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結構前の話。妙なところで いろいろ細かく、今回は、PCのメインディスプレイの左右の微妙な傾き(0.1°オーダー)が気になって対処した話。

メインディスプレイには90°回転させて縦でも使える仕組みがある。僕には必要ないが、あっても悪くはないと思って居た。が、この機種(EIZO CX241)だけかも知れないが、実は良くなかった。回転させる角度が水平でも垂直でもロックできない(クリックのようなものがない)ので、正確に水平に合わせられないのだ。※ しかも、このディスプレイは、水平にしようと思ってフルに回転させても、水平になるところから少し回転し、その若干ズレたところでに合う癖があるので(支点の精度の問題だろうか)、水平の調整も保持も難しい。あと、横長ディスプレイは左右に長いので、わずかな回転でも端での傾きが目立つことはあるだろう。

※これは一応プロ(写真など)用(僕は それで買ったのでなく、故障時に修理不能で交換品がこれだった)なのに、プロは水平・垂直には無頓着なのか、別のアームで きっちり合わせるのか不明だ。

最初の頃にも気になって、設置・移動したあとは目視で合わせていた(←で水平が合っているかは、今は不明)のだが、何かの拍子に傾いてしまったのに しばらく気付かなかった(この時は高さまでズレていた)。

気付かなかったのには訳がある。ディスプレイは必ずしも正面から見る訳ではなく、少し斜めから見たり、逆に、ディスプレイの面を机の長辺に対して平行に設置して居るとは限らず、そういう時は傾いて見える(もしかしたら水平に見えることもあるだろう)からだ。更に、僕自身の傾きもありそうだ。というのは、撮った写真が(水平を合わせて撮ったつもりなのに)大抵数度(3°以下)傾いているからだ。

写真の傾きがひどい場合、画面で見て調整するが、ディスプレイが傾いていると正しく検出・調整できず、問題がありそうだ。とは言え、上述のように、ディスプレイが水平になっていても他の要因で傾いて見えるので、実際には、ウインドウの枠などから傾き度合いを判定しているのだろう。

そういうことを考えれば、実際には厳密に水平を合わせる必要はないのかも知れないが、性格として気になる。

「曲がっては いかん!」と、物理的・強制的に水平を確保したくなった。それで、ディスプレイの左右の端の下部と机の間にスペーサー(高さ: 約2.1cm)、要するに「つっかい棒」を挟み(写真: 左右の白いもの)、ディスプレイをそれに押し付けることで、概ね水平が合うようにした。実際には、スペーサーの高さの差や入れる位置(前後・左右)によって わずかなズレは出るが、そこは良しとした。これなら、見るだけで水平と高さがズレていないか確認できるので、便利だ^^

おもしろい(というかおもしろくない)のは、こうして水平を合わせると何となく傾いて見えることだ。それまでのズレ(水平より少し進んだとことで止まるため)に慣れているのか、(上述の)僕の傾きなのか、実際にスペーサーの高さが合ってないのか、分からない。

↑ 気になってスマフォのアプリで測ったら、机上に置いた場合とディスプレイの下の縁の段に置いた場合で(0.1°単位で)同じ角度だったので、スペーサーは大丈夫なようだ。なお、スペーサーがなくても目視で合わせられるが、やはり不安定で、水平より「行き過ぎる」(大体0.5°未満)ことがある。

更に興味深いのは、地震があるとディスプレイが浮くのか、スペーサーがズレることだ。少し後ろに行っていることが多い。

スペーサーは、以前から重宝している、楽天のポケットWi-Fiの緩衝材を使った。楽天もポケットWi-Fiも使い物にならなかったが、これとACアダプタとSIM※は役に立っている。(って、結構使えているではないか)w

※と書いていたら、7/1から1GB以下でも0円でなくなるので、SIMも「使えない」ものになった。早く解約しないと。簡単なのだろうか?? (5/13 11:58)

→ 少し様子を見ようと思って居たが、トップの発言を書いた記事を見たら、自分でも具体的に何かは分からないのだが、どうにも「だめだこりゃ」状態になった感じで、即座に解約した。なお、まだサーバは空いていたようで、全く つつがなく解約できた。その簡単さは ありがたかった。 (5/13 18:51)

