Archive for 10月, 2022

(酔っているので消化不良的だけど、とりあえず出す。)

近頃、ネットに公開された画像やイラストを学習してイラストや画像を生成するAIが叩かれている。 ― 何が悪いのかと思う。

人間が見るのはいいが、コンピューターが見る(自動的に大量に読み込んで作風や技術を学習する)※のは嫌なのか? なぜ? 自分はどうだった? 過去や現在の有名な方の作品を数多く見て作風や技術を学んだのではないか? なぜ、それは いいのか?

※それが嫌なら公開しなければいい。

さすがに、「そんなことない! 私は生まれた時から自分だけで作風や技術を確立したんだ!」と言い切れる人は ほとんど居ないだろう(もちろん、居るとは思う)。

すると、人間とAIの差は処理能力や速度になる。が、それは、結局、古い人間の「楽しちゃいかん!」みたいな下らない価値観と同じではないか?

馬鹿だと思う。すごく冷たい言い方だけど、苦労しようがしまいが関係ない。楽したって全然いい。いいものが できればいい。才能やセンスの問題だ。コンピューター(AI)は物量が得意だけど、それ以外で勝負すればいいじゃないか。

苦労は不要とは書いたが、自分の才能やセンスを伸ばす努力は必要だろう(そういうことが可能なのなら)。あるいは、AIをうまく使えば、技術ではなく本質・中身にパワーを掛けられるようになるのだから、今よりずっといいものができそうではないか。

要するに、昔は筆が ちゃんと使えないとどうにもならなかったけど、今はそれがマウスやペンやタブレットや描画アプリになったのではないか? それは技術の問題で、芸術とは違うと思う。

更に簡単な例は、文章だ。: ほとんどの人は文字が書けて文章が書けるが、文学作品は書けない。それは、鉛筆とか万年筆とかボールペンとかワープロとかPCとかは全く関係ない。「*が使えないから小説が書けない」ということは全くない。逆に、何でも使えれば小説が書ける訳ではない。

そう言えば、某冬季オリンピックの招致だかなんだかのスローガンだかの言葉は すごく短いにも関わらず、読点の使い方が全くおかしくて誤解を生む、とんでもないものだ。※ PCなどが使えたって、短い文章すら満足に書けない情けなさ。。。 そんなのなら、AIのほうが ずっとすっきり来るものを作るはずだ。

※でも、それに違和感を感じない人が大半なのだろう・・・

突然分野が変わるが、音楽も同じだ。

僕は演奏できないが、そのうち演奏技術はAIに任せる時代が来るのを確信している。だから、今は楽器が弾けないと話にならず、かと言って楽器が弾ける(身体が動く)だけでは意味がないが、いつか、楽器が弾けなくても問題ない時代が来る。かと言って、それは、ズブの素人(僕も含める)でも いい演奏ができるようになるなんてことでは全くない。

これも才能やセンスの問題だ。

もちろん、才能やセンスが要らない、量産的なものはAIで充分だ。それで職を奪われそうな人が文句を言っているのかも知れない。なるほど分かる。が、昔からそういうものだ。技術の発展とともになくなる仕事は多い。: 例えば、昔はタイプを打つ仕事があったが、今はないではないか。今後はプログラムを書く仕事(コーディング)だってなくなるはずだし、コンピューターの管理をする仕事だってなくなるはずだ。

 

そして、いつかはAIと人間が才能やセンスを競うことになるのだろうか? 余り考えたくないが、そうなるのかも知れない。それでも、芸術の究極としては正しいのかも知れない。「芸術は人間だけが行う」という条件がなければ。

 

PS. これは忘れずに書くべきことだが、音楽の演奏のために楽器(あるいは自分の声を扱う技術)を習得している・した人たちの努力は無駄・無意味だと言うつもりは全くない。少なくとも今は、自分で演奏しなければ自分の表現ができないからだ。

PS2. これは決してピアニストをディスっているのではないが、良く、「ピアニストになるには3歳くらいから始めなければいけない」などと言われていて、実際多くの有名な方は そういう経歴だが、それは一体何のためか分からなくなった。純粋に技術(弾き方)の習得のためなのか? そうでなく、さまざまなジャンルや様式や曲の意図・弾き方・表現方法を学ぶため?

