積年のストレスが爆発寸前だったので、このブログのドメイン名(piulento.net)の登録業者(レジストラ)をお名前.comからGoogle Domainsにした。

移管先の検討

今までのお名前.comへの不満を以下に書く。

  • ウマシカ仕様で、すべてのことにイライラする。
  • 料金: 安くない(.netドメインの更新料: 1598円/年 (税込み、以下同))。
    • 最初(1年目)は少し安かったのでここにしたのだが、2年目(更新)以降は値上がりした(価格表には書いてあったが、その後値上がりした気がする)ので騙された気分になった。
  • 設定画面(web)が分かりにくいうえに遅い。
    • どこをどうすればいいか、とにかく分からず(直感的でない)、設定する時はいつも不安になるし、間違いやすい。何も考えないで作っていそうだ。逆に、人をイライラさせようとして作ったのなら、天才の作品だ。
    • 無駄な装飾(例: プログレスで丸いのが延々とぐるぐるする。ログインするだけでも、これで何秒も待たされる。一体何をしているのか知らないが、「そんなことする暇があったら1秒でも速く表示しろ!」って言いたい)が鬱陶しい。余程センスのない人が作っていそうだ。
      • ↑思い出した。OCNの管理画面(マイなんとか?)も同様に遅くてイライラするから、なるべく使いたくない。ガラパゴスの似たもの同士なのか。
    • ドメイン名の更新時期が近いせいか、ログインすると勝手に更新ページが開かれるのも鬱陶しい。全くセンスが悪い。
    • 有料サービスでも料金が書いてないことが多い(例: ボタンを押すと料金が発生する時に、料金が出ない)ので、うっかり課金されそうになる。
  • 連絡メールが紛らわしい。さらっと有料サービスに誘導する。
    • 「【重要】[2件]の管理状況について」という題のが来て、詐欺か、本物なら一体何があったかと思ったのだが、中身は単に「登録情報の確認しろ」だけ。最後にそれに絡めた有料サービスの広告(有料とは書いてない)がある。実際、「へえ、便利そうだからやるか」と思って設定し掛けたら、有料なことが分かって止めたことがある。
    • 「【要確認】ご登録情報を至急ご確認ください」という題だが、これも内容は上と同じ。最後にやっぱり有料サービスの広告。
    • 近頃こういうのが頻繁に来て、堪忍袋の緒が切れた。
  • ちょっとした追加機能が有料で高い。ドメインロック(不正操作の予防機能)すら有料※。(← ドメインロックについては、下記のように誤解だった)
    • ※お名前.comの設定画面を見直したら、ドメインロックの名前は「ドメインプロテクション」だと思っていたが、実は「ドメイン移管ロック」で、こちらは無料だった。説明はないし、ドメインプロテクションが先に出ていて(しかも、ドメインロックと場所が別)目立つし、メールの宣伝ではドメインプロテクションに飛ばされたので、とても誤解しやすい。 (4/16 5:43)
  • いまだに2要素(段階)認証でない。

ドメイン名登録業者を検索して、以下が候補になった。もちろん、お名前.com(GMO)系の業者は除外した。

  • さくらインターネット
    • 高い(1852円/年)。
    • いろいろなサービスを使っても、全然割引きがない。
    • 信頼感はある。
    • 設定画面(web)は「昔ながら」の様相で、使いやすくはない(お名前.comよりはずっといいが・・・)。
    • 2要素(段階)認証かどうか不明(サービスによって、そうだったりそうでなかったり・・・)。
  • スタードメイン
    • 安くはない(1490円/年)。
    • 事前にポイントを買って支払う(プリペイド)ので面倒。
    • プリペイドのため、自動更新でないのも面倒。
  • Xdomain
    • 安くはない(1490円/年)。
    • 良くも悪くもないが、リセラー(元はスタードメインらしい)なので継続性が不安。
  • Google Domains
    • 信頼感はあるが、突然終わる心配がある。
    • 設定画面が使いやすそう。
    • 安くはない(1512円/年)。
    • DNSサーバ(8.8.8.8)は高速。
  • FC2
    • 安い(1,180 円(税込みか抜きか明記なし))が信頼性はかなり疑問。
    • Webページに重要なことが書いてなかったりする(例: 料金が税込みかどうか不明: ただ、Googleも不明だった)。
    • アダルト系のイメージで印象悪い??
  • 海外の業者(namecheap, Uniregistry): 特に安くなく(1500円/年前後)、メリットが感じられなかった。

移管先を選ぶ際には、可能なら料金を安くしたかったが、そもそも年間2千円未満とすごく高いものではないので、それよりも、安定性(信頼性)や使いやすさを重視した。

最初は、今までの経験から、信頼性が高く既に使っているVPSなどのサービスと一本化できるのが便利そうなので、さくらにしようと思っていた。しかし、割引きがない(いつも、なんでやらないのかなと思う。「VPS使ってたらドメイン半額」とかいいと思うが。商売下手なのかな)し、設定画面もイマイチそうだし(実際、今使っている他のサービスのはイマイチ)、いくら信頼性があるといっても一社に依存し過ぎるのは良くないので、Googleにした。もちろん、全然好きじゃないのだがw

上にも書いたように、彼らの習性で突然終了になる心配があるが、レジストラのサービスはコストは安いし、彼ら自身も使っていそうだから、まず大丈夫だと期待した。それに、終わりになる時は早期に予告されるだろうから、また移管すればいいのだ。

それから、Googleはユーザーの個人情報を収集する悪癖があるが、ドメイン名の場合、登録者の情報を登録時にしか取得しないので、大きな問題はない。そもそも、僕はAndroidを使っている時点でいろいろな個人情報を渡しているから、現状以上の問題はない。あと、DNSサーバは使う人が選べるから、Googleが嫌な人は使わなければ良い。そして、デフォルトではプロバイダ・キャリアのサーバが使われるので、ほとんどの人は何もしなくてもGoogleのDNSサーバに関わることはない。

移管の準備

移管に際して、ひとつ大きなハードルがあった。移管前に、元の業者(お名前.com)でWHOIS情報(ドメイン所有者の名前、住所、電話番号、メールアドレスなど)を公開する必要があり、移管が終わるまでその状態が続くことだ。通常は、「WHOIS情報公開代行」という機能で、ドメイン所有者の情報の代わりに代理(例: レジストラ)の情報を公開しているのだが、移管中は自分の本当の情報を全世界に公開することになる。移管に掛かる時間は未定(通常は数時間だが、数日間掛かる場合もあると説明されている)なので、なかなか恐ろしいものがある。僕としては数時間でも嫌だ。

どうしても公開が必要そう(移管先からの連絡ができないためのようだ)なので諦め掛けたのだが、いろいろ調べるうちに、さくらに移管した方の情報が見付かった。そこには、以下のようなさくらの説明が引用されていた。

登録者名はプライバシーを重んじる方は、ハンドル名・ニックネームなどのプライバシーに影響のない名称をご検討下さい

プライバシーを重んじる私は、上の記述を柔軟に解釈して、公開されても不都合のない情報に変更した。一番重要なのは、メールが届くことだ。詳しくは、「分かってるな」 → 「私、すごく物分りいいんです」ってことでw

それ以外は特別大したことはなかった。念のため、現状のお名前.comのDNS設定などをメモした程度だ(実際には、自動でGoogleに移行された)。

移管作業

作業前に再度確認したところ、1点だけ準備に抜けがあった。WHOIS情報の管理担当者と経理担当者が変わっていなかったので、修正した。WHOIS情報には4つのカテゴリがあり、そのうちの3つを変更する必要があった※(WHOIS情報を検索すると全部は出ないようだが、念のため、全部変更したかった)のだが、最初の1つ(登録者)しか変更していなかったのだ。危ういところだった。お名前.comの設定画面が分かりにくく・使いにくく、必要最低限以上は1μ秒だって使いたいと思えないので、設定変更後の確認を充分にしなかったせいだ。

※今、仕事用ドメインを見たら、4つ目の技術担当者も変更する必要がある場合があるようだ。piulento.netでは技術担当者情報はGMOになっていたので不要だったが、仕事用ドメインでは自分になっていたから、全部確認・変更する必要がある。まったく良く分からないシステムだ。 (4/16 5:31)

それ以外には大きな問題はなく、つつがなく終わった(実際の作業内容・手順については、ここを読まれる方で実施する方が多いとは思えないので、割愛する。検索すればいくらでも出て来る。逆に、調べてできない方はしない方がいい)。一番心配だったのは、お名前.comからの移管承認と移管終了の通知メールが遅かったことだ。それぞれ約1時間くらい掛かった。その間、「もし、どこかに不備があって処理が停まってしまったら、お名前.comもGoogleもサポート依頼は面倒そうだな・・・」とか思っていた。

大体、2時間くらいで作業が終わった。

それから動作確認し、問題なかった。代理のWHOIS情報(→ 検索ページの例)はGoogleのものに代わり、IPアドレスはちゃんと検索でき、ブラウザでのアクセスも問題なかった。ただし、ドメイン情報の伝達には時間が掛かるので、すぐに試しても意味がない場合があるので、数時間後に再度確認してOKだった。

感想・その他

やっぱり、お名前.comは論外かつぼ●たくりだと思った。ほとんど何もしないのにお金を取り(これは他社も同様)、追加機能は、例え必要な機能だってほとんど有料だ(しかも、平気で千円/年とか取る)。昔からやっていたらしい功績は認めるが、余りにも阿漕ではないだろうか。これでは、ひどい目に遭った人が止める(辞める)一方ではないかと思う。実際、「ドメイン移管」で検索すると、「お名前.comから*に移管」というようなのが沢山出て来る。ただ、そこは数多くのレジストラ(例: ムームードメイン)を吸収しているから、それでも余裕があるのだろうか(検索すると、「お名前.comからムームーに移管」というのも多くて、(それにはちゃんとした訳があるのだが、)苦笑する)。

Googleでは、設定画面(web)は見慣れた単純明快なもので分かりやすく、使い勝手がいい。設定に当たっていくつか不明な点はあったが、不安は全くなかったし、すぐにしたいことができた。そのうえ、いくつかの付加機能(例: メール転送)が無料で使える。もちろん明朗会計で、勝手に有料サービスに誘導されるなんてことはないw

それから、移管する前に心配していたのだが、ドメイン名の有効期間は移管しても全く減らない。移管時に、新しいレジストラに1年分の料金を支払う必要があるが、それは今の期限に追加される。期限前に移管しても残りが消滅する訳ではなく、移管した日が期限の開始になる訳ではない(だから期限ギリギリまで移管を待つ必要はない)。これは良心的だ。というか、下に書いたように、レジストラはドメイン名を登録するだけなので、(今までの)レジストラの関与がなくなったからといってドメイン名の有効性が消滅する訳ではないのだろう。

なお、レジストラは常日頃ドメイン名の管理をしている訳ではなく、単に登録しているだけ(要は取り次ぎをするだけで、付加的にDNSサーバの提供などをしている)なので、基本的には登録や変更の時しか仕事をしていない。だから、DNSサーバを持っていれば自分だってできる(しかも無料で)はずだが、実際には登録先の団体(レジストリ)は契約(認証?)済みのレジストラからの要求しか受け付けないので、自分で登録するのは現実的でない。でも、そのうち、GoogleあたりがSSL証明書のLet's Encryptみたいに、もっと手軽にドメイン登録できるようにしそうな気がする(ただ、そうしても、Googleには今以上の利益はなさそうだ)。

僕のドメインは、もう一個、休眠状態の仕事用のがあるのだが、期限切れで失効させようと思っている。でも、もし幸運にも使う宛てができたら、Googleに移そう。どっちにしても、年内にはめでたくお名前.comからサヨナラできる。

  •   0
  •   0

(あらかじめお断りしますが、全くの駄文です。)

花粉だの雨だので車が汚れて来たので、洗車しないとと思っている。もちろん、自分でやる気は毛頭ない。というのは、洗車場で洗う場合、600円くらいのコースを2回くらいやって(例: 水だけ+洗剤あり)ようやく終わり、しかも、両替機がないから、飲み物を買って両替することになって、1500円近い出費になるうえに疲れ果てるから、苦痛なうえに全く経済的でないからだ。もちろん、車という「物体」が大好きで、常にピカピカの状態に保ちたくて、しかも、他人に触れさせたくないとかいう人は別だが、それにはかなりの論理的破綻がある(僕は昔はそうだったが、今は脱しているので、ここでは深く突っ込んだりディスったりはしない)。

で、調べたら、近くのスタンドとか整備屋で1800円くらいでしてくれるところがあったので、これはもう頼むしかない気分で、今夜にでもwebで予約しようと思っていた。が、今になって、「『今』洗う意味あるのか?」という疑問が生じた。「今でしょ?」では全然ないw いや、お金の問題ではない。

というのは、僕はたまにしか乗らず、仮に明日洗ってもらったとしても、次に乗る時にはすっかり「ピカピカ」の状態ではなくなっているだろうからだ。それって、今より少しいいだけではないか。そんなことに価値があるのかと思うのだ。逆に、仮に、洗ってもらったあとで気分が良くなってドライブに行ったら、その日のうちに虫だの埃だの泥だので汚れてしまうではないか・・・

何のために洗車するのか?

分からなくなってしまった。オイル交換などとは違い、車体が多少汚れていても、車が不調になることはまずない。であれば、次にディーラーに行った時(7月に車検)でいいのではないか?