なお、サブディスプレイは回転しないものの、本体とスタンドの精度で傾いている可能性はある。が、不思議と水平が合っているかは全然気にならない。おそらく、元々机の端にあって僕に向かって画面が斜め(水平方向の回転)になって居るのと、これで写真やドキュメントを見ることがないからだろう。

 

PS1. 大画面で湾曲しているディスプレイに僕は耐えられるのか、興味がある。元々そういうのは邪道なので絶対に嫌だと思っているが、(怖いもの見たさで)実際に使ってみたら どういう印象になるのだろうか?

PS2. 傾きには関係ないが、ディスプレイ繋がりを。: ディスプレイにコードを挿す時、どこにコネクタがあるか分からなくて(コネクタが段の下面に下向きに付いているため)四苦八苦し、首や腰が痛くなるので、別の作業(机の定期オイル塗り)のついでにマスキングテープで目印(ACとHDMI)を貼った。繋ぐコードが多くなければ、これが便利そうだ。

それから、背面にUSBハブを付けた(順序は こっちが先だった)。それまでは、支柱に結束バンドで付けていたのだが、遠くて不便なので手が届きやすいところに両面テープで貼ってみた。ただ、この位置は たまたまHDMIコネクタに重なって、上述のマスキングテープの目印が見やすいところ(上側)に貼れなくなったという落とし穴があった。ハブを剥がして少し動かしたかったが、貼り直すのが面倒なので そのままにした。

ディスプレイの背面にUSBハブを付けた。また、コードを挿す位置を分かりやすくするため、マスキングテープの目印を貼った。

 

昨日だったか、たまたま、ニュースの見出しに「ディスプレイの背面に貼れるUSBハブ」というのがあった。そういうのは、こうして(テキトーな安いのを)両面テープででも貼ればいいと思うが、何か特別な機能でもあるのだろうか?

↑ 記事を見てみたら、VESAのネジ穴に付けられて上下にスライドできるそうな。でも、そのスライド、本当に使うかなあ・・・ それに、VESAのネジ穴に付けるなら、スタンドが付かないのでは? (そこはうまくやってる?) あと、USB3対応のせいもあるが、随分高かった(> 5千円)。まあ、録画用HDDを繋ぐとかにはいいけど、それでも高い気がした。

ただ、TVの録画用HDDならUSBポートに直接繋げばいいから、ハブは要らない気がする。何台も繋ぐ? TVだってポートは2個くらいありそうだが、そうでもないのか? まあ、興味ないし関わりたくないので、どうでもいいやw

一方、PC用として考えると、ますます用途が不明だ。PCのHDDをディスプレイ裏に置くのか? 落ちたりして怖いと思うな。まあ、今は いろいろディスプレイの上や裏に置いて場所を「有効活用」するのが流行っているから、そういうことか。でも、リスクが高いな。他に、webカメラやマイク・スピーカーなどはUSB2で充分だろう。

結局、僕の感覚では、「USB2の安いハブを両面テープで くっ付ければ充分」ということになる。が、まあ、好きなものを使って好きなことをすればいいので、余計な話だ。

 

(2023/7/31 7:47 意外にアクセスが多いので、期間での非表示対象外にした。)

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少し前の話だが、2要素認証のワンタイムパスワード(TOTP)生成用のアプリAuthyを止めた。それ自体は便利だったのだが、Linux版が嫌いなSnapというソフト配布システムを使っていて、Snapを止めるために止めることにした。

乗り換え先のアプリを検討したが、Authyのように、LinuxとAndoroidで動いてTOTP生成用データを共有・共用できるアプリはなかった。ただ、パスワードマネージャのKeePassXC(Linux)とKeePassDX(Android)はTOTPに対応しており、それらはクラウド経由でデータが共有できるので、使えそうなことが分かった。