前者であれば、本文に書いたように、将来は、AIを活用することで そういう大変な(、かつ、報われないこともある)修行が不要になるかも知れない。そうなれば、もっと中身(表現など)の研鑽に時間を掛けることができるようになるだろうし、入門できる時期が広くなって、演奏者(異論が ありそうなので、表現者と言ってもいい)が増えそうだ。 (10/31 11:52)

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先日 インターフォンにブザーを付け、問題なく動いては いたものの、いつものワガママが出て、ACアダプタと そこから伸びる電源コード(写真: 中央辺りを上から下へ)をどうしても排除したくなった。慣れればいいのだが、滅多に使わないものに我が物顔で居座られるのが我慢ならないのだ。

それで、例によって さまざまな試行錯誤をした挙げ句、無事 排除できた。もちろん、電源がなければ回路は動かず、ブザーは鳴らないので、実際にはACアダプタも電源を通すコードも存在しているが、見えなくした。

以下、(ちゃんと書くのが大変なので)予想以上に長くなった道のりを時系列に並べる。

  1. 離れたところにあるACアダプタ(Wi-Fiルータ用)の出力を分岐し、そこから電源コードを引っ張った
    • そのACアダプタはWi-Fiルータのために常にonなので、今まで使っていたACの電源スイッチが不要になる※が、その代わり、ブザー側に電源スイッチ(音のon/offの選択)が要る。
      • ※ブザーの電源をACでon/offするようにしたのは、ブザーを使っていない時のACアダプタの(微小な)待機電力をカットしたかったからである。今度は並列接続されたWi-Fiルータが常に動いているので、「ブザーの待機電力」は なくなる。
  2. が、ケーブルが2本(電話線と電源の線)引かれているのは今ひとつスマートでなく、満足できなかった。
  3. ふと思い付いて、電話線(モジュラーケーブル)の未使用の線(4本のうちの外側2本)に電源を通してみた(「電源相乗り」)。
    • 手持ちのLAN中継コネクタ(モデム側で電話線を延長していたもの)を改造して、中心のペア(電話)の外側に電源を入れるアダプタを作った
  4. ブザーは ちゃんと動いたものの、電源に挟まれたVDSLの線にノイズが入りやすいようで、VDSLが不安定(不意に接続が切れる)になったので、諦めて(電話線+電源コードに)戻した。
    • 以前起こった問題(ブザーのスイッチon/offでVDSL切断 ← 原因: MJに片方繋がってなかったため)に似ている。
    • あとで気付いたが、今まで使っていた100円ショップの電話線は仕様がおかしく、品質も悪そうで、それでノイズが入りやすい気がしている。
      • NTT仕様」(ストレート)でなく、両端での極性が反転していた。
        • 他の普通のコードでは反転していなかった。
        • おそらく、普通の電話機器では極性が反転していても問題なく使えるのだろう。
    • 感覚的には分かるが、知識不足のため、どういう原理でノイズが入るのかは分からない。
      • (ツイストペアでない)平行な信号線を挟んで電力線を置くのは駄目なのだろうか。(駄目そうな気はする)
      • 隣接する線の状態(電圧や長さ?)変化に伴って大きなノイズが発生し、それがモデムの入力を飽和させて受信できない状態になってVDSLが切れるのかと想像している。
        • モデムは差動入力だろうから、外側の線から入るのはGNDと無関係なノイズなのだろうか。
  5. が、寝ながら、コードがツイストペアならノイズに強くなるかと思い付き、手持ちのLANケーブルで試したら不思議なほどOKだったので、LANケーブルで「電源相乗り」を復活させた。
    • モジュラーケーブルとLANケーブルのピン(線)配置を比較したところ、後者は前者の上位互換的なツイストペアの配置になっており(参照 → モジュラーケーブル, LANケーブル)、LANコネクタ(RJ45)を使えば そのまま差し替えられそうなことが分かった。
    • そして、たまたまMJ側でLAN中継コネクタで電話線を延長していたので、LANケーブルがそのまま使えた。
    • なぜか、電源の極性が電話線の時の逆になったが、上記のように元の電話線がおかしかった(反転していた)ためだった。
  6. ブザーの電源入力に逆接続保護が必要なことに気付いてダイオードを追加した。 (のD, 写真中央の水色の棒2本の上の透明と黒のもの)
    • 前の項に書いたように、電話線と同じように、LANケーブルの仕様や不具合によっては極性が反転する可能性があるため(実際には なさそうだが、ワーストケースを考えた)、必要だ。
