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加湿しないと暖房しても寒く感じるようなので、先日 加湿器を買った。そして、いつものように苦労したwので、そこら辺の話を書きたい。(良くやる手抜きだが、ちゃんとした文章にするのが面倒なので、箇条書きで済ませる。)

事前検討・試行、製品の選択

  • 本物の加湿器は結構高いので電気ポットを検討したが、難しそうなので本物を買うことにした。
    • まず、電気ポットでの加湿を試行しようと、沸騰させた水を入れた やかんを置いて試したが、効果がほとんどなかった。
      • 常に(間欠的に)加熱しなければ、水が冷えてしまって湯気(蒸気)が出ず、加湿が続かないのだろう。
    • → 電気ポットを加湿に使う場合、常に(間欠的に)加熱する必要があることが分かった。
      • 保温の温度が選べる機種はあるが、希望のパワー(加湿力)になるか不明だし、電気代も予測できない。
      • 蓋を開けたままにしておけば加熱頻度は少なくていいかも知れないが、危険過ぎる。
    • → 電気ポットは諦めた。
  • 製品を選ぶのに苦労した。
    • 衛生の面から水は沸騰させたい。また、無精で手間を掛けたくないので、フィルタ不使用が必須。更に、掃除を容易にするため、内部構造が簡単なものが良い。
      • → 超音波式や気化式は駄目。スチーム式でも複雑なものは不可。
        • いくら抗菌処理とかしても、腐るものは腐り、カビるものはカビるだろう。
        • ハイブリッドは両方の欠点が出るのでは?
        • 溝などにこびりついたカルキの塊は、絶対に取れない。
      • → 電気ポット型(スチーム式)にした。
    • さらに、窓などの結露を ひどくしたくないので、弱め(30%台前半)に加湿できるものが良い。
      • → ほとんど選択肢がなかった(確か3機種だけだった)が、性能・機能や信頼性やサポート体制を重視し、(ちょっと高いけど)象印の2.2lのもの(EE-RR35)にした。
        • 3lのは水の追加が少なくなりそうで良さそうだったが、消費電力が少し大きいので電気代がかさむのと、加湿能力が僕の希望より高そうなので止めた。
        • 少しでも安くしたかったので型番で検索したら、奇跡的に安い店(ココデカウ)が見つかった。: 価格comの最安より千円くらい安く、1.2万円以下だった。
          • なぜか価格comやBestgateに載ってなく、初めて見た名前だしURLも怪しい感じだったので詐欺かと思ったが、調べたら ちゃんとした店(EDION加盟)だった。
          • 確認したが、サイト名やURLの偽装でもなかった。
          • → もちろん、ちゃんと届いた^^
            • 注文した翌日に届いた(そこまでは期待していなかったので、感心した)。