一方、同じアプリでパスワードとTOTPを管理するのでは、2要素認証の意味がなくなって脆弱な気がしたので、次の方針にした。

KeePassXCとKeePassDXでパスワードとTOTPを管理するが、マスターパスワードの異なる別のDBに格納する。

そのため、実際のログイン時の操作は少し面倒で、以下のようになる。

  1. パスワードのDBを開き(パスワードDBのマスターパスワードを入れる)、目的のサイトなどにユーザ名とパスワードを入力する。
  2. 2要素認証のサイトではTOTPのDBを開き(TOTP DBのマスターパスワードを入れる)、目的のサイトなどにTOTPをコピー・ペーストする。

マスターパスワードが増えて なかなか面倒だ(その他にもPCやサーバのログインなどのパスワードがあり(これらもDBに入っては居るが、開くのが面倒なので覚えている)、記憶の上限に近くなっていて、時々こんがらがる)。Linux対応の指紋読み取り装置があれば使えるだろうか? 他にもっと便利な仕組みはあるだろうか?

近頃はFIDOとかいうのが有名だが、名前しか知らない。 → LinuxではYubiKeyというのが使えるそうだ。それを買うのもいいが、スマフォの指紋読み取りシステム・デバイスをLinuxにも使えれば手軽でいいが・・・ (これはおもしろそうだが、セキュリティ的にはどうなんだろうか? それに、きっと「root化」しないと無理だろう。)

なお、Andoroidには(TOTPには対応していないが)上記のアプリとDBが共用できるKeepass2Androidというパスワードマネージャもある(KeePassDXの前に使っていた)ので、パスワードはKeepass2Androidで、TOTPはKeePassDXでアクセスすることにして、アプリ内でDBを切り替える手間を省いた(KeePassDXは切り替えが面倒)。それから、Andoroidでは指紋認証でDBが開けるのでLinuxよりは楽だ。ただ、指紋を共用することで2要素認証の意味がなくなる気がしないでもないことに今気付いたが、どうなんだろう?

 

それから、以前も書いたが、Authyはデータをエクスポートできないので、移行する際は、Authyに登録している全部のサイトのTOTPを設定し直す手間があった。また、退会を申し込んでも30日間は保留され、毎週リマインダのメールが来るのが結構鬱陶しい。

 

(2023/9/8 20:04 アクセスが増えて居るので、期限で非公開に ならないようにした。)

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先日PCを配置換えした時に、ヘッドフォン(DENON AH-D5000)のイヤーパッドの表皮(正確には、ポリウレタンコーティング)が劣化してポロポロ剥がれ落ちるのに気付いた(良く見たら、床に黒いカスが落ちていた)。特に、本体に取り付ける部分の辺りがひどい。ちょっと前に交換したばかりのつもりだったが、調べたらもう4年近く経っていた。安い物だったし、安くなくても劣化する頃合いだ。実際、調べたら このヘッドフォンはもう8年近く使っているので、純正のパッドもやっぱり4年くらいで駄目になったということで、社外品でも純正並に もったことが分かった(素材は同じってことか※)。

それにしても、いつも思うが、なぜ加水分解しやすいPUを良く使うのだろうか(これを使われると、いくらいい物・気に入っているものでも数年で駄目になってしまって惜しい)。安くできてそれなりに見栄えがいいからか。僕としてはコーティングせず布だけでいいと思うのだが。それだと皮脂が染み込んで汚くなってしまうからか。

だけど、このヘッドフォンはコードが布巻きなのだから、本体だって合わせれば良かったのにと思う(実際には、コードは身体に擦れたり机にぶつかったりして(力学的な)雑音が起こらないように布巻きにしたようなので、本体は関係ないと思ったのだろう)。

※良く調べたら、純正品と交換品は同じくらいの期間使ったのに、交換品は耳に当たる部分はまだポロポロしていないから、純正品よりも質が良かったのかも知れない。うむ・・・

いずれにしても、交換してもまた劣化するだろうし(また買うのが面倒)本体の寿命も近そうなので、パッドは交換せず、去年補修したヘッドバンドのように布でくるむことにした。その時の余りの布があるので丁度いい。

このヘッドフォンはもう「ボーナスプレイ」みたいな状態なので、今回は細かいことは気にせず、気楽にテキトー大胆にやることにした。以下の手順で作業した。

  1. パッドを外す
  2. パッドの劣化したコーティングを剥がす(可能な範囲で)。
  3. 布でくるみ木工用ボンドで接着する
    • この時、余計な布を切って開口部の形を整える。
  4. パッドを固定板に両面テープで貼る
  5. パッドを本体に取り付ける

