嫌いじゃないけど大好きな、森高w

 

この、余りにも決まり過ぎた鋭い外見に参ってしまう(思わず吹き出すくらいだ)。今はどうだか知らないがw

 

PS. ところで、「ファイト!!」(1991)の歌詞には、今だったらいじめと疑われそうだと心配しそうなところがある。

後輩の背中を笑ってたたいている

って、疑う人居るよね。

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実家で聴いたスマフォ(AQUOS sense lite)の音が大変悪くて、以前設定したイコライザを使ったり、再度耳で調整したのだが、どうも今ひとつだった。それで、もちろんスマフォに多くは求めないながらも、興味が湧いたので、どういう周波数特性なのか測り、その結果でイコライザを調整してみようと思った。

実は、そもそもは年末に修理から返って来たオーディオインタフェース(Focusrite Scarlett Solo)の動作確認に、PC(オーディオ)のスピーカーの特性を測定しようと思っていたのだが、スマフォの特性が気になったので、そっちをすることにした。なお、スピーカーの特性も測定したが、問題なかった。

手で持って聴く場合を想定して、(いつものように段ボールで)簡単なホルダーを作って測定してみた。すると、耳は全然あてにならないことが改めて分かって、毎度のことながら愕然としたw

なお、スマフォの特性を測定するには、PCの出すテスト信号をスマフォから出す必要があるが、PCのスピーカーと違って普通には出力できない。僕のスマフォでは(ネットのテザリングとは違って)AndroidがUSBのサウンドデバイスになることはなさそうなので、マイク端子に音を入れてスピーカーから出すアプリを使おうかと思って探したのだが、どうも直接的でなくて気に入らなかったので更に検索したら、すごく丁度いい方法があって助かった(→ 参照)。

それは、LinuxのPulseAudio(サウンド系)が出す音をネットでスマフォに送ってスピーカーから出すという、最も直接的な方法である。PulseAudioはなかなか高機能で、音をネットに出すこともできるようだ(JACK Audioでもできるようだが、やったことがないし、やるのは怖いし面倒だw)。スマフォ側は、それを受けるアプリ(Simple Protocol Player)をインストールして動かしたら、無事に音が出た。

ただし、使うイコライザ(例: Equalizer Pie(後述))によってはSimple Protocol Playerの音に効かないので、その時にはSoundWire (free)というのを使った。どうしてか、PulseAudioと違ってかなり(数秒)遅延があるのだが、特性を測定するソフト(REW)でトリガー音で測定開始するようにしたら、うまく測定できた。

SoundWireと同様の方法にVLCを使うのもあったが、やっぱり遅延が大きく、トリガー音で測定開始できることに気付く前だったので諦めた(トリガー音を使うなら、SoundWireよりも手軽でいいと思う)。エンコード用バッファの関係で遅延するのだろうか?

(1/4 4:50) スマフォの通信データ量をチェックして驚いたのだが、PulseAudioの転送はデータ量がとんでもない(測定のために1-数時間使っていただけで、1GB近くに達していた)ので、間違ってモバイル回線を使わないように注意が必要だ。圧縮していないせいはあるにしても、随分多い。また、SoundWireもPulseAudioの1/3程度と多かった。

耳で調整した時には、2kHzや4kHz辺りに山があるように感じた(その辺りを下げたら、感じが良くなった気がしたため)のだが、実際には山は7.5kHz付近にあった。。。

特性を見たら、2kHzや4kHz辺りなんて平らもいいところで、僕の耳は節穴かと言いたいが、聴覚特性に関係しているのかも知れない。等ラウドネス曲線では500Hz-4kHz辺り(特に4kHz)の感度がいいから大きく聞こえることや、錯覚のようなものがあるのかも知れない。

あと、うすうす感じては居たが、このスマフォは中低音が全く出ず、700Hz以下は期待できない。ここまではっきり出ないと、その割り切りに却って感心するw (某●ニー社とかだと、「何とかベース」とか言って、重低音を無理やりして出して宣伝しそうじゃないですか) 逆に、超高域(15kHz辺りまでは余裕だし、20kHz辺りまでも何とか)が出ているのが意外だし不思議だ。

それで、中低域は諦めるとして、イコライザアプリ(Equalizer Pro)で補正してみた。まあまあ山が下がったのだが、Equalizer Proは7.5kHz付近の調整ができないので、今ひとつ納得できなかった。それで他のイコライザを探したら、7.5kHzの近くの6.3kHzや10kHzが調整できる、Equalizer Pieというのが見付かって試してみたら、かなりいい感じに補正できた

ただ、どういう訳か、Equalizer Pieはイコライジングできるアプリが少ないようで、Spotifyには使えるのだが、YouTubeアプリやOperaには使えない。まあ、Spotifyに使えれば問題ないのだが、なんか気に入らないので、Equalizer Proを再調整してみたら、許せるくらいになった

最後に、実際にYouTubeにアップロードされていた曲(Sugar 「ウエディング・ベル」(1981))の冒頭に対して適用した例を示す(あらかじめ済みません(どうでもいいけど"Apology in advance."ってあるのだろうか?)。フリー音源を見付けるのが面倒だったので、好きな曲を使いました。権利者の方からクレームを頂いたら取り下げて入れ替えます)。

補正によって、高域のギラギラした感じ・うるささが大分改善された(でも、音量の違いやオーディオのスピーカーで聴くせいか、今聴くと余りうるさくない?)。ただ、オーディオのスピーカーでは中低域がちゃんと出ているので、そっちを聴くと「ああ、やっぱりこれだよなー」ってなってしまう。

てな訳で、このくらいの測定・調整なら、手軽にできて楽しいものだw

書いたあとで思ったが、楽器の音(調律ではない)は耳で作るのだと思うが(これはこれで、すごくおもしろそうだ!)、オーディオ機器・装置は耳では無理だろう。もちろん、後者は、あくまでも無色透明な音、平坦な特性を目指す僕の指向での話である。

 

PS. 測定中にスマフォがホルダから落ちてしまって、コネクタから着地して割れちゃったかなとか慌てたが、運良く無傷だった。

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実家「に」の間違いでなく、「から」である。自分の部屋に帰って、ようやくホッとした。

自分が西洋かぶれしたとか体力が落ちたせいかも知れないが、昔ながら(といっても昭和)の日本の家は人間工学(今だとユニバーサルデザイン?)とは対極なのではないかと、強く思った。実際、今の建築や家具はほとんど西洋式ではないか。

例えば、こたつ(掘りごたつでも)も寝る時の布団も、もちろん座布団も、座る時も立つ時もすごく体力を使う。脚だけでなく腕まで使う。たった数日間で、脚や腰はもちろん、腕も指まで痛くなった※。更に、こたつは寸法が身体に合っていないので、不便なうえに窮屈で休まらない(まあ、窮屈という点では家全体がそうだが)。座椅子なんてあっても、安定しないから全然楽じゃない。そして、もちろん、寒い。

※茶道・華道、あるいは正式な場面では、立つ時に「どっこいしょ」などと言わず、腕や手も使わず(= 四つん這いにならず)、脚も広げずに立ち上がるのだろうが、そんなふうに美しく振る舞うのが本当に可能なのか、結構不思議だ。随分無理しているのだろうか。僕も昔はできた覚えがあるから、みんな若くて体力があるのか?w

寒さに関しては、自分の部屋に帰って来た時の室温は、実家で暖房が(ようやく)効いた時より低いくらいなのにそれほど寒く感じないのに気付いた※。どうも、実家の居間(茶の間)は奥にあって日が当たらないので、気分的な要因もあるようだ。なぜそんな辺鄙なところに居間を置き、日の当たる「いい場所」を普段は使わないようにしたのか疑問だが、作った人は余り何も考えなかったのだろう。母もそれにならって、暗くて寒い居間で日々過ごすのを何とも思わないようだ。

※後から考えれば、暖房が効いた温度と暖房なしの温度が同じってことは、前者で暖房がなかったらすごく寒いってことか・・・

窮屈で日も射さない寒い部屋でずっと何もしないで居て、動こうとするたびに足腰を酷使するのがとても苦痛ですごく疲れたので、某メンバー元CEOにならい、新年そうそう逃亡したw