使ってみて

  • 効果はあるが、(例によって)音の問題が出た。
    • 効果: 湿度が40%以上だと、室温が低くても暖かく感じる。
      • (僕の目標の、20℃付近で)35%くらいだと微妙。
        • 加湿していない時のように腰などがスースーすることはないが、手などが冷たい(室温が低いせいか)。
        • ちなみに、加湿しない場合、昼は30%以下(概ね25-30%)だったので、加湿器によって5-10%増やせた。
        • この機種では、自動の「ひかえめ」モードだと40%程度になり、本来の加湿には充分である。また、自動なので調整が不要なのは便利だ(しかし、次に書いたように使っていない)。
      • ただ、窓などの結露が激しくなるのと電気代が掛かる(うちだと、ほとんど いつも加熱している)ので、低目に抑えることにした。 → 加湿モードを連続の「弱」にしている。
        • 「連続」とは言うものの、実際には約1分加熱、約2分休みのパターンだった。
          • ヒーターに加えるパワー(電力)を効率良く(しかも安く)、細かく制御できないためだろうか。
            • PWMは高くはないが、on/off制御(僕の機種はリレーを使っているようだ。: on/off時に音がする)よりは高いし面倒だ。
            • それに、高周波音が出て僕には向かない可能性が高いw
        • ※以下で出て来る測定値などは このモードでのものである。
    • 音の問題
      • 騒音: 運転音(炊飯器みたいな音)が結構耳につく。 → 遮音板で直接音を減らして試している
        • → 天井などに反射するのか回折するのか、音量(測定した)は ほとんど減らず、効果は小さそうだ。
          • ただ、少しは効果があるのか慣れたのか、近頃は気にならなくなった。
          • 運転音や外の騒音の音量が変動するので正確な測定が難しく、効果を測るのは難しい。
          • 写真の状態になる前は、板にスポンジやゴムを付けたり段ボールで もっと広く囲ってみたりしたのだが、効果がないようなので、板(これすら気休めかも知れないw)だけにした。
        • 音量はエアコンより少し大きいことがある程度だが、音の質(成分)が違う。
        • あと、一度だけなので気にしていないが、最初に沸騰させる時の音は なかなか豪快だ。
          • それを減らすモードもあるが、毎回設定するのが面倒だし、沸騰するまでに時間が掛かるので、使っていない。
      • 加湿するようになってから、耳閉感が出た。
        • モーターの回転音や回路から出る音が悪いのかと思って運転音の周波数分布を調べたが、特に変な成分はなかった。
        • 風邪や疲れによるものの気がする。
  • 唯一の欠点
    • コードが短いこと。1mちょっとしかないので、非推奨の延長コードを使うしかない。
      • 無理して延長しないでコンセントに繋ぐと、足を引っ掛ける。
        • それでも、磁石のコネクタなので、抜けるだけで倒れる心配はない。
      • 「そもそも壁際が非推奨なのに、この短さは何なのよ?」と言いたいw
    • 今のところ、これしか問題はない。(上述の運転音もあるけど、それ自体は ひどくはない。個人的な問題である。)
    • (書く場所がないので ここに) それから、一番最初に動かした時は少し臭い(こういうものに良くある系統)がしたが、数回で消えたので問題ではない。
  • 加湿能力
    • 実測から求めた値(約70ml/h)は仕様(80ml/h)に近かった。
      • 1日使うと、水は半分くらい(1l)減る。
    • 湿度は概ね35%前後になっており、希望が実現できた。
  • 消費電力、電気代
    • 実測から求めた値は約150Wだった。加湿パターンからの予測(約100W)より大きいが、最初に沸騰させる加熱(最大約1kW)や、毎回の立ち上がり時に消費電力が大きくなるのではないか。
    • 上の値より、1日12時間使用するとすると、約1.8kWh/日, 約55.8kWh/月 → 電気代は約1200円/月 (20円/kWhとした)となる。
      • 計算に間違いがなければ、それほど高くなさそうだ。
  • 置き場所選びに苦労した(している)。
    • 結露する可能性があるので、壁や電気製品の近くは不可とのこと。 → 置けるところは ほとんどないw
      • 特に、タイル(台所)は すぐに結露して駄目だった。材質が冷えやすいせいか。
    • 席(いつも居る場所)に近いと うるさい。
    • 遠いと加湿効果が弱くなりそう。
    • 部屋の真ん中や通り道に置くと邪魔。
    • → ひとまず、席の斜め後ろ、エアコンの手前にした
      • 暖房していれば風で結露しにくくなるし、湿気も部屋に拡散するはず。
      • 席から約1.4m離れている。
      • 今までのところ、仮の台の椅子の背もたれは結露していない。