接着待ちの時間があるので長くなったが、2.5時間くらいで終わった。例によって見た目は今一つだが(それでも、バンドとパッドの色が合ったのはいい^^ それに、良く見かける、「手作りなので一品ごとに微妙に違います」感とか、「田舎の道端の直売所の不揃いの野菜」感があって味があると言えるかも知れないw)、剥がれたコーティングが散らかることはなさそうだ(布に隙間があって出て来たら、そこを接着すればいい)。もちろん、ちゃんと耳は凹みに収まり、音も出た。

さて、この次はどこが駄目になるのだろうか? スピーカーは過大入力しない限り壊れないだろうから、バンドや金具だろうか。あとはケーブルの断線? もう寿命が近いとはいえ、このヘッドフォンは音が悪くないので壊れてもらっては困る。安い物はラジオみたいな音がしてがっかりするから、安易に交換したくなのだ。まあ、スピーカーと同様に補正すれば何とかなるのだろうが、面倒だ。

 

PS. 写真には布の色が明るいものと暗いものがあるが、途中でデジカメの電池が切れてスマフォで撮ったためである。スマフォは画面では本物に近い色だったのだが、なぜか暗く写っている。本当の色は二つの中間くらいである(これ(スマフォ+明るく補正)が一番近い)。個人的にはデジカメの色あいとか階調が好ましいが、明る過ぎて落ち着きのない感じになっているのが良くない(いつもは暗目なのだが・・・)。難しい。 (19:14)

 

(2023/7/31 8:41 需要があるかも知れないので、期限で非公開にならないようにした。)

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さすがに誇張があるが、例によってなんとかした^^

電池が寿命になったNexus 4。互換電池は粗悪品だったようで復活せず、仕方なくiPhoneを使ったが、とんでもなくどうしようもないシロモノで、Nexusを蘇らせたくなった。が、まともな電池が(手頃な価格で)手に入らないことにはどうしようもない。と思って居たのだが、今日の午後に思い付いた:

電池を使わなければいいのだ。

問題は、どうしてかスマフォは(PCなどとは違い、)外部電源だけでは起動せず、電池が必要なことだ。が、そこは「ダミー電池」をでっち上げればいいのだw 検索してみると、別の機種ではあるが実際にやられている方が居て(例1, 例2)、可能性はありそうだった。Nexus 4も海外の方がしていた

ダミー電池とは、簡単に言えば、外部電源を電池の端子から出してスマフォ本体に入れるだけのものだ。とても単純なものだが、実際には いろいろな問題がある。

  • 電圧を電池(例: 3.8V)に合わせる必要がある。
    • → 実際には、3.8Vの電池の端子に5Vを直結しても問題ないようだが、一応、ダミー電池の端子の手前に手持ちのダイオードを1-2個入れて、適宜電圧を下げることにした。
  • 電池の温度センサ(サーミスタ)もダミーを作る必要がある。
    • → 10kΩ程度の抵抗を繋げばいいようだ。
  •  外部電源(USB)を繋いだ場合、電池に充電しようとするので、電流の逆流対策が要りそう。 (これが書いてあるページはなさそうだった。)
    • → ダミー電池の端子の手前にダイオードを入れれば回避できそうな気がする。
  • スマフォを使用中は、絶対にダミー電池の電源を落とせない。つまり、普通のスマフォらしい使い方は全くできなくて、かなり不便になりそう。 (これが書いてあるページもなかった気がする。)
    • → ACアダプタと一体になったモバイルバッテリー(例: Anker PowerCore Fusion)を使えば、結構「普通」に使えそうだと思った。ただ、何か落とし穴がありそうだ。
  • Nexus 4の場合、電流と使用時間から電池残量を計算しているようで、長時間使うと電池が「空」になったとみなされて落ちてしまう。(上記の海外の方のページを参照)
    • → 電池だけでなく、外部電源も接続して、スマフォは電池を充電していると思わせて使う必要がある。
      • この場合、電池に使う電源を外部電源(USB)にも繋げば良さそうだが、何か落とし穴がありそうだ。例えば、上記の逆流防止のダイオードが逆効果にならなければいいが・・・