想像ではあるが、日本人の寿命が伸びたのは生活の西洋化の恩恵が大きそうだ。江戸やそれ以前は昭和以下だったと想像するが、どうして日本人は何百年も苦痛・不合理な生活に我慢して来たのか、不思議に思う。普通に暮らしていれば、どうにか苦痛から脱したくなるはずで、誰かは(例えば西洋的な)もっと楽なやり方を思い付くだろうに・・・ まあ、思ってもしないのが日本人なのか、昔はああいう造りが身体や習慣に合っていて実は楽だったのか。良く分からないが、僕は断然現代=西洋がいい。何でもいいとは言わないが、平均値では断然西洋だ。でも、「日本古来の伝統や文化」を重んじる人はそういうのもちゃんと復活させて守って欲しい(北欧のお嬢さんのように)。でも、僕は懲り懲りなので、押し付けないで欲しいですw

 

てなわけで、僕の2020年は今ひとつな始まりでしたが、今年もよろしくお願いします。

 

PS. 新年から詰まらない話題だけではおもしろくないので・・・ (と言っても、これもおもしろくないかも知れないが)

実家から帰る頃から、新年らしくモーツァルトのピアノ協奏曲 第25番※が聴きたかったのだが、今、ようやく落ち着いて聴き始められた。この曲なら、やっぱりフレイの(2010)が好みなので、それにした。もちろん、曲も演奏もいい。それ以外に、実家でのスマフォ(Spotifyをスピーカーやラジカセ・TVに出力)に比べて音質が余りにも良くて、すごく気分が良くなった。うーん、至福^^ (実家(「音質」もへったくれもなかった)で疲れた原因は、そういうところにもあったのかも知れない・・・)

※モーツァルトのピアノ協奏曲で新年らしい曲といえば、他に第23番(K.488)や第26番(「戴冠式」)なども思い付くが、今はこの曲が気分だ。

(16:36)

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ここ数日、「例のトリッキーなやつ」(先日の投稿の、Spotifyアプリのログから音量正規化のための値(RG値)を抽出して正規化する方法)が諦めきれず、悪戦苦闘していた。何度も諦めたのだが、そのたびにアイデアが出て来てしまって再挑戦する羽目になり、今日は随分いい感じになったのたが、やっぱり駄目だった。

記念(または証拠)に、最良の状態での動作光景を載せる。画面左上はRG値取得用Spotifyアプリ、右上はミュート(上側)・ゲイン調整+リミッター(下側)用アンプ、左下はミニプレーヤー、中央から右下は再生用Spotifyアプリである。曲間でのアンプの設定の変化や、プレーヤーの切り替わり(アプリ下部の緑の帯)に着目されたい(もちろん、手で操作している訳ではないし、マウスなどを自動操作するツールを使っている訳でもない)。

Spotifyアプリから音量正規化のための値を抽出して音量正規化している画面

動作の流れは以下である。

  1. Spotifyアプリ(音量正規化: off)が再生を開始する(またはトラックが変わる)のを待つ。
  2. アンプでSpotifyアプリの出力をミュートする。
  3. プレーヤーをRG値取得用Spotifyアプリ(音量正規化: on)に切り替える。
  4. その曲のRG値が取得できるまで(再生して)待つ。
  5. アンプにRG値を元に計算したゲイン(増幅量)を設定する。
  6. プレーヤーを再生用Spotifyアプリに切り替える。
  7. 曲の先頭に戻る。
  8. アンプのミュートを解除する。
  9. 再生を開始する。

基本動作はできた※のだが、試しに少し(15分くらい)動かしていたら、RG値取得用アプリとSpotifyサーバの通信ができなくなってRG値が取れなくなってしまった。再生用アプリの動作は問題ないので、短時間(RG値取得用アプリに切り替わっている時間は約2秒)で切り替えるとうまく動かなくなってしまうのかも知れない。まあ、再生し始めたと思ったらすぐに切り替えるなんておかしな使い方を想定していないのはもっともだから、仕方ない。

※本方式での音量正規化処理自体は、全く問題なかった。性能(音量の揃い具合)はSpotifyアプリよりも良かった(とはいえ、大差ではない)。また、前回(「と思いきや」のあと)失敗した、プレビュー版のRG値とは異なる場合が多かったので、そちらには得体の知れない値が入っているようだ。

あと、不思議なことに、投稿用に動画を撮り直そうとして再度動かしてみたら、プレーヤー切り替えのタイミングがずれて※、曲間で余計な音(RG値取得中または曲の先頭に戻る前の音)が出るようになってしまった(上の動画はボツのテイクを投稿用に少し編集している。でも、ちゃんと動いていたのは確かで、夢や幻や捏造ではないw)。だから、SpotifyのアプリもWeb APIも、こういうタイムクリティカルな用途には無理があるようだ。

※アプリの切り替え時間(= RG値の取得・処理時間= 曲間)は最初は4秒くらいだったのだが、それでは遅過ぎるので(結構苦労して)高速化・最適化したら不安定になったようだ。元の遅い版ならもう少し安定なのだろうが、それでは気分が悪いw それどころか、最初は1秒以内にしたいくらいだった。

そもそも、(前回も書いたが、)これをやりたかった理由の一つはダイナミックレンジをなるべく減らしたくないことだが、再度計算してみたら、Spotifyの音量正規化のQuietモード(基準音量: -23LUFS)を使っても2ビットも落ちないことが分かった※ので、ポップ音楽でそこまでこだわる意味は全くないから無理する必要はない。

※先日の試算では、音量を-23LUFSにするのに23dB下げると考えたが、それは誤りで、SpotifyがRG値の計算に用いているReplayGainの基準音量は-14LUFSなので、(-14-(-23)=)9dB下げる程度であり、それは(9/6=)約1.5ビット相当である。

あと、RG値取得用アプリが駄目になる問題は、例えば、通信できなくなったらしばらく(数分?)待ってアプリを再起動すれば回復できるだろうが、たとえ自動的にするとしても、再起動されるまでは聴けなくなって気分が良くないし、音量正規化のon/off切り替え時にアプリを再起動したくないからこの方法にしようとしたのに、(再生用ではないけど)やっぱり再起動が要るのでは馬鹿らしい。それに、上に書いたように、タイミングが変動して安定して動かないのでは、とても実用にはならない。

そんな訳で、結果的には無駄なことをして疲れたが、いろいろ(細かい)発見があっておもしろかったせいか、余りがっかりはしていない。むしろ、事前の予想どおり駄目だったものの、基本的には目論見どおりに動作して満足したし、方が付いてせいせいしたw

 

最後に、開発中に分かったことなどを少し書く。

  • Spotifyアプリを外部から制御するにはWeb APIとDbusの2種類でできるが、プレーヤーを切り替えて使う場合はWeb APIだけを使った方がいい。Dbusで操作すると、どのプレーヤーが対象か分からなくなったり、意図したプレーヤーが操作されなかったり、プレーヤーの切り替えがうまくいかない場合がある。
    • Web APIはかなり遅い(数百ms/回)のでDbus(数十ms/回)で高速化したかったのだが、残念ながら駄目だった。
  • SpotifyのWeb APIを短時間に頻繁に使うとサーバがエラーを返すようだ(本文に書いたエラーもこれと同様)。HTTP 500なのでアクセス制限(rate limit)ではないようだが・・・
  • 更に、頻繁に使わなくても謎の動作をする場合がある。Dbusを使わなくてもおかしくなることがあるようだ。
  • 曲の開始直後に先頭にシークすると前の曲にジャンプしてしまうようで、少し待たないといけないようだ。
  • Linuxのサウンド系には謎の損失(音量低下)があるようで、どこかで4dBくらい音量が下がる。PulseAudio(実際にはALSA)からJACKに入るところか、JACKからサウンドカード(実際にはALSA)に出るところかと想像している。
    • ポップ音楽用の音量正規化の場合、目標の音量をReplayGainと同じ-14LUFSにしたので、理論上はアンプのゲインをRG値そのものにすれば良いはずなのだが、この損失を戻すためのゲイン(4.5dB)を加算した。
    • なお、クラシック音楽用ではその損失を加味して、4dB下げるだけで目標の音量(-23LUFS)になった。
  • (書いても誰も分からない気がするが、)本方式の制御プログラムでは、2つのイベント入力(SpotifyアプリのログとDbusのイベント)を混ぜて受信することで、両方ともタイムアウトなしの受信にすることができ、イベントに対するレスポンス時間の短縮と負荷の軽減ができた。でも、本文に書いたように、高速化したら逆効果だったようだw

 