  7. 電源出力の短絡保護も必要なことに気付いて保護抵抗を追加した。 (ACアダプタの直後に追加: のR0, 写真中央の太い茶色の棒2本: ブザー側の分圧抵抗を分割した。)
    • 電源と負荷が離れているため、意図しない短絡からの保護は必要だ。
    • 直接的な短絡でなくても、例えば、間違ってブザー側のLANコネクタをPCなどのLAN端子に挿すと、大きな電流が流れて受け側あるいはACアダプタが壊れる、あるいは発熱・発火する可能性がある。
    • 短絡時には約45mA流れるが、これでPCなどが壊れないかは調べていない。
      • ただ、抵抗がない場合(0.5-1Aくらい流れる)よりは ずっと安全だ。
    • 電源に直列に抵抗を入れると消費電流に依存して電圧が変わる※が、今回は特定用途なので良しとした。
      • ※そのため、ブザーの側の電源入力を「*V」と規定できない。代わりに、保護抵抗(R0)の入力を5Vと規定できる。
  8. 更に、ノイズ低減のためにコンデンサを追加した。 (のC, 写真中央少し上の水色の長方形)
    • 電源on時に発生するノイズのVDSLへの影響を減らそうとした。
    • VDSLの周波数帯域は概ね26kHz-30MHzのようなので(→ 参照)、手持ちの部品を使い、推測されるカットオフ周波数を160k-320Hzとした。
      • RC回路と考えられるが、電源側の短絡保護抵抗はおそらく効かず※、ブザー側の抵抗は効くかも知れないが、LANケーブルの線の抵抗の寄与が大きいと考え、それらを0.5-1Ωとして計算した。
        • ※上を計算した時は、定常状態(ブザーが鳴って居る状態)で外部から入るノイズを想定していたが、今考えると、電源がonになった瞬間のステップで生じるノイズには短絡保護抵抗が効きそうだ。その場合のカットオフ周波数は1.4kHzとなる。
        • また、定常状態ではACアダプタが繋がっているために、電源の線のインピーダンスが低くなってノイズは入らなさそうだ。
      • 他に、使用したコンデンサ(フィルムコンデンサ, MKT)の高周波特性が気になるが、データシートを見ても良く分からなかった。ただ、用途の例にはあるので、不適ではなさそうだ。
        • 本来は、セラミックコンデンサなどを並列に付けるといいのだろう。
  9. ついでに、取り扱いを容易にするため、MJと接続する線(4本)をXHコネクタで一括して繋げるようにし、無意味になったUSB micro Bコネクタを撤去した
  10. ついでに電源ランプ(LED)も追加した。 (のLED, 写真上側のオレンジ色に光っているもの)
    • 明るくなり過ぎないように調整した。が、なぜか、実際に設置すると調整時より明るくなった。: 謎。
      • 明るい昼でも見やすいので良い。
    • 思い付きで付けたのだが、あとで、電源ランプがあれば、何らかの異常でスイッチをonにしていてもブザーに電源が来ていなくて いざという時に鳴らない可能性を減らせることに気付いた。
      • 同様に、スイッチをonにした直後にブザーを一瞬鳴らす回路(電源以降の問題が分かる)を考えたが、素子の値の調整が難しそうなので諦めた。
  11. 細いLANケーブルを買って交換した
    • 手持ちのLANケーブルは太く重くて ひっつき虫では貼れないうえに灰色で目立つので。
    • ツイストペアの電話線(モジュラーケーブル)も探したが、種類が少ないうえに1ペア(2本)のものばかりなので諦めた。
    • LANケーブルも、長さと色と仕様と価格が 丁度良いものが なかなかなかった※が、丹念に探したら知らない日本メーカーのもの(マクサー電機 MPC-050SSL, CAT6, 5m)が見付かって、試してみた。約750円だった。
      • ※長さを7や10mから5mに短くしたら候補が増えた。
      • 外形(断面)が平らだけど幅広のものと丸だけど細いもので迷ったが、角の取り回しが容易そうなので丸にした。
    • すごく柔らかい訳ではないが、細く(直径2.8mm)軽いため、普通のものよりずっと引きやすかった。
    • ただ、微妙なうねりによる柱や鴨居との間隔変化による視覚的ノイズ(?)が目に付く・・・ (もちろん、以前よりはずっといい)
  12. 大分すっきりした
    • 気分や外観だけでなく、余計な部品を撤去したりして、MJの箱の内部も簡素になった
  13. 今までの数日間 問題なく動いている(NW断や速度低下※は起こっていない)。
    • また、先日、荷物の配達で 実際にブザーの動作確認ができた。
    • ※週末で混んでいるせいか、今(10/29 19:30)は速度は不安定だが、以前のような、速度が1/2ということは起こっていない。