気になることはあるが、上記のように、問題への対処を概ね考え付いたので、ちょっと試してみることにした。

まず、スマフォの電池の端子に接続するため、壊れた電池(廃棄する予定だったが、まだ残っていた)を分解して端子を取り外した。端子は電池とは別の基板に載っていたので、その基板ごと取り外した。基板は結構広い金属箔で電池本体に繋がっており、過電流防止用チップとサーミスタが載っていた。なお、その本物のサーミスタがそのまま使えたので、ダミー電池の温度センサ用抵抗は不要だった。

最初は金属箔に電源(ACアダプタ)を繋げて試したのだが、電流制限用チップが間に入るせいか うまく動かなかったので(実際には、接触が悪くて電流が良く流れなかったからのように思う)、チップを外して+端子の根本に電源を接続した(-端子は金属箔がそのまま使えた)。試してみると、結構大電流が流れるらしく、細い線を使ったり、ワニ口クリップで接続したのでは うまく起動しなかったり、不安定だった。それで、太目の配線を基板や箔に半田付けしたら、何とか安定して起動し始めるようになり、設定やGoogleのログインをしたら、再び、使える状態になった。なお、ダイオードは ない方が動作が安定する感じだったが、1本接続した。

試して分かった大きな問題は、電池から流れる電流が結構大きいようで、普通のUSB電源アダプタ(約1A)では足りなくて(ダイオードを入れなければ大丈夫だった)、使用中に落ちてしまうことがあった。それで2Aのに換えたら落ちなくなった。どうも、スマフォは外部電源(USBは基本的には最大0.5A)だけでは消費電力を賄い切れないようで、メインの電源は電池で、外部電源は主に電池の充電に使っているのではないか。

良く考えると、これはおかしい。というのは、スマフォに添付のACアダプタだって1Aしか出ないが、例えば、電池の容量を2000mAhとし、残量50%の場合に充電が2時間で終わるとすれば、充電に使われているのは平均0.5Aで、その時に本体は残りの0.5Aを使える。充電に1A全部を使うとしても、充電しながら電池から本体の電力を取るという芸当ができるとしても、結局、その分充電電流を減らすことに相当するので、やっぱり、外部電源だけでも消費電力は賄えるのではないか? 負荷が高い時に不足するのかも知れないが。

それを除けば、とりあえず復活できることが分かった。以下に細かい問題などを書く。
  • Nexus 4は背面パネルにWi-Fiのアンテナが付いているようで、裏蓋(背面パネル)を付けないと(Wi-Fi接続はできても)通信がうまくできず、Googleへのログインに失敗した。
  • 意外なことに、Nexus 4の電池周りのフレームは金属で、ケーブルを通す穴が容易に開けられない(当然ながら、ニッパの刃が立たなかった)・・・
    • 今は、無理やりパネルの隙間を通している。
  • なぜか、アプリや細かい設定がリストアされなかった。。。 (Googleにバックアップされているはずだったのだが。スマフォの名前が違うせいだろうか?)
    • 互換電池が動かない時に工場出荷状態に戻してしまったため、再度設定やアプリのインストールをし直す必要がある。
  • システムとしては電源に繋がっていない(電池だけ)と思い込んでいるので、電力を食う作業をする時に電源接続を促されることがある。
  • やはり、使っていると「電池」が減る
    • 対策をしないと数時間で切れるようだ。
    • 設定や開発者モードを探したが、「電池が空でも動き続ける」とか「電池なしで動かす」のような都合のいい設定はなかった。
  • ダイオードは意外に熱くなる。流れる電流が大きいのだろう。
  • Androidが古くてDropboxが非対応・・・ → CX file explorerで繋がった。

あとは、上記のように、ダミー電池用の外部電源をUSBにも繋げて常時「充電状態」にすれば、基本的には「できあがり」なのだが、果たしてうまく行くだろうか? どうも悪い予感がするのだが・・・