その他

  • 相対湿度と絶対湿度
    • 加湿量・能力は絶対湿度(= 空気中の水分量)で測れる(と考えた)。
      • → 絶対湿度を求めるのに使ったページ: なかなか便利で、愛用している。
    • 相対湿度は温度に依存するので、統一的な比較には向かない。
    • 人体は絶対湿度でなく相対湿度に反応するのが不思議。
      • 簡単のために「湿度」と言っているが、実は絶対湿度なのかも知れない。
  • 連続して加湿しているのに(何もしなくても)絶対湿度が下がる、あるいは変わらないのが謎。
    • 弱い常時換気が効いているのか?
    • 上がることもあるから、単に湿度計の誤差や変動?
  • 寝る時も加湿する人が居るようだが、暖房をしない場合、室温が下がって(相対)湿度が上がるので、(換気し過ぎなければ)不要なのでは?
    • 換気し過ぎず、余り結露しなければ、室内の空気中の水分量は余り減らないので、絶対湿度も下がらないはず。
    • だから 僕は、寝る前に(暖房と一緒に)停め、朝は暖房が効いて湿度が下がる頃に入れることにした。
      • 夜に湿度が高くて下がらなそうな場合は、早目に停める。
    • 寝室が別の人は仕方ないか。
  • しょうもない製品・会社、的外れのレビュー(文句)、変な店など、いろいろあった。
    • しょうもない製品の例
      • すぐ壊れる。
      • 水漏れ
      • 補水時に蓋に付いた露で周りが水浸し。
      • 蓋を開ける時に火傷。
      • 倒すと、熱湯が どばっと こぼれる。
      • 重いけど持つところがない。
      • マニュアルが誤っている。
        • クエン酸洗浄できると書いてあるのに、実際にはできない。
      • スマフォアプリ対応をうたっているけど、アプリが まともに動かない。
      • メーカーも型番も製造国も書いてない。
    • サポートする気0の会社 (例: ジェネリック家電のY社)
      • メールなどは不可、フリーダイヤルは なく、有料電話(ナビダイヤル)のみ。。。
      • メーカー: 「修理は買った店に」 ⇔ 通販店: 「メーカーに」 → 実質修理不可
        • 保証期間内に壊れたら困る。
        • 修理受付している店でも、「まずメーカーに確認しろ」なので、ナビダイヤルでお金が むしり取られる。
      • メーカーページに製品が載っていない。。。 (検索しても出て来ない)
      • 上に比べれば、象印は とんでもなく親切で感心・安心した^^
        • もちろんフリーダイヤルだし、製品もちゃんとしている。蓋(ちゃんとロックが掛かる)を開けても水浸しなんてことはない。
      • 上とは関係ないが、パナがスチーム型を出さないのは、熱湯の安全性の確保が難しいからか、ナノイーとか重箱の隅に こだわる技術馬鹿だからか?
    • 的外れのレビュー
      • 「湿度が上がらない。」: 加熱して水が減っていれば湿度は上がるはずだから、何かがおかしい。: 文句を言うだけでなく、考えればいいのに。
      • 「ガラスや壁が結露で びしゃびしゃ」: そもそもそういう器具だw 物理法則なので仕方ないよ。自分で調整しなくちゃ・・・
        • やっぱり考えてない感じ。
      • 「家電や家具などに白い粉。取れない」(超音波式): 大昔から既知の現象だが・・・
        • 何も調べずに買ったのだろうか?
    • 変な店
      • 嫌いなA→Z社
        • なぜか、旧機種が高く売られていた。
        • しかも、メーカー+「加湿器」の検索では最新機種は出てこなかった。
          • 型番では出た。
  • 残件
    • 正式な台をどうするか。
      • 今は予備の椅子に載せているが、なんか もったいないし、使いたい時に使えなくて不便。
      • 冬だけなので、それで いいかも。
      • あるいは、床置きでもいいのかも知れない。
        • つまづくと危ない?
      • → ちょっと思い付いて こしらえたものを試している。良さそうなら追記したい。 (1/15 8:04)
        • (1/15 16:27) 下のように、元々の遮音板に(元々の)脚を付けて台にして加湿器を載せ、(加湿器の箱を梱包していた)段ボールで囲って遮音してみた
        • 遮音性を高めるため、板を2重にし、なるべく大きく(高く)した。
        • 内部で音が反射して共鳴するのの防止と操作性を向上させるために前面を開け、同じく共鳴防止と強度を高めるため、中に斜めの板を付けた
        • まだ試作段階で、マスキングテープで仮止めしている。今日は洗濯物を部屋干したために加湿は必要ないので、明日試す。大丈夫そうなら ちゃんと作りたい。
        • 「防火管理者」が見たら烈火のごとく怒りそうだがw、さすがに発火は しないことを祈っている。
        • あと、湿気で板がフニャフニャにならないか気になるが、開口は大きいし、プロトは大丈夫そうだったので、試作版も大丈夫だろう。
          • もし駄目なら、内側に(窓に張った残りが かなり余っている)養生シートやPEのシートを張る手もあるが、更に可燃性が高まるという欠点はある。

試作版の遮音板は大丈夫そうなので、ボンドで接着して正式版にした。使わない時に小さくできるように、中の斜めの板の片方を固定せずにたためるようにした。多少のズレはあるものの、僕としては なかなか うまく行った。

ただ、何枚もの板で貼る面積が大きかったため、途中でボンドが なくなってしまい、最後の一枚は足りないボンドで付け、斜めの板は両面テープで貼った。前者は大丈夫そうだが、後者は力が掛かって剥がれそうだったので、布用接着剤で貼り直した。

それから、ガムテープやマスキングテープを剥がすのが(自分としては気を遣ったつもりだが、)無造作だったため、段ボールの表面の紙の剥がれがひどい。内側はともかく、側面が見苦しいので、あとで綺麗にしたい。

