Posts tagged ‘dear ones’

先日久し振りに床屋に行った。おっちゃんは いろいろ病気をしていながらも、一時よりは元気そうだった。せめて煙草を止めればいいと思うが、まあ仕方ない(行くたびに身体が燻製のようになるが、どういう訳か、自分の部屋で臭うのに比べてずっと許せる)。

当然ながら、切ってもらいながら おっちゃんから話し掛けられる。以前の話題の繰り返しも多いが、結構おもしろい。が、たまに面倒なことがある。仕事の類だ。「会社はどこらですか」とか聞かれる。

正直に「辞めた」と言えばいいのだろうが、そうするといろいろ面倒な流れになる気がする(要するに、「ウルセー!」と言いたくなることになりそう)ので、聞かれた時は前の会社での話をしているのだが、もう結構経つから忘れているし、最新の状況が分からないからボロが出そうだ。

ただ、あのおっちゃんは面倒なことは言わない気もする。そういう感じがするところが好きなのだ。以前書いた、好きだった おじさんに通じるものがある。

今回行く前は、聞かれたら「在宅でソフト開発している」とか言おうかと思って居たのだが、それもボロが出そうだし、ストーリーを考えるのも面倒で※、いつもの流れになった。

※実際に作っているから完全な嘘ではないが、趣味なので厳密には違う。「どういうお客さん?」とか「儲かる?」とか聞かれたら、途端に脚が出る。そのたびに空想をでっち上げるのは なかなか大変だし、綻びが出るものだ。

まあ、いつかは(面倒だったり気を抜いたりして)ポロッと白状するとかバレるんだろうけど、実はおっちゃんは人間観察の達人だろうから、薄々感づいている気がしないではない。まあ、そういう腹の探り合いとか猿芝居的なものもおもしろいといえばおもしろいが、やっぱり面倒ではあるから悩ましいところだw

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さっき、なぜか、ふと、「本宅のCちゃん」(おばさん)は親戚の中では一番好きだったことに気付いた。そして今、おじさんだったら千葉のNおじさんだと気付いた。なぜかは良く分からないが、その二人は(偉そうことや小言や教訓めいたことを言ったりせず)純粋に可愛がってくれたからだろうか。二人とも もう亡くなってしまったが、その数年前に会ったりメールで話せたのは良かった。

おじさんとは また飲みたかったが、もう仕方ない。こうやって、たまに思い出すだけでいい。別に実際に飲まなくても問題ない(逆に、(最後に飲んだ時のように)飲み過ぎたりして大変だw)。

 

(かといって、二人に頻繁に会ったり、「人生の相談」をしていたとか、尊敬していたなどということは全然ない。生前は、「まあ、(親戚なんて)面倒だけど嫌いじゃない」程度だった。それでも、なぜか、おばさんには こっちに戻った時に会う気になった。今考えると どうしてそんな気になったのか自分でも分からないが、やっぱり好きだったんだろう。

そう言えば、(僕は葬式とか法事なんて、もう本人が居ないのだから、単なる儀式で意味がないと思っているにも関わらず、)おじさんが亡くなった最初の法事に行く気になったのも、好きだったからなのだろう。

もし相談なんてしていたら、逆にこういう気持ちにはならない気がする。いや、そんなこともないかも知れないが、僕は相談できるほど信頼できる家族・親戚が居なかったので、分からない。

と、最後に暗くなるのは良くないな。)

 

バランスを取るために余計なことを書くと、「おばさん」と言えば森高の「叔母さん」を連想するけど、全く1μgも共通点はなく、今の僕より若かったであろう頃から ごく普通の田舎のおばさん臭いおばさんだった^^

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