なお、LANケーブルは一般的な電話線(モジュラーケーブル)より品質が高いが、通信速度が高速になった訳ではない(大抵はVDSLの上限近くまで出ているので、上がりようがない)。ただ、ツイストペアなのでノイズ耐性は上がっているのではないかと期待する(直接調べる手段がない)。

同様にツイストペアとノイズの話だが、建物内(端子盤から部屋のMJまで)に敷設された電話線はツイストペアのため※、随分距離があるものの普通のモジュラーケーブルのようにはノイズに弱くないようだ。

※ケーブルの種類(外形が丸く、4芯で、それぞれの線の色がモジュラーのとは違う)からの推測

(10/30 4:22) 書いたあとで、過電圧保護も したほうが良いことに気付いたが、手軽に実現する方法をすぐには考え付かないので見送る。そもそも、電源を繋ぐ部分はUSB Aコネクタなので、ACアダプタが異常でない以外は5V以外の電圧が入る可能性は少ない。

「ちょっと」思い付いたことをしようとしたら、いつものように随分作業量が かさんだ。それは、電源と負荷の距離が長くなった(一つのブロックに収まっていない)ことと、その接続に汎用ケーブルを用途外に使ったため、最低限の安全策が必要になったからだろう。その代わりというか、今回も いろいろな知識が得られた(例: 並列の電線はノイズを拾いやすく、ツイストペアが いかに有効か, モジュラー・LANケーブルの種類とピン配置, VDSLの周波数)。

 

(17:06-43, 19:30-20:14 若干加筆・修正, 写真・図を変更・修正; 10/30 4:22 構成を修正, 過電圧保護について追記)

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外でメモ(雑記やライフログ的なもの?)を記録するのに、自作のメモ・ノートシステム BNoteを使っている。それは、ブラウザのフォームでツイート風にメモを書き込むと、日ごとのノートに追記されてサーバに保存され、作成や更新があればPCにメールで通知が来て、それに書かれているパスでノートにアクセスできるようになっている。

要するに、(今は使っていない)Evernoteに手軽にノートを追記するアプリの代わりだ。: 実際の使い方としては、帰宅後にエディタで そのノートを開いて本来のノート(例: 「日記」: Zimで書いている)に転記(コピペ)・更新する。

なぜ、外でスマフォで直接本来のノートに書き込まないかというと、(Zimはスマフォでは動かないので、自動変換して)Joplinで見られるようにしているが、ノートが大きいとスマフォで開くのが遅くなり、また、大きくなくても編集は手軽でなく、思い付いたことを全く「パッ」と書けないからである。

Joplinなんかで書いていたら、開くたびに時間と手間が掛かってイライラして、書くことを忘れてしまう。そう言えば、Evernoteもそうだった。

もう一つの問題は、スマフォとPCの変更の競合だ。Evernoteでは度々競合が起こっていて、それでもイライラしていた。Joplinでも、同期のタイミングによっては競合が起こる。そんなんなら、自分で同期(上述の転記)したほうがずっとマシだ。

更に、仮にそれらの問題がなくても、メモを書いた時刻を手で付けるのは面倒だ。

そして、各メモの前には送信時刻を付けるとともに、(興味と実益を兼ねて)位置情報(緯度, 軽度, 高さ)※を追加するようにしている。

※ブラウザではJavaScript(例: navigator.geolocation.getCurrentPosition() → サンプルコード)で取れる。ただ、位置の取得に時間が掛からないようにするようなオプション(: 下部の"opts:"以降を参照)を指定しているため、必ずしも正しい訳ではなく、最後に取れた位置になる。まあ、ないよりはマシな程度である。