最初に書いた洗車するモティベーションは、「(世の中では『みっともない』と思われるであろう、)汚い車に乗っている」という羞恥心みたいなのだが、それにしたって、洗って1か月くらいしか持たない。そして、僕が乗るのもそんな間隔だ。だいたい、車が汚れていて何が恥ずかしいというのだ! 車は乗ることに意味があり、見た目はほとんど関係ない(実際には、乗りたくないデザインの車は多いが)。

まったく「うーむ」だ。

どなたか、なぜ洗車する必要があるのか教えて下さい。

 

PS. アメリカ人は、車が汚れても全然気にしないそうだが(ワックスなんて全然しないとも聞いたが、本当かは不明)、僕もそこに近づいたのか。いや、単に無精なだけかも知れない(「US最高!」とは言わないが、日本よりはいいと思う)。でも、これは別としても、外見とか他人の目でなく、自分がどう思うかとか実利を重視するようになったのは確かだ。

PS2. 書いてから、これは、女の人(男も同様だろうが)が化粧したりいい服を着て綺麗にする理由(そうでなくてはいけないという意味ではないし、僕の想像なので外れているかも知れない)なのかも知れないと思った。どうしてそうするかは本人に聞かないと分からないが、やっぱり、外見が綺麗だと気分がいいし、見る方もいい気持ちになるし、いろいろいいこともありそうだからなのだろう(再び僕の想像)。

確かにその気持ちは分かる。薄汚れた黄色い車なんて、みっともないだけだからね。だから、僕も洗車したい気分になったのだ。でも、「別に他人に迷惑を掛ける訳ではないので、いいじゃん」という気分も大いにある。

  •   0
  •   0

僕には全く関係ないことだがw、Spotifyで「圭子の夢は夜ひらく」が掛かったら、ふと思い付いてしまった。彼女が今生きていたら、今頃そうなってたかもなあ・・・ と、感傷にふけるほど、というか、全然好きではなかったw

 

PS. 当時(c. 1970)歌っているビデオを観たら、意外に可愛くて驚いた。やっぱり、どこか宇多田に似ている。あと、生だとレコードほどドスが効いてないのもおもしろい(でも、歳を取ると年季が入ってしまって、(歌がリアルになってしまって、)どういう訳か、逆につまらない)。

 

PS. 「明日は情事か健忘」でググったら、最初は5件しか出て来ず、しかも、健忘症関係だけだったので、「僕のオリジナルかっ!」と、にわかにいきり立った。が、見直して、最後の「か」を入れ忘れたのに気づいて「明日は情事か健忘か」で検索したら、7件のうち2人、先に気付かれた方が居たのでがっかりしたw (4/14 18:53)

  •   0
  •   0

ニュースによれば、スズキは1981年から今年まで検査で不正をしていて、200万台もリコールするとのことで、大変がっかりしている。

1981年て言ったら、僕は、バイク・車どころか自転車で高校に通学していた頃だ。「そんなに大昔からかよ!」と言いたい。実害はないのかも知れないし、あったのかも知れない(仮にこれに起因する事故があっても知らん顔だっただろうから、かなりたちが悪い)。いずれにしても、長年ズルをしていたことには間違いない。「安くていいものを出す魔法」なんて全然なくて、どこかでズルをするしかなかったのだろう。1981年と言えば、あの爺さんの頃からか。うーむ。

いくら今の車が大好きでも、さすがに看過できない。スバルを笑えなくなってしまった。が、今のところ、他社で乗りたい車はほとんどないし(許せるのはコペン(初代)やロードスター辺りかな)、ディーラーだって、今まで、今のところほど良いところはなかった・・・

まあ、他(例: PC関連)と同様、今後はスズキの枠は撤廃して柔軟に考えるしかない。先日トヨタと提携したから、これからは、こういうコンプライアンスの面は改善されるのかも知れないし、関係ないかも知れないし、製品も価格も改悪されるのかも知れない。

 

PS. 「(まだ先だけど)次はアルトワークスがいいかもなあ」と思ってたのに、まったく残念な限りだ。

PS2. リコール費用は約800億円とのこと。売上は4兆円近く(2018年3月決算)あって意外に多く感じるが、純利益は2000億円くらいで、800億円はその40%にも相当する。営業利益(3400億円)と比べても23%以上だ。結構痛そうだな。これを機に、しばらく客が減りそうだし(ジムニーなんて、キャンセルが多発しそうだ)、大丈夫だろうか? そして、張本人の爺さんはうまいこと逃げたってことなんだろうか?? 全くズルい野郎だ。

  •   0
  •   0

確かシンプル バッテリー グラフが突然駄目になった時だったと思うが、スマフォのWi-Fiの消費電力を減らせば更に電池が持つようになるかと思って測ってみたら、意外に食うことが分かった。まず、GSam Battery Monitorで、家で長時間アイドル状態での全体に対するWi-Fiの電池使用率の割合を調べてみた。約9時間で調べたところ、主な要素の使用率は以下のようになった(→ )。

  • 電池使用量(減った率): 6%/8:51 (→ 平均電力消費率: 0.68%/h)
    • 画面: 0%
    • Wi-Fi: 31%
    • アプリ: 46%

これより、Wi-Fiは平均0.21%/h、アプリは平均0.31%/hを消費していると考えられる。だから、仮にWi-Fiを常にoffにしたら、平均電力消費率は(0.68-0.21=)0.47%/hに、onの時間を半分にできたら0.58%/hになるはずだ。

Wi-Fiを停める(停めたい)状況は、以下の2とおりある。

  • 外出時: モバイルしか使われないから全くの無駄なので、Wi-Fiを(自動で)offにしたい。
  • 在宅時: 常時onだと待機(アイドル)時は無駄なので、必要な時だけonにしたい。

外出時に関して、以前はWiFi Maticという、モバイルの基地局情報で位置を判定してWi-Fiをon/offするアプリを使って、外出時は自動でoffになるようにしていたのだが、どうしてか、少し前から誤動作するようになり、家でもoffになってしまったので止めた(既に公開されていない(同名のものはあるが、別物である)ことも、止めるきっかけになった)。確かに、止めた時には外出時の電力消費率が若干増えたのを覚えている。

それで、代わりのアプリを探したのだが、どうしても僕の要望に合うものはなかった。惜しいものはいくつかあったのだが、ネットワーク位置情報(Googleに自分の位置を送る)を使うものは却下した。候補の中で良さそうだったものを以下に列挙する。

  • Smart WiFi Toggler (2015): ネットワーク位置情報を使う。
  • Wifi Toggle (per Funkzelle) (2017): 新しい基地局を手で登録しなければならない(自動学習ではない)。
  • AutoWiFiOnOff (2018): いろいろイマイチ(惜しい)。
  • WiFi Auto (open source) (2018): ネットワーク位置情報を使う。
  • WiFi Automatic (2018): 位置はGPSを使う(しかも、位置での判定は動かない)。

一番良かったのは最後のWiFi Automaticだった※が、なぜか位置での判定はできなかった(テストで結構歩いたのに無駄だったw)。ただ、仮に(他のアプリを使って)位置(基地局)で判定できても、基地局が増減するたびに誤動作する可能性があるので、位置での判定は諦め、WiFi Automaticの機能の、APの有無での判定を使うことにした。具体的には以下のような設定にした。

  • 15分ごとにWi-Fiをonにする。
  • 2分間Wi-Fi APに接続できない時、Wi-Fiをoffにする。

※(4/13 14:20) その後更にアプリを探したところ、以下の2つも良かった。あとでそれぞれの評価結果を投稿する予定である。

    • Wifi matic (2017): 最初に使っていたものと同じような名前だが、別物。
      • 機能はWiFi Automaticのサブセット的で、僕が使ううえではほぼ同じことができる。位置でのon/offはできないが、WiFi Automaticの位置判定もうまく動かないので、こちらの方が軽量そうでいい。また、ルータの情報が見えたり、動作ログが見やすいなどの点も便利。
      • 簡単に動作したところ、問題なさそうだった。
      • 下のWayfiが駄目なら、WiFi Automaticでなくこちらを使う予定。
    • Wayfi - Automatic WiFi Toggle Service (2018): 名前はサービスっぽいが、独立したアプリのようだ。
      • GPSを使うが、ネットワーク位置情報は使わなくても良く、機能が僕の要望に合っているので、消費電力が大きくなければ使いたいと思った。
      • 基本動作は概ね問題ない。
      • 外ではWi-Fiが完全にoffになり、帰宅したら即座にWi-Fiに接続されるのが気持ちいい。
      • 「外出」を模擬(「家」の位置をずらし、ルータのWi-Fiをoff)した長時間静止・アイドル時の消費電力は全く問題なかった(0.6-0.7%/h程度)。
      • 実際の外出時の消費電力を確認中(少なくはないが、いつもと同様な感じ(3%/h前後)で、すごく多くはない)。
      • 少し使ってみたら、家に居るのに、時々Wi-Fiがoffになる(すぐにはonにならず、5分くらいしないと繋がらない)。「家」の範囲を200mと大きくしても直らなかった。そうでなくても、家の近くの外に居る時も、頻繁にon/offしていたので余り気分が良くない。確かに、GPSには誤差(揺らぎ)があるし、室内だと受信状況が悪いから、本質的に良くない気がした(基地局の方がまだましだ)。それで、Wayfiは止めてWifi maticを使ってみることにした。 (4/13 20:32)

外出時に上記の処理(「Wi-Fi間欠on」と呼ぶ)をする場合としない場合(「Wi-Fi連続on」)および在宅時(Wi-Fiは連続on=常時接続)を想定した条件(実際には、いずれも家の中で測定した。「外出時」の環境は、ルータのWi-Fiを停めて実現した)での電力消費率を測定した。

以下に、外出時のWi-Fi間欠on時()と連続on時()、在宅時の連続on時()のWi-Fiの動作状況や電池残量のグラフを示す。電池残量は水色の線で、Wi-Fiの電源on/off状況は"WiFi"の左のオレンジ色の点・線で示されている。基本的に想定どおり動いている(16時以降の部分)。ただし、Wi-Fi onの間隔が指定と異なっており(約11分になっている)、アプリの不具合なのか機能の制限なのか、私が仕様を誤解しているのかも知れない。

それぞれの電力消費率は以下のようになった。

  • 外出時 (モバイルデータ通信, Wi-Fiは常に非接続)
    • Wi-Fi間欠on(on時間率: 13%): 0.53%/h以下
    • Wi-Fi連続on: 1.5%/h
  • 在宅時 (Wi-Fiは常に接続): Wi-Fi連続on: 0.53%/h以下

上で、「以下」というのは、測定時間を充分長くできなかったため、電池残量がきりのいい値にならず(残量の最小単位は1%)、1%未満の残量が切り捨てられているために、多目の電力消費率になっていることを示す。

外ではモバイルデータ通信をするためか、ほぼWi-Fiだけで通信する在宅時よりも約1%電力消費率が大きい。そして、Wi-Fi間欠onにした場合には電力消費率を約1%/h減らせて、連続onの約1/3にすることができた。これは当初の期待以上である。測定誤差などはあるだろうが、外出時の消費電力を多少下げられることが分かった。

実際には、外出時には上のテストのように何もしないで居る訳ではなく、GPSロガーを動かしたり、写真を撮ったり、地図を見たり、音楽を聴いたりする。それらの消費電力はかなり大きい(そもそも、画面点灯の消費電力ですら大きい)ので、Wi-Fiでの削減が本当に体感できるかは疑問だ。ただ、消費電力を可能な限り減らすに越したことはないだろうし、それが目的だ。

もちろん、外では基本的にWi-Fiを使わないのだから完全にoffにしたいが、上述のとおりいいアプリがない。Automagicで自分で作ろうとも思ったが、基地局のIDを見てみると、数時間ごとに3-4個が切り替わっていて、これからも新しいものが出て来そうだ。そのため、基地局が増えたら自動的に登録するようにするとしても、かなり広いエリアが「家」と見なされることになり、家の付近ではWi-Fiがoffにならなそうだ。基地局での「家」の判定と上記の間欠onを組み合わせれば良さそうだが、なかなか複雑なので保留した。

余談: 基地局で位置を判定するタイプの自動Wi-Fi on/offアプリに対して「ちゃんと動かない」と言う方が結構居るが、上記のような基地局の変化のせいではないかと思う。基地局を自動学習できるアプリはほとんどなく、最初に設定した基地局だけがずっと来る訳ではないから、そのうち「家でない」と判断されてoffになってしまうのではないだろうか。まあ、こういうことは普通は分からないから仕方ないだろう。アプリの作者ですら想定してなさそうだ(大抵のアプリは、「家」には基地局を1個しか登録できない)。

次に、在宅時の消費電力削減も可能か試してみた。基本的には、普段はWi-Fiをoffにしておき、通信する時にWi-Fiをonにすればいい(Wi-Fi APがなければ諦める)。書くとシンプルで簡単そうだが、実際にはとても難しい。WiFi Maticの代わりを探していた時にそういうのがあったのだが、その時はそれが目的でなかったので閉じてしまったら、その後、いくら探しても全然出て来なくなってしまった。僕の見間違いだったのか幻だったのか、全く不思議だ。

それで、この方式(「Wi-Fi自動on」と呼ぶ)の実用性を検討するためにAutomagicとWiFi Automaticを使ってプロトタイプを作ってみた。基本的には以下のような処理である。

  1. Wi-Fiがoffになったイベントを待つ。
  2. モバイルデータ通信が始まるのを待つ(1000バイト以上送受信されるのを待つ)。
  3. Wi-Fiをonにする。
  4. Onにしてから一定時間(6分)後、または、一定時間(2分)以内にAPに接続できない場合はoffにする。

簡単に書いたが、実装には苦労した。しかも、動かしてみると効率が悪く、消費電力を削減するどころか増えてしまった。原因は、上記2番の実装が悪くて、条件が満たされるまで延々と繰り返し待っている(ポーリングしている)からである。本当は1番のようなイベントにしたかったのだが、Automagicではできないので、とりあえずこのようにしてみた。

以下に、Wi-Fi自動on時()と連続on時()のWi-Fiの動作状況や電池残量のグラフを示す。2つを比較すると分かるように、Wi-Fi自動on時はWi-Fiは断続的に(上の間欠onと異なり、モバイル通信を契機にonになるので一定間隔ではない)onになっており、想定どおり動いていることが分かる。

ただ、電池残量(水色線)の傾きを見ると分かるように、Wi-Fi自動onでの電力消費率(1.7%/h)は連続on(0.53%/h)の3倍以上にもなってしまった。上にも書いたように、モバイル通信の状態のポーリングで常にアプリが動いているのが悪いようだ。更に、そのためにDoze(ディープスリープ)状態にもなれないようで(本方式ではDozeの線が破線になっているが、連続onではほぼ繋がっている)、消費電力が大きくなったのだろう。

それ以外に想定外のことも分かって、この方式自体がイマイチな可能性があることが分かった。それは、当たり前のことだが、通信は時間的に分散している(まとまっていない)。それまでoffになっていたWi-Fiをonにしたからといって、途端にいろいろなアプリが通信をし出すことはないのだ。そのため、Wi-Fiのon/offが頻繁になって、まとまったoffの時間ができない(実際、グラフではほとんどのWiFiの点の隙間は広くない)。それでは消費電力が低いoffの時間が稼げないうえに、onにする時に消費電力が増えるため、消費電力を削減する効果が低い。これを何とかするにはOSの対応が要る(例: アイドル時は通信をまとめる、アイドル中は各種アプリを一括して動かす: どちらも難しそうだ)。

いつものように、「やる前に気付けよ!」って話ではあるが、やってみないと分からないことはあるものだ。それに、後述のように、Googleだってやっているのだから、それほど間違ってはいないはずだ。

それから、最初から分かってはいたが、モバイルデータ通信が始まった後でWi-Fiをonするので、契機となった通信のデータは全部モバイルになる(一つの通信の途中から切り替えることはできない)ため、モバイルデータ通信量が通常の約4倍に増えてしまった(最初の通信は量が小さいだろうと思い込んでいたが、実際にはそうでもなかった)。これを解消するにもOSの対応が要る(これは容易だ)。

これに関しては、以前も書いたように、トレードオフがある。もし、モバイルデータをふんだんに使えるなら、これは全く無視していい。ただ、僕のように500MB/月というケチケチプランだとそうも行かない。この件ではいつも悪あがきしている。今回だってその一環だw

結局、現段階では「いいことなし」なのかも知れない。ただ、アイデアとしては悪くないはずだ。実際、Android 9 (Pie)にはこの機能(Wi-Fi自動on)が入っているとのことなので、それに期待したい。ただ、上記のように通信が分散したままだと、いつもonになってしまって余り効果がなさそうだ(そのためにPixel以外の8(Oreo)には入っていないのかも知れない)。まあ、どうなるか楽しみではある。

それに、そもそも、在宅時はいくらでも充電できるのだから、すごく苦労してまで消費電力を下げる必要はないことにも後から気づいたw それでPieに更新されるのを待つことにした。

という訳で一勝一敗(一敗一分?)となったが、若干にせよ、消費電力削減できた(気がする: まだ実際に使って、「お、使用可能時間が*時間も伸びた!」などとは実感できていない)ので、気分(だけ?)はいいw

 

おまけ: 今日の午後に実際に外出した時のグラフを載せる。Wi-Fiは、外出中はちゃんと間欠onになっている(今回は、指定どおりの15分間隔になっているようだ)。GPSロガーを動かしていたのでGPSも動いているし(移動中は意外に頻繁だ)、画面も点灯している。電力消費率は1.7%/hだった。いつもは3%/h前後なので少なくなった気はするが、使い方にもよるので、まだ何とも言えない。

床屋に行った時の動作状況

(4/12 8:59 わずかに加筆; 4/13 14:20, 20:32 追加アプリについて追記)

  •   1
  •   0

一言言いたい。

銭湯の絵は果たして芸術なのか? 僕は美術などには全く能がないが、あれはどう考えても工業・産業的なもので、確かに技術はあるが、(例えて言えば、街にあふれる看板や以前書いた「(自称)オルゴール」の演奏のようなものだ)芸術とは言えない。価値がないとは言わないし、確かに伝統はあるだろうし、継承して行く必要はあるのかも知れないが、芸術ではないだろう(その証拠のひとつは、銭湯の絵はいつも上書きするではないか。仮に芸術なら、保存したくなるのでは?)。それでも弟子になりたい人が居るのはいいけど、「芸大」の人がやって何か得るものはあるのか。

(浮ついた)名声?

