Archive for 9月, 2022

例によって調子は良くないものの、結構前から久し振りにドライブに行きたかった。台風のため しばらく天気が悪かったが、近頃は良くなったので「そろそろか?」と思いつつもダラダラと延期していた。昨日の朝も、太腿が張っていたし、冷房で冷えたのか鼻が詰まり気味かつ頭の調子が今一つだし、腰も少し痛かったので延期と思って居たのだが、ゴミを出した時の外の空気が随分清涼だったので、つい行きたくなって行った。

急に決めたので準備が長引き、出発は9時頃になった。行き先は いつもの上三依だ。飽きるほど行っている割には飽きないのと、まだ暑いので涼しそうだから決めた。道は余り混んでおらず、概ね気持ち良く走れた。ただ、フロントガラスのIRカットフィルムの劣化が進んだために増えた凸凹と目の飛蚊症のため、少し前が見にくかった。フィルムは来年の車検前に剥がしてもらう予定だったが、早目にしたくなった。あと、いつものことだが、暑かったり寒かったりで頻繁にエアコンの調整をしていた。

10時頃、中間辺りの道の駅 しおや に着いた。外の風は涼しくて、気持ち良かった。また、天気が すごく良くて青空だった。

ただ、近頃ありがちなテーマソングみたいな歌が うるさい。音量は大きくないが、繰り返されると嫌になる。どうして、ああいう安直かつ無意味なことを、わざわざお金を掛けてするのかと思う。まあ、あれが好きな人も居るのかも知れないが・・・

それから、途中で気付いたが、意外にも1lのペットボトルは僕の車には合わない。どこにも ぴたっと収まらず、収拾が悪かった。例えば、写真のように入れたら、キャップの部分がエアコンのスイッチに当たってoffになってしまった。500mlまでを想定しているようだ。出掛けに思い付いて、水道水を空の1lのペットボトルに入れて持って行って分かった。

道の駅から出る時にナビを見たら、あと44kmと、意外にまだあるので ちょっと疲れた。

11:30頃、植物園の代わりに良く行って居る上三依塩原温泉口駅に着いた。トイレに行きたかったので、まず寄った。既に疲労と空腹に襲われていた。

途中、遅く走っていたつもりはないのに、ずっとアクアが着いて来て鬱陶しかった。煽りと みなされるほど近くはないが離れても居ないので、圧迫感があって気分が悪かった。きっと、ずっと追い越したかったのだろう。こっちは、疲れていたのと 少し前まで前に宅配のトラックが居て(信号待ちのあとで追い付くかと思ったら、どこかに消えた)「スピードは諦めた」状態を継続して居たので、そのアクアには遅かったのかも知れない。

あと、反対車線の車で、センターラインにすごく寄って走って時々フラフラ はみ出すプリウスなどが結構居て怖かった。左側に自信がないのか、高齢でハンドルが覚束ないのか、フラフラしている自覚がないのか。

駅には花は ほとんど咲いてなくコスモス程度だった。銀杏(実と紅葉)は あと少しという感じで、実が ちらほら落ちていた。

駅舎の脇に、いかにも昭和な「ポイ捨ては やめよう」の看板があった。今回初めて気付いたが、「藤原町」は今はないので、結構前からあるのだろうか。

いくらなんでも、今は さすがに人の居るところでオープンカーから缶(良く見ると昔のプルタブのようだ)を投げ捨てるような人は居ないので、やっぱり昭和時代のものなのか。

いつものように駅だけでも満足したし、植物園を歩いたら かなり疲れる気がしたが、しばらく行ってないので行ってみることにした。

駅からは近く、11:50頃着いた。駐車場は空いていた。ビフに似た変なオッサン(停めてから気付いた)のデロリアルトの横に停めた。日差しが強く、暑そうだった。駐車場から すぐの橋の欄干に赤トンボが居た。全般的に赤トンボや蝶が多かった。9月頃からオフシーズンのようで、料金は300円と安かった。