(7/26 4:56) 外部電源をNexusのUSBにも繋ぐ前に、どうなるか考えてみた。Nexusはダミー電池を充電しようとするが、ダイオードがあるので、充電電流は流れない。すると、以下のいずれかになるのではないか。

  • 謎の原理で残量が増えてウマーw
    • 例えば、下記の「「満充電」と判断」であろうか。
  • 永遠に電池残量が増えず、いつか落ちる。
  • ただし、空になる前から繋いでおけば、電池からは電流が流れず(負の向き)、かといって充電電流も流れず(正の向き)、増えも減りもしないので、空になることはない?
    • 充放電の仕組み(アルゴリズム)上、いつかは空になる?
    • ずっと充電電流が0だと充放電アルゴリズムが「異常」と判断して、いつか使えなくなる?
    • ずっと充電電流が0だと充放電アルゴリズムが「満充電」と判断して、OK?
  • 充放電回路が壊れて、いつか使えなくなる。

なお、USBをPCなど別の電源に繋ぐ場合に備えて、ダイオードは必要だと思う。逆に、繋いだPCなどが壊れる可能性もあって怖いが、さすがにそうならない回路が入っているのではないか。

それから、(Androidを停止してから)ダミー電池の電源を切ると、次回の起動時に電池が抜かれたと判断し(実際にはスリープ中のシステム制御処理が再起動するので)、残量100%から始まると思われる(→ その後試したら そうなっていた。下のグラフの8時頃以降)。ただ、一旦停めないといけないので連続稼働には効果がない。

(7/26 9:24) 実際に試してみたところ、USB(外部電源)を繋いでいても、アプリ: 3C Battey Managerで見ると電池の状態は「放電中」(設定では「ACで充電しています」)になり、電池残量は減り続けた。上の予想の中では「永遠に電池残量が増えず」や「充放電の仕組み(アルゴリズム)上、いつかは空になる」に近い。消費電流は常に500mAを超えている訳ではない(一時的に超えることはある)から、(アプリの表示が正しいとすれば)USBで足りていない訳ではないはずだが。謎は多い。

(7/26 20:15) その後更に試してみたが、ダミーバッテリーが減るのは解消できなかった。分かったのは、Nexusが意外に電流を食うようで、2Aの電源アダプタでは足らず、別の電源アダプタをUSBに接続したら、電池消費率が最低になったことだ。試しに定期撮影をして電池消費率を測ったところ、2Aの電源アダプタだと約1.7%/hだったが、電源アダプタを2つ使ったら、約1%/hになった。

いくら消費率が低くても最後に停まってしまうのでは意味がないので、この方法は保留にし、いい案が出るまではiPhoneを使うことにした。

 

(7/26 5:29, 7:14 若干加筆; 7/26 9:24, 9:43 外部電源を接続して試した結果を追記、修正, 20:15 追加の試行を追記; 2023/7/31 7:37 意外にアクセスが多いようなので、期限での非表示対象外にした。)

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iPhoneで定期撮影できるカメラアプリは、どういう訳か無料ではなかなかいいものがない。あっても大抵はタイムラプス動画用で、それ以外はかなり古いものが多い。標準カメラアプリのタイムラプスなんて謎仕様もいいところで、定期撮影には全く使えない。

また、iOSにはAndroidのAutomagicのようなまともなオートメーションアプリがない。いくつかのオートメーションアプリを検討したが、今はないか今一つだった。

  • Workflowは良さそうだったが、Appleに吸収されてiOS 13の「ショートカット」アプリ(以下、ショートカット: それにしても混乱させるひどい名前だ・・・: 英語版では"Shortcuts"(アプリ名)と"a shortcut"(ショートカット)と、どうにか区別できていたのだろう)になってしまったようだ。
  • 有名なIFTTTは、僕が詳しくないせいか、作れる処理が余りにも単純で(条件 → 処理(1個)の実行だけ?? しかも、処理はネットサービスだけ??)、この作業には使えなさそうだった。

それで、iOS 13に更新してショートカットを使うことにした。が、ショートカットの出来のひどさ(今気付いたが、これは元のWorkflowに由来していそうだ。他に、iOSの不自由さにもよるのだろう)に苦労し、イライラした。

