Archive for 8月, 2022

延々と続く部屋の改造改良・異臭への対処: 今回は ちょっと失敗だった。改良作業自体は うまく行ったのだが、事前検討・確認不足でボツにしたので作業が無駄になった。それでも、異臭については改善できた。

近頃、トイレの換気扇を掃除したあとだったと思うが、トイレで鼻がムズムズすることに気付いた。その後、居間でもムズムズするようになった。 (← 下記のとおり、掃除の前からトイレでしていた。)

掃除する前はムズムズしなかった気がするが、確かではない。もしそうなら、なぜ以前は臭わなかったかは謎だ。もしかすると、掃除前はもっと臭いがひどくて、今はしない薬品臭や農薬臭(や煙草臭: これは汚れとは無関係にある)が起こっていたのかも知れない。 ← 記録を調べたら、トイレの換気扇(エアコンも)の掃除の前、6月頃にトイレでムズムズしていたので、どちらも関係なさそうだ。 (9/1 8:58)

それは、(居間については)エアコンの(ファンの)汚れ(カビ?)によるものか、風呂の換気扇による負圧や外からの風でトイレの換気扇※から臭い空気が出て来て(逆流して)、トイレだけでなく居間にまで達するためだと推測した。

※なぜか、風呂の換気扇からは臭いは出て来ない。ダクトが長いため抵抗が大きくて外から風が入りにくいのと、間欠運転で頻繁に排気しているためだと推測している。

エアコンのファンの汚れについては、数回掃除したが完全には綺麗にできていない。いずれファンを外して丸洗いしたいと思っている。

換気扇については、最初は臭いの元はダクト内部に付いた汚れ※だと考えていたが、逆流して風が吹き出ていても臭わないこともあるので、外の臭いが主なようだ。*

※ダクトは蛇腹状になっているので(→ : これは外に通じていないので綺麗)、その溝に汚れが溜まっていると想像した。

*それであれば、換気扇だけでなく、通常の空気取り入れ口から入った空気でもムズムズするはずだが、なぜか余りひどくない。ムズムズする成分が換気扇の排気口付近に溜まるのだろうか? 天井の影響?

一方、エアコンを掛けた車でもムズムズすることがあるし しないこともあるので、エアコンよりは外の臭いが主因だと思う。

あと、部屋で洗濯物を干している時にもそうなるので、水道水に含まれる成分(塩素? カルシウム?)が関係しているのかも知れない。ただ、車の排気ガスの成分のような気はする。

いずれにしても、ムズムズを防ぐにはトイレの換気扇から風が入らないように(逆流しないように)すれば良い。そのために、風呂の換気扇を回している時にトイレの換気扇から逆流しないようにすることを考えた。

この時は外の風での逆流を防ぐことは考えていなかった。というのは、部屋の換気扇の反対側の開口は閉じているので、論理的には風での逆流は ほとんど起こらないはずだと考えていたからだ。ただ、微妙な漏れがあるのかトイレの換気扇のダクトが短いせいか、実際には起こるようだ。

そうするには、トイレの換気扇に逆止シャッターを付けるか風呂の換気扇と同時にトイレの換気扇も回せば良い。前者は以前行った時には若干の漏れがあって完全には逆流を防げなかったので、より確実そうな後者にした。簡単に書くと、風呂とトイレの換気扇のスイッチと間欠運転用のリレーを並列に接続した。そうすれば、いずれかのスイッチかリレーをonすれば、両方の換気扇が回る。

必要な材料を揃えて、換気扇制御タイマーの変更や配線などを行い、うまく動作しムズムズも ほとんど収まって一件落着と思ったのだが、寝ていて目が覚めた時に、トイレの換気扇が結構うるさい(主に低音)ことが分かった。