PS. それにしても、昨日(12/29)までは年末という気がしなかったのだが、今日(12/30)になったら急に「今年ももう終わりか」モードになって、妙に慌ただしい気分になってしまった。そして、「年末なのにプログラミングなんてしている場合かっ?」て気もしたが、特に他にすることもないので問題ないw

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近頃始まった話ではないのだが、僕は自分でも妙だと思うタイプミスをする。例えば以下だ。

  • で → 「て」、が → 「か」
  • l → "1"

キーが隣とかなどは分かるが、そうではない。どうも、読みや見た目で間違うようだ。僕はそういう風に文字を打っているということなのだろう。読みでの誤りに関しては、頭の中でそういう音を出して(読んで)打っていると考えれば腑に落ちる。しかし、見た目に関しては、別に(80年代のようにw)紙のリストを見て打ち込んでいる訳じゃないので、全く謎だ。

見た目について考えてみた。思い出すと、それはプログラムを入れる時に起こった。打つ時は頭の中にプログラムが浮かんでいる(でも、ずらっとしたリストではなく、打ち込みながら、「トラックのRG情報を計算する」のようなふわっとした処理内容から漠然とした行が浮かぶ)のだろうが、プログラムのキーワードは文章のようには読めないので、見た目で間違うのではないか。

余談だが、"l"と"1"は間違うが、"l"と"I"はフォントによっては区別が付かないけれど、おそらく間違わない気がする。これも理由が良く分からないが、昔の小型タイプライターは"1"と"l"を共用していたせいか? (確か、"1"のキーはなかった気がする。) ← うわ、Courier Newだと、"l"と"1"の区別が付かないよ・・・

逆に、英語の文章は読んで打つらしく、"l"と"r"を打ち間違う(というか、どっちか分からない※)ことがあるが、それは読みではあるけど次元が違う問題だw

※「計算機」や「図書館」は鬼門だ。打つスピードが必ず下がる。しかも、大抵間違っているw

仕事をしていないのでボケが始まったのかとも心配したが、まあ、プログラミングはできるから大丈夫だろう・・・

 

でも、もしもいつか完全にボケてしまって、パスワードマネージャのマスターパスワードを忘れたら、それから一体どうやって暮らして行けるのかと心配になった。手帳に書いておいたって、きっと(その存在すら)分からなくなるはずだ。会社に良く居ると言われる情弱おじさんのように、ポストイットに書いてディスプレイでも貼っておく? (でも、今は、それはそれほど悪くないらしい) いや、それも意味が分からなくなるはずだ。

まあ、その時はパスワードマネージャを使う必要がなくなっている(PCを使うことすら思い付かない?)から問題ないのだろうか?

そもそも、そういうITのない生活に戻るってのは想像の域を遥かに超えている。そうなる以前前に、いつかPCは終息するのだろうが、その時に、今蓄えているデータはどうなるのか、新しいものに移行できるのか、する気力はあるのかなどと、ちょっと心配している。

例えばデータフォーマットの問題だ。いつか廃れてアクセスできなくなってしまう。JPEGやPDF、HTMLだって永遠に有効ではないだろう。データベースなんて結構危ないな。MP3やFLACはどうなんだろうか。そういう世の中は他人事ならなかなかおもしろいが・・・ 最後はプレーンテキストとか紙とか石が最強なのかね・・・

でもまあ、急にそうなる訳ではないだろうから、まあ、おいおい考えればいいかw

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昨日、血圧で医院に行った。先週、随分低い日があったので相談したら、一時的なものは問題ないとのことだった。そこまでは良かったが、平均値とか値の変化を見ないと分からないと言い出し、血圧を記録する手帳を渡して来た。「いや、もう持ってるから」と思って返したら、

次からは忘れないで持って来て下さい。

だと。は? お前は(昨日だけでなく、今までずっと)「手帳を見せてくれ」なんて言わなかったし、血圧の値すら聞かなかったではないか! (昨日だって、「薬を出す」と言われてこっちから相談するまでは、値の話なんて全然出なかった) だから持参するのも(スプレッドシートからの)転記も止めたのだ。その場はやり過ごしたが、帰宅してからムカつきが高まってきた。今はもう、完璧に行く気がなくなっている。

技術はあるのだろうが、患者が多くて忙しいにしろ、あんないい加減な対応では駄目だと思ので、別のところを探すことにした。窓口の方や看護師さんは良くて元気が出たのに残念だが、肝心の医師がクソでは信頼できない。特に、血圧なんてずっと掛かるのに、ああいう輩ではちょっとどころか一万%遠慮したい。

ただ、近くにそこ以外の内科の医院がないのが問題だ。何とか歩いて行ける範囲にはあるが、具合が悪い時が心配だ。でもまあ、「その時はその時」だ。

気分の悪くなる病院は最低だから。

結果論ではあるが、患者への対応の良さに関しては、血圧で最初に掛かった医院が良かったようだ。が、切ってしまったものは仕方ない。でも、謝罪してそこに戻るのもいいのかも知れない(でも、止めた時の投稿を見たら、ずさんなところがあると書いてあったので、駄目かもな)。

それにしても、田舎の欠点はいろいろあるな。。。 とは言え、都会でもひどい医院・病院が多かったのも確かだ。

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Spotifyの音量正規化の改良では散々試行錯誤したが、ようやく自分が納得できるかたちで実現できた。もちろん、結果(性能)も全く問題なかった。音量(Integrated loudness)の値は全く問題なかったし、随分聴いてみたが、(自作とは全然違って、)我慢できないほどうるさい曲(演奏)※も小さ過ぎるものもなく、随分手を焼いていた曲もあっさり大丈夫だった。これなら気楽に聴いていられそうで、ようやく目的が達成できた感じだ。

※正確には、「うるさい」と感じる演奏はある。が、その音量値は全く異常でなかった。ということは、音作り(周波数分布や音質の悪さ? いわゆる「海苔波形」?)によるのか、僕との相性が悪い(音の好みや聴覚のラウドネス特性とのズレ?)のだと思う。実際、不思議なことに、アンプの音量を小さくしていても、いつもうるさく感じる演奏はやっぱりうるさく感じる。つまり、「うるさい」は音量が大きいだけではないということだ。まあ、語義からしても当たり前か。

以下に試行錯誤の経過や内容を書く。

前回の投稿ではSpotifyの音量正規化のNormalとQuietを手で切り替えて使うと書いた。そして、前回も書いたが、音量を揃える(増やす)ために増幅してもそれほど音質が劣化しないことが分かったので、その方法を詳しく検討した。基本的には、単に(ソフトの)アンプで増幅すればいいのだが、使う要素(アンプの種類)や増幅する量を最適にしようとしたのだ。

まず、以下を試した。増幅量は+11dB(-23LUFSを-12LUFSにしようとした)にした。

  • JACKのjack_mixerのボリューム:音は悪くない感じがした。 → その後、長時間聴いたら耳閉感が起こった。
  • PulseAudioのボリューム (Spotifyのsink-input):音が悪い感じがした。わずかに耳閉感が出た。

PulseAudioでの増幅で音質劣化がありそうだったので、何種類かの増幅量で歪率を測定したが、オーバーフロー(0dBを超える)しなければ(+15dBくらいまで)は問題なさそうだった。それで、実際の曲で試したら、ポップ音楽でも意外にダイナミックレンジが広いようで、+9dBでも簡単にオーバーフローした。

それで、リミッターでオーバーフローしないようにすることにした。PulseAudioで増幅してオーバーフローすると、その時点で歪んでしまうので、あとにリミッターを入れても無意味なので、JACKのアンプ+リミッターの構成にすることにした。リミッターにもいくつかの種類があり、以下でオーバーフローさせて試したが、いいものは少なく、結局、Fast Lookahead limiterを使うことにした。これには入力にゲインがあって、それがアンプの役割をするので丁度良かった。

  • Fast Lookahead limiter: 一番いい感じ。過大入力でも、自然な音で0dBを超えないように制限される。
  • Wave Shaper (Sine-Based): 過大入力(例: +17dB)で音が変わる(歪む)。
  • Simple Limiter (Peak Env. Track.): 過大入力(例: +17dB)で「ワウワウ」になる。
  • Calf Sound GearのCalf Stereo Tools: 最初は良かったが、長く聴いたら耳閉感が起こった。
    • 後述のNon Mixerにした時に、バイパス機能とSoftClip(リミッター)があるので試した。

それから、Spotifyの音だけを増幅したいので、SpotifyのJACKへの出力を独立にし、更に、ポップ音楽用とクラシック音楽用で増幅をon/offする必要がある。