1万円札を出したら(近頃はキャッシュレスがメインなので、小銭や千円札が ほとんど増えない)、以前と同様にオーバーなリアクションで困られた。面倒だったが、財布を良く探したら あった。老眼で良く見えないうえに指が ちょっと突っ張るので、コインをつまむのも結構な手間なのだ。

さすがにオフシーズンで花は少ないが、空いて居るし、手短かに回れそうだから良かった。ホウセンカを随分久し振りに見た。子どもの頃以来かも知れない。確か、種のサヤ(?)を触ると はぜるのではなかったか。空が随分青く、空気が綺麗だった。

13時頃 周り終わった。帰る前に休んで居たら、出入口の手前で しびれを切らして待っていたらしいバアさんが、遅れて来たジイさんに「早くしろ」、「何も咲いてないじゃない」などと文句を言ってた。そんな歳になっても そういう口を利く人が居るとは・・・ そのジイさんが可哀想だったが、きっと長年のことで慣れているのだろう。※ でも、良く我慢できるよ。感心する。

※実際、そんなに言われても更にトイレに行っていた。

かなり疲れて すぐにでも食事したかったが、辺りに手頃な店は なさそうだった(例: 入ると休み、混む、狭い、馴染みの客が多くて浮く・うるさい、不味い、煙草)。いろいろ考えて、道の駅 湯西川に行くことにした。

13:20頃出て13:40頃着いた。意外に近くて正解だった。食堂は空いており、ダムカレーと迷ったが、久し振りに鴨せいろ蕎麦にした。千円。 → 残念ながら、今ひとつだった。蕎麦自体は悪くないが、具が寂しい。肉は1枚、あとは湯葉とキザミねぎ(輪切りでは なくて、ラーメンに入れるようなやつ)。つゆは随分しょっぱかった。

道の駅の建物の周囲には怪しい露店がいくつかあり、妙に安い"SEIKO"(本当に そう書いてあった)の腕時計(「限定2000円」とあった)のようなものがあった。その他の店もそうだが、一体、そういう怪しいものを買う人が居るのだろうか?※ 足湯があったが、面倒なのでパスした。

※今はAma.のC国の店に怪しいものが多いが、昔は こういう露店だったのだろうか?

疲れを増やさないため、帰りは今市から日光宇都宮道路を使った。ただ、今市IC(経路の西端、「日光」の左の角)までが結構遠いうえに、旧今市市街は信号で停まってばかりでイマイチだった。

帰路も馬鹿が多かった気がする(例: IC出口のゲートまで速く走って来てETCの通路で後ろから急かす奴、追い越してすぐ出口に入る奴)。更に、意外にも覆面に捕まって居る人が居た(日光宇都宮道路)。秋の交通安全週間には早い気がするが、ノルマとかか。ゆっくり目に走って良かった。

17時頃 無事に帰宅した。走ったのは約164kmだが、休憩が多かったとか帰りにスーパーに寄ったりしたせいか、8時間も経っていた。70枚くらい写真を撮った。部屋に入ったら妙に香水臭く感じたのだが、外に咲いている金木犀の匂いだろうか?

 

車は概ね調子良い。上述のフィルムの凸凹と、サス(ショックアブソーバー)が硬くて路面の凸凹で揺れが多目な程度か。エンジンは その気になればいくらでも回るような感じだ。当たりの個体なのかも知れない。かと言って、ゆっくり走っても気持ちいいからいい。

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昨日、約一か月ぶりに通院した。前回は随分空いていて、これなら楽勝だと思ったが、今回は かなり混んでいた。どうやら、前回はお盆だったからのようだ。そのせいか、駐車場に入る時も出る時も変(僕にすれば迷惑)な車が居たが、まあ仕方ない。

診察の前に血液検査をしたが、今回も毎度のことながらCKが高い程度だった。

診察室に入ると、「動作が俊敏になった?」(「前回より良くなったかも?」の意味)と言われたが、自分ではその印象はない。少し遠いところに座って居た時に呼ばれて、急ぎ気味に行ったためだろうか。