解散!

そして、騒がれているが、あの虎の絵は(芸術的)「盗作」というより、著作権法違反とか無断引用の範疇だろう。

PS. とは言っても、無断引用にしたって、僕はあれをその場で描けるのは大した腕(才能・センスは不明)だと思うから、もっとちゃんとすればいいのにと思う。

  •   1
  •   0

先日ちょっと書いたドライブの補足を書きます。

歯科(定期検診)のあと、久し振りに行きたくなって、いつものデニーズに向かい、12時頃着いた。パスタとサラダとオールフリーにした。ペペロンチーノはまあまあ(麺がちょっと水っぽかった)だった。小泉さん(仮)が親切だったけど、前回同様、すぐに居なくなってしまった。いつもと同様に1500円くらいだった。付近の道沿いの桜が満開だったので、食後に少し歩いた。天気が良くて気持ち良かったが、歩くと暑くなった。

気分も天気も良かったので、古峰ヶ原辺りまで走ってみることにした。30kmくらいで、ちょっと行くには遠い気がしたから、疲れたら途中で帰ろうと思っていたが、のどかに走れたせいか、いつの間にか着いて、すごく近く感じた。13時頃出て、14時頃、神社に着いた。平日なので、さすがに人は少なかった。

※調べたら、狛猫は既に居るとのこと。ちょっと見に行きたいけど、遠い・・・

神社から林道(舗装はちゃんとされていて、入口辺りは太かった)経由で帰ることもできるようで、おもしろそうではあったのだが、どうせ途中から細くなって神経を遣うだろうから止めた。帰路の山を下る道に、ものすごく遅い(ほぼ30km/h・・・ 良くこのスピードを保てるものだと、却って感心するw)老人の軽が居たが、呆れながらも気持ち良く走れた。遅く走るのも自由だけど、彼らには「譲る」という単語も覚えて欲しい。行きと同じ道は車が多目だったので、途中で少し南にそれた(地図の「鹿沼市」の左の下に膨らんだ部分)。それから7-11に寄って、バナナを食べながら「国生さん」に見とれたw

16:15頃、無事帰宅した。気持ち良かったが、結構長時間乗ったので疲れた。帰りにガソリンを入れたら、近頃はほとんど遠出しかしていないため、燃費は良く、15km/lだった。

約90km、6:45(歯科・昼食込み)
AQUOS sense liteにて撮影 (今ひとつ色が薄い感じ)

 

(4/9 9:30, 11:18, 11:32 題を変更, 5/13 6:22 日付が誤っていたので修正)

  •   0
  •   0

なぜか、春になるといろいろなことが動き出す(まさに啓蟄?)ようで、気候が良くて気分がいいこともあるのだが、いろいろなことが勃発して疲れることも多い。以下に主なものを列挙する。あとで詳細を書くかも知れないし、そのままにするかも知れない。特に書きたいことは、ここで書いておく。

  • 病気再発? → とりあえず、様子見に。
  • スマフォ(AQUOS sense lite)の怪: 電池の激減、Wi-Fiルータへの接続を繰り返す、再起動したら予定を同期しなくなった。
    • なぜか、消費電力測定アプリ(シンプル バッテリー グラフ)が駄目になって、突然数十%も減るようになったので、別の(3C Battery Monitor)に入れ替えたj※。広告を停めるため、外部との通信を遮断していたのだが、突然、それが原因で電池を食うように(見えるだけ?)なった他に、システムの電池情報もおかしくするようになってしまったようだ。
      • ※その後、GSam Battery Monitorというアプリもいいことが分かった。こっちは電力消費率のグラフが出て便利だし、例のDoze(ディープスリープ)状態になっていた時間や、Wi-FiやGPSなどがonになっていた時間が分かるので便利だ。あと、広告も良心的でいい(3Cは突然全画面で出る)。でも、3Cにもいい点がある(アプリごとの電力消費量が分かる: GSamにもその画面はあるが、正しく動いていない)ので、ちょっと迷っている。 (4/7 19:42) → GSamは電力消費率のグラフの縦軸(消費率)を拡大できなくて実用的でないので、基本的には3C(同様のグラフがあり、ちょっと分かりにくいけど拡大できる)にすることにした。ただ、今は別件でWi-Fiのon/offの確認をしたいので、一時的にGSamも併用している。まあ、両方入れておいても問題なさそうではあるが。 (4/8 12:17)
    • Wi-Fiルータへの接続はAir Cardでいろいろやっていた関係かも知れない。ルータも再起動したら、直った。
    • 再起動で予定を同期しなくなったのは以前からなので、諦めて別のアプリにした。今までのは古い版のまま更新されていないので、仕方ない。
  • 鋭い歯科衛生士さん、歯科医院の世襲劇
    • 先日の定期検診で診てくれた歯科衛生士さんは、僕が何も言わなかったのに、今までの人が発見できなかった問題を2個も見付けてくれた。一個は虫歯で、もう一個は割れの可能性だった。虫歯は歯が金属に接する部分が欠けていたのだが、以前痛んですぐに収まったところかも知れない(すごく小さいので、自分で見ても全然分からないし、今は自覚症状もない)。痛んだ時は、(歯科)医師も衛生士も全然分からなかった。割れは、ずっと、歯ブラシで触ったりするとピリピリしていた歯だった。写真では縦に筋が入っていたが、医師は割れではない(知覚過敏)と診たようだ。それまでは指摘すらされなかったから、写真を見せられてすごく納得した。当然なんだろうが、こういうのはかなり人に依るものだな。
    • それまでは前回までの、清掃をとても丁寧にしてくれる、お姉さん的な人にやってもらいたくて楽しみにしていたのだがw、すっかりその鋭い人に参ってしまった。次回もその人だといいが、なかなかそうも行かない・・・
    • その日、なぜかそれまでの担当の歯科医師が居なくて、院長に代わった。掲示されている担当者一覧を見たら、歯科医師のところには院長と同じ名字の人が並んでいたので、子どもたちが一人前になったから今までの人は「用済み」になって放逐されてしまったのだろうと推測した。資格があっても気を抜けない、なかなか大変な世界だw
    • あと、いつものように、受付にはにこやかな菅野美穂さん(に似た人)が居て、和んだのは全くどうでもいいことだが、どうしても書きたいw
  • 軽いドライブ、小泉さんと国生さんw
    • 歯科のあとで、いつものデニーズに昼食を食べに行き、それから古峰ヶ原(古峯神社)にドライブに行った。古峰ヶ原はデニーズから30kmくらいあるので、疲れたら途中で帰ろうと思っていたが、すごく気持ち良く走れて全然遠く感じず、あっという間だった。
    • デニーズの辺りの道ばたの桜並木が満開で綺麗だった。今まで全然知らなかった。
    • デニーズには小泉さん(仮)が居た。相変わらずだったw クーポンを使おうとしたらログインが必要で、手間が掛かってすぐに見せられなかったのだが、見せなくても「確認したので大丈夫です」と言ってくれたのがうれしかった。でも、すぐに居なくなってしまった。
    • デニーズアプリは、ログインは面倒だし、データ量を馬鹿みたいに食う(20MB以上)のでちょっと止めたい。
    • ドライブの帰路に寄ったコンビニに、(昔の)国生さゆりそっくりな人(色白、ミディアム(かショート)ボブ、色っぽい顔と目と唇)が来て、驚いた。なぜ、あんな田舎にあんな綺麗な人が居たんだろう? 車内でバナナを食べていた僕は目を釘付けにされた。
  • 散歩中にピアノ: 先日散歩していたら、突然、ピアノの演奏が聞こえて来た。CDなどの録音ではなく、誰かが弾いていると感じた。録音(プロ)ほど完璧ではないが、(よく子どもがするような)弾き直しなどなくて下手ではなく、気合が入っていた。曲名は分からなかったが(多分、リストなど僕の不得意なロマン派)、なかなか鋭い演奏で、少し立ち止まって居た。なんとなく、大人の女性がグランドピアノを弾いている気がした(少なくとも、アップライトではないし、高校生以上のような気がする)。その辺りには蕎麦屋のおばさんの家があるのだが、まあ、あののどかな人があんな鋭い音を出していたのではないだろう※。今日、その蕎麦屋に行ってそのおばさんも居て、何か知っていることがあるかもとは思っては居たのだが、なかなか聞けなかったw
    • ※僕は、日頃から表現者の性格・行動・属性などと作品は関係ないと思っているが、上に書いたこととは矛盾しないと思う。つまり、のどかな人は、仮に演奏したとしてものどかな音を出すように思えるから、「のどか」に見えるのだ。別の言い方をすれば、世間に広く知られていると思われることは実際には虚像で、本人を正しく表していない可能性があるが、本人を知っていれば、その人のしそうな表現も推測できるということなのではないだろうか。(苦しいな・・・)
  • 母の病気: おそらく緊急性はないのだが、根治には手術が要る一方、高齢なので手術にはリスクがあるので、どう助言すればいいのか難しい。助言しても、なかなか本心を出さないから厄介だ。
  • 暑いうえに寒い → くしゃみ連発+鼻水。ティシューの減りが速いうえに鼻の周辺がひりひりする。
  • 床屋が面倒: 行きたくなってから2週間経過して、髪の伸び具合が高校・大学時代みたいな雰囲気になって来たw

こんな時はやっぱり、モーツァルトのピアノ協奏曲(第20番以降)を聴くに限るのだが、Spotifyで選ぶのすら疲れるので、手持ちのゼルキンの1980年代のを連続して掛けている。時には歯がゆい・枯れ過ぎな箇所もあるのだが、全体としては「鉄板」で、安心して聴ける。他の定番であろう、内田やピレシュ、ペライアなどとは安心度が全然違う。ただ、フレイの演奏がもっとあれば、新進気鋭(当時)さや若い熱気やパワーで元気が出る気がするのだが、余りないので仕方ない。

 

PS. コンピュータのプログラムやライブラリの説明で、「いろいろ混ぜて一緒にした」(= ごった煮)というような意味の単語があったのだが、調べても"misc."や"sundry"(今日まで正しい意味を知らなかった)くらいしかなく、「本物」が思い出せなくて歯がゆいw

(4/7 11:35 地名を修正)

  •   0
  •   0

先週、2017年に手術した辺りが腫れた。そして、前回と同様の経過を経て治まった。再発したのかと思って心配になったのだが、単なるできもので問題ないかも知れないとも思いつつも、やっぱり気になって病院に行った。

結果は予想どおり「様子見」になり、またこうなったら来るように言われた。まあ、今までの経験から予想していたとおり(医師は、だいたい、その時に症状が出ていなければ、「様子見」にする)なので、特にムカつきもせず、逆にまた入院・手術するのも面倒だし、あそこには余り入院したくないので、ほっとしたくらいだ。ただ、もし次回行くとすれば、無駄足を避けるために治る前に行きたいw

ただ、MRIくらい撮ってもいいとは思うのだが、まあいい。というのは、今は、仮に再発しても手術しないことも考えているからだ。前回は病気なのを知らずに二十年以上放置していたが、癌のようなすごくひどいことにはなっていなかったので、今後もそれで乗り切れるのではないかと期待するのだ。まあ、その時になったらどうするか分からんけど、次は手術するのとしないのと、更に、(僕の体質に起因するのであれば、)手術しても再発する可能性も考慮して、どちらがいいか考えたい。

転勤したのか、前回の主治医は居なくなっていた。そして、運の悪いことに、今日は当番の二人のうち片方が休みのようで、結構待つかと思ったが、一時間くらいで診てもらえた。途中から一人増員になったのが良かった。その増員の医師は、前回もちょっと診てくれた元気な人だった。もしかしたら、僕の手術をした人なのかも知れないと思うのだが、手術前の挨拶はなかったし、僕は眼鏡をしていなかったし、彼はマスクを着けていたから良く分からない。そういうことを教えてくれなかったのは、あの病院の良くない点だ。そういうことも、あそこを敬遠したい一因だ。

他に、日本の病院では良くあることだが、受付前の待合所で人前で病状を聞かれたのは、どうなんだろうと思った。僕はまあいいけど、話しにくい人は居るだろうし、今はプライバシーを大切にする世の中ではないのか。その病院はとても大きな組織が運営しているのに、田舎だからダウングレードしてしまっているのか。残念なことだ。でも、いつも思うのだが、看護師さんや受付の人が親切なのは良い。少なくともそれだけは、あそこのいい点だ。

待っている間、SpotifyでThe Carsの"Candy-O" (1979)を聴いた。ちゃんと聴くのは久し振りではないか。データ節約モードでも全く問題ない音質だった。ただ、スマフォのボリュームでは微妙な音量調整ができないので、ケーブルの途中に入れるボリュームが欲しくなった。そういうアプリがあればいいのだが、以前は見つからなかった(→ 「音量微調整」で検索したらいろいろあったので、試す)。次のアルバム(何だったかすっかり忘れたw)を聴き始めた頃に呼ばれた。

見ただけのせいか、診療費は200円くらいと安かった。ちょっと心配したのだが、再診扱いのようで、紹介状がなくても追加費用は取られなかった。

モバイルデータ量を調べたら、なぜかOperaが多かった。以前起こったのと同じ現象だ。自分や他の方のブログをちょっと見ただけなのに16MBも使った。40分くらい聴いたSpotifyと同じくらいだ。謎だし、どうも気に入らない。Firefoxでも起こったし、フォントか何かなのだろうか。

帰りにちょっとドライブして来た。景色は「いかにも春」で、ところどころに桜なども咲いていて、車が例によって調子良いのと相まって、気持ち良過ぎて眠りそうだったw 約30km、1時間くらい走った。途中に、たまに通るちょっとした山道(低いので、屈曲路という方が正しい)があって楽しかった(正確には、その道かもと思ってナビの目的地に設定した)。やっぱり道はちんぷんかんぷんで、帰路はナビより近道があったのに気付かなかった。

朝、バッテリーが少し危うい感じだったが、まだ持ちこたえている。走行距離はほとんど増えず、約54000km。夏には車検だ。

 

PS. スマフォの音楽再生音量の微調整の件。Androidではなんと15段階しかできないようだ。昔から問題になっているのだが、例によってGoogleは対応していない。Automagicでも15段階だった。微調整するアプリはいくつか見付かったが、Precise Volume (+ EQ/Booster)というのが一番僕には向いている感じだ。ただ、無料版ではアプリを開かないと微調整ができず、音量キーを押すと大きな幅で変わってしまうのが嫌だ。気に入ったら買おうか。 それにしても、ブースターは山ほどあるのだが、そんなに使うものだろうか。あと、単なる音量調整(設定と同じ機能)が山ほどあるのだが、そんな無意味なアプリを作るなんて、そんなに暇なのか?w 情弱から広告料を稼ぎたいのか。 (22:53)

(4/4 7:53) その後、AndroidのイコライザやDSPを改造して自作しようかと思ってGithubを探したのだが、さすがに面倒なので保留した(中心部分は乗算だけなのでものすごく簡単なのだが、UIだのAndroidアプリにするような、「回り」の作業が煩雑だ)。そもそも、イコライザアプリなんて、中身はAndroidのを使う、単なるガワばかりだった。ただ、一個だけ、JamesDSPManagerというのがまともで良さそうだった。これをベースにすれば、今使っているグライコアプリと音量微調整を統合できそうだ。

