスタでのラッチ版 (シミュレーションのみ)
    • 8のリレー2個はスマートでないのでラッチ回路をトランジスタにしてみた(図の右端, 参照)が、ラッチ回路の動作が期待と異なっていたために、うまく動かなかった。
      • 具体的には、ラッチ回路は、デジタル的に入力電圧がしきい値(例: 0.7V)を超えたら出力が高電圧(例: 6V)になるが、僕が期待していたのはヒステリシスやシュミットトリガだったので、うまく行くはずがない。
  10. コンデンサ+しきい値(PNPトランジスタ)版 (シミュレーションのみ)
    • コンパレータ回路(図の中央・下部の点線で囲まれた3つの部分, 8と同じもの)で充放電のしきい値検出をするようにしたが、ヒステリシス処理していないために、やっぱりうまく動かなかった。
  11. コンデンサ+しきい値(NPNトランジスタ)版 (シミュレーションのみ)
    • PNPトランジスタの使い方が良く分からないせいもあり、やたらに電流を食って動作に影響を及ぼしたので、NPNトランジスタで簡易なコンパレータを実装してみたが、抵抗で入力を分圧するのが良くなくて今ひとつだった。
    • この辺りになると、何を目的・目標にして回路を構成してるのか(要するに「何がいいか」が)曖昧になり(とにかくリレーを減らしたいだけだった)、考えに誤り・抜けが見つかったら その対処のための部品・回路を増やしたので、どんどん複雑になってしまった。(本末転倒)

一番のポイントは、コンデンサの充放電のタイミングをヒステリシス(あるいはシュミットトリガ)処理する必要があることだ。言い換えれば、最初の発想の「コンデンサの電圧が しきい値低(Vl)以下なら充電、しきい値高(Vh)以上なら放電」という単純な処理では済まないことに薄々気付いて居ながら、思い付いたことをするばかりで根本的な対処をしなかったことが悪かった。

(ずっと、どうすればいいか分からなかったのだが、)ヒステリシス処理をしないと、充電が終わって電圧がVhを超えて放電を開始して少しするとVhを下回るので、すぐに放電が停まって充電が始まる(か何もしないか)の繰り返しになってしまう。グラフではV1(左のVhに相当する)とその少し下辺りの約0.7Vの幅でチョロチョロ上下することになる(例: の下部右側3つのグラフの小幅な上下)。そのため、たとえ希望のon/off時間比が実現できても、周期の長さの上限が大幅に短くなる。

それを防ぐには、充放電を以下のようにしなくては ならない。

  • コンデンサの電圧がV2以下になった場合、V1以上になるまで充電し続ける。
  • コンデンサの電圧がV1以上になった場合、V2以下になるまで放電し続ける。

→ 電圧がV2とV1の間では、電圧が上昇している場合は充電し、下降している場合は放電する。

※上のV1, V2はグラフに対応する。

ソフトなら容易に実現できるのだが※、アナログ回路では僕には かなり難しかった。上の「コンデンサ+リレーでのラッチ版」では追加したリレーで放電処理を保持してヒステリシス処理を実現できた。

※そもそも、ソフトの場合は(クロックで生成される)時間をカウントすればいいので、こういう処理自体が要らない。

今となっては、上のシュミットトリガの参照ページにはトランジスタでの回路が載っているので、2の「コンデンサ+しきい値回路+フリップフロップ版」のしきい値回路をそれに換えれば(更に、フリップフロップも要らないのではないか)できるかも知れない。が、コンデンサの充放電でon/off時間を設定するのは、設定可能な時間に上限(コンデンサの容量や抵抗値による)があるうえに周期やon/off時間の比率の変更・調整が容易でも柔軟でもないので諦めた。

 

という訳で長い回り道をしたが、間欠動作のできるタイマーを注文して届くのを待っている。

でもまあ、最初の僕の考えがイマイチ(実用性に欠ける)だったことが原因も合わせて確認できたし、疲れたけどいろいろ遊べたから良しだ。

今回はAmazonでなくAliExpressにした。というのは、Amazonは(嫌いだし)品数(出店数)が少ないうえに割高な感じ(AliExpressを見て気付いた)だし、機能について問い合わせても(単に「マニュアルを下さい」だけだが)碌な回答がなかったので嫌になり、なおきさんが以前使われて興味があって、試しにサイトを見てみたらすごい品数と割安なので※感激した。

※ただし、送料を合わせると それほど安くならないのが残念だ。いろいろまとめて買うと いいかも知れない(が、楽天のようにそれぞれの店が別なので、一箇所で全部揃わないと割高になる)。それでも、今回は最初だったので、360円くらいのクーポンが使えたのはありがたかった。