どういう訳か、風呂のは静かだがトイレのは寝室に響くようだ。また、なぜか居間では うるさくないので、部屋の構造が関係しているようだ。

結局、うるさいと睡眠に悪影響がありそうなので、トイレの換気扇は頻繁に動かしたくなくなり、風呂のと連動させるのを止め、グリルに逆止シャッター※を付けて逆流を防ぐようにした。

※以前、風呂の換気扇用にクリアフォルダーで作ったものを少し変更して作った。

なお、元々換気扇のダクト側にシャッターは付いているが、密閉性が悪いせいか(強風が対象のようだ)結構漏れるので、僕には不充分だ。

ただ、シャッターには微妙な漏れがあるし、(上にも書いたように、)そもそも換気で外からの空気が入って来るため、まだムズムズすることはある。それでも、ないよりはずっと良くなった。

 

良くあることだが、何かをする前に問題がないか充分に考え・確かめることは重要だ。とは言え、考えてばかりだと結局何もしないで終わることもあるから、事前検討段階で素早く問題を見抜く(結構苦手だ)力が重要そうだ。

あと、いくら苦労したって、「駄目なものは駄目」で さっさと損切するのも重要だ。

その点では、どこかの国のように、(下らないプライドのために)一旦決めたら いくら不都合・不合理があっても やり抜き、そのあとで延々と不都合を我慢するほどの馬鹿でないのは ちょっとした誇りだ。

 

以下、作業にまつわる話を書く。: 作業が無駄だったので無意味なこともあるが、新たな知見・経験も得られた。

  • 当然ながら、2つの換気扇を連動させる(同時に回す)とCO2減少速度が向上した(換気能力が高まった)。: 約1.4倍になった。
    • 2つの換気扇が同様な能力なのに2倍近くならないのは、トイレの換気扇が吸気口(玄関)に近いのと、CO2を測定している居間から遠いせいだと推測している。
  • 秋月のXHコネクタの互換品(中国製)は全く駄目。信頼性・耐久性がない。
    • ピンに半田付けすると穴が緩くなってレセプタクル(ジャック)に挿すと抜けてしまうので、ピンごとに瞬間接着剤での固定が必要で、とても実用にならない。。。
      • それに懲りて、2回目の半田付けでは、ピンに即席の放熱板(お酒のアルミのキャップカバーを加工したもの)を付けたが、それでも不充分で、挿す時に後ろにズレた。
    • 「互換性を充分に検証した」のように書かれていたけど、駄目だった。サイズは合っていても、材質や耐久性まではチェックしなかったのかも知れない。
  • コードの容量(許容電流)について、今まで誤解していた(良く考えていなかった)。
    • 物理的に、コードの導体(線)が細ければ細いほど、大電流を流した時に発熱量が増える。 (→ 参照)
    • だから、コードの容量は、主に被覆の耐熱性(溶ける温度)で決まると考えられる。
      • 「細いけど なぜか許容電流が大きい」コードは、発熱するけど被覆が耐えるというだけで、特別な魔術はない。
        • 上は どのコードも導体が同じ(銅)とした場合である。金や銀のように抵抗の小さい導体なら発熱量は小さくなるし、超伝導のコードなら発熱しない(想像)。
      • だから、例えば、被覆が数百度に耐えるために許容電流が大きい細いコードに大電流(許容範囲内)を流すと、周囲は かなりの高温になって、(そのコードは問題ないけど)周囲は想定外の事態になりそうだ。
    • そういう訳で、電力用途では、(表示の許容電流を盲信せず)なるべく導体が太いコードを選ぶほうが良いことが分かった。
  • 今回は、コードを壁に留めるのに ひっつき虫(コクヨ)を使った。
    • 以前使ったブルタックは色(薄い水色)が付いていて(若干)目立つのと、柔らかいため、暑いと弱い(コードの力で浮いて来る)ので、その前に使ったハリ玉を買ったが、硬くて付きにくかったので ひっつき虫にした。
    • ただ、ひっつき虫もブルタックと同じくらい柔らかいので、暑いと弱そうだ。もう少し丁度良いものがあるか、気になるところだ。
      • 以前見送った ウフ ペタフィックスというのに興味はあるが、ブルタックもハリ玉もひっつき虫も随分残って居るので、まだ先だ。
    • いずれにしても、とりあえず、以前のブルタックは ひっつき虫に換えたい。
  • 換気扇には関係ないが、エアコンのファンを外さずに完全に清掃するのは難しい。
    • 前回の清掃のあとに、再度ボロ布を割り箸に巻いて清掃したが、余り綺麗にならなかった。
    • 次に、100円ショップの筒用ブラシ(ダイソー 注ぎ口洗いブラシ, 太いほう, 径約1.5-2cm)で擦ってからセスキ水と水を噴霧したが、上の写真のようにやっぱり茶色い汚れが残った。
      • ただ、擦ると黒い煤状の汚れの塊が落ち、セスキ水では黒い水が垂れたが以前ほど汚くなかったので、それなりに落ちては居るようだ。
      • また、ファンの全部の隙間を掃除してもブラシは問題なかったので、意外に耐久性があるようだ。
    • なお、少し毛羽の付いた布を棒に被せるクリーナー(ダイソー おそうじ棒)も試したが、すぐに汚れるため、掃除する箇所が多いとクリーナー自体の掃除が頻繁になるのと、ファンの羽根は微妙に湾曲していて布ではそこまで綺麗にできないので、使わなかった。
      • ファンの羽根の隙間は狭いので、割り箸を削って作った棒に被せた。
    • いずれにしても、分解してファン単体を丸洗いしたいところだが、難度は高い。