前回は生検は しないことにしたのだが、その後、何だか分からない状態(悪ければ将来は車椅子かも)を続けるのが苦しくなって、とりあえず病名を確定させて、先のことを考えたり準備したくなり、生検を頼んだ。一種の脚の手術なので※1泊の入院が要るようだ。

※調べると、生検(大腿の筋生検)は筋肉を切る(筋肉には麻酔は掛けないようだ)ので いかにも怖いし痛そうだ。いくつか体験談もあり、ふくらはぎの方は全然痛くなかったと書かれているものの、大腿の方はすごく痛かったとのことなので、まあ痛そうだw

例によって病院のスケジュールは詰まって居るため、結構先になりそうだ。想像では11月頃かと思っていたが、来月に再度MRIを撮ってから決定するので、更に先の12月とか来年になるかも知れない。まあ、進行は速くないし、1泊でも入院は面倒なので、先でも構わない。

生検すれば病名が分かるか聞いたら「分かる」とは言って居たが、何となく、分からない場合も ありそうな雰囲気だった(空気の感じとか直感)。が、それでも何かしら分かるのではないかと思う。

今回の一番の収穫は、この症状・状態は運動不足によるものではないことが分かったことだ。その可能性を聞いたら、「まずない」※とのことだったので。 どうして そうなのかは分からないが、確かに、いくら運動不足でも、脚や手が張ったり動きにくい・力が出ない状態が何か月も続くことはなさそうだ。

※そういえば、最初に行った整形外科の療法士も そのように言っていたので、かなり確かそうだ。

それから、仮にCKが高いことと この症状が関係しているなら、約10年以上前(仕事をしていた頃)からCKは今と同じくらい高かった*ので、(現在の)運動不足は関係ないことになる。

*それ以前はCKは測っていなかったので、いつから高いかは不明。また、途中に測定していない期間があるので、当時の原因と今の原因が同じでない可能性はある。

 

通院とは別に、時々握力を測っているが、余り変わらない。近頃は力が入りやすい握り方が分かったが、それでも右: 15, 左: 11 kgf程度だ。「正しい」握り方では右: 9, 左: 8 kgf程度と、8月からほとんど変わっていない。

なお、55-59歳の男性の握力の平均は44.9 kgfとのことで、良く出ると思う。

だから、良くはなっていないが、悪くもなっていないのだろう。

あと、脚のトレーニングのために定期的にスクワットをしようと思って居たが、1回やっただけでひどく疲れたので おっくうになって、以後は していない。ペットボトルでの握力のトレーニングも、いつの間にか しなくなってしまった。そういうのを続けるのは昔から苦手だ。

 

PS. この病院は診察の前に自分で血圧を測るのだが、それが いつも(上は)150以上と高い。印字された紙を見た看護師さんが(驚いて?)「いつも」の値を聞くので、それに「133/90くらいです」と答える。が、いつも・どの方も「130くらいですね」と1の位を丸めてしまうので、微妙に もやもやするw まあ、血圧に期待される精度は そのくらい(5-10mmHg単位?)なのか。

ただ、そもそも、外で いつもそんなに高いのは大丈夫なのかという疑問があるが、医師も含めてどの方も そこには目を向けないという間抜けさも感じる。 (9/29 5:55)

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以前作った換気扇の自動制御システムは、改良したいことを挙げればキリがないものの、ちゃんと使えている。: 通常時は間欠的に(今はon: 26分, off: 14分, on率: 65%)換気扇が回り、ガスコンロを使ったり作業をしたりしてCO2濃度が高くなった場合は低くなるまで連続で回る。

その後、ちょっと思い付いて、以下のように 動的(言ってみれば適応的)に換気扇の動作モードを変更する機能を追加してみた。

基本機能: 定常的にCO2濃度が高目の場合は換気扇のon率(回している時間)を増してCO2濃度の上昇を抑え、低目の場合は逆にon率を下げて余計な換気を抑えるようにする。