肝心の運転音に関しては、試作・正式版の防音板にしてから聞こえる時間が短くなったように感じ、そのおかげで以前より気にならなくなった。実際には加湿器の加熱時間は変わらないので、小さい音や高い音が聞こえにくくなったためと推測するが、防音板を大きくして席側を囲っているせいか、あるいは、単に慣れたせいか、両方かも知れないが、確かに良くなった。 (1/17 7:59)

 

(1/16 4:14 湿度の目標の基準の室温を記載、その他細かい修正)

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結構前からSpotifyで少し配信されて居たのを試しに聴いてがっかりしたので全然興味なかったが、今日 発売配信されたのを知って ちょっと試してみたが、やっぱり駄目だった。時間(とお金)の無駄だ。

  •  1枚目のメインのリミックスはオリジナル(1970, 2009リマスター)より音(音質, 音作り)が悪い。あと、アレンジ(ミックス)も悪い。
    • 音の悪さは2曲目の"Dig a pony"から感じた。特に、低音のドラム(バスドラ?)が潰れたような音だ。
    • 音がすっきりしていない、抜けが悪いという点で"Mono masters" (2009)に通じるものがある感じだ。
    • 3曲目の"Across the universe"もひどい音で、イントロから不自然な感じだ。それから、元々大げさな演奏なのに、コーラスが更に不自然になり、オケは更に大げさになってしまった。
    • ここまで聴いたところで嫌になって止めた。
    • 例の世襲プロデューサーのセンスが悪いのだろう。自己満足の改悪は止めて欲しい。
  • 2, 3枚目のセッションだのリハだのジャムは映画"Let it be" (1970)さながらの たるんだ演奏(感想の例: (3枚目)"Get Back - Take 8": 「以前の曲((2枚目)"Don’t Let Me Down - First Rooftop Performance")同様、気の抜けたサイダーもいいとこ・・・」)にがっかりした。(Spotifyの配信で数曲しか聴いてない)
    • がっかりするのも当然で、いい演奏なら当時出していたはずなのだ。出せないレベル(みんなが放り投げた)だったから、今まで残っていたのだ。
  • 4枚目のGlyn Johnsミックス(1969)は海賊盤で持っている(1970年版も)し、そもそも中身が余りおもしろくなかった(「オリジナルよりずっといい」とは言えない)ので、今出ても聴く気が起こらない。
  • 5枚目の"Let it be EP"は何のためにあるか不明で、やっぱり おもしろくなかったが、このセットの中では一番まともな気がする。

結局、僕にとっては、スペクターの労作であるオリジナル版(音質の点では2009リマスター)が一番いい。確かに、アレンジで やり過ぎな面もあるが、上に書いたように そのままでは どうしようもなかった素材を実にうまくまとめ上げたと思う。だから、"Let it be... naked" (2003)の音自体はシンプルでいいけど、やっぱりしっくり来ず、積極的に聴く気になれない。むしろ、-nakedが出てオリジナルの良さを再認識したくらいだ。

 

そして、なぜ、この5枚組にもなるデラックスなアルバムには「ルーフトップ・コンサート」が丸ごと入ってないのだろうか? 僕はこれが一番聴きたい。てっきり、2か3枚目がそうなんだと思って(良く確かめずに)掛けたが、違っていた。 → 映画(ドキュメンタリー)で出すからか。 ← 11/25から公開だそうだから、その前に音を出しちゃったらネタバレみたいになってしまうからか。

そして、そのあとにそのCDなどを(何種類も)売り出して、「二度おいしく」なるのを期待しているのか。もう、立派なビートルズ商法だ。

 

PS. 豆知識(というか知らなかったこと): 「リハーサル」の綴りは"rehearsal"だった。当てずっぽうで"reharsal"と打ち込んだら、スペルチェックで引っ掛かった。"hear"が入っているのは 分かるような気がするが、発音には出ないので妙な感じ。

他に、関係ないけど英単語関連で、同意・承諾(音は「コンセント」)を"concent"と打ったら違っていて、"consent"だった。前者は日本の「コンセント」なのだが、単語としてはあるものの一般的ではないようだ。これを送ったら笑われるところだったw

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iPhoneで定期撮影できるカメラアプリは、どういう訳か無料ではなかなかいいものがない。あっても大抵はタイムラプス動画用で、それ以外はかなり古いものが多い。標準カメラアプリのタイムラプスなんて謎仕様もいいところで、定期撮影には全く使えない。

また、iOSにはAndroidのAutomagicのようなまともなオートメーションアプリがない。いくつかのオートメーションアプリを検討したが、今はないか今一つだった。