タイマーは、メーカー名不詳(いくら探しても出て来ず、医療関係らしい資料に それらしい名前(Belong International Co.)があったが、サプライヤーかも知れない)のXY-WJ01というものにした。いくつか比較して、機能が一番僕の要望に合っていた(かつ豊富な)のと、比較した中では一番新しそうだったからだ。なお、ほとんど同じ仕様で基板単体のもの(XY-LJ02)は安いが、ケースがあったほうが安心なので これにした。単体では約500円で送料とクーポンでの割引きを合わせて約540円だった。

ちなみに、同じものをAmazonで見ると最低でも1125円なので、送料込みで比較すると、Amazon(マーケットプレイス)は220円以上高い。

 

参考までに、タイマーの要求条件と比較した機種を以下に挙げる。

タイマーの要求条件

  • 基本的な仕様・機能
    • デジタル式: アナログ(ボリューム)だと設定の調整が難しそうだし、知らないうちにズレる可能性があるので。
      • アナログのほうが単純だし設定のバックアップが不要なので いいとも思ったが、安定性を重視して止めた。
    • On/off時間(期間)が独立で、それぞれ2時間以上設定可能なこと。
    • 繰り返し動作が可能なこと。
    • 設定が保存可能なこと。
      • デジタル式は、電源を切ったら「設定がパー」になることを心配した。
  • スイッチ: リレー
    • 機械的な強さやサイズではMOS FETだが、電気的な弱さがあるように思うので。
  • 電源: 12V
    • 追加リレーの電圧(12V)と合わせるため。
    • 可変なら なお良い。(将来別の用途に使えるかも知れないので)
  • 表示: LED/LCDどちらでも良い。
  • なるべくケース入り
    • 基板だけのものは安いが、うっかり触ってトラブルが起こったり埃が溜まるので、結局 自分でケースを用意することになるから元からあったほうが良い。
  • 価格: 1000円前後

比較した機種

※ほとんどの中身は いくつかのシリーズで同じもののようだが、メーカーどころか型番すらないものがあって、特定しにくい。

  • XY-LJ02 (= HW-751?): 基板
  • XY-WJ01: ≒XY-LJ02のケース入り(微妙に異なる)
    • XY-LJ02との違い: XY-LJ02は、
      • micro USB(5V)での給電が可能。 → おそらく、XY-WJ01も5Vで動くはず。
        • そもそも外部にリレーを追加する予定で12Vを使うので、問題ない。
      • リレーのNC(normally closed)接点の端子も出ているが、XY-WJ01はNO(normally open)接点のみ。 → そもそも外部にリレーを追加する予定なので、NOだけで問題ない。
        • 使う時は基板のリレーから取れるはず。
      • リレーの容量が大きい。: AC 125V 10A, DC 30V 10A (XY-WJ01はAC 110V 5A, DC 14V 10A) → そもそも外部にパワーリレーを追加する予定なので問題ない。
    • シリアルポート(UART)付き (XY-LJ02も)
      • 使う予定はないが、あとで使えば便利かも。
  • YYC-2S, YYC-2: 基板またはケース入り
    • 2Sと2の違いは表示桁数?
    • 電源電圧が固定なので見送った(ただし、今回は12Vだけで使う)。
  • DIY MOREのタイマー: ケース入り
    • XY-WJ01に似ているが、機能は異なる。
    • 電源電圧が固定なのと、外部トリガー(今回は使わない)がないので見送った。
  • DDC-431, DDC-432: (≒ YYC-2S?) ケース入り
    • 違いはスイッチがリレー(431)かMOS FET(432)か。
      • MOS FETは動作音がしなくていいのだが、使い方を誤った場合に壊れそうな気がしたので却下した。
    • これは電源電圧は固定でない。
  • (ディスプレイが2行のもの): ケース入り
    • 電源電圧が固定なので見送った。
  • (ターミナルのネジ用穴が天面にあるもの): (= YYC-2S?) ケース入り
    • 電源電圧が固定なので見送った。
  • (ボタンが四隅にあるもの): (= YYC-2?) ケース入り
    • 電源電圧が固定なので見送った。

 

PS. AliExpressを見ていて興味が湧いたものとして、PWMコントローラWi-Fiリレーがあった。前者は特に使う あてはないが、後者は今回の用途に使えそうだった。 − PCで換気扇をon/offする(プログラムを作る)のは容易だし、とても柔軟に制御できる。ただ、制御するPCなどを常時稼働させる必要がある(または停めている時は制御しない)のと、Wi-Fiモジュールの初期設定が大変そうだったので、今回は見送った。ただ、あとから今回買ったタイマーのトリガ入力に繋げることはできそうだ。