当初は「余計な換気を抑える」必要は ない気がしていたものの、外からの臭いを取り込む可能性をなるべく減らすためと、仕組み的に可能なので(= おもしろそうだから)入れてみた。 (こういう余計な思いつきが面倒を増やすのだ!www) だが、近頃、部屋の冷暖房効率の改善に繋げられそうなことに気付いた。

この機能は、今まで僕が手でやっていたこと(CO2濃度が普通でない場合、PCのリモコンアプリで換気扇のモードを切り替える)で、それを自動化する。

処理: 難しいものではなく、以下のようにした。

  1. CO2濃度の取得・チェック処理をする時に、以下を実行する。
  2. CO2濃度の長時間移動平均(→ LTMA_CO2)を求める。
    • 今は換気扇の間欠運転周期(今は全部40分)の2倍の時間(→ 80分)分を求めている。
      • この値は換気扇の運転周期の整数倍であることが望ましいので、その時に設定されている周期から計算している。
  3. LTMA_CO2に従って換気扇の動作モード(→ on率)を切り替える。
    • ただし、CO2濃度が高くて換気扇を連続で回している場合を除く。
    • LTMA_CO2のしきい値と動作モードの対応表を使っている。: 今は以下の設定にしている。
      • LTMA_CO2: on率, ()内は動作モード
      • <= 670ppm: 50% (LL)
      • <= 710ppm: 55% (L)
      • <= 750ppm: 65% (M)
      • > 750ppm: 70% (H)

現状の制限として、PCで制御しているため、外出時や寝る時などにPCを停めると その時点の設定で固定されるので、不要に高いon率が続くことや、低いon率が続いて就寝中にCO2濃度が高まってしまう可能性がある。そのため、余り大胆なon率は設定できない。

これについては、PCを停める(スリープ、停止)前に通常のon率のモード(上の"M")に戻すとか、ラズベリーパイのようなマイコンに移植して常時制御すれば対応できるが、まあ、そこまでこだわることではないので、このままで良しとしている。

ちゃんと動いているものの、「換気が最適化されているなあ」などという体感は ないし、グラフを見ても特段の変化は見えない(効果が ない訳では ないだろうが・・・)。なお、グラフが右肩下がりなのは、近頃は なぜかCO2濃度が低目になっている※ためだろう。

※原因は分からないが、暑い時は身体の代謝が増えて排出するCO2濃度が増えていたのが涼しくなって減ったためか、外気の濃度変化のためかと想像している(そういうことがあるか不明 ← 少し調べたところでは(下を参照)、逆のようだ・・・)。

身体の代謝は主に体温維持のためだそうで、夏に減り冬に増えるようだ。 (→ 参照)

ただ、個人的な経験からの想像だが、身体に(特に夏の熱い)日ざしや外からの輻射熱が当たって暑くなると、身体の活度のようなものが増して代謝が増すのではないかと思う。その証拠に汗をかく。それは作業で汗をかく時と同様で、代謝が増しているのではないか?

また、外気のCO2濃度については、概ね、光合成の活発化する夏に減り、冬に増えるようだ。 (→ 参照) ただ、参照ページを良く読むと(例: 図3)、堂平山では2-7月に高く、9月頃に最小になっているのには合っていそうだ。

もし代謝も外気も関係ないとすると、センサの温度補正が うまく行っていないことが考えられるが、今、天気が良くて室温が高い(約28℃)にも関わらずCO2濃度は低い(約670ppm)ので、温度補正は大丈夫そうだ。

あとは、付近の道路の通行量(あるいは渋滞頻度)が減ったとか、工事が下火になった関係だろうか?