  • Workflowは良さそうだったが、Appleに吸収されてiOS 13の「ショートカット」アプリ(以下、ショートカット: それにしても混乱させるひどい名前だ・・・: 英語版では"Shortcuts"(アプリ名)と"a shortcut"(ショートカット)と、どうにか区別できていたのだろう)になってしまったようだ。
  • 有名なIFTTTは、僕が詳しくないせいか、作れる処理が余りにも単純で(条件 → 処理(1個)の実行だけ?? しかも、処理はネットサービスだけ??)、この作業には使えなさそうだった。

それで、iOS 13に更新してショートカットを使うことにした。が、ショートカットの出来のひどさ(今気付いたが、これは元のWorkflowに由来していそうだ。他に、iOSの不自由さにもよるのだろう)に苦労し、イライラした。

やりたいのは、以下の処理である。

  1. バックグラウンドで動き
  2. 一定時間(例: 30分)ごとに撮影し、
  3. 画像をPCに転送する。

ショートカットとそのオートメーションでは、上のどれも容易にはできなかった。

まず、ショートカットやオートメーションはバックグラウンドで動かない。詳しくは試していないが、それらの画面が表示されていないと実行が停まってしまうようだった。更に、画面をロックしたら、オートメーションが自動実行する時にコード入力画面になってしまう。

→ そのため、画面を自動ロックしないように設定し、ショートカットの画面を隠さないように注意して使うことにした。画面を自動ロックしないということは、アイドル状態でも画面が暗くならないから焼き付きが心配なので、画面の輝度を最低(0)にするようにした。まあ、こんなに使いにくいiPhoneなんて滅多に使わないから、焼き付いたっていいけど、気分が悪いので一応配慮する。

その後、画面は液晶なので、いくらバックライトを暗くしても焼き付くかどうかには関係ないと思われるので、画面の輝度を最低にするのは余り意味がなさそうなことが分かった。まあ、バックライトの寿命を伸ばすとか寝ている時の眩しさを減らす意味はありそうだ。 (7/25 4:38)

次に、一定時間ごとに処理を実行できない。あるのは、指定時刻に起動するトリガ(1個しか指定できない)だけで、しかも、それは自動的には実行できない(指定した時刻には、起動するための通知・確認が出る)という素晴らしさ。。。(→ 参照) 「オートメーション」の機能にも関わらず、自動で起動しないって「アホですか?」と言いたい(海外の掲示板でも嘆かれていた)。

→ そのため、スクリプティングの繰り返し機能を使って、撮影間隔の時間分(30分)待つようにした。なお、撮影・処理や転送に意外に時間が掛かるようで、毎回30分待つと撮影時刻が段々遅れるので、1回の処理時間(約25秒)分短く待つようにした。

本来は、処理開始時刻を保存し、処理が終わってから少し(例: 10秒)待ち、その時の時刻から経過時間を計算するのを繰り返して確実に30分待つべきで、そうしたかったが、ループから脱出する方法がないなど、余りにも使いくく・分かりにくくてくじけ、安直な方法にした。そのため、今度は早目に撮影されることも起こるようになった。。。

→ やっぱり、決め打ちの待ちをすることや撮影時刻がずれるのは気に入らないので、上記の処理をどうにか実装した(下のショートカット「1日分の撮影」中の[撮影間隔(30分)を空ける]の部分)。 (ループから脱出の代替手段の参考)

→ 更に調べた結果、今までは定数しか指定できないと思って居た待ち時間に、変数を指定する方法が分かり※、上記のループは不要になった。これができたおかげで撮影間隔の精度がかなり上がった。

※待ち時間の数値を長押しするとオプションが出る(繰り返しの回数も同様; 参照)。分かりにくいことこの上ない。数字すら直接入れられず、▲▼のボタンでしか値が変えられないフィールドに変数が指定できると思えたり、そこを長押しするとオプションが出るなんてことを思い付く人は、まさに超能力者だ。普通はオプションは「歯車」じゃないかなあ、あるいは、その部品の地の部分を長押しでもいいけど、フィールド長押しは掟破りだ・・・

また、制限は多いものの、確認なしでオートメーションを実行できる方法(裏ワザ?)を見付けた。それは、「おやすみモード」をトリガにするもので、一日1-2回なら、固定時刻に自動的に起動できる。例えば、トリガをおやすみモードがonになった時にすれば、毎日1回、おやすみモードの開始時刻に自動実行できる。