 

(9/1 7:40 文章と写真を追加; 9/1 8:58, 10:16, 10:34, 15:54 加筆・修正)

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前の稿でちょっと触れたが、昔(2000年前後?)愛読していた「今日の必ずトクする一言」というサイトは役立つ内容が多く、しばらくぶりに読んだ今でも感心し、気になったものを読んでいるのだが、ひどい欠点がある。ページの背景が黄色で、大変目に優しくない。

そこは、僕が読んでいた当時は「地球に優しい」をモットーにされていた記憶があるが、実は人間には優しくなかったというオチだったのかも知れない。

というのは邪推であるw

最初は我慢して読んでいたが、落ち着いて読めない(目が痛くなるので、急いだり飛ばしてしまう)ので、業を煮やして灰色に変えた。とは言っても、いろいろやるのは面倒なので、単にVivaldi(Chrome)の開発者ツールで背景色の指定を変更(bodyのbgcolor="#FFFFA0""#ddd")しただけだ(なので、再表示したら戻ってしまう)。

今見ると、背景が灰色だと、まさに「インターネット」やweb(http)が始まった頃のページみたいで、なかなか微妙な気分だ。

きっと、探せば、便利なアドオンやVivaldiのQuick commandでできる気はするが、「とりあえず」の暫定対処である。

(16:29) その後、Chromeのアドオン"Eye Protector"で背景を灰色にすることができた。他には"Care your Eyes"でもできた。どちらが良いかは「安全性」や安心感の問題だ。どちらもC国だが、Googleの「おすすめ」になっている(それが当てになるかは全く疑問だがw)。ユーザー数は少ないものの、要求する権限が少ないのでEye−にしてみた。更に、このアドオンにアクセスを許可するサイトを限定して使うことにした。

念のため、大方読み終わったら、そのアドオンを無効にしようと思う。

これだけだ。ちょっと思いついて書きたくなり、件のサイトの投稿に似せた題にした。実は、そのサイトへの思い・感想を書きたかったが、疲れるので今は ここまでにする。

 

PS. 愛読していた時に書籍化されたのを買った記憶があるのだが、なぜか、手元(のスキャンしたファイル)にない。実は買っていなかった(興味のあるところだけ印刷して済ませた?)のか、心変わりして(感心はしているものの、実は反発・反抗心もある)スキャンするまでもないと捨ててしまったのかは定かでない。