それから、(Google Playでなく)Googleで検索して、最初は使い方が分からなくてパスした、ExtraVolumeSimple(音量微調整)※の使い方が分かり、良さそうなので試そうと思っている(と言っても、スマフォでSpotifyを聴くことはそうそうないので、なかなか試せないがw)。

※ExtraVolumeConfigの方が新しいようだ。基本機能は同様だが、不具合修正や新しいOS対応があるようなので、こっちに変えた。

ただ、UIをもう少し分かりやすくすればいいと思う。あれでは、画面を一目見て使える人は皆無だろう。Google Playにも「どうすれば音量を微調整できる」ということは書いてなくて、他人の書いたページを読んで初めて分かった・・・ これを、例えば、「拡張音量設定」を「音量ステップの倍率」などと書き、そのスライダーの最小・最大値を"x1/10"と"x10"などと書き、現在の値を"x1/6"のように書けば、随分分かりやすくなるのではないだろうか(← 例はあくまでも僕の理解の範疇なので、実は間違っているのかも知れない)。

まあ、こっちは使うだけなので文句は言わないが(でも、上の改善例をコメントに書こうかな)、技術者としては「それじゃ駄目だよ」と言いたいw あと、こちらは、ちょっと設定しようとすると全画面広告を出すPrecise Volumeより邪悪でないのが、すごくいい。

  •   0
  •   0

もう誰も使っていないだろうし、こういう情報が要る方は皆無だとは思うが、折角いろいろやったので、今までに分かったことをまとめる。最新版のハード(PQI Air Card II)とファーム(V303)が対象である。

  • 使い方に関して
    • PC(Linux)からAir Cardのファイルにアクセスするなら、dropbearを入れてsshfsなどを使うよりcurlftpfsを使う方が手軽。
      • Air Cardの内蔵のftpサーバのままでマウントできる(設定・改造不要)。
      • curlftpfsでの転送速度が速いか遅いかは不明(筆者の環境では500KB/sくらい出ていた)。
    • autorun.shを作って子機モードで使う時にAPに繋がるまでに30秒くらい掛かるのは、通常のAPモード(w3コマンド)と子機モード(w2コマンド)の初期化に時間が掛かっているため。w3を起動させずに直接子機モードにすれば少し速くなるはず。
      • そうするにはinitramfsを作り直す必要がある。
      • /etc/init.d/S12_mod_wifi startでAPモードにしている。
      • ただし、APモードになれないと動作確認が困難になる欠点があるので切り替えられるようにした方がいい。
    • 子機モードの時は、kcard_appやkcard_cmdやkcard_startupは全く不要。kcard_appを停めても問題ない。
      • kcard_appでデジカメで画像を削除したらWi-Fiをonにするなどの処理を行っている。
    • ファーム更新に失敗した時などに設定が壊れてWi-FiのSSIDがおかしく(例: "h)")なったりして、ファームを書き直しても直らない場合は(まだ「回復不能になった」と諦める必要はないw)、/mnt/mtd/configがディレクトリでなく通常ファイルになっていることがあるので、ログインできるならそうしてコマンドを実行して直すか、autorun.shにコマンドを書いて作り直すといい。
    • Air Card内のLinuxと外部からのmicro SDへのアクセスが競合すると、micro SDが(論理的に)壊れる可能性がある。
      • Linuxからrefresh_sdコマンドを実行するとその時のmicro SDの状態がLinuxに反映でき、syncコマンドでその逆(Linuxでの変更がmicro SDに反映される)になるようだ。
      • それでも同時アクセス(例: Linuxで変更後、外部でmicro SDが変更され、その後Linuxでsyncした場合)で壊れる可能性はある。
      • だから、Linuxからmicro SDに書き込むのはなるべく控える方がいい。
  • 消費電力関係
    • 「スリープモード」は無効。kcard_cmd -s 0 (または1)は効かない。してもしなくても一緒で、スリープしない。
      • 昔は動いていたけどファーム更新でなくなったのか、子機モードで使っていたせいかも知れない(そうでなくても無効だった気がするが、定かでない)。
      • kcard_appに入っているが公開されていないioctl、KCARD_GO_SLEEPも効かない。
    • 消費電力を減らすには、wlコマンドでWi-Fiモジュールの省電力設定を変えるのがいい。
      • 例: wl PM 1 (または wl PM 2)
        • wl PM 0で解除される。
      • 消費電力が27%くらい減る(例: 800mW → 500mW)。
    • ifconfigコマンドでWi-Fiを停めてもWi-Fiが使えなくなるだけで、消費電力は減らない。
    • Wi-Fiの送信電力を下げても消費電力は減らない。通信速度が落ちるので無意味。
    • Wi-Fiモジュールの省電力機能以外で消費電力を減らすことはほぼ不可能。
      •  システムをスタンバイさせたり電源をoffにする機能はなさそう。
        • 第三者が公開しているbusyboxのpoweroffコマンドの動作はshutdownと同様。
      • スリープはビジーループなので、消費電力削減には全く効かない。
      • micro SDをアンマウントしても消費電力は減らない。
      • カーネルにはクロックを変更したりスリープモードになると思われる機能があるが、使えるのか(本当に機能するのか)は不明。
      • Linuxを起動させなくても消費電力は減らない(u-bootのスリープがビジーループになっているせいか)。
      • CPUにはスタンバイなどの機能はあるが、システム制御レジスタの仕様が分からなので使えない。
      • 仮に、電源スイッチを付けてAir Card全体の電源を切ったとしたら、外部からSDとしてアクセスできなくなってしまう。
        • micro SDの制御にはLinuxやCPUは関わっていないが、SOCが制御しているようなので。
    • microSDを挿さないとAir Card全体が起動しないようで、消費電力は低い。
  • 更に細かい話
    • Air Cardの元はKeyASICのMCARDのようだ。
      • TranscendのWi-Fi SD CardやFlucardも同様と思われる。
      • SOC: SPG101 (CPU: ARM926EJS)
      • Wi-Fi: Fortune AF-N-31GL (Atheros AR6005)
      • Linuxカーネル: 2.6
    • ファーム更新用プログラム: program.binについて
      • ファーム更新ファイルの内容(推定)
        • program.bin: ファームウェア更新プログラム
        • mtd_jffs2.bin: /mnt/mtdのファイルシステムの内容
        • Image3: Linuxカーネル (Imageの場合もある)
        • initramfs3.gz: Linuxのルートファイルシステム(/)の内容 (initramfs.gzの場合もある)
        • autoload.tbl: (ない場合もある)不明。読み込むファイル一覧?
      •  更新に必要なファイルが正しくないと通常の起動になる。
        • 先頭のデータで更新ファイルの正当性を確認しているようなので、最初だけコピーしておけば誤魔化せる。
      • program.binの中に書かれたu-bootのコマンド(スクリプト)で、micro SDの更新ファイルを読んで内部フラッシュに書き込んでいる。
      • program.binはu-bootのサブセット+改造と思われ、使える(動く)コマンド・機能は少ないし、動作がおかしいものがある。
        • if, &&などやclk setコマンドは使えない。
        • sleepコマンドの単位は秒でなく、かなり小さい(約1/416秒?)。
      • ファームの更新成功後、program.binはLinuxの起動時に削除される(他の更新ファイルはどこで削除されているのか不明)。
    • [既知の情報] ファーム内のinitramfs3.gzの先頭8バイトを除去しないと、gunzipできない。
      • 例: dd if=initramfs3.gz bs=8 skip=1 | gunzip > initramfs3
      • ファイルの展開にはcpioを使う。
        • 例: cpio -ivd < initramfs3
    • [既知の情報] busyboxをコンパイルするには、arm-none-linux-gnueabiのgccが要る(→ ダウンロードの例)。Linuxのクロスgcc(arm-none-eabiなど)では駄目。
      • u-bootやLinuxカーネル(GPLなので、昔ソースが公開されていたようだ)はそれでなくてもビルドできるが、ちゃんと動かすための設定が難しい(u-bootは起動はするものの、今ひとつうまく動かない。Linuxカーネルはビルドできたが、動かなかった)。
      • LinuxカーネルはmkimageコマンドでuImageにする。なぜか作られなかったので、u-bootのものを使った。
    • Air Cardのブートの流れは以下のように推測している。
      1. 電源on後、内部フラッシュのu-bootが読まれて起動される。
      2. u-bootはmicro SDにprogram.binがあれば読んで実行する。
      3. u-bootは内部フラッシュのLinuxを起動する。(内部フラッシュからRAMへの展開をどこでやっているのか不明: おそらくu-bootがやっている)

 

(4/3 8:09 refresh_sdに補足)

  •   1
  •   0

諦めた」と書いたPQI Air Card II(以下、Air Card)でのデジカメ画像の転送であるが、実は密かに日夜続けていたw(投稿の間が空いたのはそのせいだ) 買ったお金が無駄になるのが嫌なのでなく、「できそうでできない」というムカつかせる状態や僕の好奇心がそうさせていた。毎日、夜には諦めて片付けるものの、朝起きると新しいアイデアが浮かび、引っ張り出して試し、結局駄目でがっかりして、「もう諦めた!」と決意を堅くして仕舞うの繰り返しだった。

大きな問題は以下だった。

  • 電源をonにした時、通常はWi-Fi(Linuxも)を起動させないようにする。
  • デジカメから、Linuxを起動するかどうかの切り替えができるようにする。

切り替える手段がほとんどないので、Air CardやFlashAirのやり方をならって、特定の画像を削除することにした。ただ、前にも書いたように、切り替え機能を実現するベースに使おうとしているファームウェア更新プログラム(program.bin)ではifなどの条件判定ができないうえに、入手したu-bootをコンパイルしてもなぜかうまく動かない機能が多いので、どうしても、「あるファイルがあったら*する/しない」という判定ができずにいた。

それが、昨夜ふと思い付いたことで可能になった。

program.binは、SD内にファームウェアの更新に必要なファイルがあるかどうかを判定して(u-bootの)ファイル読み込みやフラッシュ書き込みコマンドを実行しているので、その判定処理を使うのだ。具体的には、例えば、SDにあるImage3というファイルをフラッシュに書き込むコマンドは、program.binの中に以下のような文字列で書かれている。

fatload mmc 1 208000 image3; sf erase 200000 300000; sf write 1ffc00 200000 300000

今までは、そこにファイル有無を判定するコマンドを入れて失敗していたのだが、そもそも、Image3がある時だけこれが実行されるのだから、これが呼ばれる前にImage3というファイルの有無の判定処理があるはずで、それが使えるのだ。それで、書き込みコマンドを以下のように書き換えれば、SDにImage3がある時には、(しばらくの間: 10万秒(= 約1日)を期待する)Linuxを起動させないようにすることができる(u-bootにはシステムを止めたり何もしないでいるコマンドがないので、sleepを使った)。

sleep 100000

そのように書き換えて(実際には、コマンドを書けるサイズが大きいのでpreprog_chk.binというファイル用の領域を使った)、SDに対象のファイルを作って起動したら、当たり前ながらLinuxは起動しなかった。

実際にデジカメから設定できるようにするには、設定に使う画像ファイルはDCIMディレクトリの下になければならないのだが、運良く乗り越えられた。program.binの中には、存在を確認するファイル名を格納している領域があるので、そこに判定に使いたいファイル名(例: DCIM/100_CTRL/nowf0001.jpg)を書き込めば良い。実際には、本来のファイル名より実際のファイル名が長いからオーバーしてしまうのだが、たまたま、その後にメッセージの文字列が入っていたので、そこまで使って格納できた。メッセージは見えないので、おかしくても全く問題ない。具体的には、

preprog_chk.bin\0pre-program check passed.

DCIM/100_CTRL/nowf0001.jpg\0 check passed.

に変えた(文字列中の"\0"は、文字列の終端を示す文字である。\0は記載したそれぞれの文字列の最後にもあるが、省略している)。これで、DCIM/100_CTRL/nowf0001.jpgがある時はWi-Fi(Linuxも)は起動せず、それをカメラで削除して電源を入れ直せばWi-Fi(Linuxも)が起動するようになる(Linuxが起動したら、削除した設定用ファイルなどを復活させるようにした)。なお、デジカメはディレクトリ名やファイル名や画像のサイズを細かくチェックしているので、それらを規格や仕様に合わせないと、デジカメにエラーが出たり画像が表示されなかったりするので、注意が必要だ。

画像の削除でWi-Fi(Linux)をonにできるようになった

ここで、動作確認していたら問題が見付かった。Linuxを起動させないようにするsleepの待ち時間が想定よりかなり短いことが分かった。調べたら、約1日は持つと思っていた"sleep 100000"が約4分で終わってしまった。どういう訳か、単位が秒でなく1/416秒程度だったようだ。仕方ないので、約1時間ごとに繰り返すように、以下のようにした(調べたところでは、アドレスe00000にジャンプするとプログラムが(再)起動するようなので、そうした)。

sleep 1440000; go e00000

ようやく、実使用時の操作方法でPCに画像を転送できるように(実際にはPCから画像が取り込めるように)なったと思いきや、更に大きな落とし穴があった。

デジカメの省電力(自動電源off)機能だ。

今の状態ではWi-Fiでの転送速度はUSBに比べれば遅いが、改良していくら高速化しても、大量の画像を転送しているうちにデジカメの電源が切れる可能性が0にならないのだ。マニュアルによれば、5分で切れる(時間は変更不可・・・)。今日測定したら、1枚の転送に約6秒掛かっていたので、50枚以上取り込もうとしたら切れる。いくら高速化したって(現実には10倍だって無理だろう)、いつかは切れる。一方、USB(PTP)の場合は、カメラが自分で転送中と分かっているから、おそらく絶対に切れない。自分で転送しているのに切るのなら、とんでもない間抜けだ。

カメラは、挿さっているSDが勝手にWi-Fiで転送しているなんてことは知る由がないし、SDからカメラに「ちょっと電源切らないで」なんて言えないので、それを防ぐにはデジカメの省電力機能をoffにするしかないが、使っているうちに自分で電源を切り忘れる可能性があるから嫌だし、転送のたびに設定を変えるのは面倒だ(それならケーブルを繋ぐ方がいい)。

「Wi-Fi内蔵SD」は本質的に駄目だったのだ。

確かに、ちょっと前に見たページにも省電力機能と競合するのでWi-Fi SDは下火になったようなことが書いてあった。。。 これって、最初っから太刀打ちできないとか腐っているもの(例: 竹槍)を気合や根性でなんとかしようとしたけど結局は無駄で、他所の賢い人が考えた素性のいいものに完敗するという、日本の伝統ではないか!w (多分、「本物」は、この期に及んでも分割転送とかいろいろやるんだろうな・・・ 僕はもうお腹いっぱいだが)

散々苦労したし、渾身のシステムができそうでわくわくしていたものの、結局はお蔵入りだ。がっかりしたが、まあ、随分遊べて(ちょっとしたハッカーの真似事?w)おもしろかったし、いろいろなことが分かったので良しとしたい。

が、すごく疲れたー。

これで安心して本当に仕舞えるかな(micro SDだけ残してさっさと捨てたいくらいだw)。

最後に一言:

駄目なものはいくら頑張ったって無駄。

 

PS. それにしても、Air Cardの中をかなりいろいろ見たが、これまでに書いた以外にも山ほどまともに動かない/作っていない・手抜きなところが多く、いかにも「中華クオリティ」(ただし、本当はどの国の人が作ったのかは知らない)だと思った。まあ、それでもそれなりに売れてそれなりに動いているのだから、逆に感心する。でも、それが結局は、あのとんでもない評価に繋がっているのだろう。やっぱり、手抜きはいけない。