やりたいのは、以下の処理である。

  1. バックグラウンドで動き
  2. 一定時間(例: 30分)ごとに撮影し、
  3. 画像をPCに転送する。

ショートカットとそのオートメーションでは、上のどれも容易にはできなかった。

まず、ショートカットやオートメーションはバックグラウンドで動かない。詳しくは試していないが、それらの画面が表示されていないと実行が停まってしまうようだった。更に、画面をロックしたら、オートメーションが自動実行する時にコード入力画面になってしまう。

→ そのため、画面を自動ロックしないように設定し、ショートカットの画面を隠さないように注意して使うことにした。画面を自動ロックしないということは、アイドル状態でも画面が暗くならないから焼き付きが心配なので、画面の輝度を最低(0)にするようにした。まあ、こんなに使いにくいiPhoneなんて滅多に使わないから、焼き付いたっていいけど、気分が悪いので一応配慮する。

その後、画面は液晶なので、いくらバックライトを暗くしても焼き付くかどうかには関係ないと思われるので、画面の輝度を最低にするのは余り意味がなさそうなことが分かった。まあ、バックライトの寿命を伸ばすとか寝ている時の眩しさを減らす意味はありそうだ。 (7/25 4:38)

次に、一定時間ごとに処理を実行できない。あるのは、指定時刻に起動するトリガ(1個しか指定できない)だけで、しかも、それは自動的には実行できない(指定した時刻には、起動するための通知・確認が出る)という素晴らしさ。。。(→ 参照) 「オートメーション」の機能にも関わらず、自動で起動しないって「アホですか?」と言いたい(海外の掲示板でも嘆かれていた)。

→ そのため、スクリプティングの繰り返し機能を使って、撮影間隔の時間分(30分)待つようにした。なお、撮影・処理や転送に意外に時間が掛かるようで、毎回30分待つと撮影時刻が段々遅れるので、1回の処理時間(約25秒)分短く待つようにした。

本来は、処理開始時刻を保存し、処理が終わってから少し(例: 10秒)待ち、その時の時刻から経過時間を計算するのを繰り返して確実に30分待つべきで、そうしたかったが、ループから脱出する方法がないなど、余りにも使いくく・分かりにくくてくじけ、安直な方法にした。そのため、今度は早目に撮影されることも起こるようになった。。。

→ やっぱり、決め打ちの待ちをすることや撮影時刻がずれるのは気に入らないので、上記の処理をどうにか実装した(下のショートカット「1日分の撮影」中の[撮影間隔(30分)を空ける]の部分)。 (ループから脱出の代替手段の参考)

→ 更に調べた結果、今までは定数しか指定できないと思って居た待ち時間に、変数を指定する方法が分かり※、上記のループは不要になった。これができたおかげで撮影間隔の精度がかなり上がった。

※待ち時間の数値を長押しするとオプションが出る(繰り返しの回数も同様; 参照)。分かりにくいことこの上ない。数字すら直接入れられず、▲▼のボタンでしか値が変えられないフィールドに変数が指定できると思えたり、そこを長押しするとオプションが出るなんてことを思い付く人は、まさに超能力者だ。普通はオプションは「歯車」じゃないかなあ、あるいは、その部品の地の部分を長押しでもいいけど、フィールド長押しは掟破りだ・・・

また、制限は多いものの、確認なしでオートメーションを実行できる方法(裏ワザ?)を見付けた。それは、「おやすみモード」をトリガにするもので、一日1-2回なら、固定時刻に自動的に起動できる。例えば、トリガをおやすみモードがonになった時にすれば、毎日1回、おやすみモードの開始時刻に自動実行できる。

まあ、普通に使う方だと、昼夜関係ない時におやすみモードになるのは困るだろうから、余り汎用性はなさそうだ。

最初はそうしていた(1日分の撮影をおやすみモードで毎日開始するようにした)。が、良く考えると不便(一旦停めたら、起動時刻を調整しないと翌日まで開始しない)で馬鹿らしいので、1年分の撮影をするショートカット(1日分の撮影を約365回繰り返す)を作って、それを手で起動するようにした。スクリプティングでは無限に繰り返すことができないので、とりあえず1年にしたが、さすがに1年間も停めずに撮影することはないので、これで充分だ。