いずれにしても、今でも維持されていて読めるのは ありがたい。

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(数日前にツイートしたが)先日、ステレオで音楽を聴きながら思い付いたこと。

音楽の楽しみ方は人それぞれだが、もし、繊細な音を細かく、あるいは、詳しく聞くなら、静かな部屋でスピーカーの近くで小音量で再生するのがいいのではないだろうか。

というのは、平均音量が大きいと、耳の保護機能(感度を下げる)で小さい音が隠されてしまうだろうからだ。あと、疲れるから長く聴き込めないだろう。

前者は直感であるが、調べたら、耳の構造は確かに そういう感じになっているようだ。これを書くに当たって調べた範囲(最後の参考資料を参照)を大雑把にまとめると、以下になる(もちろん、医学的に正確な書き方ではない)。

耳は、

  • 小さい音は増幅し、
  • 大きい音(が連続した場合= 平均音量が大きい場合)は感度を制限する(→ 小さくする)。

なので、平均音量が大きい・大きい音が連続した場合には、耳が自動的に感度を制限する。ということは、そういう時には細かい音は聞こえにくいのではないか。実際、参考資料1には以下のように書かれている。

静かな環境下では、この内耳感度調整が音源に対し自由に機能することができるため、非常に大きなダイナミックレンジが得られます。

上の「非常に大きなダイナミックレンジが得られ」るというのは、細かい(小さい)音も大きい音も ちゃんと聞こえるということだ。

 

その他に、今回初めて知ったのだが、プロがミックスする時には、ミキシングルームにある大小のモニタスピーカーのうち、主に小さいほう(「ニアフィールドモニター」ということなので、ミックスする人の近くに置かれているようだ)で(小音量で※)再生しているとこのと。 (→ 参考資料4)

※元の文からの想像

まさに、最初に書いたことそのものである。

おもしろいのは、上記資料4によれば、「派手に聴こえるので、ミュージシャンにとっても気分よくプレイバックが聴けるわけです。」とのことだから、まあ、大音量で楽しむのも決して間違って いないのだろう。

言ってみれば、エンジニア側で聴くかミュージシャン側で聴くかになる? とすれば、後者のほうが本来的なのかも知れない。ただ、(生でなくて)制作された音をきっちり聴くという点では前者だろう。

更に書くと、生演奏を聴くのと録音された演奏を再生するのは全く異なるし、後者で前者を再現するのは不可能だから、ステレオ・オーディオで、機械を通して聴く分には前者の立場(エンジニア側)が真っ当だと思う。

 

結局、僕は、ミキシング時(想像)のように、微細な音を正確に(一音も漏らさず(とまでは行かないが))聴きたいので そのように思っている。が、一方で、ロックミュージシャン(想像)のように、(細かい音よりも、)「身体で音楽を感じたい!」というような方は、大音量で聴くのがいいのであろう。

ただ、これはどこかで読んだ記憶だけだが、ロックミュージシャンはライブで耳栓をしているというから、本心では超大音量で聴きたい訳ではなさそうだ。まあ、耳の保護もあるんだろう。

 

ついでに書くと、ステレオ・オーディオ用の大出力アンプは小音量での特性(特に歪み)が悪いものが多いので、僕のような者には小出力で(もちろん特性の良い)アンプが必須である。

が、そういう製品が少なくて困る。

それから、ヘッドフォンやイヤフォン(もちろん小さい音で)は まさに、「静かな部屋でスピーカーの近くで小音量で再生する」のに近いから、いい機材があるならいいだろう。が、開放感がないし(この時期は蒸れる)、部屋での音の反射がないのは良いことばかりでもなさそうだし、どうしても疲れるので長時間の再生には向かないように思う。

 