全くの杞憂だろうが、実はそのWi-Fiモジュール("ESP-01", "ESP-01S": 有名なようだ)に脆弱性があって、外部から侵入されて勝手に操作されることはないのかと思う。

という訳で、電子回路などで欲しい機能があったら、AliExpressを探すと大抵あるような気がした(それが ちゃんと届くかや まともに動くかは別問題で、リスクは高目だが・・・)。

 

(2/16 6:13 わずかに加筆・修正)

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「そうだ 京都、行こう」ではない。栃木市だ。

久し振りにドライブがしたくなり、季節的には水仙かと思って探したら、県内では清水寺(せいすいじ。以下、お寺)が見つかった。ただ、県内の見どころのほとんどは4月頃が最盛期なので ちょっと早いのではないかと心配したが※、調べた限りでは1から2月にかけてが時期のようだったので、行ってみることにした。

※その心配は当たった。

さらに地図を見ていたら、近く(佐野市)に出流原弁天池というのがあり、出流原(いずるはら)という変わった地名は北関東道で何度か見て気になって居たので次の候補にし、お寺のあとに行ければ行こう※と思った。

※実際には結構遠くて、続けて行くのは無理だった。

10時頃出た。途中で寄ったコンビニはトイレが清掃中で使えず、少し待っても終わらず、車内で見ていたら何人か並ぶ人が現れたので、諦めて出た。仕事とかの人は そうそう休めないから、切実だろう。

ここまでは なぜか変な車(例: 右車線をマイペースで走り、突然遅くなって右折)が多かったが、スムーズだった。(以降も、栃木市の市街地以外はスムーズだった)

11:30頃、お寺辺りのぶどう団地(ぶどう畑が多いようだ)のコンビニに着き、ようやくトイレが使えた。ここの店員さんは、丁寧なのだが やたらに早口で、何を言っているか分からなかった。車にレジ袋を忘れた※のと食べたかった冷たい蕎麦(パスタも)がなかったので、食事は延期した(それが良くなかった)。

※こういうところでセクシー野郎の悪行が効く。レジ袋が無料でないために、コンビニの売上が減ると思う。

その後、蕎麦屋を探したが、ラーメン屋ばかりで(近くの佐野名物らしい「青竹打ち」とかが多かった。: 書きたいことはあるが、いつもの毒舌なので止める)丁度良さそうな店(例: 入りやすい)がなく、行ったり来たりするうちに体力が消耗してしまって良くない感じ(例: 「どよん」とした気分)になった。それで、蕎麦屋は諦めてコンビニを探し、何でもいいから食べることにした。

コンビニは比較的多くて見つかった。冷たいのでパスタサラダにしたが、予想通り、どっち付かずのものだった(パスタは弁当の付け合せみたいだし、サラダと言っても葉っぱが少々・・・)。が、小エビ(これがメインなのか?)は まあおいしかったし、お腹は一杯になった。

ここの店員は声が可愛く愛想は良かったけど、袋に入れてくれなくて、ちょっと「何だかなあ」だった。店ごとに やり方が違うのは仕方ないけど、最初に袋を出して「これに−」と頼んだ時には「ありがとうございます」とか言ったのに、会計が終わってから「袋詰ご協力願います」とか言ったからだ。

そもそも、スキャンだけする店員て意味あるのかと思う(そのうち、完全セルフレジで放逐されるだろうな・・・)。あと、自分で袋に入れると停滞して効率が悪くなるのではないか。

そして、「ご協力」とか言っても実際には「自分でやれ」で、言葉が適切でないのにも ちょっとイラっとしたり腑に落ちない感じがした。

今の時期は、車内の温度が(エアコンなしで)丁度いい。結構お寺から離れてしまった(経路の左下端、藤岡町だった)ので、食べてから お寺と弁天池のどちらにするか考えたが、結構疲れたので近いほうのお寺に行くことにした。

ここに来る途中、遠くの山からグライダーやパラグライダーが次々と飛んで行くのが見えた。

13:30頃、お寺に着いた。途中の、以前も通ったことがある山道(地図左下の輪の部分の上側。)が気持ち良かったが、お寺の手前(アプローチ的な道)がすごく細く(1台しか通れない)、両側にぶどう畑の網があって退避するところも少なく、傾斜が結構あったので肝を冷やし、早くも帰りが心配になってしまったw 駐車場は何箇所かあって、結構停められるようだった。

