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今まで知らなかったのだが、WordPress(以下、WP)の言語設定には2種類ある。: 1つは本体の基本的な言語設定、もう1つはUIの言語設定である。それらの設定は以下である。

  • 基本的な言語設定: Settings(設定) → General(一般) → Site Language(サイトの言語)
  • UIの言語設定: Users(ユーザー) → 各ユーザーのプロファイル  → Language(言語)

※英語版UIの表記を勘で日本語にしたものを()内に書いた。

WPに限らず、僕は日本語化されたソフトのUIの文言が分かりにくくて※イライラするので、可能なものは英語表記で使っている。WPも そうして居た(基本設定を英語にしていた)。それで大きな問題はなかったのだが、例えば以下の問題があった。

  • 月ごとの投稿ウィジェットのプルダウンに年月が英語で出る。
    • ウィジェットの表記の設定は変更できない。
  • 投稿編集画面の単語数がおかしい。
  • 投稿のExcerpt(抜粋)が全文になってしまう。
    • 例えばRSSフィードに使われる。

※日本語表記が分かりにくい・嫌な理由は山ほどある。以下に例を示す。

    • 訳自体が不適切で本当の意味が分からない・誤解する・ぼやける。
      • → 元の英単語を想像する羽目になる。
    • 部分ごとに言葉が ばらつくことがあって紛らわしい。
    • 検索したい英単語(例: 本来のコンセプトや用語)の日本語に相当するものが分からないと、検索できない。
      • カタカナ語や英字の略語になっていても、それが正しい英語の用語でないこともあって ややこしい!
    • 日本語には さまざまな文字種があったり単語に切れ目がないために、検索が煩雑・うまく行かない。
      • 関連すること: 日本語の正規表現での検索も可能なのだろうが、したくない!
    • サポート依頼する時に、元の英単語を調べるか想像する必要がある。
      • 一方、英語で使うと、このブログのように日本国内に向ける場合に日本語の単語を想像する必要がある。

近頃 最後の問題に気付いて直したくなって調べたら、上述のように2種類あることが分かった。想像だが、基本的な言語設定を日本語にすると、WP Multibyte Patchというプラグインが働くようになって、日本語の抜粋(といっても、通常は先頭の決められた文字数を出すだけ)が正しくできるようになるのではないか。

それでも投稿編集画面の単語数は おかしい。難しいのは分かるが、行数を出すとかして欲しい。

それで、基本的な言語を日本語に、UIを英語に設定したら、万事うまく行った

ように思えたのだが、それでも日本語で出る箇所がある。ほとんどはプラグインで、例えば(いつも問題の多い)All in one securityである。UI設定を見ていないのだろうと思うが、英語で出る箇所もあるので、詰めが甘いようだ。他のものにもあって、それぞれサポート依頼したり自分で直すのは面倒なので、我慢する。

そして、良く考えると、そもそも 他の多くの多言語対応しているソフトのように、基本的設定を英語にしても「ちゃんと」動くべきで、プラグインが悪いのではなく、WPの作りが悪いのである。長年Multibyte Patchに頼っているのは手抜きの証拠だ。とは言え、それはプラグインよりも どうにもならないので、我慢するしかない。

以前も書いた気がするが、これ以外にも問題(特にセキュリティ)が多いのでWPから脱出したいが、なかなか面倒だし、同じように使えるものがあるかも分からない。

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