ところが、先週くらいから、その位置情報が取れなくなってしまった(ブラウザはVivaldi)。: getCurrentPosition()がタイムアウトのエラー(code= 3)になる。オプションをいくら変えても直らなかったが、不思議なことに、OperaやFirefoxでは問題なく取れる。いろいろ調べると、昔からそういう問題が報告されている。(→ ) いくつか解決策があった(例: watchPosition()を使う)が、僕の場合はどれもうまく行かなかった。更に、getCurrentPosition()のサンプルコードすら動かなかった(もちろん、Operaなどでは動く)。

「ないよりはマシ」なものだけど、今まで取れていたものが取れなくなったら やっぱり嫌だし、何かがおかしくなったかと心配になる。

更に試したら、Androidの設定の「位置情報の精度を改善」※をonにしたらVivaldiやChromeでも位置を取れるようになった(上のリンク先にも、GPSだけ(= 「位置情報の精度を改善」がoff)の場合は位置が取れないという情報がある)。

※これをonにするとGoogleに更に「いろいろな情報」が送られそうで嫌だし、そもそもGPSの位置を改善する必要性を感じていないので、offにしている。

そう言えば、offにしているとGoogleマップのアプリでも度々onにしろと催促されてイライラするのを思い出した。Off(= ダイアログの「使用しない」= 「位置情報の精度を改善しない」)でも ちゃんと使えるのに、なんでそんなに押し付けるのだろうか? きっと、Googleに さまざまなメリットがあるのだろう。

仮にChromeが突然仕様を変えたとしても※近頃の文句を見ないということは、ほとんどの人はonにしているのか。だから、今後は僕はChromeなどでは位置が取れなくなるのかも知れない。

※Chromeの変更履歴を少し調べたが、関係ありそうなものは見付からなかった。ただ、量が膨大で調べきれず、また、細かく書いてないものがあるので、実際のところは分からない。

まあ、BNoteに関しては、実際にはメモを書いた位置情報を調べることは ほとんどないから実害はないし、Operaを使えば現在位置が取れるので問題はない(今はOperaを使うようにしている※*)。

※Firefoxでないのは、Firefoxだけ表示がおかしい(入力フォーム(textarea)が幅広になる)からである。

(11/1 13:01) 原因は良く分からないが、Firefoxのtextareaのデフォルトフォント(あるいは幅などの計算に使う文字)の幅が他(Chrome系)のブラウザより広いような感じだ。本来はフォントの平均(あるいは特定文字の)幅とディスプレイ(正確には表示領域)の幅からtextareaの幅(文字数, cols)を求めるべきだが、何とも煩雑だ。

そこで、textareaの幅を文字数では指定せず、 style= "width: 90%;" のようにディスプレイの幅の相対値で指定したら、ちゃんと収まるようになった。

ただ、これだと(実際には使うことはないが)PCでは広くなり過ぎるので、モバイルの時だけにしている。

*今日になってOperaでも位置が取れなくなった。もしやと思って使用モジュールを調べたら、しっかりChromiumと書いてあった。。。今まで表示されていたのは、更新が遅かったためだろう。

だから、取れなくなった原因は、近頃Chromeの仕様が変わったための可能性が高い。

なお、Firefoxはまだ大丈夫だが、使用モジュール(ライブラリ)は余りにも表示が細かくて調べていない。とりあえずはFirefoxでしのぐ。 (10/31 19:48)

そういえば、以前も同じような問題があってOperaを使うようにしたが※、少し前にスマフォのブラウザをVivaldiに切り換えた時に そのことを忘れて、BNoteもVivaldiにしたのが悪かったのかも知れない。ただ、先週までは ちゃんと位置が取れていたように見えるから、近頃何か変わったのは確かなようだ。

良くあるGoogleの気まぐれなんだろうが、付き合わされるほうは たまったものではない。。。

そもそもweb(JavaScript)の規格では普通に出来るはずのものが、なぜか「位置情報の精度を改善」をonにしないと出来ないのは勝手な押し付けで、それまで出来ていたものが出来なくなったために、結構な手間と時間を掛けて(上記のように)調べる羽目になったのだ。

普通に使えるはずのものは 普通に使わせてもらいたい!