(19:55 画像を追加)

  • wifi機能付のSDカード

    wifi機能付のSDカード

    wifi機能、つまり、無線LANを使った通信機能のあるSDカードがある程度広まった感があるのでここで…

  •   0
  •   0

先日から頑張っていたPQI Air Card II(以下、Air Card)は諦めた。いろいろ苦労して、さっきデジカメからPCに画像を取り込めるようにはなったのだが、その過程で、消費電力が大きいどころでない、致命的で解決できない問題に気付いたのだ。実使用時のように、Air Cardをデジカメに入れて、撮影・表示してPCから画像を取り込もうとして、気付いた。

Air Cardは中でLinuxが動いている。それが最大の(魅力であり、)欠陥だ。

Linuxは、Windowsと同様、起動が遅い。いくら頑張っても、一瞬では起動できない。スマフォのAndoridもLinuxベースだが、使っていない時にスリープしているだけで、基本的にはいつも動いているから、頻繁に画面をon/offしたって問題がない(そして、ご存知のように、本当に電源をon/offする時はすごく時間が掛かる)。

ところが、デジカメは全く違う。撮影時は、撮ったら電池を節約するために電源を小まめに切る。表示の時も同様だ。そのたびに、SDカードの中の可哀想なLinuxは(おそらく途中まで)起動しては、何の前触れもなくブチっと電源を切られる。Linuxは(Windows同様、)終了時にもちゃんとした手順を踏まないといけないから、そんなことを年中やっていたら、いつかはSDカードが壊れる(論理的、あるいは、物理的に)。だから、「すぐ壊れる」、「動かなくなった」というレビューが多いのかも知れない。

仮に、システムがうまくできていて、そんなことしても問題が生じないようになっていたって、僕は使う気になれない。撮影・表示のたびに中で「ブチブチ」しているのを想像するだけで、冷や汗が出そうだ。

これがもし、SDカードでなく、デジカメ本体の中で(Linuxである必要はないのだが)Linuxが動いていたら、まだマシだろう。スマフォのように、電源を切ったように見せかけてスリープとかスタンバイさせればいいのだ。あるいは、電源を切って一定のアイドル時間が経過したら本当に終了すようにし、その処理が完了するまでは電池で動かしておくなどだ。

デジカメにWi-Fiを後付けするという発想は良かったと思うが、(他のいろいろな失敗作と同様、)やり方が悪かった。安易なノリだけで進めてしまったとか、できたから売るという姿勢だったのかも知れない。元の開発キット(→ 片鱗が見える; 元にしていると思われる、KeyASICのWi-Fi SDカード Mcard)を見ると、まあ、普通に良くある物で、デジカメ用のWi-Fi SDのようなことはできるのだが、実際に製品化した時のことは余り考えていないことが想像できる。まあ、最初のコンセプトの時点ではそれでいいのだが、実際の使われ方をちゃんと考えて売り込まないと、絵に描いた餅にしかならないことの典型だ。何らかの製品はできるけど、(例によって、製品化を押し付けられた開発者が多大な苦労をしたって)使い物にならない物しかできないし、売れない。その結果がこのひどいレビューサマリーだ。

PQI Air Card IIのレビュー結果。。。

他にも以下のような問題があった。

  • 消費電力が大きい。
  • Air Card自体やPCにマウントするためのソフト(curlftpfs※)の動作の安定性が悪い。
    • Air Cardが起動しない(Wi-Fi接続しない)ことがある。
    • curlftpfsでマウント・アンマウントできないことがある。
    • curlftpfsを使うと、他のプロセスがハングすることがある。
  • Air Cardの起動が遅い(Wi-Fi接続できるまで30秒くらい掛かる)。

※curlftpfs(FTPサーバをPCにマウントするソフト)はAir Cardとは関係ないが、PCから画像を取り込むのに、Air Cardの改造を最小限にしようとしたために使用した。

消費電力には目をつぶっても※、2, 3番目のありさまでは、普通に気軽に使える状態(例: 先日構築したスマフォの画像の自動転送は、とてもいい感じに動くようになった。僕は、デジカメでもそれができるのを夢見ていた)には、まずならなそうだと思った。

別の投稿のPS3に書いたが、Linuxを動かしていなくても消費電力が大きいことが分かったので、これ以上減らせる可能性はほとんどない。(3/27 12:12追記)

という訳で、諦めた。

 

Air Card自体はおもしろい製品ではあるのだが、何か他に使えるかというと、残念ながらない。いわゆる"IoT"用途が思い付くが、センサなどの外部入力ができないし、基本機能も性能も悪く、拡張性もなく、小さ過ぎてハードの改造もできず、OSも凄まじく古いので、全くつぶしが効かない。これを普通に使えるようにするために苦労するんだったら、普通のラズベリーパイなどの方がずっといい。値段も安い。(いずれにしても、僕は趣味でそういうのをいじる気にはならないからパスだがw)

なお、FlashAirにも同様の問題はありそうだが、あちらはフラッシュメモリが内蔵で汎用SDカードでないから、ブチブチ対策ができそうだし、OSはLinuxではないかも知れないし、中にバックアップ電源が入っているかも知れないので、少しは安定しているのかも知れない。でも、僕はやっぱり使わないだろう。

という訳で、良くある、「コンセプトは良かったんだけどねぇ・・・」の典型だった。僕も、もう少しそもそものところから考えれば良かった。「あの小さい中でLinuxが動いている」ということだけで目がくらみ、「これはすごい!」と思考停止してしまった。まだまだ甘いね。

 

PS. 文句を言うばかりでなく、どうすればできるかを考えたら、ハードでWi-Fiやストレージ処理のほとんどを実現すればいいような気がする。今でも低レベルのWi-FiやSDカードの処理はハードでやっているが、Linuxじゃなくても(理想はOSなしで)簡単に使えるようなチップなら良さそうだ(ただ、低レベルの通信だけじゃなくて、各種プロトコルが要るから、結構難しい気はする。それでも、そういう製品はあるようだ)。

まあ、Air Card自体が(部品化されているという意味で)「ハード」と言えばそうなのだが、そう言うのであれば、「まったく出来が悪過ぎるハード」だとしか言いようがない。

それから、Wi-Fiのon/offスイッチは必須だ。スイッチがあれば、消費電力だけでなく、かなりの「ブチブチ対策」になる。それならLinuxでもまだ可能性がある。スイッチがある製品はez Shareだけだが、現実的な技術や費用でできることと実際の使い方を良く考えたのかも知れない。そこには感心する。

PS2. 「諦めた」とは書きつつも、例によってしつこくあがいてみたのだが、やっぱり、Air Cardはどうにもならない。一番の問題に対処すべく、電源on時にLinuxを起動しなくもできるようにしたいと思って四苦八苦したが、PCとAir CardのOSのバージョンが乖離し過ぎているためにいろいろな不整合が噴出して、前段階(基本的なプログラム(busybox)のコンパイル)すらままならなかった。

そもそも、ソフト的に選択できるようにしたとして、実際に(人が)Linuxを起動するかどうかを手軽に選択する手段がない。あの小ささでは電気的スイッチを付けるのは無理だ(ライトプロテクトスイッチは、実はどこにも繋がっていない)。せいぜい、「特定の画像を削除して」とかなら可能そうだが、それを実装するのも容易ではない(でも可能かもなぁ。でも疲れたなぁ・・・)。

※(3/27 12:14追記) 本文に追記したように、Linuxを動かしていなくても消費電力が大きいことが分かったので、この検討は意味がなかった。

(3/30 10:02追記) 興味があったのでその後も試してみた。まず、program.binは(更新専用のためか)u-bootのサブセットで、hushの機能(ifや&&など)が使えない。そのため、program.binの中のu-bootコマンド文字列をパッチして「特定の画像があったらLinuxを起動させない」ようにすることはできなかった。

次に、ある方が、GPLのために公開されていたAir CardまたはTranscend Wi-Fi SD Card(実体はKeyASICのKA2000)のソースプログラムなどを公開していたので、その中のu-bootを改造して使えるか試した。Ubuntu 12なら、Sourcery G++ Lite 2011-03-42 (ARM EABI)でコンパイルでき、u-boot.binを"program.bin"としてmicro SDに置くことで起動もできた。

ただし、公開されたソースと実機の構成が異なるのか、今ひとつうまく動作しなかった。例えば、u-bootのgoコマンドやSDや内蔵フラッシュからのファイル読み込み(fatload, sf loadコマンド)はうまく動作しないことが多かった。構成が違うためなのか私の使い方が悪いのかは不明である。外部に何も出力できないので状態の確認が難しいし、実機の詳細な情報がないので、調整のしようがない。

また、このプラットフォームのu-bootのsleepコマンドは単なるビジーループなので、消費電力を減らすためには使えない(前の投稿のPS3や上記の「Linuxを動かしていなくても消費電力が大き」かったのはそのせいだろう)。クロックの周波数を下げるとか各デバイスやCPUを停めるなどの処理が要るが、実機の情報がないので困難だ。

他に可能性があるのは、program.binをうまく改造することかLinuxの起動の初期に停止させる(デバイスの初期化プログラムがちゃんとあるので、期待する処理ができる可能性はある)ことだが、前者は至難の技だし後者は余り好ましくない(Linuxは内蔵フラッシュから起動するので、起動を中断させても大きな問題は起こらなそうではあるが)うえにLinuxをビルドするのは大掛かりだ。

という訳で、私の希望どおりにAir Cardを改良・改造するのは、ほとんど不可能だと思う。

PS3. スイッチでWi-Fiのon/off可能なeZ Shareについて調べたが、一番の問題は専用アプリまたはブラウザからのアクセスしかできないことだ。それではLinuxから画像を取り込むのがなかなか面倒だ(ページのスクレーピング?)。あと、例によって、サポートがかなり心許ない。質問しようとしたのだが、webに書かれたメールアドレスはエラーで戻って来た。それで、Amazonに出している店(メーカーかその関連企業)に出したら結構アバウトな回答だった。例えば、消費電力を聞いているのにスイッチの使い方を答えて来たり、起動時間は「速い」という回答だったり・・・ この調子では、質問の答えが良くても実際は違うことがありそうだから、買って試すしかない※。けれど、上記のとおり、通信がしょぼいので止めた。

※再度消費電力について質問したら、回答は"Thank you!"だった。脳味噌あるのかな? 論外以下で却下だ。 (3/27 16:53)

あと、内部画像(→ , )を見ただけでの推測だが、Wi-Fiのon/offは本当にWi-Fiチップだけon/offしている(チップの電源制御端子(CHIP_PWD_L)をon/offしていると想像する)ようだ。それでも消費電力が小さければいいが、試してみないとなんとも言えない。

画像を見て今気付いたのだが、これはmicro SDを使っているけど、抜けないように(そうとは分からないように?)封入しているのか。道理でカードが汚れている訳だ。なかなかすごい・・・

(2/26 7:06 わずかに修正, 8:08 Mcardへのリンクを追加; 3/27 9:21 PS2, PS3を追記, 12:14 Linuxを動かしていない時も消費電力が大きい件を追記, 12:56 ez Shareのスイッチの件を追記, 17:48 題に追加; 3/30 10:02 PS2に追記)

  •   0
  •   0

良く見るニュースサイトに、定期的に、随筆というのかクラシック音楽界の裏話みたいなのを書く指揮者が居る。その人が初めて出て来た頃は結構楽しみだったのだが、すぐに飽きて、近頃は読まないようになってしまった。どうも、文章がおもしろくないのだ。どうしてかは良く分からないのだが、やっぱり、音楽の人だから文章はそれほどでもないということなのだろうか。それで、昨日くらいから、なぜおもしろくないかの理由を考えたのだが、以下のようなことが大きいかと思う。

  1. 題が結構突飛で引き付けられるけど、中身は意外でも何でもなくてがっかりする。
  2. しかも、大体知っていることばかり。

2番目は、僕が音楽を好きで今までいろいろ調べて来たから仕方ないけど、1番目が良くない。例えば、今週のは、題は「クラシックオーケストラが、リハーサル終了時間を“絶対にオーバーしない”理由」で、「ほう、プロの団員たちは、きっと、『(終わったあとに)彼女・彼に会うからマジで1秒でも早く帰りたい』(キリッ)とか、家族との時間とか自分の遊びの予定、そして、(もちろん?)練習がぎっちり詰まっているんだろうか?」と思って読むと、実際には、組合の規則とかいう、ごくごく当たり前のことでがっかりした。毎回、こういう調子なのだ。

あと、前振りが長く、最後がイマイチだ。延々と背景とか関連とか周辺を書いた後に、本題が少ししかない。そのうえ、大抵最後に一言余計な段落があって、まさに「蛇足」なのだ。書くならもっとうまく溶け込ませてくれればいいのに。。。

そういえば、同じ音楽家でも、N響のオーボエの茂木という人の本を数冊読んだことがあるけど、おもしろかったし、いろいろなことが分かってためになった。だから、もちろんだけど、その人の文章力が大きいのだろう。あと、この人(指揮者)はすごく真面目なんだと思う。別の言葉で言えば、「毒がない」だろうか。

とは言え、「不真面目になれ」とか「毒を持て」などと言う訳にも行かないし、字面どおりの意味ではないので、どうしようもない。逆に、茂木の文章はいかにもおもしろおかしいのだけど、本人はすごく真面目な人だということが伝わって来た。それでもおもしろかった。

音楽で例えれば、この人の演奏は遠慮したい(聴いたことはないから嫌いとかは言えないが、聴くならもっと他に聴きたい人が居るという意味)が、茂木のはちょっと聴いてみたいってとこか・・・

音楽の話になってしまったので更に脱線するが、「真面目」という意味では、日本人を代表する指揮者、小澤も余り聴きたくない。なんというのか、聴いて楽しい想像ができないのである(実際には、全然そんなことはないと思うが)。ストイックさはすごく伝わって来るが、それがこっちにも辛さを感じさせるのかも知れない。

まあ、そういう僕だって、自分の文章が読んでおもしろいか、また読みたくなるかは分からないから、他山の石としたい。

と書いて締めよう。

  •   0
  •   0

昨日絶賛したPQI Air Card II(以下、Air Card)。引き続き、デジカメ画像取り込みシステムの構築作業を続けていて、ふと思った。先日のLEDランプを測った時の治具で消費電力が測れるのではと。早速やってみたら、何とか測れた。

単体では無理なので、カードリーダー(I-O Data USB2-7inRW)に挿した状態で測定した。比較のため、カードなしの場合、Air Cardなしの場合(16GB micro SDをアダプタで使用)、Air CardのWi-Fi接続時と切断時(アイドル状態)を測定した。以下に結果を示す。なお、電流値は約1Ωの抵抗の両端の電圧をアナログテスターで測った。そのため、精度は低い。なお、カードのみやAir Card+SDカードの消費電力は、アダプタ込みの値からアダプタ単体の値を減算して求めた。また、電力は電圧を5Vとして計算した。

  • カードなし(アダプタ単体): 60mA (300mW)
  • SDカードのみ(Air Cardなし): 70mA (350mW) → SDカードのみ: 10mA (50mW)
  • Air Card
    • 起動直後: 120mA (600mW) → Air Card+SDカード: 60mA (300mW)
    • Wi-Fi on時(APに接続状態): 220mA (1.1W) → Air Card+SDカード: 160mA (800mW)
    • Wi-Fi off時: 160mA (800mW) → Air Card+SDカード: 100mA (500mW)