近頃の部屋のCO2濃度(緑): 日, 週, 月, 年 (左上→右下), 水色は室温に比例した値; 9/1(week 35)頃から動的に換気扇の動作モードを変えている。

ただ、この機能でon率が低くなっていることがあるにも関わらず、特段 通常時のCO2濃度が高目になっていないのは、CO2濃度が高目になった時にon率を上げているため(→ うまく行っている)だと推測する。また、動作モードを見ていると(グラフがあれば分かりやすそうだが ない)、近頃はon率の低いLになることが多いので、長期(季節?)的なCO2濃度の変化に追従できていることも推測できる。

それで、今後更にCO2濃度が低くなるかも知れないので(期待して)、今朝 LLのモードを追加した。

 

(10/7 11:58) 使いながら設定を調整した。

現状のCO2濃度(長時間平均)と換気扇のon率・動作モードの対応表は以下である。

  • LTMA_CO2: on率, ()内は動作モード
  • <= 610ppm: 50% (LL)
  • <= 675ppm: 55% (L)
  • <= 740ppm: 65% (M)
  • > 740ppm: 70% (H)

また、状態の確認が容易になるように、換気扇のon率(→ モード)もグラフに描くようにした。グラフを見たところは うまく動いている感じだ。

換気扇の動的モード切り替えの設定を調整後の部屋のCO2濃度(緑), 室温(青), 換気扇のon率(→ モード, オレンジ): 後の2者はそれぞれに比例した値。

当然ながら、従来の通常時のon率(65%, M)を広く使うのが良いようだ。また、50%(LL)になることは ほとんどなさそうだ。 (上のグラフでの最低は55%, Lである。)

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先日ちょっと書いた、ブログにボットが良く来る件でアクセスログを見ていたら、不正ログイン試行や悪質なアクセス※が結構多くて気になってしまった。

※例: シェルのコマンドを実行しようとするもの、大量のバイナリデータを送って来るもの。

以前にも何度か、目に付いた時に そのアクセス元近辺のIPアドレスをブロックするように設定したのだが、設定するスクリプトを変更するのは面倒だし失敗する可能性があるので、ブラックリストのファイルにIPアドレスを書いて、適宜追加できるようにしてみた。動作確認した時は うまく動いたのだが、たまたま翌日にカーネルの更新で再起動になった あとは繋がらなくなってしまった・・・

それでサーバ(VPS)のコンソールで調べたら、起動はしているもののNWが全然使えない状態になっていた。: ホスト名の検索(DNS)は駄目だし、プロバイダのDNSサーバにすらpingが通らなかった。

ログを調べると、networkd-dispatcherが"Unknown state for interface NetworkctlListState"という訳の分からないエラーを出していた。更新されたカーネルの問題・相性を疑っていたのだが、検索しても ほとんど出て来ないので、僕の環境の問題だと思った。

結局、(上のエラーの前に出ていたのだが、)systemd-networkdが起動しなくなっていたためにNWが使えなくなっていた。その原因は、上に書いたブラックリストのために追加した処理にバグがあり、必須のNWアクセスも遮断するようになっていたためだった。

そのバグというのが しょうもなくて、たった一個の余計な空白(下の $var のあと)が原因だった。シェルスクリプトに

if [ -n "$var " ]; then

のように書いてしまったのを気付かなかった(近眼+老眼+白内障(進行中)のコンボに加え、そもそも眼が不調だ)。$varが空の場合に以降を実行するのに、これでは 全く実行されない。その処理が重要で、実行されないとNWが全部遮断されてしまうのだ。。。

そもそも、空かどうか調べるのに"$var"のように " で挟んで書くのが良くなく(しかも面倒)、もっと間違い にくい書き方がある気はするが、今まで見たことがない。少し考えたい。

そこを直してサーバは回復し、ファイルに入れたブラックリストも ちゃんと動いた。

 

そして更にもう一個、隠れた問題が見付かった。Linuxの仕様なのか、NW-IFを有効にする前のスクリプト(/etc/network/if-pre-up.d/*)が何度も実行されるのだ。僕は そこに上述の悪質アドレスのブロックを設定するスクリプトを入れたのだが、今回初めて、それが何度(4回)も実行されていることに気付いた。