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先日 空き巣に下見されて、インターフォンの電源を切っておくのは得策でないことに気付いた。それで、電源は入れておくけど普段は音がしないようにして、鬱陶しい押し売り放送、訪問販売、勧誘などを気付かずに無視できるようにし、荷物の受け取りなどの必要な時だけ音を出せるようにしたいと考えた。

こうすれば、仮に空き巣の下見が呼び出しボタンを押せば録画されて残るし、下見はそれを嫌ってボタンを押すこともノックすることもしなくなる・減るのではないかと期待している(さすがに、インターフォンが使えるのにノックだけすることはないと思う)。

手軽に音を消すにはインターフォンに音量つまみがあればいいのだが、ない。メニューを数回操作しないと設定できない(使いにくい!)※が、いちいち操作したくないし、状態が見えないから消すのを忘れることも多そうだ。

※駄目な ついでに、なぜか、親機で聞こえる子機からの音などの音量は調整できない。

それでスピーカー(に繋がる線)にスイッチを入れようと思ったが、インターフォン自体を改造するのは面倒だし壊す可能性があるので、躊躇していた。また、外見ではスピーカーにはコードがなくて基板に直接付いている感じで、それだと改造は難しい(パターンカットなどが要る)。

迷いながら、「何かいい機能はないか?」とインターフォンの説明書を読んでいたところ、いろいろな外部接続機能・端子が付いていることが分かり、そのうちのA接点出力というものが使えそうなことに気付いた。: A接点出力は子機からの呼び出し時などに導通し、親機で応答すると切れるので、それで外部の音が出るもの(の電源)を制御できそうだと考えた。

他に外部入力端子(上のA接点出力の逆に、端子の導通または切断を検出する)もあり、今思い付いたが、侵入を検出したら警報を(親機または子機から)鳴らすようにすることができそうだ。ただ、検出の仕組みは難しい。誤検出は ストレスと迷惑になる。

音を出すものとしては、丁度(?)、自作アンプのスピーカー保護部のアラームに使おうとして準備したが(回路構成の都合で)ボツにしたブザーがあるので、それを使うことにした。回路はとても簡単で、ブザーの電源の途中にA接点出力を入れてon/offする。

インターフォンにブザーを接続する回路

なお、ブザーの電源は1.5Vだが、今回使うUSB電源アダプタ※の出力は5Vなので、電圧を下げる必要がある。本来は3端子レギュレーターなどで ちゃんと下げるべきだが、適当なものを持っていないし、今回はブザーだけで消費電力が小さいし、いつも鳴らしている訳ではないので、簡易に抵抗で分圧した。

※滅多に使わないブザーの電源にACアダプタを使うのは格好悪いので、インターフォンから取れないか試行錯誤したが、諦めた。: 未使用の子機の端子から取れると思ったが、いつも出ている訳ではなかったし、子機の何かの回路がないと電圧が出ないようだった。使っている子機の端子には電圧が出ているが、AC 10-45Vと高過ぎるうえに変動幅が大きいので止めた。

また、外部入力端子には電圧が掛かっていたが、ブザーを鳴らすほどの電流は取れなかった。: 数mA流しただけで「外部入力あり」とみなされた(まあ、それは当然だ)。それから、増設モニター端子には電圧が出ているが、変動幅が大きく(AC 1-10V)挙動が不明なので諦めた。

抵抗の値を試行錯誤で決め、プロトの回路をブレッドボードに組んでインターフォンに接続して試したら動いたので、本体(接続アダプタ+ブザー)をちゃんと作り、ACアダプタに電源スイッチを入れ(普段はoffにしておく)、綺麗に設置して完了となっ

た訳ではないw

今回も想定外の問題が起こった。: ブザーを設置してから、なぜかNW(光回線)が時々切れ、回線の品質が悪くなったのかと思って試しに速度を測ってみたら、今までの半分くらい(DLが約85→36Mbps, VDSLなので上限は100Mbps)になっていた。最初は たまたま機器が調子悪いのかとか、週末で混んでいるから遅いのかと思ったが、そうではなく、現象は続いた。