Air Cardの消費電力がかなり大きいことが分かり、愕然とした。Wi-Fiがonの時は仕方ないにしても、offにすれば減ると思い込んでいたので、offにしてもほとんど減らないのは想定外だった。そこで、何とか減らせないものかと試行錯誤した。

ほとんどは効果がなかったが、Wi-Fiの電力管理の設定で減らせた。具体的には、Air Cardにログインして以下のコマンドを実行する。

wl PM 2

"2"は"1"でも良い。2だと高速(状態変化に速く適応する)に電力を制御するようだ。この設定をしてもWi-Fi off時の消費電力は変わらないが、on時(APに接続)のアイドル時の電力が下がることが分かった。"2"の場合の測定結果を以下に示す。

  • Air Card (電力管理設定あり)
    • Wi-Fi on時(APに接続、アイドル状態)、Wi-Fi off時: 160mA (800mW) → Air Card+SDカード: 100mA (500mW)

つまり、Air Cardのアイドル時の消費電力は、Wi-Fiのon/offに関わらず約100mA (500mW)となる。どうにも信じ難いのだが、Wi-Fi部でなく基本部が電気を食っているようだ(あるいは、電力制御機能がなくて、Wi-Fiを"off"にしても電気は流れているのかも知れない)。そして、上記のとおり、SDカードのみだと10mA (50mW)なので、Air Cardを使うと消費電力が10倍になる計算で、更に愕然とした。ただ、調べたところでは、東芝のFlashAirはWi-Fiをoffにすると消費電力が小さくなるが、Air CardのWi-Fi off時の消費電力は大きいままだ。(3/25 4:44 訂正)

(3/25 4:44) SiSO-LABによれば、FlashAir単体の消費電力は以下のとおりだったので、Air CardのWi-Fi off時の消費電力はFlashAirの5倍程度と、特に大きい。

Wi-Fi on時: 622mW, Wi-Fi off時: 104mW

普通のLinuxだと、CPUやSDカードなどのクロック周波数を下げて消費電力を減らせる可能性があるのだが、Air Cardにはそのようなコマンドはない。また、poweroffのような、システムを停めるコマンドもない(別の製品(Flucard)のpoweroffコマンドを試したが、効果はなかった)。

ただ、カメラ本体の消費電力が大きい場合には、SDカード部の消費電力が増えてもそれほど影響がない可能性があるので、カメラ(IXY Digital 3000IS)の消費電力を調べてみた。CIPAの測定値と連続再生時間は以下のとおりである。

画面表示時: 280枚, 再生時間: 6時間
バッテリ: NB-5L: 3.7V, 1120(1050)mAh, 3.9Wh

それで、CIPAの測定方法から、撮影時のおおよその連続使用時間を求めて平均消費電力を推定しようとした。CIPAの測定方法の概略は、以下のとおりである。

  • 30s間隔で撮影
  • 2回に1回フラッシュ
  • 10枚ごとに電源off, on

そこで、平均撮影間隔を1.5枚/分とすると、280枚では3.1時間なので、平均消費電力は

3.9Wh/3.1h= 1.25W

となる。Air Cardのアイドル時の消費電力は上記のとおり0.5Wなので、約40%の増加(撮影可能枚数は40%減)となり、やっぱり大きい。なお、再生時の消費電力は3.9Wh/6h= 650mWなので、Air Cardによってほぼ倍増する(再生可能時間は1/2)計算になる。

これでは使う意味がない気がして来た。無理をしてでも消費電力を下げるには、例えば、micro SDをアダプタでカメラに入れて撮影し、家に戻ってPCに画像を転送する時だけAir Cardに挿し直すことだが、手間が増えて何がいいのか分からない。ケーブルがないことだけがメリットだが、カードを挿し替えるくらいならカードリーダーを使う方がいい。。。

作業を続けるべきか迷う(やる気は結構下がったw)が、とりあえず作って、ひととおり使って、電池がどのくらい持つのか確かめてみたい。

 

PS. 一つ、Air Cardが使える可能性があるのは、カードリーダーの動作時の消費電力が大きい場合だ。カードを挿していない時の消費電力は上記のように低いけれど、カードを挿して動かすと増える可能性がある。その時にはAir Card+SDカード(カードのみも)の消費電力が相対的に減るので、Air Cardによる消費電力の増加は少なくなる。これを調べるにはSDカードの端子を引き出さなければいけないので、無理だ。本当に使ってみるしかない。

いやいや、良く考えると、SDカードのみの場合の消費電力も小さいから、カードが挿さっていなくてもカードリーダーは動いているようだ。そして、仮にSDカードの消費電力が0Wだったとしても、カードリーダー単体の消費電力が50mW増えて、Air Cardがその分減って450mWになる程度だ。「詰んだ」ってやつかな。。。

PS2. もう一つの可能性は、Air CardのLinuxのカスタマイズ部分を解読して改造することだ。Linuxが起動するまでは消費電力が低いようなので、その逆に、Wi-Fiを使わなくなったらLinuxが起動する前の状態に戻せばいい。はずだが、かなり面倒なうえに、それで消費電力が減らせるかどうかは不明だ。そもそも、僕はAir Cardで遊びたい訳ではない(おもしろかったのは確かだが、機能が貧弱過ぎるので、余りおもしろくない)ので、FlashAirに乗り換えるほうがいい。 (3/25 9:31)

PS3. Linuxが起動しなければ(各種デバイスが動かないから)消費電力が低いのかどうか確かめてみた。別の投稿のPS2にも書いたように、Air Card用のプログラムをコンパイルすることすら困難だったので、ブートローダ(u-boot)ファームウェア更新プログラム(program.bin)を改造した。Air Cardの更新ファームウェアのZIPを展開したうち※のprogram.binというファイルがブートローダ更新プログラムである。その中に書かれたスクリプト(u-bootのサブセット?)でファームの更新とLinuxの起動を行っているようなので、u-bootの終了や長時間のスリープに置き換えて、Linuxを起動させないようにした。具体的には、以下のようにして改造した。

sed -e 's/bootcmd=run set_bootargs; run bootf/bootcmd=sleep 123456; sleep 234567/g' -e 's/fatload mmc/exit; /g' program.bin > /tmp/program.bin

※PQI Air Card IIのファームウェアファイルの内容(推測)は以下のとおり。

    • program.bin: ブートローダ(u-boot) ファームウェア更新プログラム
    • mtd_jffs2.bin: /mnt/mtdのファイルシステムの内容
    • Image3: Linuxカーネル
    • initramfs3.gz: Linuxのルートファイルシステム(/)の内容
    • autoload.tbl: (ない場合もある)不明。読み込むファイル一覧?

試すには、改造したprogram.binと残りのファームをmicro SDに書き込んで電源を入れてしばらく待てば良い(元に戻すには、本来のファームをmicro SDに書き込んで電源を入れてしばらく待てば良い)。

残念ながら、結果は駄目だった。Air CardのAPはできていないので、確実にLinuxは起動していないのだが、消費電力は減っておらず、上記のアイドル時の消費電力と同じ100mA (500mW)だった。

結局、そもそもAir Card自体が何もしなくても消費電力が大きいようだ。ここから減らそうとしたら、電源管理モジュールの機能を使ってシステム(ハード)の動作を停止させる必要がありそうだが、そういう機能があるのか不明だし、この状態ではWi-Fiモジュールは動作していないことが確実なので、それ以外の消費が大きいということなので、まず減らないだろう。

という訳で、Air Cardが日の目を見ることはなさそうだ。

(3/25 4:44 FlashAirの消費電力を訂正; 8:56 題に追加、加筆・修正; 3/27 12:07 PS3を追加; 3/29 13:36 program.binの内容を訂正)

  •   0
  •   0

デジカメの画像転送のWi-Fi化を密かに進めていて、先日、Wi-Fi内蔵SDカード(PQI Air Card II)を注文した。ヨドバシにはなくて、Amazon(マーケットプレイス)で約1800円だった。今日、それが届いた。予定より3日も早く、その時点で逆に一抹の不安すら生じた(ちなみに、自作の郵便チェックプログラムで、「配達済み」という情報で気付いた)。届いた物を見たら真っ平らな封筒で、「もしかして普通のSDカード? 騙された?」と、更に不安になった。

でも、開けてみたら、ちゃんと本物だった。元々のパッケージが薄かったのだ。まあ、某林檎社(だけじゃないけど)のように、手の込んだ美しい箱なんて要らないからw、こういうのでいいのだ。それでもまだ半信半疑で、あらかじめ考えておいた動作確認手順を進めたら、全部OKだった。添付のmicro SDカードだって、ちゃんと16GBあった。そして、肝心のWi-Fiの動作も問題なく、ちゃんとスマフォ(ブラウザ)から接続できた

すごいっす!

何もトラブルがなかった(せいぜい、説明書が本体の下に隠れていて危うく捨てるところだったのと、文字が細か過ぎて読む気にならなかったことと、FTPサーバのコマンドへの応答がちょっとおかしかっただけだ)。こんなの久し振りではないだろうか(いや、売り物なら当たり前なんだけどね・・・)w 気を良くして応用に進み、事前に調べておいたページ(→ )を参考にして、初期状態ではWi-Fiの親機(AP)になるのを、起動したらすぐに子機モードに切り替えてAPに接続するようにしてみたら、魔法のようにちゃんと動いた。

Incredible!

としか言いようがない。Amazonのレビューは全く散々で買う気が失せるのだが、みんなアフォなのか。。。※ あるいは他社の工作員?? しかも、このカードを(デジカメでなく)カードリーダーに挿すとWi-Fiが動かないことがあるらしいが、幸運なことに、それもちゃんと動いた(でも、動かないのはなんかおかしいと思う)。そのおかげで、たった半日で作業が大分進み、危ういところは通過した感じだ。最初は「次の段階で」と思っていた自動取り込みもすぐにできそうな雰囲気だ。

※文句を書いた人の(不)名誉のために書くと、「ただデジカメに挿せば、何の苦労もなく目をつぶっていても画像が転送される」なんて思ってるから駄目なんだよ! 世の中そんな甘い訳ないじゃん。Wi-Fiなんて、ただでさえいろいろんことがあるのだから、それがデジカメの中のSDに入ったら、まともに動くことだけでも僥倖だと思わなくちゃ。とは言え、メーカーはいかにも簡単に使えるように宣伝していたようだから仕方ない(し、そんなことだから売れなくて生産終了なんだろう)が・・・

今の段階では耐久性は分からないけど、機能については全く問題ない。真面目に生きてれば(いやいや)、たまにはいいことあるもんだねw

今回はこの感動だけを書くことにして、作業の中身・詳細については追って書く予定である。

 

PS. あとで、忘れずにAmazonのレビューに書こう。今のままではPQIが可哀想過ぎるよ。

  •   0
  •   0

ケーブル追放計画の一つ、スマフォの充電を無線にしようと、AmzonでQiという規格の製品を探した。散々探して候補を決めたのだが、やっぱり止めた。以下のような問題があることに気付いたからだ。

  • (気軽に)充電しながら使えない。
  • パッドも持って行かないと、出先で(気軽に)充電できない。

というのは、僕のスマフォ(AQUOS sense lite)は無線充電に対応してないので、本体に、レシーバーという電気を受けるアンテナに相当する部品を貼ってUSB端子に接続するのだが、スマフォケースを使っている場合、そのUSBコネクタを簡単には外せない(スマフォをケースから取り出す必要がある)ので、気軽には通常の充電には切り替えられないのだ。

充電しながら使うのは、プログラムの作成やデバッグ時、あるいは、連続して音楽を聴く時に必要だし、出先でも充電したい。パッドという送信機に相当するものも持参すれば充電はできるが、さすがに大掛かりだし、散歩とかちょっとした外出の時は無理だ。

更に、レシーバーには碌な安心できる製品がない。部品的な扱いのせいか、パッドと違い、名前の知られたメーカーのものは皆無で、どれを見ても、「使えない」・「すぐ壊れた」・「すごく熱くなる」・「厚い」とかいうクレームが多い。電力を扱うものだから、安心できるものが欲しい。

という訳で、充電ケーブルが1本残ることになった。次のスマフォの時には、是非、無線充電対応のものを考えよう。

PS. USB type-Cコネクタを極小なスペースで分岐できような部品、あるいは、そういうレシーバがあればいいのだが、さすがに探してもなかったし、実現するにはかなりの無理があるだろう。

  •   0
  •   0

以前、デジカメの電池が寿命になったので、交換したのだが、その頃から減りが速くなった気がして、「もしかして偽物?」と疑っていた(それが心配だったので、Amazonでなくヨドバシで買ったのだ)。

それで、今日また電池がなくなったので、撮影した枚数を調べて、電池の減りが本当に速いのか確認してみた。前回充電した日は正確には不明なのだが、日記によれば3/15に充電した可能性があり(その日にも、「減りが速い」と書いてあった)、それから今日までに約278枚撮影していた。

一方、カメラ(IXY Digital 3000IS)の仕様によれば、撮影可能枚数は約280枚(液晶モニター表示時)なので、驚くべきことに仕様通りで問題はなさそうだ。しかも、動画も何本か撮ったので、実際には仕様より持ちがいいのかも知れない。

余りにもぴったりでにわかには信じられないので、次回の充電時にも再度確認してみるが、減りが速く感じたのは、頻繁に撮影したからのようだ(今回は水切りトレイに樋を付ける件で特に多かった)。おそらく、カメラを買った時より撮影のペースが上がっているのに自分では気付かないので、そう感じたのだろう。偽物と疑って悪かった。

それにしても、たった5日で300枚近く撮影していたなんて、驚きだ。これでは、オンラインバックアップの容量増加が想定外に増えるのではないかと、ちょっと心配だ。

 

話は逸れるが、カメラ(デジカメ)の電池の持ちは問題ないことが分かったのだが、デジカメはどうも不便だ。

スマフォなら、デジカメと違って、充電中は画像を転送できない(しかも、充電時間が長い)なんてことないし(SDを抜いてPCで読めばいいが、それも面倒だ)、(自作のプログラムを使えば)ケーブル接続なんて不要で自動でPCに画像を転送できるし、撮影位置が記録できるし(投稿する時は注意が要るが)、時刻が常に正しいので、メモにはこっちの方がずっと便利だ。コンデジが凋落したのも分かる気がする。ただ、やっぱり画質が違うので、ちゃんとした撮影にはデジカメの方がいい気がする。

そこで、ちょっと思い付いて、(メモ写真ではあるが、)今日撮った同様の構図の写真(電池がなくなる前後のため)で、デジカメ(IXY Digital 3000IS)とスマフォ(AQUOS sense lite)の画質を比較してみた。

全体を見た印象は、デジカメの方がシャープかつ自然(このバランスが絶妙だと思う)で好みだ。何となく、「おっとりしているけど、素直で性格がいい」雰囲気だ。色はスマフォの方が自然に見えるが、実物より少し赤い感じがする(実際には、色はホワイトバランスで調整できる)。

等倍(縮小せずに切り抜いたもの)を見ると、デジカメは細かいところが若干ボケている気がするが、自然な滑らかさを感じる(例: 右側の樋の壁の影の濃さの段階)。一方、スマフォは細かいところ(例: パテに付いた指紋)は出ているものの、何となく荒っぽい(「雑」の意味)感じがする。ただ、そもそも画素数が異なる(スマフォはデジカメの1.25倍(1辺の画素数))ので、デジカメの細部が甘いのは仕方ないのかも知れない。