その前に、いつも評価用に使っている曲をSpotifyの正規化(Quiet)+増幅(+9dB)で試したところ、殆どのポップ音楽は問題なかったが、"Speak to me"は駄目で、Normalと同様な不自然さがあった。原因を調べたら、前回の投稿の付録に詳しく書いたが、オーバーフローがリミッターでカットされる時間が長いためだと分かった。それで、増幅量を+6dBに減らし、リミッターの回復時間を長く(2秒)にすることで不自然さを緩和した。回復時間を"Speak to me"の鼓動の周期より長くすれば、ずっと音量が下がったままになるので、不自然さが緩和されるのだろう。完璧ではないが、"Speak to me"のような曲は例外的だから許容できると考えた。ただ、他の曲が不自然になるかも知れないので、その時に調整したい(今のところは問題ない)。

結局、以下の3つのモードを作ることにした。

ポップ向けでの増幅量について: 通常のReplayGainで正規化する(あるいは、0dBまで目一杯出す)他のプレーヤー(具体的にはgmusicbrowser, GMB)と音量を揃えるにはなるべく上げる方がいいが、前述したオーバーフローによる劣化も嫌なので、試行錯誤(勘?w)で決めた。+7dBだと、SpotifyのQuietモードでの基準音量 -23LUFSを-16LUFSまで上げることが期待できる(当初は+10dBして-13LUFSくらいにしたかったが、やり過ぎのようだ)。

3つのモードはミニプレーヤーのボタン(右端の"Sp", "S", "-")で切り替える。音量正規化の有無はSpotifyを再起動すればいいが(とはいえ、重いから避けたかったが、それ以外に方法がないので仕方ない)、JACKのアンプで外部から制御できるものがなかった(後述するように、実はそうではないが、当時はそう思っていた)ので、増幅の有無の切り替えが困難だった。それで、接続(配線)を変えることにした。簡単に書くと、以下のように切り替える。

  • 増幅あり: Spotify → アンプ → ミキサー → 補正用イコライザ → 出力
  • 増幅なし: Spotify → ミキサー → 補正用イコライザ → 出力

なお、なるべくSpotifyを再起動しないで済むように、右クリックで音量正規化モードの切り替えを逆順にできるようにしたのだが、順番を覚えていないためにやっぱり再起動になる羽目になるので、マウスオーバーでガイドを出すようにした。

なお、プログラム(xdotool)でリミッター(アンプも兼ねる)のEnableボタン(中央付近)を押すことでも、増幅の有無の切り替えが可能なので試してみたのだが、勝手にマウスが動くと(その後自動で元に戻しても)結構ストレスに感じるし、その時の操作状態によっては誤動作・操作することもあるので止めた。

その後、モード切替のたびに接続(配線)を変えるのは全然スマートでないし、遅いし、JACKサーバへの負荷が重そう(頻繁に繰り返すとおかしくなりそうな気がした)なので、避けられないか考えた。それで、以下の2種類を順に試した。

  1. OSC(Open Sound Control)という仕組みで外部プログラムから制御可能な、Non Mixer(エフェクタも入れられるミキサー)を使い、リミッターの増幅量を変える。
    • Non Mixerはエフェクタのon/off(Bypass)を外部プログラムから制御できないので、増幅なしの場合にはリミッターの増幅量を0dBにすることで、offの状態にした。
    • この方法には実用上は何も問題がなく、充分良かったのだが、微妙に気に入らないために別の方法を探して、次の項のjack-rackになった。例えば、以下が気に入らなかった。まあ、車で言えばトヨタのように、「ソリが合わない」ってやつだろうかw まあ、jack-rackが駄目なら戻ればいい。
      • 外部からBypassが制御できない。ゲインでもできるけど、何か直接的でない。
      • 大げさ: ウインドウが無駄に大きいけど小さくできない(確か、一番幅を狭くした状態がこれ)。
      • 名前が悪い(結構真面目に良くない)。「おフランス」なのだろうか?
  2. MIDIでjack-rack(エフェクタを入れるソフト)を外部プログラムから制御し、リミッターのon/offを切り替える。
    • 試行錯誤の結果(以前試した記録が役に立った)、MIDIを使う方法が分かり、どうにかjack-rackも制御できるようになったので、リミッターのon/offが外部から制御できるようになった(のEnableボタンを押すのと同じ効果)。
      • ただし、ちょっとしたバグがあり、jack-rackの起動後にMIDI設定のダイアログが出てしまうが、仕方ない(これを自動で閉じるようにしたら動作がおかしくなってしまったので、手で閉じることにしている)。
      • ↑面倒だし目障りなので、xdotoolで"OK"ボタンを押すようにして自動で閉じるようにした。ただ、ウインドウサイズが変わると予期せぬ事態が起こりそうだ。 (18:19)

MIDIについての特記事項を以下に列挙する。

  • JACKサーバ: MIDIドライバ(midi-driver)に"seq"を指定する。
    • 上記設定をすればa2j_control(a2jmidid)は不要と思われる。
  • MIDIの配線: 当然ながら、JACKで、外(ALSA?)からのMIDI情報の出口(僕の環境では"Midi-Through:midi/playback_1")と制御対象の要素(jack-rack)を接続しておく(図左側の赤線)。
  • MIDI制御情報の送信: sendmidiコマンドを利用した。他にもあるが、僕には一番使いやすかった。
    • 実行例: sendmidi dev "Midi Through Port-0" ch 1 cc 0 0: (僕の環境・設定において)jack-rackの"Enable"をoffにする。
      • 注: 上記MIDIデバイス名はJACKでのもの(一つ上の項に書いた)とは異なる(ALSAのもの?)。sendmidi listコマンドで名前を確認すること。
  • jack-rackの設定: 制御したい要素(例: ボタン)上で右クリックすると設定ダイアログが出るので、そこにチャネル番号(sendmidiのchに指定する番号)とコントローラー番号(sendmidiのccに指定する番号。正式な名称は不明)を設定する。
    • この方法がなかなか分からなくて諦めていたのだが、jack-rackのgithubのページでようやく分かった。
    • Enableについては、設定値に127以上を指定しないとEnable状態にならない(Disable状態にする時は0でいい)ので、0と256を指定することにした。
    • あとで使うかも知れないので、Input gainとWet/dryも設定できるようにした。
  • どうしてか、(音と違って)JACKでの正式なMIDIのポート名は"system:midi_playback_1"のような分かりにくいものになり、起動のたびに番号が変わる感じで(要確認: 思い違いかも知れない ← クライアント(jack-rack)側の名前の番号は、起動順序で変わるのかも知れない)、自動で配線を保存・復元する機能がうまく動かなかった。それで、現在使っているMIDIの線は1本と少ないので、自動保存・復元の対象にせずにJACKの起動スクリプトで個別に配線することにした。
    • JACKの設定などで直るのかも知れない。
    • ↑JACKの設定ではなく自動で割り振られるようなので、JACKサーバ起動時にMIDIポート名の変換テーブルを作り、接続の自動保存時に、そのテーブルを元に、クライアントの起動順序で変わらないポート名(alias)に変換して保存するようにした(変換後の名前でも接続できるので、復元は問題ない)。 (12/23 22:42)
  • MIDIではデバイスの設定状態を取得することができない(標準的な方法がない)ので、アンプの状態は常に「上書き」する(現在の状態と比較するようなことは行わない)ことにし、設定後に状態をファイルに保存しておき、ミニプレーヤー(minisp)の起動時に保存された状態を再設定することにした。
    •  (ソフトの)MIDIは高速だしデータ量も少ないから、これで大きな問題はなさそうだ(世の中の電子楽器は基本はそうなのだろう)。
    • また、再生停止中にJACKサーバが再起動することもあるので、再生開始時にそれを検出したら(サーバの起動後に起動時刻をファイルに記録しておく)保存された状態を再設定することにした。上で「問題ない」と書きつつも、毎回無意味に設定するのは気分が悪いので、ここでは無駄な設定を省くようにしたw

それから、Spotifyの音量正規化(改良版)の性能を自作の方式と比較した結果を書く。双方で共通する38曲(演奏)について比較した。

判定条件

  • 音量の許容範囲: 基準(中心)から±2LUFS以内 (幅: 4 LUFS)
    • 音量(Integrated loudness)が上記許容範囲内なら問題なし(○)とする。
    • 問題なしの外側2 LUFSを可(△)とし、可の外側を不可(×)とする。
    • 下記の「偏差」は、音量が許容範囲の外側(○以外)に出た量である。