内訳は、実際のNW-IFに対するIPv4, IPv6が各1回、全体に対するもの?(IFACE="--all")、loopback(IFACE="lo")だった。

もちろん使う前に調べれば分かる・調べるべきことだが、余りにも おかしな・杜撰な仕様だ。今まで問題なかったので、スクリプトは何度実行されても問題ないようだが、念のため、一度だけ実行されるように修正した。

スクリプトに渡される環境変数のMETHODが"none", IFACEが"--all"の時だけ実行するようにした。ただ、これはどういう契機なのか分からず、将来は なくなるかも知れないので、実行されなかったら警告が出るようにした。

 

起きてから延々と作業して午後遅くまで掛かったが、そもそも、こんなIPアドレスのブラックリストなんて意味ないことに気付いた。

まず、不正・悪質なアクセスをするサイト(のIPアドレス)は無限にある。※ 良いブラックリストを手軽に入手できないかと検索したら、山のようにブラックリストが出て来たが、それらの いくつかと僕のブラックリストに共通のアドレスはなかった。

※今はまだIPv4がメインだが、v6なら本当に無限だ。それに、v6のアドレスは(プライバシー処理のため)基本的に「日替わり」だから、アクセス時のアドレスに永続性・再現性はない・・・

仮に 良いブラックリストを合わせて使うにしても、無限に多くのアドレスでフィルタリングできる訳はなく、段々重くなり、最後は破綻するだろう。

そして、悪質サイトはブラックリストに載ったらアドレスを変えるだろう。載らなくても随時変えるのではないか?※ 実際、以前アクセスして来たアドレスは、(ログを見る限り、)何度か失敗したあとはアクセスして来ない。それに対応するために余分な幅(例: v4なら256-65536個?、v6なら264個??)を持たせてブロックするとしたら、そのプロバイダの他の人までアクセスできなくなる。

※日本ではそうだが、固定IPアドレスの人が少ないこともありそうだ。そもそも固定にする意味がない。更に、上述のようにv6は基本的に固定でない。

そうやっているうちに、誰もアクセスできなくなりそうだ。

だから、IPアドレスでブロックする仕組みを作りは したし、定期的に不正・悪質なアクセスを調べようと思っては いるが、無意味だと思う。どこかで見たが、リアルタイムに挙動で判定するのが良さそうだ。それがWAFなのだろう。

手軽に使えるものがあるか、気になるところだ。

(23:30) 少し探したら、手軽(無料・簡単)なWAFは なさそうだが、無料のものは いくつか見付かった(例: NAXSI, ModSecurity)。

が、インストールや設定は容易では なさそうなので今後の課題とし、まずは現状の脆弱性などの問題をチェックしようとした。: Nikto2というツールとオンラインのスキャナ(例: InnuniWeb, Mozilla Observatory (HTTP), SSLTrust Free Website Safety & Security Check, WordPress Security Scan)を使った。その結果、軽微な問題は見付かったものの、概ね大丈夫そうだった。

ただ、脆弱性に関して余りチェックをしないもの(HTTPヘッダ辺りが中心の感じ → クライアントに被害を及ぼさないかがメイン?)が多かったので、もっとサーバにキツそうなもの(例: w3af, OWASPのいろいろなツール)でチェックする必要がある。

とりあえず、チェックで見付かったHTTPヘッダ周りの問題を修正した(できないものもあった)。

  • WebサーバとWPのセキュリティプラグインAll In One WP Securityが同じヘッダ(X-Frame-Options: SAMEORIGIN)を出していたため、設定値がおかしい(重複している)という警告が出たので、プラグイン側(Misc. → Frames → Enable iFrame Protection)を解除した。
    • 最初は どうして重複するのか分からず、苦労した。
  • (サーバ・OS依存のようだが、)ETagはリスクがあるとのことなので削除した。
  • httpsでのgzip圧縮にはリスクがある(BREACH攻撃)とのことだが、問題の起こらないタイプだけに制限しているので問題ない。
  • 一番の問題は、Content Security Policy(CSP)に対応していないことだ。: ページの修正が要りそうなので、容易には対応できない。