ショートカットやオートメーションがバックグラウンドで動かないのや、多くのオートメーションが自動で起動しないのも、Appleがセキュリティにうるさいからだと思う。元々Workflowは社外のアプリだったので できなかったのだろうし、Appleに吸収されてショートカットになっても、まだそういう改良はしていない(する予定もない??)のだろう。ガチガチで不便この上ない。

画像を(自分の)PCに転送するのは、いろいろ頑張ればできそうだが、ここまでで呆れ果てたので、安直にDropboxに送るようにした。その機能はあったので助かった。

最初は画像をメールで送ろうとしたのだが、なぜか、画像が添付されずに空のメールしか送れなかったので、Dropboxにした。結果的に、メールより手軽でいい。

他の問題は、カメラで撮影する時にシャッター音が出てうるさいことがある。

→ 撮影に無音カメラアプリを使えばいいのかも知れないが、できるか不明だったので※、とりあえずテープでスピーカーを塞いだ(イヤフォンジャックにプラグを挿しても効かないようだ)。ただ、まだ音は聞こえて、時々ちょっと驚いたり、盗撮されているような気分になるw

※別のカメラアプリは ショートカットからは起動しかできず、撮影できないので使えなかった。まったく不便だ・・・ あと、iPhoneのスピーカーは下と上(耳に当てる部分)にあるということを知って、愕然とした。美しさ()を自慢するiPhoneが そんなんでいいのかよぉ。そういう訳で、シャッター音を小さくするには両方を塞ぐ必要があるそうだ。 (7/25 12:43)

 

結局、以下のような処理(ショートカットのプログラム)を作った。

1日分の撮影

  1. [1日分の繰り返し] 以下を48回(24時間/30分= 48回)繰り返す。
    1. 現在の時刻を変数t0に格納する。
    2. 画面の輝度を最低(0)にする。: 手で明るくした場合に備えて。
    3. 背面カメラで撮影する。
    4. 撮影した画像のサイズを小さく(幅: 750画素)する。
    5. それを左に90°(-90°)回転させる。: iPhoneを横に倒しているため(回転方向は左か右かあやふや)。
    6. それをライブラリに保存する。
    7. 最新の画像をDropboxに送る。: 本来は上で保存した画像を指定すべきだが、この処理が外部のショートカットのため、方法が今一つ分からなかった。
    8. [撮影間隔(30分)を空ける]
      1. 現在の時刻を変数t1に格納する。
      2. t1とt0の差(秒)を求め、変数dtに格納する。
      3. (1800-dt)秒待つ。

1か月分の撮影: 余り意味はないが、処理単位を明確にするために作った。

  1. 以下を31回繰り返す。
    1. ショートカット「1日分の撮影」を実行する。

1年分の撮影: これをホーム画面に置き、手軽に定期撮影を開始できるようにする。

  1. 少し(例: 5秒)待つ。: 画面のタッチによる本体の揺れが収まるのを待つため。
  2. 以下を12回繰り返す。
    1. ショートカット「1か月分の撮影」を実行する。

この方式にはいい点が少しだけあって、撮影した画像をDropboxに送るようにしたので、PCを停めていても画像は転送し続けられ、それらはブラウザで見られ、PCがそれらの画像で溢れないことだ。もちろん全部、iOSでなくDropboxのおかげだwww

なお、画像サイズを小さくしているため(1枚100KBくらい)、Dropboxの無料アカウントでもほとんど無限に保存できそうだ。もし不足したら、PCに送って削除すればいい。

 

PS. 撮影には関係ないが、iPhone 6sは なぜかセルフパワーハブからは充電できず(Nexus 4や臭いはセンサはできる)、一晩動いた末に電池が空になり掛けた。仕方ないので、専用のACアダプタを追加した。全く面倒なことが多くて、本当に大っ嫌いだ

 

(7/25 12:57までに さまざまな加筆・修正; 2023/8/16 アクセス数が多いので、期限で非公開にならないようにした(ただ、もう内容が古いかも知れない)。)

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