蝋梅はまあまあだったが(かといって、特に好きじゃない)、心配が当たってしまって水仙は(まだか終わりか分からないが、)時期ではなくて期待には合わなかった。一番気に入ったのは菜の花と青空だった。なお、外は風(強くはなかった)で寒かった。

14時頃、帰ることにした。運良く、お寺から出る時に対向車は来なかった。久し振りのせいか、途中で随分疲れて寝たくなった。宇都宮市に入って少ししたところで。右折する時に どこからか長いクラクションが聞こえた。寝ぼけて僕が悪いことをしたかと思ったが、対向車はなかった(はずな)ので、別の車だったのだろうということにした。その交差点の近くのコンビニで ついでの事務作業をしたりして長目に休んだら、意外にも随分回復した。

店の外で延々とスマフォをいじる謎の人が居た。

今はそういう人が多い気がする。人のことは言えない気もするwし、多様性が認められつつあるから、それでいいのだろう(と、意味不明な結論にする)。

17時頃、無事に帰宅した。疲れたけど、いつものように車が調子良くて、運転は楽しかった。

ただ、栃木市の市街地は混むうえに なんか おかしい感じだった。主要な道路なのに混み過ぎているのはバイパスがないから(想像: 有無は不明)なのだろうか? それでイライラして変な挙動の車が居た? あと、市街地なのにトラックが多いのも関係あるかも知れない。他に、おもちゃのまち(随分ファンシーなページだ)も 道が殺伐とした感じで危ない雰囲気だった。

帰路で、近頃は車に乗らないせいでクラッチ側の左足の太腿の筋肉が減って細くなったのかと思った。運動不足なので両方細くなっては いるが、右より左が細いのは、何か良くないこと(例: 左右どっちかは忘れたが、膝の骨折の後遺症)でもあるかと思って居た。

あと、その夜に気味の悪い夢を見て、久し振りに ぞっとした。きっと、疲れとか久し振りの長い運転の刺激、そして お酒を飲んで寝たせいだろうと思うが、果たして・・・

約124km, 約7時間。

 

PS. ついでに書いておく。: 帰路に約4か月振りにガソリンを入れた。近場が多かったせいか燃費は11.9km/lだったが、僕としては何も文句がない^^

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結構前から、MySQLのサーバ(mysqld)が自動更新された後に自動起動せず※、不便な思いをしている。停まると使っている側(例: このブログ)がエラーになるので、ログインして手で起動する必要がある。

※推測だが、更新のスクリプトが間抜けで、更新後にうまく起動できないのではないか。

それが面倒なので、去年くらいから、crontabで定期的(10分ごと)にmysqldが起動しているかチェックし、していない時は起動するようにして居た。

ただ、ほとんどの場合は起動しているので、定期的にチェックするのは無駄だし、起動していない時に10分も待つのが嫌なので、以下のような自動起動処理を作った。

  1. 自動更新のログ(/var/log/apt/history.log)に、mysqldの更新が記録(追記)されるのを待つ。
    • tail -F -c 0 ファイル名 | egrep --line-buffered パターン
  2. 少し(10秒)待つ。
    • もしかしたら起動されるかも知れないので。
  3. mysqldが起動しているかチェックする。
    • systemctl status サービス名
  4. 起動していない時は起動する。
  5. 処理の実行が分かるようにメールを出す。
  6. 1に戻る。

ある程度は動作確認したが、ちゃんと動くかは次回の更新まで確かめられない。

そしてデバッグする羽目になる?w

 

MySQLは(僕にしてみれば出来が悪く、)ことあるごとに面倒を起こすので止めたいのだが、互換性があって容易に移れるものがないので我慢している。

 

PS. 書いたあとで調べたら、mysqldのサービスファイル(/lib/systemd/system/mysql.service)の "Restart=on-failure" を以下に換えるといいようだ。

Restart = always
RestartSec = 10

何かの考えが あった(やっぱりサボりたい?w)のだろうが、MySQLのパッケージに原因があった。ただ、この問題は以前は起こっていなかったため、本当に上の変更でいいのか疑問があるので※、適用するのは保留する。

※妥当であることを確認するには、問題が起こっていなかった時のサービスファイルを「発掘」して比較するのだろうが、面倒だ。

↑ ちゃんと動いていた頃のサービスファイルの発掘はできなかったが、サーバのOSをUbuntu 20に更新した時(2020/11)にsystemd(サービスファイル)による管理に変わったので、その最初のサービスファイルから ずっと駄目だったのではないか。

 

(2/6 5:12 OSのバージョン記載漏れを修正)

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