ローカルでないバックアップは、duplicacyでクラウドストレージBackblaze B2 (以下、B2)とGoogle Cloud Storage Archive (以下、GCSA)に保存している。先日、そのB2の安価な代替が見つかった。
とは言え、現在B2に入れているデータ量は約75GBと とても少なく、月額料金はUSD 1未満(例: USD 0.4)なので、移行する必要性はない。
ちなみに、B2は月額料金が余りに安い場合は請求を延期するようだ(先月の請求が なかった)。クレジットカードの手数料が高く付くからだろうか。そのうち、「使用量が小さ過ぎるので、もっと使わないと退会になります」とか言われなければいいがw
それはiDrive e2で、ストレージの単価がUSD 0.004/GB/月※と、B2のUSD 0.005/GB/月より少し安い。それよりも魅力的なのは、ストレージの処理・操作やデータ転送が無料*なことだ。一方、B2は処理・操作回数やダウンロードデータ量に応じて課金される。
※年払いの1TBのプラン(料金: USD 40)では、USD 0.0033/GB/月相当になる。なお、このプランの初年の料金はUSD 4である。
*ダウンロードに関しては、「通常の範囲で」("good fit")のような制限がある。具体的には、保存しているデータ量の3倍までならOKで、普通に使うには充分そうだ。
データ転送が基本的に無料であれば、(滅多にないし、やりたくないが、)リストアが気軽にできる。
とは言え、90%以上(約1TB)のデータはGCSAに入っているので、フルリストアの費用は安くならない(GCSAからのダウンロードは超高い!)。が、今 B2に入れている基本的・アクティブな部分のリストアが無料になるのは、それなりにありがたい気がする。
また、具体的な案はないが、バックアップ以外の用途にも使えるかも知れない。
それから、細かいけど、10GB/月まで無料なのもありがたい。B2は、最初の試用期間が過ぎたら全部課金される。
こうして比べると、(今となっては)B2のセコさが目立つ。昔は他がなかった(高いAWSやGoogleなどが相手だった)ので良かったのだが、それに胡座をかいている(実際は そうではないのだろうが)うちに追い越されてしまうのではないか?
B2はアーカイブもやってないし、もう少し周りを見てアップデートする気はないのだろうか? 先日上場して一段落したのか、それで余り冒険ができなくなったのか。
「悪くないな」と思ったのだが、実はiDriveはB2にする前に少し試して止めたのを思い出した。が、それはe2とは異なるもので、ファイルベースのバックアップ用ストレージだった。e2はオブジェクトストレージというもので、基本的にブロック単位で格納するため、ファイルシステム的な機能は余りない。
気になる点は、速度、セキュリティ、使い勝手、継続性などであるが、多くは使ってみないと分からない。
以前の記録を見たところ、上記のファイルベースのiDriveは速かったようだ。ただ、ファイルシステムがWindowsを前提にしていてLinuxから使うには不便だった(例: sym-linkがない)ので止めた。
上述のように、e2はオブジェクトストレージなので、ファイルをブロック化してバックアップするduplicacyから使う分にはファイルシステム的な問題はない。
なので、今は いろいろ延期しまくっているTODOがあるものの、おいおい試してみたい。丁度、先日書いたKopiaというバックアップソフトも試したいので、それで使ってみたい。10GBまで無料なので気軽に試せるのがいい。
てな訳で、充分良いと思って使っていたB2ですら他に取って代わられる可能性が出るなど、クラウド関係のサービスは常時変わっていて、時々でもチェックしていれば 安くていいものが見付かることがある。※ が、一方で、新しいサービスがすぐに終わるということもあるので、そこら辺の見極めも重要だ。と言っても、外から事前に分かるものでもないので、いつでも乗り換えられるような仕組みや体制にしておくのがいいのだろう。
※ソフトも同様に、(僕の中では 設定が面倒臭くて謎の多い)duplicacyがKopiaに取って代わられる可能性がある。