MusicBeeの表示関係について説明します。初めての方は入門編をお読み下さい。
0. メニュー
メニューは、ウインドウ左上の、MusicBeeのロゴと名前が書かれたボタンを押すと表示されます。
メニューの表示形態は、編集→設定→レイアウト(1)の「メニューを次の位置に表示」で変更できます。
普通のメニューバーにするには、「キャプションバーの下」にします。
1. メインプレーヤー
上部(タブバー)、左側(左ナビゲータパネル)、中央部(メインパネル)、右側(再生中パネル)、下部(メインプレーヤーパネル)に分かれています。
1.0 タブバー
タブでメインパネルの表示を切り替えられます。また、検索欄もあります。
1.1 左ナビゲータパネル
ライブラリ(例: 音楽、ラジオ)やプレイリストなどの選択をすることができます。ここで選択したライブラリなどが、メインパネルに表示されます。
表示する項目は、編集→設定→レイアウト(1)の「左ナビゲーターパネル」のチェックボックスで設定できます。
タブバーにある検索欄の左にあるボタンを押すと出るメニューの「左サイドバー」で表示・非表示を選択できます。
1.2 メインパネル
通常はトラックブラウザが表示されます。これは、Windowsのエクスプローラーのようなものです。上下に分かれていて、上側でジャンル、アーティスト、アルバムなどを選ぶと、下側に表示されます。
上側に表示される情報は、フィールド名(例: ジャンル)の表示されている行を右クリックし、フィールド名(例: アルバム)や「他のフィールド」で出るメニュー内のフィールドを選択することでできます。
下側に表示される情報は、タブバーにある検索欄の左にあるボタンを押すと出るメニューの下部で選択できます。
- アートワーク: アルバムのジャケット画像を並べます。ジャケット画像をクリックすると、下にアルバムの曲一覧が表示されます。
- アルバムとトラック: ジャケット画像の右にアルバムの曲一覧を表示します。
- トラックの詳細: 各曲の詳細をリスト表示します。
- カスタムビュー: 自分で設定したものを表示します。
「アルバムとトラック」や「トラックの詳細」の場合、現在再生中のトラックの左側にスピーカーのマークが表示されます。
列(フィールド)の名前(例: 「アーティスト」)をクリックすると、その列でソートされます。更に、複数フィールドの組み合わせ(例: アーティスト→年→アルバム)でソートすることも可能です。フィールド名の表示されている行を右クリックし、「ソート」で表示されるメニューで選択できます。
表示するフィールドの選択は、フィールド名(例: アーティスト)の表示されている行を右クリックし、フィールド名(例: ジャンル)や「他のフィールド」で出るメニュー内のフィールド選択することでできます。
レイアウトや表示内容の設定は、フィールド名(例: アーティスト)の表示されている行を右クリックし、「パネルの設定のカスタマイズ」を選択することでできます。
「アートワーク」で表示されるジャケット画像(アートワーク)のサイズを変えるには、アートワークが表示されている領域の上の右端にあるスライダーを左右に動かして下さい。
「アルバムとトラック」で表示されるアートワークのサイズを変えるには、以下の手順で行います。
- フィールド名(例: アートワーク)の行を右クリックします。
- 「列幅を保持」※のチェックを外します。
- 「アートワーク」の列の幅を調整すると、アートワークのサイズが変わります。
※「列幅を保持」は訳が誤っており、正しくは「列幅をパネルに合わせる」です。これにチェックを入れると、幅がパネル(メインパネル)の大きさに合わせて自動的に調整されます。
<2.5の場合> 「列幅を保持」は「列幅をパネルに合わせる」に修正されています。
1.3 再生中パネル
現在再生中の曲などを表示します。上下に分かれていて、上側にライブラリやプレイリストのトラック一覧が、下側に再生中のトラック情報が表示されます。
トラック一覧で表示するフィールドの選択は、フィールド名(例: タイトル)の表示されている行を右クリックし、フィールド名(例: アルバム)や「他のフィールド」で出るメニュー内のフィールド選択することでできます。
再生中のトラック情報で表示する情報の種類は、タブ(例: 詳細)が表示されている部分を右クリックし、「パネルの設定のカスタマイズ」を選択するか編集→設定→レイアウト(1)の「再生中パネルを表示」の「パネルの構成」で設定できます。
タブバーにある検索欄の左にあるボタンを押すと出るメニューの「右サイドバー」で表示・非表示を選択できます。
1.4 メインプレーヤーパネル
現在再生中の曲の曲名や再生状態などを表示し、停止や再生や音量調整などの操作を行います。
表示する情報の種類と位置は、右クリックして「パネルの設定のカスタマイズ」のメニューを選択するか、編集→設定→レイアウト(2)の「メインプレーヤーパネル」で設定できます。ただし、曲名とアーティスト名の表示は、編集→設定→再生中の「プレーヤーでのスクロール表示内容」で設定します。ここのチェックを外すと、スクロールしなくなります。
右側の、演奏中の曲の時間と曲の長さの表示(例: 2:50/5:54)をクリックすると、曲の長さの代わりに演奏中の曲の残り時間が表示されます。
1.5 ロックモード
メインプレーヤーの表示で、一部の機能(表示切り替えと再生制御のみ)しか使えないようにするモードです。解除のためのパスワードを設定したり、webアクセスを無効にしたり、フルスクリーンモードにすることできます。
切り替えは、表示→メインプレーヤー(ロックモード)です。
2. コンパクトプレーヤー
再生中パネルとメインプレーヤーパネルを合わせた機能を持ちます。左右または上下に分かれていて、ライブラリやプレイリストのトラック一覧と、再生中のトラック情報が表示される部分があります。「クラシック」と「モダン」の2種類のレイアウトがあります。
種類の選択と表示する情報の種類は、右クリックして「パネルの設定のカスタマイズ」を選択するか、編集→設定→レイアウト(2)の「コンパクトプレーヤー」の「パネルの構成」で設定できます。
3. ミニプレーヤー
メインプレーヤーパネルと同様の機能を持ちます。「クラシック」と「モダン」の2種類のレイアウトがあります。
種類の選択と表示する情報の種類は、右クリックして「パネルの設定のカスタマイズ」のメニューを選択するか、編集→設定→レイアウト(2)の「ミニプレーヤー」の「パネルの構成」で設定できます。
4. タスクバープレーヤー
タスクバーアイコンにマウスを重ねると表示され、再生中のトラック情報の表示と、停止や再生などの操作を行うことができます。
表示するボタンなどは、編集→設定→レイアウト(2)の「タスクバープレーヤー」で設定できます。
5. シアターモード
フルスクリーンでの表示を想定しており、再生中のトラック情報と歌詞の表示、次に再生される曲名の表示、停止や再生などの操作を行うことができます。
種類は、表示→シアターモードで表示されるメニューの中央部分の種類(例: Default)一覧から設定できます。
今のところ、背景画像は変えられないようです。
6. ビジュアライザ
曲に合わせて変化するグラフィック画面です。表示→ビジュアライザの表示で表示されます。ビジュアライザの種類は、表示→ビジュアライザで選択できます。
7. 共通項目
次の項目はほとんどのモードで表示できます。
- スペクトラム
- 波形
各モードのウインドウの再生制御の部分で右クリック→パネル設定のカスタマイズで設定できます。
(2015/6/19 7:48 演奏中の時間表示をクリックした時の動作を追記, 6/20 9:15 ロックモードについて記述, 13:55 V2.4に合わせて修正、その他修正, 6/22 5:51 メインプレーヤーパネルの曲名とアーティスト名の表示について追記, 10/18 14:39 MusicBee 2.5の場合を追記)