Spotify (Quietモード)+増幅 (ポップ音楽用: "Sp")

  • 設定
    • 基準音量: -16 LUFS
    • 音量の許容範囲: -18 .. -14 LUFS
  • 結果
    • 範囲内(○): 35曲 (92%)
    • 可(△): 3曲 (7.9%)
    • 不可(×): 0曲 (0%)
    • 合計: 38曲
  • 統計量
    • 音量の平均: -15.8 LUFS
    • 音量の標準偏差: 1.39
    • 偏差の平均: 0.1 LUFS
    • 偏差の標準偏差: 0.39

自作の方式 (ポップ音楽用: "Pk")

  • 設定
    • 基準音量: -20 LUFS
    • 音量の許容範囲: -22 .. -18 LUFS
  • 結果
    • 範囲内(○): 25曲 (61%)
    • 可(△): 9曲 (22%)
    • 不可(×): 7曲 (17%)
    • 合計: 41曲
  • 統計量
    • 音量の平均: -19.5 LUFS
    • 音量の標準偏差: 2.80
    • 偏差の平均: 0.74 LUFS
    • 偏差の標準偏差: 1.54

はっきり言って完敗である。Spotifyには不可(×)の曲がまったくなかったのには感心する。しかも、範囲内(○)に収まっている率が1.5倍と高く、音量のばらつき(音量の標準偏差)は半分以下、偏差の平均は1/7以下である。(数値的には)充分に音量が揃っていると言える。

ただ、負け惜しみではあるが、Spotifyは必要なデータを使って「普通に音量正規化(ReplayGain)をしている」のだから、良くて当たり前だとは思う。が、自作で情報(RG値)が不足した状態でいくら頑張っても勝ち目はないし、意味がないことは確かだ。

最後に、今回分かったことなどを列挙する。

  • クラシック音楽は予想以上にダイナミックレンジが広い。例: チェロの演奏(「無伴奏チェロ」 "Suite No. 5 in C Minor BWV 1011: V. Gavottes I & II")でもピークが平均値+約18dBまである。
  • 思い込みかも知れないが、日本のポップ音楽は比較的音量が揃っている。正規化後の音量が申し合わせたかのように基準値付近だった。国民性?
  • どうしてか、Calf Studio Gear(JACK Audioのエフェクタのスイート)はやっぱり駄目だった。リミッターですら耳閉感が起こる。根本的に作りが悪いのだろうか? でも、誰も文句を言っていないようだから、僕との相性なのか・・・
  • 少しだけでもMIDIの使い方が分かったのは収穫だ。演奏はしないが、JACKの要素の制御に使えるのが便利だ。
  • 同様に、今回は使わないことになったが、OSCも制御に便利そうだ。ただ、手間を掛けてそういう新しいのを作らずに、Dbusを使えば良かったのにとも思う・・・

これにて音量正規化問題は一旦終了!

一段落して、心置きなく気楽に音楽が聴ける。

 

と思いきや、、、毎度のことながら、そうは問屋が卸さなかったwww

昨夜、複雑なために一旦諦めたトリッキーなSpotifyの音量正規化用の値(以下、RG値)取得の方法を、なるべく簡単に実現するにはどうしたらいいかなどと考えながらSpotifyのログを眺めていたら、思わぬ展開になった。すごく簡単に取れるかも知れないことが分かったのだ。

RG値はSpotifyアプリのログに出ることは分かっていたが、音量正規化をonにしないと出ないし、その仕様がいつなくなるかも知れないのだが、SpotifyのWeb APIのGet a Trackなどで取れるプレビュー(試聴)用のMP3ファイルに入っていたのだ。全くコロンブスの卵というか、灯台下暗しだ。

その前に、RG値も入っていると思われる、ヘッダ部("head file")取得用URLがログから分かり、その中身はBase64エンコードされたOggだったので、「もしや!?」と思ったのだが、曲のデータ同様中身が暗号化されていてお手上げだった。

ただ、プレビュー用のファイルを普通にsoxiやexiftoolやプレーヤーで情報を表示してもなぜかRG値(例: REPLAYGAIN_TRACK_GAIN)が出ないので諦め掛けたのだが、ffprobeでは"Side data"として出た。だから、通常のMP3での格納方法ではないのかも知れない。あるいは、僕がMP3に詳しくないだけか?

↑調べたら、MP3のRG値は「LAMEタグ」というものに入るようだ(MP3の標準タグ(ID3v2?)に入らないのかは分からない)。eyeD3というコマンドに--lametagというオプションを指定すると見られる(そうしないと見られない!)。あ、lameはフリーのMP3エンコーダだから、LAMEタグという名前からして、それが独自に付けているようだ。ということは、入ってないものも、将来なくなる可能性もありそうだ。MP3は随分使われているのに、RG値すら標準で入れられないのだとしたら、なかなか面妖だなあ。。。 (18:51)

それで、その値が正しいかを確認するため、数曲で全体(全曲)とプレビュー版のRG値(track gain)を比べた。なお、全体のRG値はSpotifyアプリのログから抽出した。

  • 夏の扉
    • 全体: -8.71 dB
    • プレビュー版: -9.30 dB
    • 差: -0.59 dB
  • どうにもとまらない
    • 全体: -8.64 dB
    • プレビュー版: -9.10 dB
    • 差: -0.46dB
  • Speak to me
    • 全体: +13.49 dB
    • プレビュー版: +14.10 dB
    • 差: +0.61dB
  • Born to be wild
    • 全体:-3.64 dB
    • プレビュー版: -3.40 dB
    • 差: +0.24 dB

一見、全体とプレビュー版で随分値が違っていたのでがっかりし掛けたが、差を求めたら1dB未満(0.5dB前後?)なので、使えるかも知れないと考えた。

最初はRG値の差は圧縮率の違い(全体: 160kbps, プレビュー: 96kbps)によるものだと思ったが、その後、プレビュー版は先頭の30秒だけで、RG値もその部分のものであるために異なっているのではないかという懸念が生じた。それで、先頭の音量は小さく、後半に大きくなる曲("Stairway to heaven")で確認したら、プレビュー版のRG値も全体ものらしいことが分かった。: プレビュー版のRG値は全体の値とほぼ同じで、更に、手持ちのもの(マスタリングが異なるかも知れない)の先頭を切り出してRG値を求めたら、(先頭は音量が小さいため、)プレビュー版や全体より随分大きな値になった。以下にそれらの値を示す。

  • Spotify
    • 全体: -5.26 dB
    • プレビュー版: -5.0 dB
  • 手持ちの曲の先頭(30秒)の切り出し: +5.2dB (GMBで求めた)

実際、手持ちの演奏のラウドネス(Integrated loudnessをebur128コマンドで求めた)は13.3LUFS違っていた。

  • 全体: -11.1 LUFS
  • 曲の先頭(30秒): -24.4 LUFS

念のため波形を比較すると、確かに先頭と全体の平均音量は10dBくらい違っていそうだから、きっと大丈夫だ。

"Stairway to heaven"の振幅: 上: 全体, 下: 先頭30秒 (縦軸はdB)

実際、Spotifyの立場で考えると、プレビューを提供するためだけに全部の曲のRG値を計算し直すのは馬鹿らしいし、プレビュー版の再生時に正規化するとしたら(実際にはしないと思う)、全体のRG値でする方が本来の雰囲気に近く、「試聴」の意図に合うから、全体のRG値を入れている(実際には全体の値を捨てずに残しているだけ?)のは腑に落ちる。想像だが、この値はレーベルから提供された試聴用ファイルに入っているものなのではないだろうか? (音源提供者向けの案内を調べれば分かるかも知れない)

プレビュー版内のRG値を使う場合には、以下のような手順で「普通の」(自分の好きな基準音量に合わせられ、Spotifyアプリのリミッターを回避する)音量正規化ができそうだ。

  1. Spotifyアプリが再生開始するのを待つ。
  2. API: Get a Trackを使い、プレビュー版を取得する。
    • Get a trackのpreview_url要素より。
  3. プレビュー版のファイル(MP3)からtrack gainを抽出する。
    • ffprobeを使う (exiftoolやsoxiでは出ない)
  4. 音量正規化処理を行う。
    • 抽出したtrack gainに従って、音量補正値をアンプに設定する。
      • 基本的にはtrack gain(dB)そのものをを設定すればいいが、オーバーフローを回避するために、適切にオフセットする(下げる)必要がある。