デジカメのほうが階調(色の濃淡)が自然な気がしたので、ヒストグラムを見てみたら、やっぱりデジカメのほうが分布が良さそうだ(本当にいいのかは不明)。スマフォは明るい領域が飽和している(デジカメでも、屋外などではスマフォのように飽和する)。ただ、これはカメラのせいではなく、構図が若干違っているせいかも知れない。ただ、右側の光の反射のせいかと思って、そこを除いても同様に飽和していたので、カメラの性能・仕様が大きそうだ。

まあ、僕のスマフォのカメラは全然いいものではないから、今の、画質をウリにしているスマフォなら本当にデジカメが不要なのかも知れない。が、「ちゃんとした写真」にはやっぱりデジカメを使いたくなる(「だって撮像素子のサイズが全然違うじゃないか」云々)のは、古い人間の証拠なのだろうか?w それはともかく、メモにはスマフォで充分なことは確かだ。しかも、断然便利だ。

それでも今回のようなメモでもスマフォでなくデジカメを使う(無意識に選ぶ)大きな理由は、スマフォのカメラはたまに失敗するからだ。なぜか、どうしてもピントが合わないことがある。合っているマークや音は出るのだが、別のところに合っていてあとでがっかりする。嫌なのは、その場で気付いて撮り直しても駄目なことが多いことだ。あとは、光学ズームができないことと、撮影条件の調整(例: 露出補正、測光方式の変更)が面倒なことだ。やればできるだろうけど、タッチパネルは面倒臭いうえに調整が難しい(スライダーを指で動かして"+0.7eV"とか、できそうにもない。指で設定したって値の再現性はないし、値を合わせていたら、時間ばかり掛かるうえに指が麻痺してしまうw)。結局、「本物のカメラ」でないことが大きい。

だから、僕は、その場にデジカメがあるのであれば(トータルでは不便だけど)デジカメを使う。外出時などで持っていない時だけ、スマフォを使うことが多い(デジカメはいいけど、物が増えるし重いから、常には持ち歩きたくない)。

最後に本題に関連する話に戻るが、以前ちょっと思い付いた(今もやりたいと思っている)、ケーブルのスパゲッティ地獄から脱出するため(今は、ケーブルがとにかく目障りでしょうがない。例えばこれだけでも嫌だっ!)に、Wi-Fiでデジカメの画像をPCに(自動)転送するようにしたら、ただでさえ速くなった電池の減りが更に速くなって論外かと思っていたが、今回の結果を見る限り、やってもいいかも知れない。例によって、始めたらしばらくは試行錯誤で大変なので、「ピタゴラスイッチ」の疲れを取るために少し間を開けたい気もするが、気分的には、物(Wi-Fi内蔵SDカード)を注文したくてウズウズしている・・・

  •   0
  •   0

ある時、流し台の上の食器の水切りかご(以下、かご)とトレイが場所を取っていて、作業の邪魔になっていることに気付いた。もちろん料理はしないのだが、出来合いの物を温めるのに皿に載せるにしたって、サラダを皿に盛るにしたって、やりずらくて落としたりしてイライラする。かごの向きを90°回転させればいいのだが、水が流れるトレイのために、簡単には回転できない。

水切りトレイが邪魔だ!

かごを回転させるには、水が横(長辺方向)に流れるトレイかかごに変えればいいので探したのだが、手頃な価格で良さそうな物がなかった。そこで、時間はあるので、自分で何とかしようと思い立った。「樋」のようなものでトレイから出る水を受けて横に流して、流しに排水すればいいのだ。

ただ、そういう都合のいい物が世の中にあるとは思えなかった。せいぜい、電線をカバーするモールが使えそうな程度だが、どうも、水を流すには細そうなイメージがある。それで、何かいいものがあるか、ホームセンターに行ってみた。先日別件で行ったところは、近いけど碌なものがなかったので、ちょっと遠いところに行った。

そこはDQNや高齢者が集まるイメージ(あくまでも個人的な印象)があって、どうも車で行くのは気が進まないので、歩いて行った。が、かなり遠いうえに寒くて大変だった。驚くべきことに、そこは徒歩で行く人のことをほとんど考えていなくて、外にも駐車場にも歩道などなく、おまけに外の道は細く、車が脇ぎりぎりを通過するので、なかなか肝を冷やした。車でも徒歩でも余り行きたくないところだ。次は別の店を探そう。

店内をぶらぶら見たが、やっぱり、電線のモールくらいしかなかった。しかも、幅が1-2cmくらいで狭すぎる気がした。製品としてはサイズはいろいろあるようなのだが、置いてあるものは限られていた。それでも粘って探したら、偶然、なかなかいいものがあった。二重窓の枠に使うもののような、プラスチックの物だった。Hikariの「横カバー」(PTY3112)というもので、幅が3cmくらいあって水が充分流せそうだし、モールと違って余計なギザギザのようなものがなく、不思議なくらい、欲しかった物そのものだった。1mのものが約300円だった。それを裸のまま持ってぶらぶらと帰って来たw 帰りは夕方で、更に寒かった・・・

早速、プロトタイプを組み立ててみた。いくつか不満はあるものの、基本的にはうまく行った。トレイの水は、ちゃんと流しに排水された。

プロトタイプはありあわせの物(カゴの下の板: 組み立て式の台の板、脚: 照明のリモコンホルダー 3個、樋の台: 奈良土産の猪口)を使ったので、不安定だったり見栄えが悪いので、完成形(正式版)を作ることにした。100円ショップでトレイや樋を載せる台になる物を探して買って来た。トレイの台は、食器棚などに入れる「整理棚」(脚は外す)を、樋の台はステンレス製のカップホルダー(吸盤は外す)を使うことにした。いずれも、錆や腐食を防ぐため、鉄や木製は避けた。他に、樋の固定用にクッションゴムも買った。

どちらもかなり迷ったのだが、樋の台探しには特に苦労した。高さや角度の安定性はもちろん、目立たないものが良かったのだ。角度の安定性の点ではドアストッパーが良さそうだったが、プロトタイプの角度にぴったり合わないと無駄なので、その場で実物やプロトタイプの写真から(tan-1で)角度を計算したら、駄目そうなことが分かった。ただ、かなりテキトーに計算した(tan-1かcos-1か怪しいくらいだった)ので、妥当性は疑わしいw でも、カップホルダーは大きさや見た目が良さそうだったので、それにした。

余談: 妥当性は怪しいものの、どこに居ても、こういう計算をしようと思えばできてしまう(その気になればかなりの精度で)のは、本当に進歩していると思う。まあ、普通の人はゲームとかLINEとか動画を見るくらいしかしないと思うし、それでもいいけど、本当はすごい物なんだよ。

いやいや、角度の計算くらいは大昔から計算尺でできたねw

更に余談: よく、「社会に出たら三角関数なんて全然要らねぇ!」という方が居ますが、こんなに便利なんですよ! (でも、僕自身が怪しかったですがw)

耐腐食性という点で妥協したのは、かごの下に敷く板がプロトタイプのまま木製であることだ。この板なしで高さを稼げるものがなかなかなかったので、仕方ない。

驚くべきことに、プロトタイプの脚(照明のリモコンホルダー)と整理棚の棚部分の高さが全く同じだった。あらかじめ測ってはいたが、そこまで合うとは思っていなかった。樋の台も、予想どおり吸盤が使えなかった以外は問題なかった。組み立てたら、プロトタイプと同様、水はちゃんと流れ、作業場所も広くなった

かなり広くなった。

なお、水量は思ったより少なくて、樋の幅は今(3cm)の1/2(1.5cm)から2/3(2cm)程度で充分そうだが※、買い直すほどでもないので良しとした(水量とそれに必要な樋のサイズは、計算で求められただろうし、それもおもしろいと思うが、その時は考え付かなかった)。

※水量と樋の形状(幅)については、狭い方がいいのか広い方がいいのか不明だ。狭ければ水が集まるので、重くなって流れやすい気がするが、壁や底と接する面積が増えるので、摩擦による抵抗が増える気がする。樋の幅が広いと、水は広がって底にくっついてしまって流れにくそうだ。流す物質と流量に対して最適な形状があるのだろうが、僕の全くの専門外の流体力学の話だろうか。

という訳で

一件落着。

ではないw

まだ気に入らないことがあった。樋の固定である。樋はクッションゴムで台に貼付していたのだが、粘着材で貼り付いているだけなので、力を掛けると剥がれそうなのだ。それで、強力に固定するため、結束バンドを巻いてみた。が、失敗だった。結束バンドが台にうまく止まらないのと、力を掛けると樋が変形してしまうのと、それらに対処して強く固定したら、樋が斜めなために台の脚が片方浮いてしまったのだ。仕方ないので、強力な固定は諦めた。ただ、樋を載せる部分に結束バンドを巻いて、そのうえに両面テープを貼って、クッションゴムよりは強く固定できるようにした。

とりあえずは全く問題ないのだが、まだ気に入らないことがある。樋が前面にあるので、間違えて触ったりすると、微妙なセッティングが狂って水漏れの原因になるのが嫌だ。脆弱なのだ。

それで、今朝だったか、ちょっとしたことを思いついた。樋をトレイの後ろ(手前でなく壁側)に通すのだ。しかし、そのままでは水が流しには流れない。というのは、流しの開口部と壁の間に距離(水栓の出ている部分)があるからだ。それを何とかするには、樋を90°手前に曲げる必要がある。

Amazonを探すとそういう部品はあった。90°曲がったモールや蛇腹のものだ。蛇腹のものは良さそうだったが、これ以上出費したくないのと、蛇腹は水が溜まるのと、すべての部品を水漏れなく繋げるのは難しい(おそらく、樋も買い直しになる)ので、買うのは止めた。

代わりに、余った樋が結構長いので、それを加工してみることにした。元々余っているので、失敗しても問題はない。樋の材質は塩ビで、調べたら約100℃前後が融点なので、ドライヤーやお湯で曲げられそうなことが分かった。最初はドライヤーを使うつもりだったが、どうもうまく行かない気がしたので、お湯にした。鍋で沸かしていたところ、樋が長いためにお湯に漬けられないことに気付いて、薬缶の水蒸気で加熱することにした。

始めは力加減が分からなかったが、慣れると簡単に曲げられて、上下(台からの傾きを水平にする)は結構綺麗に曲がった。が、手前に(水を流しに導く)曲げたら醜くなってしまった。曲げた余りをうまく処理しないと、90°曲げるのは無理なようだ。きっとコツがあって、プロだと綺麗にできるのだろう・・・ (あるいは、こんな無茶はしない??) が、まあ、幸い樋は破損していないから水は流せるので、曲げの角度は不十分ではあるが、試してみることにした。

すると、「それなりに」うまく行った。大きな問題は、曲げた部分の内側の壁が低くなってしまって、水量が多い時に漏れるのと、そこに凹みがあって水が溜まることだ(実害はないのだが、どうも気になる)。前者は、壁の曲がりを修正したり、置き方を調整して対処した。後者は、数年前に買って余っていたパテで埋めてみた。パテは古いので表面が乾いていたが、中の部分は使えた。結構うまく埋められて、溜まる水はかなり少なくなった。他に、樋の置き方をレコードプレーヤーのトーンアームのように少し斜めにして(先を手前に引いて)、水が流しに直接流れるようにした(→ 水を流すテストの動画)。

とりあえず完成?

という訳で、

とりあえずできた!

パテの耐久性など気になることはあるし、「その後」がありそうな気がすごくするがw、しばらく様子を見て、水漏れなどの問題があったら対処することにする。

 

そして、この水の流し方はちょっとしたピタゴラスイッチではなかろうか?

(3/19 11:25) さっそく改良した。

実際に使ってみたら、結構トレイの下の板に水が掛かるので、やっぱり木は良くないことに気付いた。それで、朝から代わりの板を探し、試行錯誤の後、引き出しの天板を使うことにした(引き出しは改造しているので、天板はなくてもいい)。ただ、板の大きさが若干小さくてトレイの脚と板が干渉するので、トレイを持ち上げる脚を追加することにした。

はじめは、トレイの脚に余計な部分(内側に斜めに伸びているところ)があるから干渉するので、その部分を切ろうとしたのだが、切る部分が大きくて余りにも大変なので止めた。が、それで良かった。実は、前後で脚の高さは異なっていて、それで傾斜が付いて水が流れるので、切って板に密着させたら水が流れなくなってしまい、全くの無駄な作業になるところだった。

脚(特に奥側)もさまざまな物を試した。DVD・CDのケース、SSDのスペーサー、デパートなどで大きな箱に付けてくれる取っ手、PCのチップ冷却フィンなどを試したが、結局、コーヒーのアルミ缶の蓋(手前側)とホッピーの王冠(奥側)にした。高さの違うものを前後に使うことで、トレイの脚を使わなくても傾斜するようにした。

ひとまず完成!

と思ってコーヒーを飲んでいたら、気付いてしまった。王冠は錆びる可能性があることに。ちょっとがっかりしたが、その前に試したチップ用冷却フィンが丁度王冠と同じくらいの高さなので、それに交換した。フィンは横長でトレイか板が曲面のせいか、浮き気味で点接触になっている(最初はそれで止めた)ようだが、何十kgもある物を載せる訳ではないから、まあ大丈夫だろう。

ようやく完成?

これで腐食の心配はなさそうだ。それから脚や板がズレにくくなるように両面テープで固定した。木の板は大きくて手前に張り出していたのだが、それがなくなってすっきりした。さらに、まったくの偶然だが、台の構成要素の色が白と灰に統一できたので、見た目もそれほど悪くない(かな?)。

これで本当に、

(ひとまず)完成だ!

そして、この階層構造を見て気付いた。ピタゴラスイッチは昔の地球になっていたw

 

(3/21 7:19) その後、細かい調整を行って完成とした。以下に、それらの内容を示す。

  • トレイの排水口の左側に水が溜まりやすいが、完全には対処できず。
    • トレイの傾きが少ないためと思い、奥の脚(ヒートシンク)を外し、手前側の脚(缶の蓋)をEVAスポンジで約2mm高くしたが、完全には解消できなかった。
      • 別の原因(排水口付近に横長の柱があった)でトレイの傾きが想定より小さくなっていて、排水口付近に水が溜まり気味だったので、これはそのままにした。 → 傾きが少し急な気がするし、排水口付近に水が溜まるのは解消されないので、止めた。 (3/22 10:16)
    • 水平器アプリで調べたら、流しの開口部の縁が少し高くなっているため、トレイが1°前後左右方向に傾いているために水が溜まることが分かった。縁周辺以外では水平なので、流し自体の工作に起因するもので仕方ないと思う。
  • 樋のカーブ部の凹みを埋めたパテの部分に水が溜まるので、なだらかな傾きになるように形状を調整した
    • ついでにカーブ内側の壁も高くした。
    • 耐久性が心配ではある。

 

(19:38 若干、加筆・修正; 20:07 写真の配置を調整; 3/19 11:25 改良を追記, 16:08 買って来た物の画像を追加, 17:11 誤字を修正; 3/21 7:19 その後の調整を追記)

  •   0
  •   2

大分春らしくなったので、またドライブに行きたくなった。例によって行き先は迷ったが、県内のみかも山公園か、群馬の多々良沼公園が残った。他には、大田原城跡や八溝県民休養公園や道の駅 きたかわべや道の駅 めぬまなども候補だった。みかも山公園も良さそうだったが、有名なカタクリには少し早いので、今まで余り行ったことのない所ということで多々良沼公園にした。

10:30頃出発し、12時頃着いた(実は、そこは本物の多々良沼公園ではなく、ガバ沼の近くだったようだ)。道は混んでいたし、疲れと空腹で今ひとつの気分だった。

途中、コンビニから出る時になぜかクラクションを鳴らされて、意味が分からなかった。片側2車線で、左車線の車が遠かったので、右車線から来た車に注意してゆっくり出たら、誰かに鳴らされた。音の感じ(純正じゃなかった)から、右車線の後ろから来たワンボックスが鳴らしたようだが、なぜだろう? その前の車が妙に遅かったから? − と思っていたのだが、さっき理由が分かった気がする。鳴らしたらしいワンボックスは最初に遠く左車線に居た車(その時は軽とか普通車に見えた)で、僕がのこのこ左に出て行ったので右車線に移ったものの、前の車(高齢者らしかった)が遅くて追い越せずにイライラして鳴らしたのだろう。そうだったら申し訳なかったが、そのワンボックスは遠かったし遅そうに見えたのだ。まあ、お互いに運が悪かったんだろう。。。

冷たい物が飲みたかったのだが、その公園にあった自販機の飲み物はホットコーヒー以外は全部売り切れという寂しいありさまだったので、とりあえず、自販機を探して出た。少し走って7-11にたどり着いた。この辺りは道が複雑な感じだ。あと、群馬も栃木同様、運転は荒い感じだ。

昼食に7-11のコールスローサラダと冷しラーメン(牛骨醤油)を車内で食べた。ラーメンは麺は今ひとつだが、冷えたスープが意外においしかった。珍しいことに、7-11の冷たい麺はそれしか残ってなかった。自販機といい、暑かったせいだろうか?