参考資料

  1. FitEarブログ: 「耳の話その2:耳が持つダイナミックレンジを活かす、とか何とか…」 (2011)
  2. Audio BBS 過去録: 「聴覚の特性」 (2012)
  3. 今日の必ずトクする一言: 「嗚呼、ヒトの耳は歪んでいるのか!!のナゾ」 (2006)
  4. おとてく: 「音量を下げるとミックスの印象が変わる!?「等ラウドネス曲線」と「ラウドネス効果」を知って楽曲制作のクオリティを上げよう!」 (2017)

 

補足 (実際の音量の推算) (8/23 10:47)

「小音量」とは一体どのくらいの音量なのか示さないと具体的でないしイメージも湧かないので、考えてみた。実際に再生しているのを測れば最も具体的だが、汎用性に欠けるので、最初に使おうと思って居た等ラウドネス曲線をちょっと使ってみる。

耳は周波数によって感度の差があるが、簡単のため、1kHzでの音量を考える。

再生音量範囲を定める制約は、以下が考えられる。

  • 音量の下限を定めるもの
    • 耳の感度(聞こえる下限の音量) S
    • 部屋の騒音 Na
      • 耳の位置で測った値とする。
  • 音量の上限を定めるもの
    • 耳の上限(それ以上は耳が壊れる音量) M
    • 部屋の防音性(周囲からの苦情が来ない音量) R
      • 耳の位置で測った値とする。
  • その他
    • 再生に希望するダイナミックレンジ(≒ 再生する演奏のダイナミックレンジ) Dr

目標は、再生に希望するダイナミックレンジの音の最小の音が騒音などに隠れずに聞こえ、しかも、周囲からの苦情が来ず、耳も壊れないような、(なるべく小さい)平均再生音量Aを求めることだ。

仮にAを以下のようにしてみる。

A= (max(S, Na) + min(M, R))/2

この時の再生ダイナミックレンジDは

D= min(M, R) - max(S, Na)

となる。

※上の制約や式は今考えたものなので、果たして妥当か定かではないが、概算としては使えるだろう。

ここで 上記の制約に仮に値を設定して、平均再生音量Aなどを求めてみる。決まっていないもの(Na, R, Dr)は推測・暫定値である。

  • 耳の感度 S: 約2dB SPL (等ラウドネス曲線のグラフより)
  • 部屋の騒音 Na: 約45dB (「市内の図書館・静かな住宅地の昼」(40dB)と「静かな事務所」(50dB)の間)
  • 耳の上限 M: 約100dB SPL (等ラウドネス曲線のグラフより)
  • 部屋の防音性 R: 約85dB (「地下鉄の車内・電車の中」(80dB)と「大声による独唱・騒々しい工事の中」(90dB)の間): 実際にはもっと小さいはず。
  • 再生に希望するダイナミックレンジ Dr: 約50dB

なお、部屋の騒音と部屋の防音性の値はモノタロウ「騒音値について」を参考にした。その単位の表記は等ラウドネス曲線とは異なるが、簡単のため同じとした。

上の式で計算すると、平均再生音量A= (45 + 85)/2= 65dB※となる。これは、「静かな乗用車・普通の会話」(60dB)と「電話の着信音・騒々しい街頭・騒々しい事務所」(70dB)の間である。

※最終的に計算で使った値の単位が全部dBなので、dB SPLとの混在がなくなった。

また、この時の再生ダイナミックレンジD= 85 - 45= 40dBとなり、希望の50dBは満たせないものの、通常の部屋では妥当そうだ。

実際、Sandal Audio: 「リマスター盤の音質と、ダイナミックレンジについて」によれば、一般的な環境でリスニングする場合の妥当なダイナミックレンジは40dB程度と示唆されているので、上の結果はそれなりに妥当そうだ。

