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数日前辺りから、何度も修理しているマウス(Microsoft Comfort Mouse 6000)のホイールに貼った輪ゴムが剥がれて来てしまった。繋ぎ目の接着が弱くて剥がれた。意外に(当然?)ホイールの使用条件は過酷なようだ。

さすがに観念して新しいマウスを買おうと思ったが、以前調べた時には 気に入るものがなかった。それで、今のをじっくり修理する間に臨時で使うもの(運が良ければそのまま交換して使えるもの)を買おうと思って いろいろ探し、バッファローのBSMRU050BK(= BSMRU055BK)にした。約500円だった。

他にBSMBU115BK(= BSMBU118BK?)も候補だったが、分解能が今のより大きくて(今: 1000, これ: 1200dpi)操作性が変わるかも知れないのと、左右対称で手へのフィット性が今一つな気がしたので却下した。

例によって、結果は外れだった。: とにかく作りが いい加減で、本当に臨時にしか使えない・使いたくないものだった。

一番良くなかったのは、小さ過ぎるのと形が おかしく手にフィットしないことだ(製品紹介では「手になじむ」とあるが、それは ない)。もちろん実物を試さずに買ったのが悪いが、田舎のせいか、どこにも試用できるように展示されていなかったのだから仕方ない。あと、造り(製造・検品)が悪くて、最初からカタカタ音がした。見ると、コードの付け根(ブッシュ)が固定されていないために、マウスを動かすとブッシュも動いて音がするようだった。さすがに あり得ない。

「良く売ってるよ」レベルだ。本当かは分からないが、レビューの「『バッファローのマウスは長期間使うことは考えてない』みたいなことを言われた」というのも納得できる。輸入してそのまま売っているレベルだ。何も考えてない(と思える)。一見手にフィットしそうだけど そうではない、いい加減な形状(MSのと比べると左右反対なので、握りやすい訳がない)には怒りすら覚える。

そんなことなら何種類も売らずに 少品種でもマトモなものを出すべきだろうが、なぜそうしないのだろうか。

この時点で もうこのマウスを まともに使う気が失せて、今までのを修理して使うことにした。

それで、バッファローのマウスのホイールを外してMSで使えないか(まあ、そもそも無理だったが)と分解してみたら※、は すごかった。: 固定されていないのはブッシュだけでなく、基板もレンズもホイールもコードもだった(全部じゃん!)。ネジの頭が基板の穴より小さいために基板を固定できていなかったし、レンズはどこにも固定されていなかった(基板で押さえるのだろう)。ホイールも固定が緩くて、何もしなくても外れた(軸の片端は軸受に乗っているだけ)。コードは(ボタンの上か横をジャンプして?)直接ゆるゆるの出口に繋がっていた・・・ 仮に僕でも、ここまでユルユルに作って平気な顔はしない。

※分解するには、底面下方のQCシール(写真: 右側下部の白丸)の下にあるネジを外す必要がある。

そういう造りでは耐久性もへったくれもない。即ゴミ箱行きが相当だが、まあ、今後非常時に使えるかも知れない(ないよりはずっとマシ)ので、とりあえず(使った時に気分が悪くならないように)改修した。グラつくところにブルタック(柔らかいゴムの粘着剤)を詰めて動きにくいようにした。(写真: 白い部分8箇所+写真: 薄水色の部分1箇所)※ あと、コードは基板の下に挟んで ぶらぶらしないようにした。

※これは車のスポット溶接みたいなもの? (全然違う?)

 

そしてMSのマウスのホイールの修理に移る。最初はマスキングテープを巻いたが、すぐに駄目になりそうだったので、ダクトテープを巻いた。意外に使い心地は良かったが、それもすぐにベトつきそうな気がしたので、ゴムにしようと思った。

今までは、輪ゴムを切ってホイールに貼ったから剥がれたので※、切らずに伸ばして嵌めればいいと考えた。とは言え、直径約23mm(伸ばした時)、幅約5mmの輪ゴムなんてない。のであるが、(近頃ニュースに出て来たw)指サックが頭に浮かんだ。適当な径のものを輪切りにすれば良さそうだ。

※どうも、輪ゴムもホイールも、プラ用接着剤が付きにくい材質・表面だったようだ。

探したら結構あって、径が18.5, 20, 21mmのものがあったので、ダクトテープが駄目になったら注文しようと思って居た。

のだが、その前に、切った太い輪ゴムを接着剤で繋いでホイールに嵌めれば良さそうなことに気付いた。今まではホイールとゴムの接着が弱いから剥がれたので、ゴム同士なら ちゃんと くっ付くはずだと考えた。ただし、繋ぎ目が厚くなるので薄くする必要はある。そこは削って対処することにした。

やってみると、なぜか、ホイールに貼る時にも使ったプラ用接着剤(ゴムも可)が効かなかった。接着できているように見えて、ある程度の引っ張りにも耐えるが、剥がすと剥がれてしまった。ゴムの表面処理の問題なのかも知れない。更に、強力接着剤(プリット, ゴム可)も同様に剥がれてしまった。仕方ないので、駄目元で瞬間接着剤(ゴム可)を試したら、意外に ちゃんと付きホイールにも嵌った

ちなみに、MSのホイールの直径は約2.25cmだった。なお、バッファローのは少し大きく、約2.4cmだった。もちろん軸の形状も違うので、流用はできなかった。

接着の前に繋ぎ目を紙ヤスリで削っていたが まだ厚かったので、更に削って まあまあになった。使ってみても、繋ぎ目で違和感がないので、まずまずである

ただ、今までの経験から、近々駄目になる(繋ぎ目が切れる)気がするから、その時は指サックを買って ちゃんと嵌めようw

切った輪ゴムを繋ぐノウハウは得たがw、元々繋がっているものを使うほうが楽だ。

一体、なにやってんだかね・・・

 

(7/5 7:26) マウスを見ていたら思い付いた。ホイールに嵌めるのは、輪ゴムや指サックじゃなくてもいいのだ。まずゴム管を思い付き、検索していたら熱収縮チューブでも良さそうな気がした。ただ、販売単位が1mなどど長いので、内径20mm辺りだと指サックほどは安くない。ただ、ホームセンターに適当なものの切り売りがあるかも知れないな。

こうやって、しょうもないことを いろいろ考えるのも おもしろい^^

(7/5 10:00) 探してみるもので、径30mmx5cmという、妙に丁度いい熱収縮チューブ(ユタカメイク GC-01)があった。約200円と、指サックと大差ない。新しいサーキュレーター(あとで書く)を買って付いたポイントで無料になるので、とりあえず注文した。輪ゴムが駄目になったら試そう。

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