結構前の話。妙なところで いろいろ細かく、今回は、PCのメインディスプレイの左右の微妙な傾き(0.1°オーダー)が気になって対処した話。
メインディスプレイには90°回転させて縦でも使える仕組みがある。僕には必要ないが、あっても悪くはないと思って居た。が、この機種(EIZO CX241)だけかも知れないが、実は良くなかった。回転させる角度が水平でも垂直でもロックできない(クリックのようなものがない)ので、正確に水平に合わせられないのだ。※ しかも、このディスプレイは、水平にしようと思ってフルに回転させても、水平になるところから少し回転し、その若干ズレたところでに合う癖があるので(支点の精度の問題だろうか)、水平の調整も保持も難しい。あと、横長ディスプレイは左右に長いので、わずかな回転でも端での傾きが目立つことはあるだろう。
※これは一応プロ(写真など)用(僕は それで買ったのでなく、故障時に修理不能で交換品がこれだった)なのに、プロは水平・垂直には無頓着なのか、別のアームで きっちり合わせるのか不明だ。
最初の頃にも気になって、設置・移動したあとは目視で合わせていた(←で水平が合っているかは、今は不明)のだが、何かの拍子に傾いてしまったのに しばらく気付かなかった(この時は高さまでズレていた)。
気付かなかったのには訳がある。ディスプレイは必ずしも正面から見る訳ではなく、少し斜めから見たり、逆に、ディスプレイの面を机の長辺に対して平行に設置して居るとは限らず、そういう時は傾いて見える(もしかしたら水平に見えることもあるだろう)からだ。更に、僕自身の傾きもありそうだ。というのは、撮った写真が(水平を合わせて撮ったつもりなのに)大抵数度(3°以下)傾いているからだ。
写真の傾きがひどい場合、画面で見て調整するが、ディスプレイが傾いていると正しく検出・調整できず、問題がありそうだ。とは言え、上述のように、ディスプレイが水平になっていても他の要因で傾いて見えるので、実際には、ウインドウの枠などから傾き度合いを判定しているのだろう。
そういうことを考えれば、実際には厳密に水平を合わせる必要はないのかも知れないが、性格として気になる。
「曲がっては いかん!」と、物理的・強制的に水平を確保したくなった。それで、ディスプレイの左右の端の下部と机の間にスペーサー(高さ: 約2.1cm)、要するに「つっかい棒」を挟み(写真: 左右の白いもの)、ディスプレイをそれに押し付けることで、概ね水平が合うようにした。実際には、スペーサーの高さの差や入れる位置(前後・左右)によって わずかなズレは出るが、そこは良しとした。これなら、見るだけで水平と高さがズレていないか確認できるので、便利だ^^
おもしろい(というかおもしろくない)のは、こうして水平を合わせると何となく傾いて見えることだ。それまでのズレ(水平より少し進んだとことで止まるため)に慣れているのか、(上述の)僕の傾きなのか、実際にスペーサーの高さが合ってないのか、分からない。
↑ 気になってスマフォのアプリで測ったら、机上に置いた場合とディスプレイの下の縁の段に置いた場合で(0.1°単位で)同じ角度だったので、スペーサーは大丈夫なようだ。なお、スペーサーがなくても目視で合わせられるが、やはり不安定で、水平より「行き過ぎる」(大体0.5°未満)ことがある。
更に興味深いのは、地震があるとディスプレイが浮くのか、スペーサーがズレることだ。少し後ろに行っていることが多い。
- メインディスプレイの傾き防止をする前
- メインディスプレイの傾き防止用スペーサーを入れたあと
スペーサーは、以前から重宝している、楽天のポケットWi-Fiの緩衝材を使った。楽天もポケットWi-Fiも使い物にならなかったが、これとACアダプタとSIM※は役に立っている。(って、結構使えているではないか)w
※と書いていたら、7/1から1GB以下でも0円でなくなるので、SIMも「使えない」ものになった。早く解約しないと。簡単なのだろうか?? (5/13 11:58)
→ 少し様子を見ようと思って居たが、トップの発言を書いた記事を見たら、自分でも具体的に何かは分からないのだが、どうにも「だめだこりゃ」状態になった感じで、即座に解約した。なお、まだサーバは空いていたようで、全く つつがなく解約できた。その簡単さは ありがたかった。 (5/13 18:51)
なお、サブディスプレイは回転しないものの、本体とスタンドの精度で傾いている可能性はある。が、不思議と水平が合っているかは全然気にならない。おそらく、元々机の端にあって僕に向かって画面が斜め(水平方向の回転)になって居るのと、これで写真やドキュメントを見ることがないからだろう。
PS1. 大画面で湾曲しているディスプレイに僕は耐えられるのか、興味がある。元々そういうのは邪道なので絶対に嫌だと思っているが、(怖いもの見たさで)実際に使ってみたら どういう印象になるのだろうか?
PS2. 傾きには関係ないが、ディスプレイ繋がりを。: ディスプレイにコードを挿す時、どこにコネクタがあるか分からなくて(コネクタが段の下面に下向きに付いているため)四苦八苦し、首や腰が痛くなるので、別の作業(机の定期オイル塗り)のついでにマスキングテープで目印(ACとHDMI)を貼った。繋ぐコードが多くなければ、これが便利そうだ。
それから、背面にUSBハブを付けた(順序は こっちが先だった)。それまでは、支柱に結束バンドで付けていたのだが、遠くて不便なので手が届きやすいところに両面テープで貼ってみた。ただ、この位置は たまたまHDMIコネクタに重なって、上述のマスキングテープの目印が見やすいところ(上側)に貼れなくなったという落とし穴があった。ハブを剥がして少し動かしたかったが、貼り直すのが面倒なので そのままにした。
昨日だったか、たまたま、ニュースの見出しに「ディスプレイの背面に貼れるUSBハブ」というのがあった。そういうのは、こうして(テキトーな安いのを)両面テープででも貼ればいいと思うが、何か特別な機能でもあるのだろうか?
↑ 記事を見てみたら、VESAのネジ穴に付けられて上下にスライドできるそうな。でも、そのスライド、本当に使うかなあ・・・ それに、VESAのネジ穴に付けるなら、スタンドが付かないのでは? (そこはうまくやってる?) あと、USB3対応のせいもあるが、随分高かった(> 5千円)。まあ、録画用HDDを繋ぐとかにはいいけど、それでも高い気がした。
ただ、TVの録画用HDDならUSBポートに直接繋げばいいから、ハブは要らない気がする。何台も繋ぐ? TVだってポートは2個くらいありそうだが、そうでもないのか? まあ、興味ないし関わりたくないので、どうでもいいやw
一方、PC用として考えると、ますます用途が不明だ。PCのHDDをディスプレイ裏に置くのか? 落ちたりして怖いと思うな。まあ、今は いろいろディスプレイの上や裏に置いて場所を「有効活用」するのが流行っているから、そういうことか。でも、リスクが高いな。他に、webカメラやマイク・スピーカーなどはUSB2で充分だろう。
結局、僕の感覚では、「USB2の安いハブを両面テープで くっ付ければ充分」ということになる。が、まあ、好きなものを使って好きなことをすればいいので、余計な話だ。