あとは作るだけ。だが、ちょっと疲れた。それに、寒いしお腹空いたしw

 

と書いたところで、思わぬ落とし穴に気付いた。: すべての曲に、あるいは、今後もずっと、プレビュー版にRG値が入っているか疑問だ。入ってない曲があったり、いつかなくなる可能性がありそうだ。上に書いたように、この値は使われることがないだろうし、意図的に捨てていないからあるだけで、Spotifyのサービスの仕様ではないからだ。

そうなっても、(今までのように、)いくらでも回避策は考え付くだろうが、結局、堂々巡りになりそうな感じだ。それだったら、(音質などが完璧ではないものの、)気楽に聴ける今の状態で満足するのが一番得策な気はするが・・・ うーむ。 まあ、興味本位で「お遊び」でやるなら ありかな(いや、全部遊びだがw)。

↑イマココ

(12/25 12:41) 「プレビュー版のRG値で正規化」をちょっと試してみた。結論は、やっぱり駄目だった。以下に理由を書く。

  • 予想どおり、RG値が入ってない曲がある。確率は5%程度ではあるが、少なくない。
  • 更に、RG値がおかしい曲もあった。こちらは10%程度と多い。
    • 数曲について、Spotifyアプリのログに出る全体(正式版)のRG値とプレビュー版のRG値を比較したところ、正規化後の音量が駄目だったものは大きく異なっていた。
    • 逆に、プレビュー版のRG値で正規化でも問題ない場合は近かった。
    • 当然ながら、全体のRG値で正規化した音量を計算したら基準範囲内だったので、問題なさそうだった。

どちらも致命的だ。評価用プレイリスト(ポップ・クラシック合計約90曲)で試したところ、ポップ音楽はまあまあだったが、クラシック音楽は惨憺たる結果だった。うまく行くものもあるから、その曲のプレビューのRG値が良くないのだが、どうしてそうなのかは分からない。プレビュー部分だけのRG値が入っているとか、元の版が違う(プレビュー用は初期のマスタリングなど?)とか、テキトーに計算したとかだろうか。いくら原因が分かっても、プレビュー自体すらなくてもいいような状態でSpotifyは全く保証していないので、対処してもらえる訳がない。

プレビューですらこんなことでは、以前書いた、ログからRG値を抽出する「トリッキーな方法」なんて余計駄目だろう。

いずれにしても、結果としてはイマイチだった。これがうまく行ったらすごくいいと思うが、やっぱり問屋が卸してくれなかった・・・ まあ、作るのはそれほど大変でなく、いつものようにおもしろかったからいいや。

そういう訳で、今は元の状態に戻して、「気楽に聴ける」状態になった(この音量正規化が破綻しないのには本当に感心するw)。これを試した一番の理由の、正規化をon/offする時のSpotifyの再起動を回避する件については、別の方法を考えたい。

一応、設定画面を開かずに、外部から音量正規化をon/offする方法はないかSpotifyに聞いたが、「ない」とのことだった。まあ、それは仕方ない。きっと、かなりニッチな要望なのだろう・・・ (12/25 15:38)

(とりあえずは、)本当に一件落着■

 

(題の漢字は、各自自由にご想像下さいw)

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どっかの国の政府とか軍隊みたいに、勝算がないのに精神論(利権も?)で金・労力を投入して無理な行軍を延々と続けて、最後に、さまざまな言い訳をしながら形式上は「成功」などと発表してドヤ顔して(それどころか、首謀者が逃亡・知らん顔して、)煙に巻くのは愚の骨頂だ。駄目なものはなるべく早く気付いて切る(少なくとも、再検討や方向転換する)のが重要だ。

試行錯誤しているSpotifyの音量正規化処理の改良だが、ポップ音楽モードがそこそこ うまく行って、クラシック音楽モードも調整して目処が立ったものの、今朝寝ながら思い付いた(気付いた)。Spotifyアプリの(標準の)音量正規化機能がどのくらいのものなのか、それと今回の自作の方式にどのくらいの差があるのか確認しようと。特に、曲の特徴量のデータが誤っているのではないかというくらい大音量になるいくつかの曲(例: "Take My Breath Away", "Catacombae")は、Spotifyアプリの音量正規化ではどうなるのか興味があった。

やってみたら、多くの収穫があった。

  • Spotifyアプリの音量正規化の性能はいい。自作の方式よりずっと音量が揃う。ポップ音楽での音量幅(ラウドネスの不揃い度)は、自作の方式では、(試した数曲の音量の範囲が広かったとはいえ、)おかしい音量になる曲を除いても、目分量でSpotifyの2倍(LUFS値の幅)くらいだった。おかしい音量になる曲を含めれば数倍になる。
  • Spotifyアプリの音量正規化のうち、Quietモードでは、Normalモードと違い、すごく静かな曲(例: "Speak to me")を不自然にしてしまうコンプレッサー(のような処理)が働かないようだった。
  • Spotifyアプリの音量正規化用の値は、ログやコンソール出力から取得できる。ただし、音量正規化をonにしていないと出ない。

Spotifyアプリの結果を聴いたら悔しいくらいだった(上記の困った曲が何の問題もない音量で出ていた)。悔しいけれど、結局、自作の方式でいくら頑張っても苦労ばかりで余りメリットはなさそうだ(そもそも、目的はそこにない)。それよりは、Spotifyアプリの音量正規化をうまく使えばいい。

一番手軽なのは、音量正規化をする場合は常にQuietモードを使うことだ。これなら、ポップ音楽でもクラシック音楽でも切り替え不要で、静かな曲でも音が不自然になることはなさそうだ。ただ、目標音量が-23LUFS程度と小さいので、もったいない気がする。特に、ポップ音楽では、もっと音量を上げてSN比を向上させたりダイナミックレンジを減らさないようにできる(だからNormalモードを使いたいのだが、例のコンプレッサーが邪魔だ・・・)。が、そもそも、音量正規化して聴くというのは、BGMのように気軽に聴いている時であり、その時にSNだのダイナミックレンジだのと言っても無意味だ。逆に、真剣に聴く時には音量正規化を使わないから、これで問題ないとも言える。

少し前に試行錯誤中に知ったのだが、Spotifyアプリの音量正規化はトラックモードとアルバムモードを自動で切り替える(アルバム再生時は後者になる)とのことなので、自作しようと思った切っ掛けの一つの、アルバムモードがないことも解決できた(この機能は後から追加されたのか、最初からあったが公表されていなかったのか)。そういう点でも、特にモバイルなどで切り替えずに使いたいなら、Quietモードにしておけば不便はない(まあ、モバイルでは周囲が騒がしいので、すごく静かな曲が不自然でも問題なさそうだから、Normalでもいいとも言える)。

ただ、Quietモードのもう一つの問題は、音量が小さいので他のプレーヤー(僕の場合は、gmusicplayer, GMB)と合わないことだ。これは結構厄介だ。Spotify(音量正規化)からGMBに切り替えた途端に大音量(約+11dB, 3.5倍)になるので、常に注意が要るし(大抵忘れて驚くw)、アンプの音量調整が煩雑だ。アンプの音量を変える代わりに他のプレーヤーの音量を下げる手もあるが、やっぱり「もったいない」から避けたい。逆に、Spotifyアプリの音量を後で大きくして合わせる手もあるが、一旦小さくしているのを増幅すると音質が劣化するから嫌だ。

書いた後で気付いたが、小さくしたのを増幅すると音質が劣化するというのは本当だろうか? (アナログでなく)ディジタルなので、増幅でオーバーフローしない限り、小さくした時より劣化することはない気がして来た。あとで検討したい。 ← データフォーマットにも関係ありそうだ。 → 検討結果を付録に記載した。 (12/19)

調べると、-23LUFSというのはEUの放送の基準レベル、あるいは、クラシック音楽向けだそうで(USや日本の放送は-24LUFS)、それに合わせるのは悪くないとは思うものの、自分の閉じた環境なのに一律に低く合わせるのはやっぱりおかしい気がする(実際、SpotifyやYouTubeの基準は-14, -13LUFSと、-23LUFSよりかなり大きい)。