まあ、普通に使う方だと、昼夜関係ない時におやすみモードになるのは困るだろうから、余り汎用性はなさそうだ。

最初はそうしていた(1日分の撮影をおやすみモードで毎日開始するようにした)。が、良く考えると不便(一旦停めたら、起動時刻を調整しないと翌日まで開始しない)で馬鹿らしいので、1年分の撮影をするショートカット(1日分の撮影を約365回繰り返す)を作って、それを手で起動するようにした。スクリプティングでは無限に繰り返すことができないので、とりあえず1年にしたが、さすがに1年間も停めずに撮影することはないので、これで充分だ。

ショートカットやオートメーションがバックグラウンドで動かないのや、多くのオートメーションが自動で起動しないのも、Appleがセキュリティにうるさいからだと思う。元々Workflowは社外のアプリだったので できなかったのだろうし、Appleに吸収されてショートカットになっても、まだそういう改良はしていない(する予定もない??)のだろう。ガチガチで不便この上ない。

画像を(自分の)PCに転送するのは、いろいろ頑張ればできそうだが、ここまでで呆れ果てたので、安直にDropboxに送るようにした。その機能はあったので助かった。

最初は画像をメールで送ろうとしたのだが、なぜか、画像が添付されずに空のメールしか送れなかったので、Dropboxにした。結果的に、メールより手軽でいい。

他の問題は、カメラで撮影する時にシャッター音が出てうるさいことがある。

→ 撮影に無音カメラアプリを使えばいいのかも知れないが、できるか不明だったので※、とりあえずテープでスピーカーを塞いだ(イヤフォンジャックにプラグを挿しても効かないようだ)。ただ、まだ音は聞こえて、時々ちょっと驚いたり、盗撮されているような気分になるw

※別のカメラアプリは ショートカットからは起動しかできず、撮影できないので使えなかった。まったく不便だ・・・ あと、iPhoneのスピーカーは下と上(耳に当てる部分)にあるということを知って、愕然とした。美しさ()を自慢するiPhoneが そんなんでいいのかよぉ。そういう訳で、シャッター音を小さくするには両方を塞ぐ必要があるそうだ。 (7/25 12:43)

 

結局、以下のような処理(ショートカットのプログラム)を作った。

1日分の撮影

  1. [1日分の繰り返し] 以下を48回(24時間/30分= 48回)繰り返す。
    1. 現在の時刻を変数t0に格納する。
    2. 画面の輝度を最低(0)にする。: 手で明るくした場合に備えて。
    3. 背面カメラで撮影する。
    4. 撮影した画像のサイズを小さく(幅: 750画素)する。
    5. それを左に90°(-90°)回転させる。: iPhoneを横に倒しているため(回転方向は左か右かあやふや)。
    6. それをライブラリに保存する。
    7. 最新の画像をDropboxに送る。: 本来は上で保存した画像を指定すべきだが、この処理が外部のショートカットのため、方法が今一つ分からなかった。
    8. [撮影間隔(30分)を空ける]
      1. 現在の時刻を変数t1に格納する。
      2. t1とt0の差(秒)を求め、変数dtに格納する。
      3. (1800-dt)秒待つ。

1か月分の撮影: 余り意味はないが、処理単位を明確にするために作った。

  1. 以下を31回繰り返す。
    1. ショートカット「1日分の撮影」を実行する。

1年分の撮影: これをホーム画面に置き、手軽に定期撮影を開始できるようにする。

  1. 少し(例: 5秒)待つ。: 画面のタッチによる本体の揺れが収まるのを待つため。
  2. 以下を12回繰り返す。
    1. ショートカット「1か月分の撮影」を実行する。

この方式にはいい点が少しだけあって、撮影した画像をDropboxに送るようにしたので、PCを停めていても画像は転送し続けられ、それらはブラウザで見られ、PCがそれらの画像で溢れないことだ。もちろん全部、iOSでなくDropboxのおかげだwww

なお、画像サイズを小さくしているため(1枚100KBくらい)、Dropboxの無料アカウントでもほとんど無限に保存できそうだ。もし不足したら、PCに送って削除すればいい。

 

PS. 撮影には関係ないが、iPhone 6sは なぜかセルフパワーハブからは充電できず(Nexus 4や臭いはセンサはできる)、一晩動いた末に電池が空になり掛けた。仕方ないので、専用のACアダプタを追加した。全く面倒なことが多くて、本当に大っ嫌いだ

 

(7/25 12:57までに さまざまな加筆・修正)

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