それで いろいろ試したら、ブザーの電源のACアダプタをon/offしたらNWが切れた(が、常にではなかったし、何もしなくても切れることもあった)。VDSLの電話線に近接するブザーの電源コードがノイズを拾っているのかと考えて離してみたが、効果は なさそうだった。次に、ブザーの金属やブザー制御回路のコイルが電話線のモジュラージャック(以下、MJ)の近くにあるのが良くないのかと考えて離してみたが、やっぱり効果は なさそうだった。

この建物のVDSL装置などの経年変化かと思って諦めかけたところで、それまでの写真を見ていた時だったかMJを眺めていた時だったか、原因が分かった。: MJからモデムに繋がる電話線の片方が外れていたのだ。(→ 写真: 赤丸の端子に繋がる線が外れていた。) 作業中に外れたのに気付かないどころか、外れた線を余りだと思って まとめてしまって居た。。。妙なことに、片方の線だけでも概ね通信できていた(その代わり、たまに切れたり速度が遅くなっていた)ので、気付かなかった。

VDSLは周波数が高いため、片方の線だけでも近接部から漏れて伝わっていたのだろうか? ただ、伝わらない周波数(低いほう?)があって、その分速度が遅くなっていたと想像する。もちろん、この状態では信号が弱くて不安定なので、外部のノイズ(主に電源から)が大きくなったりすると切れてしまうのだろう。

外れていた電話線を繋ぎ直したら、速度は元に戻り、今まで数日間切断は起こっていないので直ったと考えられる。

この問題と、以前起こっていた、定期的(約1日ごと)にルータのFWがoff/onする現象と、大雨などの悪天候の日に速度が数Mbpsまで落ちることがある現象が関係あるのかと思った。: 抜けた線は元々接触が悪かったために、それらが起こっていたのかも知れない。

ただ、FWのoff/onはプロバイダを変えたら何もしなくても収まったので、IPoEの方式の違いのせいだと推測している。速度低下は、今回はそこまでひどくないので、原因が違う気がしている。何かで、悪天候の日は家でNWを使う人が増えるので、建物の通信量が増えて遅くなるというのを読んだので、それだと思って居る。これは次に悪天候になった時に確かめられる。

 

NWの問題の他には、そもそもほとんど使わないものなのに、見栄え(コードの色・引き回し, ブザーの配置)や使い勝手(ブザーの音量)に こだわり過ぎて疲れた。

見栄えは、使う頻度よりも目に付く機会の多さに比例して気になるので、僕としては重要だ。

ブザーの音量については、上の問題があったために設置場所をインターフォン裏の穴からMJの付いている箱の中に戻した(最初は箱の中だった)のだが、その箱は密閉されていて音量が少し小さくなるため、箱のパネルをジェルシートで浮かせたり(→ 写真: 四隅の黒っぽいもの)横にずらしたりしたが、最終的にスペーサー(→ 写真: 四隅の白いもの)で少し(1mmくらい)浮かせて、ようやく完成となった。

実はコードの引き回しには満足していないが、そのうち慣れる・忘れるのを待っている。※ コードの引き回しを改良するために100円ショップでUSBケーブル2本(適当な色と長さのものがなかったので、延長ケーブルとmicro USBケーブル)を買って1本は長さを調整するために改造したが、そもそも延長コネクタ(→ 写真: 左端中央の四角いもの)が大きくて気に入らなくてボツにした。まあ、いつか使うだろう。

※実は やっぱり気に入らなくて、いろいろ苦労してACアダプタとコードが見えないようにした。 → 「インターフォンにブザーを付けた話の続き」 (10/29 22:30)

 

PS. 今回起こった問題(NW断、速度低下)から、VDSLの速度が遅かったり頻繁に切れる場合は、電話線やMJの改良(例: ノイズ混入防止)をすれば良くなる可能性がありそうなことが分かった。まあ、建物のVDSLアダプタから部屋に来るまでの線(これが結構効きそうだ)は どうにもならないが・・・

 

(16:18 補足・加筆, 10/29 22:30 「その後」について追記)

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近頃、「イントロが長い曲(演奏)は敬遠される・売れない」というような記事の見出しを見た。若者は時短・タイムパフォーマンスを重視するためだという論調だった気がする。

「(それに比べて)ビートルズのイントロは随分短い」とかいう文も見た。

確かに それもあるかも知れないが、僕は そもそも曲・演奏が悪いのではないかと思う。いい曲・演奏は、いくらイントロが長くたって冒頭だけで良さが分かる(聴き続けたくなる)と思う。