その他に、TLSの問題・互換性をチェックするものもあったので(例: Observatory (TLS), TLS Checklist inspector)、チェックして修正した。

  • 今はTLS 1.3に移行しつつあるようなので、(obsoleteらしい)1.1を止めて1.2と1.3に対応させた。
    • AEADというものに対応していなかったので、対応させた。
    • 1.3に対応させる時、Mozillaの、サーバの設定例を作るページが役に立った。
      • が、その設定と他のチェックが競合・矛盾する場合があって、(細かい問題ではあるが、)どうするか悩ましい。

あと、SQLインジェクションについても いくつかツールが見付かった(例: sqlmap, jSQL Injection)ものの、そもそもSQLインジェクションを良く理解していないので、正しくチェックできる方法を考える必要がある。

良く考えると、(考えなくても、)SQLインジェクションどころか、サーバのセキュリティ向上は2年以上前からTODOに入っており、今回も少ししたら忘れた振りをして放置する気がする・・・

 

PS. 全くの脇道だが、HTTPヘッダ関連を修正している時、Mozillaの設定サンプルにHTTP/2の設定もあって、調べたらサーバは対応しているので(もちろん、パフォーマンスが劇的に向上するなんて期待は しておらず、興味本位で)ちょっと試したくなった。

が、この「ちょっと」が いつもトラブルを招くのだ・・・w (9/24 8:31)

(9/24 14:39) やっぱり、ちょっとHTTP/2にしてみたw 今度は大きな問題は起こらず、webサーバの設定にHTTP/2を追加しただけで すんなり動いた。ただ、予想どおり、HTTP/2にしても速くならないどころか、わずかに遅くなった(例: このブログは約3%(約11ms)遅くなった)。ページの生成は並列に できないので、基本的には仕方ない。とりあえず試したかったのと、世の中の流れに追従するのが目的なので、まあいい。

このサーバをHTTP/2に対応させた。: Vivaldiの開発者ツールでプロトコル(中央辺りの"Protocol")がHTTP/2を示す"h2"と出ている(最後の"http/1.1"は外部サーバのもの)。

HTTP/2にしても速くない(遅い)原因を考えてみたら、当たり前の気がする。: そもそもHTTP/1.1では複数の接続で同時に転送していたのを、わざわざ1本(想像)にまとめて その中で多重化しているのだから、スケジューリング・多重化・非多重化処理が増えて遅くなりこそすれ速くなる訳がない。

HTTP/1.1の複数の接続では両端の機器や経路へのリソース的な負荷が重くなるが、それが問題なければ、1本にまとめるより ずっと効率が良いと思う。

あと、ヘッダをバイナリにするとデータ量は減るだろうが、元々ものすごく大きいものではないし、エンコード・デコードの処理が増えるから やっぱり少し遅くなるだろうし、ボディ(本体)は もともとバイナリ可なので、何も変わらない。

結局、接続を減らして処理が多くなるのに速くなるという理屈が不思議だ。HTTP/2はリソース面でエコだとは思うが、速度は期待できない。

不思議なのは、JoplinのデスクトップアプリがHTTP/2を使わない(なぜかモバイルアプリは使う)ことで、最新版に更新しても同じだった。良く分からないが、Joplinには構わないことにしているので良い。

他のアプリでは、PC(Linux)ではEvolutionは1.1だったが、意外にもSeamonkeyは2だった。Thuderbirdの新しいコードを取り込んでいるのか。スマフォ(Android)ではDAVx5は2だった。

作業に付随して起こった ちょっとした問題(これで疲れた)は、CLI版を更新したら なぜか起動しなくなり(以前もそうだったので、頭に来て更新しないことにした気がする)、ちょっと調べたらnodeのモジュール@aws-sdk/middleware-endpoint※が不足していたので、自分でダウンロードして追加したら動いた。

※パス: ~/.joplin-bin/lib/node_modules/joplin/node_modules/@aws-sdk/middleware-endpoint