また、そのページに挙げられているCDなどのダイナミックレンジは40dB以下のものが少なくない(クラシックだと大きいものがある)ので、この程度でも悪くなさそうだ。

なお、手元に騒音計がないので、実際に僕が再生している音量が測れず※、求めた平均再生音量と比べることはできないが、実際の音量より結構大きそうな印象だ(実際は最大音量が65dB SPLくらいな気がする)。おそらく僕の平均再生音量は50-55dB SPL程度で、とても小さい音が騒音で隠れている可能性はある。

※元の音源の平均音量、DACの出力電圧、ボリュームやアンプのゲイン、スピーカーの能率、スピーカーと耳の距離などから概算できそうだが、面倒なうえに合っている確率は低そうだ。

とはいえ、そもそも部屋の特性で聞こえない帯域(低音)があるし、そこまで小さい音が録音されているかも疑問なので、騒音で聞こえない小さい音があることが致命的な問題だとは言えなさそうだ。

それに、聞こえない・大き過ぎる時はボリュームで随時音量を調整するので、僕としては全く問題ない。: そうだよ、聴いている時に音量を変えちゃいけない決まりなんてないんだ!!

確かに、演奏としては音量の一貫性がなくなってしまうが、自分で音量を変えたのなら、その情報で感覚あるいは感想が補完・調整されるはずだ。

 

PS. 最初は有名な等ラウドネス曲線から耳の特性を考えて話を進めようとしたが、どうもグラフを見てもピンと来なかった(示しているものが僕の目的と違うような感じ)ので、検索して上の資料を元にした。

PS2. 余談: 参考資料3の「今日の必ずトクする一言」は おもしろく・ためになるので、昔は結構熱心に読んでいた(それで本も買ったくらいだし、ここの書き方も影響を受けているところはある)。何度か「終わりにする」という話があった気がしたが、まだ続いているのに驚いた。今となっては(デザインなどの趣味が違うし、)すべての内容に賛成できる訳ではないが、また読みたくなった。

それにしても目が疲れるな・・・ 耳鼻科の方は眼に感心が薄い?w

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口語(会話)ではないが、普段は使わないような生の英語に触れられて、良く「へえ」と思う。フォローしている方の関係で、音楽関係のものが多い。

例えば、「名誉監督」などの「名誉」。"honor"も使われるようだが、違うものがあった。 ← 忘れて居て今日思い出したが、また忘れてしまった。確か、"laurel"のように"lau"で始まる気がする。"laureit"や"laurean"を思い付いたが、違うようだ。(辞書で調べれば分かるが、思い出すまで我慢する。) そういう単語が後置されるのが、いかにも権威を感じさせる。

↑ (8/25 7:48) 名誉指揮者のツイートが出て来て、ようやく分かった。"laureate"だった。ちょっと惜しかったw

それから、音楽関係の話題(例: 今の時期はヨーロッパの各地で音楽祭・コンサートが多いようだ)を知ったり、関連する写真を見たり話を読むのもおもしろい。

そこらの写真を見ると、街も建物もホールも全部美しく、同時に歴史を感じさせられて、感心・感激する。だから、そういうのも好きなんだろう。

そして、自分では気付いていなかったが、準備や練習やリハーサルの光景・話題(普段着での演奏(正装よりずっといい^^))、人は少ないけど ずらっと並んだ楽器・機器・機材ケースなどなど、ホールで夜中にパイプオルガンの練習をしている話)とか、撮影準備の時に画面の後ろのほうで準備や打ち合わせをしているスタッフの姿や、オケの人が演奏のために遠方に行ったり帰ったりする光景が、なぜか かなり好き(「たまらん!」的)なことに気付いた。

あと、クラシック音楽の関係者は みんないつも真面目で堅苦しいなんてことはなく、想像どおり、結構お茶目な人が多い印象だ。

でも、上にも書いたように すぐ忘れるw それでも、そういう言葉や話が あったらしいことは頭のどこかに残っているだろうから良しとする。

 

(8/21 6:58, 7:13 少し補足・加筆)

 