料理だったら匂いや外見、文学なら書き出し※、映画なら最初のカット(あるいは、その前のタイトルと音楽かも)だろうか。絵画などは最初から全体が見えそうだけど、実際には細部があり、音楽のイントロは最初の一目に相当するのだろうか。

※このブログは文学ではないが、決して書き出し(どころか全体も)を工夫して、「お、おもしろそうだ。ちょっと読んでみよう」と思われるようになって居るとは言えない。ただ、いろいろちゃんとしようとすると途端に労力が嵩んで書くのが滞ってしまうので、とりあえず書きやすい書き方で(= 余り考えてないw)、ぱっと見たときに ある程度見やすいように書いている。まあ、工夫することがあるのは題くらいだ。

僕の身近な例を書くと、クラシック音楽の曲・演奏なんて、ポップ音楽のに比べたら とんでもなくイントロが長いものが多い。が、僕は大抵は最初の数秒で判別する。冒頭で駄目だったものを頑張って聴き続けても、印象が覆ることは少ない。

曲で言えば、ショパンのピアノ協奏曲(2曲とも, リンク先は第1番: まあ許容できる演奏)はイントロが延々と長い(約4分)が、それに耐えて聴き続けるほど いいとは思えない。チャイコフスキーのピアノ協奏曲はイントロ相当は短い(数秒)が、僕に言わせれば大げさかつ古臭く、それだけで聴きたくなくなる。

モーツァルトの後期のピアノ協奏曲(第20番以降)は どれもいい感じなのだが、第22番だけは大げさ・古臭くて嫌だ(リンク先は数少ない許容できる演奏)。

以上、すべて個人的な感想である。好きな方には申し訳ない。

一方、ラフマニノフのピアノ協奏曲 第2番なんて、最初の一音(和音)だけでグッと来る(ただし、好きな演奏の場合)。まあ、あれはイントロでなく「身」なのかも知れない。

どれもいい感じのモーツァルトの後期のピアノ協奏曲の中でも特にいい感じのものは、とりあえず第23番第24番を挙げる。

とは言え、聴き慣れない・好きでない方には どれも退屈なのかも知れない。。。

(僕にとっての)珍しい例では、同じくラフマニノフのピアノ協奏曲 第3番のイントロは地味で いかにも普通・陳腐で、それでいて聴くのが面倒な印象で(これは正しい)、ちょっと聴いただけだと中身もそういう雰囲気なのだが、我慢して何度も聴くと良さ・すごさが分かってくる。ただし、それが分かるには いい演奏に当たる必要がある。そういう意味では、この曲は第2番とは違って一般受けしないマニアックな曲で、ポップ音楽で言えば「売れない」曲なのだろう。

演奏について書くとキリがないが、やっぱり冒頭で分かる。例えば、ピアノ協奏曲ならピアノが出る前から分かる。

だから、今のポップ音楽だって、イントロが長いから嫌われる・売れないのでなく、(しょうもないイントロを)我慢して聴き続けても それに見合う「ご褒美」(サビ)がないから、あるいは、イントロから すごい「身」が期待・想像できず、実際そうだからではなかろうか? それなら僕と同じことだ。

もちろん、僕は今のポップ音楽を全く知らないので、単なる推測だ。

要するに、売れる曲・演奏は「最初から最後までいい」ってことなのだろう。そのために、大衆受けするとか世俗的とか言われるし 実際そうだろうが、いいものはいい。

 

PS. 以前 書いた気がするが、文章、特にニュース記事のイントロという点で、安易なアイキャッチ画像は逆効果だ。その記事のために撮影された「本物」の写真などであれば良いが、全く関係ない(単にキーワードが合っているだけ)ストックフォトは誤解を招く。記事に関係する人物のものでも、無関係な場面や過去のものでは意味がなく、その人物への反感を生むことさえあるから良くない。

特にないなら載せないほうが良いが、場所を埋めるために何か載せたいなら、イラストが良いのではなかろうか。イラストなら実際の登場人物・事件の場面と誤解することはない(もちろん、記事と異なる状況が描かれていたら駄目だ)。以前書いたが、いらすとや のものは なかなか良い。あとは、今はAIで生成することだろうか。

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