以下に、候補とそれぞれの欠点をまとめる。

  • 自作の音量正規化
    • 音量を揃える能力がSpotifyより低い。
    • 全然揃わない曲がある。
    • 原因: Spotifyから音量正規化のための値(ReplayGain)が取れないので、音響的特徴量から推測しているため。
  • Spotifyの音量正規化: Quietモードのみ
    • ポップ音楽でダイナミックレンジがもったいない。
    • 音量が小さいので、音質が劣化する?
    • 他のプレーヤーと音量が揃わないので不便。 → 増幅すると音質が劣化する(要確認 → 検討結果を付録に記載した。 (12/19))。
    • 原因: Quietモードは音量が小さいため。
  • Spotifyの音量正規化: Normal, Quietモードを切り替える。
    • Normalで不自然になる曲(静かなもの)がある。
    • 原因: Spotifyアプリの処理(コンプレッサー?)が入ることがあるため。

上述のとおり、自作の音量正規化が駄目なのはSpotifyからReplayGainが取れないためなのだが、どうにかして取る方法はないかと試行錯誤していたら、思わぬことで取れた! 既に書いては居るが、アプリのログやコンソール出力に表示されるのだ。以下に"Speak to me"での例を示す。太字がトラックのReplayGainである。

02:05:55.089 I [libvorbis_ogg_decompressor.cpp:401] track gain: (13.25Db), track peak: (0.409425dB), album gain: (-5.09dB), album peak: (1.02865dB), normalization: trackgain

ちなみに、それらはGMBでの同じ曲(同じマスターと思われる)でのReplayGainの値と概ね合っていた。

なお、peakの単位が"dB"と書いてあるが、誤りであろう(正しくは単位なし)。同じく"Db"もtypoだろう。ここら辺は そうなる状況が分かる。つい指が動いたとか、余計にコピペしたとか。「(見ると気になるけど、)デバッグ用だからまあいいか」、みたいなw

それで、自作の音量正規化にSpotifyのReplayGain(以下、"RG")値を使う(苦肉の)策を考えた。理論的には、RG値取得用と再生用の2つのSpotifyアプリを使えばできそうだ。以下に手順概要を示す。

  1. 再生用Spotifyアプリを音量正規化offにする。
  2. RG値取得用Spotifyアプリをログまたはコンソール出力ありで起動する。
  3. RG取得用Spotifyアプリの音量正規化をon(NormalまたはQuiet)、音量=0(-∞ dB)にする。
  4. RG取得用Spotifyアプリで再生開始する。
  5. ログまたはコンソール出力からRG値を取る。(すぐに出るはず)
  6. RG取得用Spotifyアプリを一時停止する。
  7. 得られたRG値で再生用Spotifyアプリの音量を調整する。(現在の自作と同じ方法)
  8. Spotify APIを使い、有効なプレーヤ(デバイス)を再生用Spotifyアプリに切り替える。
  9. 再生用Spotifyアプリで最初から再生開始する。

ちょっと手で試して、やればできそうな気はしたが、(すっかり忘れて居た)昔のGoogle play musicの時(→ )と同様に、余りにもトリッキーで嫌になるくらいだ。また、アプリが2個なのでメモリも2倍食いそうなのも嫌だ。そもそも、ログにRG値が表示されるのは仕様でもなんでもないので、出なくなったら元の木阿弥だ。。。

だから、やっぱり筋が悪い。

そして、作るのは面倒だw

それで、とりあえずは、Spotifyの音量正規化機能を使うことにし、ポップ音楽とクラシック音楽でNormal(ポップ)とQuiet(クラシック)を切り替えて使ってみて、Normalでどのくらい不自然な曲があるかで判断することにした。Normalで駄目な曲は(DBに記録しておいて)自動でQuietに切り替える手が考えられるし、多かったらQuietだけ使うとか、上のトリッキーな手を使うことも考えられる。

それにしても、「とりあえず」のNormalとQuietを手で切り替えて使うにも自作ミニプレーヤー(minisp)に多少の変更が要るので、「ちょっと疲れたから、まあ明日にするか・・・」と一休みしているw ← イマココ

相変わらず寄り道が多く、先は長いw

 

(12/19 16:40) 付録: (デジタルで)増幅すると音質が劣化についての検討

結論は、「理論的には劣化しないが、現実には劣化する」である。以下に理由を書く。

まず、本文に書いた状況での音質劣化は、音量を下げた時点で生ずるものが主である。音量を下げることによってデータの有効ビット数が減るため、振幅分解能が減る(例: ものすごく小さい音が消える)ためだ。音を格納するデータフォーマットが浮動小数点型であれば、おそらく分解能が減ることはないが、整数型の場合には減る。その程度は以下のように試算できる。

音量を-23dB下げた場合、1ビットは約6dBなので、23/6= 約3.8ビット減る。

これによるダイナミックレンジの減少量は、データフォーマットを16ビットとすれば、3.8*6= 22.8dBである(音量を下げた分(23dB)そのもの)。

(2020/1/2 12:28記) 注: その後、Spotifyが音量正規化値の計算に使っているReplayGainの基準音量は-14LUFS相当であることが分かった。そのため、実際に下がる音量は9dB程度で、減るビット数は1.5ビット程度と少なく、特にポップ音楽では、音質の劣化もダイナミックレンジの減少もほとんど問題にならない。

実害について考えれば、対象はポップ音楽であり、そのダイナミックレンジを高々18dB(約3ビット分)程度と推測すれば、音量を下げた残りのビット数は16-3.8= 12.2ビットで、音源の3ビットより充分大きいので、記録された振幅がよほど小さくない限り、問題ないと考えられる。

次に、増幅の影響を考える。増幅は乗算なので全く音質が劣化する要素はないが、現実には、処理系や出力のデータフォーマットは整数型で取り得る範囲が有限なため、大きく増幅すると上限を超えて(オーバーフローして)音質が劣化する。つまり、波形の超過分がカットされるので、音が変質する(例: 歪む)。

この検討中に気付いたのだが、私が"Speak to me"で感じた不自然な感じは、オーバーフローによるものだった。具体的には、音量正規化時に過大に増幅するとオーバーフローが生じ、その超過分をカットすると生じる(これはリミッターの動作であり、本文中の「コンプレッサー」は実際にはリミッターであった)。

不自然さが起こる原因を詳しく推測すると、この曲は低音(鼓動)が強いため、それがオーバーフローしてカットされるのだろう。カットされるのが単発的(不定期)や短時間(瞬間的)に起こるのなら気づきにくいからまだいいのだが、この曲の場合は、定期的に起こる鼓動で、テンポが遅いために比較的長時間音が大きい状態なので、カットされる期間が長く、その間の他の音の聞こえ方が変わって不自然になるのだろう。

この現象はSpotifyアプリの音量正規化だけでなく、私の環境でも起こったので気付いた。具体的には、次のような処理をした時に、Spotifyアプリの音量正規化(Normal)と同様の不自然さが生じた。

Spotifyアプリの音量正規化(Quiet) → アンプ(増幅率: 6-9dB程度) → リミッター

また、Spotifyアプリの音量正規化(Quiet)だけでは不自然さは生じなかったので、問題はリミッターに起因する可能性が高い。

なお、「リミッターが原因だったら使わなければいい」ということはない。リミッターがなくても、超過分はどこかで(例: DACで出力する時)カットされ、それはリミッターよりもひどい音質劣化を生じる可能性が高い。

(12/19 22:23) 補足: 上でデータフォーマットを16ビットと想定したのは、Spotifyアプリの出力がそう("s16le")だからで、通常のOSのサウンドシステムはもっとビット数の多いフォーマットをサポートする。例えば、私の使っているJACK Audioは32ビット浮動小数点である。だから、音質の観点ではSpotifyに音量正規化をさせるのは得策でない。上述の、音量を下げることによるダイナミックレンジの低下などが起こる。が、もし仮にJACKの中やその手前のPulseAudioで行うなら、劣化する可能性はほとんどない。

その後の増幅はJACKで行っているので、通常の増幅率ではオーバーフローしないから、音質劣化も発生しないはずだ。しかし、元々のデータが最大値に近いほうに詰められているためにオーバーフローするし、そうでなくてもDAC(サウンドカード)に出す時にオーバーフローする。それを防ぐには、リミッターを入れるか、音量を下げて(= 適当な値で除算して)全体的なレベルを小さくして(= 小さい方にずらす)DACに出すことが考えられる。

結局、後者はSpotifyの音量正規化(Quietモード)の小さい音のまま出力することと同等である。もちろんそれでも良かったのだが、他のプレーヤーと音量を合わせたいから増幅しようとした。

 