PS. 音楽関係者の「日常」(ツイートなので、どこまで本当の素かは不明)は、その人を結構表してていておもしろい。

ピアニストのユジャ・ワンは、今の時期はノースリーブに短パンなど露出が多い(けど、いやらしくなく、色気どころか健康的に見えるのがいい)うえに黒いサングラスで、いかにもNYの人的な服装だが、同じくラン・ランはジャケットやトレーナー(風)に何でもなさそうなズボンとスニーカーとか いかにも普通のおじさんみたいで、いい人そうに思える。

他に、髪の毛が虹色のバイオリニスト(LSOのMaxine Kwok)は、その方の名前は出てこなくても、その形容や外見で識別できるから、いい特徴付けだ。そこはワンに近いものがあるかも知れない。

あと、イギリスの堅そうな評論家Richard Bratbyは、猫(結構大きいようだ)と鉄道模型(これも大きそう)が好きで、意外なギャップが おもしろい。 (8/21 8:01, 8/22 13:33 少し更新)

PS2. 英語の話題から逸れるが、BBCは この時期はBBC Promsというので連日コンサートを催しており、その音(ラジオ版, Radio 3)がネットで聴ける(放送後1か月くらいは聴ける)のが随分ありがたい。先日はアンスネスのモーツァルトを楽しんだ。どうせなら映像も観たいが、国内だけに制限されている感じだ。 (8/21 10:32)

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一か月ぶりに通院。前回の血液検査の結果は意外にも問題なしだった。つまり、多発性筋炎ではなかった。

が、そこで喜んではいけないようで、今度は「「ふにゅうたい筋炎」かも」と言われた。全然聞いたことないので、その場は「はぁ」みたいに済ませたが、帰ってから検索したら、封入体筋炎(IBM, sIBM)と言っていたようだ。

もしそうであれば、5年前後で車椅子だと。。。 ひどいことに、原因は分からず、治療法もないようで、日本には1000-1500人くらいしか居ないようで、全く宝くじに当たるようなもので、結構笑える。

まあ、そうと決まった訳ではなく、依然として単なる運動不足の可能性だってある。次回は そこを聞いてみるし、今後は もう少し真面目にトレーニングしたい。

生検すれば確定できるようだが、脚だと1日入院する必要があるとのことで ちょっと大掛かりなので、当面は経過観察することにした。治療法がないので、確定したって できることは手脚のトレーニングくらいしかないから、確定してもしなくても同じことだ。

ただ、確定させない場合には他の病気の可能性が残って居るが、今までの検査で充分スクリーニングしたのだろうし、その可能性があるなら更に検査するだろうから、個人的な推測は運動不足か これだ。

正直言って そうだったら困るが、急性でないので準備できるのは いい。それに、どうやら駄目になるのは手(指)、脚(太腿)と喉(嚥下)だけのようなので、悪化しても できることは少なくなさそうだ。例えば、PCやスマフォは使えそうではないか。もちろん音楽だって聴ける。脳も大丈夫そうだ。それに、これから少しでも治療法が見付かるかも知れないではないか。

(8/16 10:03) 薄々気になっていたが、嚥下の問題は結構早くから起こっていた。最初は、寝ていて喉が乾いて水を飲む時に むせたことだったと思う。今は ひどくはないが、食べ物が喉に つっかえることはある。老化で そうなることもあるだろうけど、少なくとも喉は運動不足にはならないだろう。そして、手、脚、喉とぴったり当て嵌まるのは困ったものだ。

強がっては居ないが、今は悲惨な気分ではない。「しゃーない。そうだったら、受け入れるしかない」、あるいは、「切り替えて行こう」という感じだ。医師は 分からないながらも ちゃんと検査したりしてくれているので、(心強いとまでは行かないが、)助かる。

 

PS. これでは、最初の整形外科では何も分からなかったのも当然だ。「使えない」とか思って悪かった。

 

(8/18 18:06 題を修正)

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