造園業者の若い人(十代の顔だった)が、トラックの助手席で大きなカップ焼きそばを食べていた。今は僕も昼は外に出るのが億劫なことがあって、そういう時はカップ麺などで済ませているので、気持ちが分かる。

この頃から急に曇って来て、雨も降り出した。ただ、食べたら気分が盛り返して来たので、とりあえず本物の公園に行ってから帰ることにした。少し走ったらその公園らしきものがあったのだが、うっかり通過してしまった。引き返そうと思っていたら、うまい具合に別の駐車場があった。そこは、漁協がやっているらしい休憩所釣り場があるところだった。

桟橋がぐるっと伸びていておもしろいのだが、釣り客以外は立ち入り禁止だった。まあ、僕はこういうのが怖い(いかにも板が腐っていて、抜けそうではないか・・・)ので、禁止でなくても入らなかったとは思うが。風のせいか外はすごく寒かったので、休憩所で飲んだホットコーヒーがおいしかった。置いてあった案内の紙を見たら、公園の方に白鳥が居るらしかった(思い違いで、実際には公園の反対側(ガバ沼)だったようだ。しかも、時間・時期的に見るのが難しそうだった)ので、ちょっと歩いてみることにした。

公園は広々としており、なかなか気持ち良かった。ウッドチップの散歩道がいい感じだった(ただ、全部がそうではなかった)。この頃にはまた日が出て来て暖かく(暑く)なった。少しだが、大きな野鳥も居た。池で獲物を捕るところも見られた。白鳥かも知れない白い鳥も遠くに居た。

いろいろ見られて満足したし、充分歩いたので、帰ることにした。この頃、なぜか、ショパンのポロネーズが頭に浮かんだ(彼の曲は、ピアノ協奏曲以外はほとんど聴かないのに)。後で調べたら、「英雄ポロネーズ」(ポロネーズ 第6番)だった。これの出だしは派手で、そのせいか、いつもは聴くことがないのに、なぜか浮かんだ(なお、浮かんだのは出だしでなく、その後のメインの部分だった)。

帰宅後、手持ちやSpotifyで聴き比べたら、ルービンシュタインの(ライブ、初出年は未確認)が一番好みに合っていて、彼以外(例: アシュケナージ、ポリーニ、アルゲリッチ)は、なぜか余りピンと来なかった。ただ、Rafał Blechaczの(2010)の音は実にクリアで良かった(やっぱり、ルービンシュタインの迫力には及ばなかったが)。

以前から、ルービンシュタインのショパンがSpotifyのDaily mixで掛かるたびに「いいなあ」とひかれていたので、彼のショパンには何か特別なものがあるのかも知れない。

帰路は行きよりずっと混んでいた。特に、小山市の前後がキツかった。そっちに向かったのは失敗だった。ただ、行きと同じ道はおもしろくなかったし、293号で葛生を通るとセメントの埃まみれになって嫌だから、なかなか道がない。素直にナビの言う通りに50号と4号バイパスを通る(50号を通らず、バイパスでない4号を通って失敗した)か、行きの道を戻れば良かったのかも知れない。

宇都宮市に入った頃、タイヤをハの字(「鬼キャン」)にしている馬鹿の実物をおそらく初めて見た。タイヤを傾け過ぎているせいか、タイヤの底面がバイクのように丸くなっていて、それでもいいと思っているところがアホ丸出しだと思った。趣味だから別にいいけど(危険ではあるが)、本当の鬼キャンは四角いタイヤの角を使うものではないのか? 見せるだけでなく、走りこむと丸くなってしまうのか?

今回も、何年も住んでいるというのに、宇都宮市内の道は家の近くの散歩している辺りに行くまで、どこをどう通っているのか全然分からなかった。そのせいで、途中でちょっと早く右折して変な道に入ってしまった。

家の近くは危険なのでゆっくり走っていたら、軽が後ろにぴったり着けて来て鬱陶しかった。小物ほど煽ったり無茶するから嫌だ。とはいえ、途中で中型トラックや営業のワンボックスもぴったり着けて来たし、逆に、行きに黒のレクサスやレジェンド(アコード?)が予想外に丁寧に走っていて感心したから、車でなく運転者が小物ということなのだろう。それなら当然だ。

小物といえば、行きに最小・最安のアウディが煽って来たり・左右にうろちょろして意気がっていたのが笑えたw

帰りは県内でも雨が降ったり止んだりしていた。春のせいか?

18時頃、何とか無事に帰宅した。いつも同様、予想以上に長く乗って、とても疲れた。8時間近くも出ていたというのに距離は200kmにもならなかったので、ガソリンは余り減らなかった。散歩を90分近くしていたのは大きいのだろう。

今回は休日かつ出るのが遅かったため、道が混んでいたうえに変な車が結構居て、それほど気持ち良くは走れなかった。ただ、平日の朝は通勤の渋滞に巻き込まれる可能性があるし、そもそも、行く気になる日と調子がいい日、更に、天気のいい日がなかなか合わないので、気分良くドライブをするのは意外に難しい。

約146km、7.5時間。
IXY Digital 3000ISで撮影。

 

PS. 先日、Operaから切り替えたFirefoxが実は駄目だった。埋め込み動画を切ったはずなのに、なぜかダウンロードしたようで、起動し(て自動的に前回のページ(このブログ)が表示され)ただけでモバイルデータを3MBも消費した。しかも、そのせいか、表示がすごく遅かった。がっかりして、ドライブの気分をスポイルさせられたので、その場でOperaに戻し、帰宅したら速攻でFirefoxを削除した。

  •   0
  •   0

昨日だったか、車関係のまとめサイトで「【悲報】中国で製造されたアウディの車から有毒物質 白血病など健康被害が続出」という記事(→ 元の記事)を読んで驚いた。その記事では、車に瀝青が使われているために健康被害が出ていると書いてあった。

なぜ驚いたかと言うと、僕のPCケースは防振・防音性を高めるために、内側に瀝青のシートを貼付しているのだ。有害なのなら、至急剥がさなければならない。何年も前から軽い咳が出て治らない(原因不明)のは、このせいかとも思った。それで、まずは瀝青(= アスファルト)の有害性について調べた。

瀝青は、国際化学物質安全性カード(ICSC)の「アスファルト (ICSC番号: 0612)」に載っている。以下に主要な項目を転載する。

  • 一次災害/急性症状: 咳、息切れ。
  • 長期または反復暴露の影響: この物質のフューム※は人に対して発がん性を示す可能性がある。
  • 予防: 身体への暴露: あらゆる接触を避ける!
  • 暴露の経路: 体内への吸収経路: フュームの吸入。
  • 吸入の危険性: 20℃ではほとんど気化しない。しかし、拡散あるいは加熱すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。
  • 許容濃度: (記載内容を見ても危険性が判断できないので省略)
  • 沸点: > 300℃

※フューム(fume): 融解した物質が酸化などの化学反応や揮発によって核となり,気体状大気汚染物質が凝縮してエーロゾルとなったもの。 ミスト(mist)、もやのこと。 (コトバンクの表記を若干修正して転載)

IARC発がん性リスクでは、瀝青(Bitumens, occupational exposure to oxidized bitumens and their emissions during roofing))※は「グループ2A(ヒトに対する発癌性がおそらくある (Probably Carcinogenic)、化学物質、混合物、環境)」だ。

※英語の定義は酸化物に長時間接している場合や屋根からの放散のようだが、和訳がないのでそのまま載せた。また、グループ2Bと3にも瀝青は挙げられているが、違いは良く分からない。

確かに瀝青は発がん性物質(正確には発がんのリスクがある物質)で、接触を避ける必要があるようだが、僕の見解は「大きな問題なし。対処は保留」である。というのは、ICSCにあるように、問題になるのは吸入した場合だが、沸点が非常に高いことを見て分かるように、常温ではほとんど気化しないし、気化するほどの高温にもならないし、機械的に接触する動く物(例: ファン)のようなものはないから、(削れて)拡散することもないからだ。可能性があるとすれば、作業時の蓋の開閉やHDDなどの微妙な振動で擦れて削れて粉末が放出されることだが、余り大きな影響はなさそうだ。

それから、ある記事(書き方がミスリーディングで、危険なように見えるが実際には違う)にあったのだが、カリフォルニアの先住民族がしていたように、飲料水を瀝青で覆った容器に入れておいても健康上の問題になるほど溶け出さなかったという結果もあるから、瀝青は充分に安定だと考えられる(水に溶けないなら、常温の空気にはもっと溶けないだろうという論理)。

また、IARCによれば、瀝青と同じグループ2Aには赤肉や紫外線A,B,Cやディーゼルエンジンの排気ガスのように、瀝青以上に日常的に接している物質があり、本当に発がんのリスクを減らすなら、そっちを何とかする方が先※だろう。それ以上に、グループ1のアルコール飲料や加工肉を飲食していたら、瀝青のことなど気にしてもしょうがないはずだ。

※実は、ここには論理の飛躍がある。危険が発現する瀝青の濃度・量と肉や紫外線や排気ガスの濃度・量を比較しなければ、どちらを減らすべきかは分からない。(が、どう考えても後者の方が接する量が多いので、可能性が高そうだ)

余談: (ストレスによる)発がん性、いや、健康被害という点では、「(日本の)満員電車に乗って通勤する」とか「日本企業に勤める」とか「(今の)日本で暮らす」というのはかなり危険だと思うのだが、幸い(幸か不幸か?)、IARCには載っていなかったw

実は、その防振シート(これだったか、その中身だったか)を買ってケースに貼る時(十年近く前)に、見た目や手触りや臭いがどうも変(危険な感じ)で、材質が「瀝青」と見慣れないものだったから、調べてみて「問題ない」という結論になったはずだ。そもそも、瀝青(= アスファルト)は道路の舗装に使われているので、もしすごく有害な(少ない量でも被害が出る)のなら、世界中で健康被害が出るはずだが、そんなことはない(実際には出ているけど、誰も関連付けていない・影響が大き過ぎるので隠されている可能性はあるが、そこは分かりようがない・・・)。

発端となった記事の原因の可能性としては、訴えた人や記者が瀝青とコールタール(IARCではグループ1(ヒトに対する発癌性が認められる (Carcinogenic)、化学物質、混合物、環境); ICSC)を混同※しているとか、実際には別の有害物質が使われているとか、単なる言い掛かりやデマだろうかと思う。

※記事中の「瀝青からはベンゼン、ベンゾピランなどの発がん性物質を放出する」というところは、コールタールとの混同を伺わせる(僕の調べた限りでは、瀝青にはベンゼンの類は含まれてないので(→ 参照))。

そして、上に「論理の飛躍」と書いたような、良くある「猛毒、*は食べてはいけない」とかいうセンセーショナルな記事を思い出した。そういう記事は、たいてい、危険になる使用量をぼかしているか、明記してもそれと日常生活で摂る量との関係をぼかしている。通常の使用量では全く問題ないのに、動物に大量に使用したら害が出たことをもって、普通に食べるだけでも「危険」と言っていることが多い。この論法で行けば水も有害なのだが、そこはどうなのだろうか? (確かに、浄水器とか水素水だの電子水なんてのはあるが、これはそれとは次元が違う。「水そのものの大量摂取が有害」という話なので、そういうもので無害化するのは無理だ)

結局、僕はその記事はデマだと結論付けたが、こういうのを真に受ける人も結構居るからなかなか難しい。今回は(まだ?)それほど大きく広まっていないが、こういうのが「*は危険、使用停止を!」ブームとか不買運動とか、いわゆる風評被害になるのかも知れない。ただ、だからと言って、危険と騒がれている物・安全性が疑わしい物がすべて問題ないとも思えない。震災で放出された放射性物質も豊洲市場の残留物や黒い粉塵の問題も、本当に危険なのかそうでないのかは、自分で調べてみないと分からない(し、危険だとしたってどうしようもない)。

更に、たとえ安全だとしても、必ずしも「安心」にならないところも難しい。後者は、簡単に言えば気分の問題なので、自分で納得するしかない。そして、不安を感じ続けることで本当に健康被害が生じる可能性もあるから、「気のせいです。はい、クレーマーは帰った帰った」と無碍にもできない。

実際、僕も、昨日まではなるべく早くPCケースの瀝青を除去しようと思っていたくらいだし、今でも、「大きな問題なし」と結論付けたにも関わらず、(優先度は低いものの、)除去したい気分はある。というのは、防振・防音の効果に疑問がある(元々そんなにうるさくないから不要なのでは? / 貼っていれば少しは効いているのでは= 気分の問題)ので、わずかにでも危険性があるなら、なくてもいいと思う(これも気分の問題)からだ。ただ、当時、かなり念入りに貼ったので、剥がすのはかなり面倒そうだから、実際にはやらないと思う。

結局、安心の問題を解消するには、まずは、危険性に関する正確な情報を出し、客観的に問題がないのであれば、丁寧に説明して※納得してもらうしかないと思う。

※ここで大きな問題なのは、ゴマカシが入る余地が大いにあることだ。説明する側も聞く方も専門的知識がない上に、説明する方は大抵恣意的で、言葉・文言自体は正しいので嘘とは分からない嘘を言っていることが多いし、「丁寧に説明する」と言っただけでそうしたつもりになるおめでたい輩が居る。そのうえ、聞く方にも問題があって、懐疑的なうえに単純明快に1/0(「安全かそうでないか」)に帰着させようとするから、話がまともな方向に進まない。

最後に、個人的な意見だが、いろいろ納得できないことは多いにしろ、諦めることも重要だと思う。もし、すべての健康被害のリスクを避けたいなら、文明から切り離された人里離れたところに一人で暮らすとかしかなさそうだが、それだって、熊や虎や蛇などの野生動物に襲われたり、自然の毒(毒草、毒キノコ、普通の野菜に含まれる毒成分など)で被害を受けるリスクはあるし、それ以外にも紫外線からは逃げられないだろうし(洞窟の中で??)、そもそもそういうところでまともに暮らせるかは疑問だし、それで生き長らえる意味はあるのかと思う(いや、病気や怪我になっても診療してもらえないから、却って寿命は短くなるだろう)。

逆に、身の回りにいろいろなリスクはあるにせよ、それがあってもなくても、いつどのような原因でどうなるか分からないのだと割り切って、精神的なイライラを減らしたい。でも、誤魔化されたり無知なために理不尽に被害を受けるのは嫌だから、こういうふうに、ちゃんと調べたり考えたりはしたい。

  •   1
  •   0