構成ファイルが駄目なのか、nodeのバージョンの関係か。誰も指摘しないのが不思議だが、Joplinには構わないことにしているので、ここまでとした。

(9/24 18:12) 下のPS2にも書いたが、正直言ってHTTP/2はイマイチなので(実際、すぐにHTTP/3が出た)、対応したばかりだが止めた。処理が複雑な割に効果がないし、余計な機能はバグなどを生んでセキュリティ上のリスクになるから、ないほうがいい。

PS2. ようやくHTTP/2に追い付いたと思ったら、HTTP/3が出て居た。開発者ツールでGoogleのサイトを見ていたら"h3"というのがあって気付いた。今度はQUIC/UDPベースだそうで、応答は速そうだ。となると、結局HTTP/2はイマイチだったようだwww でも、HTTP/3も目論見ほど いいのか疑問はある。 (9/24 17:31)

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先月くらいから左眼が少し調子悪くなった。外に出たりして明るい光を受けたあとに、左下に もやつくような違和感が出る。あと、暗いところで時々白い光が見える。後者は網膜剥離になった時の症状なので、再発したかと心配になったのだが、いつもの眼科の医師は(以前にも書いたように)ひどいので、だらだら延ばして居たものの、背に腹は かえられず、行った。

以前と全く同じ ひどい態度だった。

一通り診たあと、「前回より少し白内障が進んでいる」、「いいです」(= 診察終わり。出ていけ)だけだった。前回と同じ態度だった。※ もやもやの原因や どうすればいいかなどは何も説明してくれなかった。白内障のために もやもやするのか、それ以外なのか全く分からない。

※前回は混んでいたせいで説明などを省いたのかと思ったが、今回は空いていたので、とにかく常に患者対応が嫌いとか面倒なのだろう。

さすがにそれでは何も分からないので、特に問題ないということか聞いたら、「視力は それほど落ちてないから、まだ手術は要らない」とか言った。全然回答になってない。本人としては、白内障のために もやもやすると言ったつもりだったのだろうか?

網膜剥離が再発していないかも不安だが、さすがにそういう兆候があれば放置しないだろうけど、散瞳せず軽く診ただけなので見落としがあるかも知れないと、不安にさせる。

だから、以前は、白内障の手術をするなら近いほうがいいから あそこかと思って居たが、絶対に嫌になった。腕はともかく、その前後に碌なケアをされないことが分かり切っているからだ。検診も もう嫌だ。

とりあえずは様子を見るが、悪化したり心配が昂じるなら、遠いし多少不満はあるけど あそこよりは まともな眼科(これも以前書いた)に行きたい。

 

それにしても、病院・医院は こういう医師ばかりで嫌になる。※ 思い出すだけで、この眼科、手脚の不調で行った整形外科、そのあとの神経内科(それほど ひどくない)、歯科(近頃不満が出て来た)、皮膚科(2院。一つは腕も悪い)、嫌になって行くのを止めた内科と数多い。

※一方、看護師や技師や受付などのスタッフの方で ここまで酷い人は ほとんど見たことがないから、感心するし助かる面はある。が、その落差が結構痛いことも多い。例えば、診察前に看護師さんに仔細に症状を話しても医師には伝わらないとか・・・

↑ 伝わらないのは医師が悪いことがほとんどだが、たまに伝えないスタッフなどが居てムカつく。

なぜ そんなに多くのところで嫌になるか考えてみたら、普通の店などと違い、こっちは病気かも知れず不安で行くのに、ちゃんと説明なりケアしてくれなかったら、不安が解消されるどころか増大するからだ。

それを考えると、既にあるのか ないのか分からないが、医学部ではコミュニケーションの授業にも力を入れて欲しいものだ。国家試験にも、そういう力を測る面接を導入して欲しい。全く重要だ。

とは言え、最初は能力不足が原因かと思ったものの、怠慢とか面倒とか馴れとか疲れでテキトーな対応しかしない輩も居るだろうから、口コミとかで指摘したり、それを参考にするしかないのか。 (かといって、口コミや点数は どこもひどくて、参考にならないことも多い。)

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