PS. SpotifyアプリからのRG値取得には、音楽圧縮フォーマット展開用ライブラリ(vorbisを使っているようだ)をすげ替えればできるかと思ったのだが、自前で作っているかスタティックリンクしているらしく、外部のものは使っていなかった。考えが甘かったが、まあ、そうれはそうだろう・・・ あとは、逆コンパイルしてバイナリエディットとかいう手もあるかも知れないが、「うーん」だ。それに、プログラムの改ざん検証をしているかも知れないから、できないかも知れない。

なんてことを考え出すから、寄り道が増える訳で・・・

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使っているうちに不満(例: うるさい曲がある)が出て来たために、Spotifyの自作ミニプレーヤー(minisp)の音量正規化処理で、音量の補正量をやはり自作再生履歴DB(Mlhi)に記録しおいてそれがあれば使えるようにしようと思ったのだが、そもそも、元々の方式がいい加減では補正ばかりになって良くないことに気付いた。それで、まずは音量正規化処理を改良することになり、今は、その改良した方式の評価のために、Spotifyで再生している曲の音量を自動で測定する機能を作っている※。音量はできるだけ聴感に近い方がいいので、ラウドネス(Integrated loudness: "I", 参考)にした。随分目的から離れてしまった気がするが、きっと気のせいだろうw 自分でやり出したこととはいえ、なかなか面倒だが、いろいろな物を組み合わせて機能を実現するのはおもしろい。

※なぜ自動化しようと思ったのかというと、ラウドネスメーターはあらかじめ曲の先頭で計測開始しておかなければ、正確なIntegrated loudnessの値が出ないので、だらだらと評価がてら聴いていて「大き/小さ過ぎるかな?」(調整がおかしい?)と思ってからでは遅く、再計測しなくてはならないからである。再計測にしたって、曲全体を再度聴くのは苦痛なので、先頭だけなど一部になって、正確でなくなってしまう。曲間で自動リセットしてくれるような測定アプリがあればいいが、そういうものはなかった。また、GUIに表示された測定値を見て手で記録するのは面倒だし間違い易いから、自動でファイルに記録できれば好都合だ。

更に、複数の補正条件・設定の比較についても、それぞれの条件で評価用のプレイリストを再生しておけば(僕が聴いて居なくても、スピーカーで音を出さなくても)通して測定できるので、(この機能が完成した暁には)容易になるはずだ。

更に、普通に再生しながら、補正条件とその結果の音量を測定してDBに記録しておき、次回はそれに基づいて最適な音量に調整するってことも可能な気がしていて楽しい。

更に、今思い付いたが、AIみたいな機能で、長時間いろいろな曲を自動再生して勝手に学習させて、設定を自動調整するなんてのもいかにもおもしろそうだが、先は長いし、そもそもSpotifyを聴くだけなのにそこまでする必要があるのかと・・・w

こうやって風呂敷夢を広げるから、大変になるのだ。

詳しくは別に書くつもりだが、音量正規化の基本的な処理は、従来と同じようにSpotify APIで取得できる曲(トラック)の特徴量(loudnessとenergy)を組み合わせて、曲の本来の音量を推測(復元)し、それを元に正規化している。今回は、その推測の方法を改良しようとしている。今までは思い付きで対数あるいは指数関数を使っていたが、今は下のグラフのような、energyによって特性(係数)が変化する式を試している。グラフはいかにももっともらしくて うまく行きそうに思えるが、そんなことはないw それに、これは何かの理論に基づいている訳ではなく、やっぱり思い付きや試行錯誤からの経験によるものである。試すとまあまあうまく行く(しないよりはずっといい)のだが、やっぱり限界はあるし、値に問題はなくても聴覚に合わないことがある(合わないものが充分に少なくなったら、補正量をDBに入れようと思っている。が、いつになることやら・・・)。

あと、以前のように、公開DBに音量正規化用の値(再生ゲイン)などがないか探したたら、2つ見付かった。一つは前回も見付かったDynamic range databaseで、もう一個はAcousticBrainzだ。前者は、前回は(記憶している限りでは)APIがないのとレパートリーが狭そうなので止めた。後者は、言い方は悪いが「玉石混交」(「ゴ○屋敷」などもっとひどい言い方はあるが、それは言い過ぎだろう)で、全く手軽に使えないので却下した。確かにデータは多いのだが、全然整理されておらず、ただ数字があるだけで、同じIDなのにそれぞれ随分違っていてどれが正しいのか分からず、禄に検索もできなかったら、どうやって使うのかと思う。

作業の途中で分かったことも多かった。SpotifyのAPIから得られるloudnessは多くの場合はIntegrated loudnessまたはReplayGainと同様(同等)のものなのだろうが、そうでないことも多い。中で変・特殊な処理(音量(loudness)が小さいけどenrgyが大きい曲では更にloudnessを小さくしているフシがある)をしている可能性と、データが誤っている場合もありそうだ。そもそもSpotifyアプリで使っている再生ゲインを出してくれれば、こんな苦労をしなくて済むのだが(アプリの一時ファイルを見たりしたが、それらしい値は見つからなかった)・・・

そもそも、Spotifyアプリの音量正規化処理が「普通」だったら、こんな苦労は全くしなくていい(実際、したい訳じゃなくて、ただ音楽を聴きたいw)のだが、前回書いたように、やっぱり謎の処理をしていることが分かった(何人かの方が書かれていた: )。どうやら、アプリにコンプレッサーとかリミッターのような処理が入っていて、特にすごく音量が小さい曲(僕が気付いた曲: Pink Floyd: "The dark side of the moon"の"Speak to me")でおかしくなるようだ。再生ゲインの値がおかしい可能性はあるにしても、せめてその余計な機能がなければまだ良かったのに、どうもお節介な感じだ・・・

ラウドネスの測定プログラムは、GUIのものならいくつかあるのだが、測定・記録を自動化するのは困難なので、スクリプト(jack_captureで音を録り、ffmpegのebur128フィルタでラウドネスを計算する)を作ってミニプレーヤーに組み込んだ。基本的には、ただ再生しているだけでデータが貯まるから楽ちんなのだが、例によっていろいろ凝るから本末転倒になって、処理が複雑になればバグは増えるからデバッグが大変で、また勝手に疲れている。 ← イマココ

 

PS. 以前、「Spotifyには満足している」と書いたが、誤りではない。が、それはあくまでも曲目と音質についてであって、機能は別であるw

PS2. これを書いていて、技術バカにありがちな、「フラット(あるいはリニア)信仰(あるいは症候群、至上主義)」という言葉を思い付いた。やっぱり、こだわり過ぎは駄目なんだろうと思う。が、気軽に聴いている時に、曲のたびに「うるさい!!」とか「小さい・・・」とイライラしてボリュームを調整するのは嫌だってのは大いにある。

PS3. Evernoteやスマフォ・PCのおかげで紙やペンとは無縁の日々なのだが、さすがにグラフの形を考えるのはEvernoteでは無理で(タブレットなら手描きできそうだが、それも煩雑な気がする)、紙が必要だった。が、すぐに使えたのは小さい電話用のメモ帳しかなかったw

(12/14 13:11 少し修正)

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もう、あの頃の歌詞の世界観は全く通用しないなぁ・・・ いや当時がいい・戻れとかじゃなくて、いつの間にか(というほど短くは感じないが)随分時間が過ぎたなあと。

Sugarは結構いいんだけど、もう復活することはないのが残念だ。

SugarとWinkと岡村孝子は近い時代の気がするものの、実は違うと思っていたのだが、調べたらやっぱり近かったので、愕然とする間もなく腐敗し始めてしまった。じゃあ、遠いのは誰だったんだろう? Winkなのかな。

(書いた後で気付いたが、)そもそも、今あの歌詞を出したら大炎上するだろう。サビの「くたばっちまえ(以下略)」のところだって、「(私達の宗教を)馬鹿にするな!!」と、とんでもないことになりそうだ・・・ てことは、あれはもう放送できない歌なのかねえ?

あと、そんな「ヒロシ」って誰なんだ? いや、別に誰でもいいがw

今更ながら、ジューシィ・フルーツの演奏はかなりかっこいい。(コミックバンドとしてしか写して・扱っていなかった、)当時のTVとは印象が全然違う。もったいなかったなあ(いや、もう遅過ぎるが・・・)。

それから、「今は駄目」と言えば、「隣のインド人」なんてのを出したら、即座に炎上するんだろうか? 当時はおもしろく聴いていたが・・・

(12/13 13:28 少し加筆)

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