大げさな題だ。
Ceronで思わぬ情報を目にして少し慌てた。: Blu-rayディスク(以下、BD)はCD・DVD用の不織布ケースで保管すべきでないとのこと。BDの表面(読み取り面、以下同)の保護層はDVDなどより薄いため、CD・DVD用の粗い不織布では傷が付いたり保護層が歪むことがあるので、BD対応の不織布にすべきだそうだ。 (→ 参照)
僕は そんなことは全く知らずにCD・DVD用のファイルケースに入れていた(BDのリーフレットに書いてあったのかも知れないが、読んだことがないw)。まあ、BDは ほとんど持っておらず(全部で12枚。うち1枚はボックスに入っていたので対象外)、観ることも まずないが、一応、持っているものは ちゃんと保管しておきたいので、どうなっているかチェックした。
結果は大丈夫だった。目視だけだが、表面に傷や歪みはなかった。ただ、今後もずっと仕舞ったままだろうから、駄目になるリスクを減らそうと思った。
事後の推測だが、実際には粗い不織布でも問題ない気がする。というのは、確かにBDの保護層は薄いけど、そんなことで駄目になったら全く手軽に扱えず、今までにかなり多くの問題が起こっているはずだけど、聞いたことがないからだ。薄くても大丈夫なのは、メーカーが強力な保護層を開発したおかげではないか。
調べたら、TDKの技術(DURABIS)が採用されたそうだ。
そして、保護層は一種の塗料だと考えると、(塗料は乾燥後に硬くなるものと柔らかいままのがあるが、)硬いものなら不織布で押された程度で跡が付く(歪む)とは思えない。傷については分からないが、頻繁に出し入れしなければ大丈夫だろう。
一つ気になるのは不織布の材質だ。不織布は「布」とは書くが、実際にはプラ(PEやPPなどのようだ)なので、それと保護層が(化学的に)反応したら駄目で、跡が付くだろう。「BD対応」というのは実は そのことかも知れないと、想像した。
それが正しいとしたら、BD対応の不織布でも、材質やBDとの相性によっては「くっ付く」可能性があるだろう。ただ、表面が平坦なので跡が付きにくく(薄く広く付く)、読み取りの問題が起こりにくいのではないだろうか。
CD・DVD用の不織布のケースで更に安全を見るとしたら、ディスクに強い力が掛からないように、ケースの左右を押さないようにすればいいのではないか。
- 手持ちの全BDをチェックした。今の段階では読み取り面は問題なかった。
- BDの保管方法を改善した。: スピンドルケースに入れて立てて収納することにした。
上に書いたように ほとんど再生することがないので、BD対応の不織布を使ったケースを買うのはもったいない。最初は、いかにも柔らかそうな、ティシューをディスクと不織布の間に挟むことを考えたが無理があった。ティシューを均一に挟むのは難しく、しわや段差が却って良くなさそうなので止めた。
それから、クリーニングのカバーの不織布(上の写真の背景の白)は目が細かそうなので試そうと思ったが、ティシュー同様に挟むのが難しそうだし、本当にBDに いい(目が充分細かい・柔らかい)のか分からないので止めた。
結局、ディスクに何も接しなければ良いだろうと思い、スピンドルケースに入れ、軸の余分なところに段ボールで作ったスペーサーを挟んで ぐらつかないようにし、ケースの前後(元の上下)を挟んで垂直に立てて保管することにした。
却って悪いことにならなければいいが・・・ まあ、何年か経たないと分からない。
ところが、書いたあとで考えたら、PCの内蔵ドライブは寿命で壊れてしまって(ポータブルのDVD用しか残っていない)、そもそもBDを再生できるドライブがない。つまり、元々再生できないんだから気にする必要は なかったという、大山鳴動オチかも知れないw
チェックをした時に気になったのは、(BDだけではないが、)クローゼットの中の段ボールに まとめて入れていたボックス物や紙ジャケが湿気気味でカビが生えそうな感じだったことだ。※ ただ、同じように段ボールに入れていたファイルケースの中は乾燥していたのが不思議だが、ボックスなどは紙製のために湿気を吸収しやすいせいかと思っている。それで、少し高いところに移し、段ボールの口を開けておいた。: 僕としては、こっちの今後が気になる。
※その後、一部の内側にカビが生えていることが分かった。いつ生えたかは不明(旧居か こっちか)。どうすればいいのだろうか?
そういえば、少しだけど以前からクローゼットの中がカビ臭かったので、こっちで? うむ、なぜ・・・